「沿岸部複層都市」の夢・・・大震災の教訓

夢という言葉には、二つの意味があります
夜見る夢と、心に思い描く夢です

私が夜見る夢は、あまり面白くありません
やたらに現実的なのです

知り合いと美味しいパンを買いに行き
それを食べる夢なんて
あまりにも現実的すぎて、夢でも何でもありません

そうでなければ悪夢です
悪夢は、目を覚ましてしばらくすると、忘れてしまいます
ですから、ここで内容は思い出せませんが
とにかく、激しい夢なので、疲れます

心に思い描く夢は
私の場合、仕事の将来像が多いです
夢を追うような仕事をしているからでしょう
ただし、現在の私の最大の夢は湘南地域の津波対策です
そのための新しい都市計画です
直接には、私の仕事ではありませんが・・・

海岸通りを高架とします
住民も観光客も、そこに駆け上がり
津波が来たら、直ぐに避難できるようにするためです
その都市計画を作り、実現したいのです
ただの高架道路ではなく、歩道や広場を作り
隣接の建物から直接出入りできるようにします
いわば”２階建て”の都市を作るのです

「沿岸部複層都市」

と名付けました

２階建ての階下が津波の水に浸かっても
上階が無事ですから
人々は、そこに逃げ、都市機能も維持されます
我ながら、現実的で素晴らしいアイデアだと思っています
ぜひ、実現したいです