EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ミュージックライフ 1982年 8月号 その2

2024-06-15 11:16:07 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1982年 8月号 その2

ちょうど1ケ月前に、
「その1」の最後の方で、「想定外の発見」という事をお伝えしました。

な・ん・と!

キースへのインタビューが含まれた、
モノクログラビアの頁が出てきたからですね。



当時はML誌にキースが登場するとは、
全く思っていなかったので手にも取らなかったけど、
記事を読んでキースの今後に、
期待してしまう事もなかったということになるか

既に多くのファンには知られている情報ではありますが、
さらに細かい事も含まれていましたので、
抜き書きしてみます。

ナイトホークスの「I’m a man」を、
キース本人が歌う事になった簡単な経緯についてです。

既出のインタビューで、
多くのファンが知っているように、
キースとしては、
スティーヴ・ウィンウッドに歌わせるつもりだったのが、
スケジュールの都合で参加できなくなって、
キース本人が2本目のワインでベロベロに酔っ払って歌う事になったとの事でした。

ベロベロになった、その仕事の帰り道に、
車の中で3本目のワインを空けて、
車外に投げ捨てたところ、運悪くパトカーに見つかって、
逃げる追いかけるの真夜中の大レース。
結局、キースはその夜、留置場の中で眠ったとの事。

この留置場の件は、
私が知らなかっただけかも知れませんし、
どこまで本当なのかは何とも言えないところがあります。

それと、ジャック・ブルース、サイモン・フィリップスとのバンドの件についてです。
これは、既出のインタビューにも出ていますが、
音そのものは録っているので、
どこからか流出した音源がブートになったりしているようですが、

「現在、ジャック・ブルースとサイモン・フィリップスとリハーサルを行っている。ギタリストには無名の21歳の若者を使うかも知れないし、ゲイリー・ムーアの可能性もある。
エイジアよりももっとコマーシャルな方向を考えているんだ。」

という事で8月からレコーディングに入るとの事。

このインタビューの時点においては、

「エイジアよりも、もっとコマーシャルな方向を」

というキースにしては意外な構想があったようです。
もっとも、それは、キース本人のやりたい事ではなくて、
レコード会社やジャック・ブルースが意図していた事に、
ただ乗っかっているだけの発言であったかも知れません。

もともとこれは、
ジャック・ブルースと組むという企画ありきの話で、
ミュージシャンとして惹かれあってのバンドづくりではないわけです。

そのため、
アルバムが発売されたとしても、
売れていたかどうかはわからない話ですし、
売れなければ組んだ意味も無いという事にはなるでしょう。

このバンドに関しては、
日の目を見なくてよかったのかも知れません。

売れなければ、
内容も評価されている「エマーソン、レイク&パウエル」以上の、
泥沼となっていたように思います。

このインタビューは、
伊藤政則氏がコルグの取材協力のもとで、
行われた事が、
インタビューの最後に付記されておりました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1982年 8月号 その1

2024-05-15 17:18:46 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1982年 8月号 その1

このミュージックライフの1982年8月号に、
EL&P関連の情報が掲載されていることを知ったのは、
ハッキリと覚えていないのですが、
6年ぐらい前だったと思います。



表紙

表紙にEL&Pのバンド名が見当たらないということもありますし、
82年のミュージックライフ誌に、
EL&Pが登場しているとは思えないという先入観もありまして、
全く知らなかったわけです。

「スーパー☆グループ列伝」というシリーズがあって、
その3として「EL&P」が掲載されていることを知ってからは、
安い中古雑誌が出ていないかと注視するようになりました。

ただ、私の中では、
70年代のミュージックライフ誌ならともかくとして、
80年代のミュージックライフ誌を、
¥1000-以上の価格で求める気は、ほぼ、無いに等しいです。

そのため、
安く出品されたり、
売られたりしている中古雑誌を探しているうちに、
年数が経過しまいして、
半年ぐらい前にようやく入手する事ができました。

最初にこのような記事が掲載されていることを知った時には、
そもそも、ライヴアルバム「ELP・イン・コンサート」をリリースしてから、
数年ぐらいしか経過していないのに、
既に古い遺産のようなとらえられ方をされていたのだなと思ったものです。



「このスーパー☆グループ列伝は、
ロック・シーンに多大な影響を与え、
いまだに、その遺産が息づいている真の天才音楽集団にスポットをあてたものである」
と記事の最初の説明にあります
執筆者は伊藤政則氏

1982年は、エイジアの爆発的成功の最中というのもあったでしょうし、
前年にグレッグがゲイリーと組んだアルバムをリリースしたという事、
そしてこの時点における最後のスタジオ盤のリリースが、
問題作と言われている「ラヴ・ビーチ」だったこともあり、
バンドのメンバーが再集結するなど全くあり得ないと考えれば、
古い遺産のようなとらえ方も当然ではあります。

また、
80年代になったという事で、
ミュージックライフ誌の読者も、
EL&Pの栄光を知らない新しい人たちになったと考えれば、
このような記事は妥当とも言えます。

いつも、つぶやいているように、
どんな記事でも載らないよりは載った方が良いわけでして。

このようなタイトルの記事のバンドとしてEL&Pが選ばれて、
載せられたことはありがたいわけですが、
さらに想定外の発見もありましたので、
「その2」でレポートしたいと思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1970年12月号

2024-02-09 17:16:29 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1970年12月号



表紙

これも1970年に出版された、
格安の古雑誌を見つけて購入したら、
EL&Pが登場していたという、
運の良い買い物でした。

EL&Pはモノクロのグラビア頁に、
レッド・ツェッペリンと登場。



受賞式の模様は見開き2頁のみ
ちなみにロバート・プラントは、
受賞式とは関係のない、
モノクログラビアに数頁に渡って登場しています



説明箇所を拡大

メロディー・メーカー誌の、
70年度の人気投票受賞式で撮られた写真が、
掲載されているわけですが、
上の説明箇所によると、
この受賞式は、9月16日に行われたようです。

グループ部門の第1位をレッド・ツェッペリンが獲得。
EL&Pは、「ブライト・ホープ」という事で受賞したようです。

この頃は、「カール・パルマー」とカタカナ表記されていますね。

EL&Pは、
ファーストアルバムがまだリリースされておらず、
ウィキ等を見ると楽曲の録音を終えたあたりですね。

3人のこの写真に関しては、
真ん中のグレッグの写真だけが、
「衝撃のロックトリオ伝」に掲載されていたと思います。

ML誌の人気投票の途中経過も掲載されており、
オルガニストの部門で、キースが4位ぐらいについていた頃です。

それと、
79頁に「フォークとロックのニューパワー」という記事があり、
ロック編を小清水勇という方が担当しています。
期待される若手のロック・ミュージシャンが、
11数名が記載されており、
カールに関しては説明がされています。
(名前とバンド名だけが記載されていて、
説明のないミュージシャンもいます。)




隣の写真の故ジミー・マックロウが、
後にポール・マッカートニーのバンドに入るなんて、
誰も考えていなかった頃でしょう

書き手の方によると、

アーサー・ブラウンとアトミック・ルースターを、
簡単に紹介した後、

「カールのパワーフルなドラムワークは定評がありそうだ。
しかし、あまりに綿密な感じがする。
アトミック・ルースターのレコードでしか聴いていないからハッキリとは言えないが・・・・・・。
エマーソン・レイク&パルマーのアルバムもそろそろ発売になるだろうから、
アトミック・ルースター時代のドラムワークと較べてみるのも、面白いと思う。」

うーん。

この方は、ファーストアルバムを聴いて、
あまりに綿密なドラムワークが、
さらに綿密になったと思ってしまったのであろうか?

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ミュージックライフ誌1975年3月号で過去の栄光に浸れ

2023-07-01 13:34:24 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ誌1975年3月号で過去の栄光に浸れ

グレッグの翻訳自伝、
地元のヤマト運輸の営業所に、
昨日の午前中の9時58分に、
受け入れがあったようです。

何もなければ、
営業所に引き取りに行けば、
昨夜、入手できたのですが、
家内が夜の用事があったので、
家人の介護もあるため、
寄り道せずに帰宅しました。

というわけで、
まだ、現物を入手しておりません。

それはそれとして、
一昨日の夜、スマホに、
「ミュージックライフクラブ」のニュースが上がってきており、
ディスクユニオンさん限定購入特典のポストカードの写真も、
写真撮影者の名前入りで、
書籍の表紙と並べて掲載されていました。

シンコーミュージックさんとしては、
写真を提供したから、
ディスクユニオンさんで買って欲しいという事なのでしょうか?

サイトの文章を読むと、
「契約の調整」で、日本語版の発売が遅れたという説明があります。

ありうる話で、嘘でもないでしょうから、
翻訳者の健康上の問題ではなかった事は、
確かなようです。

紹介記事には、
「クイーンは、『ミュージック・ライフ』の読者人気投票のグループ部門で、
1976年から1位を独走。
その前年に1位だったバンドは何だったでしょう? 

という書き出しで、
当時のEL&Pの人気を紹介しています。

その1位だった時の号を、
前々から当ブログで取り上げようと思って、
数年前に記事を書いていたのですが、
品物が出てこない。

タイミングが良いというべきか、
先週、ようやくその号が出現しましたので、
取り上げます。

これは嬉しかったですね。

その時のモノは残念ながら父に廃棄されてしまったので、
これはヤフオクで入手したモノです。



表紙



表紙をめくった頁
私が最初に入手できたモノには、
デイヴ・メイスンのステッカーは、
ついていませんでした
ML誌の古雑誌の完品を確認するには、
1冊では不可能です

この号は、

遅れてきた若いEL&Pファンで、
何かと集めたがる方に、

「古いミュージック・ライフ誌を求めるとした場合、
どれが良いか?」

と尋ねられたとした場合、

間違いなく、
これが良いのではないかという号の1つかと考えます。

本号は、同誌の人気投票の最終結果が、
巻頭グラビアと共に掲載されているという希有なる号かと、
思われます。

その時に、EL&Pは、グループ部門で、
初めて第1位を獲得する事ができたわけです。



上の写真の次の頁

来日した年も、中間発表の時点では、
1位になっていたのを見たような覚えがありますが、
最終的には、他のグループが1位を獲得していたと思います。

そんな事もあったので、
EL&Pが1位になるのは、
EL&Pのファンでも、
人気投票の結果を気にするタイプのファンにとっては、
1位になる事は悲願であったでしょう。

ちなみに、
EL&Pがグループ部門で1位を獲得したのは、
後にも先にもこの年だけだったようです。

その意味では、記念すべき1冊であると思いますね。

遠い昔に思いを馳せて、

この号を眺めると、

「過去の栄光でも栄光がないよりはマシ!」

と思って、ニンマリしたい人には、
うってつけだと思います。



ヴォーカル部門の第2位と第3位
説明は不用の両巨頭であるが、
両者の参加関連アルバムの枚数とかは、
比較にならないと思われる
キースとカールの部門別第1位の、
カラーページもそれぞれ1頁ずつありますが、
今日はグレッグの翻訳自伝の出版を祝して割愛
(ちなみにキースとカールは顔だけが大きくアップされた写真です)

一方、この人気投票結果に関して、

ある評論家は、

「なんで、EL&Pの人気がこんなにあるのか解らない。」

と言っているのを目にした記憶があります。

今となっては、冷静な意見とも言えるものですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1982年3月号

2022-11-10 14:35:35 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1982年3月号



表紙

中古で求めたミュージックライフ誌です。

表紙には文字がないのですが、
グレッグ・レイクへのインタビューが掲載されています。



扉の頁

この号が発売された時の自分は、
まだ、10代であり、
本号を購入しなかった事だけは、
しっかり覚えているのですが、
立ち読みをしたかどうかまでは、
覚えておりません。

表紙だけ見ると、
グレッグの名前がないので、
書店でみかけても、
手に取らなかったかも知れないです。



目次の頁

ゲイリー・ムーアとツアーをやっている頃の、
インタビューになっていますが、
新しい事を始めたばかりで、
EL&Pに関して、
振り返った言葉もなかなか辛辣。

「同じミュージシャンと10年近くもやってごらんよ。いい加減ウンザリする。おまけにその間、僕が演奏したのはたったの20曲かそこらだぜ。」

今となっては、
その同じミュージシャンと10年近くもやった事が、
グレッグの人生にとって、
もっとも良い時だっと本人も述懐していたようですし、
多くのファンもそのように考えていると思われます。

他には、グレッグのソロCDの国内盤のレビューにあるように、
TOTOのプロのとしての仕事ぶりには関心をしたけど、
パーマネントなグループを組んだ方が良いと判断した等の事が、
述べられています。

ちなみに、本号は、1981年度のML誌の人気投票の最終結果が、
掲載されており、
キーボードプレイヤーの部門で、
キースが辛うじて20位になっている以外は、
何も見あたりません。
(「辛うじて」というのは、20位までの名前しか記されていないからですね。)

この号から1年後ぐらいに、
ワーナー・パイオニア公認のEL&Pファンクラブの運営は、
大阪から東京に移動するわけですが、
東京のスタッフの1人が、
しきりに「マイケル・シェンカー・グループ」と述べていたけど、
私は全く聴いた事がありませんでした。
この年、グループ部門では、第2位を獲得するような人気だったのですね。
普通の洋楽ロックファンであれば、
知っていてあたり前の事だったわけです。

また、特別企画「ML推理劇場」と表して、
コージー・パウエルの特集みたいな記事があるのですが、
「コージーが、今後、誰と組むのかとか」を、
業界関係者が数名が、
それぞれに予想する内容になっており、

「ジミー・ペイジや、
ロバート・プラントと組んで欲しいという願望はあるけど、
それは叶わないだろう」

みたいな事を言っている方もいます。

こんな記事を書かれたのも、
コージーがマイケル・シェンカー・グループのメンバーでもあり、
本号のドラマー部門で、
第1位を獲得してしまうような圧倒的な人気があったからでしょうが、
願望と現実が入り交じった予想とは言え、
まるで、賭け事の予想みたいです。

数年後に、カールの代わりをやる事になろうとは、
誰1人として予想はしていなかったでしょうね。

本日はグレッグの誕生日です。

キースやカールとバンドを組んでくれた事に、
深く感謝したいと思います。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ミュージックライフ 1969年8月号

2022-05-25 15:12:36 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1969年8月号



表紙

60年代のミュージックライフ誌を既にいくつか取り上げています。

本紙の内容とは関係のない話になりますが、
私がミュージックライフ誌を時々購入するようになったのは、
1976年からなのですが、
その時のミュージックライフ誌は、
向かって左側に頁をめくる仕様でした。

当時から購入されている洋楽ファンの諸先輩や、
ミュージックライフの古雑誌を手にされている方は、
既に御存知のように、
60年代のミュージックライフ誌は、
向かって右側に頁をめくる仕様になっています。

この仕様が70年代のいつ頃から変化したのかは、
きちんと調べていないので解りません。

右側にめくる仕様の場合、
縦書きなのですが、
ある号から横書きに変わったのでしょう。
それに伴って左側に頁をめくる仕様になったのでしょうね。

音楽専科誌とかは、
私が最初に手にした時は、
縦書きで右側に頁をめくるようになっていましたが、
音楽専科誌との差別化という事もあって変更したのかも知れませんし、
外国のミュージシャンを主に扱っていたので、
英語表記する時にとても都合が良いというのも理由ではあるかと思います。

いずれにしましても、
私ぐらいの世代にとっては、
ミュージックライフ誌の縦書きというのは、
とても古さを感じさせるものであります。

この号は、劣化が激しくて、
背表紙の一部が既に剥げ落ちていまして、
油断すると残りの背表紙も崩れそうな状態なので、
無理をせずにナイスの掲載部を写してみました。



肖像画のような写真ですね

EL&P関連はこの頁のみ。

本号のメインの記事としては、
ブラインド・フェイスの結成に関して、
モノクロ写真が多くあり、
エリック・クラプトンへのインタビューも掲載されたりしていますね。

それと、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズの死去に寄せた記事にも、
頁を多く割いていて、メンバー個々人のコメントも掲載されています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1970年 5月号

2022-04-22 14:48:16 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ
1970年 5月号




表紙

古雑誌で入手しているミュージックライフ誌ですが、
本号に関しては背表紙が劣化で剥がれ落ちるのをテープで止めてありました。

こちらとしては、内容が解ればよいので、
テープで止めてくれるのは助かります。

本号には、「ナイス解散か?」の記事が、
内容の正否はともかくとして、
長めの文章で綴られています。

抜き書き(要約)してみましょう。

103頁より

○ オーケストラとの共演など意欲的な活動で、その音楽性も高く評価されていますが、
彼らに解散の噂が流れています。

○ 「メンバーからは(解散の理由について)”飽きた”、他のミュージシャンと共演したい。」
と発表されただけ。

○ 予定されていた6週間のアメリカ公演を3キャンセル。

○ 3人は各々解散を否定しながらも、
キースがピアノのソロLPを計画。
リーは友人のバンドとステージに出たがっている。
ブライアンは今までと違う事がやりたいと語る。

○ 特にキース・エマーソンは、ジミ・ヘンやミッチ・ミッチェルと一緒に、
5・6週間アメリカ公演を計画している。

○ ナイスは最新アルバムが完成したばかりで、彼らの所属していたイミディエイトが、
ロンドンのオフィスを閉鎖したため、彼らのアルバムは、5月初めにポリドールからリリースされる。

○ 最近、「ナイス」として、彼らが創立したレコード会社、「クリア―・ライト」は、
他のアーティストやグループをプロデュースしていく。

○ ナイスは、3年前に結成され、72年に開かれる次回のミュンヘン・オリンピックにも、出演を依頼されていた。(一体、何に出るのかナ?)当分は成り行きが注目を浴びそうです。


抜き書き(要約)終わり。



掲載されていた写真
私は書籍の衝撃のロックトリオ伝で最初に見た

解散は既に決まっていたのでしょうが、
キースはEL&P結成以前からピアノソロのLPを作りたかったようですね。

また、記載されていた情報に真実が含まれているとすれば、
解散によって頓挫した事もあるという事でしょう。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1975年9月号

2022-03-17 10:53:17 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1975年9月号



表紙
この号は、クィーンのグラビアが、
カラーとモノクロを含めてやたら多い

この号に関しては、EL&Pが掲載されているかどうかは解らないまま、
購入したものですね。

所持していない号が、既に取り上げ済みの号と一緒に、
何冊かまとめて、出品されていたのですが、
価格が安かったので札を入れてみたわけです。

結果として、EL&Pのメンバーに焦点をあてたグラビアとか記事は、
見つからなかったのですが、
ML誌独自の企画の頁にキースとカールが顔を出していました。

「君を夢中にさせる顔は!」というコーナーです。

「これぞ男の敵、誰もが認めるハンサムガイ」に、
無精ひげのキースのよく知られている写真が掲載されています。



キースの隣はリック・ライト

「男の敵」という表現は、
キースに関してはあまりあてはまらないような感じもありますが、
こういう表現も時代を感じさせるものです。



キース部をやや拡大

ジョン・ウェットンの顔も見えますね。
ジミー・ペイジもいました。

カールの方は、
「ファンのハートをがっちりと捕らえて離さないかわいこちゃんタイプ」
に顔を出しています。



カールは向かって右下ね

まぁ、こういうのは、主観がすべてなところに、
面白さがあるわけですね。

載って幸いですよ。

グレッグはいないのか?

という事になりますね。

残念ながらおりませんでした。

しかし、この記事の扉の頁に顔を出しているので、
号全体としては、
EL&Pのメンバーが全員登場した事にはなりました。



記事ではベースラインをほめられています

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1975年8月号

2021-12-02 13:43:08 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1975年8月号



表紙

最終的に「ELP四部作」に結実する音源を、
メンバーがコツコツと作っている途中かと思われます。

それとは別に、
数ヶ月後には「夢みるクリスマス」がリリースされたようです。

ほとんど期待をせずに、
ざっと頁をめくってみたのですが、
EL&Pに関する記述が1箇所だけありました。

これによると、
EL&Pが8月に英国でコンサートを開くという噂があったようです。



写真はよく知られているモノ

ほぼ、沈黙を守っている状態のEL&Pにまつわる記事を、
どうにか書こうとしたらこんな感じなったという内容です。
あながち嘘とは決めつけられないぐらい、
バンドへの期待度の高かった事が伺える記事ではあります。

それからワーナーさんの広告。



この号では、
レコードがメインではなくカセットテープがメインになっていますので、
リリース直前とかの新譜以外はこんな形で宣伝していたのかも知れないですね。

今でも、EL&Pの国内版の8トラが、
何タイトルリリースされていたのか、
ハッキリとは解っていないのですが、
この広告を見る限りでは、
少なくとも、「レディーズ&ジェントルメン」の8トラは、
存在していないようです。

以前、EL&Pファンの方から、
「レディーズ&ジェントルメン」の国内版カセットの、
写真を頂戴した事がありましたが、
この広告をみても、「Vol.1」と「Vol.2」がそれぞれ一本ずつ、
発売されているだけで、
セット販売はなかったようです。

1本¥2800なので、
2本だと¥5600ですね。

レコードより高くなるわけですが、
もし、私が、中高生のカセット派であっとすれば、
今月「Vol.1」を購入して、
翌月「Vol.2」を購入するという事もできますね。

私自身は、1975年の8月は、
まだ、洋楽には触れておりません。

翌年の1月に、
「ビューナス&マース」のアルバムを買ったのが、
アルバムコレクションの始まりになりました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1970年2月号

2021-06-01 16:00:04 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1970年2月号



表紙
掲載記事の紹介の文字がとても小さい

このミュージックライフ誌は、
10年ぐらい前に福岡の古本店から通販で求めたものですね。

あらかじめ、キースのグラビアがある事は、
雑誌の紹介文に記載されていましたが、
価格はあまり安くありませんでした。

¥2,000前後だったように思います。

この時点は、EL&P以前のキースが、
ミュージックライフ誌に掲載されていたのかも、
よく解らなかったので、
とても貴重なモノとして保管したのでした。

その後に購入した、
この号よりさらに古いミュージックライフ誌も、
既に幾つか取り上げていますが、
リアルタイムのナイスが掲載されていた、
ミュージックライフ誌を手にしたのは初めてでした。



見開きは写真を撮りにくいので、
久々にスキャン
下部の写真はよく目にするよね

サードアルバムの広告もありました。



以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1973年12月号

2021-04-28 15:15:19 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1973年12月号


表紙

ミュージックライフ誌に関しては、
当初は、アップした雑誌の年号を忘れないように、
チェックをしていたのですが、
最近は、全くチェックをしていないので、
取り上げようと思っている号が、
既にアップ済みかを過去のブログをみながら、
チェックしないといけません。

また、EL&P関連の写真や事項が、
掲載されていた時期を考えると、
今後、取り上げる対象となる同誌は、
あまり多くはないと思われます。

この1973年の12月号は、
1973年の11月に発売されて、
書店の店頭に並んでいたのだと、
思いますが、
EL&Pは特にグラビアとしては、
載っていませんでした。

但し、ニュース・アラカルトのコーナーが、
100頁目から始まっているのですが、
冒頭のニュースでEL&Pの近況が紹介されていますね。

抜き書きしてみましょう。

「★ 長い間、音沙汰のなかったEL&Pが待望のニュー・レコードをリリースしました。
アルバムより先にシングル・レコード”Brain Salad Surgery”を発表。早くも話題を呼んでいます。尚、ファンが待ちこがれているアルバムの方も間もなくリリースの予定で、賛美歌やピアノ・コンチェルトをアレンジしたものを含めて全部で7曲が収められているそうです。そして、EL&Pにとって自身のレーベル、マンティコアからの初のリリース・アルバムとなる訳ですね。又、EL&Pは、現在アメリカ・コンサート・ツアーの最中で、1ヶ月近くに亘って30の都市を訪れる予定だそうです。」



記事内の写真

短い文章ではありますが、
当時のEL&Pファンは、前作から1年経過しても出てこないニューアルバムにやきもきしていたのでしょうから、心が湧き踊る情報だったと思います。

また隣の頁には、「ナイスが復活します」という文章が、
ブライアン・ディヴィソンとリー・ジャクソンの写真入りで載っています。

ナイス以後の2人の動向に触れながら、
ベルギーのキーボード奏者、パトリック・モレッツを加え、再びトリオとして再出発。
リーが抜けた「ジャクソン・ハイツ」は、バンド名を「ハイツ」と改めて新メンバーを加えて従来通りに活動する模様との情報ですね。

EL&Pファンの先輩方にとっては周知の記事だったかも知れませんが、
私は、「レフュジー」の音作りが始まる前から、
キース以外のナイスのメンバーの動向も注視されていた事を初めて知りました。

本号のワーナーの広告頁には、新しめの作品として「スティル」と「幻の映像」のレコードジャケットが掲載されているので、
国内においては、「恐怖の頭脳改革」という、とてつもない邦題が出てくる前の号という事になりますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージック・ライフ 1970年 4月号

2020-12-18 17:51:39 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージック・ライフ 1970年 4月号



背表紙は一部剥がれています
経年劣化とはまさにこのような状態か

ヤフオクで入手できた古雑誌です。

入手したのは、
1年か2年前になります。

この時期の古雑誌が、
安価で出品されている事は、
希なのですが、
薄給会社員にも納得できる価格で、
数冊まとめて出品されていましたので、
リスクを覚悟で札を入れてみたわけです。

リスクというのは、
特に、EL&P結成前のメンバーにまつわる記事や、
写真が掲載されている等の説明は全く無かったわけです。

結果としては、
損をしない買い物になりました。

それが、この写真。



堂々、見開き頁で、
説明があるので、
読む人は雑誌を90度、
傾けて読んだと思います

3月6日に、
ジョセフ・イーガー指揮のオーケストラとコンサートを、
行った事と、
4月からアメリカンツアーが予定されているとあります。

写真そのものは、
3月6日のコンサートの前に撮影したものかも知れないので、
ナイスの他のメンバーと離れる事は、
まだ、考えていない時のものかも知れないですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1969年 12月号

2020-07-31 15:48:47 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1969年 12月号

劣化が激しい古雑誌という事で、
ヤフオクで、1年ぐらい前に、
まとめて出品されていたのを、
入手したうちの一冊です。



表紙

痛みが激しいという事もあって、
競争者も1人ぐらいでしたが、
EL&P関連が掲載されているかどうかは、
入手してみないと解らないので、
あまり熱くならずに、
自分の上限を決めて札を入れたのでした。

結果としては、
かなりお買い得になりました。

本日取り上げる一冊も、
内容をきちんと見ている時間が全くなかったのですが、
昨夜、初めて頁をめくってみたところ、
ナイス関連の事項が、
3箇所ぐらいありました。

本号には、
3人ナイスの白黒グラビアが、
2頁。



この写真からだと、
ステージでの様子は解りません

次に、
116頁からのアルバムコーナーの紹介に、
「ナイスの思想」があります。

これによると、
キースは1曲目から3曲目までのボーカルを担当している事になっています。
ダビッド・オリストが現在は在籍していない事も記されており、
最後に「ボーカルより演奏の方が抜群!」と締められています。

以前、販促用ペーパーを取り上げた時に、
「ナイスの思想」が急遽、11月に本邦初LPとして、
発売予定との記述がありましたが、
説明通りだったようです。
その後、サードアルバムの見本盤の記述の通りであれば、
サードアルバムが、
翌年の1月10日に発売されたという事なのでしょう。

それから、
176頁から177頁に渡って、
世界各地でのコンサートの情報のコーナーがあり、
10月10日、11日の2日間に渡って、
ドイツのエッセンで行われたフェスティバルが紹介されています。
11日に、ナイスやピンク・フロイド、ディープ・パープル等が、
出演したとの事。
会場の規模は記されていませんが、
満員の聴衆を前に技を競いあったようです。
ちなみにイエスは10日の出演と記されています。




東芝音楽工業の広告
ビートルズのアルバムの説明に、
それこそ絶句
「何もいうことなし」
との事

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1970年10月号

2019-10-11 17:01:45 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1970年10月号


画像① とっても素敵な表紙

本号は、まだ、EL&Pがデビューする前の号になります。

70年度の人気投票の中間の第一回目と思われる結果が、
載っています。

グループ部門では、ベスト20位以内に、
ピンク・フロイドやジェスロ・タルがあっても、
ナイスは登場していません。

グループ部門では、
レッド・ツェッペリンが2位なのですが、

「意外!レッド・ツェッペリン」

みたいな書き方をされています。

今では考えられない事ですね。

ピアニストor オルガニスト部門で、
キース・エマーソンが、
4位で初登場しています。

ちなみに、

1位 スティーヴ・ウィンウッド
2位 アル・クーパー
3位 ポール・マッカートニー
4位 キース・エマーソン
5位 レイ・マンザレク
6位 ジョン・メイオール

となっており、

専門のオルガニストとオルガンを弾けるミュージシャンが、
混在した感じになっていますね。

そのような中に、
キースがアグレッシブなオルガニストとして登場してきたのでしょうね。
伝説の始まりです。

EL&P関連のグラビアはないのかと思っていたのですが、
白黒で半頁だけありました。
うっかり見落とすところでした。


画像② キング・クリムゾン

「ユニークな音楽を奏でるクリムゾン」

という説明があるだけです。

この時期の音楽誌は、
時間があったら、
EL&Pのメンバーについて書かれていないとしても、
じっくりと読んでみたいものです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年10月11日 yaplog!
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ミュージックライフ 1970年6月号

2019-08-28 14:35:33 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1970年6月号


画像 表紙

ミュージックライフ誌は、
EL&Pが活躍していた頃のものは、
グループ人気に呼応する形で、
カラーグラビアも多かった事もあり、
古雑誌も比較的容易に入手可能でしたので、
数多く取り上げてきました。

一方、
EL&P結成以前のミュージックライフ誌は、
入手困難ではないものの、
あまり安い古雑誌がないという事もありまして、
時々出回っている安い古雑誌のみ購入していました。

加えて、
EL&P結成以前の音楽誌において、
メンバーの写真や、
関連記事を拾う事が、
どれだけ可能かは未知数なので、
入手を躊躇していたというのもあります。

この1970年6月号は、
背表紙がところどころ剥がれている品物でしたが、
入手できまして、
たまたま、EL&Pにまつわる情報を、
ニュース・ア・ラ・カルトのコーナーから見つける事ができました。

タイトルだけ見ると、

「☆ナイスが解散」

という記事なのですが、
キースへのインタビューが、
載っており、
ナイス解散の理由から、
グレッグ・レイクと意気投合して、
グループを組む事になった事が語られています。
このインタビューが為された時は、
キースとグレッグが組む予定のバンドに入るドラマーが、
まだ、決定していなかったようです。

内容をかいつまんで記しますと、

○ 僕の音楽的なエレメントとは違った、
僕の持っていない新しいナニカをもっているミュージシャンと一緒にやる必要性を感じた。

○ 編成はナイスと同じオルガン、ベース、ドラムで、今までよりもっとヴォーカルを重視したものにしたいと思っている。

○ 音楽的には今までとは違った感じを加えたいと思っている。ナイスの解散は本当に音楽的な理由からで、ストックしているナンバーは1年分位あるけど、キザなようだけどミュージシャンとはいつも新しいものを追求していかなきゃいけない。

○ いつもいいコンディションでプレイできる様に。結局、それが聴きに来てくれる人達に対する礼儀だものね。

○ 視覚的にもエキサイトするショウは続けてゆきたい。

これに加えて、リー・ジャクソンが友人2人を含む4人グループの結成を発表した事や、
ブライアン・デイビソンも6月にデビュー予定で、そのメンバーも記されており、
でリハーサルに余念がない事も書かれています。

このような記事を読んでいると、
同出版社の書籍、「衝撃のロックトリオ伝」は、
このような小さな情報を、
チョコチョコとつなぎ合わせて、
完成させていったのだなと思うわけです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年8月28日 yaplog!
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