EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

パル・リンダー・プロジェクト RONDO

2018-06-29 15:21:30 | keithやEL&Pに影響を受けたミュージシャン、キーボードプレイヤー
パル・リンダー・プロジェクト RONDO


ペラ紙2つ折りジャケット

スエーデンのパル・リンダー・プロジェクトは、
90年代のマーキーやユーロ・ロック・プレスを見ていた時に、
CDショップの広告等に、その音がEL&Pっぽいとして、
紹介されていました。

それで、
一度は聴いてみたいと思って、
その時の最新のCDを1枚購入した事があります。

聴いて見たところ、EL&Pの音楽の響きとは、
別のもののように感じました。

それはそれで個人的な感想ですが、
ショップの紹介記事等を読むと、
パル・リンダーは、EL&Pとかキースが好きなようですし、
EL&Pフォロワーのキーボードプレイヤーとして、
一定の技量があるというのが、
客観的な位置づけのようです。

パル・リンダーの目指しているサウンドは、
以前、読んだインタビューでは、

「たとえて言えば、
エマーソン、ブラックモア&パウエルのような、
サウンドをめざしている。」

みたいな事を言っておりまして、
雑誌「BURRN!」系の音に詳しくない私にとっては、
なんとなく、わかるような、わからないような、表現と言えました。

かと言って、

「70年代のレインボウのキーボードをキースが担当したら、こんな感じであったろうな音楽」

というようなものでもないでしょうね。

いずれにしましても、キースがとっても好きな事だけは間違いようです。

それが如実に解るのが、
本日取り上げたマキシCD「RONDO」。

96年にリリースされたミニアルバムとの事。

デイヴ・ブルーベックの「トルコ風ブルー・ロンド」を、
キースがアレンジして、
ナイス時代のアルバムに収録したのが始まりですが、
EL&Pのコンサートでも、ライヴ後半で盛り上げるための曲として、
ほぼ、必ず演奏しています。

パル・リンダーとしては、
オリジナルがキースの曲ではなくても、
キースみたいに弾いてみたいという事なのだと思います。

そのため、このCDのロンドもライヴでのキースの演奏に近い感じになっており、
パル・リンダーが、自身の個性を全面に出したアレンジで演奏しているような音ではありません。

このジャケットデザインは、
ロンドを演奏する前に、
キースが機関車みたいな音を出したりしているので、
それにちなんだものと言う意味はあるのでしょうが、
「イン・ザ・ホット・シート」のジャケットも意識していたのかも知れないですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


展覧会の絵 カセットテープ 国内版 その2

2018-06-27 14:43:49 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 カセットテープ 国内版 その2

最初に、展覧会の絵のカセットテープを取り上げたのは、
ブログを辿ってみたら、2011年でした。

記事を読んでみたら、
この時点では、
EL&P本体のカセットテープをこれしか所持していなかったようです。

この時から6年半以上経過しているので、
その間に比較的安価で入手しやすい海外版のカセットテープを
少しずつ求めて、そのうちの幾つかを既に取り上げていますが、
カセットテープは、国内版が最も高くて、
入手が容易でないと思っています。

EL&Pのレコードの国内盤のジャケットは、
レコード番号と帯が異なる事以外は、
ほぼ、リリース当初のデザインを継続しているようですが、

カセットテープの国内版の場合、
インデックスのデザインは、
タイトルによっては、
幾つかの種類が存在しているようですね。

本日、取り上げた品物は、
2011年に取り上げた品物と、
同じ品物のようですが、
その時はインデックスの装丁や、
封入物の内容を軽視していたようで、
あまり多くの事を記していないのですが、
今回、改めて解った事がありました。

このカセットテープは、
1988年に発売された、
カセットテープの「フォーエヴァーヤングシリーズ」というシリーズがありまして、
その時の品物だという事ですね。

インデックスの、
書籍でいえば、背表紙にあたる部分を、
2011年には掲載していましたが、
反対側の部分は、
このような感じになっていました。


背表紙にあたる部分は、
2箇所あって、そのうちの1箇所


フォーエヴァーヤングシリーズは、
廉価での販売が売りなので、
カセットもこのような価格になっていたわけですね。

EL&Pの国内版のカセットテープの全てが、
再リリースされているわけでもないと思われますが、
言うまでもなく、展覧会の絵は、
国内で販売されたEL&Pのアルバムの中で、
最も売れたようなので、
このシリーズに選ばれたのでしょう。


インデックスの裏側

イエスは、「こわれもの」と「危機」がカセットのシリーズにありますが、
EL&Pは「展覧会の絵」のみ。

現時点で似たような企画をすれば、
「タルカス」も選ばれていたかも知れないです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


復刻コンサートパンフ72以降 in FANFARE BOX その1

2018-06-25 18:05:55 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
復刻コンサートパンフ72以降
in FANFARE BOX その1


ボックス内の薄い箱に収納されている復刻の品物として、
コンサートパンフがあります。

ザッと見た感じでは、
4種類のパンフが復刻されて収納されていました。

全世界のコンサートパンフの種類を精査した事は未だないのですが、
今回復刻された4種類のパンフと、
このブログで取り上げたパンフ以外にも、
何点か制作されているようです。

復刻といっても、
72年の日本公演のパンフなどは、
フリーとのジョイントパンフである事や、
日本語の文字が多くて、
全世界向けの復刻パンフとして作るとした場合、
相応しくない事も確かですし、
96年の来日公演のパンフを復刻したとしても、
ビクターエンタテイメントの広告以外は、
あまり面白いとは言えないものもあります。

また、確か、イタリアで制作されたパンフの表紙もネット上で、
見たこともありまして、
なかなか出来がよさそうな感じだったのですが、
それなども、イタリア語で書かれていたら、
全世界のファンに向けての復刻にはなりづらいでしょう。

今日、取り上げたパンフの当時モノは、
ネット上で見かけた事がありますし、
中古品の販売も見た事がありますが、
万単位の価格ではありませんでした。


裏表紙

裏表紙を含めて、
全10頁。

メンバーの白黒写真が6頁に渉って掲載されていて、
残りの頁で、
音楽誌に載ったコンサートレビュー等の記事を抽出して、
掲載している感じです。

メンバーの写真の中は、
よく見かけるものもありますが、
昇り龍的な勢いのまっただ中という事もあり、
ちょっとしたパンフの写真にも、
エネルギーがほとばしっている感じです。

裏表紙を見ると、
この時点におけるリリース済みのアルバムが掲載されているので、
頭脳改革リリース前の、
コンサートパンフである事が解ります。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


2018年6月15日のロンドンハーツで

2018-06-22 13:46:01 | 「ELP・イン・コンサート&ワークスライヴ/EL&P IN CONCERT」
2018年6月15日のロンドンハーツで

6月15日は、家庭の事情があって、
珍しくも、19時前に帰宅したのでした。

毎日21時過ぎの帰宅が多いので、
平日に19時ぐらいから夕食をとると、
何だか、普段のリズムと違うので、
とても変な感じがしていました。

平日の19時から放映されているテレビ番組を見る事は、
全くと言ってよいほどありません。

そのため、お笑い芸人でも、
コンビ名を知らない方々が数多くいますね。

昨日、ロンドンハーツという番組で特集されていた、
「千鳥(ちどり)」に関しては、
たまたま、
以前、何かの番組で見て、
コンビの過去とかを知っていたので、
名前だけは知っていました。

番組では30項目に渡って、
様々な角度からの、
「千鳥」を分析していたのですが、

29項目目ぐらいのBGMに、
聴いたことのある音楽が登場しました。

「イントロダクトリー・ファーレからピーター・ガンの途中まで」

が使用されていましたね。

もっと、テレビを見る時間が多ければ、
EL&Pの演奏が、BGMに使用されているのを確認できるのでしょうが、
まったく見ていない番組をたまたま見た時に、
画面からEL&Pの意外な音が出てきたのは面白かったですね。

そんな良い気分に浸っていたら、

家内が、いきなり、

「そう言えば、この間見た、アド街ック天国だったかで、阿佐ヶ谷のタ○○○だかの、
フィギュアが置いてあるお店が出ていて、タ○○○を作った人も、欲しがったけど、
同じものは作れないという理由でお断りしたような事が放映されていたよ。」

と言いました。

ちなみにタ○○○と記したのは、
家内がきちんと「タルカス」と呼称しなかったからです。

まともに「タルカス」と呼称できない家内も、
家の中で、ジャケット帯等を、
目にする機会も多いので、
記憶の中にはあったのでしょう。

出社して、ググッて、調べて見たら、
南阿佐ヶ谷の特集みたいなのが、5月12日(土)に放映されていたようで、
その中に登場したようです。

秋田県では、テレビ東京の番組は、同時放映をしていなくて、
番組によっては、3ヶ月ぐらい遅れて放映しているものもあるので、
「アド街ック天国」は、おそらく1ヶ月遅れぐらいで放映しているのかも知れないです。
何曜日の放映だったかまでは、解りませんけど。

少し前に、関西の知人が、
その「POCK KITCHEN 1984」に、赴いたらしく、
そのタルカスを撮影したのを添付して送ってくれたのだけど、
私のガラケーでは画像容量が大きくて再生できないので、
Facebookのメッセージに添付してもらいました。

以前に写真で見た事のある造形物であっても、
撮影上手な人が撮ると、
独特の味わいが出てくるものですね。

そのうち、行ってみたいところではありますが、
今は家庭の事情があるので、
いつになるかは、見当もつきません。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


20th century Boys & Girls ~20世紀少年少女~高橋洋子

2018-06-21 08:22:05 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
20th century Boys & Girls
〜20世紀少年少女〜
高橋洋子



プラケース裏側

「新世紀エヴァンゲリオン」は、
テレビ東京での放映だった事もあり、
秋田県のテレビでは、
マスコミの話題に出るようになってから、
放映されました。

私はたまたま、
映画「ガメラ2」が始まる前の記事が掲載されていた、
アニメも取り扱った雑誌を立ち読みしていたので、
「新世紀エヴァンゲリオン」に関して興味を抱く事ができ、
秋田県でのテレビ放映よりかなり前に、
レンタル店で、VHSを借りて鑑賞したのでした。

レンタル店で、VHSを借りたりする事自体、
ほとんどなかったのですが、
導入ぐらいは見ておこうと思い立ちまして、
結局、何話かまでは見たわけです。

主題歌は覚えやすかったので、
あるイベントのカラオケで、
主題歌の「残酷な天使のテーゼ」
を歌った事があるですが、
大ヒットした後であっても、
その場にいた誰もが、
この曲を知らない感じでした。

大ヒットといっても、
やはり、アニメに関心がなければ知らないのは当然の事です。

それでも、その場で、
「この歌は、誰の歌なのですか?」
とアメリカに留学していたとかいう女性に、
尋ねられた事がありましたね。

そのような経緯もありまして、
80年代以降のテレビアニメとかは、
ほとんど詳しくない中で、
エヴァンゲリオンの主題歌のメロディーだけは、
覚えていたわけです。

本アルバムは、
「残酷な天使のテーゼ」のセルフカバーと、
「魂のルフラン」のセルフカバーの他に、
主に70年代から80年代初頭の著名アニメの主題歌と挿入歌等が、
収録されています。

その中に、「光の天使」も収録されたわけですね。

このCDの存在を知ったのは、
このブログを始めて1年ぐらい経った頃だった思いますが、
なかなか安い中古盤が出回らない事もありまして、
しびれを切らして、
入手したのは数ヶ月前ぐらいだったように思います。

しびれを切らしたのには理由がありまして、

このCDをまず取り上げてから、
他に予定しているCDを取り上げるという、
私自身のコダワリの順番が、
いつまで経っても達成されないので、
帯無しの中古盤の購入に走ってしまったというわけです。

(EL&Pとメンバー参加のCD以外は、
帯付きにそれほどこだわってはいないのですが、
できる事なら他のアーティストの中古盤であっても、
なるべく帯付きでという希望はあるわけです。)

エレクトーンによる「光の天使」が収録されたアルバムを、
取り上げた事がありますが、
このアルバムの「光の天使」は、ヴォーカルラインのメロディーの他は、
キース色をほとんど感じさせないアレンジになっていました。

とは言え、歌唱力のある方が歌う「光の天使」は、
キースっぽいアレンジがなくとも、
とっても素晴らしいものです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


作品第二番 レコード テスト盤

2018-06-19 13:47:29 | 「作品第二番/WORKS volume2」
作品第二番 レコード テスト盤

何年か前に求めたものです。

ジャケットも付いていたのですが、
よく見ると、米国盤のレコード番号が記されているジャケットです。


裏側中央下部


裏側向かって右上部

テスト盤の段階では、
まだ国内盤のジャケットが存在していなくて、
米国盤のジャンク品等のジャケットと組み合わせたのかどうか、
その辺りの経緯は不明ですね。

EL&P関連の別のテスト盤・試聴盤も幾つか手元にありますが、
市販用のジャケットではない、
白色のシングルジャケットにレコードが挿入されているものもあるので、
テスト盤・試聴盤の保護ジャケットには、
何通りかのケースが存在するのかも知れないです。

テスト盤と称されているレーベル面には、
業界関係者でなければ解らない文字が記載されていました。

「東芝EMI株式会社」

なるほど。

大手新聞社の印刷機は、
自社の新聞を刷るために印刷機が可動している時間帯以外は、
他紙の印刷をしているというケースがあると耳にした事がありますが、
それと似たような感じなのかも知れません。


レーベル面
ワーナーのレコード番号は片面のみ表記



このレーベル面に記載された文字には、
確かに作品第二番のレコード番号もありますが、
音を聴いてみない事には、
本当に作品第二番のテスト盤かどうかはハッキリとはしませんでした。

数ヶ月前に針を落としてみたら、
確かに「孤独なタイガー」が流れてきて、
通常アナログ盤のA面が再生されました。

音を確認した事によって、
このあやふや感漂う、
ちょっと変わったレーベル面の記載が、
間違いなくテスト盤の証である事が裏付けられた感じです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


恐怖の頭脳改革 シール帯盤 プラケース裏側用紙の表記

2018-06-15 13:20:47 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
恐怖の頭脳改革 シール帯盤 プラケース裏側用紙の表記

恐怖の頭脳改革シール帯にまつわる、
プラケースのあれこれに関しては、
幾度かレポートして来ました。

80年代にリリースされたCDの、
プラケース盤に関しては、
帯仕様の標準的なスタイルが、
定まっていなかった事も既に述べましたが、
シール帯仕様も、
そんな中での実験的なスタイルだったと思われます。

プラケースですが、
背部(耳というらしいです)にあたる部分は、
2箇所あります。
英語、日本語問わず、
アーティスト名やタイトル名、
CD番号が記してありますよね。

頭脳改革の米アトランティック盤が、
このような感じです。
(幾つかのヴァージョンはあるのですが、そのうちの一つ)



この時期のプラケース裏側の米国と日本のデザインの違いは、
何度か述べていますが、
背部は大抵、
裏側の用紙(裏カードというらしいです)と一体化しており、
この用紙をプラケースの裏側に差し込んで、
CD盤を装着するプラスティック部(トレイというらしいです)で、
固定しているわけです。

シール帯盤はこのようになっています。


漢字、カタカナ、ひらかなは、一つもないですね

背部の文字の色の違いは、
リリース国の違いで、変わる事もあるでしょうが、
シール帯盤は、
アトランティック盤のCD番号を、
そのまま背部に印刷していますね。

ワーナーのプラケース盤でも、
シール帯仕様盤でないものは、
初期のものであっても、
背部にカタカナでバンド名やタイトルが、
記されていますが、
シール帯盤までは、
米国の背部の表記をそのまま踏襲していたようです。

一方で、日本独自のCD番号(32XD-514)は、
裏側の用紙にしっかりと掲載する遣り方をしていたわけです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


私にとってのお宝 アメリカ シングルレコード 国内盤

2018-06-13 07:59:10 | Keith Emerson THE NICE関連
私にとってのお宝 アメリカ シングルレコード 国内盤

先週、キース・エマーソン・ファン専用掲示板に、
Discogsへのリンクが貼られました。

ザ・ナイスの「アメリカ」の国内盤シングルレコードへのリンクですね。

Discogsは、各国でリリースされているレコードやCDが、
リリース国、リリース年、レコード・CDのナンバーが解る便利な通販サイトで、
参加されている方が、アップした情報と写真があるようです。

私はほとんど、覗いていないのですが、
数年前に、
あるタイトルで検索した事があったのですが、
EL&P関連でも、
まだ、アップされていない情報もあるようでした。

ちなみに、
私が、アメリカの国内盤のシングルレコードが、
リリースされていた事を知ったのは、
およそ、5年ぐらい前でした。

オークションサイトで知ったわけです。

決して安くはありませんでしたが、
70年代のダブルアルバムぐらいの価格で、
入手できたわけです。


レコードは赤盤
カンバニースリーヴの劣化とシミは激しいです


これは、
リンクを貼られていたタイトルと、
同じレコードだと思います。

出品されるのも、
4年に一度あるかないかの品物です。

これは、赤盤なのですが、
黒盤も存在します。

赤盤は、赤盤に合わせて、
このような赤系統の色が、
ジャケットに使用されていますが、
黒盤は、
ジャケットデザインが同じでも、
赤系統の色を使用していませんでした。

これまで、取り上げた東芝音楽工業からリリースされていた、
ナイスの国内盤のLPレコードは、
盤の色に赤と黒の違いはあっても、
ジャケットは同じものを使用しているようなのですが、
シングルレコードのペラ紙に関しては、
レコード盤の色に沿った色遣いをしていたようです。

但し、
当時、東芝音楽工業からリリースされていた全てのシングルレコードが、
レコード盤の色に沿った色のペラ紙にしていたわけではないようで、
ペラ紙ジャケットの上部記載の、
「NEW ROCK BEST HIT SERIES」のシングルレコードに関してのみ、
そのような制作の仕方をしていたのかも知れません。

初めて黒盤のペラ紙を見たときに、
写真だけでもと思って、
保存したつもりになっていたのですが、
見つかりません。
おそらく、仕事が立て込んでいたのでしょう。
保存していなかったようです。

黒盤を手に取った時点で、
比較してみたいと思っていますが、
今後、黒盤がオークションなどに出品されたとしても、
そんなに高額の札を入れるつもりもないので、
実現できるかどうかは未知数です。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


72年来日公演時のパンフレットのオークション諸々

2018-06-11 14:06:06 | EL&Pにまつわるオークション等について
72年来日公演時のパンフレットのオークション諸々

1972年の来日公演のパンフレットにまつわるオークションが、
月初から先週末まで、
2件ほどありましたので、
その競争と落札価格を綴ることにします。

この1972年の来日公演のパンフレットは、
当ブログでもかなり前に取り上げた事があります。
オークションで入手した品物でした。

このパンフレットのオークションに出品される頻度を精査したわけではないですが、
最低でも、1ヶ月に2点ぐらいは、出品されているように思います。

出品されるのは、
一個人の所有物から古書店の販売物等、
劣化具合も様々ですが、
現時点においては、
出品されるのを、
数年ぐらいかけて、じっくりと待たなくても、
少し待っていれば入手できるという事であります。

1972年の来日公演を生で見ていない、
EL&Pファンにとっては、
70年代の希少価値のある品物とは言え、
比較的入手はしやすいわけです。

どのぐらいの価格で落札できるのかというと、
¥2,000~¥3,000ぐらいですね。

これが、
先々週、

なんと!

2名の競争によって、
¥1,200で落札されました。



送料がゆうメールだと、プラス¥400になりますね。

写真で見た状態は、
特に美品ではなくて、
経年相応の平均的な劣化具合でした。

落札価格は、
タイミングもあったと思いますので、
これが市場に出回っている平均的な価格とは、
言い切れないでしょうから、
落札者はかなりラッキーであったと思います。

また、
先週末が応札の締め切りだったオークションに、

「1972年来日公演のパンフレットにフライヤー付」

という組み合わせの商品がありました。

この組み合わせで、
特に価値が上がるわけではないのですが、
一個人が、
同時期の品物として一緒に保管していたので、
合わせて出品という形になったのでしょう。

フライヤーの内容は、

「1972年7月24日(月)5時30分開演の甲子園球場」

になっておりました。

このフライヤーは、
私も過去10年間で、
一度、ヤフオクで写真を見たことがあるか、ないかという品物です。

写真で見た限りでは、
パンフレットの状態も割と良い感じで、
フライヤーのシワも見あたりませんでした。

この出品物。
最終的には、
¥18,510で落札されました。

4名の方が、札をいれまして、
それぞれの最終札は、

Aさん ¥18,510
Bさん ¥18,010
Cさん  ¥9,510
Dさん  ¥7,500

という具合でした。

この4名は、
おそらく、
既に1972年の来日公演のパンフレットは、
所持されていると思われます。

そのため、
あくまでも、
フライヤーがお目当てと推定されます。

前述の¥1,200で落とされたパンフレットの価格と比較した場合、
¥17,310の差額が、フライヤー1枚の落札価格とも言えるわけです。

当時のフライヤーは、
パンフレットと、ほぼ、同じぐらいの大きさでした。

私は、最終的な価格が、
¥10,000以上になるとは思っておりまして、
チャレンジもしなかったのですが、
まさか、¥20,000近くの価格になるとは、
ちょっと驚きでしたね。

経験回数(評価数)314回の方が、
経験回数68回の方と最後まで競り合ったようです。

EL&Pマニアと思われる方々の熱い戦いでした。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


TOUCH AND GO 12インチ盤 本日のエピソード

2018-06-08 11:19:52 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
TOUCH AND GO 12インチ盤 本日のエピソード

昨夜の時点では、
今日のEL&P図書室2号の話材は、
まだ決めていなかったのですが、
アナログレコードの、
未アップ品等を収納してある箱から、
タイトルの品物を車に積んで来ました。

エマーソン、レイク&パウエルの12インチシングル盤は、
プロモ盤を含めて、数点取り上げていますが、
英国盤のプレスミス品を積んできたわけです。

私は、いつも、朝5時から5時30分の間に起床して、
花粉症対策のお茶を飲み、
洗髪等を済ませます。
次に、1Fと2Fにある神棚と、
1Fにある仏壇へのお供物を準備して、
朝食を食べます。

そして、母を起こして、お薬を飲ませる等をしてから、
7時から7時10分の間に車に乗り込むわけです。

車では、NHK・FMを聴いています。

7時25分からは、
「クラシックカフェ」というクラシック音楽が始まるのですが、

今日は1曲目に、
「グリーンスリーヴズによる幻想曲」
ヴォーン・ウィリアムズ作曲
(4分40秒)
(管弦楽)ロンドン交響楽団 
(指揮)エードリアン・ボールト
(出社してから調べた番組表より)

が流れたので、今日、車に積んできた品物に、
たまたま合致する流れになったので、
偶然とは思えないものを感じた次第。

EL&P絡みで、このような事は、
時々ありますが、
朝からこんなスタートが始まると、
悪い気はしませんね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


ベスト2枚組CD ESSENTIAL その2

2018-06-06 10:48:17 | EL&Pのベスト盤等
ベスト2枚組CD ESSENTIAL その2


DISC2 盤面

プラケースCDの場合、
ペラ紙ジャケットや、ブックレットジャケットが、
蓋の裏側に挟み込まれているのは、
数枚のプラケースCDを所持されている方であれば、
誰もが知っているところです。

そのジャケットを挟み込むのは、
おおよその場合、
プラケースの蓋にあたる部分の上下に、
楕円形の押さえ部が付いており、
そこに挟み込むわけです。

その押さえ部は、
上に2箇所、
下に2箇所ついている、
プラケースが多いのですが、

手の込んだプラケースになると、
上に3箇所、
下に3箇所ついています。

この部分の作りは、
あまり強固ではないらしく、
通販サイトで購入した輸入盤プラケースCDの場合、
この押さえ部が破損している事があったりします。

いずれにしましても、
上下にそれぞれ付いているものだと、
認識していると思います。

ところが、
このプラケースの蓋の裏側の押さえ部は、
上下ではなく、
左右についていましたね。
このプラケースは、
CD保護のケースに過ぎないけれども、
通常とは異なったモノを作ってみようと
試みたのでしょうね。



以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


A History of Progressive Rock

2018-06-04 17:08:29 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
A History of Progressive Rock


ペーパースリーヴケース入り

2枚組のプログレ系のオムニバスCDになります。
制作国はドイツ。

手にするまで、
2枚組である事以外は解らなかったのですが、
どうやらシリーズもののようです。

このEL&Pのベストが同じシリーズのようです。
ペーパースリーヴがついて、
その中に2枚組のプラケース入りCDがセットされています。

2004年の制作のようですが、
90年代の2枚組プラケースCDのパッケージを踏襲しているようです。
厚みがあるので豪華感はありますけどね。



ブックレットも付いておりまして、
アーティストのカラー写真が載っています。
EL&Pの写真は、
ラッキーマン日本盤シングルレコードのジャケットに使用されていたものですね。

DISC1が7曲、
DISC2が9曲で、
全16曲の収録ですが、
EL&PはDISC1とDISC2にそれぞれ1曲ずつ収録されています。

DISC1に「石をとれ」。
DISC2に「未開人」。

それぞれ初期のライヴヴァージョンである事は解りますが、
既出のオフィシャルのライヴ音源かどうかまでは確認しておりません。
音は良いです。

タイトルと組数から、
様々なプログレ系のミュージシャンの楽曲が、
収録されていると想像されますが、

「1アーティストで2曲収録」

という遣り方を一部取り入れて、
CD盤を埋め尽くそうとしている感じもあります。
制作者が、プログレ史を語る上で、
個人的に重視しているアーティストに関して、
2曲収録したようにも思えます。

2曲収録されているバンド、ミュージシャンは、
EL&Pの他には、

Barclay James Harvest
John Wetton
Focus

ちなみに、
ジョン・ウェットンの収録曲は、
「レッド」と「スターレス」なので、
このような選曲をする事で、
タイトルに似つかわしいものにしようとしたのかも知れません。

他の著名アーティストとしては、

Curved Air
Caravan
Rick Wakeman
Family
Van Der Graaf Generator

がそれぞれ1曲ずつの収録。

DISC2の終わりの3曲は、
アーティスト名

Karnataka
Mostly Autumn
Nektar

となっています。

この3つのアーティストは、
日本においては、
プログレマニアにしか知られていないように思いますし、
ブログ村の他の方が取り上げた事があるバンドもあります。

このオムニバス2CDは、
ドイツの制作者がかなりのコダワリを持って収録曲を選んだ感じがします。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


THE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN FIRE スペイン盤

2018-06-01 10:27:17 | Carl Palmer関連
THE CRAZY WORLD OF ARTHUR BROWN FIRE 
スペイン盤



シングル盤の割には、
丈夫な用紙を用いています
ピクチャースリーヴで、
両面同じデザインですが、
裏面には小さい文字で、
制作国等の記載があります


ブログを始めた頃、
アーサー・ブラウンのファイアのシングル盤を取り上げていますが、
こちらはスペイン盤になります。

このシングル盤を制作する段階では、
カールはまだアーサー・ブラウンに参加していなかったような事は、
こちらのシングル盤を取り上げた時に触れています。

キースの事をオルガンのジミ・ヘンドリックスと呼称したのは、
アーサー・ブラウンであったと、
キース・エマーソン自伝に記されていました。
キースの記憶に間違いがなければ、
その通りなのでしょう。

カールとアーサー・ブラウンとの関わりは、
60年代の後半のみのつきあいだと思っていましたし、
実際、そうなのかも知れませんが、

先般、
ほとんど覗く事がない、
カールのサイトを覗いてみましたら、
カールがプログゴッドを頂戴した祝いの席に、
アーサー・ブラウンもいたようで、
カールとの2ショット写真もアップされておりました。

プログゴッドにつながる実績の一つとして、
アーサー・ブラウンのバンドに参加した事も、
無視できないと思いますので、
そんな関係で祝いの席にいたのかも知れません。

この「ファイア」は、
ブラック・サバスやザ・フーも演奏していると、
ネット上のアーサー・ブラウンを取り上げているサイトに記載されてますが、
これらのバンドのアルバムに収録されているかまでは解りません。

アーサー・ブラウンが、
EL&Pが「リターン・オブ・ザ・マンティコア」において、
「ファイア」を演奏して収録したという事を、
把握しているのかは解りかねますが、
もし、把握しているとしたら、
決して気分の悪いものではなかったと思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村