EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

RETURN OF THE MANTICORE castle盤 その2

2016-08-31 18:02:28 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
RETURN OF THE MANTICORE castle盤 その2

RETURN OF THE MANTICOREのcastle盤のパッケージのELPマークが、
銀色ではなく白色である事を、「その1」で触れましたが、
CD盤そのものにヴィクトリー・ミュージックとの違いを表しているとは、
思ってもいませんでした。

頭の中では、

「RETURN OF THE MANTICOREのCD盤は、赤、青、緑、やまぶきいろ(黄色)」

という認識で固まっておりました。

固まっていなければ、どうってことはない変容なのですが、

CD盤の色をネット上で初めて見た時は、

「へぇ!こんなのがあるのだ!」

と目を丸くしたわけです。


Disc One Disc Two


Disc Three Disc Four

CD盤面は薄いトーンの配色でまとめられていたわけです。

「色が異なると、収録されている音まで違うのではないか?」

とついつい思ってしまうような配色でした。

EL&Pマニアも同じ色のモノにはあまり惹かれないと思うので、
再度の購入を促すために、
メーカーさんも色を変えたりしているのかも知れないですね。

以上。

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書籍 ゴジラ映画音楽ヒストリア1954-2016

2016-08-29 11:56:06 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
書籍 ゴジラ映画音楽ヒストリア1954-2016



「シン・ゴジラ」の興行成績があまりにも良い事に連なって、
ゴジラ関連の書籍が幾つか出版されているようです。

東宝はゴジラ映画の興行成績が、下降の一途を辿っていたので、
ゴジラ映画を一端、終焉させるという事もあって、
「ゴジラファイナルウォーズ」を制作したわけですが、
そのゴジラ終焉の音楽にキースは関わる事になったわけです。

「ゴジラファイナルウォーズ」の公開は、2005年の12月だったと思うので、
今から10年以上前の事になるわけですが、
その時は、余計な事を考えずに、キースの新しい音楽を聴くことが出来る機会が訪れたので、
単純にワクワクしていたのを覚えています。

その一方、
何度かこのブログで綴っておりますが、
伊福部昭の音楽が心に深く刻まれているゴジラマニアに、
キースの制作したゴジラ音楽は好意的に思われていないようですね。

反面、「幻魔大戦」でのキースの音楽への評価が高いのは、
それ以前の「幻魔大戦」音楽が存在しない事も理由の1つになるでしょうね。

本書籍は、ゴジラ映画の映画音楽に焦点を絞ってまとめ上げるという、
今までにない試みが為された書籍だと思われます。

それぞれのゴジラ映画の音楽を担当した作曲者の略歴も記されており、
音楽家としてどのような仕事をしてきたかという事にも着眼しています。

キースに関しては、他の作曲者と同等に頁が割かれていまして、
60年代からの活躍も紹介しており、
最後には、同居者に亡くなっているところを発見されたところで終わっていますね。

執筆者は「ゴジラファイナルウォーズ」が制作された経緯も踏まえながら、
その音楽に関しても、肯定的な論評を展開しています。

結果としてキースは興行成績最低のゴジラ映画に関わったとはいえ、
「ゴジラ」というブランドに関わる事で、
マニアックな書籍で取り上げられる事になったわけですが、
奇しくも、
ゴジラ映画が終焉から復活を果たして大ヒットをする年に、
キースの人生が終焉になりました。

以上。

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Do ya wanna play,Carl ?NEW, UPDATED VERSION

2016-08-26 17:52:47 | Carl Palmer関連
Do ya wanna play,Carl ?NEW, UPDATED VERSION



この「Do ya wanna play,Carl ?」のCDは、
かなり前に取り上げていましたが、
2014年に、この「NEW, UPDATED VERSION」が登場したのは、
ほとんどのEL&Pファンはご存知かと思います。

「MVD AUDIO」というところからリリースされたわけですね。

ジャケットのデザインは表側も裏側も、
大きな変化はないのですが、
一部の曲目を差し替えているというのが、
売り文句になっていました。



当初、私は、
「入れ替えるような秘蔵の曲でも見つかったのか」と、
単純に思ったのですが、
何の事はありませんでした。

最初のリリース時には、
カール・パーマー・バンドが、
まだ誕生していなかったわけです。

その後、カール・パーマー・バンドは、
キャリアを積みまして、
日本においても、ビクターエンタテイメントから、
3枚のライヴCDがリリースされました。

そのカール・パーマー・バンドの音を、
3曲収録したという事です。

グレッグのアンソロジーである、
「FROM THE BEGINNINIG  RETROSECTIVE」
が、「Castle」から再リリースされた時は、
収録曲の方は変えずに、ジャケットを変更していましたが、
こちらの方は、逆のパターンですね。

以上。

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BRAIN SALAD SURGERY 旧ユーゴスラビア盤

2016-08-24 14:19:07 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
BRAIN SALAD SURGERY
旧ユーゴスラビア盤


恐怖の頭脳改革のアナログ盤は、
お国によっては、初回リリース段階で、
歌詞付きポスターを省略している事もあるようですし、
観音開きのジャケットでない場合もあります。

本日、取り上げるのは、旧ユーゴスラビア盤です。


バンド名がでっかい

旧ユーゴスラビア盤は、
何種類か存在しており、
いずれも、
歌詞付きの折りたたみ式ポスターは、
付属していないようです。

ジャケットの体裁は、ほぼ同じようなのですが、
ジャケットの裏側とレーベル面に違いがあります。

裏側を見ると、このように、
インナースリーヴを取り出し易くするための、
カットが入っています。





このカットが入っているのは、
セカンドリリースヴァージョンだけのようです。

レーベル面は、
いずれも国内盤のアトランティックレーベル時のカラーと似ていますし、
レコード番号も変えていないのですが、
レーベル内での番号の配置等に微妙な違いがあって、
それによって、
再リリース盤か、再々リリース盤かを見分けたりするのだと思います。





以上。

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エマーソン、レイク&パウエル+2 プラケースCD 米国盤

2016-08-22 13:28:27 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
エマーソン、レイク&パウエル+2 プラケースCD 米国盤


CD盤面

80年代にシール帯プラケースCDが発売された時には、
収録されていなかった、

「ロコモーション」
「ヴェイカント・ポゼッション」

がボーナストラックとして、
収録されているCDになります。

このボーナストラック付きのCDに関しては、
ひょっとしたら輸入盤のCDが先行リリースされていたのかも知れません。

2014年に紙ジャケットCDを取り上げた時は、
ボーナストラックは収録していましたが、
紙ジャケットCD化(2001年)にあたっては、
ジャケット裏の収録曲は、発売当時の収録曲のみを記していました。
帯の方にボーナストラックの収録を記述して告知したようです。

一方、このプラケースCDの裏側は、
オリジナルジャケットに合わせる形で、
ボーナストラックを追加で記載していますね。


プラケース裏側

国内で2006年に発売されたプラケース盤の裏側にも、
ボーナストラックが記載されていました。


ジャケットを一部開いた状態
ジャケットは三つ折りになっていて、
歌詞が載っているのですが、
ボーナストラック10曲目の歌詞の記載は無し
こうなると、全ての歌詞を掲載しない方が逆にスッキリするかもね


1枚のスタジオアルバムリリースで崩壊してしまったエマーソン、レイク&パウエルですが、
キースが他界した今となっては、
キース史を見ていく上で欠くことの出来ない1枚になってしまいました。
(私の中では、あまり重きを置いていないアルバムでしたので)

以上。

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ATLANTIC ROCK & ROLL 3 COMPACT DISC SET

2016-08-19 17:40:05 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
ATLANTIC ROCK & ROLL 3 COMPACT DISC SET




オムニバスアルバムに収録されたEL&Pという事で、
幾つかのCDを取り上げて来ましたが、
本日、取り上げるのは、
その中でも豪華な部類に入るオムニバスCDセットと言えます。

このCDセットの制作当時に、
アトランティックに所属していたロック系のバンドやミュージシャンの著名曲やヒット曲を集めて、
3枚のCDに収録したものですね。

1991年のリリースです。

このセットの国内盤が出ていたかどうかまでは、
ちょっと解りません。

この中にEL&Pも1曲だけ収録されています。

レッド・ツェッペリンや、
イエス、ジェネシスなどは、
数曲入っているのですが、
ツェッペリンは別格としても、
イエスもジェネシスもバンド自体が存在して活動をしていたので、
ある程度は、その時の勢いも加わった選曲と見るべきかも知れません。

それはそれとして、
1992年から1993年にかけて、
アトランティックからヴィクトリー・ミュージックにEL&Pのアルバムの発売権が移行しているようなので、
このセットが1992年に企画されていたとした場合、
リリース月によっては、
EL&Pの楽曲は収録されずに終わっていたかも知れません。

そう考えるとこのセットの有り難みが増すようです。

EL&Pの収録曲は「悪の経典#9第一印象パートⅡ」です。

90年代のコンサートにおいては、
短いヴァージョンからフルヴァージョンも含めて、
必ず演奏していた曲ですが、

制作サイドが、この曲を選んだ理由というのは、
このセットのタイトルに歌詞が重なる部分があったからかも知れないですね。

いずれにしましても、

当時、CDのセットは3枚組以上になると、
このようなLP盤サイズのボックス仕様になっていた事があります。


CDのジャケットは3枚とも同じ
これにLP盤ジャケット大のブックレットが付属


レッド・ツェッペリンの数枚組のベストとか、
イエスのライヴ数枚組とかも、
このLP盤サイズのボックスに収納されていました。

今は、CDのみのセットだけだと、
このタイプ(LP盤サイズ)のボックス仕様にはしない事がほとんどだと思われますが、
LP盤と抱き合わせのセット等は、このタイプを継承していますね。

以上。

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BMGのアナログ盤が届きました

2016-08-17 16:35:34 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
BMGのアナログ盤が届きました

amassの情報に、BMGが大規模なリイシューキャンペーンを企画するという記事が、
掲載されていたのは、昨年の11月の事でした。

カラーレコードにするとか、オマケを付けるとか、
これまでとは違った事をしない限りは、
様子を見ているつもりでしたが、
コレクター向けのオマケを付ける企画が目に入りましたので、
ついつい我を忘れてカートに乗せてしまいました。

いつもなら、もう少し冷静な判断もしており、
仮にオマケがついていたとしても、
ポンポンカートに乗せたりはしないのですが、
3月10日の生涯忘れる事のできない出来事が、
未だに尾を引いている事は確かですね。

そのサイトで買い物をするのは初めてだったのですが、
アナログ盤を再リリースするに際しての、
レーベル面が真っ白のテスト盤まで取扱をしていましたので、
発売元と直結しているサイトと思われます。

しかし、いくつかのストックがあったテスト盤は、
私がそのサイトを見た時は、
既に完売しており、
世界は広く、様々な理由でそのテスト盤を入手したい方々もいるのであると、
思った次第。
転売目的での入手もあり得る事ですからね。


向かって左上シール部



ジャケット裏側
この辺りのデザインは、
色調に合わせて独自性を出している感じ



レーベル面
実物の色が出ていませんが、
マンティコア時代のレーベルに、
色とデザインを近づけている感じ



「輸入盤、届いた時は、つぶれている。」

次は私から見たこの企画の目玉について触れます。

以上。

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INFERNO LIMITED RED VINYL EDITION その2

2016-08-12 11:32:32 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
INFERNO LIMITED RED VINYL EDITION その2


レコード盤

先般、取り上げたキース他界後にリリースされたサントラ赤盤の2回目です。

一口にRED VINYLとは言っても、
幾つかの色合いが存在するようですし、
これもまたネット上で見ている色と、
実際に手にとって見る色は異なりますね。

このブログでは、
グレッグ・レイクのプロデュースによる他のアーティストのシングルレコードを取り上げた事がありますが、
これは違和感を覚えない色でした。

この「インフェルノ」の赤盤にしても、
昨年取り上げた「ザ・チャーチ」のオレンジ色っぽい盤にしても、
何故かレコード盤というより、
おもちゃのプラスティックのような印象を受けます。

この違和感はどこから発生しているのか?

本日、自分なりに、その理由をつかみました。


レーベル面

それは、オリジナルのレーベル面の色の再現にこだわる事で
普通の黒盤であれば感じる事のない、
レーベル面と再生部(赤)の色のバランスが、
あまり良くない事にあるのではないかと思ったわけです。
(好みの問題もあると思うので、あくまでも、私の感覚ですね。)

Cinevoxのレーベル面(もえぎ色とかいうらしい)の色は、
は、レコード盤が、黒、白、透明等の場合は、
馴染んだ感じになると思いますが、
レコード盤が赤やオレンジ、もしくは青になってくると、
組み合わせとして合っているかという問題もあるのではないかと、
思うわけです。

今回は、サントラ制作時の、キースとダリオ・アルジェントの何点かの写真も、
付属ポスターの裏側に載っており、
EL&P活動休止から映画音楽にのりだした頃のキースの姿を見る事ができます。

限定盤である事は謳っていても、生産枚数の説明はないのですが、
キースの格好良さに惚れていたファンであれば、記念に所持しておくべき1枚かも知れないですね。

以上。

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セ・ラ・ヴィ シングルレコード トルコ盤

2016-08-10 14:07:22 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
セ・ラ・ヴィ シングルレコード トルコ盤


レーベル面
デザインはA,B面共通で、
曲の表記が異なるだけ


SIDE A C'est La Vie
SIDE B Closer to Believing

トルコ盤という事で求めたのですが、
商品説明の段階で、「ピクチャースリーヴの付属は無し」という事でした。

トルコの事情というのは解りかねますが、
これはプロモ盤というよりは、
トルコで発売されているシングルの一部は、
ピクチャースリーヴの無い状態で発売されていたとも考えられます。

これまで取り上げてきた「ELP四部作」関連のシングル盤は、
四部作以外の曲がB面に収録されているケースもありましたが、
B面に「Closer to Believing」を収録しているケースは、
ちょっと珍しい感じもしますね。

トルコ盤のタルカスのアルバムを取り上げていますが、
ジャケットの紙の厚さも、とても薄いものでしたので、
シングルレコードともなると、
「どのアーティストのシングル盤か解れば良い」
程度の認識なのかも知れないです。

以上。

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ニューミュージックマガジン 1973年4月号

2016-08-08 13:12:57 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
ニューミュージックマガジン 1973年4月号



このブログで取り上げたニューミュージックマガジン誌は、
EL&Pファンにとっては、衝撃的とも言える、
EL&Pに関する否定的な内容が記されている号でしたが、
本号は、どちらかと言うと、結果からすると肯定的な事柄になるかと思います。

音楽誌や音楽本等で、
ポップスやロックのアルバムのベスト100みたいな企画をするとした場合、
あくまでもその時点でのベスト100という事になりますよね。



そのため、
この1973年の春頃の「新・ロックアルバム100選」には、
クィーンやプリンスのアルバムは取り上げられていません。

EL&Pが「タルカス」や「展覧会の絵」等の傑作を、
世に放っていた頃の事になりますね。

ピンクフロイドのモンスターアルバムと称されている「狂気」も、
まだこの世に存在していないわけです。

本号の企画は、1970年に同じ企画を試みた時に、
すこぶる評判が良くて、
入手困難なバックナンバーになってしまったようです。

それを踏まえての
「新・ロックアルバム100選」ですね。

1つのミュージシャンにつき、1点だけにしようという編集方針を、
取っているわけではないようで、
ザ・ビートルズなんかは、5枚ぐらい掲載されていますし、
クラプトン関連もソロや、クリームやデレク&ドミノスも含めて数枚あります。

EL&Pは、「タルカス」と「展覧会の絵」の2枚。



今では、プログレッシヴロックの範疇で、同様の企画をしたとしても、
EL&Pは、
選者によっては、100枚のうちの1枚に入るのかどうかも、
あやしいものがありますが、
当時は、ロック全般の100の中で、2枚も入っているのですから、
このような古雑誌を見ると、有無を言わせない圧倒的な勢いだったのだなと、
容易に想像する事ができますね。

以上。

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「惑星」と「グリーンスリーヴスによる幻想曲」が1枚に収録されたCD

2016-08-05 10:36:41 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
「惑星」と「グリーンスリーヴスによる幻想曲」が
1枚に収録されたCD




バンドとしてのEL&Pや、
EL&Pのメンバーが取り上げて演奏している、
クラシックや現代音楽の曲が収録されているCDをこれまで幾つか取り上げてきました。

その中には、たまたま、1曲だけでなく、2曲収録されている品物もありましたが、
この「レナード・スラットキン(指揮)フィルハーモニア管弦楽団」のCDも、
その部類に入ります。

ホルストの「惑星」は、
国内でも某女性ヴォーカリストが、歌詞をつけて歌った「ジュピター」がヒットしたので、
さらに多くの人に知れ渡る事になった事もありますし、
「惑星」だけが収録されたCDなどは、指揮者やオーケストラの違いがあっても、
キースファンであれば、1枚は所持していると思われます。

昨年の9月に「グリーンスリーヴスによる幻想曲」が収録された、
クラシックのオムニバスCDを既に取り上げていますが、
このCDに関しては、
アルバム「エマーソン、レイク&パウエル」に関連している2曲が、
1枚で聴けるところが便利ですね。

ジャケット違いで、国内盤も出ているのですが、
中古品でも価格はそんなに安くはなくて、廉価盤の新品ほどの価格がついていますね。

ちなみに、「エマーソン、レイク&パウエル」と言えば、
先週、
日本テレビの「しゃべくり007」を食事しながら見ていたのですが、
新日本プロレスのメンバーがゲストで4人入ってきた時に、
オリジナルではない「ザ・スコアー」が流れました。

テレビでプロレスをみたりする事も、
かなりご無沙汰していますし、最近のレスラーの名前など全く知らないわけですが、
今でも、オープニングに「ザ・スコアー」は使用されているのでしょうか?

先日、知人がキース追悼を込めて、「ザ・スコアー」を演奏した映像を、
自宅にて、youtubeで見る機会がありました。
とてもキース愛が感じられる素晴らしいものでした。

EL&Pは、96年の来日では、「タッチ・アンド・ゴー」を演奏してくれましたが、
「ザ・スコアー」なんかも演奏してくれたら、さぞかし盛り上がった事と思います。

以上。

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EL&Pマーク(ロゴ)のワッペンから探る

2016-08-03 13:20:37 | EL&Pのロゴについて
EL&Pマーク(ロゴ)のワッペンから探る

EL&Pマーク(ロゴ)が一般のリスナーの前に姿を現したのは、
恐怖の頭脳改革のジャケットであると思っておりましたが、
それより前から、存在していたという事が解りました。

昨年の1月にカール・パーマーがアップした、
1973年4月15日のスイスでの「Abaddon's Bolero」の演奏があります。

演奏が聴こえてくる画面の中央にEL&Pマークが存在しています。
何だか、見慣れているEL&Pマークとは違うなと思ってみていたのですが、
それは映像が進むにつれて、
ステージ上の幕に描かれているEL&Pマークである事が解りました。




幕の中央が割れてメンバーの演奏する姿が現れる

現時点で、EL&Pファンが認識しているEL&Pマークのデザインに落ち着くまでは、
幾つかのプロセスが存在していたのかも知れません。

このワッペンの制作にあたり、どういう経緯かで、
頭脳改革リリースより前のEL&Pマークのデザインを入手したと考えられます。



「L」の下部がとても長いのですが、
上部の「ELP」の関しては、この幕に描かれているデザインを参考にしたと思われます。

オフィシャルな品物ではないと思われますが、
頭脳改革以降であれば、オフィシャルな品物でないにせよ、
このようなEL&Pマークを制作するとは考えにくいので、
1973年頃に制作されたものであると考えられますね。

以上。

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恐怖の頭脳改革シール帯 その3

2016-08-01 13:15:19 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
恐怖の頭脳改革シール帯 その3

恐怖の頭脳改革のシール帯にまつわる話を2度ほどしていまいりましたが、
今日取り上げるのは、
これまでみたいに、
プラケースからシール帯を剥がしたり、
プラケースの交換をしたりしていない、
リリース当時の中古品という事になります。

ワーナー時代の恐怖の頭脳改革のCDに関しては、
他の一部のタイトルのCDとは異なり、
レコード時代の解説をそのまま使用しているので、
特に年数を経てからの評価の情報等は含まれていませんでした。

先般、説明しましたように、
シール帯は、プラケースを開く時に、
その度ごとに剥がれるシール部分があるので、
問題無く機能している事をつかみました。

開ける時にちょっとだけ、
シールが剥がれる音がしますね。


開ける時にこのように隆起するのが、
オリジナルシール帯の特徴


逆にシールの全てが密着したままになって、剥がれないと、
プラケースを開ける時に、不具合を引き起こす事がある事を、
知ったわけです。

この剥がれるシール部分がちょっと問題でして、
プラケースを透明なビニールスリーヴ等に入れて保管しないと、
剥がれるシール部に埃と汚れが付着してしまう事になります。


中央の白い部分が、
シール帯の粘着部で、
開ける時にむきだしになる


そこに埃と汚れが付着しても、
プラケースの開閉事態には、何の支障もないのですが、
見た感じ、小さな埃等が付着しているのは、
あまり気持の良いものではありません。

現時点で、シール帯のプラケースCDは、新たに制作されていないと思われますが、
過去のシール帯プラケースCDは、
帯そのものが進化の途上にあった事を物語っている感じです。

以上。

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