goo

見つめなおす時機

せわしない1週間だった。
焼き菓子とジャムマーマレードの大口注文が複数あった。
メガネが壊れた。
銀歯がとれた。
そして今日は町の健康診断。
雇われの時は職場の健康診断があったけど、自営業の今。この節目の年を機に行ってみようと思いたった。
基本のミニドック、胸部レントゲン、胸腹部エコー、そして乳ガン子宮ガン検診。
「エコーはいいです。」と受付で言ったら「他でやると高いよ~5000円以上かかるよ。お金持っているなら今やっといた方がいいよ。」と言われたのでやることに。そんなもんか?でも胃の検診はバリウム飲むのが嫌なのでパス。
朝8時前に行って11時半頃帰宅。
問診で「若いのに健康に興味持つのはいいことね~。」と言われた。
若いって言われたの久しぶり。
お昼ごはんを食べて、1時までちょっと昼寝をしよう。それから活動開始しよう。
と思って雑誌を見ながらごろんと横になった。
強い雨音で目を覚まし、時計を見たらなんと5時。
4時間も昼寝をしてしまった。あ~あ~
私は子供の頃から体は丈夫だった。そして病院大嫌いだった。
何が嫌かというと、薬のニオイが嫌だった。
ごくたまに風邪をひいても熱が出てもケガをしても普通の病院には極力行きたがらなかった。
困った母は今思えばあやしげな薬草をせんじて与えてくれたりした。
歯医者はこと欠かすことなく通っていた。甘いモノ好きだったせいか、どうも虫歯になりやすかった。
しかし歯医者も、痛いのはもちろんあの削る音が駄目。
今通っている歯医者さんはうちの近所だが、今までかかったどこの歯医者さんよりも親切で早くて無駄がなくてとてもいい。
昨日は削る時にやっぱり痛いので麻酔をしてもらったが注射をしている時に音楽が流れるようになっていた。こういう医療機器も進歩してるのね。
メガネも早く直さなくちゃ。一層運転から遠ざかってしまう。
あ~何でこう重なるんだろう~面倒。
それにしても、親は自分だけでなく子供の体の管理もやらねばならない。
うちの親は子供の歯医者代だけで一体いくらつぎ込んでいるのだ。
家族を養って生計を立てるって本当に大変。
自分には子供がいないけど、自分の面倒見るだけでおっくうなのに。
この頃とみに思う親の偉大さ。

今週ご注文品をお届けした複数のお客様、お住まいもご要望もそれぞれ全く別々だったけれど、「杜屋」のありよう、コンセプト、方向性を今一度見つめなおすきっかけになった。
三ヶ所のお客様にそれぞれ別の内容のかなり長い文面をメールで何度かお送りすることになった。
私はどうしたいのか?何を作りたいのか?どう売りたいのか?誰に届けたいのか?
社会の中の1人としてどうあるべきなのか?
健康体あってのモノ作りの仕事。
偶然色々な出来事が重なったが、今一度体と仕事のありようを見つめなおすそういう時期なのかもしれない。

コメント ( 8 ) | Trackback ( )

テレビ

私が普段自らテレビをつけることは皆無に近い。
が、今日夕方何気なくいつもかけっ放しにしている音楽CDを止めて
テレビのリモコンスイッチを押した。夕方の静岡県内ニュースが流れる。
「静岡県民参加型の演劇「椿姫」が明後日開演です。静岡舞台芸術公園から中継ですー」
舞台芸術公園!?今月からお世話になっている静岡舞台芸術センターの拠点では!?
思わず手を止めテレビに見入ってしまった。

私は子供の頃からテレビがなくてもへっちゃらだった。
しかし三人姉弟の私以外の姉と弟は今時のテレビっ子として育った。
新しいテレビを家族みんなでお金を折半して買おうよ、
という姉の提案を、私はテレビ見ないからという理由だけで最後までつっぱねた。
そんな私が高卒後テレビ局でバイトをするハメになったというのも人生の奇縁というものだろう。
結局は私以外の家族の出資によって実家のテレビは新しくなった。
それと同時に私は実家を出て1人暮らしを始めた。
若かりし当時は「テレビ見るより本読む方が100倍おもしろいのに」
と思っていたが、今の今読書からはるか遠ざかっているこの現実。

コメント ( 8 ) | Trackback ( )

大量チュイール

チュイールのご注文を大量に頂いた。
1パック6枚入りのチュイール、天板一枚で7枚焼ける。
小さなオーブンだとこういう時はとにかく繰り返すしかない。
午後2時過ぎから先ほど夜9時過ぎまで
「生地を絞る→焼く→パックに詰める」
この作業を夕飯も食べずにずーっと繰り返していた。
絞る焼く詰める絞る焼く詰める絞る焼く詰める絞る焼く詰める絞る焼く詰める絞る焼く詰める・・・一体何回繰り返したのだ!?




かたわらの台ふきんも乾いてきた。
そろそろ集中力切れ。続きは明日。明日は納品日。
絞る焼く詰める・・・あと5回繰り返せば完了!頑張るぞー
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

プレーンビスコッティ





ベーキングパウダーを入れずに作るビスコッティ。
シフォンケーキ同様、卵を泡立ててたっぷり含ませた空気で軽い食感を出し、
棒状に焼いたのを5ミリ厚さにスライスして再度焼きます。
ビスコッティはコーヒーや紅茶に浸して食べるのが一般的ですが
杜屋のはカリッとした歯ごたえがあるのに口溶けがいいので
そのままでも食べやすいです。

静岡芸術劇場2階のカフェシンデレラさんでは、
コーヒーや紅茶にビスコッティを一枚ずつ付けて下さっているそうです。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )

ビスコッティ追加納品



静岡芸術劇場の担当の方から先ほど連絡が入った。
二階の「カフェシンデレラ」で使うプレーンビスコッティが
今日ほとんど無くなってしまったから明日の公演分を注文したいとのこと。
明日午後1時までのお届けに間に合わすために只今必死で焼成中。
(カフェシンデレラは静岡芸術劇場で公演がある時のみの営業です。)
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

李収穫



去年に続き、今年もまたひらく農園さんの無農薬李を入手。
お言葉に甘えて昨日自分で収穫させて頂いた。

大きな木にたわわに実る真っ赤な果実。
我を忘れて没頭し、すぐにバケツ一杯に。
収穫作業って何でこんなに楽しいんだろう。
今日から雨。よかった昨日のうちに頂いておいて。
コメント ( 4 ) | Trackback ( )

ネストビール



ご当地ビールのレベルはピンキリと言われるが
茨城県のネストビールは評判通りのおいしさ。
特に左側のアンバーエール。
「ローストモルトの深い味わい、ビターホップの上品な苦味」
こういう味わいのものがやっぱり私は好きなのだ。
先日たまたま見つけた酒屋で買ってきた。
値段もわりとリーズナブル。

今年もあっという間に半年すぎる。
「何でこんなに時間が経つのが早いのだ」と毎日同じことを繰り返して言ってる気がする。
1週間前に何をやっていたかすぐ思い出せないのは老化の始まりか?
毎日の出来事をメモしているカレンダーを見て、
あぁそういえばあの時はあの方の注文品を焼いていたんだなとか、
梅ジャムの仕込みをしてたんだなとか。
やっと思い出す始末だ。

忙しいのはいいことだ。
意志薄弱の私は暇になった途端張り合いがなくなって心身ともにだれてしまう。
しかし余裕を失ってはいけない。
失敗を繰り返す大元の原因はそこにある。

最近、ようやくきちんと手をかけたおかずを複数作って
夕飯時にこういうおいしいお酒やビールをゆっくり味わって飲んでいる。
1日をしめくくるくつろぎのひととき。
コメント ( 4 ) | Trackback ( )

今年の初トマト



うちの畑のトマト今期初収穫。
完熟苺とはまた違った朱色がかった赤。
赤い食べ物ってやっぱりおいしそうに見える。



こちらはうちの赤たまねぎ。
虫にかじられて無残な姿ながら可食部を切り取ってスライス。
幾何学的な均等のとれた紋様に見とれてしまった。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )

お気に入りの店・1

甘いモノ好き、ケーキ好きな女の人なら必ず最低一軒は「お気に入りのケーキ屋さん」があると思う。
かく言う私にももちろんある。
その一つが「ユーカリカシテン」
たまたまネットで検索してHPを見つけたお店。場所は三島。
去年の夏に伊豆に遊びに行った帰りに初めて寄った。

細い路地をとことこ歩いてたどり着いた先、
えっこんなところにお店があるの?という小さなお店。
レトロなガラス戸をからりと開けるとカウンターの上に
こうばしさ漂ってきそうな焼き菓子が並んでいた。
数も種類も多くはない。
いわゆるフツウのケーキ屋さんとは全く違ったたたずまい。
あぁそれでいいんだ。
種類が少なくても閉店間際に行ったらほとんど売り切れでも
それでいいのだ。それがまっとうなのだ。

クッキーやスコーン、タルト、シフォンケーキなど
素朴だけど凛とした格調を感じるお菓子。
シフォンケーキは口に入れた途端しゅわりとはかなく消えていき、
穏やかな香りが余韻として残る。
今のところ私が買って食べたシフォンケーキでは、ここのお店のが一番だ。

価格は安くはない。
オーガニックの素材を多用されているからだろうけど、
そうとは知らずに買ってもこのおいしさだったらこの価格でも納得できると思う。
毎日買うことは出来ないけれど。
例えば私のように、年に1、2回しか行かないとなったら
値段を気にせずに、たまの贅沢、たまのお楽しみと割り切って買ってしまう。

そんなユーカリカシテンさん。
今週日曜24日、イベントに出店されるそうで案内のハガキを頂いた。
「おいし9たのし9ピースフル・ライフ」
行けるかな~行ければいいな。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )

完熟梅ジャム




完熟の黄色い梅でもジャム作成。
梅特有の渋味やほろ苦味が少なく、
うちの杏ジャムをもっと酸っぱくした感じ。
色はオリーブグリーンの青梅ジャムと比べると
違いは顕著で、濃い山吹色の仕上がり。
コメント ( 8 ) | Trackback ( )

ギフト用小さな焼菓子



またまたギフトのご注文多数頂いた。
小さな焼菓子用のラベルに賞味期限日付をスタンプで押して
ひとつひとつ貼り付けるとか、
こういう作業をアルバイトしてくれる人に頼むとラクなんだろうなー
と思いつつ、人に頼むほどの量でもないので全て自分(と夫)でこなす。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

南高梅ジャム

りんごやキウイなど、流通や保存方法が進化した今の世だからこそ
年がら年中スーパーで見かける果物も多いが、そんな中でも梅はいまだに
5月末~6月末くらいしか出回らない果物の一つ。
箱いっぱいに買った梅の芳しい香りを一年ぶりに嗅ぐと「旬」っていいなとつくづく思う。

「香り」というのは記憶を呼び起こす重要なカギとなる。
なぜなら「香り」を感じる「鼻」は脳に近い位置にあるからだという。
例えば梅の香りを嗅ぐと、去年は梅ジャムを大量ギフトの詰め合わせに使ったなー
たくさん梅干し作ったのにまだいっぱい残ってるなー
去年は畑の赤紫蘇で紫蘇ジュース作ったなー
などと梅にまつわる記憶が次々と甦る。

さてさて今年も梅ジャム作成。
大粒の立派な南高梅。
果肉分が多いので種取りもラク。



アク抜きのためにいったん水からゆでてそのまま冷まし、
水を代えて、ちょうどいいすっぱみ加減になるまで水にさらす。



手でにぎって種をとり、果肉を鍋へ。
焦げやすいので絶えず混ぜながら加熱し、砂糖を加えて炊き上げる。



ココだけの話、梅ジャムって苺ジャムやりんごジャムの作れば売れる状態に比べると売れ行きイマイチなのだけど、やっぱりおいしい。
この凛とした強い酸味、レモンマーマレードから皮をとって梅ジュースと青りんごを足したような味わいのジャム、と言ったら伝わらないだろうか。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )

カフェシンデレラさんへ納品

人の縁とは妙なるもので。
先週数日間の出来事を言葉で説明するのには時間がかかるが(知る人ぞ知る)
結果として、静岡市の「静岡芸術劇場」2階の「カフェシンデレラ」さんで
杜屋のプレーンビスコッティとリンツァートルテをお取り扱い頂きました。
今さらですが、16日(土)と17日(日)の公演前。


↑お持ち帰り用のプレーンビスコッティは枚数を少なくしてお求めやすい価格に。
東静岡駅近くのグランシップの中に「静岡芸術劇場」があり、
そこでの公演がある時のみ営業、公演1時間前にオープンされるという「カフェシンデレラ」。
実際に舞台で演じられる俳優さんや女優さんがカフェを担当されるそうです。
「劇場という空間で気持ちよく時間を過ごして頂く」という何とも楽しいコンセプト。
演劇という世界に全く縁の無かった私。
これを機に、ちょっと目を向けてみようかな。

■静岡県舞台芸術センターについては→こちら。
■静岡芸術劇場については→こちら。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

自宅兼工房のありか

どうやら東海地方も今日から梅雨入りしたらしい。
朝から猛烈な雨模様。そんな中お二人の方がうちに直接注文品を取りに来て下さった。
ありがたいことこの上ない。
しかしやっぱり初めてうちに来られる方からは必ず最低2回はお電話を頂く。
あまりにもうちの場所が分かりにくいので、一発でたどり着けた方は限りなくゼロに近い。
どうやらカーナビにすらうちの場所は出ないらしい。
目印がない普通の住宅地の中の普通の住宅な上、
看板も何も出してないので説明するのも難しい。
実は私もここに嫁に来たばかりの最初の数日の間に2回ほど迷子になったことがある。
夕方、近くのスーパーに買い物に出かけたら帰り道に迷って自宅にたどりつけなかったのだ。
仕方ないのでぐるーーっと遠回りして、分かりやすい川沿いの道を歩いて何とか無事についた。
日が暮れるとなおさら分からなくなる場所なのだ。この家は。
それでもあきらめずにご来訪下さるお客様には感謝です。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )

岩手の地酒ミステリー



静岡からは遥か遠く離れた地、岩手県。
道の駅紫波レストラン果里ん亭さんのブログで知って申し込みをお願いした
「いわての地酒 SAKEミステリー 呑みくらべ」第一便到着!

南部杜氏の里、岩手県の地酒24本を6本ずつ4回に分けて味わえる日本酒の頒布会。
そのうち毎月1本はこれでしか味わえないというサプライズ瓶で楽しみも倍増。



昨日4本、今日残り2本も全部開けた。
どれもうまい!あ~幸せ。
中でも今回は「菊の司」純米の趣ある香りと味わいがインパクト大。
サプライズ瓶は女性杜氏が造ったお酒。花やかな香りと甘みで奥行きがある。

すでに残りわずか。第二回以降も楽しみだ。

コメント ( 4 ) | Trackback ( )
« 前ページ