FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



さて、相場は今日もドル高に振れているが、現在の相場で最重要なのはドルインデクスである。ドル高テーマ継続か、再度ドル安転換か、それがまさに問題だ。
 
前回はP&Fで見てみたので、今日は一目で見てみる。一目はあまり得意ではないので、おかしなところがあればご教示いただきたい。まず現状の大局を見ると、明白にドル強気相場だ。75からの上昇で完全に日足の雲を上抜いており、P&Fでの3ボックスリバースに相当する部分の上昇が一目でも重要な動きであったとわかる。また転換線も基準線の上に来ており、遅行スパンもローソク足を上抜いている。いわゆる三役好転であり、問題なく上昇相場と見ていい。ドル売りに転ずるには、75より下(雲より下)に下落しなくてはならない。この75がポイントという点はP&Fでの分析でも等しく出るところであり、重要なところだろう。

では、ドルが頭打ちになる要素はないかと探してみると、遅行スパンが雲の上限にあたって来ていることぐらいであろう。遅行スパンは、値そのものと同様に雲で制約されることがある。77.5という現在のドルインデクスの値が重要ということになる。これからさらに上昇するとドルインデクス80が見えてくるのではないだろうか(MA200が79.5)。このあたりも注目しつつドルインデクスの行方を確認していきたい。




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さて、クリスマス休暇週となって商いも薄い状態である。とはいえ動きがあるかもしれないので要注意ではあるが。当面、ドルの動き、具体的にはユーロドルの上下に注目している。昨日のエントリーで書いたようにP&Fで数ヶ月ぶりにユーロインデクスにリバースが出ている。(コメントでよっくんさんからご指摘があったように、このユーロ買いは、過半はドル安の裏返しに過ぎない。だから、ドルインデクスでも同様になっている。今日のエントリーの図参照。昨日のユーロインデクスのちょうど逆の形で、やはり12月になってから上方にリバースしている。緑字の部分です。)つまり、P&Fで意味のある3ボックスの変化は、ドルについては数ヶ月ぶりのことなのだ。それほど一方的なドル安が半年以上継続していたのであり、また、雇用統計以来のドル高は、それを反転させるだけの力があったわけだ。
 
ここからはP&F的にはトレードは簡単になった。ユーロインデクスかドルインデクスで、3ボックス以上のドル安方向への反転があれば、ドルに売りシグナル発生(例えば、ユーロドル買い)ということになるし、それがなければ様子見でいい。具体的にはユーロドルで1.48程度(ドルインデクスで74くらい)まで行けば、かなりユーロドルの上昇は堅いだろう。そこから買っても充分なところだ。

逆にドルインデクスが上昇した場合には80を越えたら当面そこからリバースする可能性は低くなる。P&Fで一方向性の動きになるときはせいぜい4ボックス程度の反転があってからさらにその方向に延びるものであって、今の場合、ドルインデクスで75からの戻りは79が限界と考えられる。それ以上戻ったらドル安は75が当面の底だったと考えていいだろう。

以上まとめると、ドルインデクス80越えで、ドル買い・金売り、75割れでドル売り・金買いでOKだ。


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