EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

映画「幻魔大戦」招待券

2024-07-12 13:29:58 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「幻魔大戦」招待券

ヤフオクでの取引を始めたのが、
2000年以降である事は、
間違いないと思います。

時間をかけてさかのぼると開始年が、
ハッキリするのですが、
2008年の末にmixiを始めた頃には、
時々、日記にヤフオクの話材を書いたりしていたので、
ある程度は取引を経験していたわけです。

それで、この映画「幻魔大戦」の「招待券」、
あるいは「招待状」「案内状」というものかも知れませんが、
数年前頃から、年に一度ぐらいの割合で、
出品されるようになってきました。

このブログでは、EL&P関連の品物であれば、
よれよれのペーパーであっても、
時代の薫りがして、とても好きなので、
積極的に取り上げたりしています。

但し、これは、「招待券」「招待状」と言っても、
ただのペーパーではなく、
やや厚めの用紙に印刷された、
カラーの品物になります。

一部の業界関係者だけが手にする事ができた品物なのでしょう。



大きさ
閉じた状態で、
縦10.2cm×横21.4cm
見開きの表面に、
キャラクター画像を載せずに、
タイトルだけで済ませるところが、
コダワリなのかもね



裏側



見開き内側
きちんとした案内用の説明文があります



説明文を拡大
招待者向けの案内文に、
キースの名前と登場させるところが、
時代をしのばせますね

本日取り上げた品物は、
福岡での試写会向けのようですが、
このデザインをベースにして、
全国の都市部において試写会用の「招待券」が制作されていたようです。

以上。

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映画「幻魔大戦」サントラ ドラマ編 2CD

2024-04-19 16:46:19 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「幻魔大戦」サントラ ドラマ編 2CD

映画「幻魔大戦」は、
DVDやBlu-rayも登場しているわけですが、
それでも、廃盤のままでリイシュー盤が出る気配もないのが、
「サントラCD」と、
本日、取り上げる「ドラマ編の2CD」です。




1998年CD化



背部
この頃の2CDケースは、
まだ厚みがあったんだね

ただ、
「サントラCD」、「ドラマ編の2CD」のどちらも、
マニアにとっての需要はあるらしく、
ヤフオクでも¥5,000-以上の価格で落札されることが、
ほとんどですね。



プラケース表側



プラケース裏側

「マニア」と言っても、
名作と言われているアニメのドラマ編のCDなので、
キース・エマーソンのマニアなのか、
アニメ映画のマニアなのか、
その辺りがよくわからないというのはあります。

アニメ映画のドラマ編のサントラというのは、
アナログ盤時代、いくつかのタイトルがリリースされていたとは思いますが、
アニメ映画のドラマ編のサントラ自体、今では制作されていないでしょうし、
当時のドラマ編のアナログ盤をCD化したものも、
ひょっとしたら、タイトル数があまり多くはないのかも知れませんね。
(実際のところ本当かどうかは特に調べてはいませんが。)

そうだとすると、
アニメ映画にまつわる歴史において、
ドラマ編のCD自体が、
1つの時代の象徴として、
希少価値が出ていることも考えられます。

これは7年ぐらい前に入手した、
帯無しの中古盤になります。



DISC 1 盤面

入手した当時は、
帯無しだと安いかというと、
そんな事はなくて、
最低でも¥3,000-以上の札を入れた記憶があります。



ストアから購入すると、
稀に帯が入っている時もありますが、
これはストアから求めていないので、
解説入りのブックレットのみ収納されていました

再生をする時間が確保できないでいるので、
聴いてみたら、また、別のレポートを書く予定です。

以上。

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映画「幻魔大戦」ロビーカード

2024-02-01 13:48:52 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「幻魔大戦」ロビーカード

子供の頃、
怪獣映画を見るために映画館に行くと、
映画館の受付周辺の壁とかに、
その映画に出てくる怪獣などが、
大きめの写真で貼られていました。

必ずしも映画のワンシーンとかではなくて、
怪獣であれば、
「スクリーン上で戦うのだ!」という事を、
訴えかけるようなデザインになっている事もありました。

その大きめの写真は、
どうやら「ロビーカード」と称するようで、
大きさも一律ではないみたいです。

これは、映画「幻魔大戦」のロビーカード。

厚手の用紙に印刷されていますね。

どのぐらいの種類が制作されていたのかは、
定かでありませんが、
ヤフオクでいくつか入手する事ができました。



これはその一つ



向かって右下部にキースの名前



大きさ(HONKYプラケースCDを置いて)

これを書いていて思いだしたのですが、

「出没!アド街ック天国」というテレビ東京で制作している番組があります。

秋田県では、
ABS秋田放送という地方局で、
日曜日の午後か3時から、
数ヶ月遅れで、放映しています。

確か、今月だったと思いますが、
たまたま見ていた時に、
都内の「大崎」を特集していたわけです。

その「大崎」におけるランキング第2位で、
「ソニーの礎」という事で、「ソニー」の紹介をしていました。

その時のBGMに、
映画「幻魔大戦」サントラに収録された、
このロビーカードに描かれているキャラクター、
「ソニー」のテーマ曲である、
「ソニー・ザ・キッド / Sonny's Skate State」を、
使用していましたね。

このブログでは、
テレビ番組「秘密のケンミンshow」において、
粘る食べ物が登場した時のBGMとして、
「ナットロッカー」が使用された時の事をレポートした時がありました。
使用の仕方が面白いと思って取り上げたわけです。

今回は、まさか、サントラ内の収録曲が出てくるとは思っていなかったので、
制作者は、「聴く人が聴いて、アッと、思ってくれれば良いな」と、
少しは思っていたかも知れませんね。

以上。

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映画 幻魔大戦 宣材写真 その3

2023-10-27 14:21:20 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画 幻魔大戦 宣材写真 その3

キースの20CDBOXの輸入盤をまだ開封していないのですが、
当初、国内仕様盤のリリースを予定していた、
マーキーさんではない方のメーカー(ULTRA-VYBE)からのリリースが、
来年に延期になったようです。

その理由は知る由もないわけですが、
マーキーさんの方は、一昨日に既に発売になっているので、
マーキーさんの仕様を見てから、国内仕様盤の仕様を、
再検討する事にしたという事も考えられます。

ただの「帯付き」、
または、「帯に類するモノ付き」で済ませない方向に検討されるのであれば、
喜ぶべき事ではあります。

それから、11月24日金曜日、
レコードストアーデイで、
「マーダロック」のサントラがカラーヴァイナルとして、
リリースされる事になったようです。

「マーダロック」の映像自体は、
ブルーレイにもなった事を、
こちらのブログでもお知らせした事があったかと思いますが、
サントラレコードのリイシュー盤が出るのは、
35年ぶりとの事。

2019年リリースの、
ザ・チャーチのブルーヴァイナルは、
米国盤でしたが、
今回のレーベルは「CINEVOX」。

ウニオンさんの告知によると、
カラーは、「クリア・ブルー」のようですね。

私の場合、
キースのサントラのカラーヴァイナルとなると、
全てを購入しているわけではないのですが、
ついつい購入してしまっております。

本日、取り上げるのは、
2020年11月9日に取り上げた、
宣材写真の続きになります。



丸まってしまう写真の癖が取れつつあります

サイボーグ戦士ベガとルナ王女ですね。

原作の小説でも映画でも、
主人公は「東 丈(あずま じょう)」
という名前の少年なのですが、

物語の始まりに登場するのが、
このルナ王女と宇宙のどこかの星で、
幻魔と戦うためにサイボーグ戦士に改造された、
「ベガ」という戦士です。

私にしては珍しく、
フィギュアやプラモデルになっている
「ベガ」はともかくとして、
「ルナ王女」の名前まで忘れずにいたのは、
原作の小説を読んでいたからですね。

映画「幻魔大戦」の方は、
CDサントラの再発の予定はないようですし、
中古品は相変わらず、
¥5,000-前後で取引されていますね。

これに反して、
レコードのサントラの中古盤は、
リリース時に多く売れたためか、
送料の方が高くなるぐらい安いです。

以上。

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ゴジラファイナルウォーズ 海底軍艦轟天号2005

2023-08-21 14:59:48 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
ゴジラファイナルウォーズ 海底軍艦轟天号2005

本日、取り上げるのは、
「ゴジラファイナルウォーズ」に登場する、
人間側の主役が搭乗しているメインメカである、
「軍艦轟天号(ごうてんごう)」のフィギュアです。



未開封パッケージ



大きさはこんな感じ

昭和の海底軍艦も「轟天号」という名称なので、
それと区別する意味もあって、
「轟天号2005」という名称で発売されていたようです。



パッケージの別の面



同じくパッケージの別の面ですが、
ディスプレイの仕方を解説しています

「轟天号2005」以外にも、
対怪獣用の人間側のメカとして、
昭和の海底軍艦の後継機にあたる戦艦が、
漢字の名称がついているモノも含めて、
何機か出てきました。

それらは主役機ではないので、
映像上での活躍は特になかったように思います。

ちなみに、
昭和の「海底軍艦轟天号」も、
過去にゴジラと戦ったシーンに少しだけ登場します。

賛否両論どころか、
否定論者が圧倒的に多いと思われる「ゴジラファイナルウォーズ」ですが、
昭和の海底軍艦がゴジラと戦うシーンだけは、
特撮ファンも興味深く見ていたとは思います。

この「轟天号2005」の見せ場の一つで、
キースの音がBGMとして鳴り響くというわけです。

それだけの理由でこのフィギュアを購入する事もあったかも知れませんが、
何しろ安くないわけです。
これはたまたま能代市のショッピングセンターのおもちゃブースのワゴンにのっていた、
プライスダウン品を運良く見つけたので入手した次第。



なるほど
これは対象年齢が15歳以上ね

どうやら、
子供のおもちゃではなかったようです。
ディスプレイ用の台座もついた、
観賞用のフィギュアですね。

この「轟天号2005」は、
ゴジラと共に側面図が描かれていますね。

パッケージは、
一度も開封していませんが、
キースのフィギュアの組立が終わったら、
並べて飾るというやり方もあるかな。

実際にやらないにしても、
撮影はしてみたいとは思います。

以上。

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幻魔大戦 プレスシート 試写会用

2023-04-21 08:47:58 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
幻魔大戦 プレスシート 試写会用

その内容物から映画制作が決定した時点で、
マスコミ向けに制作されたと思われるプレスシートでした。

本日、取り上げるプレスシートは、
映画が完成したという事で、
試写会等で配布するために制作されたモノではないかと、
思われます。



表側
大きさはB4縦



裏側

内容としては、
上半分のスペースで、
原作の説明と、
この映画が制作される事になった時代背景を、
まとめてあり、
下半分のスペースで、
制作スタッフの経歴等を、
記してあります。



開いた状態

但し、映画の音楽や、
声優等に関する記述は、
全く記載されておりません。

さすがに、
映画が完成してから、
音楽や声優に関する記載が全く無い、
プレスシートを制作する事は、
あり得ないでしょう。

そこで、この見開きのプレスシートを、
補完する資料が存在しているわけです。

このプレスシートは、
この状態で入手したわけですが、
補完する資料が添付されていないので、
「完品」ではないという事になります。

それも、後に「完品」にご縁があったから、
解った事ですね。

もし、「完品」にご縁が無かった場合、
見開きの内容には、
イメージイラストや、
キャラクターデザインの一部も登場していますので、
そのような宣材が出来てからの、
プレスシートの第二弾という捉え方をして、
終わっていたと思います。

過去の関連物を収集していると、
1点入手しただけでは、
解らなくて、
幾つか入手した事により、
初めて解る事が出てきたりします。

だからと言って、
同じモノを数点入手して、
それが全て同じ仕様だったとしても、
「完品」と言い切れるわけではないのが、
中古品を入手する際の難しさでもあります。



キース本との大きさの対比

以上。

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角川映画主題歌集デラックスCD 未開封

2023-03-17 11:36:03 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
角川映画主題歌集デラックスCD 未開封

この主題歌集は2011年に発売されたものです。



デジブック仕様に見えるが、
ハードカバーデジパック仕様
ブックレットは独立しているようです
シュリンクを破いたら、
まとめてビニル袋等に入れておかないと、
ブックレットがズリ落ちるという事か



裏側 

下部の帯もビニル袋等に入れておかないと、
ズリ落ちるようです



背部

確か、3~4年ぐらい前に求めた品物であると、
推定いたします。

中古品の安いのがなかなか出まわっていなかったのですが、
未開封品の安いのがタイミング良く出品されましたので、
入手できたわけです。

同タイトルのデラックスではない、
普通のサイズのプラケースCDも発売されており、
そちらの方はデラックスの「DISC ONE」と収録曲は同じで、
全18曲入りですね。

「光の天使」が収録されているのが、
購入の動機ではありますが、
私ぐらいの世代にとっては、
角川映画の主題歌はどこかで聴いた事があるはずです。

なので、
懐かしさに浸る事もできますから、
単に「幻魔大戦」狙いではあっても、
余分な楽しみもあるCDという事ですね。

学生時代に、「幻魔大戦読書研究会」に所属していた事は、
このブログ内で時々述べておりますが、
会内において、ある会員の誕生日に、
原田知世さんの写真集をプレゼントされた方がいました。

プレゼントされた方は、
特に原田知世さんの大ファンというわけでもなかったと思いますが、
とても喜んでいました。

私はそれまで、
「スターの写真集をプレゼントする。」
という発想を持った事もなかったので、
ちょっとした驚きでしたね。

以上。

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第35回 東京国際映画祭 パンフ&リーフレット

2023-02-06 09:16:25 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
第35回 東京国際映画祭 パンフ&リーフレット

東京国際映画祭というのは、
その名称だけは聞いた事があるような気がしますが、
秋田に戻ってきてからは、
別世界の事のように受けとめていたので、
関心を持った事はありませんでした。

2022年に開催された、
東京国際映画祭で、
映画「幻魔大戦」が上映されていたのを知ったのは、
先月の事でした。

先月、「幻魔大戦」上映当時の地元の映画館の看板写真についてレポートした時に、
「久々にキースの音を映画館で聴いてみたくなった」と述べましたが、
昨年、関東圏に居住していたら、足さえ運べば、それが叶う機会があったわけですね。

国際映画祭の全容が解るパンフレットを見ると、
複数の会場で同時開催される、
大きなイベントである事が解ります。



B5サイズのパンフレット
表紙と裏表紙を含めて全32頁

「ジャパニーズ・アニメーション」という括りがあり、
その中の「アニメと東京」というテーマの中で、
映画「幻魔大戦」が上映されたという事です。
このパンフレットに記載されていた日時では、
10月27日(木)の20時45分スタートのようでした。



掲載頁

映画「幻魔大戦」を映画館で体験していないキースファンにとっては、
またとないイベントであったと思われます。



ジャパニーズ・アニメーションのみを取り扱った、
見開きリーフレットの表紙
映画「幻魔大戦」のワンシーンも見えます

私などは、上映当時は、映画館でキースの音に耳を傾けつつも、
「あぁ、なんで、EL&Pは解散してしまったのか」
と常に心の中でぼやいていたわけですが、
今となっては、映画音楽といえども、
キースの音楽を映画館にて大音量で聴ける事が、
希有なる機会と言えるわけです。

昨年の東京国際映画祭での上映情報を、
事前に知っていたとしても、
さすがに映画を見るだけのために、
都内まで足を運ぶ事はなかったとは思いますけどね。

映画「幻魔大戦」の音楽を担当するにあたり、
ギャラの方はかなり安く引き受けたような話を、
どこかで目にしましたが、
このようなイベントで上映する作品として選ばれる、
アニメのサントラにキースが参加できた事は、
今となっては幸いだったと思います。

それにしても、
現時点において、
このサントラの音を新品のCDで聴くとした場合、
何度かリイシューされている、
「アット・ザ・ムービーズ」の3CDしかないわけで、
しかもそれはキースが担当した楽曲が入っているだけで、
青木望氏のサウンドも含めた正規のサントラ全曲ではないわけです。

語り継がれるアニメであっても、
角川さんは、正規のサントラのスペシャル・エディションとかは、
制作する気はないのでしょうかね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

御成座さんで見つけたある写真

2023-01-07 14:01:28 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
御成座さんで見たある写真

新年おめでとうございます。

正月休みに、職域にある映画館、「御成座」さんで、
「恋は光」という映画を見ました。



「御成座」さんの正面から撮る

特撮以外の映画を劇場でみるというのも、
本当に久々なのですが、
私にとっては、とっても、良い映画でしたね。

平祐奈さんの女性の役も、
西野七瀬さんの女性の役も、
なんだか良い感じだった。

もともとは、「御成座」さんのこの告知チラシが、
きっかけでした。



不鮮明になるので、
ブログ関連の画像の部分だけ

年末に「デモンズ」「デモンズ2」を上映するようでしたが、
なぜ、「デモンズ3」を上映せずに、
他の映画を上映して3本立にするのか、
尋ねてみたいとも思っていました。

(ウィキを見ると、どうやら、デモンズ3というのは、日本でつけた邦題のようで、
デモンズ、デモンズ2との内容の関連は無いようです。)

田舎の映画館で「デモンズ3」の劇場上映となれば、
ここで、レポートも出来ますから、
ちょうど良かったわけです。

家族の介護もあるので、
もし「デモンズ3」を上映してくれたとしても、
タイミングが合わなければ、
それまでですが。

ちなみに、
2022年の5月頃には、
「タンジェリン・ドリーム」が音楽を担当した、
「恐怖の報酬」の完全版というのを、
上映していました。

公開当時は、音楽雑誌にサントラの宣伝もあったのを、
うっすらと覚えています。
「ELP四部作」が出た年に公開されたようでした。
これを、音楽も含めて、時間があったら鑑賞したいと思っていたのですが、
叶いませんでした。

これだけでは、EL&P図書室3号としては、
あまりにもEL&P度が薄いので、
2019年に書いておいた事を載せてみます。

「 2018年の秋ごろ、
所用があって「御成座」さんに赴いた時に、
発見したものがあり、
それに関して従業員の方に尋ねてみようと思っていたのですが、
なかなか時間がとれずにいたわけです。

上映スペースの外側の入口付近の上部の方に、
額に入った幾つかの写真が、
展示されています。

過去の御成座の建物を正面から写した写真ですね。

正面から写すと、
映画館なので、
その時々に上映している映画の絵などを描いた、
大きな看板が掲示されているわけです。

その中に、
「幻魔大戦」と「クラッシャー・ジョー」を、
同時上映している時の写真がありました。

御成座さんから許可を頂戴して、
当ブログに掲載したいと目論んでいたのですが、

スタッフさんにお尋ねしたところ、

「この写真は、全国にある古い映画館を撮影して回っている方が、
関東の方にいらっしゃいまして、
その方にお願いして、コピーさせてもらった写真を飾っています。
そのため、取り扱いには許可がいりますね。」

という回答を頂戴しました。

写真を撮られたのが地元の方であれば、
お願いに赴く事も可能だったかも知れません。

建物に掲示されていた、
幻魔大戦の絵は、
映画に登場する、
サイボーグ戦士のベガが描かれていました。

おそらく、地元の看板絵師が描いたものですね。

建物の前の駐車スペースには、
雪も写っていましたので、
同時上映ではありますが、
1983年の3月に写したものと思われます。」

こんな感じで書き残しておいたのですが、
本日、これを書きながら、
劇場内に映像と共に響き渡る、
キースの音をまた聴く機会が欲しいものであると、
つい思ってしまいました。

本年もEL&P図書室3号を、
よろしくお願いいたします。

以上。

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映画「幻魔大戦」 招待者用 宣伝写真

2022-07-02 15:20:46 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「幻魔大戦」 招待者用 宣伝写真

タイトルは、
「おそらく、そういう主旨のモノではないか?」
と考えてつけました。

まず、この封筒ですが、

ただ、
管理番号のようなスタンプが、
押されていますね。



向かって左側に数字のスタンプ

この袋の中に、
1枚だけ、
昭和仕様の写真が入っています。



出演キャラクターにネーム入り

上のリンク先の封筒は、
6枚入っていてモノを、
これまで2枚だけ取り上げていますが、
この封筒には1枚だけ入っていました。

ただ、
もともと数枚入っていたのを、
1枚になってしまったのを、
出品したという事も考えられます。

何かの抽選で当たって、
送付されてきたモノという見方もできますが、
映画の招待状みたいなモノと、
一緒に出品されていましたので、
招待客に興味・関心を持ってもらう意味で、
招待状に宣伝写真を添付したのではないかと、
推定しています。

映画に関心を持ってみていたとしても、
何かの関係者でなければ簡単に手に入れられるモノではないので、
招待者向けに、
アレコレとサービスを企画していたのを、
伺い知る事のできる一品ですね。

今日は、映画の紹介にキースの名前も含まれた、
招待状の方を取り上げる予定でしたが、
諸事情が発生しまして、
こちらの写真となりました。

その諸事情の説明も含めて、
改めて招待状を取り上げる予定です。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

別冊映画秘宝 映画最大の決戦

2022-05-31 08:13:01 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
別冊映画秘宝 映画最大の決戦

「ゴジラファイナルウォーズ」の上映に伴って出版された、
ムック本です。



表紙
B5判 全96頁

「ゴジラファイナルウォーズ」の上映が始まる頃に、
「エイリアンVS.プレデター」の映画上映もあったようですね。

それで、この2つのタイトルが、
邦画・洋画問わずの特撮ファンを大いに惹きつけるタイトルという事で、
「映画最大の決戦」というタイトルになったのでしょう。

当ブログを始めてから、
この別冊の存在を知りましたが、
ヤフオクで安くなるのを待っていると、
いつの間にか、落札されているということが、
しばしばありまして、
ようやく、2年ぐらい前に入手できました。

そういうわけで、
映画音楽に関わる記事が少しでもないかと期待をしていたのですが、
「キース・エマーソン」の名前は一箇所も見あたりませんでした。

「恐怖の頭脳改革」のジャケットのデザインを担当した事により、
ギーガーが世界的に注目されて、
それがあの「エイリアン」のデザインの担当につながったという話もありますが、
そう考えると、
本誌にキースの名前が全く見あたらないにせよ、
EL&Pと関わりが全くないわけでもないので、
中古雑誌を仕入れても損ではなかったと思うようにしたいところです。

それぞれの年代の「エイリアン」の特徴が、
説明付きのイラストで描かれているのですが、
当初の「エイリアン」のデザインは、
ギーガーが最初にデザインしたモノが、
そのまま生かされたわけではないようです。

誰もが知っている最初の「エイリアン」のデザインにまつわる、
ギーガーの見解が紹介されていたので、
抜き書きしてみます。

エイリアンのあの長い頭部は、
半透明なのですが、
ギーガーは身体全身を半透明なデザインにしていたようです。
それが叶わなかったので、
別の映画「スピーシーズ」でそれを実現させたとの事。

(蛇足ですが、EL&P図書室を始めてから、
「スピーシーズ」のDVDがワゴンにあったのを、
県内の書店で見かけまして、ギーガーつながりで、
ブログネタになるかなとも思いましたが、
迷った末に購入を辞めた事がありました。)

背中にいくつかの突起物がありますが、
ギーガーはそれにも難色を示していて、
「車の排気パイプみたいだ」とぼやいていたそうです。
もともとのデザインに突起物があって、
形状が変更になってしまったので、
ぼやいてしまったのかまでは解りません。

「しっぽをつけたら恐竜と同じだろ」
と、最終デザインに否定的な見解を示していたらしいので、
ギーガーの当初のデザインには尻尾はなかったのでしょうね。

こうしてみると、
業界の専門的な事は解りませんが、
「恐怖の頭脳改革」の時のように、
ギーガーのようなアーティストの独自のデザインが、
そのままストレートに生かされるケースというのは、
あまり無いのかも知れませんね。

以上。

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映画「幻魔大戦」新聞広告の切り抜き

2022-04-25 16:30:38 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「幻魔大戦」新聞広告の切り抜き

何年か前にヤフオクに安く出ていたので、
入手したモノです。

上映劇場も併記されているので、
関西方面の新聞の切り抜きですね。



縦17.2cm×横38.0cm

広告が掲載されていた、
紙面だけ切り取って保管していたのであれば、
新聞名も解るのですが、
広告の部分だけしっかり切り抜かれておりました。

今なら、
売り目的であれば、
こんな保管の仕方はしないでしょうね。

洋楽ファンでも
EL&Pを知らない若い世代も出てきていたと思いますが、
広告制作サイドの中では、
まだまだ、キース・エマーソンのネームヴァリューは、
生きていたのだと思います、
音楽担当としてキースを起用した事は、
映画の宣伝になると認識している感じはありますね。




広告中央部
枠の音符は「光の天使」なのかな?



広告向かって右上
前売りでポスターという事は、
私も頂戴していたのでしょう
このポスターはヤフオクには良くでていますね
初日にセル画を頂戴したのは覚えていたけど、
ポスターの事は忘却しておりましたね

ちなみに、
この映画のサントラCDをかなり前に取り上げていますが、
再発はされないままで、
相変わらず、中古品でも、¥5,000-を下らない状態。

素人考えで、
Blu-Ray単品ではなく、
サントラCDもセットにして発売すれば、
ソコソコ売れるのではないかと思っています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

映画「幻魔大戦」シングルレコード 見本盤

2022-03-24 13:01:17 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「幻魔大戦」シングルレコード 見本盤

「幻魔大戦」のシングルレコードは、
かなり前に取り上げています。

ペラ紙ジャケットとかは、
ヤフオク等にあまりも多く画像が出回っており、
知らない人は皆無かと思われましたので、
ペラ紙ジャケットの裏側だけを載せていました。

今回、見本盤を取り上げるにあたり、
通常盤と比較してみようと思いまして、
通常盤の一式を撮ってみました。



ペラ紙ジャケット



見開きのキャラクターデザイン集
下部にサイオニクス戦士の登録票の申し込みのための記載があります
裏側は白



通常盤レーベル面



スリーヴ裏側

見本盤はレーベル面のベースの色は、
通常盤と同じ黒色。
銀文字で説明を記載しています。



見本盤レーベル面
通常盤の余白の部分に、
見本盤(非売品)の記載を入れ込んでいます

カンパニースリーヴは、
見本盤専用のモノを使用しています。



表側



裏側

これまで取り上げた、
EL&P関連のシングルレコードの見本盤のレーベル面の色は、
通常盤とは異なっていましたが、
このシングルレコードに関しては、
「見本盤」の文字だけを加えている感じです。

また、この時期のポニーキャニオンでは、
見本盤(サンプル盤)専用のカンパニースリーヴが、
制作されていた事は解りました。

この映画が上映されていたのは、
ちょうど今頃の時期でしたね。

以前にも記したかも知れませんが、
初日に劇場から大きな専用の茶封筒に入ったセル画を頂戴しまして、
ずっと保管していたのですが、
どうやら亡き父に廃棄されたようです。

頂戴したのは異星の戦士ベガのボディ部の部分的なカットでした。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

映画「幻魔大戦」上映告知用ポスター

2022-02-18 10:41:50 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「幻魔大戦」上映告知用ポスター



美品なのですが、
これまで取り上げてきた、
EL&Pの販促ポスターや、
映画関連のポスターがありますが、
そのどれよりも用紙が薄くて、
すぐにも裂けてしまいそうな感じ
大宣伝されていた割にはショボイです

サイズは横51.4cm×縦72.8cm。
A2かと思っていましたら、
それより大きかったです。

このポスターの絵柄は、
大都市の多くの建造物が崩壊しているような感じのモノで、
上映時にはよく見かけていたように思います。

既に取り上げている、
ドラマ編のサントラのジャケットや、
シナリオ文庫本の表紙に用いられていました。

ポスターからは多くの想像はできないわけですが、
テレビCMも使用した角川の大々的な宣伝によって、
「幻魔と超能力者の戦い」である事は、
平井&石ノ森先生の原作コミックや、
平井和正先生の文庫小説を読んでいない人にも、
伝わっていたと思われます。

ポスターには、
主要な映画制作スタッフが、
キースも含めて載っているわけですが、
文字の大きさがとても小さいですね。



タイトルの幻魔大戦の文字の色は、
こちらの写真が実際の品物の色に近いですね

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

No.1919

クリア・マコト アンチテーゼ

2022-01-19 15:43:48 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
クリア・マコト アンチテーゼ



帯とブックレットジャケット

4年ぐらい前に中古で求めたCDです。

大変、失礼ではありますが、
クリア・マコト氏に関しては、
全く存じ上げておりませんでした。

世界的に活躍されていらっしゃる方です。

このアルバムは比較的良く知られているアニメ音楽を、
ジャズのトリオで演奏したものですね。

1998年の作品。

全く、存じていないと書きましたが、
どうやら、最初のテレビ版のエヴァンゲリオンのエンディング曲に、
ピアノ演奏で参加しているようなので、
クリア・マコト氏の演奏自体は幾度と無く耳にしていた事になります。

また、このアルバムに関する説明やオフィシャルサイトに書かれている文章を読むと、
このアルバムの制作のきっかけが、
そのエヴァンゲリオンのエンディング曲に参加した事のようでした。

エヴァンゲリオンというと、
オープニングテーマを歌った高橋洋子さんが、
以前、取り上げていますが、

このアルバムにも収録されましたので、
やはり、「光の天使」は、
演奏してみたい楽曲という事かと思います。

収録曲は、以下の通り、
70年代のアニメからリリース時点でのアニメまで、
網羅しています。

1.  プロローグ
2. 「新ルパン三世」~ルパン三世のテーマ’78(Part1) 
3. 「新世紀エヴァンゲリオン」~フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン 
4. 「宇宙戦艦ヤマト」~真っ赤なスカーフ 
5. 「幻魔大戦」~光の天使
6. 「機動戦士ガンダム2 哀・戦士編」~哀 戦士 
7. 「美少女戦士セーラームーン」~ムーンライト伝説 
8. 「新ルパン三世」~ルパン三世のテーマ’78(Part2)
9. 「装甲騎兵ボトムズ」~いつもあなたが 
10. 「The End Of Evangelion」~THANATOS
11. エピローグ(ライジング・ムーン)

収録されている「光の天使」ですが、
おそらく、ラジオで流れて来ても、
私は解らないと思いますね。

「光の天使です。」と前置きされて、集中して聴くと、
「なるほど!」という感じです。

これは、決して、悪い意味で言っているのではなくて、
原曲を、演奏するバンドのものとして
完全に取り込んでしまっているという感じです。

EL&Pもそのように言われていましたからね。

EL&Pが好きだった宮川泰さん作曲の「真っ赤なスカーフ」の後に、
「光の天使」を収録するというのは、
なかなか良い流れだと思って聴きました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。