EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ミュージックライフ 1973年4月号

2013-05-23 14:49:15 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1973年4月号


画像① 表紙


画像② グラビアはキースのみですが、カラーです
銀色のつなぎみたいな衣装です


本号の特徴としては、
この1枚のカラーページ。

あと、「新しいレーベルに熱中するEL&P」と題して、
大貫憲章さんの筆によるEL&Pに関する最新情報が綴られています。
内容を概略すると、

「昨年、11月以来、コンサートをしていないEL&Pであったが、
何をしていたかというと、
マンティコアレーベルなる独自のレーベルを立ち上げて、
他のミュージシャンの作品もリリースする運びになったようである。」

との話です。

ロキシー・ミュージックをプロデュースしたピート・シンフィールドの参加も決定していて、彼のソロアルバムがレーベルで最初のアルバムになるという情報もあります。
(文章ではロキシー・ミュージックをマネジメントしたという表現が為されています。)

どうやら、マンティコアレーベルの立ち上げの情報が、
日本の音楽誌に記録された最初のニュースみたいな感じですね。

マンティコアレーベルに関しては、
ミニ情報コーナーのところでも取り上げられていまして、
今後のEL&Pのアルバムは、
マンティコアレーベルからリリースされ、アイランドレーベルと共同の運営のかたちで、
英国とヨーロッパの各国で発売されるとの事。

あと、
英国の音楽紙「ディスク」の1973年のリーダーズ・ポールの結果というのが載っていますね。

それぞれの部門の第3位までが載っていまして、
キースが、「キーボードプレイヤー」と「ベストミュージシャン」の部門で第1位を獲得しています。
EL&Pはグループ部門では、ベスト3に選ばれてはいません。

その英国の雑誌(音楽紙と記されていたので、ペーパーのようなものなのでしょうかね?)の読者の傾向性はよくは解りませんが、
キーボードプレイヤーのみならず、ベストミュージシャンに選ばれているところに、
有無を言わせないキースの勢いが感じられますね。

このミュージックライフのカラーグラビアにキースだけが載ってしまうのも、
英国でのこの音楽紙の結果も背景としてあるのかも知れませんね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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2013年5月23日 yaplog!

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