EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

FANFARE 1970-1997 BOX再発盤に関して

2022-11-21 11:14:50 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
FANFARE 1970-1997 BOX再発盤に関して

2021年に再発売されたファンファーレボックス。

再発売時のウニオンさんの商品説明を読み込むと、
収納されている内容物に関しては最初に発売された品物と、
全く同じようでした。

それでも、当初の品物と異なっているところがあるのかは、
少し気になっていたのですが、
先日、再発売のシュリンク未開封の品物が、
ヤフオクで、¥16,500-にて落札されましたので、
出品の画像を観察しながら解った事を少し書いてみます。

当初から解っていた事は、
シュリンク上のステッカーで、
50周年用に気持ちだけデザインされたロゴが入っているのですが、
これは未開封品の場合、
再発売盤かどうかを見分ける時の簡単な目安になるかと思います。



出品写真をコピペして背景を白で塗る

もっとも気になっていたのは、
ボックスの裏側の仕様ですね。

再発売ボックスにも、
シリアルナンバーを付けたりしているかどうかという事。

シリアルナンバーというのは、
新しく制作された限定盤である事を強調する意味があるのかなと思っていました。

そのため、
再発売盤に関しては、追加の収納物や音源でもない限りは、
シリアルナンバーを付ける意味は特にないとは思っていたのですが、
どうやらそのようでした。

当初の品物に関しては、
シリアルナンバーが入っていたわけですが、
再発売ボックスには、それは見あたらないようです。



再発ボックス裏側

したがいまして、
シュリンクが外されてしまっている場合、
当初の品物との明確な違いは、
ボックスの裏側を見て判断するという事がハッキリしました。

この「お品書き」は、
リンク先でレポートしているように、
ボックスの裏側に貼り付けている仕様なのですが、
貼り付けられた用紙とは言えども、
貼り付けた事でボックスの完品が成立しているわけです。

外観の違いに注視するマニアから見ると、
当初の品物とは別の品物が出来上がったという事になるかと思います。

我が家には諸事情によって、
シリアルナンバー入りのボックスが、
数個存在していますし、
再発売ボックスを購入する経済的な余裕もなかったので、
今回の再発売ボックスの出品の写真は、
少し気になっていた部分を解消してくれました。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

FANFARE BOX内のCDと予約特典CDの盤面

2021-01-20 18:14:12 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
FANFARE BOX内のCDと先行予約特典CDの盤面

ファンファーレボックスに収納されているCDを、
ちょくちょく取り上げて来ていますが、
盤面のデザインと配色にもう少し工夫が欲しかったと、
述べた事があります。

先日、たまたま、ファンファーレボックス内の、

アルバム「BRAIN SALDA SURGERY」

と、

先行予約の外付け特典である、

「BLACK MOON - ROUGH MIXES 」 

を続けて聴いた時に、
2つのCDの盤面を見る機会がありました。

2つのCDは、
大雑把に見た感じでは、
デザインが統一されていた事もあり、
配色に関しても同じものだと思い込んでいたのですが、
実際は異なっていました。

「BLACK MOON - ROUGH MIXES 」 

の盤面のベース色は、
他のボックス内の盤面のベース色より、
濃いめである事が解ります。



上「BRAIN SALDA SURGERY」
下「BLACK MOON - ROUGH MIXES 」

先行予約特典という事で、
少しは色を変えようという考えがあったのでしょう。
ちょっとした事ではありますが、
制作者の工夫の1つを汲み取る事ができました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

BLACK MOON in FANFARE BOX

2020-11-25 11:36:38 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
BLACK MOON in FANFARE BOX


紙製ジャケット

ファンファーレボックスを求めた頃、
プレッジ・ミュージックへの先行予約特典で付いていた、
「BLACK MOON」の完成前の音源CDに付いて取り上げました。

この音源に関しては、
BMGから契約会社が変わったとしても、
数年に一度は現れてくる、
EL&Pのアルバムのリイシュー盤の展開時に、
お目見えする事もあろうかと思います。

今日、取り上げるのは、ファンファーレボックス内に収納されている、
ブラック・ムーンのCDです。



紙製ジャケット裏側

BMGでは、単品でリリースする際に、
「BLACK MOON」に、
「Live At The Royal Albert Hall」の音源をくっつけて、
2CDとする遣り方をしていたので、
あまり好ましくは感じていませんでした。

一方で、
この2CDとファンファーレボックス内の、
ジャケットに関しては、
バンド名の色が、
1992年のアナログ盤に沿った色づけが為されていますね。

英国においては、
CASTLEと契約していた時代から、
SONYの時代まで、
ジャケットのバンド名の色は「濃い紫色」が受け継がれていたのですが、
ここに来て、アナログ盤に沿った色にするという変更が為されたわけです。

アルバム「BLACK MOON」ですが、
リリース当初、
国内盤のみボーナストラックを収録という事もあり、
国内盤の「BLACK MOON」には1曲だけ短いボーナストラックが収録されていました。

ただ、
通して聴く事により、
それがアルバム全体だと、
ついついあたり前のように受けとめてしまっているので、
米国盤等を聴くと物足りなさを感じるという事はありますね。

これから新品のCDでEL&Pを聴かれる方は、
2CDのBMG盤を購入する事もあるかと思いますが、
リイシュー盤のボーナストラックも有りすぎると、
リリース当初にファンが受けとめたそれぞれの印象とは、
やや異なった印象を持つ事になるかも知れないです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Live at Birmingham Symphony Hall , UK 27th November 1992

2020-10-31 17:17:21 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
Live at Birmingham Symphony Hall ,
 UK 27th November 1992

紙製のジャケットから、
車内に積んであるCDケースに移し替えて聴いていたので、
すぐにジャケットが出てきません。
盤面のみの写真になります。



昨夜、時間が無かったので。

「FANFARE BOX」への不満については、
いくつか綴っていますし、
初期のアルバムのCDの盤面に関しては、
アイランドレーベルのピンク色にするとかした方が良いみたいな事も、
書いた記憶がありますが、
改めてこのCD盤面を見て、
もう少しどうにかならないものかと思いました。

ボックスに収納されている全てのCDは、
この薄い黄色をベースにして、
茶色の文字やマークで統一されているので、
創意工夫感が微塵も感じられないわけです。

ジャケットも簡素化されていますけど、
CD盤面に関しては実に簡素。

未発表ライヴのCDの盤面だけでも、
色を変えても良いじゃないですか。

それはそれとして、
このCD盤は、
未発表音源ライヴですし、
96年頃のライヴよりは、
躍動感が感じられます。

当日の音源のブートが、
同じタイトルで、
出回っているようなのですが、
収録曲目がほぼ同じなので、
ひょっとしたら、
ブート音源を元に制作しているものかも知れません。

収録曲。

1. Knife Edge
2. Paper Blood
3. Close To Home
4. Creole Dance
5. From the Beginning
6. Pictures at and Exhibition
7. Fanfare for the Common Man / America / Rondo

90年以降に国内で発売された、
公式ライヴCD3タイトルである、

「ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール」
「ゼン・アンド・ナウ」
「ライヴ・イン・ポーランド」

等には収録されていない、
「Close To Home」が収録されています。

(マンティコアヴォルツは精査していないので除く)

この曲に関しては、
とても新鮮な感じがして、
楽しめました。

「Fanfare for the Common Man」のキーボードソロでは、
EL&パウエル時代の不完全燃焼感の名残とも言える、
「Touch and go」のメロディーを弾いたりしています。

この曲は「リターン・オブ・ザ・マンティコア」で、
EL&Pヴァージョンが出来上がったので、
キースがこのメロディーを演奏したかったのかも知れません。
その後のコンサートの定番曲になりました。

以上。

EL&Pを愛し続けて参りましょう。

FANFARE BOXの内部の構造

2020-10-02 11:33:34 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
FANFARE BOXの内部の構造

このボックスは、フタ側と身側(受け側)に分かれており、
かなり前にフタ側の正面と側面を撮影して、
つなぎ合わせた写真をアップした事があります。

今日は、身側(受け側)の仕様について、
レポートいたします。

様々なミュージシャンのボックスを所持されている方にとっては、
ボックスの構造の違い等が手に取るように解るのかも知れませんが、
私はこのぐらいの厚みのあるボックスで、
他のミュージシャンのモノは所持していないので、
受け取ったファン側から見た利便性を述べる事しかできません。

無数の紙ジャケットCDを収納するために、
ウレタンに似たようなクッションの素材に、
ジャケットサイズの「くぼみ」を4箇所設けて、
収納するようになっています。



「くぼみ」に紙ジャケットを収納する時点では、
特に問題はないでしょうが、
ピッタリとはめ込まれている紙ジャケットCDを取り出すときの利便性を考慮して、
指を差し込めるようにした「くぼみ」を設けています。






これらのCD群を取り出すためには、
その上に配置されてある、
「ハードカバーのブックレット」や、
「アナログ盤3枚組が入ったLPジャケット」、
及び、「再現パンフとシングルレコードを入れた薄目の箱」等を、
一度、全部、取り出す手間が必要となります。

それらを取り除きやすいように、
布製のリボンのようなモノが箱の受け側に固定されており、
リボンを上に持ち上げると、
ハードカバーのブックレット等も上にあがるわけです。



特にハードカバーのブックレットは、
受け側にピッタリとはめ込むような大きさなので、
指を差し込んで取り出す時に発生するかも知れない、
余計なスリ傷をリボンを付けた事で防ぐ事にもつながりますね。

収納物の種類や仕様はともかくとして、
それらを収納するボックスそのものは、
気の利いた構造になっている事は確かです。

中央にあるのは丸型ELPバッチの挿入箇所です。



以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

解説ブックレット in FANFARE BOX

2020-09-07 15:11:33 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
解説ブックレット in  FANFARE BOX

ハードカバーのブックレット。



表側
大きさは、
ほぼ、アナログ盤ジャケットサイズ



裏側

EL&Pファンだからと言って、
このボックスを全ての人が購入するわけではないでしょうから、
購入してもらいたいが故の、
目玉の品物を含ませなければなりません。

70年代の3枚組のライヴのアナログ盤も、
目玉と言えるものでしたが、
このブックレットも、
見方によっては目玉の1つかも知れません。

いわゆる、アルバムやコンサートパンフの復刻版ではなく、
新規に作成されたものであるからですね。

全て英字で書かれているので、
内容の概要を書き記す事はできませんが、
将来、力を付けて、訳すチャンスがあったとして、
珍しい記述があったらレポートしたいですね。

このブックレットですが、
資料的価値を求めるというのであれば、
少々、期待外れなところもあるかと思います。

解りやすいところでは、
ヨーロッパ等の国々で制作された、
シングルレコードのジャケットの写真が、
収録されています。

巻末の方にあるのですが、
28頁から35頁にかけて、
1頁に4枚掲載で、
全32枚。

割と大きいので見やすさはありますね。
私みたいに古物を特に収集していないファンにとっては、
ちょっとしたお楽しみになります。

ただ、どこの国で制作されたものかの説明はありません。

この中に日本で制作されたものが、
ランダムに5枚掲載されています。

ラッキー・マン
フロム・ザ・ビギニング
庶民のファンファーレ
セ・ラ・ヴィ
ホンキー・トンク・トレイン・ブルース

このブログでも、
国内盤は、
あえて、ジャケットペラ紙の裏側を掲載したものもありました。

全てを網羅しているわけではないので、

「過去のシングルレコードのジャケットを、
幾つかお楽しみくださいませ。」

という感じになるかと思います。

あくまでも、
アナログ盤時代のアルバムをCDとして揃えて、
ボックスに収納するというのが主眼であれば、
このブックレットは付録的な意味合いになるので、
内容が大雑把なモノでかまわないという事なのでしょう。

「内容は大雑把でも装丁は豪華」という、
ちぐはぐなモノのとも言えますが、
目玉の1つには違いないでしょう。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

「Fanfare 1970-1997」BOXの箱の裏側

2020-08-07 13:27:06 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
「Fanfare 1970-1997」BOXの箱の裏側

ファンファーレBOXの上蓋の表側と裏側については、
2018年にレポートしていますが、
箱自体の裏側については、後回しにしておりました。

先般、不満な点も述べましたので、
それを踏まえて見てみる事にします。



裏側

裏側には、シリアルナンバーが入った、
用紙が貼られています。



向かって右上のシリアルナンバー部

本来、裏側の箱そのものにシリアルナンバーを入れて、
内容物の解説を印刷するべきだったのかも知れませんが、
制作プロジェクトが、
分散して行われていたと推定されます。

気が付いてみたら、
箱は出来上がっており、
その時点で箱にシリアルナンバー等を、
入れ込む事ができなくなったのだと思います。

そこで急遽別の用紙を用意して、
シリアルナンバーを入れ込み、
内容物のお品書きも印刷する運びになったのでしょう。

この用紙、接着剤が脆弱なのか、
このように当初から一部が剥がれておりました。



本日別室でアップ予定の食玩の箱を突っ込んで撮影

薄い用紙を接着するよりも、
やや厚手の用紙を用いて被せ帯のような感じにして、
裏側を覆えば、特に接着をする必要もないでしょうね。

また、
オリジナルアルバムのジャケットが写真入りで、
載っていますが、
やはり、「ELP・イン・コンサート」が入っていないのは、
70年代から80年代のアナログ盤リリースの歴史を無視しているとしか言いようがないです。

価格相応の仕事をしていると言えば、
それまでですけどね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

WORLD TOUR 1992 再現パンフ in fanfare box

2020-07-08 14:00:26 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
WORLD TOUR 1992 再現パンフ
 in fanfare box

オリジナルのパンフは、かなり前に取り上げています。

また、ツアー後半になると、表紙の異なっているものも、
制作されており、そちらも、取り上げました。

このオリジナルパンフは、
ヤフオクでは頻繁に出品されており、
出品開始価格は、¥1000に満たない事もあります。
競争が起きる事もほとんど無いような感じですね。

1992年は、
ついこの間の事のように感じられますので、

「これを再現する意味があるのか?」

とも思うわけですが、
それはあくまでも、私の視点ですよね。

EL&Pファンの中には、
1992年に、
まだ、生まれていない方もいるわけですから、
手垢のついた中古品で満足できない若いファンにとっては、
このパンフの再現も、ありがたい事であったと思います。

オリジナルと比較してみようとする考えもなく、
取り上げるつもりも無かったのですが、
数年前にある事情で入手したオリジナルを取り出して見ましたら、
思わぬ発見がありました。

「BRITISH TOUR 1974の再現パンフ」

は、
よくよく見ないとほぼ同じなのですが、

これは一目見て解ります。

大きさが異なっています。


向かって左 オリジナルパンフ
向かって右 再現パンフ

おそらく、
どちらも所持されている方は、

ボックスを開けた時に、

「あぁ、あれの再現ね!」

と、思っていたぐらいで、

まさか、縮められているとは、
思わなかったのではないでしょうか?

このパンフは90年代の、
メンバーそれぞれの1頁大の写真や、
既出のモノも含めた過去の写真も、
ふんだんに入っているので、
よくまとまっている感じがしますね。

オリジナルを所持していなければ、
新しいEL&Pファンにとっては、
福音のような再現アイテムかも知れないですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

タルカスリリースより前のポスターグラム In Fanfare Box

2020-06-08 18:27:07 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
タルカスリリースより前の
ポスターグラム In Fanfare Box 



「ポスターグラム」という言葉を初めて耳にしたのは、
2005年のキース・エマーソン・バンドの来日時だったと思います。

正直、何を意味しているのか、
手にしてみるまでは、
よく解りませんでした。

折りたたんである用紙を広げると、
1枚のポスターみたいな感じになる事が、
解りました。

ただ、ネットで検索しても、「ポスターグラム」という言葉には、
ほとんど、ヒットしません。

「コンサートプログラム」というには、
情報が少なくて、
「ポスター」というには、
情報が多い。

この2つの中間のような感じの内容なのかも知れないので、
「ポスターグラム」という言葉が、
新たに作られたのかも知れません。

本品は、
ファンファーレボックス内にある、
復刻したモノの1つであり、
当時、製作された中古モノは、
海外の通販サイトで、
時々見かけましたが、
あまり安いものではありませんでした。

ただ、その時は、
普通にコンサートプログラムのような扱いになっていたので、
まさか、4つ折の見開きの1枚モノの品物であるとは、
思ってもいませんでした。



裏側

開くと、
「ラッキー・マン」の頃の3人のカラー写真が、
大きく1枚になっているので、
今日、日本では、ポスターグラムと呼称されている仕様だと思います。

内容を見ると、
ファーストアルバムリリース後に、
製作されたものであるようです。



内容の一部
向かって右側のキースの写真は、
フロム・ザ・ビギニング・ボックスの、
背表紙に仕様されていますね

ザッと見ると、
バンドの紹介文が書かれているようです。

このポスターグラムには、
写真のように、
ファーストアルバムの小さなジャケットが掲載されているのですが、
本日、午後に、
たまたま、車に乗っていたのですが、
NHK・FM放送で、
「ヤナーチェクのシンフォニエッタ」が流れたのは、
偶然とはいえ、面白かったですね。

また、
同じく、NHK・FM放送の、
今朝の、×(かける)クラシック
(昨日の再放送)では、
EL&Pの「トッカータ」が流れたようです。

「ロック×クラシック」の第1回目でしたが、
どんな説明で流れたのか興味深いですね。

後で、聴く時間が取れるだろうか。


以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

BRITISH TOUR 1974 再現パンフ in fanfare box

2020-05-01 13:30:12 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
BRITISH TOUR 1974
 再現パンフ 
in fanfare box



ファンファーレボックスには、
2012年の4月3日に取り上げた、
を再現したものが入っています。
(色は今回の写真よりリンク先が現物そのものの色です。)

当時の品物と比べてみます。



上 当時モノ
下 再現モノ


基本的デザインはほぼ同じですが、
色が違いますね。
BMGの再現の特徴として、
頭脳改革のリイシュー盤のジャケットもそうでしたが、
オリジナルの品物より、黒っぽくなる傾向があるようです。



ホッチキスの閉じ位置の比較


ホッチキスの閉じ位置まで、
コダワルものではありませんが一応載せました。
パンフの大きさも、
オリジナルの方がほんのちょっとだけ大きいです。



裏表紙


マンティコアレーベルのアルバムジャケットの色合いは、
あまり変わらない感じですね

本品は英国ツアー向けのツアーパンフという事もあり、
他国のファンにとっては入手が容易ではないモノを再現している点と、
いわゆるEL&Pピーク時のモノを再現しているという点から、
このボックス内の中心アイテムの1つだと思われます。

そんなわけで、
見方によっては、
この再現パンフが入っているだけでも、
価値のあるボックスと言えますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Live At Waterloo Concert Field, Stanhope, New Jersey, 31st July 1992

2020-04-01 09:59:12 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
Live At Waterloo Concert Field, Stanhope, 
New Jersey, 31st July 1992


ファンファーレボックスに収納されていた、
1992年のライヴ音源です。

先日、同音源のアナログ盤が、
4月18日のレコードストアデイで、
リリースされる予定である事を書きましたが、
新型コロナウィルスの影響で、
レコードストアデイそのものが、
6月に延期になったようです。

演奏日が明記されてあるという点においては、
便利なタイトルですが、
私としては、やや長いタイトルに感じてしまいます。

国内盤がリリースされないと、
「レディーズ&ジェントルメン」みたいに、
簡単な呼び方ができないままになりますね。

ファンファーレボックスに収納されたライヴが、
同じタイトルでアナログ盤化されるのは、
2度目になりますが、
いずれは、
単品のCDでリリースする事になるのだと思います。

ライヴ音源とは言っても、
当日の演奏を全て網羅しているかまでは、
ハッキリしません。
日本公演の時よりは、
明らかに曲数が少ないからです。

ファンファーレボックスに収納された、
ライヴ音源のジャケットデザインがチープである事を、
以前、述べさせていただきましたが、
チープとは言っても、加減というものがあると思います。



先週、持ち出した時に、
ジャケット裏側を撮るのを忘れてました


このジャケットに関しては、
バンド名の文字の入れ込み方が、
少々いい加減かと思います。

「EMERSON LAKE & PALMER」

のバンド名ですが、
列車の絵柄に被せるにあたり、
列車のボディにペイントされている状態に、
近づけたいと考えたのか、
EMERSON部からPALMER部に行くに連れて、
文字が少しずつ大きくなっています。

ボディの曲線部に沿ったら、
どのように映るかという表現は、
最初から無視しているのは仕方がないにせよ、
「L」文字と「P」文字の下部が、
ペイントするべき箇所から、
はみだしていますね。

細かい事を無視すれば、
どうでも良いとも言えますが、
アナログ盤のジャケットも同じデザインになると思うので、
全体的に大きくなると少々いい加減な箇所が、
さらに気になるようにも思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

FANFARE BOXについて不満な点

2020-02-27 17:47:55 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
FANFARE BOXについて不満な点


これまで、
「FANFARE BOX(ファンファーレボックス)」に収納されている、
アナログ盤時代にリリースされたアルバムで、
CD化されたものを、
順不同で取り上げて来ました。

「ファースト」から「ラヴ・ビーチ」までですね。

アナログ盤時代、
「ラヴ・ビーチ」に続いてリリースされたのは、
ワークスツアーのライヴアルバム、
「ELP・イン・コンサート」でした。

「ファンファーレボックス」には、
この「ELP・イン・コンサート」が、
収納されていません。

このような事になった理由の1つとして、
「ELP・イン・コンサート」が、
90年代になって、
「ワークス・ライヴ」という2枚組のCDに変貌を遂げてしまったという事も、
あるかも知れません。

制作する側としても、
「ELP・イン・コンサート」として収納するべきか、
「ワークス・ライヴ」として収納するべきか、
迷いが生じたと思われます。

結果として、
迷った末に、どちらのタイトルでも収納されないという事になっています。

もっとも「迷った末」というのは、
こちらの仮説でしかありませんので、
真相は解りません。

以前にレポートしましたように、
「ワークス・ライヴ」は、
BMGからリリースされた過去のアルバムのCD化のリストからも除かれて、
「作品第二番」を2CDとしたものに収録されたわけですが、
これに関しては、「作品第二番」の付加価値を高めるために、
「ワークス・ライヴ」をボーナストラックとしたという見方もできます。

ところが、
「ファンファーレボックス」には、
未発表音源のライヴ音源も、
新規デザインの紙ジャケットCDとして、
幾つか収納されていますが、
その中には1977年の頃のライヴ音源は1つもないわけです。

つまり、
1977年の頃のライヴ音源は、
「ファンファーレボックス」を制作するにあたり、
除外されてしまったという事です。

この事態を良い方に解釈すると、
以前、妄想した、
「ワークスシリーズ関連のみのボックス販売」
に向けての準備のため、
あえて収納しなかったという事になるかも知れないです。

これも仮説ですけどね。

それでも、
ボックスかどうかは別として、
未だ日の目はみておりませんが、
「ワークス・オーケストラ・ツアー」の映像の完全版みたいなモノを
制作する予定がある事を、
カールは何年か前に、
ストレンジデイズのインタビューで述べていましたので、
そのうち、何かは出てくるかとは思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

LOVE BEACH in FANFARE BOX

2020-01-18 13:41:18 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
LOVE BEACH in FANFARE BOX


仕事が立て込んでいたので、
ちょっと間が空いてしまいましたね。

やや、
仕事が落ち着いたのを良い事に、
昨日は勤務中、
製本のための作業に没頭していたので、
スクロールのし過ぎも加わってか、
右腕に痛みが走っております。

その間にEL&P関連のニュースもありましたが、
バンド本体に関わるものではないので、
来週にでも触れたいと思います。

本日、取り上げるのは、
ファンファーレボックス内に収納されている、
紙ジャケットCDの「ラヴ・ビーチ」です。




画像① 表側


問題作とか言われている「ラヴ・ビーチ」ですが、
このファンファーレボックスに紙ジャケットとして、
収めるにあたり、
もっとも問題のない仕上がりになっているようです。

これまで取り上げてきたボックス内に収納された、
過去のオリジナルアルバムに関して、
ダブルジャケットや変形ジャケットは、
全て簡略化されていました。

また、
シングルジャケットのファーストアルバムは、
ジャケットに占めるバンド名の大きさが、
アナログ時代のジャケットとは異なっていました。

「ラヴ・ビーチ」は、
表側に関しては、ほぼ、アナログ時代のジャケットを縮小して、
余計な試みをしていない仕上がりになっています。

ただ、
裏側に関しては、曲目表記の色や位置等は、
アナログ盤時代のものとは異なっていますが、
ファンファーレボックスに収納されているCDの共通した特徴に、
準じていると言えます。



画像② 裏側


日本国内の「ラヴ・ビーチ」の紙ジャケットCDを所持していない、
他国のEL&Pマニアは、

「唯一、オリジナルジャケットの再現に最も近い紙ジャケットCDが、
よりによって、ラヴ・ビーチとは!」

という衝撃に見まわれますね。

以前、
mixi内で、
先日、話題に触れたラッシュと、
EL&Pのどちらも好きな方とやり取りした時に、

「ラッシュにはラヴ・ビーチがない!」

と述べた事がありました。

まだ、どちらのバンドも、
メンバー3人が存命だった頃の会話でした。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

「作品第二番」 IN FANFARE BOX

2019-12-03 11:28:05 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
「作品第二番」 IN FANFARE BOX



画像 ボックス内収納 WORKS Volume2ジャケット


アルバム邦題「作品第二番」は、
77年のリリース時、一般的なシングルジャケットで発売されていました。

「ELP四部作」に続くシリーズという事もあり、
「ELP四部作」のジャケットで行われていた、
ELPマークが隆起しているエンボス仕上げが施されておりました。

ファンファーレボックスに収納される紙ジャケットCDに関しては、
コダワリを持った担当者が企画しない限りは、
ELPマークのエンボス仕上げは再現されないとは思っていました。

実際、これまで取り上げたボックス内の紙ジャケットCDは、
アナログ盤のジャケットを簡略化した仕様になっていましたし、
タイトルによる例外もない感じです。

エンボス仕上げはあり得ないとして、
「作品第二番」の簡略化においては、
「ELPマークの色が、どのようになるか」が、
気になるわけですが、
このブログで取り上げた、
ライノレコードのプラケース盤のジャケットのように、
ELPマークは「黒色」で表現されました。

このアルバム、
プラケース盤を比べて見ると、
ELPマークの位置が異なっていたりしますが、
マークの色は「灰色」で描かれている場合がほとんどなので、
「灰色」を予想していました。

ところが予想は外れまして、
「黒色」が用いられていたわけです。

白地に黒色なので、とてもクッキリとした感じです。

ジャケットの裏面は、
アナログ盤の裏側に載っていた写真と同じモノを
入れ込んでいます。




画像 ジャケット裏側

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年12月2日 yaplog!

「レディース&ジェントルメン」in FANFARE BOX

2019-10-30 08:21:19 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
「レディース&ジェントルメン」in FANFARE BOX


画像① ジャケット表側
Welcome back~の文字の色以外は、
英アナログ盤のジャケットに忠実な再現


アナログ盤3枚組の本ライヴアルバムは、
90年代にCD化されてからは、
例外なく2枚のCDに収録されているようです。

ボックスに収納されている本アルバムのジャケットは、
先に取り上げた「ELP四部作(WORKS Volume1)」と同様、
見開きのダブルジャケット。

これも、アナログ時代の英国オリジナル仕様を追求すると、
手の込んだ仕様になるので、
ダブルジャケットに簡素化されています。


画像② 見開いた状態

アナログ盤では3面開きのジャケットですが、
アナログ盤の内ジャケットのくり抜き仕様の「ELP」の文字を、
左側の1面にまとめていますね。
右側はダブルジャケット化にあたり、
新規に設けられた面なので、新鮮味があります。
収録曲の作曲者名が記載されています。


画像③ ジャケット裏側

裏側のライヴ時のカラー写真は、
アナログ盤の写真を用いているようです。

3面開きのアナログ盤では、
銀色面に収録曲のリストとエンボス仕様のマークがあったわけですが、
収録曲のリストは、
ジャケットの裏側に、
まとめられたという事になります。
但し、ELPマークはエンボス仕様までは望まないにせよ、
カットしたという事ですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年10月30日 yaplog!
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