FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



CFDをされてる方でCMC社を利用されてる方にお知らせです。メッセージボックスに今日入っていた社からのメッセージで、口座の証拠金の信託を(遅まきながら)はじめることになったというお知らせがありました。これは結構なのですが、そのために、通貨と商品と有価証券とそれぞれのCFDごとに別口座でアカウント管理をすることになるそうです。12月21日から。
 
これはいろいろやってる人には、証拠金が通算できなくなるのでちょっと面倒ですね。レバレッジ管理の面からもうれしくありません。ふだんはあまりメッセージボックスなど読まれないと思いますが、ぜひご覧ください。近々新口座の番号などが通知されてくるはずです。以上お知らせまでに。


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さて、ドル高基調が続いており、金も低落傾向である。このドル高、通常とは異なり、雇用統計の値がよかったことで、米国回復の傾向を期待したことから始まったのであった。同時に、ドルキャリーの巻き戻し、円キャリーの復活といった連想から一時大幅円安となった。これが雇用統計時の第一段階の動きである(アメリカ回復期待ドル高)

次にドル高から通常の連想で円高となり、急激に87円台までドル円が下がった。株も若干安くなった。これが第二段階の昨日あたりまでの動きだ(リスク懸念ドル高)。

さて今日辺りの動きを見ていると、ドル高の基調は変わりなく、金も下げ気味であるのだが、NYの株価先物はむしろ上げている。ということは、ドル高の性質として、むしろ第一段階の方が強くなっているという見方もできる。ドル円もとりあえず87円まで下げたところでリバウンド的(窓埋め的)上昇もあり得るところであり、このドル高の性質の評価という問題は今後重要になってくると思う。あれだけのドルの垂れ流しで、長期的に米国経済の良評価でドルが上がる理屈がないのだが、当面皆がそう思えば動くのが為替相場である。何を思ってドル高となっているのかという問題は充分に考える必要があるだろう。それによってドル円の上下も定まってくるはずである。GSRは横ばいであるが、ドル高の要因をGSRの動きやNY株の動きからさぐっていけば、今後の動きはわかってくるだろう。今の相場の中心課題は「ドル高」であり、この性質がつかめればあとの考察はついてくる、と思う。



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ドルはやや戻しているが基調のドル高には変化なし。ドルストレートは戻り売りで問題ないだろう。円方面では、ドル円は88円で膠着している。特に大きい材料がなければここからツッコミ売りはしたくない水準だ。多くの方が指摘されているように90円半ばでの週明けの窓明けが閉まるのではないかということで、ドル円には当面上昇という見方が多いようである。上下、どちらとも判断しがたい部分があるので、90円ミドルと90円からの売り玉だけ残して様子見としている。金は小さいポジションでロング、軽く銀のショートでヘッジでこれも様子見である。金については下に行く可能性が高いと考えていることは昨日も書いた通り。なお、ドバイ株式指数は今日も開始から急落して始まった(その後やや戻している)。14日のナキール社の社債償還問題がまだ片付いていないのだろう。ドバイに貸し込んできた欧州や英国の金融機関にトラブルが発生する可能性も充分にある。ポンドドルのショートは置いておきたいものである。



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