EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

WORKS Volume2 英CASTLE 1996年盤の未開封から

2023-09-26 13:03:27 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS Volume2 英CASTLE 1996年盤の未開封から

昨年の春に、


という事で、
シュリンク上ではなく、
プラケース上に銀色のステッカーが直接貼られているのが、
「完品」であるという事を確認した事について、
レポートしています。

今日は、そのステッカーが貼られていた位置について、
述べてみたいと思います。

これに関しては、
プラケース下部の、
向かって左側に貼られているケースと、
右側に貼られているケースがあるようです。

上のリンク先の「Pictures At An Exhibition」は、
プラケース下部の
向かって左側に貼られていたわけですが、
7年ほど前に入手した、
「WORKS Volume2」は、
向かって右側の下部にステッカーが貼られています。



英CASTLE 1996年盤 未開封品
ステッカーのデザインから、
LIMITED EDITION
PICTURE DISC
が削除されています
削除するしかないと判断したのでしょう




プラケース裏側
まだ、ボーナストラックとかが、
収録されていなかった頃ですね

ステッカーを貼る位置に関しては、
タイトルによって異なっているのか、
たまたまそうであるかは、
今のところ突き止めておりません。

同じ品物の未開封品をいくつか入手できれば、
さらに解る事もあるかと思いますが、
これものんびりと探るしかないですね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

WORKS 2 カセットテープ 未開封 西ドイツ製

2021-10-27 10:51:53 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS 2 カセットテープ 
未開封 西ドイツ製

1年ほど前に取り上げた、
「 WORKS 1 カセットテープ 未開封 西ドイツ製」
と同じところから発売されている品物です。



パッケージ表側

アナログ盤タイトル「 WORKS Volume1」の2本目のカセットが「WORKS Ⅱ」
というタイトルで発売されていたわけですね。

日本では、ワークスツアーが始まった頃に、
ラジオで流れたカール・パーマーのインタビューから、
次のアルバムのタイトルは、「 WORKS Volume2」である事も、
告知されていたように記憶していますが、
西ドイツでは、そこまで、考慮にいれていなかったためか、
2本目のカセットカセットテープのタイトルを安易に、
「WORKS Ⅱ」としてしまっているわけです。



パッケージ裏側

そして、77年も年末に近くなってから、
「 WORKS Volume2」がリリースされたのですが、
このカセットテープは、
「 WORKS Volume1」のカセットテープ2本目と同じタイトルをつけられてしまいまして、
インデックスの色だけが異なるような感じになってしまったようです。



背部

話は変わりますが、「Out Of This World: Live (1970-1997)」のボックス開封映像が、
先週ぐらいから公開されているようです。

「ファンファーレボックス」の開封映像で、

「おっ!EL&Pのボックスの開封映像もとうとう格調が感じになったな!」

と思っておりましたが、

ここに来て、「BRAIN SALAD SURGERY CD+LPボックス」開封時の、
地道な手作業開封映像に戻ってしまいました。

こういうのも予算の関係でそうなるものかも知れませんし、
凝った映像であれば見ているだけでも面白いですが、
品物そのものは、
開封映像を必要とするような仕様かというとそうでもない感じですね。
ボックスから抜いて開いて取り出すだけですので。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

WORKS Volume2 BMGアナログ盤

2021-08-04 15:33:19 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS Volume2 
BMGアナログ盤

このアナログ盤は、発売当初に先行予約受付をしていた、
プレッジ・ミュージックから仕入れたものではなく、
ディスクユニオンの未開封中古扱い品を求めたものですね。

不人気タイトルという事もあってか、
店頭長期在庫品になりつつあったので、
大幅プライスダウンをしていたと思われます。

確か、¥1,000-でしたね。

1977年の発売当初に、
田舎の少年が全く解らなかった事が、
後年になってから知る事ができたわけですが、
裏のジャケットに使用されている写真は、
庶民のファンファーレのプロモ映像を制作する時に、
撮りまくったスナップ写真の1枚を用いているようです。

先日、写真集へのメンバーの登場回数を、
大雑把にレポートしましたが、
このジャケットの裏側の写真などは、
グレッグがほぼ全身に近いほど、
収まっているのに比して、
キースは表情が良いけれども、
顔だけしか写っていないですね。

表情重視で選ばれた写真なのかな?

それで、このBMG盤のジャケットですが、
このモノクロ写真は、1977年のリリース盤とは異なり、
ややセピア調の薄い色が入れてあります。



BMG盤ジャケット裏側



国内盤ジャケット裏側

色に関しては、意識したというより、
制作過程でたまたまそうなったという感じですね。

BMGアナログ盤のジャケットは、
一見しただけで、
色の濃淡が、オリジナル盤等と比べて、
極端に異なっているタイトルもありましたが、
この写真は比較しないと、
違いが解りづらい程度の色合いの違いではあります。

ただ、WORKSのジャケットに関しては、
「白と黒」で脳裡に焼き付いているので、
薄くても茶系統の色が入ると、
オリジナル盤等から受けた印象と異なっている感じがするのは確かです。

開封してインナースリーヴの写真を確かめるつもりでしたが、
何かと時間がなくて現時点で未開封。
ジャケットの裏側はシュリンクの上のビニールを被せたままスキャンしています。

以上。

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WORKS Volume2 英国製8トラックカートリッジ

2021-04-17 13:39:50 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS Volume2 
英国製8トラックカートリッジ

「WORKS Volume2」の8トラックを取り上げるのは、
2回目になります。

不人気タイトルという事もあってか、
未開封品を安く売っているところがありましたので、
2、3年ぐらい前に入手してみました。

以前、「レディース&ジェントルメン」の未開封の8トラを取り上げた時は、
シュリンク内にカビらしきものが発生しており、
下手をするとテープ本体に貼られているステッカー部分まで、
シミ汚れ等が発生しているのではないかという懸念がありました。

これは状態が良いまま保たれていた感じですね。


表側



裏側
シュリンク未開封にビニールを被せて送付されてきたのですが、
このテープを剥いだらビニールの一部が裂けたので、
そこで作業はストップ



インサート部から見える本体



インサート部と反対側

パッケージに青系統の色を用いているのが、
これまで取り上げた8トラとは違い、
新鮮にうつります。

昨年、11月に取り上げた開封済みの米国製の品物の本体のラベルは、
レコードジャケットの主要デザインの文字の配置を、
バランスを考えずに引用したものでしたが、
こちらの英国製の本体のラベルは、
ジャケットデザインと文字の大きさのバランスを、
崩さないで引用している感じがします。

あと、
いくつかの海外製のカセットテープのインデックスとの、
共通の特徴として、
朱色系の色を記載文字の一部に使用しているというのがあります。
白と黒と朱色で構成ですね。

8トラ本体はレコードジャケットの色に倣ったのか、
ホワイト色のようです。

特に開封しても聴くことのできる環境にないので、
未開封のまま保管しておきたいと思います。

以上。

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ビクターエンタテイメントの「作品第二番」初回プラケースCD

2021-02-15 19:35:45 | 「作品第二番/WORKS volume2」
ビクターエンタテイメントの
「作品第二番」初回プラケースCD

国内盤プラケースCD「レディーズ&ジェントルメン」については、
ワーナー時代とビクターエンタテイメントになってからの、
違いをレポートしています。

アナログ盤内ジャケットの、
エンボス加工のELPマークを、
どのように仕上げたかという事で、
ビクターエンタテイメントさんでは、
色の違いがありました。

ワークスシリーズの、
「作品第二番」のプラケースCDの場合、
ブックレットジャケットのタイトル名と、
バンド名の文字が、
アナログ盤ジャケットの大きさに比例した文字の大きさにはなっていないものの、
シンプルすぎるジャケットなので、
あまり違和感がないものになっている話を、
アトランティック盤CDを取り上げた時にしています。

これに関しては、
何故か、ワーナーさんも、
ビクターエンタテイメントさんも、
バンド名とタイトルを同じ様な文字の大きさにしているようです。

違いは、ELPマークですね。



ビクターエンタテイメント盤は、
ELPマークを真っ黒に仕上げました。
米ヴィクトリーミュージック盤は、
まだ手元にないのですが、
おそらく同じデザインだと思われます。
(ただし、ブラックムーンのジャケットは、
バンド名の文字色の加減の違いが際立っていたので、
確定的な事は言えません。)

アナログ盤時代のワークスシリーズのELPマークを
プラケースCDジャケットで、
どのように表現するかも、
その時の制作者の考え1つなのでしょうね。



帯は入手時点で日焼けしています

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

WORKS Volume2 8トラック

2020-11-20 11:35:28 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS Volume2 8トラック

確認してみましたら、
8トラックを取り上げるのは、
最初に取り上げた、
2012年から数えて、
今日で8回目のようですね。

今のところ、
それぞれのアルバムのカテゴリーの中には、
8トラックの記事は1つしかありません。

加えて、
機会があまりなかった事もあり、
70年代にリリースされた全てのアルバムのタイトルの8トラックを、
まだ、入手できずにおります。

この8トラックに関してですが、
お国別に集めたりするのは、
ほぼ、不可能と思っています。



本日、取り上げるのは、
邦題「作品第二番」の8トラックテープです。

米国製。

スリーヴが欠損しており、
本体に貼られているラベルがシワクチャ状態なので、
ジャンク品と言えるかも知れません。

スリーヴはカンパニースリーヴですが、
裏側にはATLANTICの名前が入っている
公式なカンパニースリーヴと言えます。



裏側

本体は私の所持している8トラックにしては、
珍しい「黒色」。



この黒色は、
ワークスシリーズの「ブラック&ホワイト色」に呼応している感じがして、
妙に馴染んでいます。

カンパニースリーヴの色も黒色なので、
ジャンク品であっても、
統一感がありますね。



以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

作品第二番 アナログ 見本盤

2020-10-16 17:55:38 | 「作品第二番/WORKS volume2」
作品第二番 アナログ 見本盤



ジャケット
白ジャケットのシミは、
目立ちすぎますわ

これを書くにあたって、
EL&Pのアルバムの国内アナログ見本盤を、
いくつ取り上げているのか、
ザッと見たのですが、
2017年の9月に取り上げた、
「トリロジー」だけだったようです。

シングルレコードの見本盤は、
いくつか取り上げていますけどね。

ジャケットには、
見本盤のシールが貼られています。



楕円形の白色のシールが、
ジャケット向かって右側上部に貼られていますが、
アナログ盤時代の比較的後期における、
ワーナーさんの見本盤の特徴のようです。

レーベル面に関しては、
「青色」の場合と「白色」の場合があるみたいです。
「トリロジー」は、「青色」でしたが、
この作品第二番は、「白色」。

もともと、「ELP四部作」と「作品第二番」の通常盤のレーベル面の色は、
「白色」で、
一般的なアトランティックレコードのレーベルの配色にはなっていませんでした。

そのため、
レーベル面の「見本盤」の文字の有無によって、
通常盤かどうかを確認できる事になります。



EL&Pの見本盤のレーベル面が「白色」になったのは、
「恐怖の頭脳改革」からのようです。

これはEL&Pに限った事ではなく、
その時期ぐらいから、
ワーナーパイオニアさんの、
見本盤のレーベル面が総じて「白色」になったと思われます。

この見本盤のジャケットの裏側には、
特に「見本盤ナンバーのシール」は貼られていませんが、
ワーナーパイオニアさんのアルバム見本盤に、
そのようなシールが貼られていたかどうかは、
まだ、よく解っていません。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

作品第二番 1999年 紙ジャケット CD

2020-07-22 10:15:42 | 「作品第二番/WORKS volume2」
作品第二番 1999年 紙ジャケット CD

90年代のEL&Pの復活前に、
それまでリリースされた過去のアルバムジャケットを、
ビクターエンタテイメントさんで、
全てミニチュア紙ジャケットにして再現した、
初めてのシリーズの1枚になります。



被せ帯とジャケット
帯内の説明では、「たすき」という表現を用いています

これまで、
このシリーズに入っていたCDを、
何枚か取り上げておりますが、
どちらかというと、
私の中では、
ワーナーさんからリリースされた初期のプラケースCDを、
注視していた事もあり、
1999年の紙ジャケットのシリーズには、
重きを置いておりませんでした。

ビクターエンタテイメントさんでも、
様々なヴァージョンの紙ジャケットCDのリリースを重ねて来ていますが、
原点は、1999年の紙ジャケットのシリーズがスタートという事になります。

先にリリースされていた、
「ファーストから展覧会の絵」までの紙ジャケット3枚のタイトル以外は、
待ちに待った「初めての紙ジャケット化」だったわけです。

ブログを初めて年月も経過していますので、
初めての紙ジャケットCD群は、
ワーナーの初期プラケースCDぐらいに、
重きを置かなくてはならないと、
思い始めております。

キースとグレッグの他界後、
ほとんど沈黙を守っているビクターエンタテイメントさんではありますが、
再度、紙ジャケットCDをリリースするとした場合、
現時点における最終紙ジャケットCDのように、
英国アナログ盤オリジナルジャケットに沿った仕様にしてくるでしょうから、
アナログ国内盤を元にした紙ジャケットCDが、
再リリースされる事は、ほぼ、無いでしょう。

国内における紙ジャケットCDの始まりは、
ワーナー・パイオニアさんの、
国内アナログ盤ジャケットをベースにしているということが、
「国内EL&P紙ジャケットCDリリース史」の中で、
語り継がれる事になりますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

WORKS Volume2 CD Atlantic盤

2019-08-17 14:42:45 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS Volume2 CD Atlantic盤

EL&Pの70年代のアルバムを、
プラケースCD化をするにあたり、
アナログ時代のジャケットをそのまま反映せずに、
特徴的なところを拡大してデザインしている例を、
幾つか取り上げて来ました。

「WORKS Volume1」の米Atlantic盤などが、
解りやすい例の1つでした。

「WORKS Volume2」も色違いジャケットなので、
これなども、似たような感じで制作したのかなと、
思いこんでいたのですが、
こちらの方は、
ある程度、アナログ盤のジャケットに忠実なタイトル文字の配置を、
行っていたようです。

国内盤の紙ジャケットCDの1つと比べてみました。


画像 
上 国内盤 99年紙ジャケットCD
下 米Atlantic盤CD(2つ折りペラ紙裏側は、
アナログ盤ジャケット裏側写真)



このプラケース盤、
文字の配置はアナログ盤を模倣していますが、
文字の大きさは、アナログ盤のジャケットと異なっている事が、
解りますね。

「WORKS Volume2」の米アナログ後期盤は、
かなり前に取り上げており、
エンボス仕上げのELPマークを、
グレイ色に簡略化しているわけですが、
初のプラケースCDのジャケットは、
後期盤のジャケットを参考にして制作したのかも知れないですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年8月17日 yaplog!
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WORKS Volume2 shout盤CD

2018-12-19 17:03:06 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS Volume2 shout盤CD

amassのニュースによると、
ジョン・ウェットンオンリーのムック本が,
シンコーミュージックから来年早々出版される事が決定したようです。

私はジョン・ウェットンの熱心なファンではありませんが、
これは嬉しい事ですね。

ついつい、キースやグレッグオンリーのムック本も出ないかと、
思ってしまいますが、
こういうのは期待せずにいると意外に良い事があるかも知れないです。

本日、取り上げるのは、「WORKS Volume2の shout盤のCD」になります。


shout盤のプラケースCDに関しては、
ジャケットが精密に再現されていない場合がある事を、
取り上げたりしていますが、
今日は、ようやく入手できた「WORKS Volume2」のケース(入れ物)に関して、
レポートいたします。

中古品を探して注文をする段階で、
プラケースには入っていない品物であることは解っていたのですが、
販売時の説明に記してあった、
「ソフトケース」なるものが、如何なる仕様のものかは、
手にしてみるまで解りませんでした。


見開いた状態
内側



見開いた状態
外側


この「ソフトケース」は、
元々プラケースの中にセットされている、
ジャケット、プラケース裏側の用紙、CDを、
コンパクトに収納できるようになっています。
これは「KOKUYO」製のようです。


なんと!
ジャケット入れるスペースとは別に、
帯を挟み込めるようなインサート部も備えているようです



スリーヴ内で、
CD盤が遊ばないように、
4箇所に凹みを設けてある


プラケースCDは、紙ジャケットCDに比べると、
収納場所をドンドン占拠する事になるので、
このようなケースに入れ替えるだけで、
収納スペースに余裕が生まれますね。

難点が一つあるとすれば、
背部が存在しないので、
並べて置いた場合、
探しにくくなるというのはあるでしょうね。

以上。

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作品第二番 レコード テスト盤

2018-06-19 13:47:29 | 「作品第二番/WORKS volume2」
作品第二番 レコード テスト盤

何年か前に求めたものです。

ジャケットも付いていたのですが、
よく見ると、米国盤のレコード番号が記されているジャケットです。


裏側中央下部


裏側向かって右上部

テスト盤の段階では、
まだ国内盤のジャケットが存在していなくて、
米国盤のジャンク品等のジャケットと組み合わせたのかどうか、
その辺りの経緯は不明ですね。

EL&P関連の別のテスト盤・試聴盤も幾つか手元にありますが、
市販用のジャケットではない、
白色のシングルジャケットにレコードが挿入されているものもあるので、
テスト盤・試聴盤の保護ジャケットには、
何通りかのケースが存在するのかも知れないです。

テスト盤と称されているレーベル面には、
業界関係者でなければ解らない文字が記載されていました。

「東芝EMI株式会社」

なるほど。

大手新聞社の印刷機は、
自社の新聞を刷るために印刷機が可動している時間帯以外は、
他紙の印刷をしているというケースがあると耳にした事がありますが、
それと似たような感じなのかも知れません。


レーベル面
ワーナーのレコード番号は片面のみ表記



このレーベル面に記載された文字には、
確かに作品第二番のレコード番号もありますが、
音を聴いてみない事には、
本当に作品第二番のテスト盤かどうかはハッキリとはしませんでした。

数ヶ月前に針を落としてみたら、
確かに「孤独なタイガー」が流れてきて、
通常アナログ盤のA面が再生されました。

音を確認した事によって、
このあやふや感漂う、
ちょっと変わったレーベル面の記載が、
間違いなくテスト盤の証である事が裏付けられた感じです。

以上。

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WORKS Volume2 カセットテープ フランス製

2017-03-31 17:31:25 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS Volume2 カセットテープ フランス製

以前、米アトランティクレーベルのカセットテープを取り上げましたが、
こちらはヨーロッパの国で作られた品物です。

米国製も朱色系の色を織り交ぜたインデックスの装丁が為されていましたが、
こちらの方は、モロにオレンジ色を強調した作りになっています。

カセット本体がオレンジ色。

ケースもインデックスをセットする箇所以外は、
オレンジ色です。


インデックスの表側とカセット本体


インデックスの内側とケース

中古品を求める時に、
ケースに傷があったりした場合、
販売者が善意で取り替える事がありますが、
今日、取り上げたケースも「取り替えしていない」と言い切る事は出来ません。

但し、
ケースが微妙な角丸仕上げになっている事もあり、
ほぼ、発売当時のものではないかと推定しています。

カセットテープ本体と、
ケースの色を合わせるというコダワリによって、
制作された品物と考えられます。

米国製のインデックスのジャケットは、
縁取りしたELPマークが描かれていましたが、
こちらの方は、その部分にはコダワリを持っていなかったようで、
ELPマークは描かれていません。

8トラックのカセット本体は、
これまで幾つか取り上げたように、
様々なカラフルな色があるようですが、
日本では、
アーティストのカセットテープで、
このような色を使っているのは、
あまり無いように思いますし、
これもまたお国柄のようなところはあるかも知れません。

以上。

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WORKS Volume 2 アナログ スペイン盤

2017-01-13 13:55:17 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS Volume 2 アナログ スペイン盤


レーベル面

リリース国による違いがありますが、
アルバム、WORKS関連のアナログ盤のジャケットの省略過程に関しては、
既に述べていたと思います。

このブログにも取り上げましたように、
米国アナログ盤の「WORKS Volume 2」の場合、
ジャケットのELPマークをエンボス仕上げにしていたのが、
ELPマークをエンボス仕上げにはせずに、
マークを灰色にするという過程でした。

日本のワーナーパイオニアさんのように、
廉価盤においてもエンボス加工は死守するという場合もありましたが、
これは他国と比較した場合、
かなり例外的なものかも知れません。

いずれにしましても、
リリースから年月を経ても、
ジャケットのELPマークを何らかの形では残すという事だけは、
ジャケットデザインの省略過程においても、
1つのポイントだったと思われます。

今日、取り上げるのは、スペイン盤です。
リリース時の品物か、後期盤かは解りかねますが、
ELPマークは描かれておりません。


汚れがひどいです
表面がツルツルしていないのですが、
消しゴムを用いると少しは汚れが落ちました



バンド名下部拡大


ジャケット裏側中央下部

もし、これが初回リリース盤の仕様であった場合、
この国のEL&Pファンの脳裡には、
「WORKS Volume 2」のジャケットに、
ELPマークが存在していないという事にもなりますね。

以上。

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WORKS Volume 2 西ドイツアナログ初回盤

2016-09-28 13:30:49 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS Volume 2 西ドイツアナログ初回盤

「ELP四部作」以降の西ドイツのアナログ初回盤は、
レーベル面に「ariola」が記されているようです。




ジャケット裏中央下部

レディース&ジェントルメンのアナログイタリア盤を取り上げた事がありますが、
初回盤であっても、内ジャケットのELPマークが隆起していないケースもありました。

ヨーロッパの国であっても、
初回盤から英国盤のジャケットを完全に模倣していない事が一目で解るケースでしたが、西ドイツはこのアルバムに関しては、ほぼ英国と同じ様に制作しているようで、
ELPマークはエンボス加工で隆起しています。



全体的なジャケットデザインもザッと見た感じでは、
英国オリジナルと変わらない感じです。

他国のジャケット記載のデータには、
それぞれの特徴があるわけですが、
こちらの場合、ジャケット裏の片隅に、
カセットテープの番号も記されています。



これがどのような意味を持つのかは良く解りませんが、
当時からマニアックなファンは、
レコードとカセットテープの両方を揃えていた人もいたと思います。
品物を発注する際に、商品番号が必要でしたでしょうから、
役に立つ事もあったと思います。

「WORKS Volume.2」は白いジャケットなので、
汚れ具合や劣化具合が解りやすいですね。

配色としてはシンプルすぎるジャケット、
加えてジャケット裏のメンバー写真は防寒着ヴァージョン。

次のアルバムのジャケットはフルカラーにして薄着にでもしないといけなくなりますか。

意識しないまでも結果的にはそうなりました。

以上。

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WORKS VOLUME 2 米国版 カセットテープ

2016-03-31 16:07:52 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS VOLUME 2 米国版 カセットテープ

邦題「作品第二番」のカセットテープです。


このヴァージョンは、
これまで取り上げた「ELP四部作」の装丁とは異なり、
朱色系の色も使用しています。
ELPマークの輪郭は、
このブログでしつこく観察していた、
手描きヴァージョンのようです。



裏側

アトランティックレーベルのマークが入っている、
一般的なカセットテープは、
インデックスの裏には、作曲者名とプロデュース名も記されていますね。

本アルバムは、
もともと寄せ集め感があったわけですが、
キースのソロ名義でリリース済みの楽曲や、
先日、取り上げた、メープルリーフラグは、
プロデュース名はキース・エマーソンになっています。

カールに関しては、
「ブルフロッグ」がカールのプロデュース、
「そっと閉じて」は、カールとグレッグのプロデュース。

それ以外の曲は、グレッグのプロデュースになっています。

これらの楽曲群をまとめてプロデュースしたのが、
グレッグという事になるのでしょう。

キースは、ストレンジデイズのインタビューの中で、

「作品第二番だって、そんなに悪い作品だとは思っていない。」

みたいな事を語っていた記憶がありますが、
これ以前のアルバムと比較されると、
かなり厳しいものがあると私は思っています。

いい曲は入っていますけどね。

ウィキによると、
このアルバム、最終的には、米国ではゴールド・ディスクを獲得したようなのですが、
このアルバムのチャートアクションが振るわなかった事が、
次のアルバムのタイトルをレコード会社から決められてしまうという、
原因になってしまったようでした。

以上。

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