ピアノと銘打っているが、元々合成音で作曲しているだろうから
あのキラキラした音色の楽器の名前が正確には何であるかはわからない。
んだもんで便宜的にピアノと呼んでいるだけです。
“Stay Gold”ではこのピアノの音が非常に重要な役割を果たしている。
もちろん主役はヴォーカルだが、サウンドのイメージを決定づけているのは
このピアノの方であろう。
今回は前回の天啓で書ききれなかったそのピアノの構成について
図解(というほどのもんでもないが)してみる。
主なパーツは4つある。
和:和音(じゃーん、じゃーん、という全音符で鳴らされてる音。左より。)
単:単音(和音の基音(ルート音)がぽろーん、ぽろーん、と鳴ってる部分。左より。)
分:分散和音(カタカナで書くならアルペジオ。大体真ん中らへんで鳴ってる。)
主:メインテーマ(この曲独自のフレーズ。一番印象的、かな。)
ちょっと解説。
和音というのは複数の音を同時に鳴らすこと。複数というのは3つだったり4つだったり。
たとえばドとミとソをいっぺんに「じゃーん」と鳴らすこと。
その音符の組み合わせによって「ドミソ」だとCとかアルファベットがあてられる。
んで、本来いっぺんに鳴らす音を順番に「ドミソドミソドミソ」みたいに
鳴らすのが分散和音(アルペジオ)。“順番に”といっても色々あって、
「ドミソミドミソミ」とか「ドミソドソドソミド・ドミソドソドソミド」みたいなのも
ついでに(?)アルペジオって呼ばれる事が多い。
基音というのは、その和音を一番特徴付ける音。ドミソだとドかな。まぁそんなん。
音楽用語ってのはクラシックでも聴かない限りテキトーにイメージで使ってヨシ。
でないと会話が成り立たない。(笑)
以下がその“Stay Gold”のピアノ構成。
序は序奏(イントロ)、間は間奏、
A、B、CはそれぞれAメロBメロCメロ、ついてる数字は何回目の登場か、って数、
左中右ってのはイヤホン/スピーカで左側、真ん中、右側から聞こえてくる音ってことね。
********** **********
―――左―中―右―――
序:―単―分―――――
C1:―和―分―――――
間:―単―分―主―――
々:―和―分―――――
々:―単―分―主―――
々:―和―分―――――
A1:―和―――――――
B1:―単―分―――――
C2:―和―分―――――
々:―和―分―――――
間:―単―分―主―――
々:―和―分―――――
々:―単―分―主―――
々:―和―分―――――
A2:―和―――――――
B2:―単―分―――――
C3:―和―分―――――
々:―和―分―――――
間:―単―分―主―――
々:―和―分―――――
々:―単―分―主―――
々:―和―分―――――
C4:―和―――――――
間:―単―分―主―――
々:―和―分―――――
々:―単―分―主―――
々:―和―分―――――
********** **********
各1行はそれぞれ時間的には異なる長さなので注意。
例えば間奏部は4行になってるけど、実際は他のAやBの1行と同じ長さ。
(つまり間奏部での1行は他の4分の1の長さしかない)
まぁ、実際に音を聴きつつチェックしてもらえればわかる、、、と思ふ。
更に詳しい分析はまた次回、、、いやどうしようかな、、、w
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