EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

日本フォノグラム46年5月新譜ポピュラー綜合テスト盤

2021-10-16 10:06:03 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
日本フォノグラム46年5月新譜
ポピュラー綜合テスト盤

はじめに。

このブログ、EL&P図書室を開始して、
この10月で10年目となりました。

様々な方々のご支援が無ければ、続ける事はできなかったと思います。

心より感謝申しあげます。



ジャケット

このテスト盤の存在を知ってから、
およそ、10年ほど経過していると思われます。

ブログタイトルの通り、
フォノグラムからその月々にリリースされる事が決定している、
洋楽のダイジェスト盤という事になりますね。

この中にEL&Pの曲が、
「テイク・ア・ペブル」というタイトルで、
収録されています。
所要時間は、12分29秒という事で、
楽曲の一部が削られる事もなく、
そのまま収録してあるようです。



レーベル面

試聴している時間が取れなかったのですが、
レコード盤の溝の範囲をみると、
12分29秒の記載は間違いがないようです。

それで、リリース予定のLPのレコード番号ですが、
「SFX-7312」となっております。



ジャケット裏側に貼り付けられた用紙の記載部



バンドの説明記載部

私が知らなかっただけで、
フォノグラムからリリースされていたEL&Pのファーストのレコード盤もあるのかと思ったわけですが、
この番号で検索をすると、「パトゥー」という、
当時の英国の新人バンドのバーティゴレーベルからのデビューアルバムに辿り着くわけです。

ちなみに、EL&Pの下に記されている「グラハム・ボンド」は、
予定通りのレコード番号でリリースされているようなので、
EL&Pが急遽抜けた穴を埋めて、番号のみが生かされて、
「パトゥー」のデビューアルバムの番号になったようです。

業界の内実は解りませんが、
当初は英国のアイランドレーベルとの契約から、
日本フォノグラムで発売される予定だったEL&Pでしたが、
結果として、ワーナーさんが、米アトランティックと契約して、
EL&Pの日本での発売権を取得したという事なのでしょう。

いずれにしましても、この綜合試聴盤に出てきた音が、
一部の人達が聴く機会に恵まれた、
日本におけるEL&Pの最初の音だったと思われます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

プロモ盤 Forever Young Series Vol.5

2021-08-06 15:23:38 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
プロモ盤 Forever Young Series Vol.5

「ナット・ロッカー」が収録されていたのですが、
この「Vol.5」にも「ナット・ロッカー」が収録されています。



プラケース表側

折々にリリースする「Forever Young Series」のCDに関してのプロモ盤なので、
リリース予定のCDからの楽曲を拾っているのだと思っていたのですが、
どうやら、それだけではなかったようです。

「Vol.2」では、
イエスなどは、「ロンリー・ハート」
が収録されているわけですが、
「Vol.5」でも同曲が収録されているといった具合ですね。

ジャケットペラ紙の内側を観察して解ったのですが、

まず、88年の9月10日に、

「ファースト」
「展覧会の絵」
「トリロジー」
「恐怖の頭脳改革」

の4タイトルが「Forever Young Series」として同時リリースされています。

プロモ盤「Vol.2」の時点では、
リリースされる前にリリース予定のアルバムから、
曲を拾って収録するという遣り方をしていたようですが、

プロモ盤「Vol.5」では、
88年12月10日にリリースする予定のアルバムに加えて、
これまでリリースされたアルバムも告知するという
プロモ盤に変更になったようです。

これによって、
洋楽ファンに知られている楽曲を収録して、
「Forever Young Series」全般を告知するという狙いになり、
楽曲「ナット・ロッカー」や「ロンリー・ハート」が、
再収録される運びになったのでしょうね。



プラケース裏側

「Vol.2」をレポートした時に、見落としていましたが、
「Forever Young Series」に関しては、「タルカス」だけが、
88年にリリースされていなかった事になりますね。

「タルカス」も「Forever Young Series」としては存在していますので、
89年以降のリリースだったのでしょう。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ワーナー洋楽総合試聴盤 昭和51年7月

2021-04-01 18:02:27 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
ワーナー洋楽総合試聴盤 昭和51年7月

ワーナー洋楽総合試聴盤のアナログ盤は、

品物を3回、
話材として1回、
取り上げています。

最近では、マンティコアレーベルのハンソンの楽曲が収録されたモノを、
取り上げました。

本日取り上げるのは、
これ!


カンパニースリーヴ

キース・エマーソンの、
唯一の国内盤シングルレコードの楽曲が収録されています。



レーベル面
忙しいのでスリーヴを被せたまま撮影

これを最初に目にしたときは、
ちょっと意外だったのですが、
後日、
国内でリリースされているマンティコアレーベルのアーティストの楽曲は、
ほとんど、この総合試聴盤に収録されている事を知りました。

売れるか売れないかは別としまして、
リリース当時は天下のキース・エマーソンだったのでしょうから、
収録は必然だったのでしょうね。

以上。

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ROCK MASTERPIECE CD COLLECTION 販促非売品

2019-03-28 10:37:01 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
ROCK MASTERPIECE CD COLLECTION
販促非売品



プラケース表側
シュリンク未開封品


1988年にワーナー・パイオニアで、
国内初CD化のCDを一つのシリーズにまとめて、
廉価で発売する企画がありました。

「ROCK MASTERPIECE CD COLLECTION」という名称のシリーズです。

その時に同時発売されたCDに収録された主な曲を、
1枚のCDにプロモ用として収録したもののようです。

類似の企画として、
「フォーエヴァーヤングシリーズ」というのが、
先行しており、そのシリーズのEL&P関連のCDや、
プロモ用CDは、既に幾つか取り上げています。

プロモ用CDのジャケットですが、
「フォーエヴァーヤングシリーズ」の方は、
青色を下地にして、
タイトル文字と収録アーティストの文字を並べた、
とても簡素なデザインでした。

この「ROCK MASTERPIECE CD COLLECTION」のプロモ用CDのジャケットは、
写真のように、シリーズに選ばれたアルバムジャケットをカラーで並べており、
アナログ盤のジャケットが記憶にあるロックファンには、
とても解りやすいものになっています。

プロモ用CDとはいえ、同じメーカーであっても、
力の入れ方が随分と違うものですね。


プラケース裏側

EL&Pの方は、「作品第二番」が、
初CD化になって、シリーズに組み込まれており、
このプロモ用CDの1曲目に「孤独なタイガー」が収録されています。

この時点において、
スタジオ録音アルバムとしては、
「恐怖の頭脳改革」まではCD化されていました。

スタジオ録音アルバムとしては、
「ELP四部作」以降のアルバムは、
CD化されていなかったわけです。

「恐怖の頭脳改革」以前のスタジオアルバムは、
「フォーエヴァーヤングシリーズ」の廉価盤になる前に、
3000円以上の価格で、
リリースされていたのですが、
この作品第二番の初CD化に関しては、
消費税が導入される前の価格として、
2000円になっていたわけです。

この2000円という価格は、
とても微妙な価格ですね。

「フォーエヴァーヤングシリーズ」のCDよりは、
価格が高いので、
普通に発売されていたCDの価格と、
廉価盤の価格の間をとった価格設定をしている感じですね。

以上。

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総合試聴盤のジャケットについて

2018-07-16 09:29:15 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
総合試聴盤のジャケットについて

このブログでは、試聴盤について、
時々、取り上げていますが、
それについて少し書いてみます。

以前にも書きましたが、
試聴盤はレコード主流時代であれば、
レコード店に、
今であれば、CDショップ等に、
無料で頒布されているものと、
思われます。

試聴盤は、
販売促進が目的で、
業界関係者と販売者に頒布されており、
有料のものではないという事。

取り扱い方としては、
試聴盤を提供した側への返却の義務があるらしく、
転売等は戒められているもののようです。

ただ、返却の義務があっても、
その後は、おそらく廃棄処分をするだけでしょうし、
試聴盤を提供した側としても、
返却されたものを処分するには、経費もかかる事もあって、
緻密な管理のもと、積極的な回収を行ってはいないと思われます。

それが、
試聴盤が、中古盤販売店や、
オークション等に出品される背景と見ています。

この試聴盤についてですが、
アーティストのアルバムタイトルごとの、
試聴盤のようなものは存在しているとしても、
一般流通盤と内容は同じだと思っていたので、
このブログを始める前は、
関心がほとんどありませんでした。

そんな中、
ワーナーさんの総合洋楽試聴盤のレコードを、
たまたま、中古盤販売店で取扱をしていたのを、
ネット上で見る機会に恵まれました。

それを手に入れてみたのが、
全ての試聴盤への関心の始まりとなりました。

入手のためのリサーチをした事により、
ワーナーさんの総合試聴盤に関しては、
ジャケットの色を邦楽と洋楽で、
変えている事は解りました。

洋楽は紺系統の色
邦楽は濃いピンク系統の色ですね。

また、
総合試聴盤を制作するようになった当初から、
邦楽と洋楽でジャケットの色を変えていたわけではないという事が、
最近になって解りました。

アルバム「トリロジー」のリリース前に、
その中に収録されている1曲が、
総合試聴盤に収録されたのですが、
そのジャケットの色は、濃いピンク系統の色をしていました。

収録された曲は「永遠の謎パートⅠ」でした。

アルバムからシングルカットをする予定の楽曲を、
総合試聴盤に収録するというものではなく、
売りたいアルバムの収録曲を、
ニューアルバム紹介も兼ねて収録するという事なのでしょう。

ワーナーさんの総合試聴盤のレコードは、
ヤフオクには数点しか出品されていませんが、
総合試聴盤へのニーズが少ないというよりは、
その多くは廃棄されてしまったのかも知れません。

以上。

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プロモCD Executive Staff CD Vol.4

2017-10-25 18:00:36 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
プロモCD Executive Staff CD Vol.4

ビクターに所属していたミュージシャンの、
その当時の新リリース曲を集めたプロモCDのようです。

「Executive Staff CD Vol.4」

というタイトルがついていますので、
販売店向けのプロモ盤でないのかも知れません。

ジャケットは、でっかいELPマークを印刷。


ビクターエンタテイメントという記載は見あたらない

このマークのおかげで、
収録曲の中での一押しのミュージシャンである事が、
一目で解るようになっていると言えます。

プラケースのペラ紙ジャケットは、
二つ折りになっており、
内側には、
収録ミュージシャンとその曲に関する解説が、
短めの文章でまとめられています。
EL&Pに関しては、
待ちに待った再結成がビッグニュースという感じの扱いです。

全15曲中、
EL&Pに関しては、「PAPER BLOOD」と「BLACK MOON」の2曲が、
収録されています。

シングルCDとして発売される「PAPER BLOOD」、
アルバムタイトル曲の「BLACK MOON」が選ばれたという事なのでしょう。


CD盤面
1曲目が「PAPER BLOOD」


この時から25年も経過したのですね。

以上。

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プロモ盤 Forever Young Series Vol.2  88年

2017-01-07 15:55:30 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
プロモ盤 Forever Young Series Vol.2  88年



本年も宜しくお願い申し上げます。

このブログでは、1980年代の後半にリリースされた、
EL&Pの「Forever Young Series」を何点か取り上げています。

「Forever Young Series」は、
当時、ワーナー・パイオニアさんに属していたミュージシャンの過去のアルバムを、
CDにして廉価で発売するというシリーズでした。

価格は、
消費税が導入されておらず、税込みとか税抜きとかの表示もなくて、
1枚組のCDが、¥2000-でした。

当時は、¥2,000-でも廉価だったわけですね。

一群の「Forever Young Series」をリリースする際に、
その度ごとに、プロモ盤CDが制作されていたようで、
このプロモCD盤もそのうちの1枚になるのだと思われます。

ワーナー・パイオニアさんのお抱えミュージシャンの音を収録した、
アナログプロモ(試聴)盤は、既に何点か取り上げていますが、
CDを取り上げるのは初めてだったと思います。

ジャケットペラ紙の表をよく見ると、
このシリーズは、LPとカセットも同時にリリースされていたようです。
このシリーズの「展覧会の絵」のアナログ盤を取り上げた事がありますが、
この時のものであったようですね。



見開きペラ紙の裏にはリストが載っています。



EL&Pは「展覧会の絵」に関してのみ、アナログ盤とカセットテープがリリースされていたようです。
ファーストから頭脳改革まで他のアルバムに関しては、CDのみのリリースであった事が解りました。

このプロモCD(店頭試聴盤)ですが、
EL&Pは「ナット・ロッカー」が収録されています。

今から見ると、70年代から80年代の初頭ぐらいのロックは、
十把一絡げの音楽として捉える見方もできますが、

エイジアの「詠時感」なども、
この「Forever Young Series」に入っていたので、
当時は、ちょっとした違和感を覚えた事も思い出します。

以上。
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ワーナー・パイオニア 昭和55年12月 洋楽総合試聴盤

2016-06-01 08:52:04 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
ワーナー・パイオニア 昭和55年12月 洋楽総合試聴盤

ワーナー所属のアーティストを収録したアナログ試聴盤は、
これまで2度ほど取り上げています。

1つは、「ELP・イン・コンサート」から「展覧会の絵の楽曲」を収録したもの、
もう1つは「恐怖の頭脳改革」から「聖地エルサレム」を収録したものですね。

「聖地エルサレム」を収録したものは、そのジャケットから判別すると、
通常の試聴盤というより、企画物のようでした。

通常の試聴盤は、今日取り上げるタイプのもののようです。

このワーナーの試聴盤のジャケットは統一されているようで、
洋楽はベースとなる色がこの紺色のタイプで、
邦楽は、朱色みたいなタイプです。

白丸の部分に手書きで年月を入れるようです。




裏側はこんな感じ



この試聴盤には、EL&Pの「ラッキー・マン」が収録されています。



「ラッキー・マン」が収録されているなんて、
70年代初めの頃の試聴盤ではないかと、ついつい思うわけですが、
昭和55年12月とレーベル面に表記されているので、
EL&Pの初めてのベストアルバムである、
「ベスト・オブ・ELP」から収録したという事が解るわけですね。

ワーナーさんでは、
アーティストの既出の曲の寄せ集めとも言える「ベストアルバム」の発売時においても、
その中の収録曲をも、試聴盤に収録していたという事が解りました。

ちなみに、片側のレーベル面の1曲目は、
先般、他界した「プリンス」の曲になっておりました。

以上。

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ワーナー洋楽プロモ盤 Music Today 30 ARTISTS 100LPs

2014-11-27 13:21:13 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
ワーナー洋楽プロモ盤 
Music Today
30 ARTISTS 100LPs








ワーナーパイオニアが販売店に向けて送付したプロモ盤(試聴盤)のようです。

ワーナーの試聴盤(LP)は、かなり前に一度、取り上げた事がありますが、
本日、取り上げた品物は、
シングルジャケットとはいえ、
ジャケットを、このプロモ盤のためにわざわざ制作したようです。

当時、ワーナーが擁していた、アーティストから、売れ筋どころ30組を選んで、
ほぼ、強引に1枚組のプロモ盤に詰め込んだという感じです。

片面15曲なので、どのアーティストに関しても、
1曲まるごと収録されているとは考えにくいわけですが、
レコードの曲と曲の間の溝をみると、本当に多いわけです。

EL&Pは、「聖地エルサレム」が収録されています。
マンティコアレーベルでは、「PFM」の名前も見えますね。


裏側向かって右側拡大

当時、これらの曲に浸っていた洋楽愛好家が、
現時点で、このプロモ盤を聴いたら、
かなり懐かしい感じがするのだと思いますが、
曲が盛り上がり始めたところで、フェードアウトなんて具合でしょうから、
結局はダウンロードしたりCDを買ったりする事になるのでしょう。

比較的短い「聖地エルサレム」はまだ良いほうで、
「同志」とかは、ヴォーカルがちょっと出てきて終わる感じかも知れません。

ML誌の人気投票においても、
ほとんど、ワーナー所属のアーティストが上位を占めているようなところもあり、
洋楽ロックと言えば、ほとんどがワーナーみたいな感じもありました。

以上。

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Ariola プロモ用 オムニバス盤 1980

2014-09-09 09:52:30 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
Ariola プロモ用 オムニバス盤 1980



1面
レーベル面は銀色
プロモ盤でも豪華感はある



2面

国内のアナログ盤で、試聴用のオムニバス盤を一度取り上げた事があります。

ワーナーの洋楽のみが入っていて、「ELP・イン・コンサート」の展覧会の絵の一部が収録されていたものですね。

こちらは、ヨーロッパのariolaで管理している所属ミュージシャンを集めたプロモ盤のようです。

ジャケットは、レーベル部が丸く開いている真っ黒のやや厚手のジャケットです。
その中に白いインナースリーブに入ったレコードが入っています。

取り出しをしなくても、レーベル面が目にはいるので、
そこから収録曲を知る事ができるわけです。

EL&Pは、「ピーター・ガン」が1面の最初の曲として収録されていますね。

曲目から察するに、上述のワーナー盤とほぼ、同じ頃に制作されたプロモ盤ではないかと思いましたが、
ワーナーさんが販促のために毎月出していたプロモ盤とは、狙いが異なるようです。

2面の1曲目は、スティービー・ワンダー。
このスティービーの収録曲、「マスター・ブラスター」は、
米国3位、英国2位を獲得した、「ホッター・ザン・ジュライ」というアルバムに入っている曲のようです。
シングルも所によっては、ポップチャートの第5位まで上昇したらしいです。
(同曲を取り上げているブログにそのように書いています。)

「ELP・イン・コンサート」は、1979年11月のリリースなのですが、
「ホッター・ザン・ジュライ」は、1980年9月のリリース。

おそらく、シングルカットされた「ピーター・ガン」は、
1980年になってからリリースされたのでしょう。
シングルのリリース月はよく解りませんが、アルバムリリース月で推し量ると、
ほぼ1年のスパンで収録曲を選んでいる事になりますね。

「ピーター・ガン」は、1977年のライヴを見ていない人にとっては、
EL&Pの新しい演奏として耳に入ります。
それを呼び水にして、アルバム「ラヴ・ビーチ」ほどには売れなかった「ELP・イン・コンサート」に、
少しでも光を当てようとする狙いでこのプロモ盤に収録したとも考えられます。

一方、日本のワーナーさんが、1979年の9月の試聴盤に、
「ピーター・ガン」を選ばずに、「展覧会の絵」を選んだ理由としては、
「あのEL&Pが、オーケストラと一緒に、展覧会の絵を演奏したのだよ!」
という事を販促のメインに据えたかったのかも知れないです。

以上。

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ワーナー・パイオニア 1979年 9月 洋楽(PS)総合試聴盤

2012-09-01 10:55:05 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
ワーナー・パイオニア
1979年 9月 洋楽(PS)総合試聴盤



画像① ジャケット


画像② ラベル(レーベル面)


画像③ ラベルの拡大

最初、このLPを入手した時に、きちんと調べもせずに、

「ひょっとして、ブレイク前のエマーソン、レイク&パーマーの音が入っている試聴盤では?」

と思っていました。

「展覧会の絵」と表記がありましたし、
普通に考えたら、それ以外の理由は思いつかないわけです。

しかし、表記のカタログ番号を見ると、

これは「ELP イン コンサート」なわけですね。

ただ、「展覧会の絵」は曲が長いので、
「ELP イン コンサート」の中から、一部だけ収録してあるのだと思います。

それこそ、
2000年以降は、自宅に試聴するオーディオ機器がセットされていないので、
しっかりとは確かめる事はできずにおります。

ネット上で探ってみると、試聴盤とは、本来、メーカー側が無償でショップ等に貸与しているものであり、所有権はメーカーにあるそうです。
そのため、メーカーに断りもなく売買したりできないそうです。

しかし、実際には、このようなオムニバス試聴盤だけではなく、個別のミュージシャンの試聴盤も大量に出回っており、中古盤店やオークションで売買されていますね。

ジャケットを見ると、「強力新譜」と記述されています。

「ELP イン コンサート」は、「ラブビーチ」より後のリリースです。
既に解散ニュースが入っていた頃であったかも知れません。

それでも、「強力新譜」の記述があるのは、
プッシュできるほどのミュージシャンが、この時期、あまり見あたらなかったのかも知れませんね。

あと、数字でナンバーが記されているので、そこは白で消しておきました。
関係者がそのナンバーを調べたら、どこに卸したものかが解るかも知れないので。

今から30年以上前のアナログ盤ですから、
細かい事は気にせずに載せてみる事にしました。

以上。

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2012年9月1日 yaplog!

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