EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

FMfan 1972年 8月14日号

2020-01-07 14:23:28 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
FMfan 1972年 8月14日号


謹賀新年

本年も宜しくお願い申し上げます。

昨日は仕事始めでバタバタしておりました。

中古雑誌を扱う書店から入手した、
古雑誌です。

白黒グラビアで,
3頁に渡って、
EL&Pの来日公演の様子が、
掲載されています。



表紙



表紙上部拡大
書店で見かけて、
ファンであれば手に取ったでしょうね



扉の頁
プログレムック本の表紙にカラーで用いられています



見開きはこんな感じ
フリー、グレッグ、カールの写真から
グレッグの部分



記事の内容は、
フリーはメンバーが変わって、
本調子でない事。
後楽園では開演の遅れなど、
主催者側の不備が指摘されていました。
甲子園での公演途中の中止も記載。

表紙に記載されたグラビア紹介から覗いて見たら,
意外に簡素で少ない感じですね。

2年ほど前にカールがインタビューに応えていた、
本年予定されている結成50周年トリビュートコンサートが、
実現してより良きものになる事を祈ります。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

FMファン 1978年 1月23日号

2019-11-16 08:14:29 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
                                FMファン 1978年 1月23日号

                               
                                                画像① 表紙

本誌は、
「作品第二番」がリリースされて、
間もない頃のものですね。

古書店で求めました。

白黒2頁でカール・パーマーの写真が載っています。

                            
                                   画像② カール掲載頁

この時期のカール・パーマーというと、
「空手」の練習をしたりしている写真が、
シンコー・ミュージックの音楽誌に掲載されていたと思います。

当時は思ってもいなかったのですが、
振り返ってみると、
ミュージックライフ誌などは、
洋楽ファン向けの「月刊明星」や「月刊平凡」
みたいな側面もありましたので、
音楽以外の事を嗜んでいるミュージシャンの日常を、
様々に取り上げていましたね。

ただ、音楽家の作品重視とも言えるFM誌において、
「空手」に関わっているカールを取り上げているとは、
思ってもいませんでしたので、
表紙にEL&Pの名前が見つからない時点で、
手にとってもいなかったように思います。

記事を読むと、
すっかり忘れておりましたが、
1977年の末に、
「空手」のイベントと「作品第二番」のプロモーションを兼ねて、
来日していたわけです。
どちらかというと、「空手」がメインだと思われます。

古雑誌を手にしてみると、
「作品第二番」のリリース時点においては、
まだまだEL&Pというのは、
ネームヴァリューがあって、
カールが1人の来日であっても、
FM誌にも登場していたという事が解りますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年11月15日 yaplog!

FM STATION 1992 No.15

2019-01-21 09:57:58 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
FM STATION 1992 No.15



ブラック・ムーンがリリースされた頃の、
FM誌を幾つか取り上げていますが、
本日、取り上げるFMステーションも、
それにあたります。

カラー2頁に渡る記事が掲載されています。

FMステーションは、
この頃に出版されていた他のFM誌に比べて、
やや歴史が浅いという事もありますが、
邦楽、洋楽に比重を置いた誌面になっていて、
カラー頁も多く、
比較的、若年の購買をターゲットにして制作されていたと考えられます。

そのため、

「このカラー2頁に誌面を割いて、
紹介しているEL&Pとは、一体、どんなグループなのだ?」

というような購買層が存在していたと推定されます。

それを踏まえてか、
2頁の誌面の中に、
興味を持つような情報をコンパクトに凝縮しているように感じます。

インタビューの内容は、
他のFM誌とほぼ同じなのですが、
過去のアルバムのジャケットが、
オールカラーで掲載されていて、
獲得したチャートの順位も併記されています。

これに、「エマーソン、レイク&パウエル」や、
「3(スリー)」のアルバムジャケットまで掲載するという丁寧さですね。

リリース時点でのメンバーのカラー写真も数点ありますが、
メンバーの若い頃の写真も追加していたら、
「ヤング・パーソンズ・ガイド」としては、
さらに申し分のない特集頁になっていたと思います。

以上。

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週間FM 1979年1月22日号

2017-07-31 11:06:21 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
週間FM 1979年1月22日号


表紙


拡大

この号にはEL&Pとピンク・フロイドとの比較記事が載っています。

「EL&P四部作」リリース後に、
別の音楽誌でも、EL&Pとピンク・フロイドとの比較記事を掲載していましたね。
その号もそのうち取り上げたいと思っています。

これは誌上でロック激突シリーズという事で続いていた企画の1つのようで、
EL&Pとピンク・フロイドに白羽の矢が立ってしまったわけです。

対決シリーズの性格上、
書き手の方は、この2つのバンドの実績を比較して、
優劣をつけざるを得なくなるわけですが、

「フロイドが音と詩、
そしてライヴでは視覚までもフルに活かした総合的美学を創造したのに対し、
ELPはサウンドだけが勝負だった。 
現在までの優劣は改めて記すこともないだろう。」

という言葉で締めくくっています。

書き手の方は、
EL&Pに関しては、
「ファースト」から「展覧会の絵」までしか、魅力を感じない事もあり、
結論に持って来る文章としては、
あまりに大雑把なまとめ方といえますね。


少年時代の私でも、グレッグの顔というのは、
写真によって全く違うとの認識がありました


このような企画は、
少年時代の私にとって、何とも言えないものがありました。

EL&Pの一般的人気の下降は、
カラーグラビアの数の少なさに表れてきていたので、
そんな中、FM誌でカラー頁を見る事ができたのは、
想定外の喜びでした。


テレビ番組で演奏した時のものかな
トラが怖かったと言っていましたね


反面、
ピンク・フロイドとの比較記事で、
EL&Pに軍配があがらない書き方が為されている事は、
あまり気持ちの良いものではなかった事は確かです。

ピンク・フロイドは、
ザ・ウォールが登場する前の記事になりますので、
バンド内の確執はともかくとして、
バンドが続いていた事になりますが、
EL&Pはラヴ・ビーチリリース以後、
活動停止状態になってしまいました。

以上。

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FMレコパル 1994年3月号

2017-05-22 17:04:18 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
FMレコパル 1994年3月号



これまで取り上げているFM誌に関しては、
EL&Pを取り上げている事を後から知って、
中古雑誌を求めている場合もあります。

本日取り上げるFMレコパル誌は、
たまたま書店で手に取る機会があって、
キースのインタビュー記事が目に入ったので、
さっさとレジに向かって購入したものの1つです。

リターン・オブ・ザ・マンティコアのプロモーションと、
その他の所用を兼ねて来日していたキースへのインタビューが掲載されていますね。


目次の一部

インタビュー記事は、
カラー頁1枚にまとめられており、
キースの全身が写っております。

この時ぐらいから、
キースの写真は、
あまりかっこよく写っていないケースも出てきたように思います。

使用されている全身の写真も、
何だか、ヘアスタイルのためか、
顔がやたら大きく見えるものですね。
私のあまり気に入っていないヘアスタイルの時でした。

インタビューの内容は、
ほぼ、通常通りで、
70年代はとにかく演奏したい音楽を作ったら、
リスナーが付いてきてくれたというようなものですが、

ロックを長く続ける秘訣を尋ねられた時に、

「ロックは体力」と答えていて、
「ロンドンマラソンに参加している」との事。

ロンドンマラソンは、
ウィキの説明によると、42.195kmを走るようです。

キースのタイムは「3時間そこそこ」との事。

但し、キースが言うには、3時間そこそこも、
「20年代だったら優勝タイム」との事で、
過去の優勝タイムを意識しながら取り組んでいたような受け答えになっています。

「イン・ザ・ホット・シート」のレコーディングも、
まだ始まっていない頃だと思うので、
プレイに支障をきたすような腕の症状が出てくる前のコメントです。

他には、
70年代のロックの特集もあるわけですが、
「70年代ロックのおすすめCDベスト34」の中に「タルカス」がありました。

このようなベスト何とかの企画を目にすると、

「クリムゾン・キングの宮殿」とか、
「狂気」とかが掲載されているかを心配する人っていないと思いますが、

「EL&Pのアルバムは、載っているか、載っていないのか?」

と、思いながら頁をめくる習性があるのは、
私だけではないと思います。

以上。

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週刊FM 西版 173号 昭和49年7月22日~7月28日

2016-06-10 16:36:44 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
週刊FM 西版 173号 昭和49年7月22日~7月28日


表紙がカセットテープのインデックスになっている
切り取って使用せよとでもいうのでしょうか?


昭和49年というと1974年。

本誌が発売されたのは、
「レディース&ジェントルメン」がリリースされた頃という事になりますね。

「ロック・シーンの巨人たち」という隔週のシリーズがあり、
この号ではEL&Pが取り上げられています。


シリーズは、白黒4頁

執筆者は音楽評論家の立川直樹氏。

この時点でのEL&Pの大まかな歴史と、
EL&Pに関する立川氏の考えが掲載されています。

EL&Pの場合、まだ、一度もその音楽を聴いた事がない人が、
一度は聴いてみようと思わせる70年代前半のサクセス伝説がありますが、
それらが、コンパクトにまとめられていますね。

立川氏の論考は、
とても興味深い内容です。

EL&Pの「ファーストアルバム」や「タルカス」は、
日本においては、それまでのロックの概念を突き破ったものとして受けとめられていたようですが、
それが故に、
立川氏は、「ファースト」から「展覧会の絵」までのリリース時に感じた緊張感が、
「トリロジー」や「恐怖の頭脳改革」からは、ほとんど感じられなかったような事を述べています。

「トリロジー」はともかくとして、
「恐怖の頭脳改革」などは、「それまでのEL&Pの集大成」といろいろなところで、
記されているわけですが、
確かに、「それまでやってきた事を色濃くしただけだ」と言う見方も全否定はできないところはあります。

それはそれとして、私が、この論考から感じたのは、
先行きの期待と不安の両方でした。

「EL&Pは、果たして、恐怖の頭脳改革の衝撃を超える作品を創造できるのか?」

という期待と不安が入り交じった問いかけをされているようでした。

立川氏にしてみれば、緊張感は「展覧会の絵」で止まっているわけですし、
そう感じていないファンであっても、

「恐怖の頭脳改革を遙かに超える作品を創造する事ができるのか?」

という思いを心のどこかに持っていたのではないでしょうか?

結果として、EL&Pは、メジャーなロック・シーンでの人気は、
「ELP四部作」以降、日本では凋落していくので、
不安な部分の予想が的中している感じも少しあるわけです。

渋谷陽一氏も、

「前進し続ける事が彼等の存在意義」

みたいな事をラジオで言っていたように記憶していますが、
その時の私はその日が楽しければそれでよい中学生でして、
その言葉の意味するところは、深く考えても見ませんでした。

もし、彼等が、そのような観点からだけ見られていたとすれば、
グループが背負っている課題とストレスは、
如何ばかりのものであったかと思うわけです。

以上。

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FMレコパル 1992年 No.13

2016-01-27 13:00:38 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
FMレコパル 1992年 No.13



この時期のFM誌としては、既に「FMfan」を2冊取り上げていたと思います。

これらFM誌に関して以前、どこかで目にした傾向性として、

「週間FM」はジャズ系
「FMfan」はクラシック系
「FMレコパル」はポップス系とか
(「週間FM」と「FMfan」の傾向は記憶が曖昧なので逆かも知れません)

FM誌ごとに特徴を備えていたようです。
ただ、ジャズ系だからと言って、
それ以外の音楽に関しては取り上げないという事も無いようですし、
読者が勝手にそのように思っていたようなところもあるのかも知れないです。

また、売上が確保できなければ、内容の傾向も変わる事もあるでしょうから、
特にジャンルの垣根を設けずに編集をしていたとも考えられます。

この「FMレコパル」では、EL&P再結集の記事を取り上げていますが、
ポップス系と認識されていた「FMレコパル」とはいえ、
「FMfan」とは異なり、このようなモノクロの記事、1頁で終わっています。



この時期のインタビューの内容は、
取り上げている雑誌のどれもが、
おおよそ似たようなものなので、
あえて触れる必要もないのですが、

この記事は、冒頭から、あやしい記述が見られます。

著名なプログレバンドを列挙して、

「その中でも最もプログレッシヴなのは、EL&Pだった!」

なんて出だしで始まるのです。

そりゃ私はEL&Pが好きで、このようなブログを綴っていますが、
そんな事を書かれると、
このライターは、
「プログレッシヴ・ロックを聴いていない人か?」とついつい思ってしまいますね。


そして、
最後の方でキースが、

「おーい。寿司を持ってこい!」

とインタビュアーか誰かに言って、

カールが、

「英国で食べる寿司も美味しいけど、日本で食べる寿司は格段に美味しいんだよね。」

みたいな事を言ったので、
食べ物の嗜好まで一致しているので、
バンドの仲の良さを妄想するような
適当なまとめ方で、文章は終わります。

まぁ、それはそれとして、
EL&Pの再結集によるブラック・ムーンのリリースは、
誌面に取り上げるに値すると判断された事の証であります。

以上。

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FMfan 1992年6月22日~ No.14

2015-09-14 16:38:12 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
FMfan 1992年6月22日~ No.14




部分拡大

昨年の10月27日に本号の一つ前の号である、No.13を取り上げています。

熱心なEL&Pマニアは、
このFMfan誌を2度連続で入手しないといけないという、
嬉しい事態に追い込まれる事となりました。

それは2頁に渡って、なかなかお洒落なカラー写真とインタビューが、
このNo.14に掲載されていたからですね。

インタビューとは言っても、
特に珍しい事は言っていないのですが、
再集結後のスタジオアルバムは今のところ2枚にとどまっているので、
ここでのグレッグの発言が、
今となっては、このバンドの全であるような気がします。

「この3人が集まるとマジックが生まれる!」

この時の「マジック」という言葉は、
あくまでも、メンバーが集められてジャムっている時に湧き出たアイデアが、
折り重なって、みるみる作品が出来上がっていった事を、
指し示していたのだと思います。

また、「マジック」とは言っても、
それが、生まれるにはタイミングが必要である事もつけ加えています。
集まってもうまくいかない時があったようです。

「マジック」はEL&Pのメンバーにとっては、
かなり重要な事のようですね。

確か、2000年代の後半に、一度、ロンドンで3人が集まった事があったようです。

その時に、その時点で、「EL&Pを今一緒にやる必要があるかないか」を3人は協議したようですね。

結果として、「今はEL&Pを一緒にやる必要がない」という事になったらしいです。

これはEL&Pファンにとっては残念な話ではあったのですが、
彼等は、小銭をちょっとでも稼ぐために集結するという選択はしない人達である事が解りました。

あくまでも、「マジックが起きそうか、それとも起きないか」というところで、
「EL&Pとして、一緒にやるべきか否か」を推し量っているようなところがあります。

メンバー個々人の創作意欲が無くなったわけではないでしょうが、
バンドとしてのEL&Pとして創作活動ないしは演奏活動に入るには、
「マジックへの予感」が不可欠だとメンバー自身が感じていたのでしょう。

その後、
特にグレッグなどは、マジックがどうのこうのという事よりも、長年に渡ってEL&Pをずっと支えてくれたファンへのお礼の段階に入ったと認識しつつあったようです。
キース&グレッグのコンサートの実現などもそんな思いが優先されていますよね。

再集結を否定するカールはともかくとして、
キース&グレッグが再びツアーをやる可能性はあるかも知れないですね。

以上。

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FMfan 1992年6月8日~ No.13

2014-10-27 17:01:34 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
FMfan 
1992年6月8日~ No.13




あっ。これ持っていると思った貴方。

かなり好きですね。

普段はFM誌を購入しないようなEL&Pファンでも、
熱心な方は、表紙買いをした号ではないかと思うわけです。

70年代の最終スタジオアルバムである「ラヴ・ビーチ」は、
EL&Pファンの中においても様々な捉え方をされ、
ML誌上ではロックバンドとしての人気は凋落。

ライヴアルバム、「ELP・イン・コンサート」はヒットチャート圏外。

絶大なる人気は、もはや過去のもの。
過ぎ去った時は戻ってこない。

もはや、アルバムジャケットでさえ、
音楽誌にカラーで登場する事すらないであろうと、
いちいち意識をしないまでも、思いこんでいました。

(キース個人だけはキーボードマガジンに、
カラーで時々載っていたというのはありますが。)

しかし、
その思いこみは、
FMfan誌のこの表紙によって、
見事にくつがえされたわけです。

仮にEL&Pの記事が掲載されていなくても、
久々のスタジオアルバムが業界にも好意的に迎えられた最大の証拠ではないか!

などと思って、
本誌を手に持って書店のレジに向かったファンもいたのではないかと思います。

実際、メンバーへのインタビューはこの号には掲載されていませんが、
表紙に続いて胸を打つ、ビクターエンタテイメントのカラー広告が泣かせましたね。



「EL&Pって本当に凄かったのだね!」

と実感させてくれました。

このFMfanはその頃のワクワクを思い出させてくれます。

以上。

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週間FM 75号

2014-07-31 18:49:51 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
週間FM 75号



もちろん古書店で入手したわけですが、
この頃のFM誌のタイトル文字とかの感じは、
程度のよいミニコミ誌に近い感じもします。

エマーソン、レイク&パーマーの来日時のステージが、
3頁に渡って、白黒グラビアで掲載されています。



「荒れ狂うキース・エマーソン」という見出しの記事です。
キースは、昨今、ステージ上では、あまり荒れ狂ったりしなくなっていると思いますが、
もしそれと似たような事をするミュージシャンが現時点でいたとして、
そんな見出しをつけても、そんなに違和感はないかも知れないです。

頁の下部にはカール・パーマーのインタビューが記載されていますね。

参考までに興味深い応答をほんの一部抜き書き。

記者が宿泊先に向かうと、
そこのプールにてクリス・ウェルチと泳いでいるとの話を聞き、
プールに向かいました。
そして、プールサイドでカールを発見。
カールに声をかけると人なつっこいカールはニコニコ笑い返したとの事。

Q.最初、アトミック・ルースターにいましたね?
A.あのグループはぼくが作ったんだ。

Q.キース・エマーソンとはどういうふうにして知り合ったんですか?
A.新聞でキースがドラマーを募集してたので応募したんだ。
で、ぼくが選ばれたわけ。

こんな感じです。

アトミック・ルースターは、ヴィンセント・クレインと共に結成したというのが通説だと思いますが、
カールの意識の中では自分が作ったバンドだったのですね。

「新聞でドラマー募集」
今でも、地元のローカル新聞等で、社員募集の記事をいつもみかけますが、
媒体が新聞だけに、バンドのメンバーを募るというよりは、バンドの社員募集みたいな印象を受けます。

キースはグレッグと企画中の新バンドのドラマーを捜すにあたり、新聞広告を使用したのでしょうか?

当時の英訳には誤訳もかなりあったという話も聞いたりしていますが、
「新聞広告にドラマーの募集があったので応募した」という言葉を誤訳したとはちょっと考えにくいです。

もし、これが本当にキースとの出会いの最初のきっかけである事に間違いがなければ、
グレッグが言っていた、「クリームのマネージャーがカールを捜してきた」というより、
採用の段階で、クリームのマネージャーがカールを推薦したというのが真相かも知れないですね。

以上。

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FM (FAN) 1994年 No.4 スーパー伝説 第37回 EL&P

2013-10-23 16:46:48 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
FM (FAN) 1994年 No.4
スーパー伝説 第37回 EL&P



画像① 表紙


画像② ざっと見たら見落とす大きさ


画像③ 扉の頁

この時期のFMfanでは、連載で「スーパー伝説」という企画が組まれており、
一世を風靡したミュージシャンを取りあげて、時代背景を含めた、そのヒストリーからチャートアクションまでを紹介していたようです。

その第37回が、エマーソン、レイク&パーマーというわけです。
企画とは言っても、ご覧のように白黒の3頁ものですね。

簡略すると、

○ ギタースターが華やかな時期に、キースが、キーボードスターとして割り込んできた。
ただ、割り込んできただけでなく、あまりにも突出していた。

○ メンバーが、音楽シーンに登場してからの大まかなヒストリー。

○ 囲み記事で、バンドとしてのシングルとアルバムのランキング
  (ビルボードのチャートに基づいていて、英国チャートまでは記していない。
ちなみに、「ELP イン・コンサート」は、73位、
「ベスト・オブ・EL&P」は、108位。)

○ 囲み記事で、お勧めアルバムとして、「ファースト」「タルカス」「頭脳改革」。

○ バンドは再集結して現在進行形であったので、来日時のキースの発言の片鱗を織り交ぜたEL&Pの概観等。キースの発言に関しては、珍しいものは特になし。

このスーパー伝説にどのミュージシャンを取りあげるかは、読者の希望等も募っています。

第37回目にEL&Pが取りあげられた事を、
早いとみるか、遅いとみるかは、その前後のミュージシャンで、判別するのも一つの指標でしょうが、
次回がエルトン・ジョンなので、そんなに悪い順番ではないですよね。

「頭脳改革」の短めの論評も、「完全」という表現を用いているあたりも、
EL&Pファンにとっては、嬉しいところです。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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