EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

「レディース&ジェントルメン」in FANFARE BOX

2019-10-30 08:21:19 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
「レディース&ジェントルメン」in FANFARE BOX


画像① ジャケット表側
Welcome back~の文字の色以外は、
英アナログ盤のジャケットに忠実な再現


アナログ盤3枚組の本ライヴアルバムは、
90年代にCD化されてからは、
例外なく2枚のCDに収録されているようです。

ボックスに収納されている本アルバムのジャケットは、
先に取り上げた「ELP四部作(WORKS Volume1)」と同様、
見開きのダブルジャケット。

これも、アナログ時代の英国オリジナル仕様を追求すると、
手の込んだ仕様になるので、
ダブルジャケットに簡素化されています。


画像② 見開いた状態

アナログ盤では3面開きのジャケットですが、
アナログ盤の内ジャケットのくり抜き仕様の「ELP」の文字を、
左側の1面にまとめていますね。
右側はダブルジャケット化にあたり、
新規に設けられた面なので、新鮮味があります。
収録曲の作曲者名が記載されています。


画像③ ジャケット裏側

裏側のライヴ時のカラー写真は、
アナログ盤の写真を用いているようです。

3面開きのアナログ盤では、
銀色面に収録曲のリストとエンボス仕様のマークがあったわけですが、
収録曲のリストは、
ジャケットの裏側に、
まとめられたという事になります。
但し、ELPマークはエンボス仕様までは望まないにせよ、
カットしたという事ですね。

以上。

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2019年10月30日 yaplog!
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未開封品を見ないと完品を想定できない

2019-10-28 13:26:19 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
未開封品を見ないと完品を想定できない

このブログを始めた頃、
最初に取り上げたカセットテープは、
「展覧会の絵」の国内版のカセットテープでした。

オークションで入手した品物でしたが、
タイトルが入った、
カラーのインデックスカードもきちんと収納されていたので、
とくに何の疑問も持たずに、
安価な品物が手に入ったなと思っていました。

私は、これを、何の疑問も持たずに、
「完品」だと思い込んだわけです。

時々、ブログ内で、
「完品」という言葉を用いている事があったかも知れませんが、
説明しているサイトによると、
「完品」というのは、オークションサイトで利用される言葉で、
購入した時の付属品も全て揃っているものを指すようです。
解りやすいところでは、
CDの国内盤などは、「帯」が付いていなければ、
「完品」とは言えないですし、
封入されているチラシやハガキ等が欠損していても、
「完品」ではないとの事。

しばらくして、
その時にブログにアップした、
「展覧会の絵」のカセットテープは、
ワーナーパイオニアの、
「フォーエヴァーヤングシリーズ」におけるカセットテープ版である事を、
知る事になるわけですが、

どうして、
アップした当時は、
「フォーエヴァーヤングシリーズ」である事が解らなかったのであろうかと思いまして、
後日、昨年の6月27日にアップした、
「フォーエヴァーヤングシリーズ」の展覧会の絵と比較してみました。


画像上 2011年11月14日にアップしたカセットテープのインデックス
画像下 2018年6月27日にアップしたカセットテープのインデックス


こうして見ると、2011年にアップした品物は、
「完品」でない事はもちろんですが、
インデックスの一部をカットしているという事が判明しまして、
むしろ、ジャンク品と言った方が妥当かと思います。

カセットテープで音楽を聴いている人で、
インデックスの完品状態を気にしない人が、
プラケースに収納できないインデックス部を、
余分な物として捉え、
カットしたのだと思います。

ちなみに、カットされた部分の裏側に、
フォーエヴァーヤングシリーズの他の作品のリストが掲載されています。

これも、同じ品物を2つ入手して比較した事によって、
明らかになった事であり、
出品用にアップされている、
写真だけでは、解りにくい場合もありますね。

ただし、全ての国内版のカセットテープのインデックスが、
プラケース全体を巻いているような仕様かというとそうではなくて、
後期になってくると、
インデックスは、全てプラケース内に収納しているタイプのものも、
出てきているようなので、
これをきちんと調べるには、
国内版カセットテープの未開封品が必要になりますね。

以上。

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2019年10月28日 yaplog!
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BLACK MOON PROMO CD オランダ盤

2019-10-24 18:12:46 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
BLACK MOON PROMO CD オランダ盤


画像 CD盤面

このCDの盤面の写真は、
既にリリースされている、
輸入盤のブラック・ムーンのCDのブックレットか何かに、
載っていたように思います。

シングルヴァージョンのブラック・ムーンが収録されているとの事。

このプロモCDは、もともと、ピクチャースリーヴには収納されていない品物のようです。

ピクチャー・レコードを収納するタイプの、
のり付きのやや厚手の透明ビニールスリーヴに収納されていました。

盤面のデザインは、
ブラック・ムーンのブックレットジャケットの裏側のデザインの一部を、
抜き取ったものですね。

元のデザインは、英国のマキシシングルのジャケット等に引用されていて、
中央部に金色のELPのロゴが入っているのですが、
このCDにおいては、
その部分がCD盤中央部の穴になっています。

CDのプロモ盤というのも、
その国独自のデザインがあるのでしょうが、
なかなか特徴が際立っているデザインだと思いました。

以上。

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スポンティニュアス・コンバスションのCD

2019-10-21 15:53:33 | Greg Lake関連
スポンティニュアス・コンバスションのCD


画像 帯と紙ジャケット

日本語ではとても読みづらいバンド名ですね。

スポンティニュアス・コンバスションのファーストアルバムを、
グレッグ・レイクがプロデュースしたという事は、
EL&Pファンの間では、よく知られている事と思われます。

レコードは、1972年に国内でも発売されており、
ヤフオクにも時々登場するのですが、
数千円では購入できない競争が始まりますね。
当時、東芝では、赤盤と黒盤をリリースしていたようで、
赤盤を見かけた事があります。

私がこのアルバムのジャケットを最初に目にしたのは、
「衝撃のロックトリオ伝」の巻末の、
EL&P関連のディスコグラフィーのコーナーですね。

この書籍のディスコグラフィーのコーナーは、
ジャケットとレコード番号だけを記してある簡素なものなのでした。

クリムゾンやナイス、アトミック・ルースターに関しては、
書籍の内容に出てくるので、
メンバーが演奏で参加しているアルバムという事が解るのですが、
このアルバムに関する情報は特に表記されていないわけです。

この邦題「自然発火」は、
2008年の1月に、ハーヴェストのアルバム30タイトルを、
国内の東芝で、紙ジャケットCDでリリースした時のものです。
30タイトルの監修は伊藤政則氏が行っているとの事。

見開きジャケットが再現されており、
ジャケット内側は、
アメコミ調のコミック画と、
メンバーの似顔絵、
グレッグの似ていない似顔絵が入っています。

解説は、
伊藤政則氏が、このバンドに関して、とても詳しい解説を書いてくれています。

収録されている楽曲は、
ヴォーカルも演奏もとても丁寧な感じがします。
技量の方はとても評価されているようですし、
楽曲の随所に普通のハードロックには収まりきれない、
プログレっぽい展開が見られます。
ただ、プログレッシヴロックというには、
重厚感に欠けている感じが否めません。

グレッグのプロデュースはファーストアルバムのみで、
セカンドアルバムは担当していないのですが、
バンドは2作品で解散したようです。

バンドというのは、ファーストアルバムが売れないと、
新たな方向性を模索する事があるようで、
ややプログレ色を宿しているファーストに比して、
セカンドアルバムはハードロックな面が強調されているようですね。
こちらの方もCDは入手しましたが、まだ聴いておりません。

グレッグがプロデューサーに選ばれた背景には、
EL&Pのアルバムが爆発的ヒットした事により、
そのプロデューサーとしての手腕に目を付けられたからのようです。

キースは、過去のインタビューで、
グレッグがEL&Pのアルバムのプロデューサーとして名を刻んであるのは、
バンドの和を保つためだけの理由であるような事を述べていましたが、
これは、キースから見た意見なので、それが全てではないでしょう。

ちなみに、
バンドのメンバーの1人の弟さんが、
グレッグ・レイクのファーストソロアルバムに参加している情報も、
記されていました。


以上。

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カイロ(CAIRO) 時の砂

2019-10-18 11:40:32 | keithやEL&Pに影響を受けたミュージシャン、キーボードプレイヤー
カイロ(CAIRO) 時の砂


画像 帯とジャケット

「カイロ」は、
プログレのマニアの間では、おそらくかなり知られていると思います。

このデビュー作、邦題「時の砂」は、
1994年のリリース。

ディスクユニオンの解説では、

「大曲においては、EL&Pのオマージュを聴かせる」

と評されています。

私がどうやってカイロを知ったのかは、
ハッキリと覚えていないのですが、
何かEL&Pを彷彿させる曲が入っている事を、
サイトか何かで知ったので、
購入してみたのだと思います。

聴いてみたところ、
正直、「EL&Pへのオマージュを聴かせる大曲」
に関しては、
よく解りませんでした。

キーボードを担当しているのは、
「Mark Robertson」という方なのですが、
「米のキース・エマーソン」とも称されているとの事。

この「何とか国のキース・エマーソン」という呼称は、
楽曲を聴いたプログレファンの多くがそのように思わない限りは、
誇張した表現になると思いますが、
ディスクユニオンさんがそのように説明すると、
全く間違いではないのかも知れません。

収録曲の中に、
タルカスを何度も聴いている人には、

「おぉ、タルカスの中のこのメロディーをこのように使ったか!」

とすぐに解る曲が収録されています。

このような曲を「オマージュ」と称するのであれば、
そうだと思います。

アルバム全体を聴いてみると、
押しまくる感じがとても強いです。

「カイロ」の他のアルバムは、
まだ聴いた事がないのですが、
「カイロ」の別のアルバムを聴いてみようという気持ちよりは、
全てのCDをまだ揃えていない「イエス」のアルバムを購入したい気持ちの方が、
勝っているかな。

以上。

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アルファ 国内盤 付録ステッカー

2019-10-16 16:56:38 | Carl Palmer関連
アルファ 国内盤 付録ステッカー

エイジアのファーストアルバムは、
日本国内でどのぐらい売れたのかは、
解りかねますが、
米国での大ヒットに乗じて、
ある程度の売上を確保したでしょうし、
日本の取扱メーカーにも多くの利益をもたらしたと思われます。

その影響もあって、
日本では、
待望のセカンドアルバムに、
ステッカーの特典を付ける事になったようです。

ロジャー・ディーンがデザインしたアルファのジャケットは、
ファーストアルバムの路線をいくような、
全体としては水色っぽい感じのものですが、
ジャケットのデザインをミニサイズにして、
カラーのステッカーを制作するという事にはなりませんでした。

シルバーとブラックの2色で制作されています。


画像 ステッカー 大きさはA4半分ぐらい
ジャケット メンバー写真 ロゴ メンバー名等、個別に剥がせる仕様


セカンドアルバムリリース当時は、
米国盤を購入した事を既に綴っていますが、
国内盤の特典までつぶさに観察したりもしていなかったので、
ネットをやるようになってから、
この時の特典を知る事になりました。

当時、
ステッカーが付いている事を知っていたとしても、
エイジアのメンバーにカールがいるだけでは、
何か物足りない感じはしていたので、
ステッカーが目当てで、
あえて、国内盤を別途購入したりはしなかったとは思います。

このステッカーは、
ステッカーのみがオークションに出ていたので、
仕入れたモノですが、
今の私にとっては、
大エマーソン、レイク&パーマーのメンバーである、
カール・パーマーの栄光の歴史を飾る資料の1つです。

以上。

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映画 幻魔大戦 ポスター

2019-10-14 13:48:30 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画 幻魔大戦 ポスター

映画「幻魔大戦」関連のポスターを取り上げるのは、
確か2度目だと思います。

1度目は、VHSやサントラ等の宣伝ポスターを取り上げました。

販促用のポスターという事もあり、
大量の情報の文字が埋め込まれており、
部屋の中に貼ったりするようなものではありませんでした。

ただ、
シングルレコード発売の告知も含まれていて、
キースの名前も入っておりましたので、
キース関連物を収集している人にとっては魅力的なものと言えました。

本日取り上げる中古で入手したポスターは、
画鋲の穴はないのですが、
下部の一部に亀裂が入っており、
裏側にセロハンテープで補修した後があります。


画像 ポスター写真
シワが白くなっているのも解ります


サイズはA1ぐらい。

デザインは映画のパンフレット等と、
同じ絵柄なので、
良く知られているものだと思います。

映画「幻魔大戦」関連のポスターは、
幾つか存在しているようですが、
このポスターは、
キースの名前や声優達の名前も入っていないので、
映画化が決定した頃に制作されたものかも知れません。

以上。

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ミュージックライフ 1970年10月号

2019-10-11 17:01:45 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1970年10月号


画像① とっても素敵な表紙

本号は、まだ、EL&Pがデビューする前の号になります。

70年度の人気投票の中間の第一回目と思われる結果が、
載っています。

グループ部門では、ベスト20位以内に、
ピンク・フロイドやジェスロ・タルがあっても、
ナイスは登場していません。

グループ部門では、
レッド・ツェッペリンが2位なのですが、

「意外!レッド・ツェッペリン」

みたいな書き方をされています。

今では考えられない事ですね。

ピアニストor オルガニスト部門で、
キース・エマーソンが、
4位で初登場しています。

ちなみに、

1位 スティーヴ・ウィンウッド
2位 アル・クーパー
3位 ポール・マッカートニー
4位 キース・エマーソン
5位 レイ・マンザレク
6位 ジョン・メイオール

となっており、

専門のオルガニストとオルガンを弾けるミュージシャンが、
混在した感じになっていますね。

そのような中に、
キースがアグレッシブなオルガニストとして登場してきたのでしょうね。
伝説の始まりです。

EL&P関連のグラビアはないのかと思っていたのですが、
白黒で半頁だけありました。
うっかり見落とすところでした。


画像② キング・クリムゾン

「ユニークな音楽を奏でるクリムゾン」

という説明があるだけです。

この時期の音楽誌は、
時間があったら、
EL&Pのメンバーについて書かれていないとしても、
じっくりと読んでみたいものです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年10月11日 yaplog!
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ジョン・メイオール ファンクラブ会報 BLOW-UP No.5

2019-10-08 16:40:26 | EL&Pのメンバーがメジャーになり始めた前後の周辺資料
ジョン・メイオール ファンクラブ会報 BLOW-UP No.5


画像 表紙 3号から同じデザインが続いています

ちょっと間が空きました。

勤務先での仕事の処理が、
とてつもなく増えてしまった事と、
先週末に、大変、お世話になった70代の方が、
急に倒れられまして、
気もそぞろでした。

2度ほど取り上げたジョン・メイオールファンクラブの会報の3回目になります。

表紙裏を含めて、
全28頁
和文タイプ打ちで、
印刷はガリ版で両面。

印刷の方式もあってか、
写真は1つも登場しません。

18頁から20頁にかけて、
ナイス関連の情報が登場します。

以前にも書きましたが、
他のアーティストのファンクラブの会報において、
キース関連の情報に2頁半も使用されているわけです。
この時代の特徴とも言えますね。

抜き書きしてみます。

☆NICE
ナイスはとてもすてきなグループです。彼らの音楽を聴いていると楽しい気分になってきます。それでいてちゃんと引き締まっているのです。そんな魅力的なグループ ナイスのインタビュー記事が”CIRCUS”誌に載っていたので、早速訳してみることにしました。でも記事前半は良いのですが、後の方になると”GROUPIES”なんていう、意味深長なことについておしゃべりしているので、気品と格調を尊ぶ、わが会報といたしましては後半を省かせていただくことにしました。 あしからず  。

Q: あなたは毎晩 フィルモアでボブ・ディランの”She Belongs To Me”はナイスの出発点のようなものだと言いましたね。

KEITH:  ええ、僕達は最初P.Pアーノルドのバック・バンドとして出発したのです。そして 彼女が出る前に約20分ほど埋めあわせる時間をもちました。そこで僕達はみんなが一緒に演奏したいような種類のものをやることにしました。それが僕達の音楽の正体の起源であり次に何が起こるかの序曲のようなものだったのです。

Q: では、バック・バンドからあなた達は自分達のバンドになっていったのですね。巧みなトリックだ。

KEITH: ええ、P.P.アーノルドは仕事の許可法に従って行動するために、アメリカに戻らなければなりませんでした。そこで僕達は独立して行動しました。それ以来僕達はずっといっしょです。

Q: あなた達は確かに、オルガン、ドラム、ベースを用いて、十分にうまくやっていますが、リード,ギターを加えようといままでに考えたことはないのですか。

KEITH: あなたがなぜ、そのようなことをきくのか僕には理解できません。僕達は、今のやり方にとても満足しています。僕は一種のクラプトンのイミティターを加えてもしょうがないと思います。ほんとうに、そういう人達がたくさんいますからね。

BRIAN: 僕達は、お互いの演奏を補充しあうようになりました。僕達はそれぞれのソロに、それを無視しないで何かを加えてやることができます。そうすることは大変むずかしいことです。ほんとうにめいめいの演奏の中に溶け込んでいかなければなりません。ちょっとした瞬間でも、僕達の間では、それはかなり自由にそしてたやすく伝達されます。しかし、グループの人数が多ければ、多いほど、制限されてしまうものです。

Q: ”America”あるいは”She Belongs To Me”のような曲を行うとき、あなた達の心にはどんなことが浮かびますか。 どのように拡張して それを発展させているのですか。

LEE: 演奏の間じゅう、何が起こっているのかを眺めることを、なんだか1枚の絵を好むようなものです。僕達はこれらのことすべてが起こるのを見ることができます。そしてそれらを試み、表わすのです。たとえば”America”の場合 2つの異なったテーマが浮かびました。1つはアメリカが成長し始めていった方法の1つであるドボルザーク(交響曲”新世界”の作者)のイメージです。とても純粋な、あなたも知っているように 全アメリカ人の夢のような……。それから ギャング そしてすべての激しい、暴力的なテーマを取り上げたバーンスティンの扱い方があります。僕達は2つの相反したテーマに進みます。そして、それをはっきりと対照させるよりもむしろプロデュースするのです。

KEITH: あなたは僕達の作品の他の部分に多くの”Quotes”(引用)を見つけることができます。僕は、よいと思われる”Quotes”を、オルガンのリフ(反復される楽句)に用いることが好きです。僕は学生時代にかなりたくさんのクラシックを覚えていましたよ。 それから僕は多くのジャズを聞き始めました。そして、とうとう約20人の若い男達のやや大きなバンドに参加することになったのです。それはパートの読み方を学ぶのにとてもよい訓練場となりました。楽譜を配ってくれなかったのに僕達はすぐに譜表を読まなければ、ならなかったからです。

Q:あなたはオルガンを弾いている間じゅう、何について考えているのか少し教えてくれませんか。私はあなたが、それにむちを打つのを、ナイフを突き刺すのを、そしてほんとうにそれをステージから押し出してしまったのを見たことがあるのです。

KEITH: 僕は最高潮になり、音楽がそれに合わせてどんどん進んでいったとき、かつてそれを始めたのです。人々は本当に、それを非難しました。特に僕がむちを用い始めた後には。
それから僕は、ナイフや他の刃物を投げることが頭に浮かんだのです。でも それは実際破壊では、ないんじゃないでしょうか。それは激しさの特殊な形のあらわれにすぎません。自己から離れて、それを理解することは すばらしいことです。そうすることは驚くほど、おもしろいですよ。

抜き書き終わり。

ジョン・メイオールのファンクラブは、
ジョン・メイオールのレコードが、
キングレコードからの発売から、
日本グラモフォンからの発売に変更になったため、
11月から日本グラモフォンのお世話になる事になったと会報の冒頭に記されていました。

他の記事としては、
ジョン・メイオールへのインタビューや、
ブラインド・フェイスのアルバムへの感想、
ジャック・ブルースのソロレコードの背景の解説など、
会報が送付されてきた時に、
会員の方々は食い入るように一気に読んだ事でしょう。

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劣化していた海外製のポスター

2019-10-01 16:15:17 | Emerson,Lake&Palmer関連
劣化していた海外製のポスター

昨年、入手した中古のポスターです。


画像 ポスター A2ぐらいの大きさ

取り上げるにあたり、
広げようとしたら、
4つ折りの線の部分が、
ピリっというような音がして、
縦の折り目の一部が裂けてしまいました。

この手のポスターは、
仮に保存状態が良かったように見えても、
紙の質があまり良くないのかも知れないので、
取扱にはかなりの慎重さが必要であると、
初めて認識しました。

このポスターが制作されたのは、
1970年から1972年ぐらいだと思われます。

雑誌か何かの付録のようですね。

裏側は、
私が良く知らないミュージシャンへのインタビューや、
アリス・クーパーの楽曲の歌詞が掲載されていて、
英字で埋め尽くされています。

ポスターの画像は、
単なるスナップ写真をポスターにしたのではなく、
わざわざ撮影している感じです。

月刊明星とか平凡に付録で付いていたような、
スターのポスターを思い出します。

あまり開いたりたたんだりを繰り返すと、
またまた裂けてしまいそうなので、
このまま保管する事にします。

以上。

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