Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

海の蜂(ウデナガウンバチ近縁種)

2020-11-03 19:47:59 | 水中生物

陽光はたっぷりでしたけど北風が強く吹いた本日のやんばるです。

気温は夏日を僅かに下回るくらいでしたが、体感的にはもう少し肌寒い感じでした。

明日はさらに少し気温が下がるよう。

その後は週末にかけてまた夏日から真夏日近くまで上昇しそうな予想ですが、陽光の乏しい日が続きそうです。

冬の足音を感じる空模様だな…とか思えたり。

風は強めの北東。曇のち晴れ。

■■

蜂という昆虫をイメージするとき、一般的には二つの特徴が思い浮かぶのではないでしょうか。

一つは社会性昆虫であるということ。

すなわち、家族で集団を作り、その中に女王や働き蜂などの階層がある生活をしているなどの社会構造を備える昆虫であること。もっとも全部の蜂が社会性を持つわけではではないようですけど。

そしてもう一つは『毒』ですよね。

といってもこちらも蜂の全てが毒針で刺すわけではなく、実際に刺す蜂はほんの一握りなのだとか。しかしながらハチ毒はアナフィラキシーショックを起こすこともあるそうで、十分な注意が必要です。

とくに社会性昆虫であるアシナガバチ、スズメバチ、ミツバチは一匹が他の何かの生物に対して毒針を刺すと、そこから蜂が攻撃的になるフェロモンを発するため、他の蜂もつられて集団で襲いかかるという習性があるのだとか。

蜂の巣に遭遇してしまったときは、決して近づかず、姿勢を低くして速やかに巣から離れるようにするのがいいのだそうです。

水中にも毒を持つ生物は少なくありませんね。その一つがイソギンチャク類。

毒が強く人を刺すイソギンチャクとしては、カザリイソギンチャク、スナイソギンチャク、フトウデイソギンチャク、ハナブサイソギンチャク、そしてウデナガウンバチとウンバチイソギンチャクが知られています。

最後の2種、ウデナガウンバチとウンバチイソギンチャクの『ウンバチ』は『海の蜂』の意味なのだとか。

蜂と同じように十分な注意が必要です。

■■

さて…

〈ハナブサイソギンチャク科Megalactis属ウデナガウンバチ近縁種 Megalactis sp. 20年9月14日 沖縄島安和〉

画像のイソギンチャクがウデナガウンバチと同じように強力な刺胞毒を持つのかは知りません。

触って確かめてみようとは、もちろん思いません。

でもまあ、同じくらいに『海の蜂』だと考えるのが自然ですよね。

幼いイソギンチャクモエビにとっては、強力な守護者なのではないでしょうか。

 

 


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