湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

浅田真央と母親の匡子さん・・・アスリートとコーチ

2008-03-25 12:27:02 | Weblog
浅田真央選手が、コーチのいない状態で
世界選手権に優勝したことは、一種の偉業です

コーチのいないトップアスリートというのは
現代では、通常ありえないのです
技術やトレーニング方法が発達した現代では
プロフェッショナルなコーチでなければ
トップアスリートは育てられないからです

いくら天才浅田真央といえども、例外ではありません

浅田真央選手には、世界選手権の時点では、コーチはいませんでしたが
少し前まではアルトゥニアン・コーチがいました
アルトゥニアン・コーチと師弟関係を解消した後は
実際には、お母さんが彼女のコーチ役だったのです

浅田真央選手の母親の匡子さんは
片道40分をかけて、名古屋市の自宅から豊田市の専用リンクに
浅田選手を車に乗せて送り迎えを続けました
しかし、彼女がしたことは、それだけではありません

産経新聞の今村編集委員によれば
匡子さんは、スケートの技術について
ビデオや本を見たり、連盟の強化スタッフなどに聞いて、とことん勉強し
コーチに成り代わって、分かる範囲で、浅田選手の相談相手になっていたのです
エッジワークやスピンの微妙なところまでアドバイスできたといいます

お母さんの匡子さんは
浅田選手の事実上のコーチといって差し支えないと言えるでしょう

そして、このような話は、スケートに限らず
多くのスポーツのジュニア選手に共通することなのです
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