EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

STONE OF YEARS Cotillion サンプル盤

2022-03-30 10:20:02 | 「タルカス / TARKUS」
STONE OF YEARS Cotillion サンプル盤




スリーヴとレーベル
このようなブログを続けていると、
当初はあまり関心が無かったカンパニースリーヴも、
独特の味わいを持って見えてきます

Cotillionのシングルレコードに関しては、
確か一度だけ取り上げています。

これは、ステレオで、ロングヴァージョンとショートヴァージョンを、
それぞれ両面に収録しているタイプのレコードでした。

本日、取り上げるのは、
両面の収録時間が同じなのですが、
片面がモノラルヴァージョン、
片面がステレオヴァージョンというタイプです。



MONO面



STEREO面

このレコードのレーベル面には、
特に「NOT FOR SELE」の記載はありませんが、
ラジオ局等に回されるサンプル盤かと思われます。

Cotillion等のアトランティック系列のレコードでは、
ステレオヴァージョンのレーベル面は、
水色にしている感じがします。

これなども、モノラル側が白と赤の組み合わせで、
ステレオ側は水色でした。

あくまでも、私が所持している数枚の中での共通事項なので、
必ずしもそうではないかも知れません。

収録曲が同じ場合、
水色面がステレオヴァージョンだと頭に入っていれば、
間違わずに済むというのはあるかと思います。

以上。

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グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア 国内盤カセット見本品

2022-03-28 13:35:45 | Greg Lake関連
グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア 
国内盤カセット見本品

グレッグ・レイクのファーストソロアルバムの、
カセットテープの見本品(本体ラベルには見本用非売品と記載)になります。

このカセットテープは、多く出回っているアナログ中古盤とは異なり、
ヤフオクで出品されているのを、ほとんど、見たことがありません。

今のところ、市販品を所持していないので、
本日、取り上げるのは、
4、5年ほど前に入手した見本品になります。

カセット本体のラベルに見本用非売品と記載されているだけで、
市販品もほぼ同じ品物ではないかと推定しております。

国内盤のカセットテープの仕様には、
大きく分けて2つあるのではないかと思われます。

その1つは、
これまで取り上げた中で、
最も多い仕様なのですが、
ケースの外側にインデックスがはみ出した状態で、
ケースの裏側に巻かれているタイプです。

発売されている時は、
その上をシュリンクで覆っているので、
取扱時には、ほとんど邪魔になりません。

ところが、
以前にも書きましたが、
カセットテープの一部のコレクターにとっては、
このケースから裏側に巻かれている部分を不要と捉えているようです。

それで、自宅保管時には、巻かれている部分を惜しげもなくカットするのでしょう。

これが、中古品として出品されると、
完品で入手したいと望んでいる人達にはジャンク品になるわけです。

もう1つの仕様は、
本日のタイプのように、
プラケースをペーパースリーヴで覆っているタイプです。

上下が開口してあるので、
どちらかに引っこ抜くと、
カセットテープのケースが出てくるわけです。

国内版のEL&P関連モノとしては少ない仕様ですね。

シュリンクは、
通常捨てる場合が多いと思いますが、
ペーパースリーヴが露出しているので、
よほど、取扱に気をつけないと、
ペーパースリーヴが劣化しやすいという難点はあると思います。

ただ、
カセットテープ派は、
音楽がきちんと再現できれば良いと思っている方が、
多いのでしょうから、ペーパースリーヴの劣化とかは、
特に眼中にはないと思われます。

そんな中、
見本品というのは、
お金を出して購入したモノではないでしょうから、
聴きたい欲求がない場合は一度の試聴ぐらいで、
放置される事もあると思うので、
比較的良い状態で残るケースもあるでしょうね。

おそらく、
これはそんな品物なのかも知れません。



スリーヴ表



スリーヴ裏
シングルレコードのペラ紙のように、
価格記載部に丸穴を開けてある
輸入アナログ盤ジャケットのドリルホールを連想する



スリーヴ背部1



スリーヴ背部2



カセットケースに解説が収納された状態



ケース背部



解説・歌詞
解説と歌詞が記載されています
内容はアナログ国内盤のモノと同じだと思いますが、
カセットケース収納用の横長の用紙を折りたたんで、
2枚収納するようになっています
用紙は広げると1枚目が60cm、
2枚目が40cmぐらいあります



カセット本体

以上。

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イン・ザ・ホット・シート CD  BMG盤

2022-03-25 14:53:08 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
イン・ザ・ホット・シート CD  BMG盤

EL&Pの個々のアルバムタイトルが、
BMGからリリースされた時に、
見方にもよるでしょうが、
タイトルによっては、
暴挙とも言える制作の仕方をしていたので、
否定的な意見を述べた事があります。

それはそれとして、
BMGの一部のアルバムに関しては、
リリース時にCDを購入したモノもあります。

最終的には、安い新品とか中古品とかを、
一応は揃える事になるのではないかと、
漠然と思ってはいますが、
特に急いでもいないので、
安い品物が売りに出てきた時に、
カートに入れたりしているわけです。

記憶に間違いがなければ、
ベストアルバム以外のBMG盤のCDは、
まだ、一度も取り上げていなかったように思います。

最初に取り上げるタイトルが、

「イン・ザ・ホット・シート」

になってしまいました。

これは、抱き合わせで注文すると安くなる時に、
注文した新品ですね。

1月にSONY盤のプラケースジャケットのデザインの特徴を記していますが、
それに続く品物という事になります。

SONY盤においては、
「バンド名のEMERSONのOにあたる部分だけ、
何故か縮小されてしまっています。」

とレポートしていますが、

デジパックにするにあたり、
バンド名のデザインは、SONY盤を踏襲する結果となりました。



未開封のまま撮影

BMG盤はシュリンク上に、横長のステッカーを貼っていますが、
中古で発売されている品物を見ていると、
このステッカーをジャケット本体に貼り付けてしまうケースがあるようですね。

ステッカーは強力な粘着でなければ、
はがしやすいので、
粘着力が残っていれば、
ジャケットに貼り付けてしまうのも一考ではあります。

開封してみたら、
また、感想を書きたいと思います。

以上。

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映画「幻魔大戦」シングルレコード 見本盤

2022-03-24 13:01:17 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「幻魔大戦」シングルレコード 見本盤

「幻魔大戦」のシングルレコードは、
かなり前に取り上げています。

ペラ紙ジャケットとかは、
ヤフオク等にあまりも多く画像が出回っており、
知らない人は皆無かと思われましたので、
ペラ紙ジャケットの裏側だけを載せていました。

今回、見本盤を取り上げるにあたり、
通常盤と比較してみようと思いまして、
通常盤の一式を撮ってみました。



ペラ紙ジャケット



見開きのキャラクターデザイン集
下部にサイオニクス戦士の登録票の申し込みのための記載があります
裏側は白



通常盤レーベル面



スリーヴ裏側

見本盤はレーベル面のベースの色は、
通常盤と同じ黒色。
銀文字で説明を記載しています。



見本盤レーベル面
通常盤の余白の部分に、
見本盤(非売品)の記載を入れ込んでいます

カンパニースリーヴは、
見本盤専用のモノを使用しています。



表側



裏側

これまで取り上げた、
EL&P関連のシングルレコードの見本盤のレーベル面の色は、
通常盤とは異なっていましたが、
このシングルレコードに関しては、
「見本盤」の文字だけを加えている感じです。

また、この時期のポニーキャニオンでは、
見本盤(サンプル盤)専用のカンパニースリーヴが、
制作されていた事は解りました。

この映画が上映されていたのは、
ちょうど今頃の時期でしたね。

以前にも記したかも知れませんが、
初日に劇場から大きな専用の茶封筒に入ったセル画を頂戴しまして、
ずっと保管していたのですが、
どうやら亡き父に廃棄されたようです。

頂戴したのは異星の戦士ベガのボディ部の部分的なカットでした。

以上。

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OUT OF THIS WORLD: LIVE (1970-1997)を見る その4

2022-03-22 18:06:23 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
OUT OF THIS WORLD: LIVE (1970-1997)を見る 
その4

本日は、

「Live At The Isle of Wight Festival, 29th August 1970」

を取り上げてみます。

時系列からすれば、こちらのライヴ盤を、
最初に取り上げるべきでしたが、
いつもジャケットの好み等を優先でやっているので、
カリフォルニアジャムの次になりました。

音と映像が既にCDやDVDで発売されているワイト島のデビューライヴが、
とうとうアナログ盤になったという感じです。

既発の音源なので、珍しいモノではありませんが、
初めてのアナログ盤というのが売りだと思います。

映像や音やインタビュー記事に出てくる「大砲」。
それをイラストに取り込んでいるという、
象徴的で解りやすいデザインですが、
チープな印象を受けないところが良い仕事だと思います。



表側



裏側

ジャケットの内側は、
大勢のオーディエンスの写真で、
個々の表情が見えるぐらいの大きさで取り込んでいます。

レーベル面もジャケットデザインに沿ったモノとなっており、
統一感がありますね。



SIDE ONE



SIDE THREE

メンバーへのインタビューも、
後半に収録してありますが、
DVDに入っていたモノと同じモノかも知れません。

以上。

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何年ぶりだろう ついついカプセルトイ

2022-03-19 15:43:43 | EL&Pにまつわる地元での話等
何年ぶりだろう ついついカプセルトイ

カプセルトイは、
知らずに散財するので、
基本的には「もうやらない」と心に決めています。

「やらない」とは決めてはいるのですが、
長年の習性がありまして、
どんなカプセルトイが店頭とかにあるのかは、
ついついチェックをしてしまいます。

その習性がわざわい(?)しまして、

「まぁ、これなら、スレスレで図書室のブログネタになるだろう。」

という事で、

なんと!
よりによって、
「¥300」ガシャにチャレンジ。

これですよ。




出てきました。



白いやつが出てきた



どこかのメーカーのキーボードを模倣しているとは、
記載なし



鍵盤部は、
押せるとあるが、
音も出ないので意味があるのかちょっと疑問です



モノクロの説明用紙で、
コスト削減

これまでも、
ロバート・モーグ関連で「moogのキーホルダー」とか、
アニメ「けいおん」のフィギュアのキーボードとかを、
取り上げて来ましたが、
いずれも出来の良い品物でした。
価格にもよるでしょうが、
お粗末なモノではありませんでした。

コンプリートの必要すらないようなカプセルトイが、
¥300ですからね。

¥300のカプセルトイだったら、
バンダイとかの製品でかなり良いモノもあります。

これは、
おもちゃブログを綴っている私がコダワリを持って見ているだけで、
普通にミニチュアのキーボードに興味がある方には、
「小さくてかわいらしい」という感想で終わるかも知れません。

キーボード主体のバンドを長いこと愛していた事で、
衝動買いをしてしまった事例ですね。

以上。

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「Asia In Asia」のアナログ盤他のリリースについて

2022-03-19 14:31:31 | Carl&GregのエイジアinASIA
「Asia In Asia」のアナログ盤他のリリースについて

アメブロで私がフォローしているyffcyesheadさんのブログで、
教えてもらいました。

1983年エイジアの内部事情でグレッグが急遽参加する事になった、
「Asia In Asia」のアナログ盤他が6月にリリースされるようです。

トリロジーのピクチャーレコードの記事と一緒にしようかと思いましたが、
「Carl&Gregのエイジア・イン・Asia」というカテゴリーをもうけているので、
待ちに待った情報として記事を別にしました。

取扱サイトのタイトルには、

「Asia In Asia, Live At The Budokan Arena, Tokyo, Japan, 6 December 1983」

とあります。



取扱サイトから画像を頂戴
ロジャー・ディーンによるデザインなので、
これで決定版といえるでしょう

カタログ番号を見てみたら、「BMG」の文字が見えますので、
マイナーレーベルからの発売ではないわけです。

種類としては、

1.「CD+Vinyl+Blu-Ray他アレコレグッズ」のBOX
2.「CD」
3.「Vinyl」

の3種類があって、
BOX内の「Vinyl」はカラーのようですが、
単品の「Vinyl」には、カラーの記載は特に無いようなので、
一般的な色かも知れません。

映像のみの単品発売はないようなので、
それが欲しければ、BOXに手を出すしかないわけです。

BOXは先行予約で「£99.99」。
安くないですね。

1つのコンサートを取り扱ったものなので、
むしろ高いというべきかも知れませんね。

今のところ、購入の決断はしておりません。

以上。

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「トリロジー」のピクチャーレコードのリリース等

2022-03-19 13:36:10 | 「トリロジー / Trilogy」
「トリロジー」のピクチャーレコードのリリース等

6月18日にRECORD STORE DAY限定商品として、
「トリロジー」のピクチャーレコードがリリース予定のようですね。

昨年の「タルカス」のピクチャーレコードの次は、
「展覧会の絵」のホワイトヴァイナルでしたが、
「トリロジー」はピクチャーレコードという事になりました。



取扱予定サイトから、
画像を頂戴しました

ディスクユニオンさんの欲しいものリストに、
入れている中古品が発売されると、
メールが届くのですが、
昨年はメールを開封すると、
「タルカス」のピクチャーレコードというのが、
かなり頻繁に出てきました。

メールが来るのは、
買いそびれた時の事を考えて、
リストに入れていたからですね。

以前にも少し書いたように思いますが、
この「限定商品」というのは、
EL&Pの熱心なファンでなくとも、
いろいろな方々が求めているのでしょう。

それを直ぐに手放しているのだと思います。

「RECORD STORE DAY限定商品」は、
発売前の予約というのを行っていないので、
「発売開始から早く注文しないと売り切れるのでは?」
とついつい思ったりするわけです。

実際、品物によっては数年前の品物が簡単に入手できないケースもありますね。

現時点で多く手放されている「タルカス」のピクチャーレコードも、
数年経つとレア度が増す可能性はあるのかも知れません。

「タルカス」のピクチャーレコードの発売から、
「展覧会の絵」のホワイトヴァイナルの発売、
「トリロジー」のピクチャーレコードの発売への流れからすると、
いずれは、「恐怖の頭脳改革」を単品のピクチャーレコードとして発売するか、
あるいは、カラーレコードとして発売するかの予想が立つわけです。

「恐怖の頭脳改革」は特殊仕様ジャケットも大切な構成要素なので、
それを生かした製品作りをしてもらいたいとは思いますが、
あまり期待はしないで待ちますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1975年9月号

2022-03-17 10:53:17 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1975年9月号



表紙
この号は、クィーンのグラビアが、
カラーとモノクロを含めてやたら多い

この号に関しては、EL&Pが掲載されているかどうかは解らないまま、
購入したものですね。

所持していない号が、既に取り上げ済みの号と一緒に、
何冊かまとめて、出品されていたのですが、
価格が安かったので札を入れてみたわけです。

結果として、EL&Pのメンバーに焦点をあてたグラビアとか記事は、
見つからなかったのですが、
ML誌独自の企画の頁にキースとカールが顔を出していました。

「君を夢中にさせる顔は!」というコーナーです。

「これぞ男の敵、誰もが認めるハンサムガイ」に、
無精ひげのキースのよく知られている写真が掲載されています。



キースの隣はリック・ライト

「男の敵」という表現は、
キースに関してはあまりあてはまらないような感じもありますが、
こういう表現も時代を感じさせるものです。



キース部をやや拡大

ジョン・ウェットンの顔も見えますね。
ジミー・ペイジもいました。

カールの方は、
「ファンのハートをがっちりと捕らえて離さないかわいこちゃんタイプ」
に顔を出しています。



カールは向かって右下ね

まぁ、こういうのは、主観がすべてなところに、
面白さがあるわけですね。

載って幸いですよ。

グレッグはいないのか?

という事になりますね。

残念ながらおりませんでした。

しかし、この記事の扉の頁に顔を出しているので、
号全体としては、
EL&Pのメンバーが全員登場した事にはなりました。



記事ではベースラインをほめられています

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

モンタナ I LOVE MUSIC

2022-03-14 14:47:55 | EL&Pも演奏した曲が入っているよ
モンタナ I LOVE MUSIC



ジャケット2つ折りペラ紙
内側には収録曲と日本語解説あり

何年か前にこのアルバムの存在を知りました。

中古のアナログ盤も決して安くないですし、
中古のCDは、ほとんど出回っていない状態なので、
CDを入手して音を聴くまで時間を要しましたね。

EL&Pの作った「タルカス」とかを、
他のミュージシャンが演奏したアルバムに関しては、
知り得た時点で出来るだけ予約購入をしたりしているのですが、
このアルバムに関しては、そのようなケースとは違うので、
そうはなりませんでした。

本作品は、1978年に、米国の「モンタナ・ヴィンセント・Jr」
という方が制作したものなのですが、
このアルバムに関しては、
ダンス・ミュージックというジャンルに位置づけされており、
アメブロで拝見したある方のブログによると、
「ディスコのゴッドファーザー」と呼ばれているようです。



CD盤と帯
2013年にしては、
80年代のようなCD盤面

2013年に国内では初CD化されたようなのですが、
「モンタナ・ヴィンセント・Jr」は、その年に他界されています。
CD化が追悼企画だったどうかまでは解りません。

5曲目に、「ファン・ファーレ・フォー・ザ・コモンマン」が収録されています。

「ELP四部作」に「庶民のファンファーレ」が収録されてリリースされたのは、
1977年なので、これに触発されて、取り上げた可能性はあるかと思います。

あくまでも、コープランドの作品ではありますから、
EL&Pとは無関係という見方もあるかと思いますし、
CDに記載されている解説にもEL&Pは出てきませんでした。


「EL&P以外に誰が編曲しているのか?そんなのはないだろう!」

と思っていたわけですが、ロックとは違うジャンルであるにせよ、
かなりポップスに近い分野で取り上げられていた事が解りました。

聴いてみましたが、EL&Pの演奏とはまた別の良さが出ています。
解説によると、「インストゥメンタル・ブギー」との事。

本アルバムは、
ダンス・ミュージックとは言っても、
1978年の頃ですから、
プロのミュージシャンによる濃厚な演奏が熱く響き渡る感じです。
聴いていてとても心地よい。

それから全体の解説を読んだのですが、

「それにしてもこれ、何度聴いても素晴らしい内容だ。彼の音楽キャリアを凝縮されたといっても過言ではなく、鮮度はいまだに落ちていない。」

との事。

こういうのを時々聴くのは悪くないです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

EMERSON PLAYS EMERSON - REMASTER 国内仕様

2022-03-11 13:46:05 | Keith Emerson関連
EMERSON PLAYS EMERSON - REMASTER 国内仕様

キース七回忌。

合掌。

国内初回盤「エマーソン・プレイズ・エマーソン」を、
かなり前に取り上げています。

ヤフオクにも時々、帯付きの品物が出品されていますが、
発売価格ぐらいの予算を見ておけば容易に入手できます。

国内初回盤が英国より遅れてリリースされたかどうかは、
確認していませんが英国では2002年のリリースだったようです。

初リリースから20年となるわけですが、
その間にリイシュー盤も発売されていました。

リイシュー盤は、ジャケットの変更とかは行っていないのですが、
国内では、「マーキー」と「OCTAVE」が帯を付けて国内仕様盤として発売していました。

確認してみたら、リイシュー盤は2017年の発売。
キース他界の翌年ですね。

格安中古CDを集めながら、
最初に発売されてからリイシュー盤が出るまでの年月をチェックしたりする事がたまにありますが、
これはちょっと長かったように思います。

元々が、「EMI」という事も影響しているのかも知れません。

このCDは、「EMERSONGS」というレーベルからリリースされているのですが、
このレーベルは、キースの生前に「THE KEITH EMERSON TRIO」のデジパックCDを出していたところです。
1年ほど前に「FANFARE FOR THE UNCOMMON MAN」もリリースしている、
キース専門のオリジナルレーベルのような感じですね。

本日、取り上げるのは、OCTAVEが帯を付けて発売していたモノです。



帯に癖が付いていて上手く広がらない

この帯には、特に、年月とかが記載されていませんが、
OCTAVEからのEL&P関連商品の発売は、
一度発売したら終わりというものではなく、
何年かしてから再発売するケースもあるようです。

その時に帯のデザインを変更しているかまでは、
今のところ解りません。

OCTAVEで「ホンキー」のリイシュー盤の発売をした時は、
解説が入っていましたが、
商品によっては「帯付き解説無し」というケースもあるようです。

このタイトルに関しては、
マーキーが解説を入れた品物を発売している事もあり、
解説無しで帯のみで済ませようとしたのかも知れません。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

昨夜の漫勉neo (ネタばれあり)

2022-03-10 10:22:04 | EL&Pに影響を受けていると思われる創作家達
昨夜の漫勉neo (ネタばれあり)

昨夜のNHK・Eテレの番組「漫勉neo」に、
先月、このブログでも告知していた、
「青池保子先生」が登場しました。

冒頭から「good times bat times」の音が流れて、
ハートを鷲づかみにされたクラシックロックファンもいた事と思われます。

ほとんど、ツェッペリンの楽曲がBGMとして使用されていました。

大ヒット作が「エロイカより愛をこめて」である以上、
当然の事ですけどね。

そこで、EL&Pが出て来たかという事ですが、
出てきましたよ。

あまりに知られている恐怖の頭脳改革の国内盤の解説にあった白黒写真が、
「イブの息子たち」のカラーイラストと共に出てきましたね。

「イブの息子たち」のモデルが、「エマーソン、レイク&パーマー」という、
ザックリとした紹介の仕方をしていました。

その時に流れていたBGMは、
「悪の教典#9第一印象パートⅡ」ですね。

思いの外、長く流れていました。

私自身、漫画としては、「イブの息子たち」は、
今ひとつよく解らない世界なのですが、
「エロイカより愛をこめて」の熱心な愛読者であり、
比較的、最近の作品「ケルン市警オド」も、
新刊で購入しているので、とても興味深く見ることができました。



我が家の本棚の一部
青池作品はあちこちに散らばっている
ヌードルストッパーフィギュアの水色の靴と脚も写っていますが、
これは社用の対外イベント用に準備したモノ
普通はこのような靴のタイプは入手したりしない

知らなかったのは、映画「幻魔大戦」のキャラクターデザインの、
大友克洋さんが、「エーベルバッハ少佐」のパロディみたいな漫画を描いていた事。

これは機会があったら読んでみたいと思いました。

いずれにしましても、「悪の教典#9第一印象パートⅡ」がBGMで使用される事は、
全くの想定外でしたので、私としては大満足ですね。

見落とされた方は再放送もあるかと思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ファーストアルバム ジャケット デザインTシャツ

2022-03-09 14:40:04 | Emerson,Lake&Palmer関連
ファーストアルバム ジャケット デザインTシャツ

ファーストアルバムのジャケットデザインのTシャツは、
2枚ほど取り上げています。

1つは、90年代の初来日時に会場で購入したモノ。
もう1つは、グレッグのコンサートで、購入したモノ。

いずれも、会場での購入でした。



未使用品との事

本日、取り上げたTシャツは、
一般的なアーティストのTシャツの販売価格より、
やや安かったのでヤフオクで求めたものですが、
過去のブログを追ってみたら、
ピクチャーレコードボックスが出た頃に、
解りました。



裏返した状態

このストアーから発売されていたTシャツは、
「BRAIN SALAD SURGERY」の、
「CD+DVDA+LP」にセットになって、
発売されていたモノ(40周年記念)を、
米国から求めた事がありましたが、
あまり丈夫ではないと推定されます。

本日、取り上げたTシャツに関しては、
ファーストアルバムのジャケットデザインの取りこみ方を、
かなり気に入っているので、着てみたいとは思っていたのですが、
数回着るとダメになりそうですね。
(下手をするとリンク先のように1度の洗濯でダメになるかも。)

着る度に手洗いをしてまで着たいとは思わないので。

私が日常で頻繁に着ているのは、

これはオフィシャルなモノではないのと、
戦車に上にアルマジロが乗っているだけのデザインなので、
使い捨てのつもりで何度も何度も着ていたのですが、
かなり丈夫です。

このTシャツの販売者から、
キースやEL&Pのメンバーの単色の絵柄が入っている、
Tシャツが売られているのですが、
特にオフィシャルなモノではないので、
今のところ購入はしておりません。

長持ちはしそうなので、余裕があったら、購入するのも悪くないなとは、
思っています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ザ・ベスト・オブ・ナイス feat.キース・エマーソン CD

2022-03-07 13:22:32 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ベスト・オブ・ナイス feat.キース・エマーソン CD

このCDの存在を最初に知ったのは、
秋田に戻ってきてから、
所用で上京した時でした。

池袋駅近くのCDショップで見かけたのです。

当時は、1枚組のナイスのベストCDを、
¥2,500-払って買おうという気持ちは全くありませんでした。

その時に、

「どうせ、89年にテイチクで発売していた初期3枚のCDから、
適当に抜き出してベストアルバムを制作したのだろう。」

と勝手に思い込んでいたのです。

中古品を入手してみて、
テイチクとは何の関係もない、
「ジムコジャパン」の商品であった事が解りました。



ブックレットジャケット
帯無しは安い

ジムコと言えば、
キースのソロとかサントラが思い浮かぶわけですが、
ナイスまでリリースしていたとは、
思ってもいませんでした。

キース関連CDを熱心にコレクションされている方にとっては、
当たり前すぎる事なのでしょうが、
私は今頃になって知ったりしているわけです。



CD盤面
ジャケットの英文字タイトルとは異なり、
邦タイトルに寄せたタイトルを付けたデザインになっています

ちなみに、このベストCDは、
英国かドイツあたりから
元となるベストCDがリリースされていたのだと思います。
英Amazon等で同じジャケットデザインの品物を見かけたりしますので。

そこの発売元から日本での発売の権利を、
ジムコが手に入れたのでしょう。

ジムコでキースのCDの解説を書いていた、
笹川さんが、解説を書いていますね。

発売時期は、1994年の4月25日だったようで、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」の後になるわけですが、
笹川さんは解説を結ぶにあたり、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」を持ち出しています。

笹川さんは、ナイスではなくEL&Pから入っているので、
リー・ジャクソンの声が好きではなかったのですが、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」での、
「夢を追って」のグレッグのボーカルに関しては、
聴くに耐えないものであったと述べています。

笹川さんも最初にナイスを聴いた当初は、

「リーの歌っているとは思えないボーカル」(笹川氏の記述)

と思っていたようですが、

「夢を追ってのボーカルはリーの声がしっくりくる」

と感じたようです。



ブックレットの裏側
プラケース裏と同じデザイン
リーの写真だけを白黒にしないと、
何か問題があるのかな
ちなみに収録楽曲は完全一致ではありません

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ハワード・ジョーンズ クロス・ザット・ライン

2022-03-05 13:22:00 | keithやEL&Pに影響を受けたミュージシャン、キーボードプレイヤー
ハワード・ジョーンズ クロス・ザット・ライン

2月にamassに掲載された、
ハワード・ジョーンズとキース&グレッグ関連の情報が、
同日、スマホの方に届いていました。

amassの記事には、リンゴ・スターのバンドのライヴアルバムと、
その音源が貼り付けてあったので、
それで検索をかけたと思われる方々が、
当ブログのその記事にアクセスをした後がありました。

私はそのamassの記事をザッと読んで、
とても簡単な日記をmixiで綴りました。

本日の朝、確認したら、
私が1枚だけ所持しているハワード・ジョーンズのCDが、
記憶通りのところにストックしてありましたので、
少し書いてみる事にします。



80年代はシュリンクを捨てていた事だけは解った

このCDを購入した動機なのですが、
キーボード・マガジン誌を立ち読みしていた時に、
割とハワード・ジョーンズの名前を目にしていた事があげられます。

加えてキーボード・マガジン誌では、
キーボードプレイヤーの人気投票もやっていたらしく、
ハワード・ジョーンズがトップを獲得した時に、
キースが第2位になっていた時もあったようなので、
気になってはいたわけです。

そんな時に、当時、仕事での運転中に聴いていた、
ラジオのJ-WAVEからこの「クロス・ザット・ライン」に入っている、
「Everlasting Love(エヴァーラスティング・ラヴ」という曲が頻繁に流れていたわけです。
この曲自体は、さほど、気に入ったわけでもなかったわけですが、
人気のキーボードプレイヤーの新しいアルバムが1枚ぐらいあっても良いだろうと思って、
入手してみたのでした。

その後、国内のキーボード・マガジン誌に、
キースとハワード・ジョーンズの対談記事が掲載されたので、
こちらの方は、キースとハワード・ジョーンズが表紙になっていたので、
購入をしたと思います。

1989年というと、キースが、前年にオリジナルレーベルから、
「クリスマスアルバム」をリリースした翌年になります。

EL&パウエルがダメになって、
3(スリー)が、
キースの基準の中では「不発」で、
コツコツと「クリスマスアルバム」を制作して発売はされたものの、
その後の音楽活動に関しては、
ハッキリとした情報は入っていなかったように思います。
(年末にはピアノだけのアルバムを完成させたというニュースはありましたが)

2人の対談の中でのキースの質問で、
特に記憶している事があります。

質問は、

このハワード・ジョーンズの「クロス・ザット・ライン」に、
ピアノだけのインスト曲「Out Of Thin Air(アウト・オブ・シン・エア)」が収録されていたのですが、
それを収録するにあたって、
音楽会社かプロデュースサイドから、
反対はなかったかというものでした。

ハワード・ジョーンズは、
反対等は無かったと答えていましたね。

普通に考えると、
売れているアーティストが、
ピアノによるインスト曲をアルバムに1曲収録したとしても、
アーティストの意見が無視される事もないと考えますが、
キースとしては、自分の作る音楽が、
音楽会社のニーズと合致していない事で、
希望がなかなか実現しない事もあり、
ハワード・ジョーンズの状況がうらやましくて、
してみた質問であったのでしょう。

私はたまたま「クロス・ザット・ライン」のCDを持っていたので、
キースの質問をアルバムの音を思い出しながら、
読むことができたのでした。

この「クロス・ザット・ライン」に関して言えば、
基本は歌モノのアルバムなのですが、
その中で、ピアノのインスト曲が1曲入っていたりするのは、
普通のポップスファンであったとしても、
決して悪い印象は持たないでしょう。

ハワード・ジョーンズですが、
米国では、アルバムからのシングルカット曲「Everlasting Love」は、
トップ30に入ったとリイシュー盤の販売会社のサイトにはありました。
但し、ウィキの情報によると、
以前のアルバムはチャートでベスト10内を確保できていたのですが、
この「クロス・ザット・ライン」は、ベスト50位圏外にとどまったようです。
一挙に下降してしまったわけですね。

それからすると、
ハワード・ジョーンズの栄光期間は、
1984年から1986年で終わっていたと見る事ができますが、
1989年は一般の洋楽シーンの中では、
キースとは違って過去の人ではなく、
まだまだ存在感があったわけです。

いずれにしましても、
リンゴ・スターのおかげで、
大好きなEL&Pの代表曲の1つである、
「悪の教典#9第一印象パートⅡ」を、
ボーカリスト本人と演奏できたわけですから、
グレッグとの出会いも、
ハワード・ジョーンズにとっては、
大きな心の宝になったのだと、
amassの記事を読んで確認する事が出来ました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。