茶・菓子・果物・野菜・素材・酒・酒菜などについてのひとりごと含めた杜屋(もりや)のブログです
杜の茶菓菜(もりのさかな)
d&d京都
年末から長野→富山→金沢から琵琶湖西岸経由で奈良のオットの実家へ。
長い移動距離後に年明けは実家でのんびり。
帰路につく前に京都へ足をのばして行ってみたかったお店でランチ。
静岡市にもあるナガオカケンメイさんのお店、d&dの京都店は
歩道からあふれかえるほどの人混みでごった返していた四条河原町から
ちょっとだけ離れた場所に、そこだけ数百年前から時が止まったような
ゆるぎない貫禄でどーんと佇む古式ゆかしいお寺の中にあった。
京都造形大学の学生さんと共に運営されているというお寺の中のお店。
お寺の建物ふたつがまんまカフェとショップになっていた。中のお仏壇もそのまんま。
重要文化財クラスの建造物を誰でも入れる公な商いの場として活かす。
町と地域とデザイナーさんと学生さんと
様々な人達が力をあわせて一見有り得ないような場が形成される。
「協同」「協力」「提携」の威力をまざまざと見せつけられたよう。
難しいだろうけどおもしろそうだ。
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鬼無里周辺ちょっと寄り道
文責 杜屋オット)
ケンミンショーでやってた安曇野の円揚げをゲットしたのをつまみつつ、フラフラとオリンピック道路まで下る。
竹細工の手仕事展が旧長野県知事亭でやっているとのことで覗きに行った。
しかし気になったのは実はその敷地内にある発電所の設備展示館
いかにもという機械がでんと収まる。電子式ではなく機械のアナログ式である。
電気を引くためにみんなで共同で資金を持ち寄り自分たちで電気を得ていた時代があったんだ。
そして信じられないことに車もない頃林道を峠越えして鬼無里の裾花川まで運んだという記録。
車でさえ2から3速で登る急勾配。当時のルートはもっと厳しかったに違いない。
その山道を20km近く人力と馬で運んだのだろう。
電気に対する憧れをまざまざと見る。
そして60Hzに調整する調速機。
なんだかカエルのようで可愛い。
法多山万灯祭
7月10日、袋井市の古刹、法多山の万灯祭に行ってきた。
この日一日お参りすれば四万六千日お参りしたのと同じご利益があるというお得な一日。
かなりの車、駐車場も一杯の人ごみ。聞けば、初もうでの次に多い来場者数だという。
地元民には言わずと知れた万灯祭に行くのは今年初めて。
日が沈む前に赴き、しばしステージアトラクションを楽しんでから本堂へ向かう。
階段のところから並べられた灯ろうの数に圧倒。
しかも電灯ではなくひとつひとつ全部ちゃんとローソクが入ってる!すごい!
これだけ灯すのも一大仕事だろうな~
ローソクの灯りは電灯と違って何が一番いいかというと、
光が微妙にゆらぐのがいい。生きもののような息吹を感じる灯り。
それにしてもこれは一見の価値あるお祭りだ。どこを撮っても幻想的な絵になる。
方々でシャッターを切っているカメラマンも多数。
だんご屋さんの券売機の横で無料配布されてたガス入り風船が
あちらこちらで時たまふわりと空に浮かびゆく。
小さい子連れのご家族やじいちゃんばあちゃんまで、ゴザに座ってのんびりステージ鑑賞を楽しむ。
津軽三味線からディジュにベリーダンスと盛りだくさん。
トリを飾ったギター弾き語りとジャンベのレイニーズのライブも良かった。
弾き語りのボーカルの声が「徳永英明に似てるね」と私が言ったら
オットは「南こうせつに似てる」と言った。年代の差明らかに。
ジャズピアニカを聴きに
とんぼ帰りで神戸へ行ってきました。
ジャズピアニカ奏者として日本の第一人者であるトミー・チョウさんのホームグラウンド。
初めて訪れる町、神戸。
日中ゆるりと気の向くままに町並み散策。
17年前の大震災で大きな被害を受けたなんて知らなければ分からない位きれいな町。
情緒豊かな異人館街、震災で落下したという煙突を見て一瞬身の毛がよだつ。
てくてく歩いてたまたま見つけた「魚料理がおいしい」というイタリアンレストランでランチ。
前菜盛り合わせ・ホタルイカのトマトリゾット・デザートにティラミスのセット¥1200で大満足。
見てるだけで食欲のわく彩り豊かな前菜、程良く火の通ったリゾット、
しっかり歯ごたえがあって薄いビスコッティが添えられたティラミス、どれもとってもおいしかった。
「神戸では世界中の料理が食べられるんですよ。和洋中華ペルシャ料理にベトナム料理に・・・」
あ~~もっとゆっくり時間とって、一泊くらいすれば良かった。
トミーさんのライブを聴くためだけに神戸まで行くってどうよ?
と思ったけどやっぱり思い切って行って良かった!
オットが休みとれるか分からず、ぎりぎりまで迷ったけど、
チケットは前売りのみで完売、当日券ないですか?という多数のお問い合わせも
全てお断りせざるを得なかった、というほどぎっしり満員大盛況。
会場はトアロードという名のメインストリートに面した大きなビル。
華僑の人が建てた建物だそう。
時間に合わせて続々と集まる多数のお客様を見て「ホーム」ってやっぱりすごいと思った。
たくさんの地元ファンの人達のあたたかい眼差しに包まれて、始まる前から期待に胸高まる。
小学生からご年輩まで、幅広い年齢層に応えられるのがトミーさんのライブの魅力。
「写真撮影OK!」ってことで、最後列からパシパシ撮ったけど難しい~。
素敵なビジュアルはトミーさんのブログをご覧あれ!→こちら。
ピアニカ、キーボード、フルート、サックス、ドラムに
各種パーカッションとトロンボーンとトランペットが加わり、
幅広く厚みがありリズミカルな音楽に包まれて至福の時間。
トミーさんの軽妙なトークに思わず笑みがこぼれる。
ピアニカのトミーさんとフルートの住本さんの振り付け演奏もおもしろかった!
あそこまで接近してよく楽器ぶつかったりしないな~と思ったら
リハーサルではぶつかったり足踏んだりしたこともあったそう。
フルートとサックスとピアニカをひとりで代わる代わる演奏する住本さんの技量も圧巻。
スポット照明があたったシルエットがカッコイイ!やっぱ絵になるな~
そういやこの日はキーボード、伊川さんの誕生日とのこと。
打ち上げでのサプライズは見てるこっちが感激した。
今回のライブ、前半は宮城県のNPO法人「田んぼ」理事長の岩淵先生のトークショー。
生きものが健やかに生きるふゆみず田んぼという環境のこと、震災と復興のこと、
ここから遠く離れた宮城のことでも震災体験のある神戸の人達には間近に感じられることだろう。
昨年311の震災以後、何度も何度も宮城へ赴いているトミーさん達は
毎回岩淵理事長の事務局に寝泊まりされている。
「トミーさん達が帰ると来る前よりも部屋がきれいになっているから何度でも来て欲しい」
と話す岩淵先生に聞くところによると、震災以後何百人ものボランティアの人達が泊まっていったけど
後片付けをきちんとしてきれいに掃除していくのはトミーさん達くらいだそう。
こんなこぼれ話からもトミーさん達の人となりが見てとれる。
それにしても、トミーさんのワンダフルワールドはどこで聴いても何度聴いても心を打つ。
1年に1回、毎年この場所でのライブを長年毎回聴きにきてくれるファンの方も大勢いるそうだけど
神戸の震災やトミーさんのバンドメンバーの話を知っている方達には一層胸に響くものがあることだろう。
音楽は空中に消え、楽しかった記憶だけが残る。
ライブが終わり、ロビーでファンの方に囲まれてはじける笑顔のトミーさんを遠目に眺める。
なんか私、すごい人と知り合いなんだな~。
考えてみれば、吹奏楽器を2時間近くぶっ続けに演奏するって、
ものすごい体力、肺活量だ。酸欠になってもおかしくない。それでも終始笑顔。ライブ終了後、熱気と汗の匂いが残る会場で後片付けをちょっとだけ手伝わせて頂いた。
これだけのライブコンサートを成り立たせるための膨大な数の道具や機材、そして演奏者さんとスタッフの方々の計り知れない労力に唖然とする。
私とオットの二人でよいしょと運んでたパネルをフルート奏者の住本さんが一人でひょいひょい持ち運んでいた。音楽家の体力はハンパない。
トミーさんのホームグラウンドである神戸でのライブ。
トミーさんがいかにたくさんのファンの方に愛されているか、
そしてトミーさんがいかにたくさんの人達を楽しませ
心を癒し元気付けているかということを肌で感じた。
昨年11月26日に、うちから徒歩5分のドルチェ倉庫でライブして頂いたトミーさん。
※その時のレポは→こちら。
また今年11月3日(土)に、再度ドルチェ倉庫ライブ企画が決定してます!
前回お聴き逃した方、「ジャズピアニカってどんなの?」という方も是非お越し下さい。
「音楽の魅力を言葉で伝えるのは難しいから、まずはライブを聴きに来て下さい。
絶対損はさせませんから!」って人様には言うんですよーーと、
トミーさんのお母様がおっしゃっていた。
2012年11月3日(土)、ドルチェ倉庫での静岡ライブをどうぞお聴き逃しなく!
*時間、チケット等詳細は決まり次第またブログでお伝えしていきます。
ジャズピアニカ奏者、トミー・チョウさんのサイト
http://www.tommycho.info/jp.html
京都・工藝百職さんへ
先月の静岡手創り市でお会いした、京都の工藝百職さんへ足を伸ばしてみました。
先月末に同じ京都市内から移転オープンされたお店。
町家造りの建物の雰囲気と細い路地を入った場所の佇まいがとっても素敵。
職住一致の店舗兼住宅とのこと。こんな家でのこんな暮らし、憧れる~~。
おことわりして店内の写真を撮らせて頂きました。
店長さんのお人柄そのままの清楚でやわらかな空気の店内には
木工や陶器、ガラスの器など様々な日本の手工芸品が並んでいます。
「心地いい」とはこういうお店のことを言うのだろう。
肌になじむ和の趣き。「和風」とは異なる日本の良さ。
パートナーである木工作家、小塚さんの木のスプーンもいろんなタイプが並び目移りする。
小塚さんは、去年6月に行った「暮らしの菓音vol.3」に出展して下さった作家さん。
理にかなう「形」のおもしろさ、人が使う生活道具としての奥深さを観る。
工藝百職店長さんの商品の本質や魅力を的確にとらえて説明する文章表現力は秀逸。
ブログや手作り広報誌「百職だより」を読んでいると時間を忘れる。
以前本屋さんで働いておられたという店長さん。
「好きな本は何ですか?」とおもむろに質問してみたら、幸田文の「流れる」とのこと。
今度読んでみよう~。
ベストパートナーのお二人、和やかな笑顔で見送って下さった。
今回は奈良のオットの実家から帰る途中に京都に寄り道したけど、
大都会の京都、車は無謀であった。
次回は電車でゆるりいろいろいろ巡りたい。
それにしても旅先に顔見知りのお店があるってうれしいな。
またお会いする日を楽しみに。
手しごと器・道具 テノナル工藝百職
〒606-8397 京都市左京区聖護院川原町11-18
http://kougei100.exblog.jp/
暮らす
いつの間にやらこれでもかって位風車が林立していた。
浜岡原発手前から海岸沿いにずらり。
浜岡原発まで20kmちょっとの場所で日々暮らすということ。
こうして近くまで来てみると、やっぱりそれってどうなのかと考えてしまう。
強風による砂の造形。あるがままの自然の力。
夏の終わり
歩いて15分ほどの川原にて。缶ビールならぬ発泡酒をリュックに背負って町の花火大会へ。
大勢のお客さんだけど、広い芝生に大きな敷物を敷いてごろり寝っ転がっても
ゆとりがあるほどの周囲とのゆったりした距離感がいい。
吹き抜ける爽やかな海風。芝生がふかふかで気持ちいい~。
寝そべって見てる幸せなカップルも多数。
いつも8月の最終土曜日に開催される花火大会。
一輪ずつドン・・・・ドン・・・・・と打ち上がる花火を見てると、ああこれで夏も終わりだな~としみじみ思う。
花火の数は少なくなったとはいえ、最近はスターマインより単体の花火のバリエーションも豊富で
思わず「おお~~きれい~~」などとつぶやきつつ見とれる。
日中はゲリラ豪雨だったのでどうなることかと思ったが、
ほどよい曇天で空が暗く、ちょうどいい風が吹いていて煙が流され、ことのほかきれいに見えた。
弾ける色鮮やかな光の粒。天空に響き渡る音。やっぱり花火はいいな~。
シメのスターマインもさることながら、開始直後の1発目の大玉が圧巻だった。
ふゆみずたんぼ・生き物達
農薬を使わないせいなのか、ここだけ田んぼとして水が張っているからか、ビオトープまでもあるせいか、
ことの他多くの生き物と対面。空中をかけめぐるトンボもこの田んぼの上空だけ妙に多い。
田んぼの横にはこんこんと湧き出る小さな泉水があり、休憩時の憩いの場であった。
泳いでるドジョウを素手でつかみどり出来た。
泉水の流れ際にはクレソンがわさわさ。
田んぼで息づく泥まみれの生物。
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