EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ミュージックライフ 1969年 12月号

2020-07-31 15:48:47 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1969年 12月号

劣化が激しい古雑誌という事で、
ヤフオクで、1年ぐらい前に、
まとめて出品されていたのを、
入手したうちの一冊です。



表紙

痛みが激しいという事もあって、
競争者も1人ぐらいでしたが、
EL&P関連が掲載されているかどうかは、
入手してみないと解らないので、
あまり熱くならずに、
自分の上限を決めて札を入れたのでした。

結果としては、
かなりお買い得になりました。

本日取り上げる一冊も、
内容をきちんと見ている時間が全くなかったのですが、
昨夜、初めて頁をめくってみたところ、
ナイス関連の事項が、
3箇所ぐらいありました。

本号には、
3人ナイスの白黒グラビアが、
2頁。



この写真からだと、
ステージでの様子は解りません

次に、
116頁からのアルバムコーナーの紹介に、
「ナイスの思想」があります。

これによると、
キースは1曲目から3曲目までのボーカルを担当している事になっています。
ダビッド・オリストが現在は在籍していない事も記されており、
最後に「ボーカルより演奏の方が抜群!」と締められています。

以前、販促用ペーパーを取り上げた時に、
「ナイスの思想」が急遽、11月に本邦初LPとして、
発売予定との記述がありましたが、
説明通りだったようです。
その後、サードアルバムの見本盤の記述の通りであれば、
サードアルバムが、
翌年の1月10日に発売されたという事なのでしょう。

それから、
176頁から177頁に渡って、
世界各地でのコンサートの情報のコーナーがあり、
10月10日、11日の2日間に渡って、
ドイツのエッセンで行われたフェスティバルが紹介されています。
11日に、ナイスやピンク・フロイド、ディープ・パープル等が、
出演したとの事。
会場の規模は記されていませんが、
満員の聴衆を前に技を競いあったようです。
ちなみにイエスは10日の出演と記されています。




東芝音楽工業の広告
ビートルズのアルバムの説明に、
それこそ絶句
「何もいうことなし」
との事

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Honky CD Gunslinger Records Ver.

2020-07-29 16:27:53 | Keith Emerson関連
Honky CD Gunslinger Records  Ver.

70年代のキースのステージ衣装の幾つかを担当していた、
山本寛斎氏が、7月21日に他界されました。

2008年、キース・エマーソン・バンドの来日公演終了後、
当時、目に止まったコンサートに参加されていた方のブログによると、
会場に山本寛斎氏の姿も見えたのですが、
途中で退席したような事が綴られていたように思います。
(記憶に自信がないので、間違っていたら、ごめんなさい。)

キース他界時、
本ブログで書籍を紹介した、
スタイリストさんのSNSには、
72年頃、山本寛斎氏と肩を組んだキースのハッピーな笑顔の写真が、
アップされていましたね。

ご冥福をお祈りいたします。

本日、取り上げるのは、
2017年の6月に、
Gunslinger Recordsの「The Christmas Album(クリスマスアルバム)」を取り上げているのですが、
同レーベルからリリースされたアルバム「Honky」です。

Gunslinger Recordsから、
アルバム「Honky」がリリースされていた事は、
遅まきながら、
2年ぐらい前に初めて知る事ができました。



折りたたみジャケット表側
プラケースはオリジナルではないかも知れません



プラケース裏側

おそらく、Gunslinger Recordsの、
「The Christmas Album(クリスマスアルバム)」を、
キースのサイトで取り扱っていたのと同時期ぐらいに、
この「Honky」も取り扱われていたのかも知れません。

ジャケットの「KEITH EMERSON」のフォント以外は、
タイトルロゴもジャケット写真もアナログ盤と、
ほぼ同じデザインなので、
当時の私は、
サイトの販売物の一覧の中にあったとしても、
アナログ盤のジャケットと違う箇所がある事自体、
全く意識していなかったと思います。

収録曲は、アナログ盤ホンキーに、
1曲追加しています。
アナログ盤のラストの曲、
「Jesus Loves Me(ジーザス・ラヴズ・ミー)」の前に、
「Chickcharnie(チックチャーニー)」を入れています。
(チックチャーニーはナイトホークスのナイトホーキングのインストヴァージョン。
ジムコ盤では、シック・シャルニという曲名をつけていました。)

このGunslinger Recordsのヴァージョンが元になって、
その後、2005年リリースの英キャッスル盤、
2007年リリースの国内ビクターエンタテイメント盤も、
同様の収録曲と曲順になっているようです。

アナログ盤のラストの曲、
「Jesus Loves Me」をそのままCDのラストの曲にする事を重視しつつ、
「Chickcharnie」をその前に入れ込んだという事かも知れません。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

タッチ・アンド・ゴーの間奏

2020-07-27 11:58:57 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
タッチ・アンド・ゴーの間奏

先週は祭日が2日間ありまして、家内のパートが夜だったので、
早めに帰宅しました。

それに伴いまして、
20時前後のバラエティ番組を、
たまたま、鑑賞する機会があったのですが、

地上波の秋田放送テレビでは、
7月24日(金)次のタイトルの番組を放映しており、

「沸騰ワード【伝説の家政婦が超大物俳優と美形すぎ1男3女直撃...
森七菜も衝撃】」

内容は、

「美形すぎ1男3女が話題...
伝説の家政婦志麻さんが藤岡弘、一家を直撃!
料理好き家族も大興奮のふわふわハンバーグ&絶品トマト飯...
その美味さに森七菜も衝撃」

というものでした。

ご覧になられた方もいるかと思います。

今時は、テレビ番組のタイトルってこんなに長いのでしょうか?
内容に関してはその通りでした。

家事をしながら、ちょくちょく見ていたのですが、
エマーソン、レイク&パウエルの「タッチ・アンド・ゴー」の間奏のイントロが、
そのコーナーにおける衝撃的BGMとして、
何度も何度も音が鳴り響いておりましたね。

見ているキースファンとしては、

「何もこんなに繰り返さなくても、
もう少し、別の曲を使うとか、あるのではないか」

と、余計な心配をするわけですが、
担当の方が、
よほど、この曲を気に入っているのか、
仕事が怠慢なのか、
どちらかなのでしょう。

いずれにしましても、
EL&P関連の知っているメロディーが流れるのは嬉しい事ですよ。

Still  Pete Sinfield  Pink Vinyl

2020-07-24 13:11:58 | EL&Pを支えたアーティスト・プロデューサー等
Still  Pete Sinfield  Pink Vinyl

このアナログリイシュー盤の写真が、
何年か前にamazonにアップされた時に、
その不思議な画像の正体を考察していく途中で、
ディスクユニオンさんに丁寧な解説があった事を記しました。

それから数年後、
そのリイシューアナログ盤が、
こんどはレコードの色を変えて、
昨年の夏に発売されたのでした。

発売に関しては、
発売後、数ヶ月経過してから、
カラーレコードが出た事を知りました。



シュリンク上ステッカー



ジャケット表側くり抜き部



レーベル面

私などは、言うまでもなく、
EL&P関連の安価な品物等を、
収集しているわけですが、
世の中には様々なコレクターがおりまして、

「カラーレコードコレクター」とか、
「ピクチャーレコードコレクター」とか、
もいます。

世界的にどのぐらいの数の人がいるかは、
解りかねますが、
音楽のジャンルを問わずに集めている方もいます。

先日、たまたま、ヤフオクで見かけたのが、
ツェッペリンのファーストアルバムの、
アンオフシャルなピンク色のレコードというものでした。

レーベル面は、
通常のアトランティックの緑と白と朱色のものでしたが、
レコード盤がピンク色でした。

これを「アンオフィシャル」と称して出品しているという事は、
アーティストサイドで認めていなくても、
どこかの国のツェッペリンの発売権を持つ会社が勝手につくったものなのか、
あるいは本物に似せたカラーブートの類なのか、
熱心なツェッペリンのコレクターであれば解る事なのでしょう。

ピート・シンフィールドのこのピンク・ヴァイナルは、
ピンク色というより肌色に近い感じですね。



レコード盤面

このピート・シンフィールドのアナログ盤に関しては、
マンティコア時代に収録された楽曲にプラスして、
ボーナストラックも入っているので、
私よりマニアな方々は、
通常盤もカラーレコードも入手された事と思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

作品第二番 1999年 紙ジャケット CD

2020-07-22 10:15:42 | 「作品第二番/WORKS volume2」
作品第二番 1999年 紙ジャケット CD

90年代のEL&Pの復活前に、
それまでリリースされた過去のアルバムジャケットを、
ビクターエンタテイメントさんで、
全てミニチュア紙ジャケットにして再現した、
初めてのシリーズの1枚になります。



被せ帯とジャケット
帯内の説明では、「たすき」という表現を用いています

これまで、
このシリーズに入っていたCDを、
何枚か取り上げておりますが、
どちらかというと、
私の中では、
ワーナーさんからリリースされた初期のプラケースCDを、
注視していた事もあり、
1999年の紙ジャケットのシリーズには、
重きを置いておりませんでした。

ビクターエンタテイメントさんでも、
様々なヴァージョンの紙ジャケットCDのリリースを重ねて来ていますが、
原点は、1999年の紙ジャケットのシリーズがスタートという事になります。

先にリリースされていた、
「ファーストから展覧会の絵」までの紙ジャケット3枚のタイトル以外は、
待ちに待った「初めての紙ジャケット化」だったわけです。

ブログを初めて年月も経過していますので、
初めての紙ジャケットCD群は、
ワーナーの初期プラケースCDぐらいに、
重きを置かなくてはならないと、
思い始めております。

キースとグレッグの他界後、
ほとんど沈黙を守っているビクターエンタテイメントさんではありますが、
再度、紙ジャケットCDをリリースするとした場合、
現時点における最終紙ジャケットCDのように、
英国アナログ盤オリジナルジャケットに沿った仕様にしてくるでしょうから、
アナログ国内盤を元にした紙ジャケットCDが、
再リリースされる事は、ほぼ、無いでしょう。

国内における紙ジャケットCDの始まりは、
ワーナー・パイオニアさんの、
国内アナログ盤ジャケットをベースにしているということが、
「国内EL&P紙ジャケットCDリリース史」の中で、
語り継がれる事になりますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

庶民のファンファーレ 国内シングルレコード 見本盤

2020-07-20 11:05:34 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
庶民のファンファーレ 
国内シングルレコード 見本盤

EL&Pの国内盤のシングルレコードの見本盤は、
ヤフオクでも頻繁に見かけません。

国内盤のシングルレコードの見本盤に関しては、
未だ、目にした事のない品物もあります。

このブログでは、
EL&Pのシングルレコードの見本盤に関しては、
何年か前に、
EL&Pの最終国内盤シングルレコードである、
「欲しいのは君だけ」
を取り上げただけですね。

本日、取り上げるのは、
その「欲しいのは君だけ」の2つ前に、
国内でリリースされた、
「庶民のファンファーレ」のシングルレコードの見本盤です。



レーベル面



カンパニースリーヴの一部は劣化で変色。

ペラ紙の裏側は、
レコードが、
どのような扱いが為されていたのかは、
全く解りませんが、
セロテープの剥ぎ後みたいなものが残っています。


ジャケットペラ紙裏側

このぐらいの痛みになると、
ジャンク品のレベルというべきかも知れないです。

国内における未発表曲が収録されたシングルレコードの発売という事で、
当時、渋谷陽一さんがパーソナリティーを務めていた、
NHK・FMの「ヤングジョッキー」で、
B面収録の未発表曲「恐怖の頭脳改革」を流してくれました。

これにともなって、
熱心なファンのほとんどが、
リリース予定前日か予定日にレコード店に足を運んだ事と思われます。

A面は、レーベル面の写真ように、
「ELP四部作」からのシングルカットのショートヴァージョンですが、
ほとんどのファンが日本国内では未発表曲であった、
B面を目当てに購入したと考えられます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Jim Davidson LIVE  TOO RISKY アナログ盤

2020-07-17 09:14:14 | 他のアーティストによって演奏されたEL&Pの曲
Jim Davidson LIVE  
TOO RISKY アナログ盤

EL&Pが大好きな、英国のコメディアン、
Jim Davidson(ジム・デビットソン)のトーク&ソングのライヴアルバムです。

1981年のリリースになっていますので、
2015年に本ブログで取り上げたコメディドラマ、
「Up the Elephant and Round the Castle」が放映される2年ぐらい前に、
リリースされていた事になりますね。



向かって右下部のカットアウトジャケット

ジム・デビットソンは、
数年前に私財を投じて、
リック・ウェイクマンが参加したキース追悼ライヴを
英国で企画開催してくれました。
この時に、ジム・デビットソン本人が、
ステージ立ったかまでは精査しておりません。

歌を歌いたいコメディアンというのは、
どこの国にもいると思いますが、
歌があまり上手でなければ、
このようなトーク&ソングアルバムをリリースする事に躊躇するでしょう。

ザッと聴いた感じでは、
ジム・デビットソンは、
歌が下手という事もありませんし、
当時、環境を整える事に成功したので、
リリースしたのだと思います。

本アルバムでは、「悪の教典#9の第一印象パートⅡ」を、
歌っています。



ジャケット裏側の一部

これまで、他のアーティストのアルバムに収録された、
幾つかの「悪の教典#9」を取り上げていますが、
ほぼ、オリジナルを踏襲したような感じのアレンジでした。

一方、
このアルバムに収録されている「悪の教典#9」は、
ヴォーカルラインと基本的なメロディー以外(間奏等)は、
割と独自色が施されたアレンジになっていて、
なかなか新鮮な感じがしました。

これはキーボードを担当した方の手腕なのかも知れませんね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

キャット・フード 輸入アセンブル盤

2020-07-15 10:36:28 | Greg Lake関連
キャット・フード 輸入アセンブル盤

先日、キング・クリムゾンのファンや、
熱心なプログレファンの間で良く知られていると思われる、
ジュデイ・ダイブルさんがお亡くなりになられました。

知人がつぶやいてくださったおかげで、
彼女の訃報を知る事ができました。

数年前から、
彼女のソロアルバムで欲しいものが、
1枚だけあったのですが、
安い中古盤がなかなか見つからず、
思い切って購入するべきか、
ずっと躊躇していました。

いずれは購入する事になるわけですが、
他界後に購入する事になってしまいましたね。

ご冥福をお祈りいたします。

今日、取り上げるのは、
WOWOWエンタテイメントさんから、
先般リリースされた、
キャット・フードの輸入アセンブル盤です。

10インチEPとマキシCDは、
それぞれ単品でもリリースされているのですが、
輸入盤のCDを求めていなかった事もあり、
思い切ってセットを購入してみました。



マキシCDは、
紙ジャケットなのですが、
海外でシングルレコードが、
最初に発売された時代に合わせて、
新規にデザインをした国内盤のジャケットが制作されたとの事。
(当時、日本でシングルレコードが発売されていたら、
こんな感じのジャケットになっていたのではないかと、
想像してデザインしたものだそうです。)

これが一番の売りなのでしょうが、
買い手の方の考え方、捉え方も、
様々である事を踏まえて、
細心の注意を払いつつ考え出されたものなのでしょう。



ステッカー拡大
知らない人が見ると「キャット・コード」に見えるかも

取りあえずは、入手のお知らせという事で、
まだ、未開封のままです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

展覧会の絵 カセットテープ 国内版 その3

2020-07-13 10:59:31 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 カセットテープ 国内版 その3



テープ本体

廉価版である、
「フォーエヴァーヤングシリーズ」関連のカセットテープのレポートを、
3度ほど書き綴っていますが、
こちらは、アルバム「展覧会の絵」が国内でリリースされた頃の、
カセットテープであると推定されます。



インデックス

インデックス用紙を見ると、
ケース内に収納されており、
ケースからはみ出して、
ケースを覆っている部分が無いのですが、
もともと、
海外のカセットテープのように、
ケース内に収納するだけのインデックスかも知れないです。

そうだとすれば、
一応、完品で、
そうでなければ、
ジャンク品と言う事になるでしょう。

外側にはみ出す部分を、
ハサミでカットしたような感じもないので、
完品と思いたいところです。



折り癖をのばして撮影

インデックスのデザインは、
2012年の9月28日に取り上げた、



インデックス裏側
このカセットテープが、
アルバムリリース時のものであるとした場合、
カセットテープの初回ヴァージョンという事になるわけですが、

現時点で、
私の知っている限りでは、
この次だと思われるヴァージョンも存在しています。
それもジャンク品は所持していてはおりますので、
そのうち取り上げたいと思っています。

アルバムをレコードで聴く人を、
レコード派。
カセットテープで聴く人を、
カセット派。

のように、
大雑把に呼称していた時代も、
あったと思いますが、
カセット派は、
再生する時の利便性も含めて、
カセットテープを聴いていたと思われますので、
利便性からすると、
外にはみ出している部分のインデックスは、
無用なモノにしか映らなかったのかも知れないです。

それで、はみ出した部分を、
カットしてしまう人も多かったのでしょう。

中古の完品の入手が困難な背景の1つになっているように思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

NICE ジャズ+クラシック/ ロック アナログ英国盤

2020-07-10 19:18:14 | Keith Emerson THE NICE関連
NICE ジャズ+クラシック/ ロック 
アナログ英国盤

ナイスのアナログ盤に関しては、
ジャケットが特殊なモノ以外は、
何を取り上げていたのかを忘却しつつあります。

今朝、車に積んできたLPを、
既に取り上げている事も危惧されましたので、
出社してから、カテゴリーを振り返ってみました。

そしたら、
このアルバムのアナログ盤に関しては、
国内の「黒色盤」と、
記憶に新しい、
「カンパニースリーヴ入りの国内の見本赤色盤」を取り上げていたのみである事が、
解りました。

それと、
まだ、
ナイスの英国オリジナルのアナログ盤を、
全て取り上げていたわけではないようです。

現時点において、
英国オリジナルのアナログ盤を、
全て所持しているわけでもないと思いますが、
購入した時点で、
目的を達成してスッカリ忘却していたりするので、
全てを所持しているかも知れません。(汗)

このアルバムも既に取り上げている「ナイスの思想」の英国盤のように、
レーベル面に関しては、
最低でも、「白色」と「濃いピンク色」の2種類の色のヴァージョンが、
存在していると推定されます。


レーベル面

ジャケットにも、レーベル面にも、レコード盤にも、
「MADE IN ENGLAND」の記載がないのですが、
辛うじて、インナースリーヴに記載があります。



インナースリーヴ

但し、インナースリーヴ自体が、
取り替えられているケースもあるので、
ジャケットとレコード盤そのものが英国盤であるかは、
ハッキリとは解りません。
「discogs」に記載されているデータが、
100パーセント正しいとは限らないので。

販売者は信頼できるところなので、
英国盤であるとは思いますけどね。

ダブルジャケットですが、
劣化が激しくて、
背表紙にあたる部分は、
補修もできない感じですね。



年数を考えると、
これが通常の状態で、
綺麗な状態のままなのは、
奇跡というべきなのかも知れないです。

もっとも、
ダブルジャケットは、
見開いたりするだけ、
シングルジャケットよりは、
背表紙部に負担がかかるとも言えますけどね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

WORLD TOUR 1992 再現パンフ in fanfare box

2020-07-08 14:00:26 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
WORLD TOUR 1992 再現パンフ
 in fanfare box

オリジナルのパンフは、かなり前に取り上げています。

また、ツアー後半になると、表紙の異なっているものも、
制作されており、そちらも、取り上げました。

このオリジナルパンフは、
ヤフオクでは頻繁に出品されており、
出品開始価格は、¥1000に満たない事もあります。
競争が起きる事もほとんど無いような感じですね。

1992年は、
ついこの間の事のように感じられますので、

「これを再現する意味があるのか?」

とも思うわけですが、
それはあくまでも、私の視点ですよね。

EL&Pファンの中には、
1992年に、
まだ、生まれていない方もいるわけですから、
手垢のついた中古品で満足できない若いファンにとっては、
このパンフの再現も、ありがたい事であったと思います。

オリジナルと比較してみようとする考えもなく、
取り上げるつもりも無かったのですが、
数年前にある事情で入手したオリジナルを取り出して見ましたら、
思わぬ発見がありました。

「BRITISH TOUR 1974の再現パンフ」

は、
よくよく見ないとほぼ同じなのですが、

これは一目見て解ります。

大きさが異なっています。


向かって左 オリジナルパンフ
向かって右 再現パンフ

おそらく、
どちらも所持されている方は、

ボックスを開けた時に、

「あぁ、あれの再現ね!」

と、思っていたぐらいで、

まさか、縮められているとは、
思わなかったのではないでしょうか?

このパンフは90年代の、
メンバーそれぞれの1頁大の写真や、
既出のモノも含めた過去の写真も、
ふんだんに入っているので、
よくまとまっている感じがしますね。

オリジナルを所持していなければ、
新しいEL&Pファンにとっては、
福音のような再現アイテムかも知れないですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

エイジア ファーストアルバム 告知用 ポスター

2020-07-06 17:29:33 | Carl Palmer関連
エイジア ファーストアルバム 告知用 ポスター



これは、おそらく、米国で、
エイジアのファーストアルバムがリリースされる際に、
告知用として製作されたポスターであると思われます。

サイズはA1ですね。

先般、取り上げたファンクラブの会報と一緒に撮ると、
大きさが解りやすいかも。



一般的に、
日本国内のアナログ盤の付録についているポスター等は、
折りたたまれてジャケットに挟み込まれていたりしましたが、
メーカーが販促キャンペーン等で付けるポスターの場合は、
筒状に丸められていました。

海外ではどのように扱われているかまでは解りませんが、
映画「ナイトホークス」のポスターもそうでしたが、
告知用のポスター等は、
このように折りたたまれている場合があるようです。

新バンドとは言え、
参加しているメンバーは、知られている人達なので、
メンバーの名前を大きく表示した方が、
音楽ファンの関心を集めるという考えもあったかも知れないです。

国内のレコードショップのウインドウにも、
告知ポスターが貼られていたのを思い出します。
メンバーが所属していた過去のバンド名も記してある、
アナログ盤の帯の説明に近い内容だったような気がしますね。

1982年、
ジャケットデザインに相応しい勢いで、
チャートを席巻することになるとは、
聴き始めた頃は考えもしなかったです。

以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

僕たちの洋楽ヒット DELUXE 1983-1984

2020-07-03 18:02:26 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
僕たちの洋楽ヒット DELUXE 1983-1984

2012年にEMIミュージック・ジャパンからリリースされた、
オムニバスCDです。

シリーズは全8タイトルで、
それぞれが「2CD」。
これは、「Vol.7」にあたります。



「344  HITS  IN  JAPAN」とプラケース裏に記されており、
あくまでも、「日本でヒットした洋楽」が収録されているのだと、
思われます。

半年ぐらい前に、
一度、車の中で、全て聴いてみましたが、
アーティスト名がすぐに解らなくても、
一度は聴いた事のあるような楽曲で、
埋め尽くされていました。

そのように受けとめる事が出来た背景として、
ちょうどこの頃、(1983年から1984年)
学生時代にアルバイトをしていたところで、
朝から夕方まで、
洋楽のヒット曲をかけるラジオ放送を流しっぱなしにしていた事や、
土曜日の夜に「ベストヒットUSA」を寮生と共に、
毎週、見ていた事があげられますね。

DISC ONEの16曲目に、

「光の天使 ローズマリー・バトラー」

という事で収録されています。

DISC ONEには、

カルチャー・クラブ
ワム!
イエス
ジャーニー
スティクス
デュラン・デュラン
メン・アット・ワーク

等が登場するのですが、
その流れの中で「光の天使」の独特のイントロが流れるのは、
なかなか面白いものです。

ちなみに、
「光の天使」
の後は、
ネーナの「ロック・バルーンは99」
が出てきますので、
80年代の初めの頃の空気に、
一挙に包まれるような感じでした。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ROCKIN’ON 1974年2月号 通巻第9号

2020-07-01 15:27:10 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
ROCKIN’ON 1974年2月号 通巻第9号

数年前に古書店で入手した古雑誌です。

表紙にEL&Pの写真が使用されていたので、
内容も確認せずに求めてみました。



最終頁に、
「1974年2月1日発行」
「通巻第9号」
との記載があります。

当時の価格で¥180です。

ROCKIN’ON誌の中でも、
通巻一桁となると、
入手困難な方に入るのではないかと、
推定しています。

本号も含めた抱き合わせの出品を、
昨年ぐらいにヤフオクで見ましたが、
古雑誌にしてはかなりの価格で落札されたのを記憶しています。

この号の頃は、
地方の書店までは、
流通していなかったと考えます。

ROCKIN’ON誌は、
アーティストへのインタビューを除いて、
ライターの言いたい事をつかみ取るのは、
私にとっては難しい内容です。

本号には、
当時リリースされたEL&Pの最新アルバム、
「BRAIN SALAD SURGERY」に収録されている歌モノの訳詞が、
巻頭から全て掲載されています。
岩谷宏氏によるものですね。

英語が苦手なファンにとっては、
お宝級の内容だったと思われます。

渋谷陽一氏による論評もありまして、
これは読んでも難しくはないのですが、
要約するのは簡単ではない感じです。

たまたま、
EL&Pは、
ROCKIN’ON誌の
ほぼ、草創期から、
取り上げられていたようですが、
ROCKIN’ON誌については、
創刊の意義等まで踏み込まなくては、
そこから導き出されている「EL&P像」を、
読み手が理解する事は難しいと思っています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。