EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ジョン・メインオール ファンクラブ 会報 BLOW-UP No.3

2019-04-30 09:11:41 | EL&Pのメンバーがメジャーになり始めた前後の周辺資料
ジョン・メインオール ファンクラブ 会報 
BLOW-UP No.3


ヤフオクには、洋楽アーティストのファンクラブの会報が、出品されていますが、
このジョン・メイオールファンクラブの会報もヤフオクで見つけた品物です。

このブログでは、EL&Pファンクラブの会報を幾つか取り上げていますが、
特に、WORKSリリースより前の会報というのは、
海外からの情報を容易に得る難しさも手伝ってか、
EL&P以外の著名ロックアーティストの情報も掲載されていました。

そんな事から、
EL&P以外のさらに古い洋楽アーティストのファンクラブの会報においても、
同様の事を掲載しているのではないかという事を考えたわけです。

たまたま、
この会報の表紙の写真を、
あなたにお勧めの品物か何かで、
目にする事になりまして、
あまりのデザインのシンプルさから、
1960年代末期から1970年代の初めの頃の薫りがしたので、
札を入れてみたわけです。

この会報ですが、
表紙のデザインはとてもシンプル。
中の文章は手書き文字ではなく、
和文タイプを打ったものになっています。


ホチキスのサビもほとんどない

両面印刷なのですが、
インクがやや滲んだ感じなので、
オフセット印刷でもないと思われます。
表紙を頁数とカウントせず、
表紙裏を1頁とカウントして、
裏表紙にも情報を記載して全19頁。
写真は一つもありません。

頁をめくると、
ジョン・メインオールへのインタビュー記事から、
ジェフ・ベックの関連記事も掲載されており、
他のアーティストを取り上げるという、
予想通りの展開になっていたわけですが、
ザ・ナイスに関する記事も、
半頁ほど掲載されていたわけです。

どうやら、
この「BLOW-UP No.3」は、
ザ・ナイスが解散する前に制作されたもののようです。

ちょうど、
「Ars Longa Vita Brevis」邦題(少年易老学難成)
がリリースされたのが、
日本では、1968年の11月頃なので、
それ以後の制作かも知れません。

このアルバムに関する、
キース・エマーソンと、
リー・ジャクソンのコメントが掲載されていました。

こんな感じです。





この会報はすこぶる状態が良く、
経年によるシミ等もほとんどありませんでした。

以上。

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EL&P イエロー・ヴァイナル

2019-04-26 15:27:23 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
EL&P イエロー・ヴァイナル

以前、
RECORD STORE DAYで発売された、
グレッグ・レイクの10インチレコード(ホワイト・ヴァイナル)を、
発売前に英amazonに発注した時は、
在庫品切れとの通知が来ました。

その時は、あわてて、別ルートで品物を確保しました。

RECORD STORE DAY扱いの品物を、
発売前にamazonに発注すると、
品物が確保できないという事態が発生する事があるようです。

今回、

「LIVE AT POCONO INTERNATIONAL RACEWAY, LONG POND, PA, U.S.A., 8TH JULY 1972」

のアナログ盤は、
発売された後で、リリースされていたのを知りましたので、
英amazonで取り扱っているお店に発注してみたところ、
昨日、秋田まで届きました。

2枚のうちの1枚が、
このようなイエロー・ヴァイナルです。

いつもはシュリンク上のシールとかから、
アップしていますし、
紙ジャケットCDのデザインを、
そのまま用いたジャケットも、
観察日記を書きたいところですが、

バンドの初カラー・ヴァイナルという事もありまして、
今日は、レコード盤の写真をまず撮りました。


雨空で暗がりになりまして、
実物の色が出ていません



こちらは実物の色が出ていますね

以上。

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6月発売予定のベストCDについて

2019-04-24 11:39:48 | Emerson,Lake&Palmer関連
6月発売予定のベストCDについて

昨日、大手通販サイトから、
EL&P関連の新しい品物がリリースされるとのメールが来ました。

サイトを覗いて見ると、
ベストCDがリリースされるようです。

ベストCDに関しては、
安価な中古品を入手した時は、
レポートしていますが、
新たなベストCDのリリース情報に関しては、
高額なボックスを除いては、
特に書いたりはしていませんでした。

ただ、6月発売予定のベストCDは、
昨年リリースされた2枚組のベストCDと比較すると、
ちょっと惹かれるジャケットでしたので、
サイトから画像を頂戴してみました。



数日前にamazonで検索した時に、
注文不可で掲載されていたジャケットと同じです。

タイトルの方は、
もはや定番の感じがあります。

「Fanfare -The Best Of Emerson, Lake & Palmer」

発売元はBMGですね。

説明事項を読むと、
組数は1枚という事になっています。

ここにきて、
BMGが1枚組のベストアルバムをリリースするとは、
全く想定外でした。

1枚組のベストは、
グレッグのヴォーカルが入っている、
短めの曲を中心に構成される事が、
多いと思います。

プログレファン以外の方が、
EL&Pに慣れ親しんでもらう導入としては、
良いかも知れませんが、
今は、Youtubeとかで、検索して、
まず、先にそのバンドの音に触れるという流れだと思います。
そのため、
EL&Pを知るために、
まず、ベストCDを購入するという事は、
ほとんどないでしょうね。

結局、ベストCDを買うのは、
EL&Pの関連物から逃れられないタイプのEL&Pファンという事になるのでしょう。

希にEL&P初体験の方が、
ベストCDを購入し、

「スティル・・・ユー・ターン・ミー・オン」

とかを気に入っていただいて、
EL&Pの曲をさらに知ろうと、
アルバム「恐怖の頭脳改革」を購入する事になり、
聴いた事もない音の洪水に打ちのめされる事を願うものです。

以上。

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ホンキー アナログ 西ドイツ盤

2019-04-22 15:25:14 | Keith Emerson関連
ホンキー アナログ 西ドイツ盤

先週、
amassのニュースから、
グレッグ・レイクの生前の数多くの様々な品物が、
海外のオークションに出品されているのを知る事ができました。

コンサートの衣装、機材、小物、
アルバム制作時の直筆の用紙から、
普段の生活で身につけていた衣装、アクセサリー等、
いろいろあります。

ざっと数えて見ましたが、
ロットの数は、137で、
1点ものではない、セットものもあるので、
数にして150から200ぐらいの品数が、
一挙に出品されているようです。

70年代のステージ衣装も含まれていますので、
海外の入札にも精通されている方は、
チャレンジされるのだと思いますが、
転売目的の方ではなく、
熱心なEL&Pファンの方が落とされるのを望むものです。

話は変わりまして、

キース・エマーソンのソロアルバム、
「HONKY (ホンキー)」を幾つか取り上げていますが、
本日、取り上げるのは、西ドイツ盤です。

アナログ盤としては、
イタリアダブルジャケット盤と、
イタリアシネヴォックスシングルジャケット盤を取り上げていますので、
3回目という事になりますね。


ジャケット表側


ジャケット裏側


ジャケット裏側中央下部


レーベル面
1981年の記述が見られます



ダブルジャケットの内側の一部

キース・エマーソンのソロアルバムやサントラですが、
国内のメーカーにおいては、
未だ、アナログ盤ジャケット再現ミニチュア紙ジャケットCDが、
制作されていないように思います。

特に、このホンキーのダブルジャケットやナイトホークスの特殊ジャケットは、
ミニチュア紙ジャケットCD化を希望するものです。

以上。

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トリロジー 8トラック コティリオン版

2019-04-19 13:02:08 | 「トリロジー / Trilogy」
トリロジー 8トラック コティリオン版

幾つかの8トラックテープを取り上げていますが、
そのほとんどはカンパニースリーヴに入っているものでした。

また、レディーズ&ジェントルメンの8トラックは、
シュリンク未開封が災いして、カビが発生していました。

発売当初の状態を見る事ができる品物は、
かなり前に取り上げた、
恐怖の頭脳改革の8トラックぐらいだったと思います。

今回、取り上げるトリロジーの8トラックは、
ほぼ、発売当初のスリーヴが付いている8トラックですね。


スリーヴと本体
表側
スリーヴは両サイドから出し入れするタイプ



スリーヴと本体
裏側


全ての8トラックがこのような感じではないのでしょうが、
これを見て解る事は、
スリーヴと本体は、
レコードジャケットの絵柄を含めて、
同様の情報とデザインで構成されているように思います。

スリーヴ欠損品が出回る背景というのも、
本体に貼られている説明ステッカーに、
同様の情報が入っているで、
スリーヴはあってもなくても良いみたいな感じで、
取り扱いが為されているからかも知れないです。

以上。

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First album in FANFARE BOX

2019-04-17 10:09:37 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
First album in FANFARE BOX

FANFARE BOXに入っていた「CD LIVE AT POCONO」
(Live At Pocono International Raceway,
Long Pond, PA, U.S.A., 9th July 1972)

を昨年の12月に取り上げていますが、

なんと!

このジャケットを使用した同タイトルのアナログ盤2枚組が、
4月13日に発売された「レコードストアデイ」
の発売予定リストに入っていた事を、
今頃になって知る事になりました。

イエローとブラウンのカラーヴァイナルで、
全世界2000セット限定との事。

既に情報が流れているカラーレコード4枚組ボックスが、
バンドにとって最初の公式なカラーレコードになるのだと思っていましたが、
このライヴアルバム2枚組が、バンドにとっての最初の公式なカラーレコードになったようです。

本日、取り上げるのは、
FANFARE BOXに入っていたファーストアルバムのCDです。

シングルジャケットのファーストアルバムはこのような感じです。

表側のタイトル兼バンド名のロゴが、
オリジナルジャケットに比べると、
大きめに配置されています。

ロゴデザインは同じなので、
ファーストアルバムのジャケットのイメージを損ねてはいません。


表側
FANFARE BOX内
紙ジャケットCD



表側
ビクターエンタテイメント
2012年紙ジャケットCD
(英アナログ盤ジャケットを出来るだけ忠実に再現したもの)



ただ、
裏側の曲目の文字の仕様で、
簡略化が為されてしまいました。


裏側
FANFARE BOX内
紙ジャケットCD



裏側
ビクターエンタテイメント
2012年紙ジャケットCD


CD化によって、
Side One
Side Two
の記載は無くなるわけですが、
基本的な収録曲は同じなわけです。

曲目の文字を独特の書体にして描いているのも
ファーストアルバムの裏ジャケットのデザインの特徴です。


裏側
ビクターエンタテイメント
2012年紙ジャケットCD
曲目部拡大


私は今まで曲目に関しては、
単に字体に工夫を凝らしていると見ていたのですが、
これは、EL&Pの新たな音楽を、
格調の高いものとして受けとめたことにより、
収録曲を独特の字体で表現しようとした結果かも知れないです。

そう考えると、
このファーストアルバムのジャケットの裏側は、
簡略しすぎとも言えますね。

以上。

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ゴジラファイナルウォーズ マスコミ向けプレス

2019-04-15 18:21:41 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
ゴジラファイナルウォーズ マスコミ向けプレス


表紙は映画公開時のパンフレットと同じデザイン


裏表紙
映画公開時のパンフレットの頁数を少なくした感じの厚みと仕様


ゴジラファイナルウォーズのプレスシートは、
一度、取り上げた事がありますが、
本日、取り上げるプレスシートは、
それよりも、以前に制作されたものと思われます。

そのため、キース・エマーソンが、
サントラに加わる事になったような記載は、
全くありませんでした。

このプレスシートのメインは、
登場する怪獣のイラストになります。

新たに登場する怪獣と、
これまでの映画に登場して来た幾つかの怪獣が、
リニューアルされる事になり、
それらのデザイン画が掲載されています。

パッと見た感じとして、
素人目に解るのは、
怪獣ガイガンのデザインや着色が以前とは異なっているぐらいで、
その他の怪獣に関しては、
ほとんど、変わらない感じですね。


内容の一部


内容の一部
現時点で、来月公開予定の
「キング・オブ・モンスターズ」への登場が明らかにされている、
ラドンとモスラ


これらの怪獣のデザインは、
数人の方が担当しています。

それまでのゴジラ映画の集大成的なところもあったので、
東宝の意向もあって極端な変更はなかったのでしょう。

以前、幻魔大戦のプレスシートを取り上げましたが、
それもキース・エマーソンの名前がないプレスシートでした。

まず、映画制作が決定し、登場キャラクターが決まったあたりで、
マスコミを集めて第一弾の告知をするという流れなのでしょう。
その時に配布されるプレスシートという事だと思います。

以上。

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WORKS LIVE 米VICTORY盤

2019-04-12 11:41:54 | 「ELP・イン・コンサート&ワークスライヴ/EL&P IN CONCERT」
WORKS LIVE 米VICTORY盤


プラケースは薄いタイプ


DISC2側を見開いた状態

「ワークス・ライヴ」は「ELP・イン・コンサート」の拡張盤として、
1993年にリリースされました。

国内盤を買い求めた時に、
アナログ盤時代の「ELP・イン・コンサート」のジャケットをベースにしている事は、
一目瞭然だったのですが、
アルバムタイトルやバンド名の文字の位置は、「ELP・イン・コンサート」とは、
異なっていました。

拡張盤という事で、
ジャケットのベースになっているデザインは、
「ELP・イン・コンサート」のものを引用した事は、
70年代からのEL&Pファンには一目瞭然でした。

また、
ジャケットの絵柄から、
一目見て、「ELP・イン・コンサート」よりも、
曲目が増えたライヴだろうと推定しました。

私は、今頃になって、
ジャケットに配置されたバンド名やタイトルの位置から、
ジャケットデザインの根拠が思い浮かびました。

邦題「ELP四部作」と「作品第二番」は、タイトルから「ワークスシリーズ」になっているわけですが、
2つのアルバムのジャケットの表側の基本的デザインは色違いで、
アルバムタイトルの下に、バンドロゴ(ELPマーク)がありました。

「ワークス・ライヴ」というタイトルに変更した事により、
「ワークスシリーズ」の一つという位置づけがなされたので、
ジャケットも、「ワークスシリーズ」に倣ったデザインにしたのかも知れません。

バンド名
アルバムタイトル
バンドロゴ(ELPマーク)

の順番で、
ジャケットの中央部に配置されたのだと思います。

これに四角い枠線が入っているのも、
「ワークスシリーズ」の証ですね。

従いまして、
今後、「WORKSボックスセット」のリリースを企画するとした場合、

1.WORKS Volume1
2.WORKS Volume2
3.WORKS LIVE
4.SUPERSTAR RADIO NETWORK PRESENTS
ON TOUR WITH EMERSON LAKE & PALMER 
(Promotion radio interview)
5.WORKS ORCHESTRAL TOUR OLYMPIC STADIUM MONTREAL 1977 (DVD)
Bonus track  FANFARE FOR THE COMMON MAN  Promotion Video

を1つのセットにして、
発売すれば、良いかと思います。

但し、このボックスセットに収納するアルバムに関しては、
全てCDとLPにするかという事や、
「FANFARE FOR THE COMMON MAN」のシングルレコードの復刻は、
ファンファーレボックスで既に為されたので、
このボックス内に再度入れ込むかという事は、
検討の余地があります。

さらに、ツアー時の写真集を付けるとかすれば良いでしょう。
仮に頁数が少なくなったとしても、
このプロジェクトより前の写真等は不要です。

いつもの勝手な妄想になってしまいましたが、
4色のカラーレコードをベストと称して、
ボックスセットにして発売するよりは、
こだわりが感じられるボックスになると思うのですけどね。

以上。

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I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS 英シングルレコード盤 その2

2019-04-10 10:27:52 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS 
英シングルレコード盤 その2


この英国盤のレコードは、
2014年の8月に取り上げていますし、
他のアーティストによるカヴァーヴァージョンも、
幾つか存在していて、取り上げてきました。

クリスマスの定番曲の一つとして、
需要が多いと思われます。

そのため、
グレッグ本人歌唱のレコードも、
英国でも何度かに渡って、
再リリースされていたようです。

1992年にアトランティクからリリースされた、
ジャケットが全く異なっているヴァージョンは、
既に取り上げていますが、

今日、取り上げるのは、
ジャケットの仕様は、
ほとんど同じものなのですが、
最初に求めたものの劣化が激しかった事と、
割と状態の良い品物が、
安価で出品されていたので、
求めてみたわけです。

以前、取り上げたモノと、
比べてみました。


ジャケット裏側下部を重ねて撮影

ジャケットも同じ作りで、
左右の折られている接着部分が露出しているタイプですが、
一目で解る違いとして、
ジャケットの裏側から、
マンティコアマークが、
無くなっています。

タイトルロゴの緑色は、
マンティコアマークがないヴァージョンの方が、
やや濃いめです。



レーベル面は、
微妙な凹凸がやや異なっていますが、
色の濃淡の違いがあるだけで、
全く同じ内容が記載されています。


ジャケット裏側にマンティコアマークがあるヴァージョン


ジャケット裏側にマンティコアマークがないヴァージョン

レーベル面のマンティコアマークは、
削除されていないので、
EL&Pのレコードの発売権が、
マンティコアから、
アトランティックになった端境期ぐらいに、
リリースされたものかも知れません。

以上。

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サイン色紙

2019-04-08 10:02:36 | Emerson,Lake&Palmer関連
サイン色紙

このブログではサインものを取り上げた事は、
今まで一度もありませんでした。

その理由としては、あまり、サインものを所持していないという事があります。

サインものはオークションに割と頻繁に出品されており、
無競争で落札される事は、ほとんど、ありません。

私もアナログ盤にサインが入っている品物に、
時々札を入れたりしていますが、
レコードジャケットにサインが入った品物を落とした事は、
一度もありません。

あまり熱くならないのです。

知人から頂戴した幾つかのサインものはあります。

それらの品物は、サインを入手された日とか、
その時の状況も、おおよそ知らせてもらっているので、
サインを頂戴するまでの労力も伝わってきますし、
間違いなくメンバーの自筆によるものであるという事も、
解ります。

オークションに出品されている品物は、
大抵の場合、
出品者本人が頂戴したサインでない事もありますので、
本当にメンバーの自筆によるものかどうかは、
確かめようがないです。

幾つかのサインを見て、
サインの形状から、

「おそらく本物であろう」と

と思って札を入れるしかありません。

今日、取り上げる色紙は、
このブログを始める前に、
オークションで、
無競争で入手したものですね。


送付されて来た時の、
段ボールに入れてあります


これも、
メンバー直筆のサインかどうかは、
全く保証がないわけです。

色紙に頂戴するという遣り方は、
日本独自のものかも知れないですが、
ミュージシャンにとっては、
やはり自分たちが制作した品物に、
サインをする方が気持ち良いでしょうね。

ただ、EL&P関連で、
色紙にサインを頂戴している出品物は、
ほとんど見た事がないので、
そう考えると、
レコードジャケットにサインをした品物よりは、
希少価値が高いとも言えます。

さて、
このブログですが、
1000回までは、
ほぼ毎日更新でしたが、
ペースを落としてから、
ようやく500回目の記事となりました。

この間には、
キースとグレッグの他界という、
あまりにも悲しい出来事もありました。
いつかは訪れるメンバーの他界とはいえ、
とてもショックでした。

メンバーが他界すると、
新しい音楽は創造されなくなるので、
過去の品物や周辺事項をつぶさに、
見ていくしかないわけですが、
これからも、
少しずつでも続けて行けたらと思っています。

以上。

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アルバム 炎の旅立ち ハッシュ

2019-04-05 14:23:29 | 「スリー・トゥ・ザ・パワー / 3…TO THE POWER」
アルバム 炎の旅立ち ハッシュ


シングルジャケット 見本盤です

ロバート・ベリーが在籍していた「ハッシュ」に関して、
詳しい方もいるかも知れませんが、
ネットを検索していても、
「ハッシュ」のサウンドに関して記してある文章には、
今のところ辿り着く事ができません。

そもそも、
「ハッシュ」には、
関心を持った事が無かったのですが、
「3.2」(スリー・ポイント・トゥー)の国内盤において、
ロバート・ベリー自身が、
ハッシュを成功したバンドとして捉えているようでしたので、
「どの程度、成功していたのだろうか?」
と思ったことや、
「もし、成功していたとした場合、どのような音楽を奏でていたのだろうか?」
と少し興味が湧いたわけです。

今のところ、
「ハッシュ」の発生過程から終焉を迎えるまでの、
全ての歴史は解っていないのですが、

「ハッシュ」のアルバムや、
アルバムからカットされたシングルレコードが、
日本でも発売されていた事だけは解りました。

ファーストアルバムは、
邦題「炎の旅立ち」というタイトルで、
1979年にリリースされたようです。

EL&Pの「イン・コンサート」が発売された年ですね。

解説が入っているのですが、
おそらく、この解説が、
ハッシュの成立過程をこと細かに記してある、
最初のものであると思われます。

「HUSHがメジャーになったきっかけをつかんだのは同年(77年)夏に行われたKSANラジオ主催のコンテスト「ザ・ビッグ・プレイ・オフ」であった。ビル・グレアム、ポール・カントナー(ジェファーソン・スターシップ)、デビッド・ルビンソン(プロデューサー)といった連中が審査員になったこのコンテストでHUSHは500組のバンドを破り堂々優勝したのである。」解説より

500バンドの中から勝ち上がってきたという点においては、
アルバムデビュー前であるにせよ、
これも一つの成功と見る事もできますね。

これがきっかけとなって、
カナダのバンド「ラッシュ」や「UFO」と同じステージに立つ事になったようです。

これが、前座としてラッシュのツアーに同行していたのか、
単発的なものなのかまでは、よく解りませんでした。

この解説に於いては、
ハッシュが80年代のロックシーンを席巻する実力を持った音作りをしていると、
ベタ誉めされています。

自宅で作業をしながら、
針を落として、2度ほど聴く事ができました。

私はこのアルバムの曲が、
当時、ラジオで流れていたとしても、
おそらく、購入する事はなかったと思います。

一度耳にして惹かれる曲というのは、
今でもありまして、
車でラジオを聴いている時でも、
停車してアーティスト名や曲名をメモしたりしています。

ハッシュに関しては、
そこまで「良い」と思うような曲が無かったのです。

サウンドは、
アメリカンテイストに技巧的な要素が入った、
ちょっとポップなロックという位置づけだと思います。

解説には、
ハッシュがプロデビュー前に演奏していたのは、
プログレバンドの曲だったように記されており、
その経歴を踏まえてか、
プログレッシヴな要素も、
かいま見えるような事が記されていましたが、
正直、そのような感じは受けませんでした。

それでも、
エイジアとかがメガヒットを飛ばす前でしたので、
人によっては、
ハッシュの中にプログレの片鱗を感じ方もいたと思いますし、
ハッシュの音をかなり気に入る方もいるかも知れないです。

ハッシュが80年代を席巻していれば、
私も代表曲ぐらいは耳にしていたかも知れませんが、
おそらくそんな事はなかったと思います。

ハッシュはアルバム1枚を作って解散したというわけではないようなので、
他のアルバムを聴くとまた異なった感想も出てくるのかも知れません。

一部の音楽関係者には認知されていて、
ロバート・ベリーはその才能を買われていたと思いますが、
多くのリスナーに認知されるところまではいかなかったのだと推定します。

その才能をどうにかして表に出そうとして、
GTRや3(スリー)への誘いが出てきたのでしょうね。

結果、ロバート・ベリーは、
キースと組んだ事で、
プログレファンの脳裡には刻まれる事になりました。

以上。

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THE WINSTONS & EDSMC PICTURES AT AN EXHIBITION

2019-04-03 17:44:35 | 他のアーティストによって演奏されたEL&Pの曲
THE WINSTONS & EDSMC 
PICTURES AT AN EXHIBITION



紙ジャケット前面
ジャケットとインナースリーヴをつぶさに見ましたが、
特にEmerson,Lake&Palmerの記載はありませんでした


昨年、
たまたまディスクユニオンで、
発売前に見つけて予約して購入したCDです。
11月に発売されたものですね。

(このタイプのアルバムは、ほとんど、発売されてから、
かなりの時間が経ってから、気がついて購入したりするので、
発売前に予約して購入するのは珍しい事です。)

ディスクユニオンの解説によると、
イタリアで、THE WINSTONSというトリオのプロジェクトが、
2016年にデビューをしているのですが、
デビュー前の2015年にメンバーの1人が関わっている、
別のプロジェクトにいる他の2人と合体して演奏したライヴ音源との事。

THE WINSTONSが演奏している曲は、
「Prog/Jazz Rockプロジェクト」と書かれているので、
単にイタリア産プログレという範疇には収まらない楽曲なのでしょう。

また、トリオのプロジェクトとは言っても、

それぞれの担当が、

1.ドラムス、キーボード、ヴォーカル
2.ベース、ギター、ヴォーカル
3.キーボード、管楽器、ヴォーカル

となっており、
EL&Pスタイルに、
他のプロジェクトを入れて補強したという感じではないようです。

ちなみに、他のプロジェクトのメンバーの担当は、

1.ヴァイオリン
2.パーカッション

となっています。

この5人のメンバーによって、
「EL&Pアレンジ版ムソルグスキー『展覧会の絵(Pictures at an Exhibition)』のカヴァー」
(ディスクユニオンの解説による)が、演奏されたわけです。
他の曲も何か演奏したのかも知れませんが、
このアルバムには、「展覧会の絵」のみが収録されています。

「展覧会の絵」の演奏をした場合、
何を持って「EL&Pのアレンジ版」と言えるのかと思ってしまいますが、
難しく考えなければ、グレッグが歌詞を書いた歌が入っていれば、
「EL&Pのアレンジ版」と言ってよいと思います。

聴いてみたところ、歌が入っており、
確かに「EL&Pのアレンジ版」になっていました。

ただ、
「EL&Pの展覧会の絵」はグレッグの「賢人」が演奏される事によって、
一つの作品となっていると私は捉えているのですが、
「賢人」は入っていません。

また、
基本は「EL&Pのアレンジ版」かも知れませんが、
それだけにとどまらず、
ピアノやオーケストラによる演奏からも、
メロディーを引用して独自のアレンジを施した演奏になっており、
弾きまくりキーボードが前面に出るような展開はありません。

そのため、「歌」がなければ、
「EL&Pのアレンジ版」であるかどうかも解らないような感じですが、
「歌」があるが故に、「EL&Pの展覧会の絵」に挑んだ演奏である事が、
伝わってくると言えます。

以上。

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レコードコレクターズ増刊 プログレッシヴ・ロック

2019-04-01 16:20:30 | プログレ系専門誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
レコードコレクターズ増刊 プログレッシヴ・ロック


表紙

今日は音楽誌の古雑誌を何か取り上げるつもりでいたのですが、
昨日は、家庭の事情で、選択している時間が取れなかったので、
あわてて、部屋の片隅に陳列されていた書籍を持ってきました。

2010年に出版されたものですね。

私はネットをやるようになってから、
プログレッシヴ・ロックのアルバムを網羅しているタイプの書籍が出版されても、
ほとんど購入した事がないのですが、
この書籍は中古ではなく、新品で購入していたようです。

書籍といっても、
表紙裏は、出版時にちょうどリリースされていた、
ザ・ナイスのSHM-CDのカラー広告も掲載されていたりするので、
ムック本の範疇にはいるのかも知れません。

サイズが、A5ぐらいの大きさなので、
書籍っぽいわけです。

取り上げられているアルバムのジャケットが、
全てオールカラーで掲載されているので、
頁の後半になると、ジャケットが白黒写真になってくるようなタイプの書籍とは、
一線を画している感じです。

このようなタイトルの書籍において、
EL&Pがどのような扱いを受けているかというのは、
ファンにとっての習慣的なチェック事項になるわけですが、
多くの頁を割いて、数枚のアルバムレビューを取り上げている、
ピックアップアーティストの中に含まれておりました。

EL&Pのコーナーは、
バンドについての見開きの解説
頭脳改革についての見開きの解説
ファースト 1頁
タルカス 1頁
展覧会の絵 1頁
ナイスのサード 半頁上
トリロジー 半頁下
レディーズ&ジェントルメン 半頁上
ワイト島ライヴ 半頁下
EL&Pのディスコグラフィー 1頁

となっています。

このピックアップアーティストとの選択というのが、
ちょっと変わっておりまして、

キング・クリムゾン
ピンク・フロイド
イエス
エマーソン、レイク&パーマー
カン(CAN)

となっているわけです。

執筆者は1人ではないので、
総合的な監修をされた方が、
「ジェネシス」ではなく、ドイツのバンドの「カン」を入れたわけです。

( ちなみに、「カン」の音楽に関しては、
「ヘンリー・カウ」とかを買って聴いているような、
学生時代のルームメイトが所持していたアルバムを、
一度ぐらいは、耳にした事があったかも知れませんが、
あまり記憶に残っていません。
いわゆる、普通にプログレと称させる音楽とは異なっていたからだと思います)

プログレバンドの中では「ジェネシス」が最も好きという方にとっては、
あまり面白くない選択の仕方をしているわけです。

目次を見た感じでは、
たまたま、冒頭にこれらのバンドに関してのみ、
多くの頁を割いているというだけに過ぎず、

「5大バンド」

という表現を用いた章立てみたいな事は、
していないのが特徴です。

決して、「日本の書籍だからこうなった」という事もないでしょうから、
監修者の個性の表れなのだと思います。

また、
プログレッシヴ・ロック関連のアルバム集大成の書籍を編集する際の、
王道パターンに一石を投じたという見方もできるかと思います。

本書籍に関しては、
おそらく、何かの情報で、
EL&Pがきちんと掲載されているのを知って、
大手通販サイトに頼んだのでしょうね。


裏表紙

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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