EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

マーキー・クラブ・コレクション VOL.2 カセット

2024-07-03 13:44:34 | Keith Emerson THE NICE関連
マーキー・クラブ・コレクション VOL.2 カセット



外観

本品はナイスの曲が収録されているという事で、
国内アナログ盤を取り上げているのですが、
カセットテープも制作されていたことがわかりまして、
たまたま、安価で出品されていましたので求めてみました。

スリーヴタイプのパッケージなので、
いつもこのブログで、
しつこくつぶやいている、
カセットケースに巻き付けるタイプのインデックスが、
カットされている心配はありませんでした。



パッケージ表側



パッケージ裏側



カセット本体



収録曲と歌詞が記載された用紙
解説はありません

オムニバスアルバムの類なので、
特にカセットテープ等を作ったりしていないと思っていましたが、
テーマを絞った企画モノなので、
カセットテープの需要もあったのだと思います。

80年代のエイジアの新譜などで、
カセットテープにのみ追加で収録されている楽曲もありました。

カセットテープにしたことで楽曲の収録時間が増えるというのはありますが、
本タイトルに関しては特に精査はしていないのでわかりません。

カセットテープ派の人たちは、
同じタイトルの場合、
レコードに収録された楽曲の数よりも、
カセットテープに収録された楽曲の方が多いケースがあるので、
そのお得感でカセットテープ派になっていた事もあるかと思いました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ロイ・ハーパーのアルバム Flat Baroque And Berserk

2024-04-24 13:46:00 | Keith Emerson THE NICE関連
ロイ・ハーパーのアルバム Flat Baroque And Berserk

東京FM出版の「エマーソン、レイク&パーマー」が無ければ、
全く、ご縁のなかったと思われるアルバムです。

10年以上前から、
ナイスが1曲だけ参加しているというアルバム、
「Flat Baroque And Berserk 」(邦題:ロイ・ハーパー登場)を、
ずっとヤフオクで検索をしているわけですが、
出品数が少ないですし価格がとても高い。

すぐに入手できなかったおかげで、
ロイ・ハーパーが、
ジミー・ペイジと一緒に演奏しているアルバムがあるとか、
アルバムが突出した売上がないにせよ、
英国の著名ミュージシャンから尊敬されている孤高のアーティストである等を、
知る事ができました。

とは言っても、
ナイスが参加していないアルバムを入手して、
聴いてみる経済的な余裕もないので、
ひたすら、「Flat Baroque And And Berserk」の安い出品がないかと、
待っていたわけです。

そうしたら、
昨年ぐらいから、
安く手放す方が出てきてくださったおかげで、
タイミングよく入手する事が出来たわけです。

こちらは、1985年のリイシュー盤ですが、
1971年の最初のリリースから、
リイシュー盤自体、そんなに出ていないようです。
最近では、2017年にアナログ盤が再リリースされています。



ジャケット表側
写真は載せませんが、
ダブルジャケット、
ニスコーティングかどうかは解りませんが、
ツルツル仕様ではある



ジャケット裏側
バーコードがあります



レーベル面
SIDE2の7曲目にナイスが参加

時期を同じくして、
これもまた、
ほとんど出品される事のないCDも運良く入手できましたので、
(もしかしたら、CDの方が希少なのかも知れません。)
帰宅時の車の中で何度か聴く事ができました。

まず、思ったのは、
歌う声がとても綺麗だなという事。

ジャケットに写っている本人の姿からは、
ちょっと想像できない声でした。

全体的にアコースティックな、
フォークソングのような曲が多い中で、
ナイスの参加している楽曲のみが、
サイケディリックなロックな感じで、
アルバム全体の中では異彩を放っています。

ロイ・ハーパーが、
それでも良いと判断したので、
収録されたのでしょうね。

ナイスの参加曲が目当ての入手でしたが、
意外と他の曲に感じるところがありまして、
時々、聴いてみたくなるアルバムとなりました。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Live In Oslo 1969 10inch その2

2024-04-06 10:32:17 | Keith Emerson THE NICE関連
Live In Oslo 1969 10inch その2

EL&P関連の未開封状態BOXもある中で、
こちらの品物をいち早く開封してみようと思ったのは、
10インチのカラーレコードだったからです。

加えて、
レッドヴァイナルや、
オレンジヴァイナルは、
いくつか取り上げていますが、
グリーンは初めてかと思います。

グリーンヴァイナルそのものは、
日本の80年代のレコードで、
アイドルのアルバムも含めて、
制作されていたケースもあり、
ネット上で見たこともあるので、
珍しいモノではないかもしれません。

カラーヴァイナル自体、
最近では普通に制作されているので、
グリーンヴァイナルもその中に入るモノなのでしょうが、
20年ぐらい前であれば
輸入盤のグリーンヴァイナルは、
比較的、珍しいものであったかもしれないです。



お決まりのステッカーの撮影



パラフィン紙のようなスリーヴは、
レーベル面にあたるところに、
丸穴が開いているのが特徴
こういうタイプはあまり見たことがないです



スリーヴから取り出してみる



レーベル面


音を聴いてから、
レポートしようと思っていましたが、
いつになるかがわからない生活状態なので、
とりあえずは、レコード盤面を取り上げてみました。

数日前のことですが、
自宅に帰って食事を済ませてから、
とても親しい知人の他界にまつわる電話をしていたのですが、
話の最中に母が何度も話しかけてきたので、
気ぜわしい状況でのやりとりになりました。

我が家の内情が相手の方に伝わってしまったのですが、
その方も義母が息を引き取るまで同居生活をされた方なので、
私と母のやりとりを耳にしながら、
介護が必要な義母の晩年を思い出したとの事。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Live In Oslo 1969 10inch

2024-03-11 14:23:46 | Keith Emerson THE NICE関連
Live In Oslo 1969 10inch

県北に住んでいる、
母の妹(叔母さん)の旦那様が他界されまして、
叔母さんは一人暮らしになりました。

2月25日の日曜日から、
毎週日曜日に、
母を連れて足を運んでいたので、
キースの他界の日をすっかり忘却しており、
(いつもの事ではありますが)
今朝、yffcyesheadさんのブログにて、
今日という日を思い出した次第。

昨日、19時頃、帰宅したら、
家内が在宅時に、
HMVからの何かを受け取ってくれていました。

先日、抱き合わせて品物を発注した時に、
うっかりして間違えて頼んだ在庫有りのアナログ盤が、
届いたのだと思ったのですが、
開封する時間も無かったので、
取りあえず、車に積んできました。

会社のPCで発注履歴を見たら、
発売予定日からかなり過ぎていたアナログ盤が、
届いた事が解りましたので、
キースの命日に取り上げる品物としては、
タイミングが良かったです。

どうやらこれは、
リリース日が遅れていたのだと思われます。

発売予定日が通販サイトにアップされた時に、
「ナイスの初めての10インチ盤ではないか」と、
書いたように思いますが、
おそらく、そうであると思います。

これにカラーヴァイナルという要素も加味されたという事ですね。

今日は、あまり時間もないので、
外観だけを載せてみます。



シングルジャケット
メンバーの色は、
レコード盤の色に合わせたため、
こんな感じにしたようです



大きさ



ジャケット裏側
ナイスの古いレコードのジャケットで、
ジャケット前面の延長部分を裏側に折り曲げて、
閉じてある仕様のモノがありますが、
それを彷彿した事をマニアに味わってもらいたいので、
このような仕様にしたのかもね
E式の変化形とでも言うのかな?

今朝のyffcyesheadさんのブログは、
キース・エマーソンの15曲という事で、
ミュージシャン達が選曲して、
その理由を述べている内容でしたが、
ナイス時代の楽曲が7曲ありました。

プロ目線の内容なので、
私などは説明されて初めて、
その素晴らしさを理解できるわけですが、
全般的にクラシック等の楽曲の大胆なアレンジと演奏が、
ミュージシャンにとって衝撃的であった事だけは、
共通している感じでした。

このような記事を読んでいると、
ナイスの初期3枚のアナログ盤のボックスも、
新たに企画されるかも知れないと思ってしまう私。

キースに感謝。

以上。

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邦題「ジャズ+クラシック/ロック=ナイス」英Castle CD

2024-01-25 16:59:02 | Keith Emerson THE NICE関連
邦題「ジャズ+クラシック/ロック=ナイス」英Castle CD

邦題「ジャズ+クラシック/ロック=ナイス」に関しては、
国内のアナログ盤を幾つかを取り上げたりしていましたが、
CDに関しては国内盤も輸入盤も含めて、
開封済みの品物を取り上げるのは、
ザッと見てみたところ初めてのようです。



ブックレットジャケット



ブックレットの内容の一部

今回、取り上げたCDの再発盤にあたる、
シュリンク未開封のsanctuary盤 を取り上げていましたが、
未開封のままにしております。

今回は、安価の中古CD、
英Castle の1998年盤が入手できたので、
少し、観察してみます。

英Castleと言うと、
1998年の数年前に、
EL&Pのファーストから頭脳改革までのアルバムを、
CD化するにあたり、
CDの盤面にアルバムジャケットのデザインを、
取り込んでいました。

このナイスのCDに関しては、
ジャケットデザインを取り込まないにせよ、
CD盤にメンバーの画像を入れこんでいます。



CD盤面
写真は省略しましたが、
CDをセットする側が同じ絵柄になっています



ブックレット裏側とプラケース裏側

7曲目と8曲目に、
ボーナストラックが入っていまして、

7.Hang On To A Dream (Single A Side)
8.Diary Of An Empty Day (Single B Side)

となっています。

この時点においては、
デモ音源やライヴの未発表音源等を、
数曲入れ込むというスタイルには、
なっていなかったようです。

以上。

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MOTIVE  the nice

2023-11-29 10:25:26 | Keith Emerson THE NICE関連
MOTIVE   the nice



ジャケット

西ドイツで発売されていたフォノグラムの「MOTIVE」というシリーズの1枚。

海外の通販店で取扱をしていて、
かなり前から着目していたレコードなのですが、
あまり安い価格ではないのに加えて送料も高い。

そのため、カートに入れたままになっておりました。

今年になって、
ヤフオクに安価で出品されましたので、
確かほとんど競争せずに落とした1枚です。

ジャケットの裏側をパッと見ると、
フォノグラム関連の、
西ドイツで良く知られていた国内のアーティストとか、
西ドイツで人気のある他国のアーティストとかを取り上げていたようです。



ジャケット裏側


ナイスは、1970年に発売されていたようで、
再生時間はいつものように取れませんでしたが、
収録曲はアルバム「Five Bridges」の収録内容を、
そのまま収めているようです。



レーベル面

1970年というと、
それこそ、「Five Bridges」がリリースされた年になるので、
国内の売上にあやかって、
ナイスも選ばれたのではないかと推定されます。

ナイスの編集盤とかの場合、
他のメンバーは無視して、
キースの写真だけをジャケットに取り込んでいるケースがありますが、
これなども、それにあたりますね。

これは、顔が写っている写真を4枚組み合わせているところが、
少し珍しい感じがしますし、
鮮明なものとは言えないのですが、
(これに関しては、私のいつもの不手際ではなく、
元の画像がスッキリしていないわけです。)
キースのカッコ良さを伝えてくれるものです。



ジャケットをやや拡大

以上。

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ARS LONGA VITA BREVIS 英CD 1987年盤

2023-08-30 11:31:23 | Keith Emerson THE NICE関連
ARS LONGA VITA BREVIS 英CD 1987年盤

これはアナログ盤がメインだった頃、
CD盤を制作するようになった時期に、
英国で初めて制作された「ARS LONGA VITA BREVIS」 のCDだと思われます。

英Castle から発売されていたようで、
リリース年は1987年。

ちなみに、
日本での初めての「少年易老学難成」のCDは、
その2年後にリリースされていました。

この時期のプラケースCDのジャケットの特徴の一つとして、
過去にリリースされたアナログ盤のジャケットを縦横均等に縮小してミニサイズにするのではなく、
過去のジャケットをおおよそのイメージで制作しています。



ジャケット表側
ジャケット用紙は三つ折り仕様

このブログでは、
アルバムタイトルやバンド名の文字の色やサイズなどに対して、
アナログ盤のジャケットと比較したりしていますが、
これは英国アナログオリジナルのジャケットと文字の色が違うのが、
特徴の一つですね。

元々の英国オリジナル盤のジャケットは、
ジャケットの文字の色に「灰色」を用いていますので、
背景色に対してあまり際立っていない印象があります。

このプラケースCDのジャケットに関しては、
タイトルとバンド名をクッキリとした「白色」にした事で、
一見して解りやすいモノになっています。



プラケース裏側

白色なので、この英Castleの1987年盤のジャケットを参考にしたと思われます。



CD盤面

CDの盤面に関しては、
初めの頃の多くのCDのように、
銀色をベースにして黒い文字。

2年後の国内のCDの盤面はリンク先のように、
銀色ではなく着色されて絵柄が入っていますので、
CDの盤面のデザインも、
2年ぐらいで変容してきたのかも知れないです。

以上。

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The Thoughts Of Emerlist Davjack WHITE VINYL

2023-07-28 09:09:47 | Keith Emerson THE NICE関連
The Thoughts Of Emerlist Davjack WHITE VINYL

タイトルとは異なりますが、
一昨日の読売新聞の一面に、
このようなカラー広告が出ていました。



広告を確認したのは、
帰宅してからでしたので、
昨日、勤務中の合間に、
職域の大きな書店に行き、
現物を確認してきました。

ザッとみたところ、
特集記事の頁にEL&P関連の文字は、
全く掲載されておりませんでした。

では、レッド・ツェッペリンはどうかというと、
それも見あたらないようです。

で・す・が、

この特集記事は、
青池先生の作品に登場する、
美術品に関してのアレコレを、
深掘りした内容となっており、
私のような素人にも読みやすく記述されていました。

読んだ記事が私の脳裡に刻まれるかは別として、
青池作品の背景まで探った事のない私が、
未知なる教養を深めるための導入的なモノとしては、
なかなか良い感じの特集でした。

そんなわけで、
EL&Pは出てこなくても、
買いたいなと思ったわけですが、
陳列されていた一冊の手触りが、
新しい割には、
少々、ベトベトした感じもありましたので、
別のルートで求める事にしました。

タイトルの内容になります。

EL&P関連のホワイトヴァイナルの話をする時等、
話材に出していた、ナイスのホワイトヴァイナルです。



ジャケット

これは、1986年に西ドイツでリリースされたものです。



シュリンク上のステッカー部

1986年というと、
私が、エマーソン、レイク&パウエルのアナログ盤を都内で購入した年ですので、
海外では、まだ、普通にレコードをリリースしていたのだと思います。

シュリンク付の品物は、所持していなかったのですが、
数年ほど前に、シュリンク上のシールが付いたモノを安価で手に入れる事ができました。

おそらくインナースリーヴもオリジナルでしょう。



レコード盤面



インナースリーヴに入れたまま撮った、
レーベル面
ペーパースリーヴの中に
パラフィン紙のようなスリーヴが貼り付いています



レーベル面

ホワイトヴァイナルを目にする度に、
本当に音が出るのだろうかと、
ついつい思ってしまいます。

EL&Pのライヴの2枚組のホワイトヴァイナルも、
安ければ欲しいのですけどね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Ars Longa Vita Brevis CD 1991米国盤

2023-06-14 10:01:24 | Keith Emerson THE NICE関連
Ars Longa Vita Brevis CD 1991米国盤

先日、また、ナイスのカラーヴァイナルのリリース情報が入りました。

発売サイトの説明がちょっと不充分なのですが、

「Live In Oslo 1969 (Light Green Coloured)(10inch)」

という品物が9月にリリースされる予定との事。

レーベルはいつもの「London Calling」なので、
予定通りのリリースになるかと思います。

本当に「10inch」であれば、
これまで見聞きしてきたナイスのレコードとしては、
初めての「10inch」になりますね。

EL&P関連の「10inch」としては、
ここ数年でリリースされている、
同タイトルのレッドカラーの「10inch」というのが、
あります。
あと、クリムゾンのキャット・フードも「10inch」でした。

他にもあるのかも知れませんが、クリムゾンとエイジアまでは、
詳細を調べる気力がありません。

ちなみに、
EL&Pの「10inch」は、まだ、出ていないと思いますが、
リリースされるのも時間の問題でしょう。

海外でのアナログ盤の需要が増えていると何かで読みましたが、
どちらかというと、聴くためではなく、
収集するために購入しているようです。

この実情を踏まえると、
「12inch」のカラーヴァイナルをリリースしなくても、
適当なライヴ音源を時間的に「10inch」に収めて、
カラーヴァイナルにしたとしても、
需要が減るわけではないでしょうから、
メーカーにおいては「10inch」カラーヴァイナルも重視していく
流れが出てきているとも考えられます。

メーカー側も「10inch」にした方がレコード制作の原材料が減りますからね。
「12inch」と「10inch」の制作費にどれだけの違いがあるかまでは、
解りませんけど。

本日、取り上げる「Ars Longa Vita Brevis」。



ブックレットジャケット

番号は「AK47890」なのですが、
この盤に関する情報というのは、
ほとんど、ネット上にもあふれていなかったのですが、
検索して引っかかったサイトに記されている説明を、
つぶさに観察ますと、
どうやら、1991年に制作されたモノのようでした。

ブックレットジャケットに解説がありまして、
それは1991年に記されたようなので、
リリース年としては、
1991年か翌年になるのかも知れません。

ジャケットの特徴として、
タイトル名の着色というのがありますね。

申し訳程度の着色なので、
しっかりと記憶していないと、
ほぼ、英国オリジナル盤のジャケットと変わらないという印象を受けます。

プラケースCDのジャケットは、
アナログ盤のオリジナルジャケットの再現などは、
全く考えていなかった頃だと思いますが、
そんな中、割とオリジナルジャケットに近づけたデザインになっている感じです。




CD盤面
英オリジナル イミディエイト アナログ盤のレーベル面は、
白色と、濃い目のピンク色がありますが、
ベース色は濃い目のピンク色にあやかったものかも知れないですね

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ナイスの「Live At The Fillmore West 1969」アナログ盤発売予定

2023-05-18 16:55:42 | Keith Emerson THE NICE関連
ナイスの「Live At The Fillmore West 1969」アナログ盤発売予定

昨日の当ブログの後半で、
EL&Pの2枚組ライヴアナログ盤の、
カラーレコード(ホワイトヴァイナル)が、
6月に発売予定であることに少し触れましたが、
間髪入れないタイミングで、
ナイスの「Live At The Fillmore West 1969」アナログ盤の発売のメールが届きました。
7月の発売予定のようです。

こちらの方は、どうやら、1枚組の品物のようですが、
同じくカラーレコードで「Lilac」との告知になっていました。

英語が得意ではなくても、
色に詳しい方であれば、
すぐに解るのでしょうが、
どちらもそんなに詳しくないので、
ググッてみたわけです。

カタカナ表記で「ライラック」。

寒冷地では、冬期間の水道の凍結を防止するために、
水道管の途中に「水抜栓」というのを設置しており、
手でハンドルを回して使用するのですが、
手でハンドルを回さない「電動式水抜栓開閉装置」というのがありまして、
あるメーカーでは「らいらっく」という名称を付けています。
我が家にも「らいらっく」がついています。

まさか、「ライラック」というのが、
色の名称だとは思ってもみませんでした。

それで、「ライラック」は、
「紫色」に「白色」を加えたような色なのですが、
我が家にある母の着るモノは「ライラック色」がとても多い。

私は「薄い紫っぽい色」という感じで捉えていたし、
デイサービスのスタッフの中では、
「紫っぽい色」は母の色という事になっているようでした。

この「ライラック色」やそれに近い同系統の色の服は、
母が抵抗無く着てくれるので、
洋服を取り扱っている店舗を見るときは、
常々探している色の服ではあります。

2018年に取り上げたナイスのアナログ盤は、
「London Calling」というレーベルから発売されていましたが、

今回も、その「London Calling」からのリリースのようです。

調べてみたら、「London Calling」から、
昨年の12月にこのようなジャケットのCDが出ていたようです。



ネット上より頂戴
サイケ調でデジパックのようです
アナログ盤もこのようなジャケットになるのかな
こちらで取り上げた国内仕様盤と内容は同じなのか?

それにしても、「組数1」という表記だけど、
アチコチで、¥5,000-以上の価格設定をしています。

カラーレコードにも、
ピクチャーレコード並の価格設定の波が押し寄せて来ているのだろう。

「ライラック色」のカラーレコードは、
まだ、所持していないとは言え、
ちょっと考えてしまいますわ。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

日本フォノグラム8月新譜ポピュラーL・Pダイジェスト見本盤

2023-04-07 13:22:25 | Keith Emerson THE NICE関連
日本フォノグラム8月新譜ポピュラーL・Pダイジェスト見本盤

レーベル面に8月新譜という記載があるだけで、
よほど、ポピュラーの歴史に精通している人でないと、
何年の8月かは解らない見本盤。

このブログでは、ワーナー・パイオニアの洋楽総合試聴盤を、
いくつか取り上げています。

その中で「ラッキー・マン」が収録されている総合試聴盤を取り上げた事がありました。

その「ラッキー・マン」は「ベスト・オブ・EL&P」がリリースされる前に、その中に入っている曲という事で、収録されたわけです。

そのため、このようなプロモ見本盤に収録されている楽曲が、
必ずしも、アルバム初回リリース時に選ばれたという事ではなく、
再発盤等のリリース時に収録されているケースもあるようです。



レーベル面

ザ・ナイスは、「マイ・バック・ペイジズ(レーベル記載カタカナ)」が収録されています。
これは、ザ・ナイス解散後の1971年にリリースされた、
「エレジー」に収録されているボブ・ディランの曲です。

この「マイ・バック・ペイジズ」の一つ前の曲は、
ルシファーズ・フレンドのファーストアルバムに収録されている、
「ライド・イン・ザ・スカイ」という曲。

ルシファーズ・フレンドのファーストアルバムは、
ドイツでは1970年にリリースされているのですが、
レコード番号で調べてみると、
日本や英国での発売は、1971年のようです。

この2曲のアルバムリリース年だけで、
このダイジェストプロモ盤が1971年の8月とは決めつけられませんが、
最初に収録されている、
「テレフォン・ガール/アサガイ」を検索したところ、
ファーストアルバムが1971年にリリースされておりましたので、
1971年のダイジェストプロモ盤と見て間違いないようです。
(この「テレフォン・ガール」はアルバムに収録されていた曲ですが、
日本ではシングルレコードがリリースされていたようで、
ヤフオク等では¥5,000-以上の価格がついたりしています。)

この「8月新譜ポピュラーL・Pダイジェスト見本盤」ですが、
2枚所持しています。

どうして、2枚になったかというと、
最初に入手した品物のレーベル面の印字が、
スレていてやや不鮮明であり、
なおかつ、適当なスリーヴに入っていたので、
もともと市販盤でないとはいえ、
品物としてはジャンク品とも言えるものでした。

数年してから、
同じ品物を入手する事になったのですが、
幸いにもレーベル面の印字が鮮明でした。

印字の色自体が、黒色ではなく灰色であった事も、
しっかりと判明しまして、
黒色の色落ちではなく、灰色の色落ちなので、
かなりぼやけて不鮮明になったのであると思われました。

それで、後から入手した方のレーベル面を、
撮ってみたのが上の写真。

後から入手した品物も、
下の写真のように、
全く異なるジャケットのレーベル面をくり抜いた、
適当なスリーヴに入っていたのですが、
現時点で、このダイジェスト見本盤の、
正規のスリーヴみたいなのが存在しているのかは、
解りかねます。

見本盤は市販盤ではないので、
会社の方針で適当なスリーヴに入れて、
レコード店等に送付していた事も考えられるからです。



このダイジェスト見本盤が入っていたスリーヴ
全く別のアルバムのジャケットの真ん中をくり抜いてある
確かにこのようにしないとジャケット通りのレコードが入っていると、
思ってしまいますね



スリーヴ裏側

いずれにしましても、
この見本盤自体は、
どうやら、1971年のモノのようなので、
半世紀を経た品物という事になりますね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

the best of the nice CD 1998

2023-02-13 11:32:40 | Keith Emerson THE NICE関連
the best of the nice CD 1998

今年は2023年。

90年代末期の製品も、
本当に遠くなりつつありますね。

キャッスルから1998年に発売されていた、
ナイスのベストCDです。



プラケースCDのブックレットジャケットは、
セピア調で白の部分は銀色になっている

96年頃、英キャッスルでは、
EL&Pのファーストから頭脳改革までのCDの盤面を、

今でも、時々、絵柄の入ったCD盤面が、
いろいろなメーカーで制作されているのかも知れませんが、
他のアーティストの品物に関しては詳しくありません。

キャッスルのCD盤の傾向として、
90年代半ばから後半は、
ジャケットの絵柄の一部をCDの盤面に取り込むという、
やり方をしていたのだと思われます。

その痕跡が、このCDの盤面にも見られますね。



CD盤面

これなどは、ベスト盤であるにも関わらず、
ブックレットジャケットの絵柄をCD盤面に取り込んでいるわけです。

日本のビクターエンタテイメントさんでは、
K2HDとかSHMとか再生音にこだわって、
紙ジャケットCDを次々と制作していたわけですが、
CDの盤面のデザインは、
ヴァージョンごとに画一化しただけで、
デジパック盤黒帯盤の「頭脳改革」の盤面を除いては、
ジャケットデザインの一部をCD盤に取り込むという遣り方は、
一度もやった事がありませんでした。

紙ジャケット制作にお金をかける事に力点があったという事なのでしょう。



プラケース裏側

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

オムニバス2LP IMMEDIATE A's & B's The Singles Collection

2022-11-14 11:15:58 | Keith Emerson THE NICE関連
オムニバス2LP 
IMMEDIATE A's & B's The Singles Collection

かなり前に未開封品という事で求めた、
イミディエイトの2枚組のオムニバスLPです。

1985年にリリースの米国盤。



ジャケット表側
販売者がシュリンクの上に、
シール付きの袋を被せてくれていました



カットアウト部

EL&P関連新譜のリリースから見ると、
「エマーソン、レイク&パウエル」リリースの、
前年のリリースになりますね。



ジャケット裏側

シングルズコレクションという事なのですが、
シングルレコードのA面とかB面に収録された事のある楽曲を、
集めたものではないかと思われます。

ナイスの曲は、
A面の3曲目と4曲目に、
「Thoughts Of Emerlist Davjack」と
「Angel Of Death」
が収録されています。



こんな感じ

2枚組という事で、
ダブルジャケットなのですが、
ネット上にある開封されている品物を見た感じでは、
内ジャケットにナイスのメンバーの写真とかは、
特にないようです。


話は変わりますが、
先週ぐらいに、
プレオーダーしていたクリス・ウェルチが著したキース本が、
英国から発送されたとのメールが来ました。

先般、取り上げた1982年のミュージックライフ誌等を見ても、
EL&Pの人気の凋落というのは、
あまりに激しすぎるので、
シンコー・ミュージックから、
グレッグ他界後にムック本が出たといは言え、
それ以後、
EL&P関連の書籍が出る事は、
あり得ないと思っていましたので、
グレッグの自伝が同社から出版されるとはあまりに意外でした。

意外ついでに、
このキース本に関しても、
翻訳本を出してくれるとありがたいのですけどね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

THE NICE ALL THE BEST

2022-09-19 10:50:39 | Keith Emerson THE NICE関連
THE NICE ALL THE BEST

1999年にリリースされたナイスのベストCDです。

このアナログ盤を取り上げた時には、
ドイツ盤でカラーレコードという事以外は、
あまり気にとられていなかったので、
レーベル面のマークが、
雄鶏を意味したアトミック・ルースターを表現しているのだと、
漠然と思い込んでいたのですが、
これはドイツのハンブルグにある、
「REPERTOIRE RECORD」というレーベルのマークだったようです。

ジャケットはML誌に掲載されていた、
この写真を元にしてデザインされていますね。



肖像画に見えるような感じで、
元の写真を処理しているようです
リーの顔の向きが異なっており、
ブライアンの顔の傾きも微妙に異なっているので、
連写で何枚か撮ったのでしょう

プラケースの裏側は、
4人ナイス時の写真
最終的には3名のバンドでしたが、
音源は4名のモノも含まれているので、
妥当な選択ともいえます



プラケース裏側

CD盤面はとても鮮やか
ナイスのCDでこういう色のはあまり見た事がないですが
アナログ盤のジャケットでは、
濃いピンク色の品物は存在しています。



CD盤面

全般的な印象としては、
このレーベルは、
きちんとした製品を作ろうとする姿勢が見える感じです。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

CD MUSIC LIFE SUPER HITS COLLECTION

2022-08-17 13:10:55 | Keith Emerson THE NICE関連
CD MUSIC LIFE SUPER HITS COLLECTION

これとほぼ同じジャケットデザインのCDをかなり前に取り上げています。

1990年のリリース。



ジャケット
アーティスト名がクッキリしない

こちらの方は「ザ・ナイスのアメリカ」が収録されています。

この「MISIC LIFE  40TH  ANNIVERSARY SERIES」に、
ナイスの演奏が収録されているCDがある事を、
2年ぐらい前に知りました。

それから中古品をずっと見ていたのですが、
帯が付いていなくても意外に高いモノしかないので、
1年ぐらい前に安いのが出たところで入手してみました。

知るのが遅くなった理由の一つとして、
ミュージックライフ誌の40周年の企画であったようなのですが、
プラケースCDのジャケットと、
「40 ANNIVERSARY Music Life」の文字が、
CDの種類による違いがなく、
ほぼ同系色で統一されているというのがあります。

「ANNIVERSARY Music Life」
の下に位置している
「SUPER HITS COLLECTION」
ジャケットの向かって右側と、
プラケースCDの裏側に記載されている、
ベースの色に近いクッキリしない色合いの、
収録アーティストの名前によって、
CDの違いを見分けるしかないようです。



THE NICE 記載箇所の拡大

通常であれば、
ジャケットデザインが同じでも、
色を異なったものにするとか、
「Vol.1」「Vol.2」のナンバーを付けるとかで、
その違いを見分けやすくするのだと思いますが、
アーティストによって異なる、
レコード会社の違いを超えて、
この企画を誕生させたという事なので、
こちらからは伺い知る事の出来ない経費節減の、
痕跡かも知れないです。



CD盤面

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。