湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

今後の課題としての国境警備-イージス艦「あたご」の事故10

2008-03-17 19:22:24 | Weblog
自衛隊の艦艇と民間の船舶が衝突した場合
何を優先するかという・・・原則を定めましょう
それは、非情に明解なことです

人命です

人命救助こそ、最優先事項なのです
特に日本の領海内では、それ以外の優先事項はありません

自衛隊艦艇の優先原則も確立しておく必要があります
現実には、民間船舶は自衛隊艦艇を避けて航行しているようです
だからこそ「あたご」の艦長は日本近海で自動操縦にしたのでしょう
20年間、この種の事故が発生しなかった理由です

現実に、すでに確立しているルールを追認するだけです
ただし、人命尊重のルールは確立していませんから
事故発生時の人命救助優先の原則を併せて定めなければいけません

秘密主義からの脱却も必要です

総理大臣と国防大臣への連絡を最優先としなければいけません

自衛隊艦艇には
国防上の秘密とは別の、一般的航海記録を義務付ける必要があります
これは事故発生後速やかに公表することを義務付けます
もちろん捜査資料としての提出も義務付けます

また、自衛隊と漁民の相互の信頼関係を築く必要があります
北方領土や竹島、尖閣諸島近辺の警備も、その一貫として
海上自衛隊の任務とすべきです

漁船を含む海難事故の救助や捜索に、海自が全面的に協力することも必要です
勿論、漁民に限らず、全ての海上輸送関係者との関係も重要です
海自には地道な努力の積み重ねが求められているのです
それは、自衛隊の本来の任務をはっきり具体的に示すことです
自衛隊の本来の任務とは・・・日本国民の生命財産を守ることです
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