EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ミュージックライフ 1972年 4月号

2014-06-30 10:03:40 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1972年 4月号



展覧会の絵が大ヒットし、日本でもEL&Pがにわかに注目を浴び始めて来た頃のミュージックライフ誌になります。

ロック・ピープルというシリーズものの特集が組まれていまして、
第4回目に取り上げられたミュージシャンがグレッグ・レイクです。



グレッグ・レイクを取り上げるにあたり、
やや遠回りとも言える説明が為されているのですが、

どんな事かと言いますと、

現在、一般的に知られている事としては、
キング・クリムゾンとザ・ナイスの合同アメリカンツアー中に、
キースとグレッグが新グループ結成に向けての話し合いを始めたのが、
最初のスタートという事になっているのですが、
それは間違いのない事であるようです。

しかし、
このレポートは、その事には触れずに、
書かれているのは、
ロックにクラシックを導入するためには、どのような試みが必要かを、
その合同ツアー中に、ロバートとキースは意見交換をし、
ツアーを終えて英国に戻ってからも、
ロバートとキースは毎日のように電話か何かで話し合っていたとの事。

その時にいつも話題に登場するのが、
グレッグだったそうです。

ロバートとキースのエピソードはありうる話でもありますが、
本当の事であれば、
キースはロバートと音楽の話をしながら、
裏ではグレッグとのグループ結成を模索しているという、
渦中にあったわけですね。

また、グレッグは、キースを1970年の10月にオリンピアで開催された、
第16回、国際オーディオ&ミュージック・フェアーに誘ったとの事。
ここでは、300台のシンセサイザーが陳列してあり、(本当か?桁が一つ違うような!)
これが、シンセサイザー導入のきっかけになったような説明が為されています。

「衝撃のロックトリオ伝」では、この出来事をとても簡潔にまとめて表現しており、
グレッグが「シンセサイザーをバンドに導入するのであれば、キースとバンドを組んでも良い」みたいな事を言ったような記載があったように思います。

キース個人のインタビューには、グレッグに誘われたこのフェアーの話はあまり出てこなかったように思うので、
この辺りの真相もハッキリとした事は解りません。

また、
英国でのファーストアルバムの発売は1970年の11月ですから、
もし、この話がキースとシンセサイザーとの最初の出会いだとした場合、
わずかの期間にシンセサイザーを使用して、ラッキー・マンを仕上げた事になるわけです。

「あり得ない」とは言いませんが、かなり急な仕事であった事にはなりますよね。

これらのエピソードの元となるネタはどこから出てきたのかは定かでありませんが、
グレッグは、大作、「展覧会の絵」を制作した偉大なるミュージシャンの1人として、
一挙手一投足が注目されていたのかなと思います。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


BRAIN SALAD SURGERY レコード番号 88883772862

2014-06-30 08:27:24 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
BRAIN SALAD SURGERY
レコード番号 88883772862


BRAIN SALAD SURGERYのアナログ盤レーベル面は、
例外的な場合を除いて、2つに分類されるようです。

一つは、英国オリジナルを元にした、ジャケットのカラーの絵の一部が取り込まれているヴァージョン。
ちょっとした豪華さがありました。

もう一つは、日本盤に代表されるELPの作ったレーベル、マンティコアのマークを、
大きめに取り入れたヴァージョン。
下地はクリーム色とか黄色っぽい色で、マンティコアマークは黒ですね。

今回取り上げた6枚組ボックスのLP盤は、そのどちらでもないです。

このレーベルの場合、マンティコアマークがあるとはいえ、
どちらかというと小さめですね。


いつも通りの撮影ではこれが限界

写真だとわかりにくいのですが、
この丸い形の黒い色レーベル面、
レコード盤の溝を描いたデザインになっています。
角度を傾けたりして、光の加減を加えると、
細かい溝が絵柄として描かれているのがわかります。

外枠と文字とマンティコアの色は落ち着いた銀色です。

インナースリーブの丸穴は、
パラフィン紙のような半透明スリーブでふさがっているので、
取り出してじっくりと観察しないと、
このレーベル面がレコードの溝のデザインであるとは、
全くわかりません。



このレーベル面、
ひょっとしたら、微妙に手が込んでいる印刷かも知れません。

ジャケットデザインにちなんだもの(観音開き等)
を再現しようとするコダワリはあまり感じられないけど、
妙なところに細かいデザインを施すのも、
SONYの特徴かも知れませんね。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



ドアーズ トリビュートCD 「Light My Fire」

2014-06-26 13:29:06 | Keith Emerson参加作品関連
ドアーズ トリビュートCD
「Light My Fire」




amassで先般紹介されていた、
ドアーズのトリビュートCD、
「Light My Fire-A Classic Rock Salute To The Doors」。

紹介文のカタカナ部分だけを読むと、
参加ミュージシャンの関連バンドとして、

ディープ・パープル、
ドリーム・シアター、
イエス、
レインボー、
MR.BIG、
フォリナー、
マウンテン、
ムーディー・ブルース、
ウィッシュボーン・アッシュ、
ザ・カーズ、
ユーライア・ヒープ、
ヴァニラ・ファッジ、
ニューヨーク・ドールズ、
ホークウインド、
グランド・ファンク・レイルロード、
テン・イヤーズ・アフター
が挙げられており、

ELPの名前が見あたらないのと、
このところ、6枚組ボックスやら、3点セットやらの購入も重なっており、
プログレ系ミュージシャンが多く名を連ねていても、
ELPの名前がないなら、スルーしたいところです。

しかし、
英語で記された収録曲をつぶさに追っていくと、
Keith Emersonの名前が見あたります。

「うっかり見落とすところでした!解って安心!」

と言えば良いのでしょうが、
カタカナで紹介する文章にELPが掲載されていなかった事は、
執筆者の見落としなのか、意図的なものなのか、
とても気になるところではあります。


シール部拡大


プラケース裏
最近は某書籍のように、
キースの名前の前に、
イアン・ギランの名前があったりする


キースはこのアルバムの7曲目「People Are Strange」で、
「ザ・ベスト」の旧知のメンバーである、
ジェフ・バクスターと共に演奏をしています。

曲はヴォーカル抜きのヴァージョンにしていますが、
単にドアーズの曲を演奏するというものではなく、
後半部において、ELPファンの心をグッとつかまえる仕上げにして終了という感じにしています。

こうなると、ドアーズへのトリビュートとして曲を演奏したというよりは、
ドアーズの曲を使用して、
自分のファンへのサービスを行ったという感じがしないでもないです。

イタズラ小僧!キース!

他の曲群は、プログレ系の参加者が多いけど、
キースほどいじくっていないと思いますね。

あれこれ書くとお楽しみも減りますから、
この辺りでやめておきます。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


3点セット米国より届く

2014-06-25 10:58:10 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
3点セット米国より届く

ELPオフィシャルサイトと連携しているショップに注文していた3点セットが昨日届いておりました。

帰宅すると、
LP大の大きさの白っぽい灰色の袋が、
テーブルの上に置いてありました。

しかも、LPの割には何かモッコリとしていました。

「はて?これはなんぞや?
最近LPの中古盤を海外に発注した覚えがないけど?」

と思いながら、遅い夕食を食べていると、

この品物の心当たりがようやく出てきました。

3ヶ月ほど前に決済手続きをし、
口座から2ヶ月ほど前に引き落としがなされていた品物でした。

開封!

封入フラップ部分の強烈な粘着力だけは、
誉めるに値します。



想定していたとはいえ、
3点セットをまとめるボックスなどは存在しないわけでして。

Tシャツは、裸のまま入っていました。

そのTシャツは、3枚組デジパックCDのケースの保護クッションとしての役割も、
強制的にさせられている感じ。

モッコリした山から、CDケースサイズのクッション封筒が出現!



CDを出して上に乗せてみました。



この3点セットのパターンは、
数年前のファーストアルバムとタルカスの時にもありました。

「3枚組CD」+「LP」+「Tシャツ」のセットです。

世界的な某音楽通販ショップでも取り扱っていたので、
こちらの方に注文したのですが、
3点を透明ビニールで密封し、しっかりとした段ボール箱に入っていましたね。

今回も別のショップではこの頭脳改革3点セットを取り扱ってはいます。

こうなると、
直接、オフィシャルサイトを通じて買い物をするよにも、
音楽専門の通販サイトに注文した方が、
梱包が丁寧であると、改めて知る事が出来た次第です。

それにしても、
商品の一つであるTシャツを梱包の補強に流用するとは…。

これが、アメリカンな考え方なのかも知れません。

レコードは、以前、取り上げた品物と同じもののようですから、
当面、段ボールはそのままにしておく予定。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



WORKS Volume 1 プロモ用 アナログ盤

2014-06-24 11:04:24 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
WORKS Volume 1 
プロモ用 アナログ盤


「WORKS Volume 1」の海外のプロモ用アナログ盤です。

プロモ用という事で、2枚組を1枚にまとめています。

外装は、レーベル面が見えるようになっている、
白色のやや厚手のペーパースリーブに入っていました。
海外製のレコードジャケットよりちょっと薄いぐらい。

ただ、透明内袋に関しては、
CBSソニーの四角いタイプのものになっていたので、
ほぼ、組み合わせのジャンク品である可能性もあります。

最初に入手された方が、元々ペーパースリーブのみであったのを、
心許なく思い、適当な内袋もプラスしたのかも知れません。

ヴィジュアル的にはアップするほどの事もないので、
レーベル面だけを撮ってみました。


SIDE ONE


SIDE TWO

内容の方は、
キース、グレッグ、カールのパートはそれぞれ1曲ずつ収録。

キースは第三楽章、
グレッグはセ・ラ・ヴィ
カールはLAナイツ

これにバンドとしての演奏が2曲入っているのですが、

庶民のファンファーレの演奏時間が5:30
海賊が4:30

となっており、曲の途中でフェイドアウトしていると思われます。

(ちなみに庶民のファンファーレのシングルヴァージョンは、2:54ですから、
それよりは長い事になりますね。)

キースはこの頃の事を、
「ラジオでは短い曲しかオンエアーされなくなっていて、
どれだけ長い曲を作っても、
1曲まるごと流れていた70年代前半のミュージックシーンとは違ってきていた。」
と折に触れて述べていますが、

このプロモ盤なども、当時の象徴かも知れないですね。

それでも、キースの第三楽章の収録時間は、6:50。
制作者側は、ロック、ポップスの類ではないと判断して、
キースのチャレンジに敬意を表し
目一杯収録したのかも知れません。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


ゴジラ映画 クリアファイルセット 全28種 イベント限定品

2014-06-23 13:23:54 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
ゴジラ映画 クリアファイルセット 
全28種 イベント限定品


先般、「ゴジラ60周年記念デジタルリマスター版」の限定試写会が、
全国5会場にて開催されました。
この5会場に、300組、600名の人達が抽選で招待された模様。

私の知人がその試写会の招待に当たりまして、
ご夫妻で鑑賞したそうです。

来場者の特典という事で、頂戴したものの一つが、
「28作品の映画ポスターをモチーフにした28種類のクリアファイル」でした。
1名に1つくださるという事で、ご夫妻は2つ入手できたので、
そのうちの一つを好意で送付してくださいました。

感謝。




全部で1.5cmぐらいの厚み


ファイナルウォーズ裏側

「一方的に送付いたしますので、
煮るなり、焼くなりお任せします」とのお話でしたので、
映画関連事項としてこちらに載せる事にしました。

28作品のうちの一つが、キースが関わった最後の作品、
「ゴジラファイナルウォーズ」なのですが、
このクリアファイルのセットは最初の作品から順番に重ねてセットしているようなので、
「ゴジラファイナルウォーズ」が最後にあるのが、
裏側から見えます。

さすがにセットになっていると、安易に開封もしたくない感じです。

最初の頃のポスターには、音楽を担当した伊福部氏の名前も刻まれているようですが、
「ゴジラファイナルウォーズ」のポスターにはキースの名前が載っていないようですね。

とはいえ、こうして重ねられた28種の厚みを見ると、
映画のグッズを単品で見るよりも、
日本映画の歴史ある作品の最後にキースが加わる事ができた事が実感されますね。

ゴジラと言えば、日本では7月25日公開予定の、
ハリウッド版ゴジラの勢いはスゴイです。

そもそもゴジラを代表とする怪獣映画そのものへの需要が減ってきた事も、
ゴジラ映画制作停止の理由の一つであったでしょうが、

ハリウッド版ゴジラが世界的にヒットしているとなると、
日本においても、普段は怪獣映画を見ない人達も、
SF映画として見るために会場に足を運ぶ可能性も少しはあるかも。

但し、タイトルがゴジラだけに、必ずしも、海外のヒットに追従する流れになるかは解りませんけどね。

それにしても、
キースはアニメーションのアイアンマンの音楽も担当した事があるようですし、
映画のタイトルがハリウッドでブレイクする前に関わりを持つケースがありますね。

実写版アイアンマンの時は、

「この音楽をキースが担当していたら、少しは、また、知られる事になって、
お金になったろうな。」

と思いました。

考えてみると、キースが関わった日本の2作品に関してはSFの範疇に入る作品でしたが、
海外の映画に関してはSF作品ではありません。

ハリウッドのSF大作に見合った音世界をキースだけで作り出せるかどうかまでは、
未知数なところはありますが、一つぐらいは担当してもらいたかったですね。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


C'EST LA VIE シングルレコード 英国盤

2014-06-21 15:16:52 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
C'EST LA VIE 
シングルレコード 英国盤



ジャケット裏側

本シングル盤は、「WORKS Volume1」からのシングルカットなのですが、
国内盤を説明した時に記しましたが、英国ではGREG LAKE名義でリリースされました。

ちなみに、B面はジェエレミー・ベンダーなので、国内盤が英国盤を踏襲したのだと思います。

このジャケットはペーパースリーブ式のジャケットなのですが、
ELP四部作のELPマークのエンボス仕様をどのように表現しているかという点において、
今まで取り上げたCDのジャケットなどとは異なったデザインが試みられています。

マーク部分に白い影をつけて、
浮かび上がっている感じに見せているわけです。


ジャケット表側

写真で見た限りにおいては、
エンボス仕様に最も近づいている感じですね。

しかし、「WORKS Volume1」から「庶民のファンファーレ」がシングルカットされていますが、
英国盤のジャケットデザインは、黒字に白のELPマークでしたし、
このシングルもベースは黒地。

「セ・ラ・ヴィ」の楽曲のトーンから言ったら、
このジャケットとマッチしている感じはしますけど、
英国で1977年にリリースされたELP関連の品物の色合いは、
とても落ち着きすぎている感じがします。

人気の方も落ち着いてしまった年ですね。


以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



怪物、帰還。ペーパー

2014-06-20 16:46:21 | チラシ(フライヤー)類、EL&P関連
怪物、帰還。ペーパー



ビクターエンタテイメントのヴィクトリーミュージックに所属するアーティストの宣伝のためのペーパーです。

EL&Pをメインにしたペーパーが幾つか出ていたようで、
「ブラック・ムーン」のリリースが決定した頃のものですね。

そもそも、ロックの世界において、
EL&Pを怪物と称する言葉がいつ頃から使用されていたかは、
よく解りませんが、

少なくとも私の中においては、
アナログ盤「ELP四部作」の帯においてでした。

この帯に記されている、

「怪物スーパーグループELP」

という表現が「ELP=(イコール)怪物」の初体験でした。

その頃は、EL&Pを聴き始めた頃であり、
それまでのアルバムは、ほとんど聞いた事もなかったのですが、

「EL&Pは怪物と称されるような音を出すグループなのか?」

という言葉がとても気になった事は確かです。

それで、頭脳改革を除いたELP四部作以前のアルバムを、
とにかく聴いてみなくてはと思ったわけですね。
(頭脳改革が最初に購入したアルバム)

そんなわけで、
「怪物」という表現が、EL&Pに出会った頃から、
私の心を捉えていた事は確かですので、

ブラック・ムーンリリース時における、
「怪物、帰還。」という音楽誌のカラー広告等での表現は、

「EL&Pは本当に怪物だったのだ!」

と改めて思わせてくれたわけです。

但し、アルバム「ブラック・ムーン」の音自体から、
「怪物」を連想する人がいるかどうかは、別問題であります。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



オムニバスCD  Love DIAMONDS

2014-06-19 15:29:58 | Greg Lake関連
オムニバスCD 
Love DIAMONDS




3枚組のオムニバスCDです。

ロックバンドにこだわらず、ポピュラー全般から、
あまり激しくない曲を選んで収録している感じです。

日本ではあまり知られていないアーティストも、
かなり入っていますね。

このオムニバスCDですが、
いつ頃の商品かは全く解りません。
大抵の商品の場合、ジャケットやCD盤に制作年らしきものが記されていますが、
つぶさに観察しましたが見あたりませんでした。
2000年という説明が付属しているサイトもありますが、これもあやしいです。

というのは、
キャラメルの空き箱程度の紙製のボックスに、
3つのプラケースが収納されているのですが、
一つ一つのプラケースに厚みがあります。
しかも、プラケースのペラ紙の押さえ部が、
上下で6ヵ所仕様の手が込んでいるタイプ。

2000年代ぐらいになると、
ボックスもののプラケースは薄いものを使用しているものもありますし、
オムニバスCDともなると、余計な制作費も回避したいでしょうから、
薄い仕様になるでしょうね。

そう考えると、制作年は90年代と推定いたします。

購入した目的である、「ラッキーマン」がCD1に収録されています。
演奏者は「グレッグ・レイク」とだけ表記されていますね。

音を聞いてみると、
ゲイリーと組んだ80年代の初めの音ではないかと思われました。

ゲイリーと組んだ時のライヴの音源は、
かなり、いろいろなオムニバスアルバムに収録されているのですが、
「ラッキーマン」が入っているのは割と珍しいかも知れません。

また、
プラケース内のジャケットのペラ紙も赤、
CD盤も赤という
真っ赤っか状態です。





なにがしかの情熱を表現したかったのかどうかは解りませんが、
なかなか落ち着かない色ではあります。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



音楽専科 1982年 5月号

2014-06-18 18:45:49 | Carl Palmer関連
音楽専科 
1982年 5月号





カールへのインタビューの頁


一般のプログレファンにまだエイジアの音が届いていない状態での、
カールとウェットンへのインタビューが掲載されています。

当初、スティーヴ・ハウとジョン・ウェットンがブライアン・レーンによってくっつき、
そのコンビにタイミングよく誘われたのがカールだったようです。

そして、最後に呼ばれたのが、ダウンズという事のようですね。

ウェットンはリリース前の段階で、全曲に絶対的な自信を持っているのですが、
やがて自分自身が一時的に脱退をせざるを得ないようなしがらみまで作り出してしまう、
驚異的なセールスを記録するとは思ってもいなかったでしょう。

グループ名をエイジアにすると決めた段階で、
同名のバンドが米国に既に存在しており、
そのバンドから名前を買い取ったという話もありました。

カールのインタビュー自体は注視するべき事はありませんが、

「音の方はインスト主体ではなく歌モノ主体」

と述べていますね。

つまり、「U.K.」ファースト的な音ではないという事だけが予想されていたわけです。

先般、ミュージックライフ誌で述べていたカールのインタビューから抜き書きしましたが、
その中で触れていた、ファンタスティックなアメリカンプログレとも一線を画すサウンドであるという事や、
自身がリーダーバンドであった「P:M」のサウンドとも違う、
遙かに期待できる楽曲で占められたアルバムになったとは思っていたでしょう。

カール自身も自分たちが一年がかりで創造した音楽をどのように形容するべきか、
まだ、言葉が見つかっていない様子ですね。

ちょうど、
アルバムレビューのコーナーでもデビュー作が取り上げられているのですが、
書き手の方はかなり好意的な評価をしています。
それまでのプログレファンに気に入られるかどうかは別として、
新しい音であった事は確かであり、新人バンドのようなエネルギーを感じたようでした。

また、
エイジアのメンバーが選抜されるまでのエピソードを集積しているサイトがありましたが、
それを読むと、1人メンバーが違えば音も全く違ってくるような状況ですね。
当然、売り上げにも関わってしまうわけですが、
イエスに参加する前のトレヴァー・ラビンや、
キース・エマーソンもその候補に上がっていたようです。

キースが歌モノ主体のロックのバックをつとめても、
長くは続かないでしょうね。

今からみると、デビュー時のメンバーが、
必然的にすいよせられてエイジアになっていったという事になりますね。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村




タルカス 見開き デジパック盤 2007年

2014-06-17 13:27:59 | 「タルカス / TARKUS」
タルカス 見開き デジパック盤 
2007年



開いた状態
CD盤にジャケットのタルカスのロゴが入っている、
珍しいタイプと言えるかも



CDをはずした状態
キースの写真のみ2枚とは、
如何なものか



裏側
アナログ時代の紙ジャケットの再現ではないので、
こんな感じ


アナログ盤時代にダブルジャケットだった品物のデジパックを制作する場合、
内ジャケットの絵柄をそのまま反映させるのか、
あるいは一工夫するかが、判断の分かれ目だと思います。

この場合は、
内ジャケットの絵柄を向かって左側にすべて押し込んでいますね。

以前、取り上げたBRAIN SALAD SURGERYのデジパックでは、
CD盤をはずすと、当時のレーベル面が現れるという工夫になっていましたが、
これは、とってつけたような写真が2枚現れるだけです。

そのうち1枚は、70年代のEL&Pの栄華を偲ばせる、
ステージ側から撮影した、かなり知られている写真ではありますが、
知られすぎていて楽しみはない。

しかも、
キースの白黒写真が2枚あって、
グレッグとカールの写真がないというお粗末とも言える仕上がり。

それこそ、タルカスの絵のアウトテイクとか、
ステージで使用されたタルカスの写真を用いるとか、
もう少しどうにかならなかったのかと思いますね。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


2010年「キース&グレッグ来日追加公演」告知フライヤー

2014-06-16 13:02:25 | チラシ(フライヤー)類、EL&P関連
2010年
「キース&グレッグ来日追加公演」
告知フライヤー



本公演のフライヤーと、
色だけ違うのかと思っていましたが、
文章も少し違うようです


グレッグ・レイクの単独公演の初日は、
ちょうど昨年の昨日でした。

無事に予定通り行われたおかげで、
この度のポールの公演を目指して足を運んだファンのように、
何ともやるせない思いにならずに済みました。

グレッグぐらいの年齢になると、
予定通りに公演が開催された事をもって、
奇跡と受け止める必要があると改めて思いました。

ポールは勢力的にツアーをこなしていましたが、
精神力に肉体が追いついていかない齢(よわい)ではあるでしょうから、
環境が著しく変化した時なども本当に注意が必要なのだと思います。

キャンセルになったエマーソン&レイクの来日公演は、
当時、「C.C.レモンホール」で行われる予定でした。
これも、キースの体調不良が原因でした。

その後は無事に回復し、
コンサートをしないまでも、現在のパートナーとの関係で、
日本にはちょくちょく来ているようです。

たとえば、ドイツのELPとかオランダのELPとか称されていた、
トリアンヴィラートやトレースのキーボードプレイヤーは、既に他界していますし、
キースとは良好な関係だったジョン・ロード、
あるいはキースと具体的な交流はなかったかも知れないけど、リック・ライトも他界。

EL&Pのメンバーが時に体調不良に陥りつつも、
現在も聴衆の前に顔を出す事ができているのは、
奇跡のようなものかも知れないです。

一病息災という言葉があります。

私はこの言葉を東洋的健康法に携わる方から教えてもらったのですが、

全く病気がない人よりも、一つぐらい病をかかえている人の方が、健康に注意して過ごすので、長生きするというような意味だそうです。

その観点に立つと、時々、体調不良になったりするのも、長生きのための身体の調整機能かも知れません。

この公演の会場に予定されていた、
「C.C.レモンホール」は、
名称が渋谷公会堂へと戻り、
建物そのものも新装オープンのために、
来年から解体作業に入るようです。

「C.C.レモンホール」ではありませんが、
今朝、イエスの都内での11月公演の告知が新聞に掲載されていました。
mixi内の友人から11月に公演があると、
先週ぐらいにお知らせがあったのですが、
開催日もはっきりしたわけです。
公演会場は東京ドームシティホールとか。

「こわれもの」と「危機」の完全再現という文字が見えましたが、
「危機」はともかく、「こわれもの」は、メンバー個々人の曲も混ざっているので、
「完全再現」と言えるかどうか疑問ではあります。

それでも近ければ見てみたいのですけどね。

カールはエイジアで明日から来日公演!
しばらくは、エイジアにドップリでしょう。

それならば、せめて、
エマーソン&レイク公演が実現しないものかと思います。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


ATTENTION! KEITH EMERSON &THE NICE 不良と見るべきか

2014-06-13 18:18:25 | EL&Pにまつわる商品購入の失敗等
ATTENTION!
KEITH EMERSON &THE NICE
不良と見るべきか




このアナログ盤を購入した理由は、商品の説明事項に、
「12inchs 45回転」とあったからですね。

注文の時点で、
タイトルに「ATTENTION!」の文字は見あたらず、
「THE NICE」とだけ表記されてあり、
ジャケットの写真も掲げられていなかったので、
アヤシサが見え隠れしている商品ではありました。

ジャケットの写真があれば、
記載ミスも疑って慎重になる事もあったでしょうが、
12inchs 45回転を見たいという好奇心には逆らう事ができず、
ついついカートに乗せてしまったわけです。
本当に12inchs 45回転であれば、
ジャケットがない状態でもかまわないとは思っていました。

もちろん、「そのようなザ・ナイスの商品が本当に存在しているのか?」という疑念もありました。
しかし、海外での評価を考えると、80年代になって制作されていた可能性もあるわけなので、
リスク覚悟での注文でした。

そして、届いたのは、12インチシングルならず、33回転のLPだったわけですね。
ドイツ製の品物です。

「ちょっとは期待していたけど、やはりダメか!」

12インチシングルでない事は、理解したとしても、
ジャケットの接着部が劣化して大きく分離しており、
レコード盤がきちんと収納できない状態になっていました。



その商品を売り手の側は、
「状態はまずまず」と称して販売していたわけです。
中古盤の状態を、どのようにとらえて説明するかは、
お店によりけりだなと、つくづく思いますね。

カットアウト、ドリルホールもないし、底抜けもない。
だから「状態はまずまず」という事でしょうか。

「接着部が分離したぐらいの状態は、購入者が自分で補修しなよ!」

と売り手側の考えが伝わってくるようでもあります。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



プログレ オムニバスCD盤 PROG ROCK 2枚組

2014-06-12 13:11:22 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
プログレ オムニバスCD盤
PROG ROCK 2枚組




このオムニバスアルバムは、ネットをやるようなってから通販で買ったものですが、
タイトル通り、プログレ系のミュージシャンの曲で占められています。

ELPとNICEの曲がそれぞれ1曲ずつ収録されていますね。


見開いたところ

デジパック仕様で、
真ん中にアーティスト紹介のブックレットが、
挟み込まれています。
それには若い頃のEL&Pのカラー写真も載っています。

装丁があまり毒々しくなく、
こざっぱりとしていますし、
ブックレットも良好です。

購入した時は全く知らなかったのですが、
CDのタイトルロゴの形状を見ると、
英国のクラシックロックマガジン、
「PROG ROCK」の編纂によるものと推定。

ただ、選曲に関しては、
それほどマニアックなものではなく、
割とオーソドックスで、
「ラッキー・マン」と「アメリカ」が選ばれています。

この選曲に関しては、収録時間の兼ね合いもあるでしょうね。

プログレもののオムニバスCDをリスナーが納得する形で制作するとなると、
かなりの枚数を使用する事になるでしょうから、
シングルヒットした著名な曲等を中心に集めて、
無難にまとめる感じはあると思います。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



HAMMER IT OUT ANTHOLOGY

2014-06-11 15:20:56 | Keith Emerson関連
HAMMER IT OUT ANTHOLOGY


プラケースを開いた状態
2枚でも薄いケース仕様


2005年リリースのキース・エマーソンの2枚組ベストアルバムです。
英国のcastle盤になります。

ザ・ナイス以前の曲も収録されています。

このアンソロジーアルバムを制作するにあたり、
キースがどの程度関与していたかは解りかねますが、
ブックレットには、1曲ごとのキースの解説が載っています。

ヴォーカル曲が2曲しか収録されていないというのが、
特徴の一つです。

しかも、そのヴォーカル曲は、
「I’m a man」と「Desde La Vida」というのですから、
とてもじゃないけど、ヴォーカル入りの代表曲と言えるものではないですよね。

そのため、リリースされた頃は、
またまたグレッグとの確執を引きずっているのではないかと、
言う話も出ていたように思います。

実際は、制作者のコダワリだと思いますね。

あくまでも、キーボードプレイヤーとしてのキースの音を、
集中して聴くことに狙いを定めたアンソロジーを作りたかったのではないかと考えます。

そもそもキースが選曲に積極的に関与していたら、
「I’m a man」が収録されたりはしないでしょうからね。

ただ、グレッグとカールそれぞれの2枚組のアンソロジーCDが、
ライノから先にリリースされており、
当然、その中にはEL&Pの曲も収録されていますので、
それらの曲群となるべく重ならないよう考慮した結果であるとも言えます。
(重なっている曲も実際にはありますね。)

グレッグとカールの2枚組のアンソロジーCDは、
このブログでは既に取り上げていますが、
グレッグのものは、何年か前に、ジャケットもリニューアルされて、
薄いタイプのプラケースになりました。

カールのものは、数ヶ月前ぐらいに、収録曲を若干差し替えして再リリースされているようです。
これは、まだ手にしていないので、その仕様は解りかねますね。

キースのこのアンソロジーは、まだ再リリースされていません。

リリースからおよそ9年になりますので、
このアンソロジーが、何らかの形で出てくると面白いですが、
後発の「At the Movies」の方が、
今年の夏に再リリースが決定していて大手通販サイトでも予約受付中なので、
再リリースされないまま、終わってしまう可能性もあります。

3(スリー)の「オン・マイ・ウェイ・ホーム」が仕上がる前のインストの曲等もあり、
ファンであれば、買って損はないアンソロジーアルバムですね。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村