EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

LOVE BEACH VICTORY プラケース盤

2015-10-27 11:08:22 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
LOVE BEACH VICTORY プラケース盤


また、ボケたな

EL&Pのアルバムのリリースが、
日本ではワーナーからビクターエンタテイメントに移り、
初回のプラケースCDがリリースされました。

その際の、
VICTORY MUSICとビクターエンタテイメントの、
プラケースに収納されているジャケットを照合すると、
ほとんど共通のものがあったのですが、
ラヴ・ビーチだけは異なっていたようです。

これに関しては、
精査しなくても素人目にも解るぐらいの特徴がありましたが、
私の方は研究不足でありまして、
mixi内のEL&P研究会で教えていただいた次第です。

今年になって取り上げた、
レディーズ&ジェントルメンのプラケースCDなども、
細かいところを除けば、
向かって右側の上部から流れてくるEmerson Lake&Palmerの文字が、四角い枠から、
はみ出していないという独自の共通点があり、
VICTORY MUSICとビクターエンタテイメントは、
プラケースジャケットのデザインを共有していると思われる部分もあるわけです。

にも関わらず、
ラヴ・ビーチのジャケットで、
違いが生じてしまっているという事は、
ベースとなるデザインがあったとしても、
それぞれの国が独自でジャケットデザインの取組をしている事が、
よく解る感じですね。

ワーナー時代のCDは、
展覧会の絵に関しては、アナログ時代の内ジャケットが表側になっていましたし、
ファーストアルバムのCDに関しては、
VICTORY MUSICとワーナーとの色合いの違いが生じている等、
様々な違いがあったわけですが、
このVICTORY MUSICのプラケースLOVE BEACHの表ジャケットに関しては、
アナログ時代のデザインを忠実に再現しているようです。

タイトル文字のアイボリーっぽい色も、
ハッキリと解ります。



となると、Rhino Recordsでは、
LOVE BEACH プラケース盤ジャケットを制作する際に、
VICTORY MUSICのプラケースジャケットを全く参考にしなかったという事になりますね。

以上。

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エレジー CD販促用 ペーパースリーヴ

2015-10-20 11:56:31 | Keith Emerson THE NICE関連
エレジー CD販促用 ペーパースリーヴ


表側


裏側

EL&Pとザ・ナイスのアルバムジャケットを元にした、
販促用のボックスを幾つか取り上げて来ましたが、
今日、取り上げるのはペーパースリーヴになります。

この品物は、
今年の夏にリリースされた、
ザ・ナイスの紙ジャケット2タイトルを購入すると、
頂戴できるのですが、
まだ、在庫があるようです。

夏にリリースされたのは、
ヴァージョン違いがあるとはいえ、
タイトルとしては、「エレジー」と「組曲 五つの橋」の2つのみ。
2タイトルだけ購入すると頂戴できるので、
2点収納するには、販促用のボックスを制作するほどの事はないと、
考えたのかも知れないです。

ご覧の通り、
プラケースCD1枚組であっても、
あまり必要とは思えない、
ペーパースリーヴに覆われている品物がありますが、
それに近い仕様。

ボックスと違い、
挿入しても、
反対側から抜き取る事ができます。



先般、
「ディスクユニオンのミニチュア再現帯が、
完全再現とはいえない」

という事を述べたのですが、
その話の続きを書くにあたり、
このペーパースリーヴを事前に取り上げていた方が、
話をまとめやすいと思いまして、
取り上げてみました。

いわゆる、レコードやCDのジャケットのデザインは、
販売の権利を持っている音楽会社(メーカー)が管理しているわけですが、
それを使用するには、許可が必要であり、無料ではないようです。

ジャケットデザインを元にした販促品などは、
CDを売るために制作しているので、
結果としてメーカー側も潤う事に貢献しているわけですが、
それでも、有料か無料かは別として、
メーカーに許可を得ているのだと考えられます。

厳密には、ブログやホームページでジャケットを取り上げるにも、
許可がいるわけですが、
許可を得ていないものは、
枚挙にいとまがないので、放置されている状態との事。

当ブログなども、
物品の紹介がほとんどですから、
その放置されている状態に甘んじているわけです。

多くのCDジャケット等のブログの情報は、
素人の広告とも言えますから、
放置する事が売上につながる場合もある事は、
言うまでもない事であります。

以上。

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ブートは違法であるが、違法と解るだけマシか

2015-10-14 15:59:28 | Emerson,Lake&Palmer関連
ブートは違法であるが、違法と解るだけマシか

本ブログでは、私の方針で、ブートの類はこれまでアップしてきませんでしたし、
これからもそのつもりではあります。

EL&Pの場合、
オフィシャルブートと称して、
ブート音源を無料で入手してオフィシャルリリースするというケースも出てきました。
音の悪いものから、良いものまであって、このブログでも幾つか取り上げています。

ブートは違法な品物ではありましたが、
特にアナログ盤が主流の時代は、
ミュージシャンの契約している音楽会社から公式にリリースされたものではないと、
見ただけで解る特徴がありました。

ブートは、そのほとんどが、
白もしくは別の淡い色の薄い用紙に、
絵やタイトルが描かれていたり、写真が挿入されたりしており、
レコードが入った白いやや厚手のスリーヴと共に、
密封されて販売されていました。

例外もありますが、「果たして公式盤か?」と悩む事は見た目からしてもありえないわけです。

CDが主流になってからは、ブートCDが出回っているのですが、
レコードでブートだった音源のタイトルを変えて販売している物もあるという話です。
また、素人もカラージャケットを制作できる時代になったので、
プラケースに入っているジャケットは、そのほとんどがカラージャケットのようです。

但し、ジャケットがカラーになっても、公式なタイトルではありませんので、
ブートCDである事は解るわけです。

70年代から今にいたるまで、
違法ではあっても、ブートはブートである事を主張しているという事ですね。

一方、これとは全く逆のケースにはまった事があります。

80年代に「ストリート・オブ・ファイヤー」という映画を新宿で見たのですが、
そこに出てくる音楽が気に入りまして、
新宿の道端で販売している輸入カセットテープのサントラを購入したのです。
新品らしく透明なセロハンみたいな用紙で封入されて売られていました。



「こんな道端でも既に輸入のサントラカセットテープが発売されているのか?」

と思いながら、お金を払いました。

寮に戻って聴いて見ると、その音の悪さはヒドイものがありました。

これはオリジナルのサントラレコード等を、
ラジカセ等で録音して販売しているという類のものだったのではないかと、
今にして思うわけです。

サントラをきちんと聴きたかったので、
間をおかずに輸入盤のレコードを購入したのですが、
LPジャケットのデザインは、カセットテープに印刷されている絵柄の元になったと、
すぐに解りました。

カセットテープの絵柄の方は、かなり荒い感じです。
インデックスの裏には曲目が丁寧に印刷してありますけどね。

道端で購入した輸入カセットテープですが、
もう一つだけありまして、
それは「メトロポリス」のサントラなのですが、
こちらの方は、音がとてもクリアで、人にも貸せるような品物でした。
それは、たまたま音が良かったという事なのでしょう。

今だから、解るのは、
この「ストリート・オブ・ファイヤー」のサントラカセットテープは、
公式な品物の偽造品だという事ですね。

道端で売られていた、この偽造品の制作販売には一つの傾向性があるようです。

旬の作品を安く売ると、私みたいな世間知らずが飛び付くので、
そんな人をターゲットにしたものなのでしょう。

そのため、著名なミュージシャンの過去の作品は、
扱っていないわけです。

道端で販売するので置くスペースも限られていますから、
主力売れ筋を並べるのでしょう。

数年前に、
某巨大サイトのマーケットプレスで、
ツェッペリンのCDボックスが激安だったので、
購入してみたら、偽造チャイナ品だったというブログを読んだ事がありますが、
結局、偽造品を作る側はお金をかけたくないので、
ボックスのつくり等をみるとボロが出ていたようです。

そういうわけで、
ブートよりタチが悪いとも言える偽造品ですが、
入手してみたこの「THE BEST OF EMERSON LAKE &PALMER」
のカセットテープも、
ジャケットの図柄の荒さと、
アトランティックのマークの表現具合から言って、
偽造品の可能性が高いですね。



音の方は聴いていないので、解りません。

以上。

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「ELP四部作」の告知ポスターを見た時の事

2015-10-13 17:04:43 | EL&Pにまつわる少年時代から20代の頃の思い出
「ELP四部作」の告知ポスターを見た時の事

1977年にEL&Pのファンになった頃は、
レコード店のウィンドウに貼られているニューリリースの告知ポスターまでは、
関心がありませんでした。

もっとも、ニューリリース告知用のポスターというのは、
全てのミュージシャンのリリース時に制作されるわけでもないと思うので、
その時々にプッシュするミュージシャンのポスターを制作するのでしょうね。

大きな店舗であれば、多くの告知用のポスターを貼る事も可能でしょうし、
天井が高ければ、ぶら下げたりする場合もあるようです。

1981年、
銀座の山野楽器の2階は、楽器販売のスペースになっていましたが、
キーボードを前にして皮ジャンを着たキースが微笑んでいるポスターが、
天井からぶら下がっていたのを見た事があります。
欲しくてたまらなかったですね。

狭い店舗であれば、貼れるスペースも限られていますので、
店主や店長の考え一つで、どのポスターを貼るかが決まるのでしょう。
チェーン店の場合は、会社の方針もあるでしょうから、
お店の責任者の一存では決められない事もあるでしょうね。

先日、アナログ国内盤「展覧会の絵」を購入したと思われるお店の事を少し書きましたが、
このお店で「ELP四部作」の告知ポスターを見たことがありました。

販売用のレコードが何枚も立てて並んでいるところの、
最後部のやや上のところに、
折りたたんだポスターが
透明なビニールに入れられて、
レコード購買者の目にはいるように貼り付けられてありました。

ポスターの下地は、「ELP四部作」のジャケットの色を踏襲して黒地。

「ついに巨体を現したELP」と綴られた部分が、
しっかりと見えるようにして折りたたんでありました。

その文字の下に、四部作のジャケットか、ELPマークが、
描かれていたような感じですね。

このブログでは、販促用、あるいはレコード購買者プレゼント用の、
ポスターを幾つか取り上げて来ましたが、

ニューリリース告知用のポスターは、
時期が過ぎれば廃棄されるだけでしょうから、
EL&Pのメンバーの写真のポスター以上に希少価値があるかも知れませんね。

とは言っても、
どのアルバムに関して告知ポスターが制作されていたかまでは、
まったく解らないのですが、
とりあえず、「ELP四部作」に関しては、存在していたという事です。

貼られずに終わったこのような告知ポスターは、
店じまいをしたどこかのレコードショップのストックルームに眠っているかも知れないです。

以上。

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キャットフード シングルレコード 英国盤

2015-10-09 11:47:09 | Greg Lake関連
キャットフード シングルレコード 英国盤



向かって右側から盤を取り出す仕様






レーベル面

キング・クリムゾンのこの頃のシングルレコードは、
英国オリジナル盤でなくとも、とても値段が高いのですが、
これは劣化と汚れがあって美品とはいえないので、
安く売られていたので求めてみました。

以前、ディスクユニオンかどこかで販促品として制作した、
英盤ジャケットのミニレプリカを取り上げましたが、
その時の物とデザインがあまり変わらない感じですね。

このデザインは、
石畳のようなところの真ん中にネコの顔があり、
宮殿やポセイドンの面妖なアルバムジャケットよりは、
やわらかな印象です。

クリムゾン関連の記述を読むと、
グレッグはこの曲作りには、
参加していませんし、
フィリップに頼まれてやってきて、
ヴォーカルを担当したようですね。

私がこの曲を最初に聴いたのは、
渋谷陽一さんのラジオ番組でした。

なかなかカッコイイ曲であると渋谷陽一さんは、
説明したのを覚えています。

既にEL&Pのファンになってからの事でしたので、

「おぉ!グレッグの声だ!カッコイイ!」

という感じでした。

その時は、グレッグがベースを弾いていて、
出だしから随分とカッコイイとは思っていたけど、
後日、ヴォーカルだけ担当していると知りました。

以上。

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トリロジー ワーナー初回CD 32XD-749 日焼け帯

2015-10-07 17:57:06 | 「トリロジー / Trilogy」
トリロジー ワーナー初回CD 32XD-749 
日焼け帯



プラケース裏の一部のCD番号


日焼け帯

トリロジーのフォーエヴァーヤングシリーズは、
2012年に取り上げているのですが、
本日取り上げるのは中古で入手した国内では最初のCDと思われます。

ペラ紙はフォーエヴァーヤングシリーズと同じデザインです。

展覧会の絵のシール帯を取り上げていますが、
1987年~1988年頃のリリースでしたので、
番号から判断するにこのトリロジーが後発のようです。

これを見る限り、トリロジーをCD化する際には、
シール帯仕様には終止符を打ったと思われますね。

帯の背の部分が、ご覧のように日焼けしておりまして、
元の下地の色が何色であったかが、解らない感じです。

下地に色をつけて、文字は白く抜いているというところまでは解りますね。

帯には世界共通原盤使用との表示が見えますが、
CD盤にはJAPAN表示がありましたので、
どうやら音源が共通使用という意味のようですね。

それにしても、
この頃(1987~88年頃)のCDは、やはり価格がしますね。

今日のプラケースCD1枚組で、
¥3,200の価格の物を見つけるのは逆に難しいです。

しかも、初回特典DVDまで付いて¥3,000もしないわけですから、
CDを収集して音楽を楽しむ人達にとっては、良い時代になったとも言えます。

以上。

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展覧会の絵 アナログ 国内盤

2015-10-06 14:16:21 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 アナログ 国内盤


思いの外劣化していませんね
汚れが目立ちにくい配色というのもありますね


1977年にエマーソン、レイク&パーマーのファンになり、

前年まで、ウィングスやポールのアルバムを少しずつ買いながら、

「まず、ザ・ビートルズのアルバムを買い揃えよう!」

と目論んでいた、私の姿勢は一変しました。

この年に購入したEL&Pのアルバムは、
どのお店で購入したのかも、しっかりと覚えているのですが、
この「展覧会の絵」に関しては、
どこで購入したかの記憶が曖昧なのです。

この展覧会の絵の表側のジャケットの額縁の絵ように、
記憶が真っ白です。

恐怖の頭脳改革、
ELP四部作、
タルカス、
ファースト、
トリロジーを購入したお店でない事だけは、
しっかりと覚えているのですけどね。

もっとも、可能性が高いのが、
レディーズ&ジェントルメンを購入したお店なのかも知れないです。

私の場合、
購入する時や、購入する前とか後の状況が、
印象に残ったりすると、
それに付随して覚えている感じです。

おそらく、
印象に残る事がなかったのだと思います。

EL&P心酔の流れから振り返ると、

『「展覧会の絵」を購入したら、
後は「レディーズ&ジェントルメン」だけだ!』

と、3枚組を購入するにあたり、
新聞配達で得たお金を使い切らずに残しておいた事は確かですね。

購入した時期は、
肌寒くなってからでしたので、
10月か11月だったと思います。

話は変わりまして、

このブログは当初、
所持しているEL&P関連のものを、
ちょっとずつ気長にアップしてみようかと軽い気持ちで始めました。

書いているうちに勢いがついてきまして、
勤務先が休みの日以外は、毎日1つ書くようにしました。

そのうちに、
何か目標があった方が良いかなと思いまして、
1000回を最終回として、
終わりにしようと考えていました。

1000回ぐらい書いて見えて来る事もあるかと思いましたし、
他にも関心を持って学ばなければならいない事もありますので、
一区切りつけて次の課題に集中しようと思ったりしていました。

しかし、ここに来て、
書き足りない事がまだあります。

ネタAを書くには、ネタBをまず押さえておかないといけないが、
ネタBが紛失してしまっている。
あるいはネタBを読む時間がなかなか取れない等、
そんな状態のものもあります。

そこで、今後は、ペースを落として、
続けるという事にしようかと思っているところです。

EL&P関連の物品をアップしているブログを見たことがありますが、
何年も更新されていないものもありました。
何らかの事情が発生してそのようになっているのだと思います。

このブログも、
喪中や茶断ち等で、1ヶ月ぐらい停止する時がありましたが、
突然、音沙汰が無くなるという事は、
できれば避けたいと思っています。

それでは、
読んでくださっている皆様に感謝すると共に、
今後とも、ご支援、宜しくお願い申し上げます。

以上。

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ディスクユニオンの「エレジー」のミニチュア再現帯について

2015-10-05 13:27:28 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
ディスクユニオンの
「エレジー」のミニチュア再現帯について


先週取り上げた、
エレジーのアナログ初期国内盤の帯にまつわる話になります。

EL&Pのアナログ時代のアルバムのミニチュア再現帯を、
これまで幾つか取り上げて来ましたが、
帯のデザインは、細部にいたるまで再現されていると思っていました。

私は、1977年に、それまでリリースされていたアナログ盤を、
一通り揃える事が出来たのですが、
この時期までは、帯が「花帯」等の特殊な仕様のものであったとしても、
おおよそのデザインは、初期のものとあまり変化がなかったようです。

ザ・ナイスに関しては、
ファーストからサードの国内盤が廃盤になっていた事に加えて、
フォノグラムさんでは、ダブルジャケットをシングルジャケットにする際に、
その時々に企画されたシリーズに、
共通したデザインの帯を付けていましたので、
初期のアナログ盤の帯がどのような仕様、デザインであるかは、
解らずじまいでした。

そのため、
ザ・ナイスのミニチュア再現帯を見たとしても、
その再現の度合いがどの程度のものであるかは、
アナログ初期盤の帯を手にとってみない事には、
解らないわけです。

まず、オリジナルアナログ盤の帯はこれですね。



こちらが、販促品のミニチュア再現帯



並べて



よくみると、
ギザギザがない等、
文字の形状が異なっていますね。

EL&Pのファーストアルバムの帯の書体を見事に再現している事を踏まえると、
この帯に関しては、ディスクユニオンとは思えない仕事のように思えますが、
私の持っているアナログ帯が、必ずしも本当の初回帯とは限りません。

このアナログ盤の帯は、
ゴチックに近い書体ですが、
帯を作るために特にデザインされている書体のような感じですね。

また、ここに取り上げた写真の帯が、
アナログ盤の初回帯であるとしても、
ディスクユニオンさんでも、
帯の完全再現と称しているわけではないので、
大雑把なイメージはその通りですから、
細かい事を気にしなければ、特に問題はないわけです。

普通に考えた場合、
文字のデザインは、時間の経過と共に、
複雑な形状から、簡単な形状に移行していくでしょうから、
私の手元にある帯は、初回帯である可能性が高いです。

そうなると、
「ミニチュア再現帯は文字デザインに関しては、完全再現でない場合がありうる。」
という事も言えますね。

以上。

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初めて手にした古雑誌 ミュージックライフ 1973年 1月号

2015-10-03 09:11:24 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
初めて手にした古雑誌 
ミュージックライフ 1973年 1月号



先般、この号の付録を取り上げましたね!

私が中学3年にEL&Pのファンになってから、
EL&Pがミュージックライフ誌の表紙を飾るという事は、
一度もありませんでした。

バンドの人気も同誌の1977年3月の人気投票の結果おいて、
ベスト10にランクされていましたし、
キース・エマーソンはキーボードプレイヤーとして第1位。

「次の表紙はEL&Pかも知れない!」

と、毎月、毎月、期待していたりするわけですが、
とうとうそれは叶いませんでした。

ミュージックライフ誌の編集部においては、
「ELP四部作」がリリースされた時点において、
EL&Pは過去のバンドみたいな捉え方をされていたのかも知れません。

本号にまつわる思い出があります。

1978年の夏休みか冬休みでした。

従兄弟が住んでいた町(今は合併されて能代市になりました)にある音楽ショップに、
従兄弟と一緒に赴いた時に、
レジの近くの本棚に、
古いミュージックライフ誌が、10~20冊ぐらい並べられているのが、
目に入りました。

店頭の人に、

「この古い雑誌、ちょっと見て良いですか」

と尋ねたら、幸いにも快諾してくれたのでした。

「EL&Pが関連しているミュージックライフ誌は、ないか?」と、
陳列してあるミュージックライフ誌を、
パラパラめくっては、本棚に戻という行為を繰り返していたのですが、

EL&Pが表紙になっている本誌を見つけた時は、

「何とか、この雑誌を手に入れたいものである!」

と思いました。

大した持ち合わせもないのに、

「すみません。この雑誌、いくらかで売っていただけないでしょうか?」

と店頭の人に頭を下げて、お願いしたわけです。

店頭の人とは言っても、お店にはいつも2人の男性がおりまして、
家族経営の1人の方だったと思います。

「うーん。
うーん。
売る事はちょっとできないけど、(従兄弟も含めて)、
1人1冊だったら、好きなのを差し上げます。」

と思いもよらない言葉を頂戴したのでした。

従兄弟は、このブログに登場した事のある、
自分の持っている「ワイアード」と、
私が購入した新品の「虹を翔る覇者」を交換してくれと言ってきた人なのですが、
ミュージックライフのバックナンバーには関心が無かったらしく、
私が欲しいのを2冊選ばせてくれたのでした。

そのうちの1冊がこの1973年1月号というわけです。

私が、書店以外で初めて入手できた古い音楽雑誌という事になりますが、
「EL&Pのメンバーが表紙になっているミュージックライフ」
を、入手した忘れられない思い出になりました。

この号は、EL&Pが表紙を飾っているだけで、
雑誌の中には、カラーや白黒のグラビアには、登場していません。
(「スター迷セリフ集」というコーナーに、
来日時のグレッグとキースが会話をしている白黒写真があるが、
セリフは編集部で適当につけたものですね。)

もう1冊は、まだ、当ブログでは取り上げていない号なので、
そのうち取り上げます。

また、音楽ショップから無料で音楽雑誌を頂戴する事ができたという、
有り難い出来事は、
その後の、私の人生に少しは影響を与えているように思います。

以上。

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頭脳改革 US SD19124盤のELPマークについて

2015-10-02 11:59:20 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
頭脳改革 US SD19124盤のELPマークについて

「US Atlantic盤 SD19124」にまつわる最初の記事は、
2012年5月31日に書いています。

先般、
SD19124盤も初期の頃はポスターが付属している事に触れましたが、
今日は、SD19124盤の、
ジャケットの微妙な違いについて、
見てみたいと思います。

これは意図して為されている事ではないと思いますが、
ジャケットを印刷する際に、
発注担当者と受注者が大雑把でコダワリを持っていない場合に、
生じてしまう事と推定されます。

頭脳改革のアトランティック盤を手にする人は、
アルバムリリース初期に興味関心を抱いて購入した層とは違うと思いますが、

レコードをジャケットから取り出して、
ターンテーブルに針を落としながら、
ジャケットをしげしげと眺めた時に、

「ほう、これがELPのマークか?」

と目視した時に、
品物によって、
多少の認識のずれが生じてしまう事になりますね。



私は、同じレコード番号のジャケットであれば、
際立った違いはないと思っていましたが、
ELPマークがジャケット下部のフチ側に位置しているので、
再プレスしたレコードの分だけ、
ジャケットを増産する際に、このような事が発生するのだと思われます。
(盤面のマトリックスNo.も後半がやや違います)

ELPマークのP文字の縦棒が、
Lの横棒の下部にはみ出ているところが、
このマークをデザインした方の意図でしょうから、
デザイナーの意図は、
できるだけきちんと反映された状態になっている事が、
望ましいとは思います。


ELPマークの下部がカットされた分だけ、
上部の絵柄も微妙に違います


以上

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クラシックCD異稿・編曲のよろこび 青弓社 2007年

2015-10-01 08:41:25 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
クラシックCD異稿・編曲のよろこび 青弓社 2007年



本書は、「クラシックCD異稿・編曲のたのしみ」というタイトルの第二弾との事。

この第二弾には、9名のクラシックの作曲家が登場し、
それぞれの作曲家に精通していると思われる9人が、
異稿・編曲のCDの数々を紹介しています。

この書籍の9名は、

ハイドン
ショパン
ムソルグスキー
グリーグ
マーラー
ドビュッシー
ラフマニノフ
ラヴェル
ショスタコービッチ

ムソルグスキーは第3章に登場し、田畑休八という方が担当しています。
経歴を見ると音楽の分野での仕事が本業ではないようなのですが、
その仕事はムソルグスキー愛好者にも高く評価されている感じです。

EL&Pに関しても、触れている可能性が高いと思い、
購入してみたのですが、
幸いにして触れておりました。

ムソルグスキーの章の中では、
特に「展覧会の絵」の様々な演奏が収録されたCDを紹介しており、
編曲の歴史の中で、EL&Pが登場します。

触れている可能性が高いと思った理由があります。

田畑休八氏は、「“展覧会の絵”の展覧会」というサイトを運営管理しおり、
EL&Pに関しても、「展覧会の絵」が収録されているCD、ボックス、DVDが、
ジャケット付きで簡単に紹介されています。
こちらのサイト方は、随時、更新されているようで、エマーソン、レイク&パウエル時代のブートまでありますね。

EL&Pのファンでもあるようで、サイト内での紹介の文章もかなり、好意的です。

そのため、書籍にもそれに近いことが書かれている可能性があると思ったのですが、
単なる紹介にとどまっておりませんでした。

キース・エマーソンに関する説明が、かなり細かいのに加え、
EL&Pの「展覧会の絵」以降、さまざまな「展覧会の絵」の編曲が急激に増えていったというような分析をしています。
「展覧会の絵」の編曲に関して、EL&Pが、一つの突破口を切り開く役割を果たしたという記述と見る事もできますね。

EL&Pの展覧会の絵のジャケットも掲載されているのですが、
最初にCD化した時のものであるコティリオン盤のジャケット
(表ジャケットにアナログ内ジャケットの絵の図柄があるもの)
が、載っています。

文中では、それをライノ盤という説明をしておりますが、
ご本人のサイトの方では、ライノ盤の記述とジャケットは一致しているので、
編集の段階でちょっとした手違いがあったのでしょう。

EL&Pを縁として、他のクラッシックの展覧会の絵の良いモノを聴いてみたいと思う方には、絶好のガイドブックだと思われます。

以上。

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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
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