湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

ヒューザーも被害者・・・耐震偽装事件

2008-03-27 14:44:48 | Weblog
耐震偽装事件の被害者とは誰でしょう
いうまでもなくそれは
耐震強度の不足した欠陥マンションを買わされた一般ユーザーです

ならば、それらマンションを売った
小島進社長の経営していたマンション販売会社ヒューザーは
加害者なのでしょうか

とんでもありません、彼らもまた被害者なのです
彼らは、自分達が売っていたマンションの耐震強度が
法律の要求を満たしていないことを知りようがありませんでした

国家資格である一級建築士の資格を持った設計者が設計し
国が認可した検査機関が確認し
その設計通りに、建設業の免許を持ったゼネコンが建設したマンションを
エンドユーザーとの自由契約に基づき販売したのです

耐震偽装事件でヒューザーは倒産し
小島社長は、一代で築き上げた会社を失い、社会的信用も失いました
彼もまた被害者なのです

報道で見る限り、小島社長に法的落ち度があるとは思えません

彼が詐欺罪で告発されたのは、最後に売ったGS藤沢の引渡し時点で
すでに耐震偽装に関する情報を得ていたにもかかわらず
引渡しをしたことが”詐欺”に当たるとされたらしいのです

ちょっと待ってください!

本当に耐震偽装が明らかであったなら
ヒューザーではなく、行政が引き渡しの差し止めをすべきです

完全に合法的な契約を
”噂”と区別のできない”情報”によって契約履行を拒否すれば
これは契約違反となります
それこそ”詐欺”になってしまうではありませんか
コメント
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