EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

VAP制作の金属製のプレートのようなモノ

2021-09-29 11:55:53 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
VAP制作の金属製のプレートのようなモノ



ヤフオクに希に登場する品物です。

最初に見た時は、
使用済み品で、すり傷のある品物でしたが、
こちらは未使用品。

すり傷のある品物は、
希望者も多く価格も高くなったのですが、
こちらは、ほとんど、競争もせずに、
安価で手に入れる事ができました。

この品物が作られた目的は、
よく解りません。

大きさは、
11.7cm×8.4cm。

品物には、
EMERSON LAKE&PALMERと商品の番号が刻まれています。



番号を調べると、「展覧会の絵 完全版」の、
VHSとLDのようでした。

私はVHSがリリースされた時に、
弘前市で直ぐに購入したのですが、
この品物は頂戴できなかったので、
ひょっとしたら、付いている券で応募とかをして、
抽選に当たった時に入手できた品物かも知れません。

あるいは、
都会の方の一部の店舗に、
購入者特典として、
卸されていたのかも知れないです。

このようなタイプの「灰皿」もあるようなので、
「灰皿」かも。

以上。

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ロッキンf 1983年10月号

2021-09-27 16:14:31 | Carl Palmer関連
ロッキンf 1983年10月号



表紙


「アルファ」をリリースして米国ツアー中の、
エイジアのメンバーへのインタビューが、
巻頭カラーページで掲載されています。

インタビュー当時は、
スティーヴとジョンの間も上手くいっていたようで、
インタビュアーの、

「U.K.も良い曲があったのに、それほどヒットしませんでしたが?」

の質問に、

ジョンは、

「あのバンドには友情と尊敬がなかった。
今のバンドにはそれがある。」

と、ヒットしなかった原因を、「友情と尊敬」という言葉で表現したいほど、
バンドのメンバーとの仲は上手くいっていたのでしょうね。

また、カールは、日本に行ったら、「ライヴ・イン・ジャパン」というアルバムを制作するかも知れない事をほのめかす発言もしています。



巻頭のカールの写真

数ヶ月後に発生したバンドの事情は、
オリジナルエイジアやジョン・ウェットンファンにとっては、
全く歓迎できない出来事でしたが、
何度も述べているように、それがグレッグ・レイクの突然の来日に、つながってしまいました。

私はオリジナルエイジアの熱心なファンではありませんが、
38年を経た現時点において、この古雑誌のエイジアを見ていると、
何だかわびしさが漂ってきます。

確かに、エイジアよりもEL&Pが好きなファンにとっては、
グレッグの突然の来日決定は、大きな喜びにはなりましたが、
不協和音が生じてしまう前のグラビアを見るのは、
こちらの気分も上向きにならない感じですね。

以上。

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Nice サードアルバム 地方放送局所持 中古アナログ盤

2021-09-24 15:35:31 | Keith Emerson THE NICE関連
Nice サードアルバム 地方放送局所持
中古アナログ盤



表側
カンパニースリーヴに白い用紙をセロハンテープで貼って、
アルバム名(バンド名)
と収録曲を記してあります。



ジャケット表側右上のシール



レコードは赤盤



レーベル面
独自のシールはA面のみ

ヤフオクで昨年、
入手したレコードです。

入手のポイントになる、
大きな写真が数枚ほどアップされていましたので、
「ABS秋田放送」の文字にすいよせられて、
やや「高めの札」を入れました。

「高め」と言っても、
昭和のLP1枚前後の価格の札を入れておりまして、
落とせたらラッキーぐらいに思っていました。

もし、このブログを読んでいる方と競ったのであれば、
私が地元の秋田の文字に惹かれたため、
少し熱くなったとご理解くださいませ。

(競った方も秋田県出身者かも知れませんが。)

以前、カンパニースリーヴ入りの、
発売日が印字された白レーベルの見本盤を取り上げていますが、
こちらの放送局には、市販盤が回ってきたようです。

カンパニースリーヴに入っているので、
わざわざ社費で購入したモノではないと思われます。

「ABS秋田放送」は、1953年にラジオ局として開局され、
1960年にテレビ放送を開始したそうです。

私が小学校の1、2年まで、
家で見る事のできるテレビ番組は、
この「ABS秋田放送」と「NHK」と「NHK教育」の3つのチャンネルだけでした。

今はこれに「AKT秋田テレビ」と「AAB秋田朝日放送」というのが加わっています。

このアルバムに収録されたナイスの楽曲は、
果たして、当時のラジオの番組で流れたりした事があったのかな?
県内で当時からのキースファンで、
なおかつラジオを聴いてた人でなければ解らない事。

ジャケットに貼られた用紙の、
手書きの文字は、
メーカーの方が書いたのか、放送局のスタッフが書いたのか、
解りませんが、
「Nice」は思い入れタップリの大きな特徴ある字体で記されていますね。



収録曲手書き部
黒い文字は「ゆめをおって」

以上。

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No.1860

レディース&ジェントルメン ビクターエンタテイメント プラケース盤 2種の比較

2021-09-22 11:47:49 | 「レディーズ&ジェントルメン/Ladies and G ~」
レディース&ジェントルメン 
ビクターエンタテイメント 
プラケース盤 2種の比較

「レディース&ジェントルメン」のビクターエンタテイメント盤に関して、
初回プラケース盤を取り上げた事があります。

リリースの時点では、
ヴィクトリーミュージック盤は、
2CDを収納するにあたり、
既にコンパクトなプラケースになっていたわけですが、
ビクターエンタテイメント盤は、背部の帯が大きく映える、
厚みのあるプラケース仕様となっていました。

今まであまり考えた事がなかったのですが、
この厚みのあるプラケースは、
もし、破損した場合、果たして、
市販されている代替のプラケースが存在するのでしょうか?

そう考えながら、
プラケースがコンパクトになったビクターエンタテイメントさんの、
「レディース&ジェントルメン(黒帯盤)」を見ながら、
浮かんだ事があり、
初回プラケース盤と並べてみました。



上 ビクターエンタテイメント初回プラケース盤ジャケット
下 ビクターエンタテイメント黒帯プラケース盤ジャケット

今さらながら気が付いたのですが、
2CD収納の厚みのあるプラケース盤は、
プラケース内に見えているのは、
ジャケットではあっても、
ブックレット仕様や3つ折りのジャケットではないわけです。

ジャケット専用の用紙として、プラケース内のトレイの下に、
密封されていますね。

そのため、ジャケットととして、はめ込んである用紙は、
もし、プラケースが破損した場合、
コンパクトになった2CD用のプラケースがあったとしても、
きちんと収納できないという事になります。

そう考えると、
この厚みのあるプラケースは、
破損しないように、
慎重に取扱をしないといけないですね。



初回盤と黒帯盤の背部

以上。

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最近、目に入ったEL&Pにまつわるアレコレ

2021-09-20 11:30:28 | Emerson,Lake&Palmer関連
最近目に入った
EL&Pにまつわるアレコレ

少し前に知った事もあるのですが、
私が最近目に入ったEL&Pにまるわるアレコレを記しておきます。

まず、キースが音楽を担当した映画関連のBlu-rayの発売リストですね。
ごく最近のものとして、
ルチオ・フルチ関連で、2つほど、発売されています。

2021年9月15日発売。

1.「没後25年 ルチオ・フルチ大百科 爛熟期編 ブルーレイボックス」



パッケージ

ルチオ・フルチ大百科第2弾という事で、
「マーダロック」を含むルチオ・フルチの4本の映画を収録。
国内制作のレトロ感のある絵柄が特徴的なパッケージです。

2.「ルチオ・フルチのマーダロック Blu-ray」


パッケージ

こちらのパッケージは、
以前取り上げたDVDのパッケージより、
音楽がキースである事が強調されている感じですね。

次は、ダリオ・アルジェント作品関連。

こちらの方は昨年末の発売でしたが、
完全に見落としておりました。

私が、お知らせしたのを忘れているだけかも知れませんが、
ついでに記しておきます。

2020年12月29発売。

1.「デモンズ3/ザ・チャーチ レストアHDマスター版 BD&DVD BOX (Blu-ray)」



パッケージ

サントラのジャケットとは異なり、
人によっては、手にしたくないジャケットデザインかと思われます。
Blu-rayとDVDの単品もパッケージデザインは同じで同時発売のようでした。

2.「デモンズ3/ザ・チャーチ&デモンズ4 blu-rayセット」



パッケージ

こちらは、キースとは関連がない「デモンズ4」をジョイントしたセット。

ちなみに、「ナイトホークス」のBlu-rayは、
2019年から毎年リリースされているようですが、
先般、取り上げた「I’m a man」が収録されている映像も含まれているのかまでは解りません。

また、レビューを読んでいると、映画「ナイトホークス」からキースにはまった方もいるようなので、キースには一文も入らないような話もありましたが、キース自身の宣伝になったケースもあるという事ですね。

これらの映像関連は、今のところ、新たに購入する予定はなく、
手にとって観察はしないので、ネットから拾った写真を載せております。

なお、イタリアのシネヴォックス社より、
「インフェルノ」と「ザ・チャーチ(デモンズ3)」のアナログ盤が、
この夏、盤の色を変えて、再度、発売されました。
透明クリア仕様なので、盤色を変えたという言い方が相応しいかは解りません。
こちらの方は、1枚入手したので、そのうち取り上げます。

次は、音楽。

モルゴーア・クァルテットがEL&Pも演奏する公演が予定されています。

横須賀芸術劇場リサイタル・シリーズ64

クラシック/プログレッシヴ・ロック名曲選
 
モルゴーア・クァルテット

2021年 11月27日 (土) 15:00開演 (14:15開場)
 ヨコスカ・ベイサイド・ポケット



フライヤーらしきものの画像の一部

「タルカス」等を演奏するようです。

久々に息抜きも兼ねて関東に赴き、鑑賞といきたいところですが、
この状況下なので行く予定はありません。

 次は、植松伸夫さんの講演会。

日時 10月3日(日)13:30~

場所 NHKカルチャー梅田教室(大阪)にて、

演題「今こそ聴きたい!植松流プログレの魅力と歴史」。

以下はサイトに記載された説明。

1960年台後半~1970年台前半の数年間のうちに現れて消えたにも関わらず、いまだに音楽家達に強い影響を与え続けるプログレッシヴ・ロック。
 今回、大人気ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズの音楽の生みの親であり、プログレ博士を自認する植松さんがその魅力や歴史を解説します。今だからこそ聴きたい楽曲もご紹介。自らのルーツでもあるプログレを熱く語ります。

EL&Pについても語ってくれるとは思いますが、関西はここから遠いので全くの射程圏外。

公演や講演は予定通り開催されるかは、この状況下では、何とも言えません。

以上。

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THE ANTHOLOGY A MUSICAL JOURNEY を開封する

2021-09-17 17:24:04 | Greg Lake関連
THE ANTHOLOGY 
A MUSICAL JOURNEY を開封する



デジブック 裏側

グレッグ・レイク関連の他のモノを取り上げたいのですが、
簡単には取り出せないところに収納しているため、
本日も、「A MUSICAL JOURNEY」の観察日記になります。

既に購入されて、楽しまれている方には、周知の事になりますね。

数ヶ月ほど前に私が学習した「デジブック」という仕様があるわけですが、
BMGが、EL&Pの発売権を得た時に、
オリジナルアルバムのほとんどを、デジブック仕様としてリリースしました。
この時のデジブック仕様のCDは、まだ、1枚も取り上げてはいません。

このEL&Pのデジブックですが、
リリース時に数枚だけ求めましたので、
現時点において、全て揃えてはいません。
また、急ぐ必要もないので未開封のままです。

デジブックは頑丈なので、頻繁な取扱と長期の使用には、
相応しい仕様ではありますね。

(最近、BMGから、組枚数が同じEL&Pのオリジナルアルバム数枚が、
リリースされるようですが、前回と同様にデジブックにしているのかまでは、
解りません。)

この「A MUSICAL JOURNEY」は、BMGからのリリースなので、
このデジブック仕様が継続されたのだと思います。

シュリンクで強めに密閉しているので、
シュリンクを破らずに取り出す事はあきらめました。

開封して解ったのは、
デジブックはまぎれもなくブックなのだという事。



最終頁の写真の次に、
裏表紙の裏側にあるDISC2の挿入箇所がある

これだと解説とCDは分離しないで済みます。
昔の国内の一部のアナログ盤のジャケットの仕様みたいです。

小学生の時に、アニメ・特撮関連のオムニバスアルバムを買ってもらった事がありますが、
見開きのジャケットの中は、歌ごとの歌詞付きのカラーページなっていて、
レコードに針を落としたら、それを眺めながら一緒に歌うわけです。
そんなアルバムジャケットの仕様を縮小したような感じです。

企画された方々は、コンパクトなセットで、
グレッグの小宇宙を作ろうとしたのかも知れません。

話は変わって、
先日、ディスクユニオンさんに抱き合わせで頼んだCDについて触れてみます。

JOHN LENNONとYOKO ONOの息子、ショーン・レノンのユニット、
「THE CLAYPOOL LENNON DELIRIUM」のセカンドアルバムです。


プラケース表側

このユニットがどの程度、評価されているのかは、
全く、解らなかったのですが、
カナダ公演の時に、
ラッシュのゲティー・リーが飛び入りで演奏したというニュースもありましたので、
ずっと気になってはおりました。

国内盤には、4アーティストのカバー曲がボーナストラックとして、
4曲収録されており、
そのうちの1曲が、「The Court of the Crimson King」というわけです。

収録された4曲は、2017年4月のRECORD STORE DAYの際に、
10インチアナログ盤に収録されたものを、国内盤のCDに入れたようでした。

ちなみに、フラワー・トラベリン・バンドの「Satori Part I」も収録されており、
高校時代に購入したレコードの曲を久々に聴きました。

以前、グレッグが、ジョン・レノンにまつわる英国のスタジアムイベントで、
イマジンを他のミュージシャンとともにリレーで歌っている映像を見たことがありますが、
このアルバムのリリースが1年早ければ、グレッグは、ジョン・レノンの息子さんが、
「The Court of the Crimson King」を演奏しているのを聴く事ができたかも知れないですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

レコード芸術 2010年12月号

2021-09-15 17:39:49 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
レコード芸術 2010年12月号



表紙

吉松隆氏の『タルカス~クラシックmeetsロック』がリリースされた年のクラシック音楽の専門誌です。

「オーケストラの可能性を拡張する渾身の異色作がCD化」

とうタイトルで、吉松隆氏へのインタビューが3頁に渡って掲載されています。

吉松隆氏がタルカスのフィギュアを抱えた写真もあります。

タルカスのオーケストラ盤のスコアを制作して演奏会に漕ぎ着けるまでのエピソードが掲載された内容になっているのですが、
タイトルに、あえて「タルカス」の文字を持ってこないところも、
この専門誌における記事の作り方なのでしょう。

ここに記されているエピソードは、このブログではまだ取り上げていない、「ストレンジデイズ」にも掲載されていたように記憶していますが、
この「レコード芸術」で語っている事との違いは精査しておりません。

とても厚くて、情報量の多い、クラシックの専門誌なのですが、
目次を見ると、特に、このインタビューが、際立ったテーマとして、取り上げられているわけでもない感じですね。
「異色作イコール注目作」ではないのでしょう。

『タルカス~クラシックmeetsロック』と、
EL&Pの「タルカス」のジャケットが、
CD番号付きでインタビュー記事の片隅に小さく載っています。

この膨大な情報量を記載してある専門誌を隅から隅まで読まれる方もいるのでしょうが、
ご自分に興味のある記事だけしか読まないという人がほとんどかも知れませんし、
そう考えると、このインタビュー記事を読んで、EL&Pの「タルカス」に初めて辿り着く人はあまりいないかも知れません。

吉松さんが、オーケストラタルカスのスコアを書き上げから、
キースに送付して演奏の快諾を得たのが、
実際のコンサートの1週間前だったそうで、
生きた心地はしなかったとの事。

コンサートに向けての準備と許諾への作業が同時進行していたとは、
何とも凄まじい状態に置かれていたわけです。

インタビュアーにも、「燃え尽きた!」と述べていますので、
新たにEL&Pの作品をオーケストラにする気力は喪失していたようです。

この時から既に10年以上経過していますので、
EL&Pの他の作品に挑んでもらえたら嬉しいのですが。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

アニメディア別冊 映画「幻魔大戦」

2021-09-13 13:27:32 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
アニメディア別冊 映画「幻魔大戦」



表紙
B5版
全136頁

映画公開時に出版された雑誌と思われますが、
当時の私の中では、
小説版の幻魔大戦が心の中で多くの比重を占めていたので、
さほど関心を持っていなかったと思います。

学生だったので、
何でもかんでも購入するという事も出来なかったですし、
立ち読みぐらいはしていたかも知れないですね。

しかし、今となってみると、
まだ、取り上げていない、角川のバラエティ誌の特集号もそうですが、
音楽専門誌以外にキースが名前だけでも登場する雑誌というのは、
とても貴重なものですし、
リアルタイムで映画「幻魔大戦」を鑑賞できなかった方々にとっても、
当時を知る上での資料的な側面を備えていますね。

また、このような特集号が制作されるほど
話題に上る事が出来たのは、
角川の資金力による圧倒的なテレビCMであった事は間違いないです。

それと、
アニメとか特撮映画でもなければ、
映画特集雑誌というのは、
なかなか制作されないのかも知れないので、
その点においても、
キースが「幻魔大戦」に関わったことは、
悪い事ではなかったと思います。

この雑誌は、
映画音楽に関して、
2頁もうけており、
白黒ではありますが、
写真も掲載されています。



左側の写真は、
よく見かけるモノ

キースとローズ・マリー・バトラーへのインタビューが、
一言ずつ。

「光の天使」の歌詞と楽譜も掲載されています。

以上。

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アトランティックの40周年記念コンサート 1988

2021-09-10 16:27:43 | 「スリー・トゥ・ザ・パワー / 3…TO THE POWER」
アトランティックの40周年記念コンサート 1988

当時、私は、勤務先の会社で「社宅」として借りている、
職場近くのアパートに住んでいました。

2人の社員で住む事になっており、
いずれも、先輩社員との同居だったのですが、
異動のある会社でしたので、
3人の先輩との同居を経験しました。

2人目の方と、
3人目の方は、
音楽好きな方で、
2人目の方は、学生時代にサークルのバンドで、
ボーカルを担当していたようです。
どちらかというと、邦楽ロックがお好きのようでした。

3人目の方は、洋楽ロック好きでしたので、
共通の話題も多かったですね。
「Rockin’ on」誌も毎月購入して読んでいる方でしたが、
カセットテープ派だったと思います。

その方が、ビデオデッキとテレビを所持しておりまして、
テレビで放映されたアトランティックの40周年のコンサートを、
3倍速で録画してもらいました。

録画と同時に鑑賞もしていたので、
福田一郎さんの解説を聴きながら、
夜中に「3(スリー)」の出番を待っていたわけです。

当時の私が、「3(スリー)」が出る情報を、
どのようにして仕入れたのか、
全く記憶にありません。

翌年、その先輩をアパートに残して、
私は熊谷市に異動になり、
その後もジェフ・ベックの新譜を、
カセットテープに録音して、
都内の営業会議の時にその先輩に渡したら、
とても喜んでもらいましたし、
あまりインストを聴かない方ではありしたが、
新譜をすこぶる気に入ってくれたようでした。

その後、私は、異動から1年ぐらいに、
その会社を退職する事になりまして、
録画してもらったVHSは、
受け取らないまま終わりました。

この時の「3(スリー)」は、
他のバンドの勢いもあった事もあり、
(ジェネシスとフィル・コリンズは絶好調で、
イエスもロンリー・ハートの余韻がまだ残っていましたし。)
キースの短めのヘアスタイルや、
キーボード群の配置の高さなど、
あまりEL&P的ではなくて、
とてもショボい印象を受けました。

この時の映像はyoutubeとかに上がっているのかも知れませんが、
今の私には、映像をじっくりと見る時間が、ほとんどないので、
記憶の中にあるだけですね。

このコンサートのバンド別のブート音源が出ているのは、
とある通販サイトで見た事がありましたが、
その時は、「3(スリー)」は発見できませんでした。

そんな中、
昨年ぐらいに、
このコンサートの録画を入手する事ができました。
記載されたすべての文字が英字ですが、
どうやら日本でのテレビ放映のモノを、
2DVDにしたようですね。



パッケージ表側

非公式なモノである事は間違いないと思いますが、
公式なモノが出ていないと思われますので、
求めてみました。
もし、公式な映像作品が出たとしても、
「3(スリー)」は、除外される可能性もありますしね。

この2DVDの内容が、
出演アーティストの全てを網羅しているかは良く解りませんが、
とりあえず、「3(スリー)」が入っている事は確認できましたので、
入手してみたという事です。

まだ、見てもいませんし、
この前のように再生できるとも限りませんが、
期待はしております。

時間があれば、別のモノについて、
書くつもりでしたが、
時間がなくて、とりあえず、これを車に積んできましたので、
思い出と共に綴りました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

クラシック・フォー・へヴィメタル・キッズ Vol.4

2021-09-09 13:17:03 | バンドとしてのEL&Pの演奏の元になった曲が収録されたCD
クラシック・フォー・へヴィメタル・キッズ 
Vol.4



ジャケットと帯の外観

Emerson,Lake&PowellやKeithへのインタビュー記事が掲載されている、
へヴィメタル系の音楽誌「BURRN!」誌は、
これまで幾つか取り上げていますが、
その「BURRN!」誌とポリドールの共同企画によるCDです。

へヴィメタルのバンドが、クラシックの楽曲を引用して演奏しているケースがあるわけですが、そのクラッシックの原曲を集めたシリーズのようです。

プラケースの裏側を見ると91年頃の企画のようですね。

タイトル通り、へヴィメタルのバンドが演奏をしたというところに、
こだわって企画されているようなので、
このCDに「展覧会の絵」が収録されているのは、
「EL&Pが演奏をしたから」という理由ではないようです。

解説によると、
「展覧会の絵」に関しては、LAメタルの中堅バンド、
「ARMORED SAINT」のデビューアルバム、
「MARCH OF THE SAINT」のオープニングテーマとして、
「キエフの大門」が少しだけ収録されているというのが、
収録の理由のようです。

ただし、このCDの企画の元になった記事が、
「BURRN!」誌に連載されていたらしく、
それを担当したのが音楽評論家の黒田恭一氏。

解説には黒田氏と編集長の対談も掲載されていますが、
黒田恭一氏は、EL&Pの「展覧会の絵」の国内盤LPの解説を書かれた方との事。

その解説は少年時代だけでなく、
このブログで「展覧会の絵」の国内盤を取り上げる時にも、
読み返したりしたのですが、
ハルトマンからムソルグスキー、
ムソルグスキーからEL&Pへと繋がった事が、
解りやすく書かれており、
私にとっては心に響く解説でした。



帯部拡大

結果として、
帯に載せるミュージシャンは、
EL&Pと黒田氏への敬意も含めてか、
へヴィメタルバンドではないEL&Pの名前が、
サブタイトルのトップを飾る事になったようです。

以上。

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BRAIN SALAD SURGERY  USAプレス 英国ジャケット

2021-09-06 13:31:32 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
BRAIN SALAD SURGERY  
USAプレス 英国ジャケット



ジャケット

以前、英国盤の音が悪いという事で、
一時期、英国盤のジャケットと、
米国プレスのレコードを組み合わせて、
発売していた時期があった事に触れた事があります。

米国プレスのレコードの方は、
レコード番号とレーベル面を変えずに、
英国製のジャケットと組み合わせていたようなので、
ジャケットに記されているレコードの番号と、
収納されているレコードの番号が一致しないという事になっていたようです。

この経緯は、
ネット上だけでなく、
何かの書物にも記されていたように思いますが、
この事を知らずに過ごした場合、
輸入盤のレコードを大量に扱っているところで、
ジャケットやレコードが破損してしまった状態の品物に関して、
破損していない品物を組み合わせた結果、
ジャケットは英国製で、
レコードは米国製というジャンク品が出来上がったのではないかという、
想像をして終わっていたと思います。

この時の組み合わせに関して、
レコード盤に直接触れるスリーヴ等は、
米国製だったのか、英国製だったのかという事や、
仮に米国製だったとしても、スリーヴのデザインは、
全て共通していたものであったのかまでは、
特に追求はしておりません。

ただ、その時に流通していたと思われる、
組み合わせの品物をたまたま入手できていたようです。

(すっかり忘れておりました。)



レーベル面



ジャケット裏側データ記載部



歌詞付きポスターの記載箇所



レコード盤保護用スリーヴ



スリーヴ向かって右下部拡大

この品物に関しては、
ペーパースリーヴは英国製のようですね。

ここまで徹底していると、
何故、米国盤が入っているのかという事になるでしょうが、
それが故に、一時期、流通していた事の証明になる品物の1つかも知れないです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

恐怖の頭脳改革 販促用BOX

2021-09-03 15:47:56 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
恐怖の頭脳改革 販促用BOX



正面から



さらに開いた状態
これ以上に開いた状態を保つには、
支えるモノが必要

以前にも書きましたが、
ネットにデビューしたのが遅かったので、
それ以前にディスクユニオンさんで制作していた販促品に関しては、
知らない事がほとんどです。

ビクターエンタテイメントさんで、
制作していたEL&Pのミニチュア紙ジャケットCDでも、
「被せ帯」だけではなく、
「たすき帯」のヴァージョンが発売されていた事も、
ネットをやるようになってから知りました。

その「たすき帯」ですが、
どうやら、「ファースト」から「頭脳改革」の初期のアルバム5枚だけが、
「たすき帯」を付けるミニチュア紙ジャケットCDとして、
制作されていたのだと思われます。



上部の側面
側面は全て同じ模様

加えて、この販促用BOXの存在は、
EL&P図書室を始めてから知ったのですが、
中古品を入手するまでは、
「たすき帯5枚セット」の特典であった事は、
全く知りませんでした。
BOXの裏側のデザインから推察されたわけです。



裏側
よく見るとトリロジーの、
内ジャケットの中心部の画像がある

BOXの紙の厚さは、
これまで取り上げてきた販促用BOXよりやや薄い感じもしますが、
見開き仕様という事もあるので、
適当な厚みで企画されたのだと考えます。
扉部が側面より薄いですね。

かなり前に取り上げており、
これに似たようなタイプだと言えますが、
予算の枠の中でオリジナルジャケットの見開き仕様を、
BOXで再現するとこんな感じかなという事だと思います。





以上。

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ELP四部作 国内初CD 帯付き

2021-09-01 11:40:40 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
ELP四部作 国内初CD 帯付き



前面外観

四部作の国内初CDは既に取り上げているのですが、
今回、取り上げるのは帯付きになります。

中古品で、5年ぐらい前に求めたモノです。

初期のプラケースCDのジャケットデザインの特徴等は、
何度かレポートしていたと思います。



帯 前面



帯 背部
この帯の配色は、
灰色と黒色を基調としていますね。
私などは素人考えで、
黒地に白色のタイトルとバンド名の方が、
クッキリして鮮明だと思ってしまいますが、
バンド名とタイトルをあえて灰色にしているところに、
妙味があると考えたのかも知れません。

この頃の被せ帯は、
シュリンクを取り去った時に、
帯が遊ばないように、
帯の裏4箇所ぐらいに粘着材(両面テープのようなモノ)が付いていました。
この粘着材は、あえてプラケースから離れやすいのを用いたようです。

最初に所持されていた方は、
その粘着材がプラケースに付くのを嫌ったか、
粘着材に埃等が付くのを気にされたのか、
セロハンテープをその上に貼って、
粘着機能を封じ込めたようです。



ある程度、粘着部が汚れてきた時点で、
セロテープを貼ったようです

このようなやりかたを、
私は考えた事もなかったですね。

初期の2CDのプラケースCDの場合、
被せ帯をプラケース内に保存するとした場合、
普通はこんな感じでしょう。



英語解説の上に載せるだけみたいな感じになる

帯を固定するには、
DISC1のトレイ部を外して、
ジャケットの前面に入れ込むという方法もありますが、
ここまでやる方はあまりいないかも知れません。

このCD、
帯は大切に扱われていたわけですが、
日本語解説が欠損しておりました。

解説を意図的に抜いたわけでしょうし、
私が入手する時は、「解説無し」の記載はあったかも知れません。

完品としては出品できないモノですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。