湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

偏向は消えない

2007-01-30 12:10:25 | Weblog
マスコミの偏向なんて、青臭い話題を、私は飽きもせずします
気になって、気になってしようがないからです
皆さん平気なんですかね~

ただ、最近思うのですけど、そんなことはどうでもいいというのが
大部分の人々の感情なのだろうということです

人は新しい情報を受け入れるのに苦労するものです
すでに知っていることを再確認する方がずっと楽ですから
だから、どんな情報が入っても、処理の仕方は同じ
答えはいつも同じ
何を見ても、何を聞いても・・・
何も見ない、何も聞かないのと同じ・・・になってしまう・・・

だったら、わざわざ自分と違うものの見方や考え方を
ことさら受け入れなくていい・・・となるのでしょう
私自身がそうですから

ただし、私には仕事があります
こればかりは、固定観念は危険です
仕事に関しては、経験は重視しますが、固定観念は警戒します

新聞の偏向にしても
長い期間、一定の傾向の記事が
読者に受け入れられていたということでしょう
その傾向が修正されないのは
いまだ読者にその傾向への支持があるからでしょう
新聞が読者を育てることもあるでしょうから
相乗効果もあるのでしょう

新聞を購読しつつ批判するのは、やり方としては効果は無く
本当は購読を止めるのが一番いいのでしょう
あれも商売ですから、売れなくなれば変わるのでしょう
正しいことを書くのではなく、売れることを書くわけですから

人の考えが変わるのは、思想ではなく、現実の力なのでしょう
しかし本当はそれも怪しくて、
人は自意識を持ち始めると、すでに考え方の原型は出来てしまい
簡単には変わらないのだと思います

近代人にとっては、自分の考え方や感じ方自体が、自分自身なのでしょう
自分で自分を変えるというのは、自分で自分を否定することです
自己否定という言葉はありますが
実際には、容易なことではないはずです
コメント
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