EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

THE BEST OF EMERSON LAKE&PALMER ターゲット盤

2021-12-29 14:57:09 | EL&Pのベスト盤等
THE BEST OF EMERSON LAKE&PALMER 
ターゲット盤



一応、ペラ紙ジャケット2つ折り

この西ドイツ製のターゲット盤が、
EL&Pに関して、一体、どのぐらいのタイトルが存在するのか、
未だに解っておりません。

この邦題「ベスト・オブ・EL&P」のターゲット盤が、
存在する事自体、数年前までは知りませんでしたし、
同じターゲット盤でも、配色が異なっている事も、
存在する事が解った時に初めて知ることができたように思います。



CD盤面
妙に惹かれる色です



2つ折りジャケットの裏側



プラケース裏側

加えて、ワーナーさんでは、
「展覧会の絵」と「ベスト・オブ・EL&P」の輸入ターゲット盤に、
金色のシール帯を付けて国内で流通させていたという事も、
ヤフオクで見かける事によって、初めて知る事ができたわけです。

これが、私が現時点で知っている事なのですが、
他のタイトルでも、金色シール帯盤は、存在するのかも知れないです。

この、「ベスト・オブ・EL&P」金色のシール帯盤は、
ヤフオクにも滅多に出てきませんし、現時点において、
安価で入手する事は、ちょっと難しい感じですね。

金色シール帯盤でない、
2015年に取り上げた「Picture At An Exhibition」のターゲット盤は、
最近では、ディスクユニオンさんでも、中古品を安価で見かけたりしますので、
本日、取り上げたターゲット盤よりは、入手がしやすくなっているように思います。

一方、この「THE BEST OF EMERSON LAKE&PALMER」のターゲット盤は、
今のところは「Picture At An Exhibition」のターゲット盤に比して、
あまり出回っていないようなので、たまに見かけると価格も安くないですし、
希少価値も高いと見ています。

2021年のEL&P図書室2.5号は、
本日で最後となります。

カール・パーマーが企画している、
キースとグレッグの映像を用いたコンサートに対する私見なども、
書きたいところですが、
あまり時間的な余裕もないので来年にしますね。

よいお年をお迎えくださいませ。

以上。

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プラケースCD「Ladies and Gentlemen」盤面タイトルについて

2021-12-28 15:19:37 | 「レディーズ&ジェントルメン/Ladies and G ~」
プラケースCD
「Ladies and Gentlemen」
盤面タイトルについて

ヴィクトリーミュージックとビクターエンタテイメントさんの「Ladies and Gentlemen」のプラケースCDのCD盤面を載せた事があります。

CD盤面のベースとなる色や、
CD盤中央部の丸い穴付近の仕上げ方の違いを見比べたりしたレポートでした。

大雑把に見た場合、主要となる配置文字の違いは、特になかったわけです。

昨日、取り上げたRhino盤とShout factory盤なども、
タイトル文字の中にある「~」があるかないかという微妙な違いでしたので、
どちらも所持されている方がいたとしても、
特に気にしたりする必要はないわけです。

比較して大きな違いがない場合、
それが普通のように見えてしまうという事はありますね。

と・こ・ろ・が、

ビクターエンタテイメントさんでは、
プラケース黒帯盤を制作するにあたり、
ビクターエンタテイメント初回プラケース盤における、
盤面の見落とし事項に気が付き、
修正する事に成功(?)したわけです。



初回プラケース盤 CD盤面



黒帯プラケース盤 CD盤面

「Ladies and Gentlemen」という文字が抜けている事が、
解ったわけですね。


米国においては、

Victory盤
Rhino盤
Shout factory盤

と、3社に渡って、
この見落とし事項が受け継がれていたのですが、
ビクターエンタテイメントさん内部では、
この見落とし事項が受け継がれずに済んだわけです。

90年代の英キャッスル盤のプラケースCDは、
独自のCD盤面をデザインしていた事もあり、
オリジナルアルバムに基づいたタイトルの表記が為されていました。

それぞれの制作会社において、
どんな方がどんな形で加わっているかで、
出来上がる品物も異なってくるのでしょうが、
収録されている音楽自体が間違っていなければ、
CD盤面のタイトル文字の漏れぐらい、

「まぁ、どうって事はないでしょう」

という事なのかも知れませんね。

リリース枚数が少なければ、
珍品の部類に入るのかも知れませんが、
多すぎると珍品にもなりませんね。

以上。

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プラケースCD Ladies and Gentlemen RhinoからShout factoryへ

2021-12-27 10:30:10 | 「レディーズ&ジェントルメン/Ladies and G ~」
プラケースCD Ladies and Gentlemen 
RhinoからShout factoryへ

レディーズ&ジェントルメンのプラケースCDに関しては、
盤面のお国柄による印刷の違いとかを、
ヴィクトリーミュージックや国内のCD盤を並べて、
比較してみた事がありますが、
一言で言えば、盤面のデザインの違いというべきモノでした。

Rhino盤の特徴として、
ほとんどのタイトルのCDの盤面のベースとなる色が、
オレンジ色で統一されているというのがあります。



Rhino盤面

盤面のベースとなる色に関しては、
ヴィクトリーミュージック時代も、
タイトルによって盤面の色を変えたりはしていなかったので、
その遣り方を踏襲していたという事なのでしょう。

その後、
RhinoからShout factoryにリリース権が、
移行した時に、
プラケース内のジャケットをよく見ると、
アナログ時代のオリジナルジャケットに基づいて、
制作した感じは全くなくて、
Rhino盤で使用したジャケットを、
大雑把にスキャンした画像を、
ジャケットに用いているのが、
素人目にも解るわけです。

それに関しては、
Shout FactoryのLOVE BEACHを取り上げた時に、
述べています。

反面、Shout factory盤は、
90年代の英キャッスル盤の影響も受けたようで、
2CDに関しては、盤面のベースとなる色に関しては、
DISC1とDISC2で反転させたような配色になっていますね。



Shout factory DISC1



Shout factory DISC2

ジャケットはお粗末といった様相ですが、
CD盤面はやや凝った感じにしているわけです。

ただ、Ladies and GentlemenのCD盤面に関しては、
これまでのLadies and GentlemenのCD盤面と比較して、
ちょっと例がないモノを制作してしまいました。

オリジナルタイトルでは、
「show that never ends ~」
と表記されているのですが、
このshout factory盤では、
「show that never ends 」と表記して、
「~」を除いてしまったのでした。



Shout factory タイトル部

「~」は、いろいろな読み方や使い方があるようですが、
専門的な事は解りませんので語る事は出来ません。

これは、本来は、付けるべきであったのでしょうが、
ちょっとしたミスが発生したのでしょうね。

次は、ヴィクトリーミュージックがやってしまった、
大きなミスについてレポートします。

以上。

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冬のシンフォニー サラ・ブライトマン

2021-12-22 09:18:05 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
冬のシンフォニー サラ・ブライトマン



ジャケット

このアルバムはブログを始めた2011年に、
輸入盤の国内仕様のような製品を取り上げました。

2008年リリースのアルバムなので、
国内盤の中古商品もあまり安い価格で出ていなかった事もあり、
未開封の良さそうな盤を求めたと思います。

リリースから10年以上も経過すると、
商品の価格もかなり安くなってきまして、
国内盤の中古品もとても安価になりましたので、
入手してみたわけです。

手に入れたのは、
3面開きデジパック仕様の、
「デラックス・エディション」という、
メイキング映像を含めたDVD付きの品物です。

もちろん、私としては、国内盤の解説において、
「I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS」が、
どのような説明をされているかに注視していたわけです。

この国内盤においては、
12曲目に収録されている、
「I BELIEVE IN A FATHER CHRISTMAS」は、
特にワーナー時代の邦題は付けずに、
「アイ・ビリーヴ・イン・ファーザー・クリスマス」
とカタカナのタイトルになっています。



帯も入っていました

解説では、いくつかの収録曲に関して、
サラ・ブライトマンの選曲の動機も語られていますね。

「アイ・ビリーヴ・イン・ファーザー・クリスマス」に関しても、
動機が語られています。

なんでも、サラ・ブライトマンは、
このクリスマスアルバムを制作しようと思い立った時に、
この曲と「きよしこの夜」を最初に選んだそうです。
70年代にグレッグ・レイクがいたEL&Pは大好きで、
よく聴いており、
この曲をラジオで聴いた時から、いつかこの曲を歌いたいとずっと思っていたとの事。

解説では、
「今作からのリード・シングルに選ばれた注目トラック」という説明とともに、
グレッグの紹介として、
キング・クリムゾン、エマーソン・レイク&パーマー、ピート・シンフィールドの名前も挙げており、
75年の11月に発表されて全英チャート2位をマークした事も記述しています。

とても丁寧な説明になっていると思いました。

以上。

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「The Emerson Lake and Palmer book」を受け取る

2021-12-20 09:47:10 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
「The Emerson Lake and Palmer book」を受け取る

12月18日の土曜日に、
退社した後、所用を済ませて、
20時過ぎ頃に帰宅しましたら、
無事に届いておりました。

発送の連絡のメールが12月4日に来ていましたので、
少なく見ても、10日以上はかかるだろうと、
思っていましたが、クリスマス前に受け取る事ができました。

送付先に印字された住所を見ると、
何故か、英文字の「県名」が抜けていて、
市町村住所が、ダブって記載されておりました。
幸い日本国と郵便番号が明記されていたのと、
何よりも郵便番号が間違っていなかった事で、
無事に受けとる事ができたと思います。

( 郵便番号はかなり大事ですね。
最悪、県の次の住所が未記載だったとしても、
田舎なので氏名が明示されていれば、
何とか受け取れます。)

ファンファーレボックスの時は、
記載住所が正しくても、
送付事故が一度発生しておりましたので、
その時から品物を受けとるまでは、
確実な取引が行われたとは言い難いと思うようになりましたね。

今回の先行予約特典は、
このbookに名前が記載されるという主旨のものでありましたので、
最悪、こちらまで届かないにしても、
Amazonとかで購入もできるようでしたので、
ヤキモキはしておりませんでした。

おかげさまで、
無事に受けとる事が出来たので、
余計な出費をせずに済みました。

送付用段ボールの開封は、
頭脳改革ジャケットのように、
中央から左右に開きます。


書籍もシュリンクで覆われていました

レコード盤とかCDではないので、
特にクッションみたいなモノは入っておらず、
上下左右を段ボール用紙で、
隙間無く固定しています。


バンド名とマークだけというのが、
オフィシャル本の強みか


開封記録に続く。

以上。

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CLASSIC ROCK PRESENTS-PROG No.125 November 2021

2021-12-18 16:16:15 | プログレ系専門誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
CLASSIC ROCK PRESENTS-PROG No.125
November 2021

英国のプログ誌を確か1度だけ取り上げています。

キース他界時とグレッグ他界時の号に関しては、
首都圏在住のEL&Pファンの知人にお願いして、
送付していただいておりました。

いつも甘えるわけにもいかないので、
気になる号が出てきたら、
英国から直接購入してみようかと、
キース他界後に、
版元のサイトにアクセスして、
いろいろと試みていたのですが、
パスワードの許可が降りなくて、
これがなかなか上手くいかないのです。

それでも、
メールアドレスの、
登録だけはされたようで、
新しい号が出る度に、
告知情報が届くわけです。

本号の情報はそこから来たメールで初めて知りました。

表紙に圧倒されて、
今回、再度、注文のチャレンジしたのですが、
やはり上手く行きません。

そこで、
日本で取扱をしているところのサイトを、
その後、毎日チェックをしていたのですが、
今週、ようやく、新しくアップされましたので、
間髪入れずにカートに乗せて注文しました。

以前、そのサイトから、
ニール・パート(ニール・ピアート)が他界した時の号を、
求めた事があります。
ニール・パートには悪いのですが、
それに付いていたCDの付録に興味があったわけです。

CDのタイトルが、「Changing States」になっていたからですね。

この時に解ったのは、
これはアルバム「ブラック・ムーン」の「チェンジング・ステイツ」とは、
全く関係のないCDであるという事と、
プログ誌では、プログレ著名曲のタイトルを付録のCDに冠するという事でした。

今回の付録のCDのタイトルは、表紙にちなんだのか、「Eruption」。
最近は表紙のデザインと合わせる試みが為されているのかどうかまでは、
解りません。


表紙とその上の
四角スリーヴ

ご覧のように、表紙のデザインに合わせた、
スリーヴデザインになっており、
表紙の中央下部にスリーヴがくっつけてありました。

通販ならともかく、
店頭で、この状態で発売をしているとしたら、
ペーパースリーヴのサイドから、
むき出しのCD盤がずれ落ちないかと、
考えてしまいますね。

加えて、このペーパースリーヴが、
表紙のデザインと100%合致しているかというと、
そうではなくて、
表紙の方はタルカスの胴体前方の下部にELPマークが入っています。



メールに添付されてきた画像より
実物からはスリーヴをまだ剥がしていませんが、
ELPマークは隙間から見えます

この違いを楽しめという事かも知れませんね。

以上。

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INFERNO  LIMITED EDITION CRYSTAL VINYL

2021-12-18 13:17:51 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
INFERNO  LIMITED EDITION  
CRYSTAL VINYL



ジャケット

今年の夏にイタリアよりリリースされた、
インフェルノのアナログ盤を、
結局、注文してしまいまして、
購入してから数ヶ月経っております。

ゴブリンの曲も入っている「LA CHIESA」(CDの邦題はザ・チャーチ)も、
同時リリースでしたが、
そちらの方は、今のところ求めてはおりません。

今回の購入の主立った目的としては、
いわゆる、「CRYSTAL VINYL」と称されているレコード盤が、
一般的に「CLEAR VINYL (クリア盤)」と称されているレコードとの違いがあるのかを、
目視して確かめたかったというのもありますね。

このブログで取り上げているモノとしては、
2015年の8月に取り上げたグレッグ・レイクのライヴレコードが、
「クリア盤」でした。

これは受け取ってみたら「クリア盤」だったというわけで、
取扱サイトの事前の説明にはありませんでしたね。

商品説明をする時に、単に書き漏らしただけかも知れませんけど。

レコード盤を比較してみると、その違いが解るのかも知れませんし、
単に表現の違いかも知れません。

今日は、比較するためのレコードを持ってきていないので、
それは後日、取り組んでみたいと思っています。

シュリンク上の丸いステッカーが、
私が求めたこれまでのレコードの中では、
斬新でしたので、それについて触れてみます。

このステッカー、
取扱サイトの写真だけでは、
解りにくいのですが、
ほんの僅かながらエンボス仕様になっていました。

それぞれの文字を囲っている銀色の部分が、
やや盛り上がっています。



やはり写真では解りづらいですね



斜めからだと、
少し分かる感じはあります

まさか、人によっては、ホイホイ廃棄する、
シュリンク上の商品説明のステッカーにエンボス仕様を施すとは、
なかなか凝った試みと思います。

もっとも、何度もリイシューされているアルバムを購入するのは、
一部のコレクターであろうという考えもあるのでしょうから、
そう考えるとステッカーにちょっとした趣向を凝らしてもみたくなるでしょうね。

通常のステッカーとエンボス仕様を施したステッカーの、
経費の違いまでは解りませんが、
思いの外、金額に大きな違いはないのかも知れません。

以上。

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OUT OF THIS WORLD: LIVE (1970-1997)を見る その1

2021-12-16 16:41:23 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
OUT OF THIS WORLD: LIVE 
(1970-1997)を見る その1

疲労が蓄積していて、
あまり気力もないのですが、
シュリンク未開封のままで、
どう受けとめて良いか解らない箇所がありましたので、
まず、それについて。

それはボックス前面のELPマークです。



夜空の電線じゃないよな

写真では、1本ぐらいしか見えないかと思いますが、
黒くて細い横線が2本入って、
ELPマークを分断しています。

これは、全ての商品が、
このようになっているのか、
比較してみないと解らない部分ですね。
当初からこのようなデザインかも知れないですし。

もし、デザインの一部でないとした場合、
シュリンクで覆い被せる前に、
スリ傷が発生していた事になりますね。

スリ傷であればご迷惑な話であります。

次にエマーソンの写真。



切り抜いて貼り付けた感じ
カールもグレッグも同様ですね

CDボックスになると、
さらに小さくなるので、
細かいところまでは、
かなり凝視しないと解りにくいかも知れないです。

全体のデザインそのものは、
悪いとは思っていないのですが、
現時点での画像処理の技術であれば、
もう少し何とかなりそうなものです。

ただ、あえて、そこまでやらないところも、
味のうちという受け止め方もあるかと思います。

以上。

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ハッシュ 愛をうばえ! 国内盤プロモシングルレコード

2021-12-13 15:29:54 | 「スリー・トゥ・ザ・パワー / 3…TO THE POWER」
ハッシュ 愛をうばえ! 
国内盤プロモシングルレコード

Twitterとかはやっていないので、
今頃になって初めて目にする出来事とかが、
多々あります。

Facebookは、少年時代からの同級生の誘いで登録をしました。
mixiからのおつきあいの人の関連で、
1人の人の更新だけは集中して見ていますが、
同級生のいろいろな事は、とても申し訳ないのですが、
全くと言ってよいほど、覗いておりません。

そのため、アーティストのリアルタイムの情報などは、
アーティストが直接発信されているモノから知る事は、
ほとんどないわけです。

先月ぐらいに、たまたま、
ロバート・ベリーへのインタビュー記事を読む事があったのですが、
その記事に、
グレッグ、ロバート、キースの3ショットが添付されており、
あの「キース&グレッグツアー」の時に、
グレッグとロバートが顔を合わせる機会があった事を、
初めて知る事ができました。

なんだか、とっても、嬉しかったですね。

本日、取り上げるのは、数年前に入手した、
ハッシュの国内盤シングルレコードプロモ用なのですが、
ハッシュの関連物を取り上げるのは、
確か4回目だと思われます。

国内盤のシングルレコードは、
一度、取り上げていたのですが、
本日、取り上げる、この「愛をうばえ!」の方が、
日本でのデビュー盤だったようですね。



ジャケットペラ紙
デザインはアルバムジャケットそのまんま



レーベル面
SIDE2はロバート・ベリーの曲ではありませんでした

ハッシュの音楽から受けた印象に関しては、
以前、アルバムを聴いた時に、
少しだけ書き綴っています。

シングルカットをするという事は、
その曲を押して売り出したいわけでしょうから、
当然、日本の洋楽ファンに少しでも好印象を与えると思われる楽曲を、
用意したのだとは思います。

昨日は、少しだけ時間が確保できたので、
モジュラーステレオを持ち出して、
あのアルバムからのどんな曲であったのか、
一応、聴いてみました。

うーん。

やはり、「3(スリー)」の楽曲に比べると、
私の感性に響かない感じですね。

キースはエイジアの二番煎じを狙う事で、
バンドがブレイクして知名度を獲得したら、
自分が本来やりたい音楽を演奏したいような事を、
キーボードマガジン誌のインタビューで述べていたと思います。

もともと演奏したい音楽をやっていたわけではないので、
ブレイクしなければ続ける理由はないわけです。
アルバム1枚で、続ける意欲を喪失したようです。
(3.2国内盤の解説にそのあたりの経緯がありました。)

バンドブレイクという、
キースの希望は叶わなかったわけですが、
メンバーが不仲だったわけではないようなので、
キースの晩年の「3(スリー)」プロジェクトへとつながり、
キースの突然の他界によって、
ロバート・ベリー単独の「3.2(スリー・ポイント・トゥー」プロジェクトになってしまいました。

ロバート・ベリーは、
20世紀はもちろんの事、
21世紀になってからも、
プロジェクトの進行途中で、
結果として、
キースから見離される事になってしまっているわけですが、
それでも、最高のミュージシャンと仕事をした事を、
誇りに思っているわけです。

キースがお人好しと言われていたりした事もありましたが、
それ以上にお人好しなのがロバート・ベリーであると、
思いますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

あるトリロジーのアナログ盤を見てみる

2021-12-08 14:05:34 | 「トリロジー / Trilogy」
あるトリロジーのアナログ盤を見てみる

昨日は、グレッグ・レイクのご命日でした。

感謝。

合掌。

トリロジーにまつわる話材は、
2020年の5月以来だったようです。



ジャケット表側
黒縁仕様

これはトリロジーのアナログ盤なのですが、
レコード番号とかが付いていない品物です。
マトリックスナンバーはあります。

以前、台湾盤を取り上げまして、
薄くて風変わりなシングルジャケットになっておりましたが、
それよりはやや厚みのあるシングルジャケットです。



ジャケット裏側

こういうアヤシイ盤はロシア盤という推定もあるかと思いますが、
特に精査もしていないので不明です。

どこかの国のライセンスを所持していないところで、
勝手に制作された正規品の模倣盤なのかも知れませんね。

レーベル面なのですが、
これは用紙を貼っていると言うより、
山吹色褐色のインクを塗っている感じがあります。
そのためか、両面の色が微妙に異なっています。
こんなのはあまり見た事がありません。



Side one



Side two

前に何かの折りに触れた事があったかも知れませんが、
Amazonのマーケットプレイスから届いた、
「レッド・ツェッペリンのCDボックス」が、
Chinaの偽造品だったというのをレビューで読んだ事があります。

このレコード盤は、
70年代に制作された可能性が高いと思われますので、
Chinaの偽造品ではないと思ってはいますけど。

以上。

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当ブログの「EMERSON RECORDS」の「KEITH CD1」について

2021-12-06 08:22:43 | Keith Emerson関連
当ブログの
「EMERSON RECORDS」の
「KEITH CD1」について

先日のブログで、

「キースのクリスマスアルバム、
1988年の英国製CDに関して、
綴った記事が見あたらない。」

と書きましたが、

どうやら、以前の「yaplog!」からこの「gooblog」
に引っ越しをする際に、
こちらで何らかのミスをしてしまったのか、
その記事が引っ越しできていなかった事が解りました。

12月3日に帰宅してから、
2012年2月17日(金)のブログが、
ひょっとしたら、「yaplog!」の製本に記載されているかも知れないと思い、
頁をめくってみたのですが、
目次と共に内容も、しっかりと残っていました。



製本内の目次より

引っ越しミスの原因としては、
引っ越しの際にチェック漏れがあったとも考えられますが、
真相は解りませんね。

こういう事が他の記事に関しても、
起きているかも知れないのですが、
私が自分で数えているカウント数だと、
本日の、このブログで、1890件目の記事になるのですが、
「gooblog」の記事一覧の頁では
前回の記事で、1890件となっています。

以前から、
自分で把握しているカウント数と符合してないとは思っていましたが、
それを探るのは手間がかかるので、
気にしないようにしておりました。

先日の調べで、
少なくとも、1件の記事の引っ越しが出来ていない事は、
明らかになったのですが、
カウント数はこちらのカウント数よりも、
「gooblog」の方が多い。

おそらく、私が数え間違いをしたのだと思います。

時々、記事の最後に「No.」を付けたりしていますが、
その「No.」の数字を綴る際に、どこかでミスをしたのでしょう。

そのミスの原因を今から調べるのはおっくうです。

引っ越しできなかった「KEITH CD1」の内容は、
前回、リンクを貼った、
「88年のクリスマスアルバムCD購入の特典」
の内容とほぼ被っていましたので、
また、時間が経過してから改めて、
取り上げてみたいと思っています。

今回の引っ越しミスの発見は、
クリスマスアルバムの国内盤CDを取り上げてみようとして、
自分のブログ内を調べる事で気が付いた事でありますが、
キースが自身のオリジナルレーベルに残した唯一の作品に関わる事でもありますので、
キースからの少し早いクリスマスプレゼントであると、
ありがたく受けとめております。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

キース・エマーソン クリスマスアルバム 国内盤CD

2021-12-03 14:15:18 | Keith Emerson関連
キース・エマーソン クリスマスアルバム
国内盤CD



ジャケット

英国で「EMERSON RECORDS」からリリースされた、
キースのクリスマスアルバムの初回ジャケットのCDを既に取り上げていると思い込んでいたのですが、
昨日、「Keith Emerson関連」のカテゴリーを探してみたら、
見あたりませんでした。

どのカテゴリーに紛れ込んでしまったのか?

そのCDは、
キーボードマガジンが誌上受付をして世話をやいてくれた、
英国盤のCDでしたが、
これには付録のインタビュー記載の用紙が付いておりまして、
たまたま見つかった付録の方は取り上げていた記憶がありました。

これを読むと、その「EMERSON RECORDS」のCDは、
やはり、取り上げていたようです。

クリスマスアルバムの初回アナログ盤も取り上げているのですが、
こちらの方は初回とは言っても、
現時点においてはクリスマスアルバムの唯一のアナログ盤です。

一方、
CDは何度かリイシューされているので、
幾つかのジャケットが存在しています。

そういうわけで、
英国盤のCDの記事がどこにあるのかも、
少し気になりますが、
本日はジムコからリリースされていた、
国内盤の1つを取り上げる事にしました。

これが、ジムコの初回の製品かどうかは、
正直、ハッキリとは解らないのですが、
帯は最低でも2つのヴァージョンが存在しており、
2つのうちでは、最初のモノですね。

「ザ・チャーチ」のサントラが、
ジムコから国内で最初に発売された時の帯のデザインと同様のモノです。

ジャケットブックレットになっており、
1曲ごとにキースのコメントがあって、
それに笹川さんが付け加えてあります。

笹川さんの文章の最後に、
1992年1月8日とありますので、
少なくとも国内盤はこれ以前に存在していないと推定しています。

帯の裏側には同時期に発売された他のCDのリストもありますね。



とりあえず、
ベストリベンジと、
マーダロックは、
同時発売ではなかったようです

初回英国盤とジャケットデザインが同じという事と、
英国での1988年のリリースから数年しか経過していないという事もあり、
この時点では収録曲の組み替え等もないですね。



レーベル面

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1975年8月号

2021-12-02 13:43:08 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1975年8月号



表紙

最終的に「ELP四部作」に結実する音源を、
メンバーがコツコツと作っている途中かと思われます。

それとは別に、
数ヶ月後には「夢みるクリスマス」がリリースされたようです。

ほとんど期待をせずに、
ざっと頁をめくってみたのですが、
EL&Pに関する記述が1箇所だけありました。

これによると、
EL&Pが8月に英国でコンサートを開くという噂があったようです。



写真はよく知られているモノ

ほぼ、沈黙を守っている状態のEL&Pにまつわる記事を、
どうにか書こうとしたらこんな感じなったという内容です。
あながち嘘とは決めつけられないぐらい、
バンドへの期待度の高かった事が伺える記事ではあります。

それからワーナーさんの広告。



この号では、
レコードがメインではなくカセットテープがメインになっていますので、
リリース直前とかの新譜以外はこんな形で宣伝していたのかも知れないですね。

今でも、EL&Pの国内版の8トラが、
何タイトルリリースされていたのか、
ハッキリとは解っていないのですが、
この広告を見る限りでは、
少なくとも、「レディーズ&ジェントルメン」の8トラは、
存在していないようです。

以前、EL&Pファンの方から、
「レディーズ&ジェントルメン」の国内版カセットの、
写真を頂戴した事がありましたが、
この広告をみても、「Vol.1」と「Vol.2」がそれぞれ一本ずつ、
発売されているだけで、
セット販売はなかったようです。

1本¥2800なので、
2本だと¥5600ですね。

レコードより高くなるわけですが、
もし、私が、中高生のカセット派であっとすれば、
今月「Vol.1」を購入して、
翌月「Vol.2」を購入するという事もできますね。

私自身は、1975年の8月は、
まだ、洋楽には触れておりません。

翌年の1月に、
「ビューナス&マース」のアルバムを買ったのが、
アルバムコレクションの始まりになりました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。