EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

「浅草橋ヤング洋品店DVD」をチェックする

2017-10-30 16:16:07 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
「浅草橋ヤング洋品店DVD」をチェックする

90年代に「浅草橋ヤング洋品店」というテレビ番組があったようです。

これはテレビ東京で放映されていた番組なので、
民放3局しかない秋田県では、ほぼ、見る事ができなかったわけです。

「ほぼ」と言ったのは、
秋田県の民放3局で、日テレ系、フジ系、テレビ朝日系以外の番組を、
午後の時間に突然放送したりする事もあるので、
私が見落としていた事もあるかも知れません。

私はたまたまある方のブログを見る機会があったのですが、
この「浅草橋ヤング洋品店」の番組の中で、
「お料理多国籍軍」というコーナーがあり、
そのテーマソングとして、
「チェンジング・ステイツ」が使用されていたという事が記されていました。

90年代の初頭は、
この「チェンジング・ステイツ」が、バラエティの番組等で、
時々使用されていたようですし、私も、日テレ系の秋田放送を見ていて、
一度、耳にした事がありました。

ただ、テーマソングとして使用されていたとなると、
その企画の中で、毎回使用されていた事になるわけで、
どのような感じで、映像の背景に流れていたのか、
出来ることなら、見てみたいものであると思っていたわけです。

幸い、同番組のDVDが発売されていたのを知る事ができました。

もともとボックスで発売されていたためか、
中古品も、ほとんどセット販売をしており、
その「お料理多国籍軍」が収録されている映像が入っている巻だけを、
単品で欲しいと思っていたのですが、
何とか格安で入手する事ができました。


3DVDのうちの1枚
「浅ヤン名勝負数え歌」というタイトル


見てみたところ、
事実が解りました。

使用されていた曲はEL&Pのアルバム「ブラック・ムーン」に収録されている「チェンジング・ステイツ」とは、
似て非なるものでした。
それは、頻繁に聞いている人にとっては、
普通に違うものであると解るものですね。

どなたか別の方が、
「チェンジング・ステイツ」に限りなく似せているダイナミックなメロディーを、
演奏しているという事です。

使用料を払わなくて済むスレスレの曲調という印象です。

これからいよいよ「料理人の対決」という場面を、
グーッと盛り上げるために曲が流れます。

これを取り上げていたブロガーの方は、
「ブラック・ムーン」のCDを所持していたわけではないようで、
2000年代になってから、
図書館で借りた「ブラック・ムーン」のCDの中に、
浅草橋ヤング洋品店のお料理多国籍軍のテーマソングとして、
使用された「チェンジング・ステイツ」が収録されていたという書き方をしていますので、
EL&Pのオリジナル曲が使用されていたかどうかまでは、
解らなかったのでしょうね。

いずれにしましても、
「チェンジング・ステイツ」が、
アルバム「ブラック・ムーン」の中では、
過去のEL&P曲を彷彿させる楽曲として、
鍵盤楽器の演奏者から愛されていた事の一つの証と言えますね。

以上。

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エレイン・ペイジ アルバム Christmas 1986年

2017-10-27 10:41:06 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
エレイン・ペイジ アルバム Christmas 1986年

ウィキによると、
エレイン・ペイジ(Elaine Paige)は、英国のミュージカル女優で、
英国においては、「キャッツ」などに出演して、
その主題歌を担当してチャート入りした事もあるようです。

本アルバムはタイトルからクリスマスソングを集めたもののようで、
レコードがリリースされているのですが、
これはカセットテープ。



インデックスの背部には、weaとFRANCEとの記載があって、
2面に「I Believe In Father Christmas」が収録されています。

我が家では、CDとカセットテープを再生できる装置を数年前に家内が購入していたのですが、
私はテープの損傷を恐れて、カセットテープ類の再生はしておりませんでした。

今回、取り上げるにあたり、ダメもとで再生して見た次第です。

(もっと前に親が購入したカセットテープを用いるカラオケ装置もあるのですが、
これは使ったことがないので、動くかどうかも解りません。)

収録されている「I Believe In Father Christmas」は、
出だしのギターのイントロもオリジナルとは異なるものですが、
全体的なアレンジとしては、
後半にダイナミックな感じで盛り上がるところも似ています。

グレッグのソロシングルヴァージョンを意識した、
とても良いアレンジになっていると感じました。

ちなみに、エレイン・ペイジは、このブログで取り上げた事のある、
スーザン・ボイルさんが目標としている歌手であるとの事。

スーザン・ボイルさんは、
2009年に、望外のエレイン・ペイジとの共演を果たしたようですが、
それにまつわるその後のエピソードもネット上に少しでていました。

スーザン・ボイルさんが、自らのアルバムに「I Believe In Father Christmas」を収録した背景に、
エレイン・ペイジが歌っていたという事もあるかも知れませんね。

以上。

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プロモCD Executive Staff CD Vol.4

2017-10-25 18:00:36 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
プロモCD Executive Staff CD Vol.4

ビクターに所属していたミュージシャンの、
その当時の新リリース曲を集めたプロモCDのようです。

「Executive Staff CD Vol.4」

というタイトルがついていますので、
販売店向けのプロモ盤でないのかも知れません。

ジャケットは、でっかいELPマークを印刷。


ビクターエンタテイメントという記載は見あたらない

このマークのおかげで、
収録曲の中での一押しのミュージシャンである事が、
一目で解るようになっていると言えます。

プラケースのペラ紙ジャケットは、
二つ折りになっており、
内側には、
収録ミュージシャンとその曲に関する解説が、
短めの文章でまとめられています。
EL&Pに関しては、
待ちに待った再結成がビッグニュースという感じの扱いです。

全15曲中、
EL&Pに関しては、「PAPER BLOOD」と「BLACK MOON」の2曲が、
収録されています。

シングルCDとして発売される「PAPER BLOOD」、
アルバムタイトル曲の「BLACK MOON」が選ばれたという事なのでしょう。


CD盤面
1曲目が「PAPER BLOOD」


この時から25年も経過したのですね。

以上。

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Emerson,Lake & Powell アナログ 米国盤 その1

2017-10-23 14:40:40 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
Emerson,Lake & Powell アナログ 米国盤 その1



新卒で就職してから一ヶ月ほどした頃、
ちょうど、「エマーソン、レイク&パウエル」のデビューアルバムが、
リリースされるとの情報が入っておりました。

国内盤の発売予定日も、
音楽誌か何かの情報で知っていたと思うのですが、
その音が待ちきれない私は、
都内のレコード店に赴けば、
店頭に輸入盤が並んでいるのではないかと思い、
お休みの日に秋葉原の石丸電気を目指しました。

予想通り、アルバム「エマーソン、レイク&パウエル」の米国盤が、
発売されており、
数多く置かれていました。
店内での上位売上のアルバムの一つとして、
壁にも飾られていたように思います。

LPレコードに関しては、
ロシア盤などを取り上げておりますし、
12インチシングル盤なども取り上げておりますが、
本日、取り上げるのは、
その石丸電気でリリース時に入手した米国盤のレコードになります。

昨夜、遅く、あるレコードを見つける目的で、
自宅のレコード棚を物色していましたら、
たまたま、このレコードが目に止まりまして、

「そういえば、これは、まだ、取り上げていなかったな。」

と思い、車に積んで来ました。

このレコードは、
どこかの販売店の袋に収納されていましたので、
ジャケットが劣化する事がない状態に保たれておりました。

もちろん、シュリンクが付いている状態のままなのですが、
このようなシールが貼られていた事は、
忘却しておりましたので、なかなか新鮮な印象ですね。




今も昔も、輸入盤は安い!

当時の自分を振り返って思い出したのは、

「エマーソン、レイク&パウエル来日なら、
間違いなく武道館でしょ!」

というワクワク感ですね。

EL&Pがしぼむような感じで、
活動を辞めてしまい、
「ELP・イン・コンサート」
の雑誌で見る売れ行きも、
上位ランキングに見つける事ができなかったので、
もし、EL&Pがバンドとして来日したとしても、
規模の大きな会場は期待できないと思っていました。

しかし、コージーが来るとなると、
ハードロック系のファンの動員も見込めるでしょうから、
武道館でのコンサートの開催も絶対に可能だという、
バラ色の妄想が膨らみました。

結局、
バンドの維持継続は不可能となって、
私の妄想は叶う事なく終わってしまうわけです。

以上。

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ピーター・ガン シングルレコード カナダ盤

2017-10-20 18:21:39 | 「ELP・イン・コンサート&ワークスライヴ/EL&P IN CONCERT」
ピーター・ガン シングルレコード カナダ盤


SIDEA


SIDEB


レーベル面拡大

こちらのシングルレコードは、
カンパニー・スリーヴに入っていた品物です。

カナダでのシングルレコードの標準的な装丁は、
今のところ調べていないので、解らないのですが、
英国では、特にピクチャー・スリーヴが付属していない売り方が、
一般的であるという話を聞いた事もあります。

それに沿って考えると、
カナダのシングルレコードもそのタイプなのかも知れません。

日本で生まれ育った私としては、
ピクチャー・スリーヴないしは、
ジャケットペラ紙が付属していないレコードって、
お店でさがすのが、容易ではないように思います。

カナダでは、
この「ELP・イン・コンサート」のカテゴリーで、
前に取り上げた米国のプロモ盤のように、
B面には、「TIGER IN A SPOTLIGHT」を収録していますね。

もし、日本で、「ELP・イン・コンサート」のシングル盤が出ていた場合、
英国に準じたB面の選曲が為されるのかも知れませんが、
英国でリリースしていない時は、
米国に準じる事になるのかも知れません。

以上。

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rockin’on 1976年10月号

2017-10-18 19:26:41 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
rockin’on 1976年10月号


クィーンの特集もあるんだよね

EL&Pの特集が載っています。

タイトルは、「現在からみたEL&P」というもので、
扉の13頁から19頁がEL&P関連の記事で埋められています。

14頁から15頁は、「EL&P名作集」という事で、

1.永遠の謎
2.フロム・ザ・ビギニング
3.ジ・オンリー・ウェイ

の訳詞及び訳者さんによる短めの論評。

16頁から17頁は、
14頁の訳者さんによる論評。

後半部分では、

「今、私はもうELPを聴かなくなった。強いて聞きたいとも思わない。音に対する接し方みたいなものは特に変わってはいないと思うが、今ELPを聞いても正直あまり面白くない。」

との記述があります。

18頁から19頁は、岩谷宏さんによる、
シングルレコード「ホンキー・トンク・トレイン・ブルース」をきっかけとしての、EL&Pへの評論。
この方の文章を読むと、私の理解力が乏しいためか、
音楽評論って、なかなか理解しにくいものだなと、今、読んでみても思います。

総じて、「EL&Pは過去のバンド」という感じの方向性で、
まとめられている感じのする特集です。

リアルタイムで読んでいた熱心なEL&Pファンは、
あまり気持ちの良いものではなかったかも知れないですね。

17頁の訳者さんの論評の中に、

「イーノみたいな人が彼の詞を評価しないのもよく分かる」

という箇所があり、
1981年頃、当時の大阪のEL&Pファンクラブの男性スタッフが語っていた、

「イーノはEL&Pが好きじゃないそうだ。」

の情報ネタはこの辺りから来ていたのかなと思った次第。

ELP四部作のリリース前から、
こんな辛辣な感じの特集を組んでいるわけですが、
結果として、
その後のバンドの衰退過程を予見するような特集になっています。

特集として、取り上げるべき大いに気になるバンドであった事だけは、
確かだったという事ですね。

以上。

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ナイトホークス サントラ 国内アナログ見本盤

2017-10-16 14:53:33 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
ナイトホークス サントラ 国内アナログ見本盤

キース・エマーソンのアナログ時代のサントラの国内盤は、

「インフェルノ」
「ナイトホークス」
「幻魔大戦」

の3枚だけがリリースされており、
このブログでは、
既に2枚は取り上げています。

本日、取り上げるのは、
ナイトホークスの国内アナログ見本盤です。



見本盤のシールが、
表側は向かって右上の部分に貼られていますが、
表からも裏からも見本盤と解る仕様のシールです。


表側


裏側

通常盤と同様の帯になっています。



先行き不透明のEL&Pのメンバーのその後だったわけですが、
この写真を見て、
「キースの新譜だ!キースの新譜だ!」と、
久々にウキウキしたのを覚えたのを覚えています。

市販盤を取り上げた時に、帯に記されていた、

「5枚のプラチナディスクと、25枚のゴールドディスクを獲得したELP」

の情報が当時としては斬新だった事を述べましたが、

この実績は、
スゴイといえば、
スゴイのでしょうが、
もっとスゴイ実績を持つバンドは、
もちろん存在するわけでして、
ちょっと苦しい持ち上げ方とも言えますね。

アルバム発売元のビクターさんが、
サントラの収集家等に、
少しでもこのアルバムに興味を持ってもらって、
売りだそうとする意欲が、
このような売上実績の表現となったのかも知れないですね。


レーベル面
白が基調


以上。

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UDOのフライヤー 今売れているベスト・コンサート・セレクション

2017-10-13 18:19:03 | チラシ(フライヤー)類、EL&P関連
UDOのフライヤー 
今売れているベスト・コンサート・セレクション


都会にいて頻繁にコンサートに行く機会があると、
このようなフライヤーを入手する事はかなり容易かと思われます。


表紙
逆さまにしてあるのは、
向かって右下のキースを見やすくするため

裏表合わせて、
全部でオールカラー12面
うち一面がこの表紙
「2つ折りクロス巻き3つ折り」という折り方のようです
たたむとA5ぐらいの大きさ


このUdoのフライヤーには、
2008年10月のキース・エマーソン・バンドのコンサートの告知が載っています。


キースはスティーヴ・ルカサーの隣

このコンサートのキースだけが載っているセピア調のA4のフライヤーもありますが、
こちらは同じデザインのカラーになっています。

会場には同じデザインのポスターも掲示されていました。

但し、どうしてこの写真を選んだのか、
理解に苦しみます。

私の場合、この横顔だけだと、
説明がないとキースだと瞬時に判別できないと思います。

この時から明後日で9年が経過しようとしているわけですが、

その後の、キース&グレッグのコンサート、
キースのビルボードライヴのフライヤーは、
実現しない告知になりました。

フライヤーの予定通りに開催されたという点では、
このフライヤーがその役割を無事に終える事ができたという事になりますね。

以上。

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アルバム「ブラック・ムーン」の帯について

2017-10-11 14:03:33 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
アルバム「ブラック・ムーン」の帯について

アルバム「ブラック・ムーン」に関しては、
日本国内では、CDとMDの他に私の知らない記録媒体も発売されていました。
カセットテープもあったと言う話を聞いた事があります。

但し、国内では、レコードはリリースされませんでした。

アナログ盤時代の帯を紙ジャケットCD用に、
ミニチュアで再現している事がありますし、
当ブログでもしつこく取り上げているわけですが、
「ブラック・ムーン」の場合、
アナログ盤帯というのが今のところ存在していないので、
紙ジャケットリリースの際には、
初プラケースCDリリース時の薄い紫を基調とした帯を再現するのだと思っていました。

ところが、
ビクターエンタテイメントさんでは、紙ジャケットCDをリリースするにあたり、
プラケースの被せ帯を無視した新たな帯を創作しました。

私はビクターエンタテイメントさんの仕事に関しては、
ほとんど肯定的な意見を綴っていますが、
正直、この仕事に関しては、如何なものかと思っています。

そもそも、
アナログ盤時代の帯をミニチュアにして再現といったところで、
過去の他社の仕事の再現なわけです。
それ自体は、企業間の枠を取り払った良心的な仕事だと思います。

然れども、
アルバム「ブラック・ムーン」のリリースは、
ビクターエンタテイメントさんのEL&P初仕事なわけでして、
とても気合いが入っていたと思うわけですよ。


初帯を広げた状態
キース・エマーソン・インタビューズは、
¥2,800-したのだね


にも、関わらず、
自分のところで制作した帯を、紙ジャケットCD化にあたって、
再現する気持ちがないわけですから、
プラケースCDがオリジナル時の帯は、
コレクターにとっては、
帯としての価値がないとでも考えていたのでしょうかね。

帯のデザインやキャッチコピーは、
アルバムリリース時における時代の空気的な側面もありますから、
「ブラック・ムーン」の多色刷りの帯は、
再現して欲しかったですね。

以上。

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いーえるPのCD「Rise of Dark」Vocaloid初音ミク

2017-10-09 09:29:12 | EL&Pに影響を受けていると思われる創作家達
いーえるPのCD「Rise of Dark」
Vocaloid初音ミク




時々、EL&Pに何らかの影響を受けているアーティストのCDや、
EL&Pの楽曲を演奏しているミュージシャンを取り上げていますが、
このタイプのCDを取り上げるのは初めてです。

キース・エマーソンファン専用掲示板に、
初音ミクの事が紹介されたのは、かなり前の事でしたが、
その時には、「聖地エルサレム」とか、
「悪の教典#9第三印象」を歌った動画へのリンクが、
貼られた事もあったように思います。

そのヴォーカロイド初音ミクは、
知名度が圧倒的に高まりまして、
晩年の富田勲先生の企画にまで登場する事になり、
富田勲先生の他界後、そのプロジェクトも実現したようです。

このCD「いーえるP」の「ライズ・オブ・ダーク」の登場過程と実績等は、
ニコニコ動画のウィキみたいな「ニコニコ大百科」で知る事が出来ました。

その中には、
このCDのプロデューサーが、EL&Pのファンで、
雑誌、マーキーの広告等でよく見かけたCDショップ「WORLD DISQUE」において、
この『ライズ・オブ・ダーク』が、
年間の部門別売上ランキングで2年連続3位を獲得したという記述があります。

アーティスト名(この場合は、プロデューサー名というのが適切のようですが)
の「いーえるP」は、音楽を聴いた人達が、
EL&Pの音楽に似たものを感じ取った事を受けて呼称されるようになったようです。

「WORLD DISQUE」のサイトを頻繁に覗いていれば、
知ることも早かったかも知れませんが、
私がこのCDを入手したのは、10ヶ月ほど前でした。

得意でない世界の事に関しては、本当に後追いになりますね。

CDはインディーズ盤の部類に入ると思いますが、
プラケース裏のこのようなデザインも楽しいものです。



以上。

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「リターン・オブ・ザ・マンティコア」の箱について

2017-10-06 09:42:20 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」の箱について

先日、22枚組ボックスの美麗な箱を取り上げましたが、
今日は箱にまつわるエピソードを記します。

国内盤の「リターン・オブ・ザ・マンティコア・ボックスセット」の、
初回盤に関しては、収納されていた4枚の色違いのプラケース盤を、
個別に取り上げて来ました。

但し、箱に関しては、まだ、取り上げていませんでした。

本ボックスに関しては、
リアルタイムに新品を購入したのですが、
購入した当時、私の部屋がとても狭かった事もあり、
ボックスを置くスペースをスムーズに確保しかねていたと思います。

以前、少し触れましたが、
EL&Pを知っている友人に、
箱から出して、4枚のCDを貸した事があります。
箱は貸さなかったわけです。

その時に、
「プラケースに擦りキズが付かないに越した事がない」と考え、
シュリンクをつけたまま渡したわけですね。

ところが、返却されてきた時は、
幾つかのプラケースは、半分破けている感じのシュリンクに覆われていました。

これは、貸した時のシュリンクが破けたわけではなくて、
友人が所持していた別のCDから取り外したシュリンクを被せたような状態でした。

そのシュリンクを被せた状態で、
箱の中に収納しようとすると、
かさんだ状態になり、
収納部分にピッタリと収納できなくなりました。


この黒い部分にきちんと収納できなくなったのです
写真は本日取り上げた中古品の内部


その方に事情を説明して尋ねたところ、
「もとのシュリンクをどこにやってしまったかは、もう解らない」
と言われてしまったので、どうしようもありません。

そのため、
私としては、購入した当時の状態を維持できないため、
その後、4枚のプラケースCDと箱を別々に保管する事にしました。

ところが、
この箱だけ別にしていた事が災いしまして、
父は「ただの空箱」と受けとめたらしく、
どうやら廃棄してしまったようなのです。
(以前は、見つからないと記しましたが、廃棄されたと認識!)

これによって、
EL&Pの初めてのボックスセットの新品の箱を失うという、
衝撃の事態を招いてしまったわけです。

今日、取り上げる箱は、
ある事情があって入手した中古のボックスです。


背部は日焼けでほぼ脱色

販売店さんの商品説明には、
「日焼けと劣化が激しすぎる」という丁寧な記載がありました。

日焼けは、片側だけに集中する場合が多いのですが、
あちこちが日焼け状態になっています。


箱の裏側
脱色していないところは、
日差しがあたっていなかったのでしょう



一部破損

まんべんなく焼こうとしたものではないでしょうが、
中古品の日焼けもここまで来ると、
ニーズはあまり無いでしょうね。

以上。

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ボックスセット『Fanfare 1970-1997』 受け取る

2017-10-04 10:22:12 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
ボックスセット『Fanfare 1970-1997』 受け取る

昨夜、21時40分頃、帰宅しましたら、
『Fanfare 1970-1997』が届いておりました。

ボックスはとても重たく、
シュリンクで覆われていました。

ちょっとだけ驚いたのは、
BLACK MOONの先行予約特典CDは、
アナログ盤のテストプレス盤のように、
適当なスリーヴに入れてあるのかと思っていましたが、
きちんと印刷されたカラーの紙ジャケットのスリーヴに収納されていました。

特典CDは、
ボックスの中には収納されずに、
ボックスを包んでいた段ボールが重なっている隙間に、
挟みこまれている状態でした。

シュリンクは下部の方から開封したのですが、
伸縮性に富んでおり、スッと抜けました。

一方、被さっているボックスの蓋の方は、
少し力を入れないと、抜けない状態でした。

このぐらいの密封感(?)がないと、
立て掛けておく時に、
蓋が開きやすくなると思うので、
具合が良いと思いました。

ボックスのタイトルやロゴマークは、
光沢のあるシルバーでした。



内容物はこれから確認しますが、
アナログ盤が含まれた、
重厚感のあるボックスらしいボックスが、
EL&Pとしては、
初めて誕生した感じです。


へこみ

以上。

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ラヴ・ビーチ ビクターエンタテイメント 黒帯盤

2017-10-02 10:51:27 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
ラヴ・ビーチ ビクターエンタテイメント 黒帯盤

私は勝手に黒帯盤と呼称していますが、
厳密には、上部が黒色で下部は青い感じの帯ですね。
これは99年にリリースされました。



ヴィクトリー・ミュージック盤

ビクターエンタテイメント99年盤


ワーナーからビクターエンタテイメントにEL&Pの発売権が移った時に、
EL&Pのバックカタログが一挙にリリースされた事を、
幾度と無く記して来ました。

ビクターエンタテイメントさんにおける、
最初のプラケース盤(第1次プラケース盤)が登場したわけです。

その時のラヴ・ビーチのプラケース盤のジャケットは、
一目でわかるミスプリントが為されていましたので、
ジャケットとしては、極めて異例のものでした。

今日取り上げる、黒帯盤が、ビクターエンタテイメントさんにおける、
第2次プラケース盤であると思われますが、
第1次プラケース盤のミスプリントの修正が為されていますね。

ビクターエンタテイメントさんは、
ヴィクトリー・ミュージックのプラケース用ジャケットに倣う形で、
ジャケット製作をしていたのだと思いますが、
「LOV E BEACH」のタイトル文字に関しては、
以前、取り上げたヴィクトリー・ミュージックのジャケットのタイトル文字とは、
微妙に色合いが異なってしまっています。




ヴィクトリー・ミュージック盤

ビクターエンタテイメント99年盤


背景の色合いが全体的に暗いので、
それに伴って、タイトル文字の濃淡も異なってしまったのかも知れないです。

解説に関してですが、市川さんの、
ワーナー時代の解説をそのまま使用していますね。

普通は、音楽会社が変わる事によって、
新たな解説をつけているのだと思いますが、
この「ラヴ・ビーチ」に関しては、
会社の枠を越えた解説の引用になったようです。

以上。

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