EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ワーナー時代の「作品第二番」のCD

2013-05-31 19:06:39 | 「作品第二番/WORKS volume2」
ワーナー時代の「作品第二番」のCD


画像①
シュリンク被せ状態
エンボス加工のELPマーク部は、
灰色で表現
バンド名等の文字はオリジナルと比較するとやや大きめ



画像②

この段階で帯はシュリンク内に格納されるのみとなり、
不要と思われる接着剤が無くなりました



画像③
プラケース裏側
アナログ盤の裏の写真は、
ペラ紙ジャケットの裏側にそのまま使用されています


カテゴリーを見て思ったのですが、
今日の段階でまだ、オリジナルアルバムの一つである、
「作品第二番」が設けられていなかったわけですね。

「作品第二番」関連のネタ初登場という事になりますね。

実は、このCDを購入した時の記憶があまりはっきりしていないのです。
時期的にはシュリンクに貼られている価格シールから、
消費税導入が決まったあたりではないかと思われます。

リリースされて間もなく購入すれば、¥2,000だったのでしょうが、
消費税が導入された関係で、価格の調整が行われた可能性があります。
シュリンクについている税込の価格が安くなっていますね。

頭脳改革等の「フォー・エヴァー・ヤングシリーズ」とは異なり、
封入してある解説は、新たに書き下ろしているものではなく、
アナログ盤リリース時の渋谷陽一さんの解説をそのまま使用しています。

しかし、
ここにおいて、今までワーナーさんが、
アナログ盤時代にはやってくれなかった試みが登場します。

それは、アルバム収録曲の「訳詞」ですね。

こんな画期的な試みが為されていた事も、
今回取り上げるまで、あまり注意していませんでしたね。

アルバム収録曲のいくつかは、
店頭販売前に渋谷陽一さんのラジオ番組で流してくれたので、
EL&Pファンもある程度の心の準備はできていたのです。
決して過大な期待はしていなかったはずです。

内容に関する感想等は、
アナログ国内盤を取り上げる時に記してみたいと思います。

以上。

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あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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2013年5月31日 yaplog!

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PICTURE DISC COLLECTIONの箱の裏

2013-05-30 09:45:02 | Emerson,Lake&Palmer関連
PICTURE DISC COLLECTIONの箱の裏


画像 ボックス裏側

これまでピクチャーボックスの中に入っているレコード盤を取り上げて来ましたので、
総まとめのような感じになる裏側のデザインですね。

写真ではよく見えないのですが、
シリアルナンバーが向かって右上の上部にあります。

あまり綺麗でないマジック書きの数字が記入されていますね。

シリアルナンバー入りの商品って、
EL&P以外のものを何点か持っていますが、
ナンバーが手書きのものは初めて見ました。

LDのボックス等などにも、
シリアルナンバー入りのものがありましたが、
印字した数字部がちょっと凹んでいて、
いかにも「刻印した」という感じでちょっとした有り難みがあるのです。

また、
誤って購入した豪華装丁のあるプログレバンドの、
ブートのボックスがあるのですが、
それでさえ、シリアルナンバーが、スタンプで刻印されていますね。

ゴージャス感のあるオフィシャルリリース物での、
「手書き」は、いかにも海外製品という感じがします。

手書きなんかでも、

「EL&Pのメンバー3人が、手分けしてシリアルナンバーを記入しました。」

なら有り難みもありますが、

誰が記入したかも解らないシリアルナンバーです。

それでも、
販売する側としては、
シール等でシリアルナンバーを付けたとしても、
印刷屋じゃない素人でもプリントアウトできる時代ですので、
箱に直接手書きをした方が、「ごまかし」が効かないと考えたのかも知れませんね。

向かって左側にあるピクチャージャケット盤面の羅列は良いとして、
向かって右側にある、
アルバムリストと曲目リストの背景にある、
初期メンバーの写真がELPマークに入っているデザインは、
昨年のTシャツで既出です。

マークの中に別の写真を入れるならともかくとして、
既出のTシャツのデザインを使い回して無理に入れなくても、
裏側のデザインとしては充分な感じだと思いますが。

以上。

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2013年5月30日 yaplog!

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EL&Pファンではないと思われるが、似て非なるマーク

2013-05-29 11:44:51 | EL&Pのロゴについて
似て非なるマーク

mixiのEL&Pファンの知人からお写真を頂戴しました。
ありがとうございます。


画像① 告知看板

漢字の「印」という文字を円に収まるようにデザインすると、
ELPマークに近いものが出来てしまうようですね。

「出来てしまう」と言ったのは、
私も過去に似たような品物を見つけた事があるからです。
最初にこれを見た時はビックリしましたね。


画像② キャラ人形


画像③
キャラ人形 真上から撮影


ちなみに「ゆるキャラ」とかいうものではありません。

「公益社団法人 全日本印章業協会」のマスコットキャラのようですね。

ただ、このマスコットキャラのてっぺんは、
印章にちなんだ字体で彫っているような感じなので、
整骨院の写真のマークのようにクッキリしたタイプではありません。

整骨院のマークの「E」にあたる部分は、
ELPマークの「E」とほぼ同じと言えますね。

これで療術指導中に、EL&Pの音楽が流れてきたら、
明らかに倣ったと言えますね。

おそらく、そんな事はないと思うので、
世の中には似て非なるデザインが存在するという事であります。

以上。

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2013年5月29日 yaplog!

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エマーソン、レイク&パーマーファーストピクチャーレコードB面

2013-05-28 10:09:59 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
エマーソン、レイク&パーマーファースト
ピクチャーレコードB面



画像 A面のバンド名を水平にして裏返すとこうなります

タルカス、トリロジーや展覧会の絵のジャケット外側などは、
表面と裏面の絵柄がつながっていますよね。

タルカス等のアナログ盤は、
ダブルジャケットなので、広げるとつながり具合が、一目瞭然なわけですが、

このファーストアルバムは、ドイツ盤以外はシングルジャケットなので、
つながり具合をひっくり返して確認する作業が必要になります。

大した話ではないのですが、
一度にその絵柄のつながり具合、全容を見る事ができない事は確かなのです。

このファーストピクチャー盤と他の全てのピクチャー盤に共通している事が、
あります。

それは、マンティコアマークの挿入ですね。

ELPマークはピクチャー盤の展覧会の絵で割愛されたようですが、
マンティコアマークだけは、どのアルバムにもあります。

マークと称するほどの大きさではないので、あえて、書く必要のない事ではありますが、

ファーストピクチャー盤のマンティコアのマークだけ、他のピクチャー盤のマンティコアのマークより、
1.5倍ぐらいの大きさがあるのです。

この差別化の理由に関しては、
ピクチャー盤をデザインされた方にしか解らないのでしょうけど。

マンティコアは現在、EL&Pのアルバムの管理レーベル程度の意味ぐらいしかないのかも知れませんが、
発売権をSONYが持ってからは、SONYのマークと並べて必ず登場します。
これらのマークは、販売関連の会社の一つの象徴に過ぎないのかも知れませんが、
マンティコアはEL&Pの歴史の中では必需品とも言える(?)ものなので、
どうしても凝視してしまう傾向が私にはありますね。

これで、盤そのものについては、一通り載せる事ができました。

以上。

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2013年5月28日 yaplog!

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アルバム 「ホンキー」 ジムコ盤CD

2013-05-27 13:54:43 | Keith Emerson関連
アルバム 「ホンキー」 ジムコ盤CD


画像① ジャケット
プラケースはベース(?)が白を使用



画像② 帯とプラケース裏側


画像③ ブックレット裏

キースのファーストソロアルバム、「ホンキー」のアナログ国内盤というのは、
リリース予定だったのが、リリースされないまま終わったのだと思います。

それに関しては、その頃のEL&Pファンクラブの会報の記述を読み直した時に、
改めて確認する事ができました。

輸入アナログ盤、
しかもプログレ系を主に扱っている販売店に足を運ぶチャンスがなければ、
キースファンであっても、「ホンキー」の音を聴く事ができなかったわけですね。

地方にいるキースファンは、
通販店にしつこく聞くなどの積極的な働きかけをしなくては、
アルバム「ホンキー」を聞かずに我慢するしかなかったわけです。

私自身、リリース時は、関東圏内に住んでいたのですが、
輸入盤店に並んでいたとしても、情報を入手してから赴いた時は、
店頭から消えていましたので、
ホンキーのアナログ盤を都内で入手したのは数年を経てからだと思います。

90年代になって、このジムコジャパンから初めて国内盤がリリースされたわけです。
地元のレコード店に頼んで入手しました。

このブックレットには、笹川孝司氏の解説が載っておりまして、
曲順と収録曲が、アナログ盤とは若干異なる説明が為されています。

自分自身では精査していないのですが、
これを書くにあたって、一度聴いてみたのですが、
ナイトホークスサントラに収録されて映画でも使用されていた、
女性ヴォーカル曲のヴォーカル無しのヴァージョンが収録されていますね。

アルバム「ホンキー」は、輸入盤等でも、英国、米国でCD化されていますが、
それによって、収録順も異なったりしている話は聞いた事があります。

私も何点か所持していますが、未開封のままのものもあるので、確認はしていません。

笹川氏の解説文には当時のキースの情報が載っているのですが、
90年に書かれたこの解説では、
まだ、EL&P復活の話は出ていないですね。

ロック・エイド・フォア・アルメニアへの参加や、
クリスマス・アルバム後のソロアルバムを制作した話等が綴られています。
(後年、チェンジングステイツというタイトルで輸入盤が発売されたアルバムを指していると思われます。)

このアルバムには、
EL&Pっぽいキースは、「ほとんどない」と言ってよいので、
キースはバンドを組まずに1人でソロを作ると、
あまり激しい感じの曲は出てこないかなという印象を誰もが持ったと思います。

ジムコ盤は、その元となる海外のレーベルが、
版権の問題がこじれて、廃盤になったように聞いていますが、
国内においては、
ビクターエンタテイメントから新たに「ホンキー」がリリースされるまで、
10年以上の年月が経過しています。

今は輸入盤在庫等もあるので、
新しいキースファンも、この音を耳にする事は比較的容易だと思いますが、
国内では再リリースされるペースも、収録された楽曲同様に、ゆるいものがありますね。

内容の好みは別として、笹川氏が後半、力を入れて強調しているように、
キースの最初のソロアルバムである事には違いありません。

以上。

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2013年5月27日 yaplog!

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エマーソン、レイク&パーマーファーストピクチャーレコード盤

2013-05-24 11:48:06 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
エマーソン、レイク&パーマー
ファーストピクチャーレコード盤



画像 レコード盤面

自分でアップの仕方を決めておきながら、
なかなか終わらないなぁと思っているピクチャーレコード盤の紹介。

ピクチャー盤だけ見るのであれば、
オフィシャルサイトや某通販サイトを覗きに行けばよいのですが、
このブログの私見を覗きに来てくださる方々もいらっしゃるので、
それを励みに続けております。

ありがとうございます。

とうとうファーストアルバムまで漕ぎ着けましたね。

ふぅ。

EL&Pの英国オリジナルスタジオ録音アルバムジャケットの中で、
普通の仕様のシングルジャケットは2つありますよね。

このバンド名を冠したファーストアルバムと、
作品第二番です。

作品第二番なんて、
もし、このピクチャー盤ボックスの第二弾があるとした場合、
デザインをどのようなものにするのか、
とても興味が湧きますよね。

B面は、珍しくカールが真ん中にいる白黒写真を載せるとして、
A面をどうするかという事になると思うわけです。

いや、「シンプル・イズ・ベスト」で、
そのまま、バンド名とタイトルを載せると考えれば、
全く悩む必要はありません。

それはともかくとして、
普通のシングルジャケットに関しては、
ピクチャー盤デザインにあたり、
ほとんど悩む必要はないと思われます。
表裏をA面、B面に配置すれば良いですからね。

このファーストピクチャーのA面も、
大雑把に見れば突っ込みどころは、
ほぼ無きに等しいですね。

代わりに「展覧会の絵」ピクチャー盤における、
別の発見について書きます。

なんと、
底割れのビニールジャケットに横割れも発見されました。

底割れ + 横割れ。

ほぼ中古品に近い状態と言えますね。

海外通販に失敗はつきものというタイトルのブログを書いた事がありますが、
こうなると通販どころか、
「海外製品に不良はつきもの」と言えますね。

製品自体は、オリジナルなので、許容の範囲ですが、
このピクチャー盤の中国製のまがいもの等が出てこない事を祈ります。

売れ筋商品ではないので、
まがいものは出回らないとは思いますけどね。

以上。

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2013年5月24日 yaplog!

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ミュージックライフ 1973年4月号

2013-05-23 14:49:15 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1973年4月号


画像① 表紙


画像② グラビアはキースのみですが、カラーです
銀色のつなぎみたいな衣装です


本号の特徴としては、
この1枚のカラーページ。

あと、「新しいレーベルに熱中するEL&P」と題して、
大貫憲章さんの筆によるEL&Pに関する最新情報が綴られています。
内容を概略すると、

「昨年、11月以来、コンサートをしていないEL&Pであったが、
何をしていたかというと、
マンティコアレーベルなる独自のレーベルを立ち上げて、
他のミュージシャンの作品もリリースする運びになったようである。」

との話です。

ロキシー・ミュージックをプロデュースしたピート・シンフィールドの参加も決定していて、彼のソロアルバムがレーベルで最初のアルバムになるという情報もあります。
(文章ではロキシー・ミュージックをマネジメントしたという表現が為されています。)

どうやら、マンティコアレーベルの立ち上げの情報が、
日本の音楽誌に記録された最初のニュースみたいな感じですね。

マンティコアレーベルに関しては、
ミニ情報コーナーのところでも取り上げられていまして、
今後のEL&Pのアルバムは、
マンティコアレーベルからリリースされ、アイランドレーベルと共同の運営のかたちで、
英国とヨーロッパの各国で発売されるとの事。

あと、
英国の音楽紙「ディスク」の1973年のリーダーズ・ポールの結果というのが載っていますね。

それぞれの部門の第3位までが載っていまして、
キースが、「キーボードプレイヤー」と「ベストミュージシャン」の部門で第1位を獲得しています。
EL&Pはグループ部門では、ベスト3に選ばれてはいません。

その英国の雑誌(音楽紙と記されていたので、ペーパーのようなものなのでしょうかね?)の読者の傾向性はよくは解りませんが、
キーボードプレイヤーのみならず、ベストミュージシャンに選ばれているところに、
有無を言わせないキースの勢いが感じられますね。

このミュージックライフのカラーグラビアにキースだけが載ってしまうのも、
英国でのこの音楽紙の結果も背景としてあるのかも知れませんね。

以上。

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2013年5月23日 yaplog!

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タルカスピクチャーレコードB面

2013-05-22 11:48:38 | 「タルカス / TARKUS」
タルカスピクチャーレコードB面


画像 レコード盤面(B面)

あの機械的な処置を施されたと思われる生物たちが、
数体登場し、
次々とタルカスに敗れ去るストーリーのタルカスの内ジャケット。

そのストーリーをピクチャーレコードのB面にどうやって収めるかという事でありましたが、
まさに「タルカスの砲門から一発ズドーン!」みたいな感じで、
破れさる怪獣群は最初から無視された感じですね。

その後のEL&Pのトレードマークの一つにもなるマンティコア一体のみ。

このピクチャーレコード盤が、
EL&Pのタルカスの音楽との最初の出会いになる人は、
全くいないか、少ないかのどちらかだと思うので、
納得のいくデザインだと思いますね。

このマンティコアのみのB面のデザインによって、
改めて思った事があります。

あの内ジャケットのコチャコチャしたストーリー絵は、
タルカスの音楽に呼応していると思いますね。

とは言え、
今年になってから「クロスビート」誌に掲載されたカールのインタビューでは、
カールはタルカスのジャケットは好きじゃないようです。

メンバー達のタルカスジャケットに対する考え方も、
内ジャケット並に戦っていたという事ですね。

以上。

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2013年5月22日 yaplog!

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オムニバスCD盤 ROCK OF HISTORY 1972

2013-05-21 13:16:01 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD盤 
ROCK OF HISTORY 1972


ドアーズのレイ・マンザレクが昨日、5月20日、
ドイツの病院で亡くなったそうです。

このブログのオムニバスアルバムのカテゴリーの中に、
「ベスト・ヒット2」というDVDを紹介した記事がありますが、
その中に、ドアーズのモノクロ演奏映像がありました。

その観察日記を、mixi内で書いた事があります。
レイ・マンザレクが、風変わりなキーボードを弾いていたのですが、
それにコメントしてくださったキースファンの知人の話によると、
レイ・マンザレクが左手で弾いているのは、
「フェンダー・ベース・ピアノ」という低音専用のエレクトリック・ピアノだそうです。

ドアーズに関してはアナログアルバム1枚を持っているだけで、
詳しくないのですが、この映像でのドアーズはベースレスバンドでした。

レイ・マンザレクのご冥福をお祈り申しあげます。

昨年の11月16日に取り上げたオムニバスアルバムのシリーズ3枚のうちの、
最後の1枚になります。


画像① プラケースごしの帯とジャケット


画像② プラケース裏


画像③ 帯の裏側とペラ紙の裏

このシリーズの購入時のエピソードに関しては、
昨年の1月18日に述べていますので、
今日は別の話をしたいと思います。

収録曲は「ホウダウン」。

このCDは、帯の裏と、
プラケース内のペラ紙の裏にエマーソン・レイク&パーマーに関する記述が見られます。

それは、「初来日」ですね。

内容はともかくとして、
日本の国内洋楽ロック史に大きな足跡を残す事に成功した球場ライブだった事は、
当時の写真等から伺い知る事ができました。

この「ホウダウン」ですが、
90年代にプログレを全く聞かない人達を遠方まで車でお連れする機会があり、
その時にカセットテープに録音した「ホウダウン」が、
車内のスピーカーから流れた事がありました。

その時に、車内にいた1人の男性が、

「何じゃこのヘンテコリンな音楽は!ゲームの音楽みたいだ!」

と嘲笑気味の発言をしたのでした。

その方の年齢は私より数歳上ぐらい。
10代に洋楽を聞いていたら、EL&P絶頂ど真ん中ぐらいの人なのですが、
洋楽は聞かないようでしたね。

彼はホウダウンの後半部の飛び交うようなシンセ音にそんな印象を持ったのかも知れません。

とはいえ、当方、ゲームはやりませんので、
「ゲームの音楽みたいだ。」
と言われても、しっかりとは理解できなかったのですが。

この時代のEL&Pの音は、ゲームに先んじている音楽なわけですよね。

その男性に関しては行きがかり上、仕方なく車に乗せた人でしたので、
あえて洋楽の説明をするのも面倒だったので、
私はただニコニコしながら運転をしていたというわけです。

私はこうやって、
年齢が近い人達を車に乗せる機会があった時、
EL&Pの音楽を流して、その反応をみたりする事がしばしばありますが、
最近はそんなチャンスもあまりないですね。

以上。

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2013年5月21日 yaplog!

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タルカスピクチャーレコード盤

2013-05-20 09:31:06 | 「タルカス / TARKUS」
タルカスピクチャーレコード盤


画像 レコード盤面

タルカスのジャケットの外側は、
裏側は虹色路面が流れているだけなので、
ジャケットの内側と違ってとてもアッサリしています。

そのため、
ピクチャー盤タルカスのA面はオリジナルジャケットの表側、
すなわち、
アルマジロ戦車のタルカスが、
ドーンと配置されれば何の迷いもないわけです。

ピクチャーレコードのA面を制作する際に、
あれこれ考える必要があまりなかったタイトルの一つだと思われます。

この写真、
タルカスが、やや斜めになっています。

これまでは、
オリジナルジャケットに沿った形で、
ジャケットに使用されている事物が、
水平になるようにレコード盤を調整して写真を撮っていたのですが、
今回は、あえて、斜めのままにしておきました。

なんで、
こうなるのかと言いますと、
B面に配置されたELPマークを垂直にした形で、
レコード盤を裏返すと、
このようにタルカスが斜めになってしまうわけです。

レコード盤というのは、
A面再生時にB面は見えないので、
ピクチャー盤A面の縦横のデザインに沿った形で、
B面の縦横のデザインも調節したりはしないようですね。

A面はA面、
B面はB面、
A面をひっくり返したら、
B面のデザインが逆さまになっていようが、
おかまいなしという事のようですね。

前回申しましたように、
レコード盤は、音さえきちんと出れば、問題なし、
という事なのでしょう。

以上。

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2013年5月20日 yaplog!

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キースが載った「関西ウォーカー 2013年5/21号」

2013-05-18 13:06:21 | 一般誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
キースが載った「関西ウォーカー 2013年5/21号」


画像 表紙

グレッグファンの知人から情報を頂戴したおかげで、
何とか入手する事ができました。

キース・エマーソンのインタビューが、
1頁だけですが、カラーグラビアと共に掲載されていますね。

この雑誌はおそらく、
関西方面等のみで発売されている情報誌であると思われます。

国内の特定の地域だけで発売されている雑誌に、
キース・エマーソンのインタビューが、
何故掲載されなければならないのかに関しては、
編集者側の意図するところは全く掴みかねるものがあります。

(単に編集担当者の1人がプログレファンというだけなのかも知れませんが。)

編集者の真意はさておき、
2013年に音楽情報をメインとしない情報誌に、
現在のキースの笑顔が掲載される事自体、
ファンにとってはとても喜ばしい出来事ではあります。

関西以外に居住するファンへのサービスの意味もあるのか、
雑誌に掲載されたのとほぼ同じと思われるインタビューの内容が、
ウォーカーのサイトに掲載されています。

ほんのわずかなインタビューではありますが、
過去の出来事を追っているものではなく、
現況に関する内容になっているところが良いですね。

そこから得た情報によると、
キースは今年の秋頃、再度、来日する予定のようですが、
プライベートで遊びにくるだけではなくて、
何らかのビジネスの目的を持ってやってくるようです。

インタビュー内容から単純に想定すると、
「日本のオーケストラでEL&Pの曲を公演するのだが、キースがその時に指揮棒をふる」
という事も考えられます。

あるいは、
「キース・エマーソン指揮で、アルバム1枚分、録音する。」
ことも考えられますね。

キースは指揮の専門ではありませんから、
公の前でいきなり指揮をする事は、やや考えにくいので、
後者の方の可能性は考えられると思いますね。

ま、
これは素人の私の勝手な想像ですから、
どんな企画が進行しているかはお楽しみといたしましょう。

雑誌に載ったキースは、
本当にタルカスペンダントを身につけていました。

2005年頃にオフィシャルホームページの写真を見た時には、
キースもかなり老け込んだ印象もありましたが、
最近は老年のキースの顔にこちらも慣れてきたせいか、
顔の皺と笑顔がとても良い雰囲気を出しているように映りますね。

以上。

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2013年5月18日 yaplog!

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今回のEL&Pピクチャーボックスの仕事について

2013-05-17 08:43:07 | Emerson,Lake&Palmer関連
今回のEL&Pピクチャーボックスの仕事について

昨年、ファーストアルバムとタルカスを米国でリマスターして発売した「Razor & Tie」というメーカーがあります。

ファーストとタルカスのアナログ盤も復刻して、CDとTシャツのセットでも販売し、それに関してはこのブログでも梱包状態をアップしました。

その時は、セット販売はしていても、ボックスではなかった事に不満がある事を述べたわけです。

その「Razor & Tie」が、ピクチャーボックスの企画販売に携わったようですね。

さすがにアナログ盤5枚を無造作にセット販売するわけにもいかず、きちんとした紙製のボックスを制作したのだと思われます。
ピクチャー盤のデザインについては、
当ブログの中で、一つ一つアップして、その検証(?)を続けているところなので、
最後には紙製ボックスについてもアップする予定です。

何もなければ、今日は、タルカスピクチャー盤を取り上げるところでしたが、
展覧会の絵を観察する際に、
残念な箇所を発見しましたので、アップします。

そもそも、
このピクチャーレコード盤が、透明ビニールのインナージャケットに入っているだけというのが、
何とも危うい感じがしてはいました。
まぁ、ピクチャー盤ですから、ピクチャー盤の絵のデザインを見る事ができなければ、どうしようもないわけでして、それを見るために、
いちいちインナージャケットから取り出しをしないと、
見る事ができないという事は避けるべきであると考えたとは思います。

その考えからすると、A面もB面もインナージャケットから取り出さずに見るには、
もってこいの透明ビニールジャケットであります。

しかし、
レコード盤には違いないわけで、
実際に聴くとか、聴かないとかは別として、
針を落とした時に、きちんと再生できるかというのは商品として大切な事です。

とは言え、
展覧会の絵が入っていたビニールジャケットは、
既に底割れをしておりまして、
レコード盤がビニールジャケットから若干露出してしまっております。


画像 露出部の写真

新品のお買い物としては、いかがなものかなと。

メーカーとてしては、
レコード盤、
ビニールジャケット、
紙製のボックス
は、それぞれ違う工場で作らせて、
それを組み合わせてセット販売していると思いますので、

ビニールジャケットの強度に対する検証が甘かったのか、
コスト減を狙ってお金をかけなかったのかのどちらかでしょうね。

今回は初ピクチャー盤という事で、
その企画自体は喜ぶべきものでしたが、
一見、丁寧に見えてお粗末な仕事がこんなところに出ている感じです。

これを見ると、やはり、日本のビクターエンタテイメントに良質の企画製品を作ってもらうしかないような気がしております。

以上。

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2013年5月17日 yaplog!

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プログレ誌「Arch Angel vol.3」

2013-05-16 13:36:33 | EL&Pを支えたアーティスト・プロデューサー等
プログレ誌「Arch Angel vol.3」
1996年発行



画像 表紙

ディスクユニオンで90年代に発行していたプログレ専門誌です。

一般の書店の流通ルートには乗っていなかったと思われますので、
ネットを始めるまでは、手にとってみた事すらありませんでした。

この書物の存在自体は、何かで読んで知っていたのですが、
レコード・CDの販売店が制作しているという事で、
冊子のようなものを勝手に想定していたわけです。

最初に手にした時に、
まさに「専門誌」の風格を感じました。
これは、明らかに「雑誌」ですね。

本号に関しては、
ピート・シンフィールドへのインタビューが掲載されており、
それがEL&Pファンの注視するところですね。

結局、ピート・シンフィールドは、
ロバート・フィリップからクリムゾンをクビにされたので、
マンティコアレーベルと共に仕事をする事につながったわけですが、

ピート・シンフィールドは、
かなりスチュワート・ヤング(EL&Pのマネージャー)と相性が良かったみたいで、
「スチュワート・ヤングには、学ぶところも多かったし、今でも大好きだ。」という感じの受け答えをしています。

この繊細なる詩人をしてそのように評価されるスチュワート・ヤングという人物は、
芸術家の気持ちを理解できる経営手腕を持った人なのでしょう。

ピート・シンフィールドは、マンティコアレーベルからリリースされないままになっている、
PFMのアルバムの権利についても、質問に答えているのですが、
スチュワート・ヤングがその権利を預かっている形になっているのではないかとの話でした。

90年代になって、EL&Pの復活と共にマンティコアレーベルからリリースされていたアーティストのレコードも次々とCD化されていますが、
EL&Pの復活と共に、スチュワート・ヤングがその準備を始めたという事であったのかも知れませんね。

また、ピート・シンフィールドは、EL&Pの仕事に参画していく流れになる事を、
「EL&Pという禁断の花園へ誘われた」という表現をしています。

それはインタビューをして翻訳をした方の独自の解釈なのかもしれませんが、
「禁断の花園」という翻訳はとても怪しさの伴う表現です。

この「禁断の花園」に込められた意味について、EL&Pファンとしては、かなり知りたい欲求があるわけですが、

EL&Pのメンバーはともかくとして、スチュワート・ヤングとは上手く付き合っていたようなので、
単に経済的メリットもクリムゾン時代よりは良かったという事を言いたいのかも知れませんね。
自分の意見が反映される状況でのびのびと仕事をし、予想より多いお金が口座に振り込まれていたら、「花園」という表現も出てきますからね。

ピート・シンフィールドは、マーキー社の「プログレッシヴロックの70年代」のインタビューに中で、
ロバート・フィリップとの関係の修復のきっかけになったのは、
クリムゾンの当時のマネージャーが、過去の作品をアーティストに無断で勝手に応用した問題等が絡んでいたような事を語っていましたが、
その出来事と対比して考えても、
スチュワート・ヤングは、アーティストの権利を尊重して守る事に関しては、丁寧な仕事をする人なのでしょう。

それは、キースの自伝の翻訳本のためにキースが新たに記した「まえがき」に、
感謝すべき対象人物の1人として、スチュワート・ヤングの名前が出てくる事からも、感じる事ができますね。

以上。

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あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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2013年5月16日 yaplog!

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展覧会の絵ピクチャーレコードB面

2013-05-15 13:18:35 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵ピクチャーレコードB面


画像 レコード盤面(B面)

今回発売された初期5枚のピクチャーセットの中で、
唯一、ELPのマークが刻印されていないのが、
この「展覧会の絵」ですね。

そんな事にこだわらない方にはどうでも良い事ではありますが、
ついつい考えてしまいます。

もともと、
ELPマークがアルバムのジャケットに初めて描かれたのは、
恐怖の頭脳改革のジャケット正面に、
岩に刻み込んだ感じの形状として出てきたのが最初ですね。
このELPマークの部分までギーガーが描き込んだのかどうかまでは、
精査していないのですが、
結果として描かれる事になりました。

なので、
初期4枚のアルバムジャケットに関しては、
その片隅にすら、ELPマークは存在しないわけですが、
あえて「目立つELPマーク」を挿入したところも、
このピクチャー盤セットの特色の一つとも言えます。

そんな中で、
この「展覧会の絵のピクチャー盤」のみに、
ELPマークを挿入しなかった理由は一体どこにあるのでしょうか。

まだ、本ブログで取り上げていない、
タルカスやファースト等も含めた他のタイトルの、
ピクチャーレコード盤のELPマークが貼り付けされた位置から、
考えたのですが、

このピクチャーレコード盤をデザインされた方は、
どうやら、レコード盤の中央にELPマークを持ってこないと気が済まないようです。

展覧会の絵に関しても、本当はそれを実行したかったのでしょうが、
展覧会の「絵柄」に被せてまで、ELPマークを貼り付けしたくなかったのでしょう。

貼り付けしようと思えば、少し何とかすれば、A面でもB面でも、
レコード盤の左下のあたりに、微妙に貼り付ける事はできると思います。

しかし、貼り付けの位置を、中央にこだわってしまったために、
ELPマークの貼り付けが出来ずに終わったというところではないでしょうか。

以上。

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2013年5月15日 yaplog!

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マスターマインド / エンジェルズ・オヴ・ジ・アポカリプス

2013-05-14 17:11:10 | 他のアーティストによって演奏されたEL&Pの曲
マスターマインド /
エンジェルズ・オヴ・ジ・アポカリプス
1999年リリース



画像 帯とジャケット

マスターマインドは、
マーキー誌の定期購読を始めた頃、巻末の広告に紹介されていたバンドでした。
アルバムの紹介を見るとEL&Pがどうのこうのという箇所があったのは、
うっすらと記憶していました。

加えて、ネットをやるようになってから、EL&Pファンのホームページで、
EL&Pのフォロワー、あるいは音楽的な要素を継承しているバンドの一つとして紹介されていましたね。

それでも、触手が伸びなかったのは、このジャケットが購入意欲を削いだからですね。


画像 とっつきが遅れた原因となったジャケット

私みたいに時々、ジャケ買いをしたりする者には、
「う~ん。ちょっと。」
みたいな感じでした。

そんな感じでこのバンドとの距離は全く縮まる事なく過ごしていたのですが、
当ブログの「ヤプミー!」になってくださっているhideakimさんが、
アメブロのブログの中で、マスター・マインドがEL&Pの「永遠の謎」を演奏しているという映像(音)をアップしているのを知る事ができました。

Hideakimさん、ありがとうございます。

自宅のPCの不調でその音を聴く事ができなかったので、
中古盤で購入してみたのが、このアルバムですね。

他のアルバムのレビュー等を読むと、どうやら、マスターマインドというバンドの音楽をこのアルバムだけで判断する事はできないようですが、
少なくとも、このアルバムに収録されている楽曲の傾向性は、私が普段、聴いて楽しむタイプの音楽とは違う感じですね。
いわゆるメタル系というものだと思います。
メタル系といっても、いろいろなメタルがあるようなのですが、
解説には様式美という言葉が使用されていましたね。

そんな中で、ボーナストラックとして、9曲目に収録された「永遠の謎」。

本アルバムからプログレ好きの女性ヴォーカリストが入ったという事や、
その女性ヴォーカリストがEL&Pが好きという説明もあり、
12分18秒に渡るエネルギッシュで情熱的な「永遠の謎」が収録されています。

EL&Pの「永遠の謎」を知っている人にとっては、
出だしの数分で「永遠の謎」と解るので、
曲そのものはあまりいじっていない感じです。
フーガに該当する部分に関しては、パワー押しまくりの独自のアレンジを施してあり、
EL&Pへの熱い想いを思わせるフレーズも登場します。
そして、パート2に戻って、ドラマティックなエンディングを迎える。

なかなか聴き応えがありますね。

パワー押しまくりの楽曲が並んでいるこのアルバムですが、
その中で、「永遠の謎」は、異彩を放っている曲であると感じます。

EL&Pというと、プログレの中での体育会系的な言われ方をされる事があります。
それはゴリ押しスピード感のあるライヴでの展開や、ステージパフォーマンスによるものに注視した場合の一つの見方かも知れません。

ただ、
メタル系のバンドがアレンジして演奏する事によって、
EL&Pの楽曲というのは、
決して、パワーだけではないものを秘めているのだなと思ってしまいましたね。

他のバンドの演奏によって、原曲の素晴らしさもまた浮き彫りになるような感じです。

以上。

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