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ルーティン

毎朝紙のノートにペンでその日のやることリストと前日の記憶を日記に書くのが日課。
近年はノート見開き左ページにやることリスト、右ページに日記を書くので1カ月に1冊ノートを消費している。
生姜ミルクティーを自分のためだけに淹れてオットも休日の土曜日に朝、工房で日記を書いてたら
いつの間にかオットに写真を撮られて杜屋フェイスブックにアップされてた。
今さらだけど杜屋FBは私ではなくオットが書いてる。
日記と言っても、昨夜は先週富山で買ってきた真鱈の卵の醤油漬けを
つまみに酒のんだら美味しすぎてのみ過ぎて寝坊した。
とかそういうしょうもないレベルのシロモノだけど
こうやってテーブルに向かう自分の背格好を見ると何だか背筋もピッとして真剣な感じ。
自分ではない他者から見た「客観視」って、不思議。

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逃げる2月

ふ。と気を抜いたらもう2月も終盤。
前回ブログを書いてからもう1週間も過ぎてる。ひ~
2月に入って立春過ぎてバレンタイン終えて
年明けから今日まで毎日柑橘処理してマーマレード作ってた。早~い。
瓶詰め在庫状況更新も滞っておりますが新たに
蜂蜜バニラ入りレモンマーマレードとシークワーサーマーマレードと金柑蜜煮を作りました。
ラベル作り次第在庫更新します。
シークワーサーはうちの庭(というか家の横の通路)に小さな木が1本ある。
酸味、甘味、ほろ苦味の三味が濃厚でパンチのある味わいに仕上がりました。
去年はシロップ状にしてドリンクベースとして使っていたけど
今年はいい感じのマーマレードに仕上がったので販売します。
しかしシークワーサーはあまりに果実が小さくて、うちの庭の大粒の金柑よりも小さくて
皮むいて果汁を手搾りして皮をナイフで千切りにするという
マーマレード共通の下処理があまりにも大変過ぎて気が遠くなった。
レモンやみかんマーマレードの5倍くらい時間がかかる。
それでもせっかく実ったのだからむげにはしたくない。
昨秋にはシークワーサーの幹をカミキリムシにかじられて木がかなり弱ってしまったので
「杜の畑のシークワーサーマーマレード」これが最初で最後になるかも。
金柑蜜煮もうちの庭と畑産。柑橘類はいずれも無農薬栽培です。

柑橘マーマレード作りの様子は主に
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被爆のマリア

被爆のマリア (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋

こないだ県外のお客様とメールで本と本屋さんの話題になった。
お互いのおすすめ本を教え合うと何故かココロの距離が縮まる。不思議な親近感。
今私がはまっている田口ランディ、この1年で地元図書館にあるのは大体読んだ。
あくまで私の趣味だけど、長編小説や対談集よりも中編、短編小説やエッセイの方が、
恋愛や色恋沙汰より社会問題を綴った本の方がおもしろかった。
広島長崎の原爆問題もそのひとつ。

子供の頃に社会の授業で知った原爆。
郷里の宮城からは広島も長崎も遠かった。親戚のいない東京以西は地理勘が無かった。
自分が生まれる前に起きた事は遠い過去のことであり
第二次世界大戦も応仁の乱も区別なく歴史上の出来事だった。
大人になって年をとるにつれ、たった70年程前に
とんでもないことがこの国に起きたのだと身をもって実感するようになった。
1年が矢のように過ぎ去り「そういえばこの前さ~」という話が4年前のことだったりする今日この頃。
つい70年程前に、今も生きてる親や祖父母の世代の人達が体験した出来事を想像すると身の毛がよだつ。
子供の頃に授業で耳にした「知識」の感覚と全く違う。

原爆が落とされる前の広島は、川の水も飲めるほどきれいで美しく活気のある街だった。
この本におさめられている4編とも、著者の等身大の言葉がとても胸に響く。
特に「イワガミ」が良かった。
意図せず失ったあまりにも多数の命の鎮魂歌。
原爆が落とされる前の広島は、第二時世界大戦前のこの国はどれだけ豊かだったのだろうか。
原発事故が起きる前の福島は、どれだけ平和だったか。
かけがえのないものを失った闇の中に見えるひとすじの光。それが田口ランディ本の魅力。
お客様にお教えした一冊は田口ランディの「ゾーンにて」だけど、
今日読み終えたこの「被爆のマリア」も良かった。
ちなみにお客様から教えて頂いた一冊、早速図書館で予約した。楽しみー。

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4月のイベント


↑イラスト画像は静岡手創り市サイトからお借りしました。

月日の流れは矢の如く。
2月になったと思ったらあっという間にバレンタインが過ぎ、
そして2ヵ月後のイベント、静岡手創り市へ出店が決まりました!
今回は、横並びのフードエリアではなく前々回と同じ池のほとりF23番に場所を頂けることになりました。
ちょっと奥まってて一見目立たないエリアだけど、
池を背後に木々の緑に包まれたとても雰囲気のいいところで嬉しいです。
おなじみの静岡小麦を使った気軽につまめる焼き菓子の他、
あたたかいジャムドリンクもご用意するつもりですので
陶芸や木工など逸品揃いのクラフトエリアをめぐって疲れたら
池のほとりのベンチでちょっとひと休みして下さい。
手土産には瓶詰めのジャム、マーマレードもぜひ。

4月9日(土)10日(日)9時~16時 静岡市護国神社にて開催。
詳しくはこちら→ ARTS&CRAFT静岡手創り市

そして4月はもうひとつ。
恒例のお隣袋井市法多山で開催されるコトコト市にも出店させて頂けることになりました。
静岡手創り市とコトコト市両方でご一緒する作り手さんも複数。久々にお会いするのが楽しみです。
静岡手創り市の2週間後がコトコト市なので4月はまた忙しくなりそうですが
今のうちに出来ることを少しずつ進めていきます。ラベル作りとかラベル貼りとか。

4月24日(日)9時~15時 袋井市法多山にて開催。
詳しくはこちら→ コトコト市

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焼き菓子ギフト



昨年末レモンマーマレード在庫切れで休止していた
杜屋定番のレモン風味パウンドケーキ「ウイークエンド」販売再開しています。
今年はご近所さんからお庭に実った無農薬レモンをたっくさん分けて頂いたので
販売用のレモンマーマレードもウイークエンド用のレモンマーマレードも
これでもか!というほどたんまり作ることが出来ました。
おかげさまでしばらくの間はウイークエンド製造休止の心配しなくて良さそうです。



ご出産内祝いギフトに「おすすめのケーキひとつと小さな焼き菓子おまかせで詰合せ」
というご注文に早速ウイークエンドを焼いてお入れしました。
シンプルなレモン風味バターケーキの表面に自家製レモンマーマレードと
レモンアイシングを塗って仕上げた甘酸っぱいケーキ、ストレートのあたたかい紅茶によく合います。

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佐藤初女さん

いのちの森の台所
クリエーター情報なし
集英社

一昨年は宮部みゆき、去年は田口ランディの著書にはまった1年だった。
昨秋、田口ランディさんと佐藤初女さんの対談集が出たと知り
佐藤初女さんの本を読みたくなって図書館にあった本を借りてきた。
弘前の森のイスキアの・・・地球交響曲の映画に登場されてた・・・おむすびで人を元気にする・・・
敬虔なキリスト教徒で日本のマザーテレサのような女性。
私が抱いていた佐藤初女さんのおぼろげなイメージはそんな感じ。

上記の本を最初から読む前にパラパラめくってみたら
家族に関する質問コーナーの一文が目についた。
「夫以外に愛する男性が現れて離婚したが残してきた子どものことを考えると苦しい」
という問いに対する
「あなたはもっと苦しまなければなりません」
という応えを見て
初女さんは、慈愛に満ちた聖母マリア様でもあり
なおかつ父なるキリスト的な厳しく強い心を持っている方なのだと思った。

この本を読んでいる真っ最中、つい数日前に佐藤初女さんが亡くなられたことを知った。
「毎日の生活そのものが祈りです」
直接お目にかかったことは一度もないけれど、珠玉の言葉の数々が胸の中を照らしてくれる。
心よりご冥福お祈りします。

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ギフトシーズン



バレンタイン以外にも続くギフトセットのご注文。
連日のマーマレード作りと併行して小さな焼き菓子いろいろ作り続けています。
ジャムだけもしくはジャムと焼き菓子の詰合せギフトセットで「内容おまかせ」の場合は
ご予算に応じて端数分やギフト箱代等ちょこっとサービス致しております。
これから3月4月にかけてはギフトシーズン。
地元町内会からも年度末の大口ギフト注文頂きましたー毎度ありがとうございます!

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ネーミング

昨夜、蜂蜜とバニラ入りマーマレードを炊きながらラジオを聞いてたら料理家の平野レミさんが
「おーさとうきみそのとうばんじゃん」という名前のオリジナルディップソースの話をしていた。
その名の通り、オリーブオイル大さじ1、砂糖大さじ1、卵の黄身1個、味噌大さじ1、豆板醤少々を混ぜただけの
どんな野菜でもおいしく食べられるソース。ナイスネーミング!
ネーミングで思い出した。
料理好きな母が自作のオカズをテレビの視聴者レシピコーナーに投稿したいから「名前を考えて」と言う。
天ぷら衣みたいな生地に刻んだ紅しょうがと塩を混ぜてホタテにからめて油で揚げたモノ、
簡単だけどおいしい。見た目紅しょうが色だから
「ほてったホタテ」でいいんじゃないのと思いつきざま告げたら
そのまま投稿し、そしてテレビに採用された。

今年はレモンマーマレードをたくさん作ることが出来たから、
アレンジバージョンも作ってみよう!と蜂蜜とバニラビーンズ入りのレモンマーマレードを作ってみた。
酸味抑えめ、甘いバニラと花やかな蜂蜜の香りをほのかにきかせた味わい。
以前、砂糖を使わず蜂蜜100%のレモンマーマレードを作ったことがあるけれど
これは砂糖と蜂蜜両方使ったので、
「はちみつバニラレモン」という名前だと蜂蜜100%砂糖不使用と間違われるかな~
「はちみつバニラ入りレモン」以外に何かいいネーミングないかな~
思えば「ほてったホタテ」も我ながらナイスネーミングだった。
こんなふざけた名前の料理が採用されるとは予想外だったけど。

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立春

このところご注文下さるのは9割方リピーターのお客様。本当にありがたいことです。
毎年今の時期に年1回ご注文下さる方や必ずケーキ1台+ジャムという方など
お名前を見ただけでお住まいの都道府県は分かるし
「あの方がお好きなのはアレ」というお好みの傾向も大体頭の中に入っている。
細くそして長く大切に続けたい、こういうつながり。
と同時に新規のお客様を開拓しないと先細りのまま忘れ去られ
いつしか消えるように廃業するだろうという不安も常に抱いている。
2011年311の震災後、それまで販売の主軸だった通販のご注文がどっと減った。
ちょうどその前年2010年に杜屋主催の「暮らしの菓音」イベントを始めたこともあり
さらに2013年以降は静岡手創り市やコトコト市など
外部イベントに出店し、通販よりもイベントにエネルギーを注いできたので

売上げ金額でも通販の割合はがくーっと落ちた。
昔やってたみたいな通販限定の企画セットをやらねばとか

品薄なバターを使わないお菓子にシフトしなければとか
玄関で売れるような態勢を整えるべきとか
暮らしの菓音イベントを続けねばとか
頭の中でいろいろぐるぐる考えると「やらねばならないとダメなのだ」
という負のスパイラルモードへ没入し、自滅の道まっしぐら。
「やらねばならない」ことなんて、なにひとつ無いのに。
朝、日の出直前の透明な紺青の空に輝く星月と
夕方、水色から漆黒の闇夜へと移り変わりゆく夕焼けを眺めていると
今この時出来ることに無心で集中する楽しさを思い出す。
今日2月4日は立春。
これからまた新しい季節が始まる。

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節分

今日は節分、明日は立春。1年の中にも1日の中にもある節目の時。



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