EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

販促品 ハイヴォルテージフェスティバル ジャケット缶バッチ

2019-05-31 08:16:00 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
販促品 ハイヴォルテージフェスティバル 
ジャケット缶バッチ



直径2cmぐらい

ハイヴォルテージフェスティバルの国内盤が、
ビクターエンタテイメントさんから、
リリースされた時に、
ディスクユニオンが独自の購入特典として、
付けてくれたものであると記憶しています。

多くのEL&Pファンが御存知のように、
もともとのハイヴォルテージフェスティバルのCDは、
黒っぽい下地にバンドマークの簡素なデザインでした。

それはEL&Pに限った事ではなく、
このイベントの音源をCD化する際に、
統一規格みたいな感じで、
他のバンドに関しても、
バンドロゴをジャケットの真ん中に配置するデザインだったようです。

ビクターエンタテイメントさんは、
ハイヴォルテージフェスティバルのCDをリリースするにあたり、
独自のメンバーの写真入りジャケットを制作しました。

最初に手に取った時は、
特に何も考えなかったのですが、
今になって思う事は、
この時のジャケットの良いところは、
ハイヴォルテージフェスティバルで演奏した時の、
写真を使用しているという事でしょう。

今から振り返ると、
3人が同じステージに立つ、
最後のライヴになってしまったわけで、
ラストステージでの表情を、
ジャケットに取り込んだという事になります。

缶バッチは、
とても小さくて、
メンバーの表情は全く解りませんけどね。

販促品ではありますが、
EL&Pとしての最後のステージにちなんだ、
小さな記念品になってしまいました。

ちなみに、
この時のグレッグのステージ衣装も、
オークションに出品されていましたね。

以上。

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ブラックムーン カセット 米国製

2019-05-29 07:49:31 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
ブラックムーン カセット 米国製

昨年、中古で入手したアルバム「ブラック・ムーン」のカセットテープです。
米国製。

これまで取り上げてきた中古品のカセットテープには、
付属していなかったものが、
付いていました。

それは、プラケースを覆っていた、
シュリンク上に貼られていたと思われる、
内容紹介のステッカーですね。

最初に購入された方が、
シュリンクから切り取ったものを、
保管していたのでしょう。


カセット本体の上に載せて撮影

海外のCDのシュリンク上や、
プラケースCDのプラケース上に、
ステッカーが貼られていたのを、
幾つか取り上げていますが、
カセットテープのステッカーは、
初めて見たように思います。

全ての音楽カセットテープに、
このようなステッカーが貼られているわけでもないと思いますが、
久々のEL&Pのアルバムという事で、
メーカーではステッカーを貼ったのかも知れないです。

「ブラック・ムーン」のカセットテープに関しては、
ドイツやヨーロッパで流通していたヴァージョンを、
5年半ぐらい前に取り上げています。

インデックスのバンド名の色は、
米国製のCDのジャケットに則して、
濃い紫色になっています。



背部のバンド名の色はヨーロッパ流通版と同じ黄色になっています。




プラケース裏側

以上。

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TARKUS in FANFARE BOX

2019-05-27 13:44:45 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
TARKUS in FANFARE BOX

ファンファーレボックス内の紙ジャケットCDに関しては、
今までジャケットの大きさについて、
特に考えてみた事はありませんでした。

今回、ボックス内のタルカスのジャケットを手にして、
ビクターエンタテイメントさんの「K2HDマスタリング+HQCD」
のタルカスのジャケットと比較してみたら、
その大きさがわかりました。


上 ファンファーレボックスのタルカスのジャケット
下 K2HDマスタリング+HQCDのタルカスのジャケット


もともと、アナログ盤時代のレコードジャケットを模した、
「ミニチュア紙ジャケットCD」というのは、
国内メーカーのどこかが考えついたものであり、
大きさの基準は統一されていると思っています。
統一されているとは言っても、
自然にそのようになっているだけの話で、
特に紙ジャケットCDを制作する時の縦・横の長さの決まりもないと、
思っていたのですが、
もしかしたら、特許などもあるのかも知れません。

これまで、海外製の紙ジャケットCDを幾つか取り上げていますが、
プロモ盤のシングルジャケット紙製の場合は、
ファンファーレボックス内の紙ジャケットとほぼ同じ大きさであると、
思われます。

大きさはともかくとして、
アナログ盤時代のイメージは踏襲すると思っておりましたので、
ダブルジャケットの場合は、ダブルジャケットにするのではないかと、
思い込んでいましたが、
収納の関係もあったのか、
タルカスはシングルジャケットに簡略化されています。

これによって、ダブルジャケットの内側に描かれた、
強烈なインパクトのマンティコアは消え失せてしまいました。

オリジナルジャケットのデザインが気になる人は、
数年前にリリースされたレコードのリイシュー盤や、
中古盤を購入してくださいという事なのかも知れないです。

以上。

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SFアドベンチャー 1984年 7月号

2019-05-25 09:50:39 | keithやEL&Pに影響を受けたミュージシャン、キーボードプレイヤー
SFアドベンチャー 1984年 7月号


表紙

本誌には、小説「真幻魔大戦」のイメージアルバムがリリースされた後に、
平井和正氏と難波弘之氏が対談を行った記事が掲載されています。

掲載頁は、
112頁から136頁までと、
かなり読み応えがあります。

両者による対談の企画が持ち上がった背景として、
難波弘之氏が、イメージアルバムの制作者である事はもちろんですが、
SF小説家としての顔も持っていたという事が、
一番の理由かと思われます。

平井和正氏は、映画「幻魔大戦」のパンフレット上で、
楽曲、「光の天使」を評価しているわけですが、
それ以外は、特にキースに対する思い入れはなかったと推定しています。

一方、難波弘之氏が、EL&Pやキースを敬愛している事は、
このブログでも、時々綴ってきましたように、
あまりにも知られすぎている事であります。

本対談においては、
難波弘之氏が「真幻魔大戦」の作品から想像した音楽が、
話材の1つになっています。

それを語る上で、特に映画「幻魔大戦」のサントラの音楽が、
引き合いに出されたりはしていませんが、
平井和正氏が、
難波氏の創造した「真幻魔大戦」の音世界を、
とても気に入った様子が、
伝わってくる対談内容になっていますね。

平井和正氏
「難波さんが今までに出した三枚のアルバムを聴きました。今度の「真幻魔大戦」と聴き比べると、「真幻魔大戦」は明らかにスケールが大きく出ていますね」
115頁

また、126頁に書かれている内容として、

平井和正氏は、「幻魔大戦」の執筆をイージー・リスニングをBGMにして行っていたわけですが、
その理由として、「幻魔大戦」を書いていると、怪異現象が続々と起こるので、
静寂がすごく怖いという事があったようです。
心を静めるために、ご自身で6時間のBGMのテープを作り、オープンリールでまわしていたとの事。

イージー・リスニングは、ごく低い音量でかけているのですが、
聴いているうちに、何か引っかかってくると、大きい音で聴きたい曲が出てきて、
それは名曲と呼ばれているものだそうです。

難波さんの「真幻魔大戦」も、繰り返し聴いているうちに、ボリュームの位置がだんだんと上がってくることになり、「真幻魔大戦」は名曲であると受けとめたようです。

ご自身の「幻魔大戦」とかかわりがあるから、褒めるとかいう事ではなく、
平井和正氏自身のなかにごく自然におきた出来事のようでした。

時系列的には、
原作を元にした映画用の脚本とラフスケッチに基づいた、
幻魔大戦のサントラが、
1983年にリリースされており、
キースの方が、幻魔大戦世界の音楽に先に関わった事になるわけですが、
映画「幻魔大戦」は「平井和正の幻魔宇宙」とは、
異なっているものなので、
「平井和正の幻魔宇宙」を音楽で表現したわけではありません。

その後、小説「真幻魔大戦」のイメージアルバムを難波弘之氏が、
制作する事になって、「平井和正の幻魔宇宙」が、初めて音楽で表現されたわけです。

キースが担当した映画「幻魔大戦」のサントラには、
直接的には全く関係のない対談と言えますが、
キースが作ったサントラのタイトル曲を評価した平井和正氏と、
キースを敬愛する難波弘之氏が対談をした、
興味深い記録とも言えるものです。

ちなみに、
本号には、巽孝之先生による筒井康隆氏の「虚航船団」の評論も掲載されています。



以上。

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THE MANTICORE VAULTS VOL.ONE

2019-05-23 11:07:40 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
THE MANTICORE VAULTS VOL.ONE


箱を開けるとこんな感じ

国内盤のマンティコアヴォルツに関する記事を、
かなり前に綴っていますが、
英国製のマンティコアヴォルツを取り上げるのは、
初めてです。

この英国製の「MANTICORE VAULTS」は、
VOL.FOURまでリリースされていますね

ライヴのブート音源を、
7枚のCDに収録したものが入っています。

箱の色は、
赤系統ですが、
米国製のリターン・オブ・ザ・マンティコアとは異なっている色で、
英キャッスル製のリターン・オブ・ザ・マンティコアに近いと思います。

LPボックスなどの、
箱の仕様にこだわっている当ブログですが、
この品物に関しては、
CD7枚を収納する箱のつくりとしては、
とても良いものだと思っています。

ただ、CDコレクションの収納に適しているかというと、
そうでもない感じです。

他のプラケースCDと並べて、
立てて置くには、
やや違和感もありますしね。


横から見るとこんな感じ

音の悪さを、
量でカバーするつもりで、
このようなブートボックスが企画されたのでしょうね。

DISCごとのジャケットも、
アナログブートのジャケットを踏襲した、
マニアックなデザインになっていますし、
音源の記録としてまとめるという意味では、
良い仕事をしたと捉えています。

以上。

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「LET ME LOVE YOU ONCE」 米 プロモ盤

2019-05-20 13:05:47 | Greg Lake関連
「LET ME LOVE YOU ONCE」 米 プロモ盤

グレッグ・レイクの所持していた様々な品々のオークションが、
先週末に終わりました。

熱心なEL&Pファンにとって、
思い出深い品物も多数出品されていましたが、
当初の予想落札価格を大幅に上回ったケースも、
幾つか見られました。

EL&Pファンとしては、
とても喜ばしいことです。

本日、取り上げるのは、
グレッグ・レイクのファーストアルバム、
「GERG LAKE」からのシングルカットされた、
「LET ME LOVE YOU ONCE」のプロモ盤です。

市販盤は既に取り上げていまして、
片面は、「RETRIBUTION DRIVE」になっていましたが、

このプロモ盤は、
両面が、「LET ME LOVE YOU ONCE」になっています。

ショートヴァージョンとロングヴァージョンですね。


3:45分


4:16分

海外のシングルレコードのプロモ盤では、
このようなショートヴァージョンとロングヴァージョンの、
組み合わせを時々見かけますね。

以上。

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ELP四部作 国内版カセットテープのオークション

2019-05-17 08:18:46 | EL&Pにまつわるオークション等について
ELP四部作 国内版カセットテープのオークション

ヤフオクにおける、
EL&Pにまつわる品々の出品物の最近の傾向ですが、

「国内版カセットテープ」

というのが、
私がヤフオクを始めた頃より、
頻繁に登場するようになったように思います。

国内版のカセットテープというのは、
EL&P関連物品収集家にとっては、
ワーナー・パイオニアのレコードより、
魅力に溢れたものだとも言えます。

レコードは、リリース年による、
レコード番号等の違い、廉価盤との帯の違いがあるにせよ、
ジャケットデザインそのものは、
最初のデザインから大幅な変化がない状態で、
店頭に並んでいたと思います。

一方、
国内版のカセットテープのパッケージは、
LPジャケット表側のデザインは、
基本的に取り込んでいるのですが、
それ以外の部分に関しては、
カセットテープの製造年によって、
ベースとなる色や、
タイトル文字のデザインなどに違いがあった事が、
ヤフオクを覗く事で解りました。

当ブログでは、
メーカーが異なる、
海外のCDのジャケット文字の微妙な違いを、
取り上げたりしていますが、

国内版のカセットテープのパッケージは、
つぶさに観察しなくても、
一目瞭然の違いがあるわけです。

その違いについては、
今後、取り上げて行きたいと思っています。

国内版の「EL&P四部作」のカセットテープですが、
これに関しては、幾つのヴァージョンが存在するのか、
ハッキリとはつきとめておりません。

先般、出品されていたのは、
アルバム2枚組の音源が、
1本のカセットテープに収録されていたものでした。

ペーパースリーヴケースに、
プラケースが収納してあるタイプのパッケージです。

最終的には、

¥6500で落札されましたが、

3人の方が、
¥6000以上の札を入れていたようです。

出品される方もいるので、
入札する方もいるのですが、

出品される方が、
EL&Pに興味が無くなったというのでもないと思われます。

同じ方から出品されている他の品物を見たりすると、
かなりの年月を経ているような品物もありますので、
ご自身の年齢を考えて、
万が一の時の整理を始めていると考えられたりもするからです。

私自身も、あと何年で、
現時点での収集をストップして、
次のライフスタイルに歩み出すかと言う事を、
思案中です。

品物を残しても、
継承する人がいなければ、
廃棄されるだけなので、
それも踏まえて決断をしなければならないですね。

以上。

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音楽専科 1984年 2月号

2019-05-15 09:47:11 | Carl&GregのエイジアinASIA
音楽専科 1984年 2月号


表紙

グレッグ・レイクが参加したエイジアの日本公演が、
掲載されている雑誌を幾つか取り上げて来ましたが、
この音楽専科にも、
公演の様子が、巻頭カラー写真で紹介されています。


表紙をめくった頁


文章拡大
紹介の短い文面はなかなか好意的ですが、
ジェフに触れていないのは、
音楽専科誌が、他の3人に比すには、
実績不足と見たのか?



裏の頁
ちなみに次の頁はハウとダウンズの写真があります


これらのカラー写真に付帯したコンサートレポートのような記事は、
特に掲載されていませんでした。

写真だけで記事が何もないというのは、
面白いと思います。

「見れば解るでしょ!あえてどうこういう必要もないでしょ!」

みたいな感じですかね。

EL&Pメンバー絡みの、一発バンドとして、

「エマーソン、レイク&パウエル」や、
「3(スリー)」

があるわけですが、
これらのバンドは、
それぞれ1枚ずつのスタジオアルバムを残すだけに、
とどまりました。

加えて、両バンドとも、
規模の違いこそあれ、
アルバム発売に合わせた米国ツアーをやっているので、
ライヴアルバムやブート音源が存在しています。

このグレッグ参加のエイジアに関しては、
スタジオアルバムが1枚も存在しないので、
まさに、日本公演のみの一瞬の輝きといった感じですね。

ジョン・ウェットンがいてこそのエイジアだと、
多くのエイジアファンは、思っているのでしょうし、
私もそのように思います。

そのためか、
本流エイジアとは言えないものもあり、
武道館ライヴ時のVHSやLD、あるいはCDがリリースされても、
それ以上の企画は生まれないという状況なのでしょう。

企画物としては、映像と音源をセットにして、
発売するという遣り方もあると思いますが、
関心を持つのは、EL&Pの熱心なファンだけかも知れないですね。

ブラック・ムーン以降は、
80年代までのグレッグのヴォーカルの声は失われているので、
このライヴ時のグレッグへの賛否はさておき、
ファンにとっては貴重なライヴだったと言えます。


全く別のところに、
こんな写真も


以上。

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ルカ・ザッビーニのリサイタルのフライヤー

2019-05-13 10:05:40 | keithやEL&Pに影響を受けたミュージシャン、キーボードプレイヤー
ルカ・ザッビーニのリサイタルのフライヤー

今が旬のプログレバンドを聴かれている方の間では、
イタリアのバロック・プロジェクト(BAROCK PROJECT)は、
よく知られているバンドの1つかと思われます。

10年ぐらい前は、
通販サイトで、
キース・エマーソンを検索すると、
時々、検索に引っかかるバンド名でしたので、
バンド名だけは知っておりました。

検索に引っかかる要因は、

「キース・エマーソンと交流を持つ」
とか、

「キース・エマーソンを彷彿させる」

等の説明文があるからなのですが、

このバロック・プロジェクトの説明にも、
そのどちらかが、
書かれていたように思います。

そのバロック・プロジェクトのキーボードプレイヤーである、
ルカ・ザッビーニは、
2017年6月24日に、
日本でのみの一夜限りのピアノ・リサイタルを行いました。


フライヤー

目的は、キースの追悼のためですね。

キースの追悼が目的なので、ほとんどが、
EL&Pナンバーだったようです。

私はこのリサイタルには参加していないのですが、
EL&Pファンの友人が参加する機会に恵まれました。

この時の演奏の模様は、youtubeにも上がったようですが、
今も鑑賞する事ができるのかまでは、
確かめていないので解りません。

当時は告知のフライヤーが、
企画と招聘を行っていた、
マーキーのサイトにアップされていたように思いますし、
今でも見る事ができるかと思いますが、
これは、プログレ関連のコンサートで配布等がされていたと思われる、
フライヤーですね。


下部拡大

特にコンサートプログラムは無かったと推定されるので、
この追悼コンサートにまつわる品物としては、
記念すべき1枚ではないかと思っています。

ちなみに裏側は、ムーン・サファリの単独公演の告知になっており、
スウェーデン大使館の後援も記載されていました。

バロック・プロジェクトの音楽を一度も耳にしないまま、
このフライヤーを取り上げるのもどうかと思いつつ、
このリサイタルからおよそ2年が経過してしまいました。

その後、アルバムを聴く機会もありましたので、
ふと、このフライヤーの事も思い出して載せてみた次第です。

アルバムやルカ・ザッビーニについては、改めて触れてみたいと思います。

以上。

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ミュージックライフ誌 1970年9月号

2019-05-11 13:05:43 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ誌 1970年9月号



劣化が激しいとの説明がある古雑誌でしたが、
格安で出品されていたので、
入手してみました。

取り扱っているうちに、
背表紙の一部が剥がれ落ちてしまいましたね。

本号には、キースやグレッグの写真は掲載されていないのですが、
デビューして間もないEL&Pにまつわるニュースが、
掲載されていました。

それはワイト島のフェスティバルが始まる前のニュースですね。

記事の内容を抜き書きしてみます。

昨年より大規模にになったワイト島のポップフェスティバルは、
当初の3日間の予定より5日間に延長された。

最初の2日間(26日、27日)は、ポップスに関係のあるフィルムの上映にあてられる。

27日は、「The Festival」という63年から66年にかけての、
ニュー・ポート・フォーク・フェスティバルの模様の記録が上映される。
その中には、ボブ・ディラン、ジョーン・バエズ、ドノバン、オデッタ、
ポール・バタフィールド、PPM等が収められている。

主な参加ミュージシャンは、

28日
シカゴ、ファミリー、テイスト、ジェイムス・テイラー、アライバル、
ライトハウス、ドアーズ

29日
ジョニ・ミッチェル、フー、スライとファミリー・ストーン、フリー、
ジョン・セバスチャン、マンゴ・ジェリー、スピリット、
エマーソン、レイク&パーマー

30日
ジミ・ヘンドリックス、ジョーン・バエズ、レナード・コーエン、
リッチー・ヘブンス、ペンタングル、ムーディー・ブルース、
ドノバン

ドアーズは、68年9月以来、久々の訪英であり、ジミ・ヘンと共に、
注目を集めている。

もう、1つ、注目の的としては、29日に出演するエマーソン、レイク&パーマー、
御存知、元ナイスのキース・エマーソンが中心になって作られた新グループで、
これが初のライヴ公演になり、多いに期待が寄せられています。

このチケットが、5日間通しで、3ポンド(約2500円)

イギリスのみならず、ヨーロッパ、遠くはオーストラリア、アメリカからも、
続々とファンがつめかけており、ロンドン中の話題を集めているとの事。

この記事の中には、
マイルス・デイヴィスや、ジェスロ・タルの名前が見あたらないですね。

8月26日から30日にかけての、
5日間のフェスティバルであった事は確かなようですが、
上述のように、2日間はフィルム上映で、
3日間はアーティストの生演奏という構成であったかは、
きちんと調べていないので解りかねます。

このニュース記事から、
EL&Pが、デビュー当時から、
本当に注目されていた事だけは
解りましたね。

以上。

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Greatest Hits Best Selection カセット

2019-05-09 09:23:58 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
Greatest Hits Best Selection カセット


パッケージ(ペーパースリーヴ)表側
良く見るとProgsessive Rockになっている


88年から90年に頃に制作された、
オムニバスカセットテープです。

洋楽アーティストをカテゴリー別に分類して、
制作したシリーズのようで、
プログレッシヴロックもその中にあったわけです。

当時、
音楽ショップ以外で販売していたところから新品で入手し、
車のカセットプレイヤーで聴いていました。

91年の引っ越しの時に紛失したらしく、
テープ本体もケースを覆っているスリーヴも、
見つかりません。

たまたま未開封品が、
オークションに出ていたので、
再入手する事ができました。

その頃は、70年代ロックのオムニバスCDも、
音楽ショップ以外にも出回っていましたし、
このブログでも取り上げていますが、
本品は、オムニバス系にも手を出してしまう、
私のようなEL&Pファンにとっては、
文句無しの収録構成と選曲でした。

パッケージの裏側に楽曲リストがあります。
全12曲。


パッケージ(スリーヴケース)裏側

ご覧のように、
「SIDE ONE」がキング・クリムゾンの「エピタフ」から始まり、
「SIDE TWO」が「悪の教典#9第一印象パート2」から始まります。
加えて、SIDE TWOにはザ・ナイスの「アメリカ」も収録されているので、
EL&P好きとしては思わずニヤッとしてしまうわけです。

当時、オムニバスCD、オムニバスカセットも含めて、
「悪の教典#9」が収録されている品物は、
初めて目撃しましたので、
見つけた時は、かなり嬉しかったのを覚えています。

EL&P関連以外の曲では、
PROGRESSIVE ROCKのオムニバスアルバムには、
ほとんと登場しない、
ボストンやアース・ウインド&ファイヤーの曲も、
収録されているので、
ちょっと風変わりな選曲とも言えます。

ちなみに
本シリーズは、
このようなカセットテープのみでなく、
同じパッケージデザインのCDも見た事があります。

以上。

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ワンダー・ガーデン・ポップ ビクター・エディット

2019-05-07 16:27:48 | Keith Emerson THE NICE関連
ワンダー・ガーデン・ポップ ビクター・エディット


ジャケット

2001年にリリースされていた、
オムニバスCDです。

この「ワンダー・ガーデン・ポップ」は、
amazonの紹介記事を読むと、
「知られざる過去の良質な音楽の紹介」をコンセプトとして、
レコード会社連動企画で、リリースされたもののようです。

60年代末期から70年代初頭までの楽曲に、
的を絞って収録していますね。

解説にはそれにいたるまでの、
細かな経緯も記されていました。

そのため、
同じタイトルの他社の品物も幾つかあるようです。

このCDには、全24曲収録されていまして、

ザ・ナイスの「何処から来たのだろう」が、
7曲目に収録されています。

これまで取り上げてきた、
ザ・ナイスの曲が入っているオムニバスアルバムは、
入っていない曲ですね。

収録曲をコピペ

(1)アイム・ノット・トーキング(ヤードバーズ)
(2)ザッツ・ホエン・ハピネス・ビガン(モンタナス)
(3)アイ・キャント・ブレイク・ザ・ハビット(フェリス・ホイール)
(4)オールウェイズ・レイト(ユートピア)
(5)コール・ミー(ファウンデーションズ)
(6)イエロー・レインボー(ザ・ムーヴ)
(7)何処から来たのだろう(ナイス)
(8)征服者(プロコル・ハルム)
(9)ウォーク・イン・マイ・シューズ(ビリー・デイヴィス)
(10)ヘイ・ジプ(ドノヴァン)
(11)ロンドン・ソシアル・ディグリー(ビリー・ニコルス)
(12)エイント・ゴナ・ライ(デヴィッド・ギャリック)
(13)ユーア・ソー・グッド・フォー・ミー(トゥワイス・アズ・マッチ)
(14)マイ・ライフ(ザ・ペイパー・ドールズ)
(15)ウッド・ユー・ビリーヴ(P.P.アーノルド)
(16)トラックス・オブ・マイ・ティアーズ(コリン・ブランストーン)
(17)アイ・ビリーヴ・イン・ユー(ケストレル)
(18)フェイス・ウィズアウト・ソウル(ステイタス・クオー)
(19)ハーフ・アズ・ナイス(エイメン・コーナー)
(20)ガール・ドント・カム(サンディ・ショウ)
(21)大列車強盗(アウター・リミッツ)
(22)コール・ミー(ペトゥラ・クラーク)
(23)ビカム・ライク・ユー(スモール・フェイセス)
(24)ロックよ永遠なれ(ザ・キンクス)

解説の方は、ザ・ナイスのこの曲を、
プログレ色濃厚な後期のナイスではなく、
ダンサブルでポップな曲として捉えているようでした。

以上。

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