EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ロック・キーボード そのサウンドメイクの秘密

2022-07-28 16:24:44 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
ロック・キーボード そのサウンドメイクの秘密

本日は、EL&P関連の雑誌を取り上げようと、
目に付く範囲に置いてあるモノをいくつか積んできました。

90年代の、
とある雑誌にEL&Pの新リリース品の論評が掲載されており、
EL&Pにとって、マイナスな事を書いていない割には、
取り上げる事に対して、以前から、何故か気乗りがしなかったのですが、
時間の経過と共に、私の見方も変化するかと思いまして、
昨夜、読み返してみたわけですが、
私の見方は、ほとんど、変化しておりませんでした。

それでも、何とか、少しでもまとめようと思いまして、
書き手の名前をググッてみたら、
その方に関する事で、
あまり良い話に当たらないので、
見合わせる事にしました。

良い話に当たらないといっても、
その話自体は、私が感じたモノと似たような事等も言ってはいたのですけどね。

そこで、
数ヶ月前ぐらいに入手できたこの本を、
取り上げてみます。



シンコーミュージック
B6判
1985年11月

目次は、

まえがき P6

第1章 ロック・キーボーディスト・インタビュー P9

第2章 ロック・キーボード奏法の歴史 P133

第3章 キーボード・サウンドの未来 P155
    
キーボード・カタログ:ムーグ、
アープ~フェアライトCMI、ヤマハDX7 etc. P191

実は、ずっと、この書籍を探していたのですが、
タイトルも出版社も特に記憶していなかったので、
ずっと解らないまま過ごしていたわけです。

社会人になって、
営業に出て間もない頃、
埼玉県の越谷市にあった、
イトーヨーカドーの中にあった書店で、
立ち読みをしたのですが、

「まえがき」の文章を、
キースが書いていたのだけは、ハッキリと記憶していたわけです。

「まえがき」の他にも、
キースへのインタビューも載っておりまして、
書籍1冊買うほどのお金が無かったわけでもないのですが、
結果として買わなかったわけです。

営業に出たばかりで、
精神的に余裕がなかったのかも知れません。

著者が自分で書いた「まえがき」と思って読んでいたら、
キースによるものだったので感動したのを覚えています。

書籍の内容が完成した時点で、
「序文を書いてくれ」と、
キースが依頼されたのかも知れません。

それでその「まえがき」ですが、
ようやく入手した古本を読んでみたら、

「以前はどうして感動したのだろうか?」

という事を思ってしまったというわけです。

おそらく、最初に立ち読みした頃は、
キースが、自分自身とロック・キーボードの有り様を、
客観的に捉える事が出来ない人だと私が勝手に思い込んでいたので、
意外とそうでもなかった事に感動を覚えたのかも知れません。

それはそれとして、
キースへのインタビューは、
77年10月と、
80年9月のモノが収められています。

様々なキーボードの特徴について、
多くを語っていますが、
「ラヴ・ビーチ」時のタイトル決めにまつわるエピソードとか、
「インフェルノ」制作につながる、
バハマのゴスペル・チャーチでのエピソード等とかに触れています。

「ラヴ・ビーチ」のタイトル決めの経緯に関しては、
その後、メンバーが映像で語っているのもありますが、
私の勘違いでなければ、ちょっと違う感じでした。

これは後で確かめてみたいと思います。

インタビュアーは、
著者ではないのようなので、
著者は何人かの著名なキーボードプレイヤーへのインタビューに関しては、
過去のモノを引っ張り出してきて監修したようですね。

全体としては、
出版当時におけるロック・キーボードへのキースの貢献度が、
解るような流れの内容になっています。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

IN THE HOT SEAT のアナログ盤 その2

2022-07-26 09:06:10 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
IN THE HOT SEAT のアナログ盤 その2



リリース時の目玉とも言えた、
メンバー写真のインナースリーヴ



シュリンク上のステッカー

昨日、アップする予定で、
アナログ盤を積んできたのですが、
グレッグの自伝の翻訳本が出る事を知って、
それに集中してしまいましたので、
本日となりました。

「イン・ザ・ホット・シート」のCDに関して、
リリース年ごとに追ってきましたが、
注意不足で見落としていた点を、
書き添えておきたいと思います。

バンド名の「EMERSOM」の「O」の文字だけが、
SONY盤のCDのジャケットにおいては、
何故か、縮小されてしまった事に触れていますが、
どうやらアナログ盤のジャケットを制作する際に、
この「O」の縮小ジャケットをベースにしてしまったようです。



アナログ盤ジャケット表側向かって左上部

これによって、
初のアナログ盤のジャケットが、
ヴィクトリーミュージックから発売されていた、
バンド名の文字の太さが異なっている事に加えて、
SONY盤CDのジャケットをベースにした事が、
大きなジャケットによって、
より浮き彫りにされる感じになりました。

アルバム自体が軽視されると、
このような事が起きてしまうという事であります。

インナースリーヴは、
90年代のEL&Pにはなっていますが、
機関車や椅子の製図等は、
全く見あたらなくなりました。

初回CD盤の痕跡が全く失せてしまったわけですね。

不人気タイトルとは言え、
今後、アナログ盤が再発される可能性は、
あるかも知れません。

マニア向けに、
2枚組にして、
「展覧会の絵のスタジオ録音ヴァージョン」を入れたりするわけです。

その際に、機関車や椅子の製図とかが、
復活するかも知れませんね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

グレッグの自伝の翻訳本の出版のお知らせが来た

2022-07-25 09:24:19 | Greg Lake関連
グレッグの自伝の翻訳本の出版のお知らせが来た



洋書のカバー

今朝、出社して、PCに届いたメールを確認したところ、
Emerson ,Lake&Palmer関連の発売情報という事で、
メールが届いておりました。

ちょっと前に確認した、
グレッグ・レイクの「Ride The Tiger」が「ベル・アンティーク」より、
本日、再発売予定(ベル・アンティークとしては初発売)のようでしたので、
それの再送かと思っていたのですが、

なんと!

出るわけがないと思っていた、
グレッグの自伝、「ラッキー・マン」の翻訳が、
シンコーミュージックエンタテイメントさんより、
8月31日に発売予定との事。

シンコーミュージックエンタテイメントさんとしては、
スティーヴ・ハケットや、
スティーヴ・ハウ等の、
プログレ重鎮の自伝の翻訳書の出版作業をしているうちに、
グレッグ・レイクの自伝も、
ある程度の売上を見込めると踏んだのかも知れませんね。

キースの自伝の翻訳本に関しては、
出版されるまで、
かなりの年月を要しましたが、
グレッグの自伝が8月に予定通りに出版されるのであれば、
割と早かった感じですね。

価格は税込¥4,180-だそうで、
キースの自伝より少し高いのかな。

グレッグの自伝に関しては、
確か本人の他界後に出版されましたので、
直筆サイン本とかは、
存在しないという事になりますね。

8月末は、先般、動画が公開された、
シングルボックスもリリースされますので、
なかなか懐が厳しいですね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ナックルボンズ フィギュア 台座

2022-07-22 13:36:15 | Keith Emerson関連
ナックルボンズ フィギュア 台座

およそ、1年前にナックルボンズのスチロール箱を取り上げました。

スチロール箱は、
フィギュアのクッション材ではありますが、
独自に制作されたモノなので、
伝説のミュージシャンのフィギュアを保護する、
大切なセットの一部であります。
(と、私は捉えているわけです。)

前回、スチロール箱は、
3つに分かれるようになっている事を記しましたが、
このような感じになっています。



重箱仕様というべきか

開けると台座が出現します。
2年前に取り上げた組立の説明用紙もこの部分に収納されていますね。




上から撮ってみました。



何かの地図みたいな感じです
長方形の鉄の板の破片を組み合わせた感じ
ムーグと足をセットする凹みがあります

伝説のミュージシャンと、
伝説の重たい楽器を配置するには、
強固に見える台座が相応しいと考えて、
デザインしたのかも知れません。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Out Of This World:Live 1970-1997を見る その5

2022-07-20 13:20:24 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
Out Of This World:Live 1970-1997を見る その5

「その4」から数ヶ月空きました。

本日、取り上げるのは、
唯一の未発表音源と説明されてある、
「1997年9月23日の米アリゾナ州フェニックス ユニオン・ホール公演」
のレコードになります。



ジャケット
3つの光の象徴なのかな

英米でEL&Pのバックカタログの発売権を有しているところからは、
1997年以降の単品のライヴはリリースされておらず、
よく解らないレーベルとかからは、
CDが幾つか発売されていましたが、
BMGとしては1997年のライヴ音源をリリースするのは、
初めてかも知れません。

このシンプルすぎるジャケットは、
何と意図してデザインされたかを、
考えてみたのですが、
ブートかも知れないと思いました。

SONY時代にブートジャケットを彷彿させる、
このブログでも取り上げていますが、
ジャケットデザインは、
どちらかというと、
一般的なブートに寄せていました。

ザッと読んでみたけど、
今だったら、もっと別の事を書きそうです。
それと、リンク先の「MAR Y SOL FESTIVAL」のアナログ盤に関しては、
追加のエピソードもあるので、
後日、改めて、書いてみたいと思います。

こちらのジャケットの方は、
出来るだけ通常のレコードジャケットに寄せようとした、
ブートのような感じですかね。

シンプル過ぎるのは、
決して嫌いではないのですが、
デザインとしては、
同じボックス内の他のジャケットとは、
かなり異なっている印象があります。
唯一の未発表音源といいつつ、
とってもシンプルに仕上げてしまった感じですね。



ダブルジャケット内側



レーベル面

メーカーの側としては、
「イン・ザ・ホット・シート」以後のライヴ音源に関しては、
ほとんど、数合わせのために必要なモノとして捉えているのかも知れません。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

プログレカラオケCD「RocK延髄斬」

2022-07-18 13:12:01 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
プログレカラオケCD「RocK延髄斬」



未開封
なかなか濃いジャケット

1993年リリース。

一度、聴いてからレポートしようかとも思いましたが、
まぁ、良いでしょう。

いつもの事ですが、
タイトルで覗かれた方には、
申し訳ないです。

というのは、
このプログレカラオケCDには、
EL&Pの演奏した曲が入っていないからです。



帯の裏側に記載された、
収録曲一覧

それでも取り上げたのは、
クリムゾンのデビューアルバムと、
エイジアのデビューアルバムから、
それぞれチョイスされて演奏されているようなので、
グレッグ関連1曲とかカール関連1曲であれば、
話材としては薄い感じもありますが、
クリムゾンとエイジアで3曲であれば、
話材として全く薄いとは言えないでしょう。

このCDの制作年を見ると、
加納典明氏がもっとも勢いにのっていた頃ではないかと思います。

加納典明氏、ご自身が本当に監修したCDなのかは、
解るわけもありませんが、
音楽会社がこのシリーズを企画するにあたり、
加納典明氏の名を冠した方が少しでも売れると判断したのでしょうね。

当時は、洋楽ロックのカラオケ自体が珍しい音源であったとも言えますが、
(しかもプログレ)
それに加納典明氏の名前で付加価値を付けたのかも知れません。

開封していないので、解りませんが、
加納典明氏ご本人が、本当に企画したという可能性も、
捨てきれないですね。

「ラウンドアバウト」が入っているのに、
「ナットロッカー」が入っていない割には、
「ヒート・オブ・ザ・モーメント」が入っているなど、
選曲者はプログレに対して独自の視点を持っているのかも知れませんが、
EL&Pは過去の遺物といったところだったのかも知れません。

単に、このCDの演奏担当者が、
プログレの楽曲で、
演奏したい曲、演奏できる曲という事で、
適当に選んだだけという事なのかもね。
案外、これが選曲の本当の背景なのかも。

「ロック延髄斬(り)」というアントニオ猪木の決め技をタイトルに付けているのに、
新日本プロレスのテーマ曲に使用されている「ザ・スコアー」が入っていません。

このカラオケCDのリリース時に、
新日本プロレスのテレビ中継の冒頭で、
「ザ・スコアー」を既に流していたとした場合、
「ザ・スコアー」のカラオケを収録する事で、
このCDのタイトルも収録内容に近づいたというモノであります。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ELP初来日 後楽園公演 告知フライヤー

2022-07-15 15:42:34 | チラシ(フライヤー)類、EL&P関連
ELP初来日 後楽園公演 告知フライヤー

数年ほど前に安価で入手できたフライヤーです。



A5サイズよりやや小さめ
折り目がありました

あまり出品されていないという事や、
出品されても高値が付くので入手できなかったという事もありましたので、
安価で入手できたのは幸いでした。

同時に、EL&P関連の収集物の落札額が、
低くなりつつあるのではないかとも思いましたね。



裏側

1972年の来日時関連の公式な品物として、
コンサートパンフ、チケット半券、フライヤー、告知ポスター等があります。

このうち、コンサートパンフが、
出品物の中では最も多く、
10年ほど前に比べて、
とても入手しやすい価格になってきているのは、
以前にも述べていたと思います。

チケット半券やフライヤーは、
コンサートパンフに比べると数倍ぐらいの高値が付く場合が多いです。

公演告知ポスターは、
ほとんど出品されないので、
開始価格も落札価格もゼロが4つに近くなります。

よく考えると、
コンサートパンフやチケット半券は、
最初に入手された方は対価を払っているのでしょうが、
フライヤーは無料なわけなので、
出品する側としては、
フライヤーが売れれば元手はゼロなわけです。

ゼロが故に多く出回っていた頃は、
その多くがゴミ箱に捨てられていたのでしょうね。

ちなみに、
ほとんど出回っていない、
「甲子園公演のチケット半券」とか、
「このフライヤー」とかは、
レプリカを制作して、
ブートCDのオマケに付けたりしているケースもあります。

今は、ネット動画でも、アーティストを見たり聴いたり出来るので、
ブート市場も生き残りがかかっているのかも知れません。

紙製の入手困難品のレプリカを制作して、
ブートの販促オマケにするようになってきているようです。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

「Singles」のプロモ映像から

2022-07-15 10:53:13 | Emerson,Lake&Palmer関連
「Singles」のプロモ映像から

昨日の午後、
「Singles」のプロモ映像と説明が、
amassにアップされていたようです。

まったく想定していなかったのは、
カラーヴァイナルである事。

カラーレコードフェチの心をくすぐる、
色鮮やかな映像です。

説明によると、

「各ディスクは、日本盤も含む貴重なオリジナル・ピクチャー・スリーブやレーベル・アートワークを再現。海外盤シングルのピクチャー・スリーブとレーベル・アートワークは、オリジナルリリース以来、初めて再現されたものです。」 

との事。※「  」内はamass記事よりそのまま引用。

とありますが、
レーベル・アートワークの再現に関しては、
ファンファーレボックス内のCD盤面のデザインが一律である事に、
やや不満を述べていた私としては、
ずいぶんと思い切った事に取り組んだと思いました。

とは言え、発売時のレーベルが、現存する場合等、
レーベルデザインをそっくりコピーするわけにはいかないと思ってはいたのですが、
それはその通りで、
レーベルの大まかなデザインは受け継いで、
レーベルのマーク等はマンティコアマークに置き換えるという遣り方をしているようです。



プロモ映像より

パームトゥリーを除いたら水面だけが残ったという事かな

「ストーン・オブ・イヤーズ」は、
国内盤のジャケットの再現である事に触れましたが、
レーベル面のデザインが、
どうやら国内見本盤のレーベルを模しているように思います。



プロモ映像より

そのうち、国内見本盤を取り上げようと思っていたら、
再現盤の画像を先にのせる事になってしまいました。


あえて、マニア向けのレーベルデザインを再現したと解釈する事もできますが、
この「Singles」の企画を立ち上げるにあたり、
海外のマニアからオリジナルシングルレコードのデータを調達した際に、
「ストーン・オブ・イヤーズ」に関しては見本盤を所持していたという事が、
原因かも知れないですね。

こういう混在している感じが、
エマーソン、レイク&パーマーの企画モノの特徴の一つになっていくのかも知れません。

それから、私が再現シングルレコードジャケットの裏のデザインではないかと、
思い込んでいたのは、

「オリジナル・シングル・スリーブからインスピレーションを得て各シングルのアートワークを新たに再創造した12枚の7インチ・アート・カード」

というモノらしいです。

正直、こういうアートカードって、EL&Pファンが喜ぶモノかどうか、
ちょっと疑問があります。

となると、再現シングルスリーブジャケットの裏側がどうなっているかが、
気になるのですが、プロモ映像には出てきていないようでした。

いずれにしましても、
コレクターをソコソコ楽しませてくれる商品にはなる感じです。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

恐怖の頭脳改革 50周年に向けての妄想

2022-07-15 10:20:16 | EL&Pにまつわる妄想
恐怖の頭脳改革 50周年に向けての妄想

久々の妄想です。

最近のEL&Pの新企画アナログ盤として、

「タルカスのピクチャーレコード」
「展覧会の絵のホワイトレコード」
「トリロジーのピクチャーレコード」

がリリースされています。

加えて、今年の11月に発売予定の、

「ブラックムーンのピクチャーレコード」

というのが出てきたのは、
こちらでも触れましたが、
大手通販サイトでも予約が始まっていたようです。

この流れでいくと、
私が何度もつぶやいている、
内容はともかくとして、
ジャケットデザインだけは味がある、

「イン・ザ・ホット・シートのピクチャーレコード」

というのも登場してくる可能性があると思います。

現時点で、ファーストアルバム単品の企画レコードが、
ないわけですが、これもそのうちに出てくるとは思います。

それはそれとして、
とりあえずは、「トリロジー」まで出てきましたので、
次は「恐怖の頭脳改革」の企画レコードのリリースという事は、
避けられない事態であります。

2014年に、恐怖の頭脳改革の、

「スーパー・デラックス・エディション・ボックス・セット(6枚組)」

がリリースされましたが、
最初のリリースから40周年の記念企画ではありますが、
やや遅れたリリースになっていました。

早いもので、50周年の記念企画をリリースする時期が、
近づいているわけです。

映画の話もありましたが、
これなどは全く期待しない方が賢明なので、
手堅いところで、アルバム50周年の記念企画に期待を寄せるわけです。

水面下では既に企画は動いてはいると思いますけどね。

もっとも最低の単純企画という落とし穴も捨て切れません。

ジャケットを観音開き風にして、
開いたら、メデューサのピクチャーレコードが出現するという仕様です。

その場合のレコードの裏面は、
メンバーとシンフィールドとギーガーが一緒に写っている写真を入れ込めば、
ソコソコ納得できるかなとは思います。



2014年BMGアナログ盤インナースリーヴより

普通に予想した場合、
2014年の「スーパー・デラックス・エディション・ボックス・セット(6枚組)」
をグレードアップしたモノが商品化される可能性が高いとは思います。

さすがに、そのまま、再リリースという暴挙はないと思いますが、
意外とそれで済ませる可能性もあるわけです。

いずれにしましても、何かは出してくれるでしょう。

これまで、ビクターエンタテイメントさんは、
アナログ盤がセットになっている国内盤は、
出してくれませんでした。
50周年なら特別に企画して欲しいと希望するものですが、
実はこれが最も実現不可能な事だと思うわけです。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ザ・ナイス ライヴ・イン・USA1969 その2

2022-07-13 09:46:24 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス ライヴ・イン・USA1969 その2

取りあえず、昨夜のうちに、シュリンクを開封できましたので、
通勤時に、ラジオのニュースを聞かずに、CDを聴く事ができました。



CD盤を外した状態

とは言っても、全て聴かないうちに、
勤務先に到着してしまいましたので、
途中までの感想という事になります。

正直、思いの外、音が良すぎてビックリしました。

ブライアン・デビィソンのドラムの音も鮮烈。

これは、ラジオ放送向けの録音だという話でしたが、
適当な音源を見つけ出してきてCD化したというわけではなさそうなので、
元々正規の放送をするための段取りがされていたのではないかと思われます。

収録されている楽曲自体は、
何度も耳にしているタイトルですが、
キースが「夢を追って」の前にアドリブで弾いているメロディーなどは、
私にとっては初めての音もありますし、
とても面白みがあるCDですね。

先般、このレーベルから怒濤のようにリリースされた、
EL&P関連のCDが、
同じ程度の録音状態であるならば、
一度は聴いてみても悪くないと思ったのですが、
この輸入盤国内仕様のレーベル(Alive The Live)のCDを、
過去に2枚ほど購入していたと、
帯の「NOW ON SALE!」を見て気が付きました。

このうち、
「ライヴ・イン・メンフィス1977」は、
とても良かったのですが、
「ライヴ・イン・ジャパン1972」は、
あまり良くなかったけど、
これは例外的に悪かったと思いたいです。

それと、
全開、帯がプラケースの裏側全体を覆っている仕様だと、
レポートしましたが、
その面積の多い帯の裏側に、
日本語の解説が記載されていました。

ここ10年ぐらいでリリースされていた、
輸入盤帯付仕様のCDの中では、
帯の裏側に解説が入れ込んであるというのは、
初めてのケースかも知れません。

プラケース内のジャケット自体は、
ペラ紙の2つ折りではありますが、
写真を用いたオールカラーで、
必要な情報をしっかりと入れ込んでいるように見えましたので、
元々の海外のレーベル(KING STREET)もとても丁寧な仕事をしていると思います。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

昨日の日本テレビ「シューイチ」にて

2022-07-11 09:03:25 | Emerson,Lake&Palmer関連
昨日の日本テレビ「シューイチ」にて

時々、テレビ番組の何かのコーナーで、
BGMとして使用された、
EL&P関連の楽曲をレポートしています。

BGMなので、
事前に把握している事などは、
全くなくて、
聴くことができたのは、
ほとんど偶然です。

BGMとして使用されているので、
何かのコーナーでEL&Pの演奏曲が使用されていたとしても、
おおよそは、1曲の一部分を切り取ったモノが流れるわけですね。

昨日は、遅い朝食を取りながら、
日テレ系秋田放送の「シューイチ」という番組を見ていたのですが、
「UMA(未確認生物)の歴史を大調査」というコーナーがありました。

70年代に「木曜スペシャル」等で、
放映されていた矢追純一さんの分野ですね。

UMAは取り上げられると、
一時はニュースとして盛り上がるわけですが、
地元でその話題が続いていても、
全国的にその話題が続いているという事は、
ほとんどないわけで、
コーナーでは、
盛り上がった時々のUMAと、
それが地域興しに少しでも貢献していたようなところに、
焦点をあてている感じでしたね。

その時々UMAの流行(はやり)の変遷という事で、
「UMAの歴史」というタイトルをつけたのでしょう。

昨日のそのコーナーで使用されたBGMは、

エマーソン、レイク&パーマーのアルバム「ブラック・ムーン」より、
「フェアウェル・トゥ・アームズ」のヴォーカルが始まる前の前奏が数回。

エマーソン、レイク&パウエルのアルバム「エマーソン、レイク&パウエル」より、
「ザ・スコアー」の間奏の一部を数回。
「タッチ・アンド・ゴー」の間奏の一部を1回ぐらい。

という感じで、
コーナーの制作者がEL&P関連の演奏曲で、
何とかまとめてみようとした意図が感じられるものでしたね。



MD 帯付きは持っておりません
過去に出品された品物のコピペ

昭和の「木曜スペシャル」で頻繁に耳にした、
マイク・オールド・フィールドのチューブラー・ベルズの、
映画「エクソシスト」に使用されていた部分とかの使用は全くなかったので、
「UMAが実在したらどうしよう」というような恐怖感を抱かせる演出とは、
ほど遠いものでしたが、
コーナー内でのEL&P関連の楽曲の使用に違和感はありませんでした。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

「Emerson, Lake & Palmer Tribute」というタイトルですが

2022-07-08 08:47:40 | Emerson,Lake&Palmer TRIBUTE
「Emerson, Lake & Palmer Tribute」というタイトルですが

1999年に発売されたEL&Pのトリビュートアルバム、
「Encores, Legends & Paradox」の再リリースが8月に予定されているようです。

レーベルは最初にリリースしたところである「Magna Carta」

このブログの初期の頃、輸入盤を取り上げ、
何年か経過してから国内盤を取り上げています

通販サイトにアップされていたジャケットになると思われる、
画像をコピペしてみました。



先月、アメブロのyffcyesheadさんのブログで、
このトリビュートアルバムへの参加を持ちかけられ、
とても真摯に取り組んだピーター・バンクスさんのその時の回想を、
読ませていただき、EL&Pファンとして、
とても心が打たれました。

同時に、企画側とのデータのやりとりで、
制作されたという事もしっかりと知る事ができました。

いつの頃からかは、解りかねますが、
トリビュートアルバムなどは、
参加メンバーが一同に会して一緒に演奏するというのは、
ほとんど無いのでしょうね。

そんな事もありまして、
同じ内容でも購入したい気持ちです。

もし、ジャケットが、画像のようになるとした場合、
今回のデザインは写真の合成のようなモノではなく、
イラストになっているわけですが、
共通しているのは、人の頭部や顔の上に、
生物を被せてしまうところかと。

全体としてコッテリしている中で、
個人的には左側の白い鳥の存在がなんとも良い味です。

なぜか、
「さかなくん」の帽子を思い浮かべてしまうと同時に、
「さかなくん」が被っているようなタイプの「タルカス」の帽子があったら、
面白いとは思ったりもしましたが、
もし製品が出来たとしても、
それを被って外を闊歩するにはタフな精神が必要ですな。

ちなみに、
私の少年時代、
明治だったかのチョコレートの応募抽選の特典として、

「おいらはアルマジロ」というのがありました。

「アルマジロ」の布製のぬいぐるみですが、
お腹の部分にあるチャックを開けると、
頭と手足とかを収納できる「ぬいぐるみ」です。

まだ、「タルカス」を知る以前でありましたが、
なかなか面白そうなので、
とても欲しいと思っておりました。

これを小学6年か中学1年の時に、
秋田市の大森山動物園の売り場で見つける事ができまして、
親に買ってもらいましたね。

今はどこにいってしまったのか、
解りませんが、
似たようなぬいぐるみは、
今でも手に入るのかも知れません。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Singles内のスリーヴジャケットの概容

2022-07-07 13:23:13 | Emerson,Lake&Palmer関連
Singles内のスリーヴジャケットの概容

既にEL&P関連のSNSとかに画像がアップされていたのかも知れませんが、
某通販サイトにも画像がアップされましたので、
コピーしてみました。

一応、この予定という事なのでしょうが、
実物は変更になる事もあるかも知れないですね。

この画像から解るのは、
レコードごとにピクチャースリーヴを制作したようです。



表側のデザインは、
新たに制作したものではなく、
リリース当時に世界のアチコチで作られたモノを、
ベースにしているようですね。



1枚を除いては、
このブログで取り上げている感じです。

その1枚は所持していないかと思いましたが、
シングルレコードが、
一昨年の年末ぐらいにヤフオクでまとめて出品されておりまして、
既に所持しているモノと所持していないモノが混在しており、
所持していないモノだけを1枚単価で計算した結果、
ほぼ妥当な価格でしたので、腹を決めて落としました。



見たことがあるジャケットなので、
その中の1枚に入っていたと思います。

これで見た感じでは、
日本のペラ紙ジャケットも、
2枚ほど引用されて、
スリーヴ式になっているようです。



「夢みるクリスマス」のジャケットEL&Pヴァージョンは、
予想通りのジャケットになっていますが、
私が知らないだけで、
シングルレコードになっていたのを復刻するのかも知れません。

お楽しみは、ペーパースリーヴの裏側のようで、
「ストーン・オブ・イヤーズ」などを見た感じでは、
新たにデザインしたモノのようですね。

日本盤のシングルのオリジナルジャケットは、
ペラ紙で裏側解説なのですが、
ヨーロッパの国などのシングルジャケットは、
ペーパースリーヴの裏側もあるので、
それはそのまま使用するのかも知れませんし、
裏側だけは新規に制作したのかも知れません。
どこの国のジャケットを元にしたかぐらいの解説は付記して欲しいところです。

という事で、
受け取ってからのお楽しみは、
半減した感じもありますが、
将来、ボックス再リリースをする場合、
ペーパースリーヴのデザインを変更するという、
マニア狙いの荒技もあるでしょうから、
それはそれでお楽しみとしたいところです。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

GREG LAKE CD  CREATIVE MUSICALARTS 盤

2022-07-06 13:51:40 | Greg Lake関連
GREG LAKE    CD  CREATIVE MUSICALARTS 盤

昨夜は時間が取れたので、
本日、アップしようと思い、
EL&PのあるライヴCDを探していたのですが、
見つけ出す事ができませんでした。

予定を変更して、
グレッグ・レイクのCDを持ってきました。

グレッグ・レイクのファーストアルバムのCDです。

2000年にリリースされたモノですね。

ファーストアルバムのCDに関しては、
ザッと振り返った感じでは、
国内初CDと、
輸入盤のCDを取り上げています。
輸入盤のCDは先々月に取り上げたばかりです。

あまり考えずに取り上げていますが、
ファーストアルバムに関しては、
シングルカットのシングルレコード以外は、
そんなに取り上げていなかったと、
本日、気が付きました。

EL&Pのアナログ時代のアルバムをCD化して、
プラケースに収納するジャケットを制作する際に、
アナログ盤のジャケットデザインより、
タイトル文字やバンド名を大きくするケースがありました。

解りやすいところでは、
ワーナー時代の「WORKS Volume1」や「WORKS Volume2」
などがそれにあたりますが、
これなどは、ベースとなる色のジャケットに、
白い文字や黒い文字を入れ込んでいるので、
文字の大きさの比率がアナログ盤のジャケットと異なっても、
あまり違和感がないわけです。

この CREATIVE MUSICALARTS 盤の、
ジャケットもそれと似たような感じです。



ジャケット

タイトルかつアーティスト名の「GREG LAKE」の白色の文字が、
アナログ盤のジャケットより大きめに入れ込まれています。
ここで、本ブログ内のアナログ盤のジャケットへのリンクを貼りたいところですが、
アナログ盤のジャケットの表側は一度もアップしていないようです。

これはアナログ盤のジャケットに沿った大きさの「GREG LAKE」の文字になっています。

ジャケットはブックレット仕様で、
歌詞が記載されていますね。



CD盤面もピクチャー仕様というべきかも知れません



盤面向かって左部拡大
黒銀デザインではありますが、
ジャケットのベースのまわりのモアモアした光の感じも
上手く出ていますね

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

先週末の「ラジオマンジャック」の話

2022-07-04 09:53:12 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
先週末の「ラジオマンジャック」の話

3月ぐらいから勤務先の外用で使用する車が、
マイカーから社用車に変更になった事を述べていたと思います。

この社用車にはとても状態の悪いラジオが付いておりまして、
音が悪いのは常時なのですが、頻繁に音が出なくなったりします。

見る人が見れば直せるのかも知れませんが、
いかんせん、自分の車ではないので、もの申す事ができないでいるわけです。

このブログでは、勤務時間にマイカーで聴いた、
NHK・FM放送の「アニソンアカデミー」や、
「クラシック音楽」の番組を聴いて、
それにまつわる話材を、時々、取り上げていたわけですが、
それが、ほとんど、出来なくなってしまったわけですね。

そんな中、
先日、全く想定外の事がありましたので、
少し書いてみたいと思います。

NHK・FMで毎週土曜日に放送されている
「ラジオマンジャック」は、
「アニソンアカデミー」の放送時間終了後の番組なので、
これまでも、社用の途中で聴く事がありました。

先週末の土曜日は、
退社後の帰路に付いたときに、
番組の終了間際のタイミングで、
聴くことになりました。

メインパーソナリティーの赤坂泰彦さんが、
リスナーからのメールを読み上げまして、
その内容はプログレに関するモノでした。

運転中でしたので、
一言一句、
書き記す事ができませんが、
おおよそ、以下のような内容でした。

そのリスナーさんは、
プログレというジャンルの音楽は、
自分が10代の頃、家人が聴いていたのであるが、
とても長く感じられたので、
熱心に聴く事もありませんでしたが、
50代も過ぎて改めて聴いてみると、
ピンク・フロイドやキング・クリムゾンに、
とてもハマってしまったとの事。

番組「ラジオマンジャック」は、
プログレとは、あまりご縁のない番組という事もあり、
メインパーソナリティーの赤坂さんは、
プログレを知らないと思われる、
同席している比較的若い他のレギュラーメンバーに向けて、
60年代から始まったサイケデリックという言葉も入れながら、
色々な種類の音楽を取り入れたロックである事を、
簡単に説明していました。

独自の視点と表現だと思われたのは、
プログレを「音楽の理数系」と表した事ですね。

私にとっては、あまり聞き慣れない表現でしたが、
見方によっては、そのような側面もあるでしょうし、
私が知らなかっただけかも知れません。

一通りの説明をし終えた後、
そのプログレの中から、
赤坂さんは、「私はこの曲を選んでおかけします」
という事でバンド名と曲名を述べた後、
一般的なロックバンドとは異なる楽器の編成を説明し、
レギュラーメンバーである、
ピアニストの門司肇さんが簡単なメロディーを弾いて、
他のレギュラーメンバーが「聴いた事のあるメロディー」と、
頷いた後、

「ナットロッカー」が始まりまして、
演奏が終わって、聴衆が湧き上がっているところまで、
鳴り響いて、番組が終了となりました。



特に番組とは関係ありませんが、
かなり前に表紙だけを取り上げたアサヒグラフより

私がラジオから流れるEL&Pの「ナットロッカー」を聞いたのは、
2度目の事でした。
およそ、10年ぶりぐらいですね。
前回は、勤務中に職域の商店街を、
たまたま歩いているときに、
耳にする事ができたのでした。



番組サイトから、
プレイリストコピペ

7月はEL&Pの初来日の月なので、
たまには、それにちなんだモノを取り上げようと思いつつ、
モノが見つからないとか、忘れてしまうとかいう事が、
あるのですが、今年の7月は忘れないようにしたいと、
思っています。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。