EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

キース・エマーソン3(スリー)を語る キーボードマガジン1988年4月号

2015-08-31 10:03:41 | 「スリー・トゥ・ザ・パワー / 3…TO THE POWER」
キース・エマーソン3(スリー)を語る
キーボードマガジン1988年4月号




キースファンにとっては、待ちに待った3(スリー)のライヴCDの発売が決定しました。
2枚組のようですね。

既に店頭に並んでいるのかも知れませんし、
通販サイトによっては、9月4日を発売予定日としているところもあるので、
輸入盤店の店頭を簡単に見る事のできない地方住みとしては、
送付されてくるCDを待つしかありません。

3(スリー)というのは、キースとカールがいたにも関わらず、
国内に入ってくる情報は乏しく、
キーボードマガジン誌上においても、
キースとの簡単なやりとりから、
編集部側で、
「あっさりと敗退を認めたという事なのか?」
みたいな記述もありました。

そのため、崩壊にいたる経緯もよく解らないところがあります。

ロバート・ベリーとの関係が、その後も良好な事も考えると、
ケンカ別れではないでしょうから、
レコード会社側が、「エイジアの夢をもう一度」と、お金を注ぎ込んではみたものの、
80年代の初めの頃の空気は、遠い彼方へと消え去っており、
セカンドアルバムを制作する予算を作る事も出来ず、
これ以上の投資をする気力も無くなったというのが、3(スリー)消滅の原因なのでしょう。

今日、取り上げたキーボードマガジンには、
3(スリー)をリリースした頃の、キースのインタビューが載っています。

3(スリー)に関しては、デビューアルバムが出来るまで、
何度かキーボードマガジンに取り上げられていました。

アルバムが完成して間もない頃のインタビューであり、
期待は膨らんでいても、売上がどうなるかは未知数といったところです。

インタビューの内容をかいつまむと、

○ 作曲のほとんどは、ロバートに任せて、アレンジに徹した事。

○ ジョン・ポール・ジョーンズから買ったGX-1が壊れてしまい、ヤマハUKに診てもらっているが、
あまり期待はしていない。

○ 「オン・マイ・ウェイ・ホーム」はナイス時代のマネージャーへの追悼曲。

○ ロバートは自分が作曲した曲に対するこだわりよりも、
その曲をより良いものに仕上げようとして意見を求めてくるので、
当初のアイデアからドンドン変わって行く場合があるし、
そのようなタイプの人間とはこれからもずっとパートナーでいられる。

○ 最近は、クラシックではマーラーをよく聴いている。

○ ジナステラはまだ残念な事にCD化されていない。

○ 音楽業界の人は、ほとんどレコードを只で入手しているようだけど、
音楽は、ショップに出かけて良さそうなものを自分で購入するのが楽しみ。

等が語られていますね。

このキースのインタビューに掲載されている写真は、
レコード会社の社屋内で写したもののようで、
キースの背景の壁には、どのミュージシャンのものかは解りませんが、
ゴールドーディスクからプラチナディスクのようなもので埋め尽くされています。


80年代後半の雑誌なので、顔は省略

しかし、3(スリー)は、それらのミュージシャンにあやかる事はできませんでした。

以上。

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レディーズ&ジェントルメンのプラケースについて

2015-08-29 11:38:09 | 「レディーズ&ジェントルメン/Ladies and G ~」
レディーズ&ジェントルメンのプラケースについて

日本国内でのEL&Pのアルバムの発売権が、
ビクターエンタテイメントに移ってから、
1993年に最初のプラケースCDが発売されました。

プラケースCDに関してですが、
ブックレットジャケットを挟み込む部分は、
透明なプラスチックなのですが、
書籍の背にあたる部分は、黒色が圧倒的に多いと思います。

当時のビクターエンタテイメントさんは、
この背にあたる部分を白色にしており、
それはEL&Pに限った事ではないようでした。

そのため、中古CD販売業者等が、
ケース割れという事で、新品のプラケースに交換しているとした場合、
背の部分が黒色になってしまうので、
オリジナルに近いモノを収集する人達にとっては、
余計な親切という事になりますね。

私などは、プラケースの前面に、多少のヒビ等が入っていたにせよ、
発売当時のままで売ってくれた方が、
有り難いと思っている部分もありますが、
梱包や郵送時に、ヒビから割れに移行する場合、
CDの盤面を傷付ける事が危惧されます。

結局、プラケースがオリジナルである事を優先するか、
CD盤が無傷のままである事を優先するかの選択となるのですが、
その多くを通販で購入している以上、
業者の意向に従う他はないわけです。

レディーズ&ジェントルメンは2枚組CDですが、
この時点で、米ヴィクトリーミュージックでは、
プラケースをコンパクトな仕様にして2枚組を収納していたようです。


左 ビクターエンタテイメント
右 ヴィクトリーミュージック


まとめて出荷する時の体積が、およそ半分になるのですから、
このコンパクトなプラケースの開発によって、
恩恵を受けた関係者もいた事でしょう。

ビクターエンタテイメントさんでも、
黒帯プラケースCD制作時には、
コンパクトなプラケースを用いるようになったようです。

同じく、2枚組CDのELP四部作についても、
同様の経過のようです。

以上。

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London '81 12 inch Analog盤 その2

2015-08-28 09:02:34 | Greg Lake関連
London '81 12 inch Analog盤 その2


丸いシール


なんと!
レコード盤は「クリア仕様」でした



レーベル面
片面表記仕様
裏側はジャケットの絵柄の一部を取り込んで文字は無し


ジャケットが通販サイトにアップされた時に、
ほとんどジャケ買い的な事はありえない対象に仕分けしていました。

それでも、「その1」で綴った理由付けによって、
カートに乗せたわけです。

本品に関しては、最も詳細を記してあると思われるディスク・ユニオンにおいても、
「クリア仕様」の説明はしていないので、
受け取って直接見るまでは、「クリア仕様」は解らなかったわけです。

想定外の不意打ちでしたね。

グレッグのソロプロジェクトは、
アナログ時代のスタジオ録音盤が2枚だけですし、
CD時代になって発売されたアンソロジー的なアルバムも、
未発表音源等の寄せ集めのような感じです。

この度の「クリア仕様」はグレッグの意図は介在していないかも知れませんが、
少ないアルバム群の中で、ちょっと変わった演出が為された感じがあります。

このアナログ盤は限定との事。

但し、何枚限定リリースかまでは記されていませんでした。

以上。

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サントラ ナイトホークスLP 西ドイツ盤 パート2

2015-08-27 13:00:19 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
サントラ ナイトホークスLP 西ドイツ盤 パート2

ナイトホークスのサントラ西ドイツ盤は、
2014年の2月17日に取り上げていますが、
本日、取り上げるのは、ジャケットがカナダ盤に近いデザインです。



カナダ盤の方は、
ジャケットの上部に、
「MASTERED AT HALF SPEED」と囲みの中に記載されています






レーベル面
以前取り上げた西ドイツ盤とは、
異なっていますね



レーベル面拡大

白くて薄いインナースリーヴの中にレコード盤が入っていましたが、
発売当初からのインナースリーヴかどうかは解りません。

このインナースリーヴが発売当初からのものであるとすれば、
今日取り上げた方が、西ドイツにおけるナイトホークスの後期盤とみて良いかと思います。

ラッキーマンのシングルレコードのジャケットもそうでしたが、
西ドイツでは、再リリースする度に、
ジャケットのデザインを変更するような不文律があったのかも知れません。

以上。

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ミュージックライフ 1972年 2月号

2015-08-26 15:20:32 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1972年 2月号



本号には特にグラビアも特集記事も掲載されていないのですが、
ニュースの部分でちょっとだけ興味深い箇所がありました。

アルバム、「展覧会の絵」にまつわるニュースです。

英国では既に「展覧会の絵」がリリースされており、
ウィキによると、1971年の11月となっていますね。

音源の海賊版が出回ってしまったので、
それを急いで回収して、
当時のレコードの一般的な販売価格よりも、値段を下げて販売したというエピソードは、
衝撃のロックトリオ伝にも載っていたと思います。

当時のミュージックライフ誌に載っているニュースの信憑性がどの程度のものかは、
解るわけもないのですが、

なんでも、英国においては、当初、通常の販売価格でレコード店では売られていたそうです。

その価格は、2ポンド15シリング。

それをEL&P側が、

「70年のコンサートを収めた古いモノなので、
1ポンド42シリングでいい。」

と主張したそうです。

この販売価格の事で、
EL&P側とレコード店側で、
モメにモメているという状態との事。

レコード店側の言い分としては、
価格を下げた事で、
リリースされてすぐに、2ポンド15シリングの正価で購入したお客様から、
苦情が殺到しているので、
正価を維持するべきであるという主張のようです。

レコード店のおやじさんは、大ムクレで、
どちらに軍配が上がるかというところで、
記事が終わっています。

両者の主張の食い違いがニュースになっているわけですが、
どのくらいの数のレコード店が異口同音の主張をしていたのかも、
全く解らない話です。

英国においては、「タルカス」の後のアルバムという事で、
トップグループの座を射止めていた頃であり、
バンドの勢い最高潮という事も手伝い、
結果的には、EL&P側の主張が通ったのだと思われます。

以上。

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BRAIN SALAD SURGERY イタリア後期盤

2015-08-25 14:35:25 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
BRAIN SALAD SURGERY イタリア後期盤



左上の角の特徴は、
以前、取り上げたバンコのジャケットと共通




群青色
収録曲等記載



レーベル面


「BRAIN SALAD SURGERY」は、イタリアにおいても、
リリース当初は、観音開きのジャケットでリリースされていて、
ポスターも付属していたようです。

今日取り上げた品物は、
イタリアでも後期の方にあたる品物と思われます。

米国盤のアトランティックの後期盤は、
シングルジャケットになっても表側と裏側の見た目は、
当初のものとほぼ同様なのですが、

このイタリア盤は、
ジャケットの裏側の色も極端に変化させていますね。

ちなみに、
当初からのものかどうかは解りかねますが、
真っ白の薄いペーパースリーヴにレコード盤が入っていました。

米国盤はシングルジャケットになってからも、
インナースリーヴにポスター写真を小さく取り入れる等、
ファンにとっては、ちょっとした楽しみも残っていたわけですが、

イタリアというのは、
キースの人気が高いという割には、
経年による簡略化に入っていくと、
とことん簡略している感じがしますね。

以上。

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78年、第1回24時間テレビで聴いたEL&P

2015-08-24 10:28:01 | EL&Pにまつわる少年時代から20代の頃の思い出
78年、第1回24時間テレビで聴いたEL&P

このネタはどなたかのブログにコメントした折りに、
触れたかも知れませんね。

いつも書こうと思っているのですが、
記憶に残っている事ほど、
いつでも思い出せると思っているので、
記憶の底の方に沈んでいるようです。

日本テレビの24時間テレビが始まったのは、
1978年でした。

24時間という事で、
土曜日から日曜日にかけて、
放映されているのはご存知の通りです。

1978年の24時間テレビの、
日曜日の夕方ぐらいだったと思います。

同年4月に竣工した池袋サンシャインシティで行われる予定のレザリアム(レーザーを使用した光のショー)
を、紹介するコーナーがありました。

今では珍しい事でもないのでしょうし、
装置さえあれば、どんなところでも、行われている事だと思われます。

暗がりの中に、
レーザーの光を使用してつくった、
人の顔がありまして、
目とか口の部分とかが、音楽に合わせて、その形状が変化するわけです。

その時の音楽に使用されていたのが、
ELP四部作のカール・パーマーのサイドに収録されている、
「ニューオリンズ」
という曲でした。



日曜日だったけど番組内の企画として、
午前中に放映された手塚治虫のアニメーションをテレビでしっかりと見ておりましたので、
何らかの理由で、部活動が休みの日だったのでしょう。

この日はずっとテレビを見ていたわけではないのですが、
15時から16時ぐらいの時間帯に、
テレビ画面からカールの音楽が聞こえて来たので、

「オォー」

という感じでした。

今でも、キースの幻魔大戦サントラの「地球を護る者」等が、
バラエティ番組のBGMとして使用されているのを時々聞く事がありますが、

この時の「ニューオリンズ」の使われ方は、
音楽に合わせて、レーザーで描かれた顔が変化するというもので、
BGMというよりは、映像の動きを構成している大切な要素なわけですね。

振り返ってみると、
私がテレビでEL&Pの曲を聴いた初めての日という事にもなります。

次の日にプログレに関心のある友人に伝えたような気もしますが、
友人は、ELP四部作収録のカールのサイド収録の曲名までは覚えていないわけで、
私1人が盛り上がって終わったような気がします。

以上。

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London '81 12 inch Analog盤 その1

2015-08-22 15:56:53 | Greg Lake関連
London '81 12 inch Analog盤 その1



昨日、届きました。

ジャケットは、
発売前から通販店のサイトに載っていたのですが、
人体の部位を用いた抽象画とも呼ぶべきデザインであり、
私を惹きつける要素は、ちょっと無かったわけです。


裏側
特に表側とつながっているわけではないようです


それでも、グレッグ・レイクのソロライヴの初の公式アナログ盤という事もあり、
購入に踏み切りました。


開封状況

想定通りのシングルジャケットでした


インナースリーヴの写真
カッコイイ!
しかし、インナースリーヴは既に微妙に底割れ状態


写真はこの3枚のみでジャケット大。
既出のものもあるかも知れませんが、
81年のライヴの写真ではなく、
ご覧の通り、74年頃のものを使用していますね。
現時点からみたら、74年も81年もそう大差はないって事になるのかな。

インナースリーヴの片側には当時の説明がビッシリと記されています。

今年はキース関連のアナログ盤が、
このブログで取り上げたサントラを含めた2枚の他に、
ザ・ナイスのファーストの再リリースもあり、
現時点では、3枚。

グレッグのアナログ盤も出た事は、
喜ばしい事です。

EL&Pファンが望んでいるのは、
彼等の新しい音なわけですが、
今のところ出る気配もないので、
レコードジャケットでも眺めているしかないですね。

以上。

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THE NICE ベストアルバム HANG ON TO A DREAM ドイツ盤

2015-08-21 11:51:00 | Keith Emerson THE NICE関連
THE NICE ベストアルバム
HANG ON TO A DREAM ドイツ盤





レーベル面

IMMEDIATE時代のアルバムから数曲収録した、
ナイスのベストアルバムです。

ジャケットの裏を見ると、
これは数十のアーティストのベストものの企画から出来たアルバムのようで、
その中にザ・ナイスも含まれる事になったようです。

ネット上で、このジャケットデザインの制作国の表記を見ていると、
ドイツ盤と称されていたり、オランダ盤と称されていたり、しているのですが、
写真の品物においては、
レコード盤は西ドイツでプレスして、
ジャケットはオランダで制作したという記述になっています。


ジャケット裏側の一部

但し、レコード盤自体もオランダで制作している品物も、あるかも知れません。

ジャケットは日本の「夢を追って」のシングル盤の写真に近いのですが、
同時間に何枚か撮影したものの一つなのでしょう。

日本のシングル盤のジャケットの方は、
写真の下部が切れているので、
ブライアン・デヴィスンが、リー・ジャクソンの太ももの上に、
ややイタズラっぽく腰をかけようとしている状態である事は、
解らないわけです。

以上。

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Fatboy Slim(ファットボーイ・スリム)の「Original Scandal」

2015-08-20 10:29:37 | 他のアーティストによって演奏されたEL&Pの曲
Fatboy Slim(ファットボーイ・スリム)の
「Original Scandal」




ノーマン・クックという英国のDJ兼ミュージシャンがいて、
複数の個人名義のプロジェクトを持っているようです。

「Fatboy Slim(ファットボーイ・スリム)」は、そのプロジェクトの中の一つであり、
1995年に始動しています。

このノーマン・クックという人はビッグ・ビートの世界ではかなり有名な方らしく、
ロンドン・オリンピックの閉会式においても、DJブースと共に登場して、パフォーマンスを行ったそうです。

上述の内容はウィキを始めとするネット上の情報から拾ったものです。

そもそもビッグ・ビートとは何なのでしょう?

「Surfin' On Sinewaves」というサイトによると、
「テクノ、ハウス、トランス、ヒップホップ、ロック等様々な音楽から「おいしい」部分を好きなように引っ張ってきて、ごちゃ混ぜにしたような」とあります。

しかし、ハウス、トランス、ヒップホップと言われて検索しても、
読んだだけでは頭に入ってこないですね。

サンプリングした音を使用して、テクノとロックを混ぜた感じの音楽といえば、
解りやすいかも知れません。

この「Original Scandal」というアルバムには、
EL&Pの「Letters From Front」の冒頭のフレーズが、引用されて、少しだけ収録されています。

アナログ盤時代のラヴ・ビーチのB面を聞き込んでいる人にしか解らない曲ですが、
EL&Pの曲としては、著名ともいえないので、マニアックな選択をしている感じです。

この「Letters From Front」のほんの一部が収録されている20曲目の数曲後に、
シカゴによる「I’m a Man」が、1コーラスが、まるごと収録されている等、
キースファンには趣のあるつくりになっています。

以上。

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DON’T CRY 3-TRACK 12inch オランダ盤

2015-08-19 15:20:03 | Carl Palmer関連
DON’T CRY 3-TRACK 12inch オランダ盤


このDON’T CRY の12インチは、先に英国盤を取り上げているのですが、
本日取り上げるのはオランダ盤です。

ジャケットは英国盤12インチとの一目見て解る違いがあります。


前に取り上げた英国盤12インチ
レコード盤は上部から取りだす


オランダ盤12インチ
微妙に手が込んでいます
レコード盤は向かって右横から取りだす
ジャケットは英国盤ジャケットより厚くて、
ほとんどLP用ジャケットの厚み



拡大


レーベル面


レーベル面拡大

オランダ盤のデザインは、
ロジャー・ディーンのイラストの邪魔をしているという見方をされる方もいるでしょうね。

12インチ盤のジャケットを制作するにあたり、
「アルバムジャケットのデザインの一部を取り入れただけではないのだよ」
という仕事をしたかったのだと考えます。

以上

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Five Bridges ジャケットデザイン 販促用ボックス

2015-08-18 11:08:13 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
Five Bridges ジャケットデザイン 販促用ボックス





裏側左上にはカリスマのマーク

数年前にザ・ナイスのカリスマ時代のアルバムが紙ジャケットされた時に、
ディスクユニオンで4点同時購入特典として企画されたのが、このボックスです。

先月末に、ユニヴァーサルミュージックより、
ザ・ナイスの3つのヴァージョンのアルバムが3タイトル発売されました。

ディスクユニオンが、「エレジーのジャケットを模したボックス」を企画するのかと思っていましたが、
ボックスは作らずに、どのヴァージョンのどの組み合わせでも良いので、
2点同時購入すると、「エレジーのジャケットを模したスリーヴケース」が付くという企画にとどまりました。

このスリーヴケースというのは、ボックスに比べて、
明らかにローコストな販促企画なのですが、
SACDもプラチナSHMも単価が高いという事、
加えて「オータム’67~スプリング’68」は、
初期のベストアルバムみたいな感じもあるので、
「エレジー」や「ファイヴ・ブリッジズ」と同じような枚数は、売れないとも考えられます。

エレジーのスリーヴケースが販促品となった事で、
数年前のこの「ファイヴ・ブリッジズのジャケットを模したボックス」は、
ザ・ナイスの現存する販促用ボックスとしては、
最新のモノとなっていますね。

以上。

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ストレンジ・デイズ A4版 2009年1月号

2015-08-17 17:44:00 | プログレ系専門誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
ストレンジ・デイズ A4版 2009年1月号


もう100円ぐらい安くてもよいと言ったら言い過ぎか


吉松隆氏も鈴木慶一氏も、
ホワイト・アルバムについて語っています


このブログではEL&Pの事を取り上げている古雑誌を紹介していますが、
田舎住みの私としては、
古雑誌を実際に手にとって頁をめくり、
購入の是非を判断する機会が、ほとんどないと言ってよいでしょう。

そのため、
その多くはネット上で調べて購入した雑誌がほとんどです。

以前にも述べましたが、
表紙にEL&Pの文字が出てこない場合は、
調べようがないわけですが、
1972年から1975年ぐらいまでの音楽雑誌に関しては、
表紙にEL&Pの文字が発見できなくても、
カラーグラビアや記事になっている事も時々あります。

このストレンジ・デイズに関しては、
先月、職場のある隣の市の中古ショップで見つけたものです。

ストレンジ・デイズの場合、
このブログを覗いてくださる、ほとんどの方が、
雑誌としての傾向性をご存知かと思います。

一時、編集者の事情で、
休刊になっていた事があり、
確か、再刊する時に、A4判になったように思います。

このA4判がサイズとして、
評判が良くなかったためかどうかは解りませんが、
現時点では、過去の大きさと同じになっていますね。

この中古ショップでは、
ストレンジ・デイズの古雑誌を陳列しているわけではないので、
無造作に平積みされていた音楽関連の雑誌の上に、
たまたまキースの名前が表紙に入ったもの発見したのです。

ちょうど、2008年の12月頃は、書店に足を運ぶ暇もないほど忙しくて、
立ち読みをした記憶もありません。

そのため、私にとっては初めての記事でした。

これなどは、
キースの名前が表紙にあるとはいえ、
白黒のグラビア1頁の中に、
コンサートレポートも併記してあるという簡素な扱いです。
これは理由がありまして、
前号とかにインタビュー記事が組まれた事によるものだと思います。
2008年の秋のコンサートは、
ファンにはとても評判が良かったのですが、
ライターから見てもそのように映っていたようです。

白黒のグラビア1頁とはいえ、
表紙にキース・エマーソンと記載するところが、
この雑誌のEL&Pへの思い入れみたいなものを感じますね。

購入するかどうかは別として、
本誌を書店の店頭で目にする事ができたキースファンは、
間違いなく手に取った事は確かでしょう。

以上。

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青池保子先生の「イブの息子たち」にまつわる中学時代の話 その1

2015-08-12 13:25:37 | EL&Pにまつわる少年時代から20代の頃の思い出
青池保子先生の「イブの息子たち」にまつわる
中学時代の話 
その1


中学3年の1月か2月頃の事でした。
中学3年の1月というと、1978年という事になります。

渋谷陽一さんのラジオ番組に青池保子先生がゲストとして招かれました。

招かれた理由は、
レッド・ツェッペリンや、EL&Pが好きな少女漫画家という事だったと思います。
その時にEL&Pの曲が幾つか放送されたのですが、
曲として何が選ばれたのかは、全く覚えておりません。

青池保子という漫画家の存在も、
全く知らなかったので、
機会があったらその漫画を目にしたいとは思いました。

その機会は割と早く訪れまして、
ラジオ放送の翌日ぐらいに、
私の隣の席のYさん(女性)に、

「青池保子っていう漫画家を知っている?」
「どんな漫画を描いているの?」

と尋ねたら、

「えーっ!えーっ!それは口にはできないのですよ!
普通じゃないのですから!」

みたいな事を言って、
私の質問に対して曖昧な返答をした事だけは、
覚えています。

(今にして思えば、この返答以外にはない感じですが)

Yさんは、そうは言いつつも、
秋田書店の漫画雑誌「プリンセス」の増刊を持ってきてくれました。

その増刊号には、
今にして思えば、連載が始まってそんなに年月が経過していないと思われる、
「エロイカより愛をこめて」の登場人物と、「イブの息子たち」の登場人物が絡み合う、
「イブの息子たち番外編」が掲載されており、
それまで自分が漫画では読んだ事のない世界が描かれていました。

なんとも、ドタバタな世界だとは思いましたが、
髪型がキースやカールに似ている登場人物も出てきたので、

「あぁ、これがラジオに出る事のきっかけになった作品なのか!」

と理解し、コミックがあるなら読んでみたいという気持ちになりました。

今でも頭に残っているのは、英国の詩人バージル・ワードと、
NATO情報部のドイツ人、エーベル・バッハ少佐の眼力対決ですね。

「目の描き方が、他の少女漫画の女性の目みたいに、大きくないのだな。」

と思いました。

話は数年後に飛びますが、
EL&Pファンクラブに葉書を出す時に、
キースやカールに髪型が似ている、
ヒース・イアソン、バージル・ワードというキャラクターを模写したものを、
描いた事もありました。

少女漫画の「目」と違って「目」が、模写しやすかったのです。

確か、大阪のEL&Pファンクラブに、
何か連絡をする事があって、
その時の葉書に描いたのだと思います。

中学3年のプリンセス増刊号を読んでからの続きの話がありまして、
それは未だに忘れる事が出来ないので、
また、次の機会に綴りたいと思います。

以上。

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Affairs of the Heart シングルレコード MADE IN UK

2015-08-11 11:12:34 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
Affairs of the Heart 
シングルレコード MADE IN UK



アルバムの表ジャケットの一部を使用したデザイン


ジャケット裏のデザインは、マキシCDの裏のデザインとほぼ同じ


レーベル面

「Affairs of the Heart」のCDは何点か取り上げましたが、
シングルレコードを取り上げるのは初めてかと思います。

「イン・ザ・ホット・シート」のアナログ盤やシングルレコード盤は、
今のところ、見た事がありません。

「イン・ザ・ホット・シート」関連のレコードが、
もし、存在していないとした場合、
加えて、EL&Pが新しいスタジオ盤でも制作しない限りは、
この「Affairs of the Heart」は、リアルタイムでリリースされた、
EL&Pの最後のシングルレコードになるかと思います。

ブラック・ムーンは、国内ではアナログ盤がリリースされなかったのですが、
ジャケットに使用されている絵は、
元々、CDのプラケースサイズよりは大きなものであると思われます。

メリーゴーランドの絵である事はプラケースCDのジャケットからも解りますが、
そこに配置されている個別の馬の細部は、
プラケースCDに縮小されると、かなり、解りづらいものになっている感じです。

「Affairs of the Heart」のシングルCDのジャケットにおいて、
それが少し浮き彫りになりますが、シングルレコードのジャケットはさらに大きいので、
鮮明になっていますね。

このジャケットに登場しているのは、普通の馬ではなく、神話上の半馬半魚なのですが、
シートにあたる部分に「人魚」のようなものがくっつけられていますね。

その「人魚」が、プラケースCDに収納されているジャケットの絵だけでは、はっきりとは解らないわけです。
部分的ではあるにせよ、アルバムジャケットのデザインの一部を拡大して、シングルジャケットに用いる事で、クッキリと見える事もあるというケースです。

私は実際のメリーゴーランドの事は解りませんので、
半馬半魚タイプの馬の背中に、人魚らしきものが貼り付いているのが、
一般的なものとして存在しているのかどうかは解りません。

実際に半馬半魚の馬を設置しているメリーゴーランドが存在しないとすれば、
それも、アルバム「ブラック・ムーン」のジャケットの面白さかも知れませんね。

以上。

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