EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ラヴ・ビーチCD 韓国盤

2024-03-07 11:53:45 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
ラヴ・ビーチCD 韓国盤

エマーソン、レイク&パウエルのボックスセットの国内仕様盤に関しては、
取扱サイトに記載された説明によると、
輸入盤のボックスに記載されてある英文解説の翻訳が付き、
ジャケットデザインのステッカーが付くとの事。

それでいて、現時点においては、
輸入盤よりお安くなっていて、
発売日も輸入盤より早くなっています。

この輸入盤の発売日というのは、
取扱サイトによって異なっている場合もあるわけですが、
国内仕様盤の発売日に関しては、ほぼ、予定通りかと思われます。

しかし、これも、何らかの事情で延びるかも知れません。
既出の音源のアルバムの合体なので、
受け取る側としては、特に急いで欲しいとは思っていないので、
出てさえくれたら良いという感じです。

さて、本日、取り上げるのは、
90年代に発売されたと思われる、
ラヴ・ビーチの韓国盤CDです。

韓国盤に関しては、
「ELP・イン・コンサート」のアナログ盤を取り上げた事がありますが、
CDを取り上げるのは初めてですね。



プラケース内ブックレットジャケット
ビクターエンタテイメントさんからの初CD盤の、
タイトル黒文字ジャケットから、
引用しているように思います

この時期のEL&Pの韓国盤のCDの全てがそうなのかも知れませんが、
EL&PのCD盤の番号を併記しています。



CD盤面



CD盤面の一部を拡大



プラケース裏面

「キース・エマーソン・インタビューズ」によると、
その頃は、ヴィクトリーミュージック自体が、
日本ビクターの傘下にあったようなので、
ビクターエンタテイメントさんの許諾を得て制作された盤という事が、
解りやすくなっているジャケットと盤面と言えますね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ラヴ・ビーチ ビクターエンタテイメントCD 初回盤

2023-05-25 13:30:40 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
ラヴ・ビーチ ビクターエンタテイメントCD 初回盤

ラヴ・ビーチのビクターエンタテイメントCDの初回盤の特徴に関しては、
mixiのEL&P研究会の資料で知るまでは考えてもみませんでしたね。

このブログにおいては、その初回ヴァージョンを、
ラヴ・ビーチのCDのジャケットの特徴についてレポートする時に、
ちょっとした話材として用いたりしていましたが、
タイトルとしてジャケット写真を取り上げた事はありませんでした。

リリース時のアナログ盤を所持されている方には、
一目で違いが解る特徴があるので、
レポートしたとしても特に書く事もなかったからですね。

今回、あえて取り上げようと思ったのは、
ある国のラヴ・ビーチのCDを取り上げるにあたり、
このCDを取り上げておくと、
とても解りやすいと思いましたので、
写真を載せる事にしました。



帯とジャケット



ブックレット仕様ジャケットを、
プラケースから抜いて撮影

この「メンバー名とタイトルの色の特徴」から、

「CDジャケットを制作する際の、
申し送りのミスとか、
何らかの行き違いがあったとしても、
訂正せずに商品として発売する。」

ケースがあると知ったわけですね。

意図的にそうしたとは考えにくいので、
ミスプリント品には違いありませんが、
現時点においては、
「珍品」の1つになっている事は、
間違いありません。

海外のEL&Pのコレクターであれば、

「EL&Pのアナログ盤時代のジャケットを、
ミニチュア紙ジャケットCDとして、
何度も丁寧にリリースする日本のビクターエンタテイメントさんでも、
こんなミスもあったのだな。」

と思う事でしょう。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ラヴ・ビーチ 米国アナログ盤の中にあるグッズ注文用紙

2023-03-08 13:44:52 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
ラヴ・ビーチ 米国アナログ盤の中にあるグッズ注文用紙

ラヴ・ビーチのアナログ米国盤は、
シュリンク未開封カットアウト盤を取り上げています。

カットアウトしていない未開封盤も、
入手していたような記憶がありますが、
これはやや記憶が曖昧です。
未開封ではありますが、
ジャケットの角がつぶれている等で、
美品とは言えないモノだったように思います。

本日、取り上げるのは、
シュリンク付の開封済カットアウト盤に入っていた、
グッズの注文用紙ですね。

2つ折りの見開きですが、
たたむとアナログ国内盤の解説書と同じようなサイズになります。



注文面



既出アルバム紹介面

当時、私が、もし、この輸入盤を求める事が出来る環境であったとしても、
マンティコアのオフィスまで注文できるノウハウもなかったと思いますし、
もし、この注文用紙を見ていたとしても、ほとんど、惹きつけられずに、
終わっていたと思われます。

ザッと見て解るとおり、
2種のジャケット、Tシャツ、ジョギングショーツの全4種類が、
あったようです。



注文面1



注文面2

ジャケットの背中側には、
「ENERSON LAKE & PALMER」
の文字がアルバム「WORKS」のジャケットを彷彿させる感じで、
入っているのもあります。

この写真だけだと、
Tシャツの背中側やジョギングショーツに、
「ENERSON LAKE & PALMER」の文字を入れ込んでいるのかは、
解りませんね。

ただ、
「ENERSON LAKE & PALMER」の文字が入っているか、
これがグッズとしての重要なポイントかと思うのです。

「LOVE BEACH」の文字デザインが、
アルバムジャケットの字体を用いているわけでもないですし、
どう考えても適当に見えるので、
同じ品物に文字を入れ込めば、
似たようなモノができますからね。

どこから買ったかという事では、
最寄りの宛先に注文して入手したと言う事であれば、
オフィシャルなモノでありますが、
仮に今、これを所持されている方がいたとしても、
レア物としての魅力には欠けるかと。

アルバム作りへのメンバーのやる気の無さが、
グッズの企画側にも伝染した感じではあります。

このブログで、これまで取り上げて来たTシャツは、
「ファースト」、「タルカス」、「頭脳改革」、「ブラック・ムーン」のジャケットデザインが
入っているモノでしたし、
「イン・ザ・ホット・シート」や「ラヴ・ビーチ」のTシャツは、
見た事もないので、存在しないのかと思っていましたが、
一応、「ラヴ・ビーチ」に関しては、Tシャツが存在していた事にはなるかと思います。

ただ、このジャケットに入っていた注文用紙を見なければ、
Tシャツの実物を見たとしても、
オフィシャルな品物とは思わないどころか、

『何だか知らないけど、シャツに「LOVE BEACH」の文字が入っているぞ』

と思っただけでおしまいだった事は確かでしょうね。

仮にTシャツの背中側に、
「ENERSON LAKE & PALMER」の文字があったとしたら、

「オフィシャルではないにしても、もっとマシなものを作れよ!」

とも思ったに違いないです。

米国盤を所持されていたEL&Pファンの方は、
リリース時から知っていた事でしょうが、
私は、一昨年ぐらいに前に初めて知りまして、
シュリンク開封品を手にして見たわけですが、
未開封品をそのまま所持しているだけでは、
解らない事もあるという証です。

半月ほど前に、
ラヴ・ビーチのジャケットデザインを、
イラストでパクっているアルバムを取り上げましたが、
リリース当時のグッズにおいてすら、
全く無視されていたジャケットだったと言えますね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

「恋よ、さようなら」CD 初音階段

2023-02-15 09:18:45 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
「恋よ、さようなら」CD 初音階段

このCDを最初に知ったのは、
ブログ村で取り上げていらっしゃった方がいたからですね。

調べてみたら2014年の発売だったようです。

もっとも興味深いのは、言うまでもなく、このジャケット。



ソフトケースに入っていた、
帯とジャケット

当時、収録曲のリストを見ていたら、
EL&Pの楽曲を演奏しているわけではないようなので、
「風に語りて」が入っているとはいえ、
ジャケ買いで冒険する気持ちにはなれませんでした。

ようやく、昨年ぐらいになって、
お求めやすい中古品が出てくるようになったので入手してみたわけです。

バンドの歴史等を探る前に音を聴いてみました。

どこかで耳にした音楽を、
ヴォーカロイドの初音ミクが歌っているわけですが、
全ての曲にラジオをチューニングする時に発生する騒音のような音が、
常に流れていますね。

この騒音みたいな音に関しては、
好みが別れるところなのでしょうが、
キースなんかも70年代のタルカスの間奏等で、
音楽といえるかどうかも解らない音を出していますし、
トーキングモジュレーターをこすった時の音とか、
オルガンを揺らして形容しがたい音を出したりしていたので、
多少は馴染みやすい感じもあります。

ただ、何度も繰り返し聴くというには、
私としてはちょっときつい感じですね。



CD盤面
こうしてみると「ラヴ・ビーチ」のジャケットは、
絵柄のみではなく、
バンド名とタイトル文字の特徴によって、
一体化していると感じます。
この盤面の絵柄のみであれば、


そんな感想を持ちながら、
バンドの歴史を見てみると、
ウニオンさんでは、
もともとは、「非常階段」という「世界初のノイズバンド」があって、
そのキング・オブ・ノイズと言われている「非常階段」とボカロが最強雑音合体した音という説明がなされています。

「初音階段」としていくつかのアルバムをリリースしていますが、
ジャケットには、
スコーピオンズのあの「一糸まとわぬ少女の姿のジャケット(狂熱の蠍団 ヴァージン・キラー)」が元になっているモノもありました。
中学時代の私は、何故か、そんなに関心がなかったのですが、
リリース当時は衝撃的なジャケットとして受けとめられていたわけです。

「ラヴ・ビーチ」も「アルバムタイトルや収録曲のタイトル」という点においては、
それまでのアルバムとは一線を画しているという点においては、
衝撃的とも言えるモノですね。

そう考えると、
作品の全てがそうではないようですが、
「初音階段」はリリース時に何らかの衝撃があったアルバムのジャケットを、
一目見て解るように取り入れたジャケットを制作しているとも言えます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ラヴ・ビーチ カセット 米国製

2020-03-06 16:47:50 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
ラヴ・ビーチ カセット 米国製


先日、
ザ・ナイスのシングルレコードを当ブログでアップした後、
直ぐに社用で外に出ました。

社用では、自分の車を使用しています。

社用車を準備してくれた時期もありましたが、
今は、毎日の走行距離数を書きとめておき、
月末に、1km何円でお金をもらっているのです。

ガソリン代は、
90年代よりはるかに上がっているのに、
勤務先で設定している1kmあたりの単価は、
90年代と変わりません。

それでも、
勤務中にブログを書く私は、
会社に不満を述べる資格はないわけですな。

マイカーに乗り込んで、
乗り込んで、エンジンをかけると、
毎朝、通勤途中で聴いているNHKFMがまず流れるのですが、

発車してから50メートルぐらいで流れてきた音は、
以前、キース・エマーソン・ファン専用掲示板に、
elpelpさんが投稿して教えてくださった、
コープランドの交響曲第3番の第2楽章に出てくる、
オーケストラによるメロディーでした。

1977年以降のEL&Pのライヴ演奏のCDを聴くと、
アンコールのエンディングで使用されているものですね。

このようにタイミングの良い出来事は、
外に出る時間が、
早くても遅くても体験できないので、
とても気分が良いですね。

但し、
本日、取り上げるのは、
「庶民のファンファーレ」にちなんだモノではなく、
「ラヴ・ビーチ」のカセットテープになります。

幾つかのアルバムのカセットテープを取り上げていますが、
「ラヴ・ビーチ」のカセットテープは初めてですね。

米アトランティックのカセットテープのインデックスは、
黒色の下地になっていることを、
他のカセットテープでレポートしていますが、
制作年によって、微妙な違いがあるようです。



インデックス
裏側は白の無地


このヴァージョンは、
インデックスの表側の下部の中央に、
アトランティックのマークを入れ込んだタイプになります。

ラヴ・ビーチのCDに関しては、
タイトル「LOVE BEACH」の文字に関して、
オリジナルジャケットのタイトルとの違いを、
比較したりしましたが、

写真では解りづらいですが、
こちらのインデックスに入れ込まれた、
アルバムジャケット内のバンド名やタイトル名は、
輪郭が鮮明でない感じですね。



カセットテープ本体


所持しているカセットテープは、
ほとんどが中古品なのですが、
巻き戻しを必要とするような状態で、
我が家にやってきたのは初めてかも知れないです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

LOVE BEACH CD 2001年 castle盤

2019-11-28 09:04:05 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
LOVE BEACH CD 2001年 castle盤


画像① ジャケット
このヴァージョンは、プラケース全体が透明なっており、
それによってわずかな工夫が目に入ってきます


画像② 正面左側下部 2001年ヴァージョンの特色として、
この部分にプラケース内のELPマークが見えるようにしてある

本日のブログでは、何かEL&P本体のCDを取り上げようと思っておりました。
それで、昨夜は、
まだ、取り上げていないヴァージョンを未開封品も含めて考えていたのですが、

「ボーナス・トラックの入っているCD」

というのが浮かぶと同時に、
何故か、「ラヴ・ビーチ」が頭の中に出てきました。

今朝になってから、アルバム「ラヴ・ビーチ」に関しては、
先般、アナログテスト盤を取り上げたばかりである事に気が付いたのですが、
母の世話をしているうちに、出社前の時間が無くなりまして、
結局、昨夜、玄関に置いておいた「ラヴ・ビーチ」のCDを持ってきたわけです。

持ってきたCDは、
英国から2001年にリリースされたヴァージョンなのですが、
プラケース裏には、「キャッスル(castle)」と「サンクリュアリ(Sanctuary)」の両方のロゴがあります。

この2001年のヴァージョンは、「Sanctuary/castle」からリリースという事で、
ディスクユニオンでは取り扱っていたと思います。

そして、その後の収録曲が同じヴァージョンのリリースは、
「Sanctuary」からの再販という扱いになっていますね。

特徴としては、
2001年に発売されたヴァージョンから、
「ボーナス・トラック」を収録するようになったようです。

「ラヴ・ビーチ」の収録曲のリハーサル音源が、
3曲収録されているわけです。

世界中のEL&Pマニアにとって、
とても嬉しい企画であったと思います。


画像③ 
6つ折りのジャケットの一部
このような写真も初めて見る人にとっては、
嬉しいモノです

ビクターエンタテイメントさんでは、
この時の英国のボーナス・トラック入りの企画に、
速やかに追従する事はなく、
「音質」と「紙ジャケット」にこだわったCDのリリースを、
2008年まで重ねていました。
あくまでもEL&Pマニア向けの商法ですね。

ボーナス・トラックは、
その次の企画ぐらいから収録するようになっていたように思います。

このような時間差によるリリースについては、
アルバム「ELP四部作」リリース後に、
国内でリリースされたシングルレコード「庶民のファンファーレ」のB面の収録曲、
「恐怖の頭脳改革(BRAIN SALAD SURGERY)」について触れた事があります。

英国やヨーロッパの一部の国々では、
アルバム「恐怖の頭脳改革」リリース時とほぼ同時期に、
楽曲「恐怖の頭脳改革(BRAIN SALAD SURGERY)」をシングルレコードで、
聴く事ができたわけです。

今であれば、私のような地方住みの者でも、
未発表音源の情報が入手できれば、
通販等で輸入盤の購入が容易になりました。

なので、
ビクターエンタテイメントさんとしては、

「マニアは結局、輸入盤も国内盤も全部買うから、
未発表音源をボーナス・トラックにして、
リリースする事を急ぐ必要は全くない。」

と考えているのだと思います。

急ぐ事で巨額の利益が見込めれば、
速やかに企画が進行するのでしょうが、
そうではないと言う事ですね。


画像④ メンバー個々のサインを組み込んだCD盤面
他のアーティストのアルバムでもこんな事をしているかは不明ですが、
仮にイエスのCD盤で同じ事をするとした場合、
全てのアルバムを同じメンバーのサインには出来ないという事になるので、
これもEL&Pだから出来た事かも知れないです

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

LOVE BEACH  独 テスト盤

2019-11-11 08:24:08 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
LOVE BEACH  独 テスト盤

先般、著名アーティストのテスト盤が売りに出される事が、
amassに載っていました。

テスト盤というのが、
製造過程で幾つ作られているのかは、
よく解らないのですが、
希少価値のあるものとして説明をしていました。

EL&Pに関しては、
テスト盤の出品そのものをあまり見かけません。

特に、
英国のアイランドのテスト盤は、
年代に伴う希少価値も重なってか、
ヤフオクに出品されているのを、
一度ぐらいしか見た事がないですね。

英国以外の他国のテスト盤や、
不人気タイトルのテスト盤となると、
希少ではあるにしても、高値が付かないようですし、
欲しがるファンもあまりいないという感じがしています。

このブログでは、「作品第二番」の国内テスト盤を、
取り上げた事がありますが、
本日取り上げるのは、「ラヴビーチ」のドイツのテスト盤です。

これは、不人気タイトルなので、
とても安い価格で発売されていました。

海外から求めたのですが、
聴いている時間がとれなかったので、
送付されてきた時の状態のままにしています。
レーベル面や、封入袋に付いているシールによって、
EL&Pの品物だと解るようになっています。


画像① スリーヴを含めた外観


画像② ビニール上の内容説明シール
味わいのある手書き


画像③ レーベル面

ラヴビーチは、
最近のカール・パーマーが認めていない、
アルバムの1つではありますが、
グレッグの他界まで、
良くも悪くも衝撃的な情報を提供してくれたEL&Pの、
物議を醸し出す衝撃の1つでした。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年11月8日 yaplog!

LOVE BEACH ヴィクトリーミュージック ドイツ盤CD

2019-07-10 13:20:48 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
LOVE BEACH ヴィクトリーミュージック ドイツ盤CD

アナログ盤でリリースされていたラヴ・ビーチが、
CD化される時のジャケットについて、
ラヴ・ビーチの英語タイトル文字の色が、
ヴァージョンによって微妙に異なる事や、
タイトル文字に影がない場合がある等、
を数度に渡って綴ってきました。

今日、取り上げるのは、
ヨーロッパ盤と称される事もある、
1993年リリースのプラケースドイツ盤のジャケットです。

このジャケットが、
目をこらしてみた時に、
同時期にリリースされた米国盤のジャケットとは、
微妙に異なっている事に気づかされました。


画像① 上 ドイツ盤
下 米国盤


違いというのは、
タイトル文字の影の大きさですね。

大きくして重ねてみました。


画像② 上 ドイツ盤
下 米国盤


米国盤の方のタイトル文字の影が、
ドイツ盤に比べて少し大きいですね。

アルバムジャケットの制作というのは、
まず、ベースになる絵柄があって、
バンド名やアルバムタイトルのロゴ文字というのは、
メーカーから各国のレコード会社に、
ベースになる絵柄とは別に、
提供されるものかも知れないです。

その提供されたものを使用して、
各国でジャケットを制作しているので、
国ごとの違いが出てくるのかも知れませんが、
このドイツ盤のラヴ・ビーチの場合は、
他国のアルバムと並べてみないと、
その違いは解りづらいですね。

以上

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年7月10日 yaplog!
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ラヴ・ビーチ ビクターエンタテイメント 黒帯盤

2017-10-02 10:51:27 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
ラヴ・ビーチ ビクターエンタテイメント 黒帯盤

私は勝手に黒帯盤と呼称していますが、
厳密には、上部が黒色で下部は青い感じの帯ですね。
これは99年にリリースされました。



ヴィクトリー・ミュージック盤

ビクターエンタテイメント99年盤


ワーナーからビクターエンタテイメントにEL&Pの発売権が移った時に、
EL&Pのバックカタログが一挙にリリースされた事を、
幾度と無く記して来ました。

ビクターエンタテイメントさんにおける、
最初のプラケース盤(第1次プラケース盤)が登場したわけです。

その時のラヴ・ビーチのプラケース盤のジャケットは、
一目でわかるミスプリントが為されていましたので、
ジャケットとしては、極めて異例のものでした。

今日取り上げる、黒帯盤が、ビクターエンタテイメントさんにおける、
第2次プラケース盤であると思われますが、
第1次プラケース盤のミスプリントの修正が為されていますね。

ビクターエンタテイメントさんは、
ヴィクトリー・ミュージックのプラケース用ジャケットに倣う形で、
ジャケット製作をしていたのだと思いますが、
「LOV E BEACH」のタイトル文字に関しては、
以前、取り上げたヴィクトリー・ミュージックのジャケットのタイトル文字とは、
微妙に色合いが異なってしまっています。




ヴィクトリー・ミュージック盤

ビクターエンタテイメント99年盤


背景の色合いが全体的に暗いので、
それに伴って、タイトル文字の濃淡も異なってしまったのかも知れないです。

解説に関してですが、市川さんの、
ワーナー時代の解説をそのまま使用していますね。

普通は、音楽会社が変わる事によって、
新たな解説をつけているのだと思いますが、
この「ラヴ・ビーチ」に関しては、
会社の枠を越えた解説の引用になったようです。

以上。

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ラヴ・ビーチ 西ドイツ アナログ盤

2017-08-09 14:17:51 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
ラヴ・ビーチ 西ドイツ アナログ盤


劣化の激しい品物で、
フチや背部の色がところどころとれて、
下地の白色が出ています



ジャケット裏側下部中央


レーベル面
SIDE TWOはキースのインタビューにあったように、
グレッグが介在していない


「ELP四部作」以降の西ドイツのアナログ盤は、
「作品第二番」を取り上げていますが、
それに準じた仕様での「ラヴ・ビーチ」になります。

あまり考えた事がなかったけど、
レーベル面なんかも、
こんなシンプルな配色だと、
多色のものより安く仕上がるのでしょうかね。

ちなみに、この西ドイツアナログ盤から、
シングルカットされた「キャナリオ」のシングル盤の方を先に取り上げています。

国内盤、米国盤と比して、
取り立てて目立った特徴はない感じですね。

アルバム「ラヴ・ビーチ」のジャケットに関しては、
プラケースCD化におけるタイトルの再現の具合について、
しつこく観察して来ましたが、
アナログ盤の時代ともなると、
リリース国による違いは見られないようです。

「ラヴ・ビーチ」リリース時に、
カールが来日して、ML誌のインタビューに答えた時の概要を取り上げた事がありますが、
その中では、とても肯定的な意見を述べていました。
本音かどうかは別として、リリース直後は、売れる事が大事なので、前向きな意見になったのでしょう。

今年になって発刊された某誌に掲載されていたカール・パーマーのインタビューの訳によると、
「ラヴ・ビーチ」と「イン・ザ・ホット・シート」は、EL&Pを聴く上でお勧めしないらしい。

年月を経てみると、アルバム制作への意気込みとかエネルギーが、この2つのアルバムは、
バンドが過去のベストだった状態の時と、
著しく異なっていたのでしょうね。

以上。

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ALL I WANT IS YOU カナダ プロモ盤

2017-06-14 08:16:35 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
ALL I WANT IS YOU カナダ プロモ盤



邦題「欲しいのは君だけ」の、
カナダ アトランティックによるプロモ盤です。

特にカンパニースリーヴに収納されていない品物を入手しました。


A面


B面

レーベル面を良く見ると、元の音源が収録されているアルバムを、
きちんと表記しているのが解ります。

英国のスリーヴ無しのシングルも、
B面が「TIGER IN A SPOTLIGHT」でしたし、
日本で市販されたシングルも、B面が「孤独なタイガー」でした。

この時期のアトランティックは、
EL&Pに短い曲を作ってもらいたいと思いつつ、
EL&Pの真骨頂は、長尺曲にあると考えているのか、
プロモ用のB面にも、
アルバム「LOVE BEACH」収録の新曲を入れて、
あわよくばヒットさせようという考えとかは全く無いようです。

以上。

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欲しいのは君だけ シングルレコード 見本盤

2017-02-27 14:48:11 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
欲しいのは君だけ シングルレコード 見本盤

このブログでは、バンドとしてのEL&Pの、
国内盤シングルレコードは一通り取り上げたつもりですが、
見本盤を取り上げるのは、初めてではないかと思います。

見本盤でない「欲しいのは君だけ」を取り上げたのは、
今、調べてみたら、2011年の12月でした。

ブログを始めた年ですね。

ブログを始めた当初は、
レーベル面まで意識していなかったので、
ペラ紙のジャケットの表と裏の写真を載せていました。

ワーナー・パイオニア時代のアルバムの見本盤は、
アルバムジャケットに「見本盤」のシールが付いているのですが、
シングルレコードのペラ紙には、
見本盤のシールを付けていない場合があるのかも知れません。


レーベル面

アルバム、シングルレコードの、
国内での見本盤のレーベルの色は、
何色かあるようですが、白色が多い感じです。

また、今まで注意をした事もなかったのですが、
今回、初めて気が付きましたので、
ペラ紙ジャケットも載せてみました。


発売日の手書きシールが貼られています

アルバム「ラヴ・ビーチ」のジャケット写真を用いていますが、
「LOVE BEACH」の文字は跡形もなく抜かれていますね。

これまで、
プラケースCDの「LOVE BEACH」の文字の変容について、
幾つか取り上げて来たのですが、
シングルレコードのジャケットとはいえ、
アルバムジャケット写真から「LOVE BEACH」の文字が抜かれているヴァージョンは、
国内盤のシングルレコードのみかも知れません。

以上。

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プラケースCD LOVE BEACH RhinoからShout Factoryへ

2016-04-02 15:33:47 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
プラケースCD LOVE BEACH 
RhinoからShout Factoryへ



未開封
久々にスキャン
やや暗めな感じ


Rhino Recordsのラヴ・ビーチのプラケースCDのジャケットのタイトルに関して、
アナログ盤オリジナルジャケットとの違いを説明しましたが、

今日、取り上げるのは、Shout Factoryのラヴ・ビーチのプラケースCDです。

先般、Shout Factoryのベストアルバムのジャケットに関しては、
割と細やかなデザインに関して、賛辞を述べました。
EL&PのベストアルバムCDのジャケットにしては、細やかなデザインだったからです。

一方、Shout Factoryの恐怖の頭脳改革のアナログ盤復刻ジャケットに関しては、
ジャケット上部の隅のデザインがオリジナルジャケットからの変更箇所があり、
やや改悪みたいな言い方をしました。                                                 

Shout Factoryは、良くも悪くもジャケットに一工夫をしたくなるのが、
一つの特徴のようです。

このプラケースCDラヴ・ビーチのジャケットデザインですが、
アナログオリジナルジャケットのデザインを無視して、
Rhino Recordsのラヴ・ビーチのプラケースCDのジャケットを模倣したように見えますね。



タイトル文字を真っ白にして黒い影がないわけです。

加えて、タイトルロゴの縁取りが粗い感じですね。

Shout FactoryのCDとしては、何だか、手を抜いてしまった感じを受けてしまいます。

以上。

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LOVE BEACH VICTORY プラケース盤

2015-10-27 11:08:22 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
LOVE BEACH VICTORY プラケース盤


また、ボケたな

EL&Pのアルバムのリリースが、
日本ではワーナーからビクターエンタテイメントに移り、
初回のプラケースCDがリリースされました。

その際の、
VICTORY MUSICとビクターエンタテイメントの、
プラケースに収納されているジャケットを照合すると、
ほとんど共通のものがあったのですが、
ラヴ・ビーチだけは異なっていたようです。

これに関しては、
精査しなくても素人目にも解るぐらいの特徴がありましたが、
私の方は研究不足でありまして、
mixi内のEL&P研究会で教えていただいた次第です。

今年になって取り上げた、
レディーズ&ジェントルメンのプラケースCDなども、
細かいところを除けば、
向かって右側の上部から流れてくるEmerson Lake&Palmerの文字が、四角い枠から、
はみ出していないという独自の共通点があり、
VICTORY MUSICとビクターエンタテイメントは、
プラケースジャケットのデザインを共有していると思われる部分もあるわけです。

にも関わらず、
ラヴ・ビーチのジャケットで、
違いが生じてしまっているという事は、
ベースとなるデザインがあったとしても、
それぞれの国が独自でジャケットデザインの取組をしている事が、
よく解る感じですね。

ワーナー時代のCDは、
展覧会の絵に関しては、アナログ時代の内ジャケットが表側になっていましたし、
ファーストアルバムのCDに関しては、
VICTORY MUSICとワーナーとの色合いの違いが生じている等、
様々な違いがあったわけですが、
このVICTORY MUSICのプラケースLOVE BEACHの表ジャケットに関しては、
アナログ時代のデザインを忠実に再現しているようです。

タイトル文字のアイボリーっぽい色も、
ハッキリと解ります。



となると、Rhino Recordsでは、
LOVE BEACH プラケース盤ジャケットを制作する際に、
VICTORY MUSICのプラケースジャケットを全く参考にしなかったという事になりますね。

以上。

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キャナリオ シングルレコード 西ドイツ盤

2015-05-28 09:19:20 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
キャナリオ シングルレコード 西ドイツ盤


表側
バンド名の文字の形状から写真にいたるまで、
ラヴ・ビーチそのままのジャケット



裏側
アルバムリスト



レーベル面

アルバム「ラヴ・ビーチ」に収録されている「キャナリオ」のシングルレコードです。

このブログでは既に取り上げていますが、
日本では、アルバム「ラヴ・ビーチ」から、
「欲しいのは君だけ」がシングルカットされました。
但し、B面は「孤独なタイガー」という変則的ともいえる選曲でした。

また、今年の2月に、
「欲しいのは君だけ」のジャケット無しの英国のレーベル面を載せた事があります。
B面を観察するのを忘れましたが、ジャケット無しで、プロモ用であるとも考えられます。

少なくとも、日本の場合は、
アルバム「ラヴ・ビーチ」の収録曲を軽視した曲の組み合わせと言えますね。

一方、ドイツ盤ですが、
ジャケットから解るように、
A面が「キャナリオ」、
B面が「欲しいのは君だけ」という、
ラヴ・ビーチ収録曲のみから、1枚のシングルを制作したわけです。

こんな言い方が相応しいかどうかは別として、
アルバムからのシングルカットの「王道」だと思います。

キースのインタビューによると、
当時のレコード会社の姿勢は、
「ラジオで流れる短い曲」
をヒットさせる事に尽きていたようなので、
アリオラでは、アトランティックのその姿勢を継承しつつ、
なおかつEL&Pらしい曲という事で、
「キャナリオ」が選ばれたのかなと思ったりします。

以上。

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