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ワンモニさんでの山ほおずきジャムのことなど

10月なかばにりんごタルト販売開始してからというもの、おかげさまで何だかずーっと目まぐるしい日々で、先週13日ワンモニさんでのジャム販売会終えてやっと一息~。
と思ったら、ワンモニさんでのレポもアップしないままにもう金曜日!1週間が束になって過ぎていく。各駅停車の鈍行列車に乗ってるつもりなのにいつの間にか新幹線に乗ってたみたいな感じ。気持ちが時の流れについていけてない。
13日ワンモニさんでの販売会にご遠方からはるばるお越し下さった常連様と「先週の鈴家さんでの販売会にもいらして下さったのにフットワーク軽くて素晴らしいですね!」「緊急事態宣言中は私も遠出を控えてたから、天気がいいとどこか出かけたくなりますよね!」とウキウキ笑顔でお話してたけど、終了後帰宅してしばらくたってから、鈴家さんでの販売は先週ではなく2週間前だったと気がついた(汗)1週間前じゃなく2週間前ですよ杜屋さん!とつっこまれなかったのはお客様のご温情だろう(失礼しました!)
1週間前は何してたんだっけ?えーっと、そうだ浜松のお客様宅数軒へりんごタルト配達に行ってついでに都田のドロフィーズキャンパスに足を伸ばしてたんだった。工房ひきこもり仕事ずくめで全然遊びに行ってないわけじゃないのに、次の日にやることがあるとその仕込みや準備もあるからなかなか気が休まらないな~と思いつつ、オットはひとりで隔週ペースで長野畑に行って木こり作業肉体労働をし、その足で長野から奈良の実家へ親の様子見に行って、ワンモニさんでの販売日前日夜に帰宅。もはや大型トラック運転手並みの走行距離。車中泊用布団などの荷物を全部車から出してワンモニさんでの販売グッズを積み込んで。我がオットながらほんとよく働くな~。でも働いてる以外の普段は昼寝してるかアニメ動画見てるアニオタ。(←と書くと怒られるな)



それはさておき、ワンモニさん店頭でのジャム販売会も6月、8月に続いて11月13日が3回目。正確に言えば、2年前2019年の秋に初めてやらせて頂いたのでこれが4回目。あの時は困るほどたくさん採れた山ほおずきのジャムを何とかして販路を開拓したい一心で、ワンモニさんのご厚意で試食販売会というイベントを企画して頂いた。
2年前の時に初めて山ほおずきジャムご購入下さったお客様が先日もいらして下さり、すでにワンモニさん委託販売分の山ほおずきジャムをご購入下さったとのことで「今年の山ほおずきジャムは2年前よりもおいしくなってる気がするけど何か違うんですか?」とお話して下さった。「違いにお気付きですか!実は私も、今年の山ほおずきは今までのよりおいしいと思ったんですよ~!」
ジャムの作り方や砂糖の量は全く変えてない。しいて言えば、山ほおずきの栽培時にビニールマルチで地面を覆うのをやめたこと、採取保存した種で育てた苗ではなく、こぼれ種で自然発芽した苗を主に育てたことだろうか。生果実はとても香りがいいのだけど、ジャムに加工する時、加熱初期にちょっと独特のトロピカルフルーツ香がきわ立つ。それが以前よりフルーティーな香りになったような気がする。サクランボっぽくなったというか。反面、以前のちゃんと苗を仕立ててビニールマルチを使って栽培してた頃に比較すると、果実のサイズがひとまわり小さい。その分収穫や皮をむく手間は倍増。実が小さくなった分味わいが濃縮されたのだろうか。それにしてもお客様から2年前の味と比較したご感想頂けるとは何て嬉しいこと!
もうひとつ印象に残ったこと。山ほおずき初めてというお客様に生果実を一粒ご試食頂いたら「昔、畑で露地栽培していた苺のような味がする」「甘味酸味だけじゃなくていろんな味がする」とご感想頂いたこと。生果実は梨やプチトマトみたいな味ですね、というお声が一般的。今どき昔ながらの自生に近い苺の味をご存知の方は少ない。ハウス栽培で冬が主流の現在の苺とは違った、自然のままの苺の味というのはこの上ない褒め言葉。こういうお客様のダイレクトなご感想を頂くのも対面販売ならではの醍醐味で、とても嬉しかったです。




山ほおずきジャムは通常のプレーンなタイプの他、13日ワンモニさん販売会でのスペシャルとしてスパイス&ハーブミックスのアレンジバージョンも作ってみました。こちらは生ジャムが早々に完売し瓶詰めタイプも最終的に残りわずかに。私の一番好きなカルダモンをはじめとした有機スパイス3種(カルダモン、シナモン、クローブ)と自家栽培のローリエと、同じく自家栽培今季初収穫の生姜を少々。それに国産ラム酒をわずかに加えて煮詰めたジャム、名付けて魔女レシピ。大きな鍋に様々な薬草を入れてぐつぐつ煮ている魔女のイメージだけど、実際夜な夜なジャム作りしてる様はあながち外れてないかと。とは言っても新作ラベルの上方にちっちゃく「魔女レシピジャム」と書いただけだけど。これもご好評頂いたのでもう1回くらい作りたいところ、、手が空いたら、、、


山ほおずきの生ジャム、そしてカフェおやつメニューりんごの焼きタルトあります!と黒板に書いて店前にどーんと置いていたのだけど、あろうことか私、生ジャムもりんごタルトも早々に完売したのに、完売しましたと明記するのをうっかり忘れてた(汗)。店頭で黒板ご覧になってお店に入ってりんごタルトオーダーしようと思ったけど売り切れだった~というお客様には残念な思いをおかけしてしまい申し訳なかったです。普段ホール販売のみのりんごタルトをカットで食べられるこの機会を狙ってお越し下さったお客様も複数名様。「ホールで注文するとひとりで食べ過ぎちゃうから」とのこと。なるほどー!
13日のワンモニさんで販売したのが最後の紅玉オンリーのりんごタルトでした。現在はグラニースミス(酸味強めの青りんご・紅玉同様長野県産減農薬栽培りんご)を使って作っています。このところ多いのが「東京など県外に住む子供や孫が遊びにくるからみんなで食べようと思って」と、りんごタルトホールをご注文下さるパターン。お盆中など緊急事態宣言渦中は県を越える移動自粛モードだったから、今やっとのんびり家族集まってお召し上がり頂けるって平和なんだと思います。それにしても、お子さんが東京にいる方ってやっぱけっこう多いな~リモートで働けるならみんな静岡に戻ってくればいいのに~(←他人事)

さて、お次はおなじみ自家焙煎珈琲豆店「鈴家」さんでの出張販売会。このところ月1回ペースでやらせて頂いたのですが、次回は変則的に12月12日第二日曜日にやらせて頂くお願いをしました。時間は前回同様11時~15時。今はまだ日中陽射しが当たると暖かいですが、12月もなかばになるとさすがに冷え込むと思いますので、どうぞ寒くない恰好でいらして下さい。鈴家さんご自宅デッキのところで出店させて頂くのでモロ風が吹き抜ける野外です。でも屋根があるだけでめっちゃありがたいです。雨や雪降りませんように~。さすがに静岡で12月に雪はないか。な?

★杜屋出張販売のお知らせ★

◆12月12日(日)11時~15時自家焙煎珈琲豆店「鈴家」さん
(磐田市福田181-2)
・自家栽培果実や秋ジャム各種と焼き菓子


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★杜屋のジャム・マーマレード現在庫状況★

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13日(土)はワンモニさんでジャム販売会です



今週末13日土曜日はいつもジャム委託販売でお世話になっている磐田市のワンモニさん店頭でジャム出張販売させて頂く予定です。
前回8月の時はちょうどコロナ激増期だったので、集客宣伝・試食提供もはばかれましたが、あれから3か月経ちこんなにコロナ指数激減するのが正直意外に思いつつも、後ろめたさなく出店できるのがありがたいです。今秋大人気の山ほおずきジャムをメインに、ブルーベリーやグースベリーなどのベリー系、ルバーブ、グアバ、ローゼル入りりんごジャムなど自家栽培果実のジャム中心に持っていきます。ワンモニさんのパンとあわせてお楽しみ下さい。
山ほおずきジャムは定番のプレーンなタイプの他、有機スパイスと自家栽培無農薬ハーブミックスのアレンジバージョンもちょこっとだけ作りました。蜂蜜のような山ほおずきの滋味に様々な香り織りなしお菓子みたいな味。希少な個性派ジャム達はまずはスプーンですくってそのままペロリ。チーズに添えてひと口おつまみスイーツにも。

また、当日はワンモニさん店内カフェで杜屋のりんごの焼きタルトをおやつメニューとしてオーダー頂けます。(りんごタルトのみテイクアウトは不可・カフェ利用の際はランチやドリンクなど1オーダーお願い致します)りんごの焼きタルト1ホール注文は出来ないけど杜屋のインスタ見て一度食べてみたいと思ってた!という方はこの機会にぜひ☆



ちなみにちょうど11月6日に発売された『dancyu』にワンモニさんのパンが掲載されたそうです!祝!「ありそうでないあんこマフィン」まさしくその通りで、何度食べても飽きないおいしさ。しっとりもっちりワンモニさんのあんこマフィン、半分にスタイスして軽くトーストしてバタートッピングしてとろり溶けかけにかぶりつくとほっこり幸せ感じます。


★杜屋出張販売のお知らせ★

◆11月13日(土)10時~15時
天然酵母パンカフェ「onetoomanymornings(ワンモニ)」さん  
(磐田市豊田西之島259)
・店頭で自家栽培果実のジャム試食販売会


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「りんごの焼きタルト」紅玉バージョン終了しました!


「紅玉りんごの焼きタルト」おかげさまで今秋は過去最多数のご注文を頂きました!
11月5日までに頂いたご予約分で追加購入した紅玉りんごも全て使い切りそうですので、紅玉りんごオンリーのタルトのご注文は受付終了致します!はや!
りんごの焼きタルト自体は、今後も紅玉以外の品種のりんご(主にふじ)を使って作りますので、まだまだご注文可能です。紅玉と比較すると酸味控えめ・食感強めになります。紅玉とはまた違った味わいをどうぞ~。
 りんごの焼きタルトについてお値段等詳しくは⇒こちらをどうぞ。

去年も紅玉タルトのご注文が多かったので、今年はタルトフィリング用の紅玉甘煮を去年の倍近く仕込んだけどそれもほぼ使い切り。何で今年はぐっとご注文が増えたのだろうか?雑誌とかメディアで紹介されたわけじゃ全然ないのに初めましての方も多い。ちょっと不思議に思ってたけど、りんごタルトご注文下さったお客様とお話してたら、どうやら3名様くらいの常連様が、お友達やお知り合いの方にご紹介下さったらしい。「”インスタ見たけどどうやって注文したらいいか分からない”って友達が言ってたから、杜屋さんのHPメニューのアドレスをメールで送っときましたよ~」などのお言葉にありがたくて背筋が伸びる。
ネット通販ページでカートに入れるポチ、お支払いはクレジットカードで。というようなネット通販サイトをいい加減立ち上げようかなぁ。それにはまずヘンテコなメールアドレスを変えて迷惑メールにならないように通信システムを整えるところから始めないとなぁ。。と思いつつ、いまだアナログなやり方を続けているのは惰性と言わず何と言おう。
しかし、以前メディアで紹介して頂いた時に、初めての方や通販に慣れてない方からのご注文が続き、例をひとつあげると、代金引換便を受け取ってもらえず返品されたというかつてない事例も発生したので、手広くオープンにいつでも誰でもどこからでもご注文頂けます!というよりは、顔見知りの方からお友達に口コミで伝わる程度であまり手を広げすぎない方が自分ひとりの極小製造規模に見合ったカタチになるような気がして今に至る。こないだもメールしない、パソコン使えないというご年輩の方がお電話でご注文についてお問い合わせ下さったので、イマドキのデジタルにはまりきるよりも、顔の見える方、お名前を知っている方くらいのアナログのいいとこ取りしてる今の規模が私にあっているかも。この3週間ずーっとりんごタルトを作り続けて思った徒然。果たして今のやり方がいつまで通用するか。年明けから郵便振込手数料また改定だって。。


★杜屋出張販売のお知らせ★

◆11月13日(土)10時~15時
天然酵母パンカフェ「onetoomanymornings(ワンモニ)」さん  
(磐田市豊田西之島259)
・店頭で自家栽培果実のジャム試食販売会


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鈴家さん:ありがとうございました



10月31日鈴家さんでの販売会にお越し頂いた皆さまありがとうございました!
狙ったように準備中から雨雨けっこうな雨。今日は雨だからお客様少ないかなぁという予想に反して、開始前から多数のお客様に傘さしてお待ち頂き、お昼前にお菓子はあらかた完売。前回10月3日の時は、緊急事態宣言明け直後だからお客様多いかも!?とふんでいたらあれれと思うほど少なかったので、久々の混雑に焦りまくりでしたが嬉しい悲鳴でした。
後半お越しのお客様には「やっぱりお菓子早く行かないとないんですね~」と残念がられてしまいましたが、前回は後半までシフォンやタルトなど日持ちのしないお菓子も困るほどあったんですよ~(最終的にはほぼ無くなりましたが)


今回は旬の紅玉りんごの焼きタルトを予約販売させて頂きました。ちょっとだけ生地の余剰が出来たので、当日販売分として1台だけ作ろうかな~と思ってた前日午後、初めましてのお客様からりんごタルト注文についてお問い合わせのお電話が。「ほんとは明日鈴家さんでりんごタルトはご予約分だけの販売なのですが、1台だけ当日販売分をご用意しようかと今思ってるところで~」と言ったら「明日絶対行きますのでその1台予約させて下さい!」とのアツいお返事。なんてナイスタイミングなお電話。やっぱラッキーな方っているもんだな~と思いつつこちらも売れ残りリスク抱えず済んだのでありがたかったです。




今回シフォンケーキは丸子紅茶と和栗の2種、タルトは和栗の焼きタルト。茶色ベースで秋色満載(いつもほとんど茶色だけど)。今回の栗タルトはちょっとだけスペシャルで、生ジャムとしても販売した長野の天然山栗ジャムをフィリングにしのばせました。言われないと分からないコト。


今回のスペシャルは天然山栗の生ジャムと、山ほおずきの生ジャム、そして山ほおずきの生果実。
今回の栗ジャムは前回の地元産栗と違って、長野畑の横に自生している山栗の実を使って作りました。今年は珍しく山栗が成り年。栽培種の栗よりも風味が濃くて美味しいのだけど、なんせどんぐり並みに小さい。茹でて半分に切った山栗の中身を小さなスプーンでこそげ出す作業にオットと二人がかりで6時間。途中から飽きてオット任せにし、私はその後シロップで煮て裏ごしてペーストにする仕上げ作業を。二人の共同作業~。と言いつつ、あまりに手間かかり過ぎるのでもう二度とやらないかも(笑)
でもこういう日持ちのしない「生」タイプのジャムや、生の果実を販売出来るのはイベントならでは。山ほおずきの生果実は前回も販売しましたが、珍しい!おいしい!かわいい!孫にプレゼントしたい!などダイレクトな反響頂き嬉しいです。


瓶詰めジャムは秋の果物メインに。シンプルプレーンな紅玉りんごジャムの他、自家栽培ルバーブとりんごのミックスジャム、そして自家栽培ローゼルとりんごのミックスジャムは今回新作。ローゼルはオクラ科の野菜で、酸味が強い赤い色をした果実の外側のガクの部分を食用に使います。ハイビスカスティーというきれいな赤い色のハーブティーの原料に使われます。ちょうど今、うちの畑で育っているローゼルの枝を2,3本切って花瓶に活けて、ローゼルの実とともに並べておいたらお客様に目をとめて頂き、りんごローゼルジャムも完売!うちにはまだ在庫ありますので引き続き販売中です。


今回またしても鈴家さんのサプライズで、ポップコーン無料プレゼントご用意下さいました。この立派なポップコーン製造機械は鈴家さんの所蔵品でイベント出店の時などに使われていたそう。ポップコーンのキャラメルフレーバーは野球の楽天スタジアムで使われているのと同じものとのこと。お持ち帰り用の容器やお手拭き、そして珈琲の試飲サービスまでご用意下さり、その旺盛なサービス精神には頭が下がります。それにしてもポコポコとポップコーンが出来上がっていくのを見てるのって楽しいな~。



31日はハロウィン。当日朝出発直前この期に及んでハロウィン用オーナメント作り。白い風船を膨らませて、黒ペンで顔描いて、茶色の画用紙三角錐に丸めて帽子を作って、風船の結び目に結んだたこ糸を紙帽子の中心通して出来上がり~。ハロウィンだからといって、かぼちゃのお菓子を作ったりお子様プレゼント用お菓子を用意したりということは今まで一切やったことないけど、こういうの作るのは何気に楽しい~上から吊り下げて風にゆらゆら~。でもご来場の常連さんに「こんなかわいいもの杜屋さんが作るなんて意外~!」と言われてしまった(苦笑)。イベント終了後は鈴家さんちのお孫さんがもらってくれて一件落着~。と思ったら、帰る間際にバンっと破裂音がしたので割っちゃったかも。

さて、お次のイベントは11月13日土曜日、おなじみ杜屋ジャム委託販売して頂いているワンモニさん店頭でのジャム販売会です。コロナも落ち着いてきたので試食もご用意しようと思ってます。パン買いがてら、ジャムもご一緒にぜひ。

◆11月13日(土)10時~15時天然酵母パンカフェ
「onetoomanymornings(ワンモニ)」さん  
(磐田市豊田西之島259)
・店頭でジャム試食販売会

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