湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

一人になって思考力を養う・・・時間の上手な使い方

2018-12-14 14:29:20 | Weblog
昨日のブログのテーマでの私の結論は

「時間を上手に使える人は、人の話を聞くのが上手い」

・・・です

その通りなのですが、問題があります
じつは、日本人には、聞き上手は、結構多いのです
それでいながら、時間の使い方は下手ですし
お金持ちにもなれません

私は、世の、多くのサラリーマンのことを言っているのです
彼らは、皆、聞き上手なのですけれど
そして、頭も悪そうではないのですけれど
どういうわけか、ビジネスについては、平凡で終わる人がほとんどです
それがサラリーマンだと言ってしまえば、それまでですが・・・

私のみるところ、どうも、彼らには
自分の頭で考えるという”能動性”が欠けています
面白い話をしても、話しが話しで終わってしまい
自分の日常の仕事と無関係だと考えてしまいます
つまり、こちらは仕事の話をしているつもりでも
彼らには”雑談”なのです

これでは、せっかく得た情報も、生かしようがありません
サラリーマンが金持ちになれない理由です

時間を上手に使うためには
自分の頭で考える習慣を身に付ける必要があります
そのためには、自分一人になれる時間と空間を持つことです
自宅に書斎が持てれば一番いいのですが
それができないなら、自宅や職場に近いところに
落ち着く喫茶店などを見つけるといいでしょう

一人になって、何をするかと言えば
何もせず、ぼんやりと、心の赴くままに瞑想するのもいいでしょう
色々なことが、頭に浮かぶはずです
ノートかタブレットに、それを書き付けるといいです
自分なりのオリジナルな発想が出てくるかもしれませんし
自分の考えだと思っていたものの大半が
実は、マスコミや世間から吹き込まれたものであることに気付くかもしれません

目的も無く書店に入り
雑誌のページをパラパラめくっていると
興味の湧く記事に出合うことがあります
そこから趣味の世界が開けてくることもあります
あるいは、政治や経済、歴史について
自分の固定観念を打ち破る言論に出合うかもしれません
そんな経験を重ねながら
自分なりの”思考”ができるようになっていきます

どんなに、時間を効率よく使っているつもりでも
自分なりの考えというものが無い人は
冨と無縁の人生を過ごすことになるでしょう
喫茶店でぼうっとしたり、書店を覗いたりする
一見、時間の無駄のような行為が
時間を有効に使うための重要な要素となったりするのです




コメント
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