EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ORIGINAL MASTER RECORDING CD タルカス

2018-03-31 09:02:45 | 「タルカス / TARKUS」
ORIGINAL MASTER RECORDING CD タルカス



同種の「トリロジー」のCDを2014年に取り上げていますが、
こちらは昨年中古で入手した「タルカス」になります。

この品物に関しては、
未開封の状態の場合、
シュリンクの中に海外製の巻き帯が付いているのを見た事があります。
プラケースの裏の面を全て覆うタイプの帯です。

未開封品は¥5,000~¥7,000前後の価格で、
取引される事が多いです。

このプラケースのややこしい特徴に関して、
「トリロジー」を取り上げた時に述べています。

そのため、
中古品として販売する場合、
ケースに傷が付いているので、
別のプラケースと交換して販売するという事は、
発売時の状態を損なうことになりますね。

ケースも含めた収集家にとっては、
暴挙とも言える事態です。


CD盤面
裏側はゴールド一色


タルカスの方はトリロジーとは違って、
ジャケットは折りたたみ式ではなく、
ブックレット仕様になっています。

同じシリーズでも、
ジャケットの作り方に変化をつけているようですね。

以上。

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GREG LAKE Live in Piacenza発注レポート

2018-03-28 14:28:19 | Greg Lake関連
GREG LAKE Live in Piacenza発注レポート

「Live in Piacenza」の発注にまつわる出来事を記してみます。

先般、amazonにもっとも最初に発注したボックスセットに関して、
3月22日(木)にメールが届きました。

「 誠に申し訳ございませんが、以下のご注文商品について、予定していた入荷が困難となりました。
そのため、やむを得ずお客様のご注文をキャンセルさせていただきました。

Live in Piacenza (Box) [Analog] (ASIN:B076FNKK3Q) 」

この出来事から言える事は、
最初に予約情報がアップされた品物をいち早く予約したとしても、
それが無事に入手できるとは限らないという事ですな。

一方、
ディスクユニオンで、
このボックスセットの国内仕様盤を限定100セットで、
制作する事になった事が、
2月23日(金)の夕方頃にサイト上にアップされました。

何でも、全世界500セット限定の商品のうち、
100セットを確保してDVDの方式を変更し、
国内仕様盤を発売する事になったようです。
企業努力が実を結んだのですね。

その時間帯は、ディスクユニオンのサイトを覗いておらず、
土日を挟んで、その情報を見たのが、2月26日(月)でした。

この日か翌日には予約完売でしたね。

その後、
かなり前に予約していた、
同タイトルの、アナログ盤単品とCD盤単品が、
先週、ようやく我が家に届きました。

アナログ盤は700枚限定、
CD盤はグレッグのサイトの説明では1600枚限定で、
どちらもシリアルナンバー入り。


紙ジャケットCDの裏側
シリアルナンバーは手書きのようです


これはどこの通販サイトに予約発注したかによって、
入手時期に著しい違いがあったようです。

国内仕様盤のボックスの方は、3月31日(土)の発売予定が、
4月18日(水)に延期になったとの連絡が来ました。

このボックスの国内仕様盤は、
現時点において、
ユニオン以外の通販サイトでも予約が出来るようにはなっているのですが、
大本が予約受付を終了していることもあり、
今から予約しても入手は難しいかも知れません。

取引先ごとに発売枠を設けていれば、
話は別なので、
ダメでもともとで発注してみるのも一考です。

以上。

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ギター・レコーディングス Vol.2

2018-03-26 11:31:28 | Keith Emerson参加作品関連
ギター・レコーディングス Vol.2



1992年にビクターからリリースされた、
テクニカルなギタリストの曲で占められた、
オムニバスアルバムです。

当初、ビクターさんが、
日本独自のオムニバス盤として制作したのかと思いましたが、
ブックレットには、
曲に関するエピソードを踏まえた、
英語の解説がビッシリと記されていますので、
オリジナルは海外で制作されたもののようです。

マーク・ボニーラの曲が、
アルバムの最初に収録されています。

収録曲は、

「ホワイト・ノイズ」。

マーク・ボニーラのファーストアルバムに収録されていた、
キースがピアノで参加しているインストの曲ですね。

キースやグレン・ヒューズとのジョイントライヴアルバム、

「ライヴ・フロム・カリフォルニア」

にも収録されたノリの良い曲ですので、
タイトルが解らなくても、
キースファンが聴いたら、

「あぁ、あの曲!」

というような感じのものです。
マークのファーストアルバムは、
1991年にリリースされ、
日本でリリースされたのは、
1992年のようです。

デビューアルバムのリリースの翌年に、
このようなオムニバスアルバムに収録されたわけですから、
ギタリストとしては、
デビュー当初からかなり注目されていたのだと思います。

EL&Pファンが御存じのように、
昨年、マーク・ボニーラはエディ・ジョブソンと共に、
ウェットンとキースを追悼するライヴミニツアーを行ったようで、
ブートは出ていますね。

エディ・ジョブソンも公の前でのコンサートは、
もうやらないような事を述べていたのをどこかで見たので、
普通に考えたら、
今後、マークが日本に来る機会は、残念ながら、ほとんど無いと思われます。

以上。

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エイジア 武道館’83 CD

2018-03-22 17:26:54 | Carl&GregのエイジアinASIA
エイジア 武道館’83 CD


帯とプラケース内のジャケット

本ブログの性質上、
エイジアの武道館公演にまつわる品物と、
掲載誌等に関して、何度か触れてきました。

この来日公演を探る事物として、
映像に関しては80年代に存在していたようですが、
ライヴアルバムのLPは、
長きにわたって存在していなかったわけです。

やがて、
その時の音源が、
他国では、ようやくCD化されるようになりまして、
このブログでも取り上げたように、
幾つかのヴァージョンが存在しています。

その中で、
国内仕様盤CDが登場したのが、
解説に記載された日時によると、
2001年の夏頃だったようですね。


プラケース上にシールが貼ってあるCDがあると、
述べた事がありますが、
このCDもその部類と思われます


解説は2001年という事もあり、
この時点では、
オリジナルメンバーが数年後に再び集結して、
数枚のスタジオアルバムを制作するという流れになる事は、
解るはずもなく、
ダウンズとパーマーが軸になったエイジアが、
現在まで続いていると述べており、
執筆時点で、
ダウンズとペインを中心としたエイジアが、
ライヴツアーを開始したとあります。

この解説を読むと、
ジョン・ウェットンがいてこそのエイジアではあるが、
いなくても、バンドそのものは何らかの形で、
存続してきていたのだという事が改めて解る感じです。

但し、今後、もし新たなスタジオ盤を制作するとしても、
ジョン・ウェットン不在で、
直近のスタジオ録音盤に匹敵する音楽が作れるのかという問題は残ります。

それはそれとして、
このアルバムはグレッグ・レイクの来日の刻印であります。

キースは「幻魔大戦」のサントラ録音で、
82年は、日本に滞在していました。
この時は、せっかくの来日にも関わらず、
公の場には出てきていないと思うので、
キーボードマガジン誌上に掲載された録音風景を見ていても、
ファンとしてはあまりスッキリしない感じではありました。

それでも、
83年は、サントラでキースの音に触れ、
カールとグレッグの動く姿を同時に視界に納める事ができたので、
忍耐強いEL&Pファンにとっては、
割と満足できる年ではあったのだなと今は思うわけです。

以上。

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The Return of the Manticore rhino盤面

2018-03-21 08:53:38 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
The Return of the Manticore rhino盤面

先般、ライノレコードに発売権が移行してからの、
「The Return of the Manticore Box」の中にある、
プラケースCDのジャケットの違いについて綴りました。

ペラ紙2つ折りジャケットの、
マンティコアマークを抜いているのが、
一目で解る特徴でした。

ビクトリーミュージック時代との違いを出そうとしたとは言え、
ボックスのタイトルが、
「The Return of the Manticore 」なわけですから、
あえて、マンティコアマークを抜いてまで差別化を図る必要性が、
今ひとつ解りませんでした。

但し、マンティコアマークを抜いたという仕事が、
全てではなく、
CD盤面のデザインにおいて、
ビクトリーミュージック時代とは違う、
コダワリの特徴を出そうとしたようです。

ライノレコードでは、
DISC1からDISC4まで、
1から4までのCDナンバーの以外は、
盤面のデザインと着色を統一しました。



CD盤面
ELPマーク等は、
光沢のあるミラー仕様で、
その他の部分は、
ザラザラ仕様のシルバー色


マンティコアマークもあるのですが、
ビクトリーミュージック時代には省略されていた、
マンティコアの尻尾の先端部が、
描かれています
比較すると解りやすいです。


過去にアップ済みの、
ビクトリーミュージック時代の国内盤


ライノレコードが、
ベスト盤ボックスである、
「The Return of the Manticore 」に関しても、
独自の特徴をさりげなく出そうとした痕跡といえます。

以上。

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LD ヒストリー・オブ・ビートクラブ VOL.2

2018-03-19 09:52:10 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
LD ヒストリー・オブ・ビートクラブ VOL.2

ブログを始めた頃に、
このビートクラブの「プログレ先駆者たち」のVHSを取り上げましたが、
これは、
ヒストリーと称されている、
70年代に活躍した25のアーティスト・バンドによる演奏映像が、
収録されたものですね。

VHSを1本入手した頃は、
このようなヒストリーものがある事も良く解っていませんでしたが、
秋田に戻ってきて、レコード店の分厚い商品カタログをつぶさに観察している時に、
この商品の存在を知りました。

その時は、既にレーザーディスクプレイヤーを購入していたので、
もし、求めるとしたら、LDだとは思っていたのですが、
廃盤になっていたか、何かの理由で、
即、注文という手続きをしなかったのだと思います。

ヤフオクをやるようになってから、
この品物は時々、出品されるのですが、
あまり安くありませんでしたが、
昨年ぐらいにようやく手にする事ができました。

気になっていた理由は、
EL&Pの映像が含まれていたからなのですが、
それが、「ナイフ・エッジ」ではなく、
「石をとれ」だったからです。


ジャケット表側
これらの肖像画、
似ているのかね



ジャケット裏側の一部
EL&Pの次の曲は、
ザ・バーズの「霧の8マイル」はヴォーカルなしのヴァージョンを集録
これはなかなか渋い演奏


昨夜、
数年ぶりに、
レーザーディスクプレイヤーを作動させようとしましたら、
家内がどこかに片付けたのか、
リモコンが見つかりません。
(プレイヤー自体は、いつでも鑑賞できるように、
テレビの下に置いて、コードを抜いた状態にしていたのです)
本体のボタンを操作して、
何とか再生できました。

これは、
「ナイフ・エッジ」の映像とは異なり、
もともとの映像を加工した、
余計な編集がしてありました。

ステージ上の演奏シーンをそのまま普通に映したもので良いのですが、
メンバーのそれぞれの演奏シーンを四角で囲んで、
その四角の映像の廻りを蛍光ペンの黄色みたいなもので着色したりしています。
「展覧会の絵」のように、
アメコミみたいな映像が折り込まれていない事だけは幸いでした。

「石をとれ」は、グレッグの最初のヴォーカルがあって、
その後、キースのピアノソロが始まるわけですが、
途中でフェードアウトさせて終了しました。

この終了の仕方は、
他のバンドに関してもそうなっているものもありましたね。

ちなみに、
収録されていたイエスの映像は、「プログレの先駆者たち」と同じもの。
キング・クリムゾンも「プログレの先駆者たち」の「太陽と戦慄パート1」と同じ映像かも知れませんが、
昨日は確かめる時間がありませんでした。

EL&Pは「ナイフ・エッジ」の演奏とは、
衣装も違っている感じでしたので、
別の日に収録されたものかも知れないです。

全体としては、
映像加工がされているものもありますが、
多くの著名ミュージシャン、
五大バンドではないプログレバンドの若かりし頃も、
見る事ができて、
かなり新鮮味がありますね。

ビートクラブはDVD化もされているので、
経済的余裕があったら、それも欲しいところですね。

以上。

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恐怖の頭脳改革の紙ジャケCDでの再現帯について

2018-03-16 13:13:45 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
恐怖の頭脳改革の紙ジャケCDでの再現帯について

ビクターエンタテイメントさんでは、
70年代にリリースされたEL&Pのアルバム全てを、
一挙に紙ジャケットCD化にするにあたり、
ワーナーアナログ盤時代の帯を出来る限り忠実に再現した帯を付ける事になりました。

このブログで何度か述べましたように、
被せ帯仕様のものでした。

再現するとは言っても、
当時のレーベルのマークまでは、
販売上の都合で入れるわけにはいかないらしく、
アトランティックのロゴなどは、
入っていないわけです。

「恐怖の頭脳改革」は、
EL&P独自のマンティコアレーベルになってからの作品なのですが、
これも、別会社のマークである事には違いないという判断が為されたためか、
マンティコアマークが抜かれてしまっています。

ディスクユニオンさんが販促で制作したミニチュア帯に関しては、
ザ・ナイスのアルバムの帯のカリスマレーベルのマークが、
抜かれている場合もありましたが、
「恐怖の頭脳改革」のミニチュア帯に関しては、
マンティコアマークを抜かずに再現したわけです。


向かって左
ディスクユニオン販促品帯
向かって右
国内初紙ジャケットCDの帯
こうして並べてみると、
ビクターエンタテイメントさんは、
タイトルとバンド名の文字の部分の下地の色を、
白くしているのが解りますね


ただ、
この紙ジャケットCD化の時の、
CDの盤面を見ますと、
全てのCDの盤面にマンティコアマークが使用されています。



これから言える事は、
マンティコアマークと言うのは、
EL&Pの過去のレーベルと言うよりは、
EL&Pを象徴するマークの一つとして位置づけされたのであると考えます。

そう考えた場合、
今後、再リリースCDで「恐怖の頭脳改革」の帯を再現する場合、
マンティコアマークを抜きとった帯にする必要は、
ないのではないかと思います。

実際、ピート・シンフィールドの紙ジャケットを、
制作した折りには、
再現帯ではないにせよ、
マンティコアマークを入れ込んでいました。

(この時点では、スチュワート・ヤングの管理のもと、
マンティコアレーベル自体が何らかの形で機能をしだしたのでしょう。)

「恐怖の頭脳改革」の再現帯は、
マンティコアマークがあってこそ落ち着くと考えているのは、
私だけではないと思います。

以上。

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婦人画報 2017年2月号

2018-03-14 09:50:04 | EL&Pの名前を口にした音楽家・芸術家等
婦人画報 2017年2月号


婦人誌は大きくて、
重さがあります


この婦人誌は出た頃に知人が教えてくださいました。

本号には、2016年1月10日に他界した、
デヴィット・ボウイにまつわる特集が組まれています。

誌面の中で、
坂東玉三郎氏が、
デヴィット・ボウイを回顧した、
「未来の予言者」というタイトルの記事が、
122頁から始まります。

書き下ろしかインタビューかは、
解りかねますが、
おそらく、
編集者がインタビューをまとめたものであると、
思われます。

その中に、
当時、歌舞伎を見にきてくれた、
海外のミュージシャンとして、

「エマーソン・レイク&パーマー」

という言葉が一言だけ出てきます。

グレッグ・レイクは、
1972年に来日した際に、
坂東玉三郎氏の元を訪れて、
トリロジーをプレゼントしたと、
当時のミュージックライフにレポートされています。

グレッグは坂東玉三郎氏のファンだったようですね。

一言だけの登場ではありますが、
今日の坂東玉三郎氏が、
「エマーソン・レイク&パーマー」という言葉を、
口にした事は、
その時の出会いが、
脳裡にしっかりと焼き付いていた事の証明です。

この婦人画報に掲載された、
日本におけるデヴィット・ボウイの数々の写真は、
ボウイが、背景の中に違和感なくとけ込んでいる感じがします。

音楽誌に載っている写真とは、
異なった趣があって、
とても情緒がありました。

以上。

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アメリカ ドイツシングル盤 ジャンク品

2018-03-12 09:12:41 | Keith Emerson THE NICE関連
アメリカ ドイツシングル盤 ジャンク品

ザ・ナイスのアメリカのドイツ製のシングルレコードになります。

この「アメリカ」の初期のシングルレコードのジャケットは、
このへんてこな写真を用いているところは、
各国で共通しているようです。

国によって、
色合いの違いがあるのですが、
西ドイツでは、
このように着色をしない遣り方を選択しています。


ジャケット表側

鉛筆による書き込みや、
テープ後等、
それだけでも、
売る側としてはジャンク品扱いをする場合があるかと思いますが、

このジャケットに関しては、
有無を言わせない箇所があります。

何かの目的があって、
そうしたのだと思いますが、
裏側のジャケット写真を、
2枚ほど切り取っていますね。


ジャケット裏側

悲惨。

販売の時点で、
この状態が明記されておりました。

このおかげで、
このレコードは、
とても安い価格がついていて、
私のところまで来る事になった次第です。

3月10日(土)は、
キースのご命日でした。

勤務先が休みだったのに加えて、
家族絡みの用事も含めて、
何かと忙しい日でしたので、
特に思いをはせる余裕がないまま、
今日を迎えてしまいました。


レーベル面

合掌

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ピート・シンフィールドのリイシューLPについて

2018-03-09 08:18:55 | EL&Pを支えたアーティスト・プロデューサー等
ピート・シンフィールドのリイシューLPについて

1月か2月にピート・シンフィールドのスティルの、
アナログ盤のリイシューが出る事を知りました。

このブログでは、スティルのアナログ盤から、
番号表記の無いCDまで、
幾つかとりあげていましたし、
過去の同タイトルの珍しいジャケットデザイン等を、
偶然にも見つけたのであれば、
興味・関心もそそられますが、
普通の再リリースだと思っていましたので、
それほど興味はなかったわけです。

つい先日、
amazonでは、アルバムジャケット写真をアップしたのですが、
もし、この通りの品物が再リリースされているとした場合、
一度は直接目にしたいものだと思いました。



枠の中の絵図の転回ですが、
果たして本当にこの通りになっているのか、
とても興味が湧きます。

但し、よく見ると、
オリジナルジャケットのように、
ジャケットに絵図の別紙を貼り付けている仕様ではなく、
絵図は四角い枠をくり抜いた部分の、
下の方に見えるようになっています。



となると、
この絵図の用紙をダブルジャケットの表側に、
差し込むような仕様になっているのではないかという事も想定されます。

そうであれば、
用紙の差し込み方を90度傾けると、
怪物の下向きの状態も簡単に作り出す事ができますよね。

あるいは、
オリジナルジャケットを踏襲したデザインではモノ足りず、
あえて、怪物顔を下向きにしたものを制作したとも考えられます。

もう1つ考えられるのは、
「FANFARE 1970-2010」のボックスのジャケットのような、
Amazonのサイトを用いた商法。

もともと存在しないジャケットを、
加工してでっち上げて、
購買意欲をかき立てるという狙いです。

CDと比べてアナログ盤は価格が高いし、
いまどき、このスティルのリイシューアナログ盤を購入するような人は、
入手した品物を簡単に手放したりもしないと思っています。

また、
私みたいに中古レコード盤を全く抵抗無く買う人間もおりますが、
手垢と使用感にまみれた中古レコード盤に抵抗のある人もいると思います。

アナログのリイシュー盤というのは、
そんな人達も購買層のターゲットに入れているのでしょうね。

とここまで書いてディスクユニオンのサイトを覗いたら、

「ジャケットはイラスト部分の繰り抜き式変形ゲートフォールド仕様ジャケットに変更」

という丁寧な説明を発見。

結論は出ました。

想定していたジャケットのようです。

加えて、EL&P関連のアナログ盤にしては珍しく、
ボーナストラックが2曲収録されているとの事。

かなり気になってまいりました。

以上。

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Trilogy カセットテープ フランス マンティコア版

2018-03-07 16:05:22 | 「トリロジー / Trilogy」
Trilogy カセットテープ フランス マンティコア版

トリロジー関連のカセットテープを取り上げるのは、
おそらく初めてではないかと思います。

昨年の今頃に、
作品第二番のフランス製のカセットテープを取り上げています。
これはマンティコアからアトランティックに戻ってからの製品です。
この時にプラケースのパッケージも、
カセットテープ本体も、
オレンジ色である事を綴っていますが、
テープ本体のラベルの部分は、
濃い水色をしています。

本日取り上げるマンティコア時代のカセットテープ本体は、
カセットテープの本体に直接印字しているタイプのものですね。

そのため、
パッケージもオレンジ色、本体もオレンジ色と、
オレンジ色づくしになっています。


テープ本体


ケース裏側


インデックス
背部を除いて2つ折りで、
裏側に収録曲を簡単に記載


インデックスのタイトル部に関しては、
ご覧のように、
アルバムジャケットのバンド名の文字デザインを、
そのまま引用する等、
ある程度、ジャケットデザインのテイストを含めた作りになっています。
これに関しては、英マンティコア版のカセットのインデックスよりも凝っている感じです。

カセットテープの後期のインデックスに出現する、
ジャケットの絵柄以外は、
一般的な文字によるタイトルで統一したタイプとは、
一線を画した作りといえます。

以上。

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Last Impression Tribute to EL&P Rex Bell Trio

2018-03-05 08:30:23 | Emerson,Lake&Palmer TRIBUTE
Last Impression Tribute to EL&P
Rex Bell Trio



ジャケットは見開き2面のデジパック
うーん
デザインがチープだね
普通に景色でよいと思う



裏側は収録曲記載

「Rex Bell Trio」というマイナ-系のジャズトリオがあるそうです。

そのジャズトリオが昨年の12月にリリースした、
EL&Pのトリビュートアルバムです。

なぜ、マイナー系なのかは、良く解りかねますが、
ネットで検索すると、「Rex Bell Trio」のCDを扱っているお店のサイトにヒットしまして、
その説明に「マイナー系」という表現がしてあります。

レックス・ビルという方は、病理学者の博士の称号を持ち、
アーカンソー州リのリトルロックで活動しているジャズ・ピアニストとの事。

ジャズトリオとあるので、
ピアノ、ベース、ドラムの3人で、
EL&Pの音をシンプルに激しく奏でているのかなと、
想像していたのですが、
予想は外れました。

歌モノに関しては、
女性コーラスやら、男性コーラスも登場して、
EL&Pの歌を歌います。
それにシンセサイザーの音まで、
しっかり登場するわけです。

シンプルな楽器の構成で、
出来る限りの音作りをしようとするのではなく、
自分たちなりに、

「EL&Pを最大限にトリビュートするには、
どのような表現が相応しいかを追求した結果、
こうなりました。」

みたいな感じです。

グレッグ主導の歌モノは、ジャズっぽいお洒落なアレンジですし、
展覧会の絵などは、ピアノ演奏を中心とした独自のアレンジでまとめています。

演奏した方々は、本当にEL&Pが好きなのだなと、思わせてくれるものです。

マイナー系と称されてはいるものの、
こうやって製品化されたアルバムは、
とても味わい深い音に溢れていました。

以上。

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