EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

THE WHO THEN AND NOW! 1964-2004

2012-08-31 18:42:31 | Greg Lake関連
THE WHO THEN AND NOW! 1964-2004


画像 ジャケット

ザ・フーの1枚組ベストアルバムです。

全20曲入っているのですが、
19曲目と20曲目が新曲。

19曲目の「real good looking boy」でグレッグ・レイクがベースを弾いていますね。

重たい音のベースで、ほとんど楽曲の影に隠れているような音です。

この時点で、ジョン・エントウィッスルは既に他界しているので、
昔なじみという事で弾く事にでもなったのかも知れません。

ザ・フーについての意見や、ザ・フーのメンバーとの絡みは、
EL&Pのメンバーへのインタビューで、ちょこちょこ顔を覗かせます。

オリジナルメンバーが2名他界する中で、バンド活動を続け、
今回のロンドンオリンピックの閉会式で、
ラストを飾るバンドとして出演。

オリンピックの閉会式のヘッドライナーなんて務めたくても務められるものではないですよね。

(そりゃ、EL&Pに出て欲しいけど、現時点での人気を考えると、いくら私でも無理は言いませんよ。)

私も録画を見ましたが、
聖火が消えた後に、ザ・フーを持って来たところは、ザ・フーのコアなファンにとっては、感涙ものだった事でしょう。

そのような希有なるバンドとEL&Pが繋がっている事は、
とても嬉しい事ですね。

以上。

本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーにまつわる物品のあれこれを、思い出話や全くの私見と共に綴っております。
EL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
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2012年8月31日 yaplog!

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キース・エマーソン コルグ テレホンカード  未使用品 ②

2012-08-30 16:54:01 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
キース・エマーソン コルグ テレホンカード 
未使用品 ②



画像

前回紹介したテレホンカードとは異なり、
今度は全身で写っているのと、
テレカ作製のために、わざわざバイクという小道具を準備した感じがありますよね。

とは言っても、
時系列的には、
こちらのテレホンカードの方が先に作製されたのかも知れませんし、
それはキーボードを演奏するエマーソンファンであれば一目瞭然かも知れません。

いずれにしましても、
手放す人がいるから、こちらも手にする事ができるわけで、
とてもありがたい事ですね。

バイクに関しては、
全盛時の頃にキースがバイクに乗っている写真等ありますが、
当時の写真に写っていたのは、KAWASAKIのバイクであるとの事。

私はバイクにあまり興味がないので、そんなところを注意して観察した事もなかったのですが、
バイクに乗られる方や、キースの全てが知りたいファンの方には、
そんなところにも眼差しを向けているのであると、
最近、改めて知った次第であります。

以上。

本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーに関連した品物のあれこれを、
思い出、個人的な感想、個人的な意見等と共に綴っております。
最近、EL&Pファンになった方、ずっとEL&Pを追い続けている寛容な方などの、ちょっとした楽しみになれば幸いです。
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2012年8月30日 yaplog!

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ラッキー・マン シングル 国内盤

2012-08-29 17:05:54 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ラッキー・マン シングル 国内盤


画像 ジャケットはよく知られていると思われますので省略。
代わりに裏の説明を載せます。


当時、リアルタイムでこのバンドに出会った人、
このシングルレコードを購入された人達は、
どんな思いでこの音を迎えたのであろうかと思います。

当時の人達で、
シングルレコードを購入した上に、
さらにアルバムを購入された人はどのぐらいいたのでしょう。

私が「ラッキー・マン」を最初に聞いたのは、
1977年の夏でしたね。

それはファーストアルバムを購入したからです。

アルバムは「未開人」から始まるわけですが、
最初に入手したアルバム「恐怖の頭脳改革」との曲調の違いを感じながら、
「何度も聞いていれば、これも恐怖の頭脳改革のような愛聴盤になるかも知れない。」
と思いながら聞いていました。

その中で、
もっとも入りやすい曲だったのが、この「ラッキー・マン」。

ラッキー・マンをアルバムに収録するにあたってのエピソードは、
キースとグレッグによっても異なるようですが、
キースは自分の率直な気持ちを述べているように思いますし、
グレッグは結果オーライ的なコメントを述べている感じもします。

故ムーグ博士は、MAR Y SOLを生で見て、
「この曲からロックシンセのすべてが始まった。」とキーボードマガジンのキース・エマーソンインタビュー連載時のコラム欄で述べていたように記憶しています。

グレッグの個性にシンセの黎明ともいえる音が雄叫びをあげる、
2つの個性が違和感なく融合している感じが、EL&Pの凄さなのかも知れません。

EL&Pというバンドのそれ以後のアルバムの内容構成みたいなものが、
この曲の収録によって、決まっていく感じがありますよね。

キースは90年代のインタビューで、グレッグのアコスティクナンバーに対してあまり好意的な見解を持っていませんでしたが、
さらに年月を経た時のインタビューにおいては、
自分自身がEL&P用に作った曲がすでに出来上がっており、
「後はグレッグがバラードを作ってくれればアルバムが出来るんだ。」
みたいな事も言っていましたね。
キースの中でも「EL&Pのバンドとしてのアルバムらしさ」が、グレッグに近づいてきているように映りましたね。

以上。

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2012年8月29日 yaplog!

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ミュージックライフ 1974年10月号 ソロ活動で再燃焼したEL&Pの解散説

2012-08-28 17:41:05 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1974年10月号
ソロ活動で再燃焼したEL&Pの解散説



画像① 表紙
スージー・クアトロ



画像② この号は、レディーズ&ジェントルマンがリリースされて数ヶ月ぐらいであると思われます。
音楽店5店舗の売上げを合計したチャート。
3枚組で第1位。
今では信じられない



画像③ ワーナーの広告

古本店で求めたものです。

なかなかよいカラーグラビア1頁が載っているのですが、
割と良く知られている写真なので割愛。
何でもレース後の写真だとか。

表紙に「ソロ活動で再燃焼したEL&Pの解散説」とありますが、
中の記事の内容はそんな事は書いていないので、
まるで、センセーショナルなタイトルをつけて読者の気持ちを惹きつけ、
購買部数を伸ばそうとする週刊誌みたいな感じがしないでもない。

この時点での情報として、
3人がソロアルバムの制作に入っているというのは、
確かなものとして入っていたようですね。

カールに関してはそのソロアルバムにジョー・ウォルシュが参加している事まで明らかになっています。
ただ、グレッグ通しのキースのソロアルバムの情報は、「数曲は20年代のブギだろう」というややはずれた感じの内容もあります。
グレッグのソロアルバムに関しては、ピート・シンフィールドと共作している以外の情報は入っていないようです。

この記事には、
「グレッグの話によると、3者のソロアルバムはあくまで趣味の領域に属するもので、あくまでもEL&Pのつながりが最も重要であるとの事。」
ような内容が記されています。

後年になってからのキースのインタビューを読むと、
既にこの時期において、
キースの中でのEL&Pは一度終わっているような話になっていますよね。
EL&Pの解散説どころか、気持ちの上でのEL&Pの終焉がキースの中ではあったわけです。

いつぞやのブログにも書きましたが、
グレッグの中では、EL&Pというバンドは一度も解散はしていないわけです。
あくまでも「活動休止」。

この3者のソロ活動をソロアルバムではなく、ELP四部作に変換したのはグレッグのアイデアという事ですが、
グレッグのおかげで、「ELP四部作」をリリースし、
EL&Pは解散の噂を乗り切り、何とか持ちこたえる事ができたという事になりますね。

それにしても、
この時期(レディーズ&ジェントルマンからELP四部作のリリースまで)を過ごしたEL&Pファンというのは、
本当に心中穏やかならぬ日々を過ごされていたのではないかと思うわけです。

私は、このミュージックライフを手にして、ワーナーさんの広告を凝視するまでは、
レディーズ&ジェントルマンを購入した1万名様にELPペンダントが進呈されていたなんて事は全く知るわけもないわけでして。

当時の彼らの勢の凄まじさを、かいま見る事のできる雑誌の一つと言えます。

以上。

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2012年8月28日 yaplog!

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MARQUEE 023 ユウロ・ロック集成 1987

2012-08-27 17:43:44 | プログレ系専門誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
MARQUEE 023
ユウロ・ロック集成 1987



表紙カバー
厚みのある重たい本です。当時で3000円


一昨日から何故かこの書籍を取り上げようと思っていました。

草加市居住の頃、休みの日に、新宿の紀伊国屋書店でたまたま見つけたものですね。

先日、発売前のプログレムック本を取り上げたわけですが、
私の場合、この「ユーロ・ロック集成」を手にするまで、プログレエンサイクロペディアのような書籍に遭遇した事がありませんでした。

もっとも、それ以前にこのような書籍が存在していたかどうかも、はっきりとは解らないのですけどね。

今みたいにネット上で、プログレファンの一個人がホームページを作成したり、ブログを書いたりする時代ではありませんでしたので、
聞いたことのないプログレの音楽にチャレンジする時の一つの指標として、この書籍はとても意味を持っていたと思いますね。

EL&Pファンとしては、EL&Pがどのような扱いを受けているのかが、最も気になるわけですね。

国別に主なプログレミュージシャンが白黒写真入りで紹介され、
その国における主立ったプログレアルバムが紹介されているわけです。

EL&Pは英国のプログレバンドの中ではトップに紹介されているわけですが、紹介の順番に特に意味はないように思いました。

ただ、EL&Pをどのようなバンドとして位置づけするかに関しては、
とても好意的だと思いましたし、
ファンとしても、それ以外にはないのではないかという記述が見られましたね。

EMERSON LAKE & PALMERの説明から一部を抜き書きしてみます。

「70年代を疾走したELPの軌跡は、ロック史上でも重要である。特にプログレッシヴロックを定着させた功績は大きい。地味なアーティストが多い中で、その存在を広く世界に向けて、最も強烈にアピールしたのは、まさにELPであった。彼らに触発された人々は相当な数に及ぶであろう。」

EL&Pの音楽自体に関しては、いろいろな方々がいろいろな事を言っているわけですが、
ユウロ・ロック集成に記された彼らに対するこの表現が的を射たものである事は、確かであると思います。

以上。

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2012年8月27日 yaplog!

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「THREE FATES PROJECT」の発売を前にして

2012-08-25 15:11:36 | プログレ系専門誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
「THREE FATES PROJECT」の発売を前にして


画像① ジャケット ネット上より拝借

「THREE FATES PROJECT」の発売及び収録曲に関してはいろいろなところで、囁かれていると思うのでそれに関連した話をしてみたいと思います。

以前、このブログで紹介した「永野護」という漫画家の方がいらっしゃいます。

今度、角川から発刊されるプログレムック本があるのですが、表紙は永野氏のキャラクターが使用されているのが解ります。


画像② 表紙 ネット上より拝借

永野氏がロックそのものに関しても詳しい方であることは、永野氏のムック本等を読むと解るのですが、その中でもプログレッシヴロックを重視しているような傾向性が、作品に登場する固有名詞に見受けられます。
それについては永野護に関するウィキを読むと、ある程度掴む事ができます。

今回、永野護氏が、プログレッシヴロックの専門誌に登場するきっかけとなった最大の理由は、
キース・エマーソンの「THREE FATES PROJECT」のリリースが大きいと思いますね。

ビクターエンタティメントのキース・エマーソンのソロ情報を読むと、

「THE THREE FATES 」がEL&Pのファーストアルバムに収録されている邦題「運命の三人の女神」になるわけですが、
以前、このブログで触れたように、
永野氏はその代表作、「ファイブスター物語」(映画化もされています。)において、
物語を司る三人の女性キャラクターを登場させています。
それが、

運命の三人の女神である

ラキシス
クローソー
アトロポス

の名前を持っているわけですね。

ただ、永野護氏の作品とエマーソン、レイク&パーマーの両作品を知っていないとこのプログレムック本への橋渡しはできなかった事でしょう。

キースの今回のプロジェクトアルバムのタイトルが、
「THREE FATES PROJECT」になった事で、このムック本の企画者は、
その「THREE FATES 」の女神を主軸に据えた作品を描いている永野護氏を登場させる絶妙の機会と踏んだのではないでしょうか。

こちらのムック本は、9月に発売がのびたようなので、
「THREE FATES PROJECT」の後から出てくる事になるのだと思います。

EL&Pに関わる記事がてんこもりなら、このブログでまた紹介する事もあるかも知れません。

それにしても、ウニオンさんが、この時点で、まだ「THREE FATES PROJECT」の予約受付をしていないのが気になりますね。(笑)

以上。

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2012年8月25日 yaplog!

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販促用 WORKS  volume1 BOX

2012-08-24 16:56:40 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
WORKS  volume1 BOX

自分はワークスのジャケットのデザインが好きですね。

アルバムはご存知の通り、
単なるロックのアルバムとは一線を画す全編に渡ったオーケストラとの共演ですが、
ある種の荘厳さが漂っています。

そのような内容にこのジャケットデザインが、とても相応しく思えてなりません。

そのジャケットデザインをベースにして、
販促用商品として制作された「ワークスボックス」。
内ジャケットのメンバーの写真も上手い具合に取り込んでいます。



画像① 正面 
写真では解りませんが、
ELPのマークはきちんと隆起しています。



画像② 裏面
ジャケットに模して、
収納アルバムリストが載っています。



画像③ 側面
これもELPのマークが隆起しています。



画像④ 中
タルカスボックスの絵柄とは異なり、真っ黒。
空いているところにはナイスを入れる。


これを入手する方法は、
某大手プログレ通販サイトにて、

レディーズ&ジェントルマン
ELP四部作
作品第二番
ラブビーチ
ELP インコンサート

を一度に購入しなくてはなりません。

1枚、2枚の購入で入手できるような販促品ではないわけです。

薄給会社員には決意と気合いが必要でした。

オークションなどでは、
タルカスボックスが登場する事があっても、
ワークスボックスが登場する事はあまり無いように思います。

このブログで紹介したタルカスボックスなどは、
数日前、ボックスのみで、¥4,000以上の価格まで上がりました。

ワークスボックス付きを購入された方は、
やはり、初期アルバム5枚に加えて、
ワークス以降のアルバムも好きな人達である推定いたします。

手放す必要を感じないわけですね。

さて、
内容的には全く異なるが、
英語タイトルは姉妹アルバムである「作品第二番」。

このアルバムの販促用ボックスが制作される時は、
果たして来るのでしょうか?

あった方が楽しい事は楽しいのですけどね。

以上。

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2012年8月24日 yaplog!

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Inferno / Keith Emerson アナログ西ドイツ盤

2012-08-23 11:46:59 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
Inferno / Keith Emerson アナログ西ドイツ盤


画像① ジャケット
国内盤と変わりません。



画像② 内ジャケット
顔のドアップですね。


現時点において、
インフェルノのすべてを所持しているわけではありませんが、
中古品を集めている中ではちょっと驚きの一品でしたね。

国内盤の内ジャケットは普通と言えば普通。
ピアノの一部とキースの上半身が写っていますよね。

西ドイツ盤は、
なんのために、
この大きな顔写真を載せたのかまでは解りませんが、
アナログ盤、CD盤を含めた上で、
EL&Pのアルバムジャケット史上もっとも大きな顔写真といえましょう。

アナログ盤の醍醐味というのは、
このようなジャケット写真において味わえる独特のものですね。

紙ジャケットCDで、
同じものを複製したとしても、
あまりインパクトはないでしょう。

私の場合、
高校時代にLPのジャケットを飾る棚をこしらえてもらって、
ジャケットを飾っていた事もありましたね。

今は、できるだけ劣化を防いで保管する事に集中しているので、
ジャケットを飾ったりはしていません。

以上。

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2012年8月23日 yaplog!

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ファンクラブ会報 KARN EVIL#9 VOL.5 1984年3月

2012-08-22 14:21:50 | ファンクラブ等の資料Emerson,Lake&Palmer
ファンクラブ会報 KARN EVIL#9 VOL.5


画像 表紙
記事の内容にキースが少ないので、
それなりに気を遣った表紙と思われる。


1984年3月発行
表紙裏の目次1頁から裏表紙の21頁まで。
B4用紙2ツ折り製本。
コピー印刷。

エイジア来日特集号を既に取り上げましたが、
EL&Pファンクラブスタッフが、
グレッグ、カールにアタックした時の奮戦レポートが掲載されています。
エイジアファンクラブとの合同取材だったようですね。

その中にはスタッフの実名が頻繁に出てくるので、
スキャンして加工するとちょっと手間暇がかかるので、割愛させてください。

この号の特徴としては、
グレッグ、カール、ジェフ・ダウンズの生の声をつぶさに拾ったネタを、
ふんだんに取り込んで編集しているところですね。

音楽誌には掲載される事のない皮膚感覚的な記事が魅力になっています。

5頁より
「GREGはいなかへ行きたいとしきりに言っていたが、
合歓の郷も充分いなかだから安心しなさいといってやる。
(torioden注:合歓の郷でリハーサルを行っている。)
もし時間があったら、京都より奈良へ行くべきだとアドバイスすると、
「奈良はどこにあるの?」
地図がないから説明できないよと言うと、
なぜかGEOFFが日本地図を持っていた。彼は色々持っている人だ…。
GREGは、日本のバンドでは、カシオペアが大のお気に入り、コンサートみたいみたいとしつこく言っていた。」

20頁より
『1983年11月15日 AT HOTEL LOBBY GEOFF DOWNES SAID
「ELPのSTAGEは見た事がないけど、THE NICEは見たことがあるよ!」』

さらにはコンサート会場で拾ったこんな言葉も、20頁

「83 12/6 AT BUDOKANの外

見知らぬ少女「ねぇ、JOHN、かっこ良かったでしょ?」
その友人「うん。すてきだったね。 」

いやはや、EL&Pファンとしては、喜んで良いのか悪いのか。(笑)

当時のエイジア人気を支えていたのは、
見知らぬ少女のような人達だったのかも知れませんね。

以上。

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2012年8月22日 yaplog!

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ザ・ナイス ベストアルバム ニュージーランド盤 1972

2012-08-21 11:01:56 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス ベストアルバム ニュージーランド盤 1972



画像① ジャケット表側
キースの姿は切り抜きを貼っているような感じ、
西ドイツ盤でも似たのがあります。




画像② ジャケット裏側
演奏時間のペンによる書き込みがあり、
リスナーが付記したか、印刷が終わった時点で不備に気がつき、
メーカー側がペン書きでつけ加えたかは定かでありません



画像③ ジャケットの特徴
日本盤ではこんな仕様のジャケットはほとんどないと思われます。
作りとしては最も手間のかからない遣り方なのかも知れません。



画像④ レコードのラベルには確かに「New Zealand」の記述がありますね。

ニュージーランドの音楽事情など知る由もないわけですが、
総人口427万人のニュージーランドにおいても、
レコードを通してキースの演奏を耳にする事ができたようです。

この摩訶不思議感漂うジャケットの裏側とは裏腹に、
ニュージーランド盤の音質はかなり良いみたいです。

ビートルズのニュージーランド盤は英国盤に匹敵するほど、音がよいとかいう記述もあったりしますね。

ただし、現在の人口から解るように、
プレス枚数は他国盤に比して、
かなり少ないと思われます。

そう考えると希少価値のあるレコード盤と言えそうです。

以上。

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2012年8月21日 yaplog!

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バンダ・シンフォニア / リック・ウェイクマン~アーサー王と円卓の騎士達~

2012-08-20 18:59:34 | 他のアーティストによって演奏されたEL&Pの曲
バンダ・シンフォニア
/ リック・ウェイクマン~アーサー王と円卓の騎士達~
ボーナストラック 「海賊」




画像 ジャケット

輸入盤国内仕様のライナーによると、バンダ・シンフォニアは、ジャケットに写っている女性指揮者を中心に、93年に結成されたブラジルのオーケストラとの事。

総勢70名に及ぶオーケストラ人員の他にエレキギター、ドラム、シンセサイザー等のロックにまつわる楽器の演奏者も含んでいる。

オーケストラの結成理由としては、ロック音楽、それも実験的な楽曲やシンフォニックな楽曲を専門に演奏するために結成されたとの事。

以上が松尾隆憲氏のライナーによるものですね。

国内仕様盤は、2004年にリリースされたようです。

現時点において、バンダ・シンフォニアがオーケストラとして継続しているかはさておき、
このアルバムには、ボーナストラックとして、エマーソン、レイク&パーマーの「海賊」が収録されています。

検索してこのアルバムの解説等を読むと、「アーサー王」に関しても、「海賊」に関しても本家より迫力があるという意見が見受けられますね。

そのため、
「特に熱烈なEL&Pファンでない方の意見と、EL&Pファンの意見とは異なるものであるな。」と正直思いました。

演奏に関してとても忠実な表現をしているという事に、ほぼ異論はないと思いますが、
ヴォーカルが独特のシャウトの仕方をしており、
歌い方に独自の色を出そうとしているとしか思えません。
そこのところが、オリジナルに慣れ親しんでいるものにとっては、やや違和感がありますね。
「グレッグの素晴らしい声は特別なものであって、忠実な表現なんて出来るわけもない。」
という視点もあるでしょうが、それを差し引いてみたとしても、ちょっと無理がある感じですね。

むしろ、ヴォーカルもグレッグをとことん模倣する歌い方に徹した方が良かったように思います。

この「海賊」を聞くと、
昨今のオーケストラによるタルカス演奏も去る事ながら、
オリジナルとはまた別に、
素晴らしいヴォーカリストを配した、
オーケストラ「海賊」を聞いてみたい願望が湧き出て来ますね。

もともとオーケストラ演奏なので、
取り上げてチャレンジしてみようという事にはならないのかも知れませんが。

それはそれとして、
「海賊」はロックバンドの中ではEL&Pでなければ作れない曲だと思いますし、
ボーナストラックとはいえ、このバンダ・シンフォニアのアルバムに収録された事自体が、EL&Pファンにとっては喜ぶべき事だと思います。

以上。

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2012年8月19日 yaplog!

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プレイヤー誌 1979年3月号 表紙 KEITH EMERSON

2012-08-18 17:50:52 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
プレイヤー誌 1979年3月号
キース・エマーソンへのインタビュー掲載


画像 表紙

こちらの品物は、
最初、京都にて求めたものですね。

私の田舎では、
プレイヤー誌が書店に置いていなかったのです。

そのため、
この号にキースのインタビューが掲載されているのも、
バックナンバーが置いてあったその京都の書店で、
実際に手にとった事で初めて解ったわけです。

おそらく、
79年の秋、高校時代の修学旅行時に最初に手にしたはずです。

キースがオルガンを弾いている全身が写ったカラーページも1頁ありますので、
都会のEL&Pファンの書棚には必ずある一冊だと思います。

購入時期の記憶に自信がないのは、
あまり全国あちこちを旅していない割には、
京都だけは、
修学旅行以後も、
いろいろな用事で何度か足を運んでいるからですね。

このインタビューは、海外の記者によって行われたものの翻訳です。

インタビュー時期は、
ワークスオーケストラツアー準備時、
ワークスオーケストラツアー中、
等に行われています。

他の音楽誌では見る事のできない多量の記載が特徴ですね。

インタビュー内容としては、
ジミヘンと組む話がでた頃の経緯とか、
ラッキー・マンの後半のソロの事とか、
ピアノコンチェルトを作るにあたって、ジョン・メイヤーに相談に赴いた事等、
があげられています。

読み返してみて興味深かったのは、
「四部作のグレッグのB面、
カールのC面には参加していないのか」という質問です。

回答は、
「ノーバディ・ラヴズ・ユー・ライク・アイ・ドゥ」と「L.A.ナイツ」に参加しているとの事でした。

ラジオ番組「ヤング・ジョッキー」でELP四部作が紹介された時、

1.ピアノ協奏曲第1番
第1楽章:アレグロ・ジョコーソ
2.「ノーバディ・ラヴズ・ユー・ライク・アイ・ドゥ」
3.「L.A.ナイツ」
4.「海賊」

の曲順でかけられたのですが、

その時に、「L.A.ナイツ」にはキースが参加しているような事を述べていましたが、
同番組の「ノーバディ・ラヴズ・ユー・ライク・アイ・ドゥ」に関しては特に触れていませんでした。

決して意図的なものではなかったと思いますが、
すべてキースが参加している曲だけが、オンエアされていたわけですね。

まだ、YAMAHA「GX-1」の調子が良かったみたいで、
「ステージでは扱いにくいムーグ」から撤退したいような発言も記されています。
(いけませんねぇ。)

このプレイヤー誌、
手にした経験がなかったので、
読んでいると、
「ページがあちこちに跳んでインタビューが掲載されている」
ので、
とても違和感があったのを覚えています。

それはそれとして、
表紙がキースで、そのキースへの多量のインタビュー内容は、
EL&Pファンを大いに満足させるものがあります。

以上。

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2012年8月18日 yaplog!

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タルカスCD ドイツ盤 2012

2012-08-17 14:05:07 | 「タルカス / TARKUS」
タルカスCD ドイツ盤 2012

抱き合わせで注文していたこのCD、
お盆休み中にようやく届きました。

「えっ。この時期に発売されるEL&Pの品物って何かありましたっけ?」

と驚く事はありません。

抱き合わせの品物は他のミュージシャンなのですが、
そのミュージシャンの4枚組が発売されるが8月の半ば頃だったわけです。
それが、予定通りにリリースされて、
一緒に届いたというわけです。
タルカスの方は数ヶ月前にリリースされていたものですね。

タルカスも何枚も持っていると、
オリジナルジャケットの再現だけでは、
何か物足りなくなってきます。

オリジナルティストを残しつつ、
ちょっとは工夫した新しい感じがあった方が、
見ていて楽しいですね。

それに、
あまり見た事のない写真が掲載されていたりすると、
それだけで儲け物のという感じです。

届くまでは解りませんでしたが、
デジパック3面開きでした。


画像① 表 オリンピックの閉会式を思い出すね 英国は偉大だよ


画像② 裏 写真もあるでよ


画像③ 一つ開くとこんな感じ


画像③ さらに開くとこんな感じ
右側にブックレットをはめこんである。


デジパックはあまり好きな方ではないのですが、
プラケース仕様よりは手間暇かけている感じがするので、
その点は喜ばしい事です。

しかも、
数ページのブックレットが挟み込まれています。

これで、
¥800なら納得のいくお買い物です。
もっと安いならさらに歓迎。

ミニブックレットの白黒写真も、
数点ではありますが、
70年代初頭のものを仕様していて、
新旧ごちゃ混ぜな感じがないのも嬉しいですね。

こんな感じでこの値段なら、
他のアルバムも再リリースしてもらいたいと思いますね。

以上。

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2012年8月17日 yaplog!

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カール・パーマー PMのシングル盤 「Dynamite」

2012-08-11 15:37:29 | Carl Palmer関連
PMのシングル盤 「Dynamite」


画像① ジャケット表側


画像② ジャケット裏側


画像③ レコード盤

カール・パーマーのリーダーバンドだったPM。

デビューアルバムを1枚残して消滅しました。
そのアルバムに関しては、
紙ジャケットのCDを先般取り上げましたね。

このアナログシングル盤は、そのアルバム「1:PM」からのシングルカットです。

PMのアルバム自体、世界のあちこちでリリースされたものでもないようですし、
ましてシングルとなると、かなり珍しいものになるのかも知れません。

今のところは、カール・パーマーのリーダーバンドは、
現在進行形の、「カール・パーマー・バンド」とこの「PM」。

カール・パーマー・バンド自体は、CD時代になってから誕生したものなので、
アナログ盤は今のところ存在していないわけです。

エイジアもカールの歴史には違いありませんが、
あまりにも売れすぎたので(悪い事ではありませんが)、
アナログ盤自体、希少価値にかけるようなところもあると見ています。

カールにしても、
最初から失敗するつもりで「PM」を結成したのではないと思いますし、
できれば成功したかったはずですよね。

音楽に限った事ではありませんが、
ネームバリューだけでは、
セールスに結びつかない厳しい世の中の状況があります。

それでも、
「良い物」に関しては、
「何故か売れないけど良い」というフォローもありますが、

PMの場合、エイジアが売れすぎた事が、
EL&Pファンやカール自身の中で、PMを霞ませてしまう事につながったと思います。

いや、バンドとしてのPMは、
演奏だけは、本当にキチッとしっかり決めています。

気骨あるドラマー職人とも言えるカールにとって、それはせめてもの救いだと思います。

以上。

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2012年8月11日 yaplog!

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ロック・オブ・ブラス・クインテット Vol.1 (Rock of Brass Quintet - Purple Haze / Immigrant Song / Eruption-Tarkus)

2012-08-10 15:22:38 | 他のミュージシャンによるタルカス演奏関連
ロック・オブ・ブラス・クインテット Vol.1
(Rock of Brass Quintet
- Purple Haze / Immigrant Song / Eruption-Tarkus)
ブラス・エクストリーム・トウキョウ



画像 帯とジャケットのペラ紙

7月13日にこのクインテットのタルカスのみが収録された、マキシCDを取り上げました。

今日は、同時発売されたロック黄金期の名曲が、3曲、収められたマキシCDの方を見てみます。

収録曲は、

1.ジミ・ヘンドリックス 紫のけむり
2.レッド・ツェッペリン 移民の歌
3.エマーソン、レイク&パーマー タルカスより「噴火」

となっております。

こちらに収められた「噴火」は、タルカスのみ収録のマキシCDの「噴火」とは別ヴァージョンですね。
こちらの「噴火」は、曲の中に組曲の印象的なメロディーがちりばめられています。

このクインテットのマキシCDの帯に、
「ロック黄金期」と記されているのですが、
ロックとは異なる分野の方々から見た場合、
その頃が「ロック黄金期」に映っているという解釈になるのでしょうか。

プログレの範疇では、名曲とも称されるタルカスですが、
同じCDに収録されているビッグネームと共に「ロック黄金期の名曲」として、
プログレの範疇を超えてタルカスが扱われている事がとても嬉しいですね。
                                                                                                                                                          
ここで称されている「ロック黄金期」は、
このCDの収録曲のアーティストが、
多くのリスナーや聴衆を惹きつけた、
60年代末から70年代前半を指す事になると思いますが、

この表現がポップス界、ロック界においても、
普遍的に通用する「ロックの黄金期」であるならば、
それはEL&Pファンにとっては、願ってもない事ですね。

EL&Pは間違いなく、そのロック黄金期を駆け抜け、
その黄金期を支えたバンドの一つであるが故に、
このCDに収める対象アーティストになったと考えられるからです。

とはいえ、
ロックミュージックを歴史的に見た場合、
果たして「ロック黄金期」という表現自体がふさわしいかどうかは、解りかねますが、
70年代を黄金期として専門的に説明をする場合、論拠には事欠かないと思われます。

それはそれとして、
ミュージシャンを個別に見た場合の黄金期は明らかに存在するわけで、
70年代前半が、間違いなくEL&Pにとっての黄金期であったという見解はファンの間でも共通しているでしょうね。

以上。

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2012年8月10日 yaplog!

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