EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

別冊映画秘宝 映画最大の決戦

2022-05-31 08:13:01 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
別冊映画秘宝 映画最大の決戦

「ゴジラファイナルウォーズ」の上映に伴って出版された、
ムック本です。



表紙
B5判 全96頁

「ゴジラファイナルウォーズ」の上映が始まる頃に、
「エイリアンVS.プレデター」の映画上映もあったようですね。

それで、この2つのタイトルが、
邦画・洋画問わずの特撮ファンを大いに惹きつけるタイトルという事で、
「映画最大の決戦」というタイトルになったのでしょう。

当ブログを始めてから、
この別冊の存在を知りましたが、
ヤフオクで安くなるのを待っていると、
いつの間にか、落札されているということが、
しばしばありまして、
ようやく、2年ぐらい前に入手できました。

そういうわけで、
映画音楽に関わる記事が少しでもないかと期待をしていたのですが、
「キース・エマーソン」の名前は一箇所も見あたりませんでした。

「恐怖の頭脳改革」のジャケットのデザインを担当した事により、
ギーガーが世界的に注目されて、
それがあの「エイリアン」のデザインの担当につながったという話もありますが、
そう考えると、
本誌にキースの名前が全く見あたらないにせよ、
EL&Pと関わりが全くないわけでもないので、
中古雑誌を仕入れても損ではなかったと思うようにしたいところです。

それぞれの年代の「エイリアン」の特徴が、
説明付きのイラストで描かれているのですが、
当初の「エイリアン」のデザインは、
ギーガーが最初にデザインしたモノが、
そのまま生かされたわけではないようです。

誰もが知っている最初の「エイリアン」のデザインにまつわる、
ギーガーの見解が紹介されていたので、
抜き書きしてみます。

エイリアンのあの長い頭部は、
半透明なのですが、
ギーガーは身体全身を半透明なデザインにしていたようです。
それが叶わなかったので、
別の映画「スピーシーズ」でそれを実現させたとの事。

(蛇足ですが、EL&P図書室を始めてから、
「スピーシーズ」のDVDがワゴンにあったのを、
県内の書店で見かけまして、ギーガーつながりで、
ブログネタになるかなとも思いましたが、
迷った末に購入を辞めた事がありました。)

背中にいくつかの突起物がありますが、
ギーガーはそれにも難色を示していて、
「車の排気パイプみたいだ」とぼやいていたそうです。
もともとのデザインに突起物があって、
形状が変更になってしまったので、
ぼやいてしまったのかまでは解りません。

「しっぽをつけたら恐竜と同じだろ」
と、最終デザインに否定的な見解を示していたらしいので、
ギーガーの当初のデザインには尻尾はなかったのでしょうね。

こうしてみると、
業界の専門的な事は解りませんが、
「恐怖の頭脳改革」の時のように、
ギーガーのようなアーティストの独自のデザインが、
そのままストレートに生かされるケースというのは、
あまり無いのかも知れませんね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

エイジア・イン・エイジアのBOXを受け取る

2022-05-27 14:48:17 | Carl&GregのエイジアinASIA
エイジア・イン・エイジアのBOXを受け取る

朝から2つのお知らせに接し、
日常のペースがやや崩れました。

一つは訃報。

イエスのアラン・ホワイトさんの他界です。

熱心なイエスファンの方達はとても悲しんでいると思います。

米国でのキース・エマーソン・バンドの演奏を見に来たときに撮影したと思われる、
キースとの2ショットの写真とかも思い出されますが、
2007年の「アーメット・アーティガン・トリビュート・コンサート」での、
庶民のファンファーレの演奏もありましたね。

ご冥福をお祈りいたします。

もう一つはリリース情報。

yffcyesheadさんも知らせてくれたのですが、
「ブラック・ムーン」のアナログ盤がリリースされるとの事。

先行予約サイトをパッと見て、

「数年前にリイシューアナログ盤を出したばかりではないか。
早くも、ファンファーレボックスの先行予約特典CD音源を、
レコード化して、2LPにでもするのか?」

といつもの思い込みに入ったのですが、
画像を凝視すると、
ピクチャーディスクでした。

この画像が私にとっては、
ちょっとしたツボだったので、
やや、うろたえましたが、
これは欲しいと思ったので、
受け取ってからレポートしたいと思います。

タイトルの本題。

地方なので昨日届きました。



正面から

結局、ワードレコーズが制作してくれた国内盤BOXの、
アナログ盤を除いたヴァージョンを求めました。




雨天で車外に持ち出しできず、
いつものいい加減な写真がさらにいい加減

見落としがなければ、
BOXに収納されているモノは、
アナログ盤の有無に関わらず共通しているようなので、
カールとグレッグ参加のブツとは言え、
EL&P本体ではないので、無理をしない事にしました。



シュリンク上のシール

これまでのブログの内容から解りますように、
色物が好きなので、
レコード盤がカラーであれば、
迷ったかも知れないですが、
幸か不幸か、海外のBOXのカラーレコード盤と違って、
一般的なレコードのようなので、迷わずに済みました。

以前、yffcyesheadさんが、
海外のBOXとは収納物が全て同じではないように、
仰っていましたので、
先行予約サイトで、改めて確認してみたのですが、
ロゴのピンバッチとか、ロジャー・ディーンのサイン入りのカードとかも、
入るようです。
(これは先行予約のみかも知れません)
とても関心はありますが、
EL&P本体ではないので、ここで熱を上げると、
今年の生活を圧迫しますから、気をつけないといけません。

ワードレコーズがこれまで制作したエイジアの製品を、
全て入手しているわけではありませんが、
エイジア製品には、とても力を入れているように私の目には映ります。



裏側の中央下部

ブログ開始当初、述べましたように、
EL&Pのハイヴォルテージのセットに関しては、
ミュージックライフ誌のEL&P掲載部復刻誌とTシャツは、
配送用の段ボールに一緒に詰めこまれて入っているだけでしたが、
詠時感のボックスは、きちんとしたパッケージでしたからね。

まずは、受け取りの報告まで。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1969年8月号

2022-05-25 15:12:36 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1969年8月号



表紙

60年代のミュージックライフ誌を既にいくつか取り上げています。

本紙の内容とは関係のない話になりますが、
私がミュージックライフ誌を時々購入するようになったのは、
1976年からなのですが、
その時のミュージックライフ誌は、
向かって左側に頁をめくる仕様でした。

当時から購入されている洋楽ファンの諸先輩や、
ミュージックライフの古雑誌を手にされている方は、
既に御存知のように、
60年代のミュージックライフ誌は、
向かって右側に頁をめくる仕様になっています。

この仕様が70年代のいつ頃から変化したのかは、
きちんと調べていないので解りません。

右側にめくる仕様の場合、
縦書きなのですが、
ある号から横書きに変わったのでしょう。
それに伴って左側に頁をめくる仕様になったのでしょうね。

音楽専科誌とかは、
私が最初に手にした時は、
縦書きで右側に頁をめくるようになっていましたが、
音楽専科誌との差別化という事もあって変更したのかも知れませんし、
外国のミュージシャンを主に扱っていたので、
英語表記する時にとても都合が良いというのも理由ではあるかと思います。

いずれにしましても、
私ぐらいの世代にとっては、
ミュージックライフ誌の縦書きというのは、
とても古さを感じさせるものであります。

この号は、劣化が激しくて、
背表紙の一部が既に剥げ落ちていまして、
油断すると残りの背表紙も崩れそうな状態なので、
無理をせずにナイスの掲載部を写してみました。



肖像画のような写真ですね

EL&P関連はこの頁のみ。

本号のメインの記事としては、
ブラインド・フェイスの結成に関して、
モノクロ写真が多くあり、
エリック・クラプトンへのインタビューも掲載されたりしていますね。

それと、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズの死去に寄せた記事にも、
頁を多く割いていて、メンバー個々人のコメントも掲載されています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

タルカス アナログ盤 ドイツ盤と称されたモノ

2022-05-23 13:21:27 | 「タルカス / TARKUS」
タルカス アナログ盤 ドイツ盤と称されたモノ

このブログでは、
世界のアチコチで制作されたEL&P関連のアナログ盤を、
取り上げていますが、
主に「タルカス」と「恐怖の頭脳改革」に国ごとの特徴が際立っていると見ています。

「恐怖の頭脳改革」は、
添付されている歌詞付きポスターの特徴とか、
ポスターに使用されているキースの写真とかが、
それにあたりますが、
ジャケットが観音開き仕様ではあっても、
70年代の西ドイツのように、
レコード盤のインサートの開口部をジャケットの上部に設けた、
アップローダー式というのもありました。
個人的にはこれのインパクトが強かったですね。

輸入盤のジャケットの紙質は、
国内盤に比べて脆弱だと思っていたのですが、
この西ドイツのインサート部は、
かなり頑丈に作られていました。

タルカスに関しては、
英国オリジナルのジャケットには、
タイトルのTARKUS文字のイラストがあるけれども、
バンド名の記載がないというのが、
お国ごとの特徴を生み出す事につながったように思います。

本日、取り上げたのは、
ジャンク品と称して、ショップで出品していたものですね。



ジャケット表側



ジャケット裏側

ジャケットが西ドイツ製で、レコード盤が国内盤というモノでした。



レーベル面

西ドイツ盤は以前に取り上げていますが、
このデザインのジャケットではありませんでした。

となるとリリース年の違いも考えられるわけですが、
ジャケットの記載事項を見ても、
西ドイツに関連している記載が全く見あたりません。



ダブルジャケットの内側向かって右側下部

それで、私が、欲しくても、入手しそびれていた、
「オーストラリア盤」のジャケットに間違いないという事に、
辿り着きました。

以前、「オーストラリア盤」がヤフオクに出品されていた時に、
2人の競争で競り負けた事がありますし、
10年ぐらい前に、
オーストラリアの中古盤取扱店から購入すると、
送料がバカ高いので、
躊躇しているうちに、
売り切れてしまったという経験もありました。

そんな経緯もありまして、
ジャケットだけでも、入手できたのは、
幸いと思っています。

レコード盤は、国内ワーナーパイオニア盤なので、
どのような経緯でこのような組み合わせになってしまったのか、
想像もつきませんが、
おかげで私の手元にやってきたわけです。

このようなジャンク品になってしまう組み合わせですが、
ヨーロッパや米国等のコレクターから見れば、
お国違いの組み合わせとはいえ、
海を隔てた国のレコード盤とジャケットの組み合わせという、
珍しいジャンク品になっている事にはなります。

とは言え、将来的に売りに出せるようなモノではないですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

No.1960

EL&Pのシングルレコードボックスの発売予定によせて

2022-05-21 09:53:21 | Emerson,Lake&Palmer関連
EL&Pのシングルレコードボックスの発売予定によせて

全く想定外だったEL&Pのシングルレコードボックスの発売の情報を、
最初に教えてくださったのは、yffcyesheadさんでした。

幾つかの情報先まで教えてくださったので、
概要をチェックできました。

とてもありがたい事でした。

その後、昨夜の夕方にAmassをチェックしたら、
このシングルレコードボックスがリリース情報として、
上がりましたね。
昨日の、15時過ぎ頃に記事がアップされたようでした。

EL&P関連の物品に関して、アレコレつぶやいている割には、
想像力のない私なので、
シングルレコードボックスが発売されるであろうという事は、
全くの想定外でした。

これは、いつもの勝手な思い込みがあったためですね。

特に日常的に思っていたわけではない事を表現すると、

「そもそもシングルレコードをリイシューしてボックスセットにするというのは、
ビートルズみたいにシングルの大ヒット曲がいくつもあるから、
制作する意味もあるのであって、
EL&Pのようなグループには無縁の企画。」

という感じです。

とは言え、この種の企画は、
マニア向けである事は確かなので、
大ヒット曲があろうがなかろうが、
バンドとしてある程度、成功しているのであるならば、
シングルレコードリリースの記録的な意味合いも含めて、
制作する意味というのはあるのかも知れません。

売る側としては、
過去のリイシュー盤の出荷実績を踏まえた上で、
無駄のない個数を制作すれば良いわけなので、
損はしないという事かと思います。

「ファンファーレボックス」等は、
集大成的な意味もあったと思いますし、
未発表音源ライヴアナログ盤も入っていたので、
普通にEL&Pファンをしている方々でも手を伸ばしていたと思いますが、
さすがに、シングルレコードボックスは、
どう考えても、誰が見ても、「マニア狙い」ですよね。

ボックスのタイトルは、
「Singles」。

余計なタイトルを考えるよりは、
解りやすい事は確か。

内容を見てみると、
全12枚という事で、
確かに米国や英国、ヨーロッパ圏で発売された、
シングルレコードが並んでいます。
A面とB面の組み合わせに特別な変化をつけたりせずに、
ほぼ、リリース年が古いモノから、
順番を付けているようです。

DISCごとにピクチャーペーパースリーヴを付けるのは、
当然かと思ってはいますが、
これもどうなるかは未知数ですね。

このうち、
「DISC 9」というのがありまして、
収録内容が、
 
Side A
1. I Believe in Father Christmas (2022 Remaster)
2. Jerusalem (2022 Remaster)
 
Side B
 1. When the Apple Blossoms Bloom in the Windmills of Your Mind I'll Be Your Valentine (2022 Remaster)

となっています。

アナログ盤は見た事がないので、
ひょっとしたら、
このCDのレコード化を試みたという事かも知れません。

あと、いくつかダブっている曲もあるのですが、
全く同じ音源を収録しているのか、
違う音源を使用しているのか、
ちょっと解らないところがあります。

昨日の時点で、いくつかの画像が上がっていましたし、
日本のAmazonでも予約の受付を始めました。


ELPマークはあるけど、
何と言って良いのか?

この予約が当てになるかどうかは、
解らないところがありますけどね。

以前、英Amazonで「夢みるクリスマス」の、
45回転12インチホワイトヴァイナルの受付をしていたので、
予約をしたけど、最終的には、キャンセル扱いになった事もあったので、
何とも言いかねます。
日本のAmazonは大丈夫かも知れませんが、
価格が高かったりするから、ホイホイ簡単予約で決済手続きというわけにはいかないな。

箱のデザインも、
画像のモノを前面に本当に取り込むのか、
もう少し先に進まないと解らないところがありますね。

ギリシャの鬼才、
ヴァンゲリスの他界については、
改めて綴りたいと思います。

ご冥福をお祈りいたします。

合掌。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

エイジアファンクラブ会報 No.3 その2

2022-05-20 15:28:26 | Carl Palmer関連
エイジアファンクラブ会報 No.3 その2



今朝、出社して、PC起動してみたら、
この画像が含まれたメールが届いていた
カールのサイトからの販促メールのようです
今日の内容とは直接関係はありません

エイジアファンクラブ会報No.3に関して、
先月、主な内容をかいつまんでレポートしましたが、
それ以外の事を少し書きたいと思います。

コンサートレビューというのが掲載されているのですが、
これはファンクラブの会員さんが投稿したモノであれば、
他のアーティストのコンサートのレポートでも良いようです。

一昨日、ライヴ2LPを取り上げた西城秀樹さんのコンサートレポートが、
掲載されていますね。

コンサートが行われた日は、1979年8月24日との事。

書き手の会員さんは、熱心なファンのようで、
西城秀樹さんのコンサートもいくつか経験されており、
その中でも「エピタフ」を歌った時の状況を克明に記しておりました。
先日、取り上げた日生劇場のリサイタルの場にもいたようで、
「セ・ラ・ヴィ」も生で鑑賞したようです。

書き手の方は、
西城秀樹さんは、
一般的には歌謡曲のスターと認識されているアーティストなので、
レポートを載せるかどうかに躊躇したかも知れませんが、
「エピタフ」と「セ・ラ・ヴィ」の歌唱への感想も含めることで、
秀樹さんが一ロックファンどころか、
プログレも聴いているという情報を、
伝えようとしたのかも知れませんね。

それから、このエイジアのファンクラブの会員を募集するにあたり、
音楽誌らしき雑誌に告知を掲載した一文に、

「うるさいプログレファンおことわり」

というのがあったようです。

これは会員になった方からのレターに記されていたのですが、
レターの途中で、会報制作側からのコメントが載っておりまして、
広告を依頼したスタッフではなくて、
掲載担当側が善意で載せてくれたモノのようですね。

なんでも、一部のプログレ・オタクに、
掲載側も悩まされているため、募集側に配慮してくれたためとの事。

「うるさいプログレファン」と、
「そのうるささを避けたいプログレファン」。

どちらも、「プログレファンあるある」かと思いますね。

様々なプログレファンがいる事は確かであり、
それぞれの個性があって、
様々な発言をSNS上で見たりしますが、
私が思わず笑ってしまうつぶやきでも、
おそらくつぶやいた本人は何故笑われているのかは解らないと思う。

それも「プログレファンあるある」の一側面であると思いますが、
たまたまプログレが題材としてあるだけで、
「人間社会あるある」という事なのだと受けとめています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

西城秀樹 限りない明日を見つめて 2LPライヴ盤

2022-05-18 11:02:23 | 他のアーティストによって演奏されたEL&Pの曲
西城秀樹 限りない明日を見つめて 
2LPライヴ盤



ジャケット
帯つきではあるが、
ジャケットの裏側はスリ傷ともカビ跡ともいえないモノが、
無数にある状態
美品ではない

かなり前にブログに書いた事があると思いますが、
小学校5年の後半から月刊明星とか月刊平凡を買うようになりました。

特撮が好きだった少年も色気づいてきたからですね。
スターの5円引きのブロマイドでは飽きたらず、
歌本とかが付録に付いているのも魅力でした。

ただ、兄とか姉はいなかったので、
洋楽鑑賞へのデビューは遅くて、
中1の秋頃からになりましたけど。

それでも、ウイングスの「ジェット」などは、
郷ひろみさんが日曜日の「ナウヒットパレード」とかいう番組で、
仮面を付けて歌っているのを聴いたのが最初でした。

一度しか聴いていないのにインパクトがあったのでしょうね。

後にアルバム「バンド・オン・ザ・ラン」を買った時に、

「あの時の曲だ!これを歌っていたんだ!」

となりました。

洋楽を聴くようになってからは、
野口五郎さんがエレキギターも上手で、
歌謡番組のちょっとした時間でエレキギターを持って、
CHARと共演したのを覚えています。
ラリー・カールトンが好きだとインタビューか何かに書かれていました。
ただ、それを知って、聴いてみようというところまでは辿り着きませんでしたけど。

今日、取り上げた西城秀樹さんは、
もっともワイルドに見えたし、ロックテイストもあったと思うけど、
西城秀樹さんの音楽の嗜好とかを、
ラジオやテレビや雑誌で見聞きする機会は、
ほとんどありませんでした。

ただ、5円引きのブロマイドで当たりが出ると、
大きなブロマイドがもらえるのですが、
西城秀樹さんの大きなブロマイドを頂戴する事になりまして、
しばらくそれを所持していた記憶はありますね。

西城秀樹さんが、グレッグの「C’EST LA VIE」を歌っているという情報を知ったのも、かなり遅くて、西城秀樹さんの他界時だったと思います。



内ジャケット向かって左側の収録曲表記部

その時に、「C’EST LA VIE」が収録されているこのアルバムを見つけたわけですが、
あまり出回っていない事もあってか、
帯がついていない品物でも¥2,000-以上はしていましたね。
しばらく時間が経過してから、帯付きが出てきたのですが、
どうも、安いモノを見つける事ができず、
¥2,000前後で入手したように思います。

特に帯付きにはこだわっていなかったのですが、
邦楽ミュージシャンとはいえ、もともと良く知らないアルバムなので、
内容の情報が集約されている帯がついている方が解りやすいというのはありますしね。

ちなみに、一昨日、日記に記した中古盤フェアでも、
目に付きやすいところに西城秀樹さんのコーナーがありまして、
帯の付いていないこのアルバムが置いてありましたが、
¥1,400-いくらの価格がついていました。

本アルバムは、1980年4月20日に日生劇場において開催されたリサイタルを、
収録したものであるとの事。

「C’EST LA VIE」は、LP2枚目の最初に収録されています。



レーベル面
盤ソリもありました

これは時間を取って、
モジュラーステレオにレコード盤をのせてみました。

曲はオリジナルより短めですが、
日本語の歌の歌唱に関しては言うことなしですし、
アコーディオンの部分は、
オリジナルを踏襲したメロディーがピアノで弾かれていました。

とても素晴らしかった。

このアルバムはCD化されていないですし、
精査はしていないのですが、
「C’EST LA VIE」が入っているCDも現時点では無いと思います。

初めて知った時は、
西城秀樹さんのこの「C’EST LA VIE」は、
Youtubeでも見る事が出来るようでしたし、
今も可能かも知れません。

本ブログは開始当初から、
EL&Pのメンバーの節目の日とかが、
眼中にない感じで物品を取り上げていますが、
私にしては珍しく、
これは西城秀樹さんの命日に合わせて取り上げようと思いつつも、
いつもの勘違いをしていたので、
命日の2日後に、取り上げる事になってしまいました。

西城秀樹さんのご冥福をお祈りいたします。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

IN THE HOT SEAT カセット 未開封

2022-05-16 13:35:29 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
IN THE HOT SEAT カセット 未開封



プラケース表側
角丸仕上げ



背部 
撮り方失敗

オランダ製カセットという事で、
何年か前に新品を購入しましたが、
よく見てみるとフランスとドイツの記載がある、
いわゆるヨーロッパ版という扱いの商品です。

現時点においては、
未開封のままなので、
インデックスの特色をレポートする事はできませんが、
米国も含めた、いくつかの国々では、
カセットテープを制作していたようです。

カセットケースの裏側の状態を見ると、
「ブラック・ムーン」のカセットテープの米国版や、
ヨーロッパ版と似たような仕様のようです。
インデックス用紙の一部に穴が2つあるタイプ。



プラケース裏側
こんな感じ

あまりに短いレポートになりましたので、
5月14日(土)の行動とお買い物を記しておきます。

幸いにも時間を確保できたので、
早めに「シン・ウルトラマン」を見る事ができました。

それについては、別室で綴るとして、
またしても、「著名中古盤店合同の出張販売フェア」が、
映画館の近くの百貨店のイベントブースで、
行われておりました。
とてもタイミングがよかったですね。

今回は、1人だったので、
家族を待たせる必要も全くなかったので、
上映開始前に45分間ぐらい物色をする事ができました。

EL&Pのアナログ盤に関しては、
私が以前、見た時と同様のモノが、
売れずに残っていたのを、
また、持ってきておりました。
ただ、以前と変わっていたのは、
「恐怖の頭脳改革アナログ帯の価格表記¥2,000盤」
に付属しているポスターが、
ジャケットの外側に見えるように収納されていて、
初回出荷分の「丸穴仕様」でない事が確認できました。

「ポセイドンのめざめ」の国内プロモ盤帯無しとか、
「展覧会の絵」のピンクレーベルアイランド盤とか、
これも前回と同じモノがありましたね。

前回見かけなかったモノとしては、
ナイスのサードアルバムのドイツ盤は、
ドイツで制作したシングルジャケットのリイシュー盤がありました。

CDでは、
イエスの「マグニフィケイション」の国内プラケースの見本盤とかもあったのですが、
帯がなくて¥1,000以上したので、購入は見合わせました。

アナログ盤で、「バーズ」のベストを2枚ほど発見しました、
いずれも、3(スリー)の演奏した「霧の8マイル」が収録されていましたが、
私の基準の中では、帯もない割には高かったし、
話材としてはベストCDも既に取り上げているので、これも、購入は見合わせました。

また、
今回は、コレクター向けCDも、
多く陳列されていました。

いわゆるブートなのですが、
プログレではイエスが圧倒的に多かったですね。
販売店では、日本語で詳細を記した用紙も、
挟み込んでいるので、
マニアにとっては気の利いた計らいですね。
それでも、需要がないのかEL&Pのブートは1枚もなかったですね。

もともと、
ブートCDには、ほとんど関心がないのですが、
何店かの合同企画で、
わざわざ東北まで出張販売にきているので、
今回は時間もあったので、
正規盤の中古も含めて、1枚ぐらい記念に買おうかと思っていたので、
結局、これが、例外的に安かったので、
求めてみました。



表側



裏側

中古盤フェアのレジの女性に、
本当ににこの価格でよいのかを尋ねたら、
きちんと把握されておりまして、

「私も出品しているお店に確認したのですが、
これで良いようです。お安いですよね。」

このすばやい反応。

価格が例外的な出品物は、
全て把握しているんですね。

「U.K.」の熱心なファンではないけど、
グレッグの友人だったジョン・ウェットンや、
キースの追悼アルバムにも登場し、
マーク・ボニーラとも追悼コンサートをしていた、
エディ・ジョブソンも名を連ねているバンドなので、
安価で入手できてラッキーでした。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ナイスの思想 プラケースCD 見本盤

2022-05-13 13:32:40 | Keith Emerson THE NICE関連
ナイスの思想 プラケースCD 見本盤

ビクターエンタテイメントさんからリリースされた、
ナイスの紙ジャケットCDは、
確か、一度、取り上げた事があります。

その時は、ビクターエンタテイメントさんでリリースした、
ナイスのCDは、紙ジャケットCDのみであると、
思い込んでいました。

私の中では、

「通常、プラケースCDが発売されて、
ある程度、年月が経過してから、
コレクター狙いで、紙ジャケットCDをリリースするのだろうな。」

と勝手に思い込んでいたわけですが、
ナイスに関しては、
最初に発売された時のヴァージョンが、
紙ジャケットCDでしたので、
その後、プラケースCDとして発売する考えはないのだと、
これもまた勝手に思い込んでしまったわけです。

しかし、私の思い込みとは逆に、
紙ジャケットCDを先に発売して、
その後、プラケースCDとしてリリースするというケースがあるようです。

ピート・シンフィールドのCDとかもそうでした。

しかも、年月が経過してからではなく、
数ヶ月ぐらいで、プラケースCDとして発売されているようなので、
私の思い込みによる感覚は、
全くあてにならない事がハッキリしましたね。

そういうわけで、
ナイスのプラケースCDのビクターエンタテイメント盤を、
見てみたいという欲求があったのですが、
中古盤が意外に出回っていなくて、
出ていたとしても高額だったりします。

ようやく入手できたのが、
見本盤だったわけです。



表側
ブックレット仕様のジャケット
ライナーはEL&Pのように、
同じモノを使い回している



プラケース裏側



帯の色のベースは黒



CD盤面中央部は、
英文字表記

2000年発売の紙ジャケットCDは、
「20bitK2」でしたが、
こちらは2001年の発売で、
帯の裏側に、
デジタルリマスターとだけ記載されています。

レコードの見本盤のレーベル面は、
ベースの色が通常盤と異なる場合がほとんどですが、
CDの盤面の色は特に通常盤と異なっていないと思われます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

DRIVEN BY POWER BALLADS 5CD

2022-05-11 13:46:01 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
DRIVEN BY POWER BALLADS 
5CD



新品購入だが、
向かって左下部が数回の使用で裂けた
価格相応の紙の質か

私の感じでは、ここ数年で、
オムニバス全100曲入りの5CDが、
ちょくちょくリリースされています。

パッケージの仕様もいろいろとあるのかも知れませんが、
これに関しては、
デジスリーヴの5面開きになっていて、
スリーヴにむきだしのCD盤を突っ込んでいるわけです。



5CDのうちの2枚
それぞれ色は異なる

テーマを設けて、それに近いような楽曲を、
多く収録しているようで、
このオムニバス5CDも、
そのような企画モノの一つですね。

実際には、様々な傾向の曲が収録されていて、
それほどの統一感は感じられないわけです。

また、私みたいに、洋楽チャートを賑わせた、
80年代前期から中期の楽曲は知っていても、
洋楽全般に関しては全く疎いので、
知らない曲が多いというのはありますね。

ただ、本当にヒットした楽曲のみを収録しているかというと、
これもまた精査してみないと解らない事ではあります。

EL&Pに関しては、
「Still… You Turn Me On」がDISC1に収録されているのですが、
CDを通して聴いてみると、
一連の楽曲の中でとても異彩を放っている印象です。

EL&Pの演奏曲の中では、
比較的、普通のポップスに近いグレッグのナンバーではありますが、
それでも独特のメロディーに、
キースのシンセサイザー音のうねりが加わった事により、
プログレッシヴロックの楽曲である事が、
他の収録曲との比較で浮き彫りになる感じですね。

けっこう衝撃的。

あまり考えた事もなかったのですが、
この5CDを通して聴く事で、
そんな感想を抱いた次第です。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

PETER GUNN 英シングルレコード

2022-05-09 11:24:30 | 「ELP・イン・コンサート&ワークスライヴ/EL&P IN CONCERT」
PETER GUNN 英シングルレコード

「PETER GUNN」のシングルレコードは、
ヨーロッパのピクチャースリーヴ入りの品物を、
何点か取り上げていますし、
ピクチャースリーヴの無い品物も数点取り上げています。

本日、取り上げるのは、
ピクチャースリーヴ無しの英国盤になります。



A面

とうの昔に取り上げていたと思っていたのですが、
昨夜、少し時間があったので、
シングルレコードが入っているケースを眺めながら、
当ブログの「ELP・イン・コンサート」のカテゴリーを確認したら、
まだ、取り上げていなかった事が解りました。

英国では、「ALL I WANT IS YOU」のシングルレコードも、
そうでしたが、
そのあたりから、EL&Pに関しては、
ピクチャースリーヴ仕様を制作しなくなったように思われます。

私が目にした事がないだけかも知れないですけどね。

このシングルの片面に関しては、
ライヴヴァージョンの「TIGER IN A SPOTLIGHT」か「KNIFE EDGE」のどちらにするかを、
リリース国が決定しているようですが、
この英国盤に関しては、「 KNIFE EDGE」が選ばれています。



別面
Aの表記はあっても、
Bの文字はない

ただ、英国の場合、「ALL I WANT IS YOU」のB面に、
「TIGER IN A SPOTLIGHT」(おそらくはスタジオヴァージョン)を収録していたという事もあり、
続けて同曲を収録しないという選択をしたとも考えられます。

このシングルレコードは英国から求めたのですが、
白いペーパースリーヴにレコードが入れてありまして、
それにちょっとだけ劣化しているカンパニースリーヴが添えてありました。



茶褐色カンパニースリーヴ

このような気遣いはとてもありがたいですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

GREG LAKE CD ROCK CANDY盤

2022-05-07 09:42:39 | Greg Lake関連
GREG LAKE  CD  ROCK CANDY盤



プラケース表側
このプラケースCDも、
プラケース上にステッカーを貼っているタイプのようです
向かって左側を見ると、
プラケースは全透明がオリジナルである事が解ります



復刻CDという事もあってか、
ジャケットデザインなどおかまいなしの、
大きなステッカー
グレッグの回顧インタビューも収録



プラケース裏側
この写真とブックレットジャケット内にも、
グレッグのカラー写真が数点ありますが、
いずれも、このアルバム制作時の写真ではないです
ゲイリー・ムーアの写真もありますが、
こちらはいつ頃のモノかは不明



CD盤面
以前取り上げたエイジアのライヴCDのように、
CDセット側の背景と、
盤面の絵柄がちょうど重なるようになっている

英国の復刻専門レーベルで、
「ROCK CANDY RECORDS」というのがありまして、
大手通販サイトによると、
80年代から90年代のハード・ロックやロックを、
丁寧にリマスターしてリリースしており、
マニアに人気があるとの事。
アーティストを見ると、
ハード・ロックを中心にリマスターしているようです。

この「ROCK CANDY盤」に関して、
ザッと検索してみると、
確かに求めていた音だと言われる方もいますし、
全く逆の意見もあるようでした。

タイトルによって、
リマスターに成功している場合と、
そうでない場合があるのかも知れません。

グレッグ・レイクのファーストソロとセカンドソロも、
このレーベルから2011年に発売されていたわけですが、
ゲイリー・ムーアが参加しているという事が、
主な理由かも知れませんね。

これまで取り上げたCDとの聞き比べをする時間が、
取れなかったのですが、

(ま、仮に時間が取れていたとしても、
その違いが解ったかどうかは、
何とも言えませんけどね。)

グレッグ・レイクのボーカルは、
とても綺麗に耳に入ってくるので、
アナログ盤で受けた印象を抜きにして、
「グレッグのボーカルさえ堪能出来たら良い!」
という方には、
ピッタリの盤であると思われます。

先般、このCDがヤフオクに出品されていまして、
推移を見守っていたのですが、
安ければ入手したいと考えている方が、
思いの外、多かったですね。

11名の方のうち、
6名が¥1,000-以上の札を入れられまして、
税込み¥2,781-で落札されました。

ゲイリー・ムーアのギターの音が狙いなのかも知れないですが、
特別な高値は付かないまでも、
中古盤としてはニーズがあるという事なのでしょう。

私は中古盤店から¥1,500-程度で入手したように記憶しています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。