EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

トリロジーのピクチャーレコード

2023-06-29 09:49:19 | EL&P関連アナログ盤未開封品のコーナー
トリロジーのピクチャーレコード

明日は、いよいよグレッグ自伝の発売日。
ウニオンさんでは、
特典のポストカードの写真をアップしましたね。

本日、取り上げるのは、
およそ1年前にリリースされたピクチャーレコード。

ネット上で見た感じでは、
BMGのジャケットの色合いに倣っていて、
とても濃い色の感じがした事もあり、
即、購入にはいたらなかったのですが、
安い未開封中古品が出てきましたので、
入手してみました。



なんだかんだで、
私はEL&Pが好きなのだと、
改めて思いますわ



裏側のデザインの感じは、
ダブルジャケットの裏側とほぼ同じだと思われる

当初、
トリロジーに関しては、
プラケースCDや紙ジャケットCDの
ジャケットの表側の白いバンド名が、
髪の絵柄に被さっているか、
いないかという事に関して、
しつこく綴っていました。

そのうち、
色合いそのものが、
70年代のリリース当初に比べて、
とても濃くなってきたので、
ブログネタにはなるけれども、
品物としては、
あまり歓迎できない状況で推移してきているようです。

SONYからのアナログ盤ピクチャーボックスのリリースと、
ほぼ期を同じくして、
Razor & Tieではピクチャーレコード盤に、
ジャケット代わりの透明ビニールスリーヴをつけて、
単品で販売を行っていましたが、
アメブロでYffcyesheadさんが訳してくれた、
PROG誌のサイトにあるカールの2017年のインタビューによると、
BMGとカールでRazor & Tieから400枚から500枚のピクチャーレコードの在庫を全部買い取って、
その後のカールバンドのツアーで販売したようです。

BMGのピクチャーレコードの企画は、
品物によっては、
レコード盤面の色合いに問題はあるとしても、
スリーヴジャケットに一工夫があるのが、
一番の魅力だと思いますね。



レコードストアーデイのステッカー
これは初めて見ました



中央部のレーベル穴回りのバリのようなモノ
未開封品を手放した理由なのか
未開封品でも安かった理由かも知れない

本日は、
時間もなかったので、
1ヶ月ほど前に入手した未開封品を撮ってみましたが、
まだ開封して確認をしていないので、
少し楽しみではあります。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

マンティコアレーベルのハンソン その2

2023-06-22 13:58:45 | マンティコアレーベル
マンティコアレーベルのハンソン その2

「マンティコア・ロック・ボックス」に関しては、
これまで、

ボックスのパッケージ、
「ストレイ・ドッグ」のセカンド、
背表紙のある厚い解説書、

を取り上げています。

また、
もの凄く興味深い解説書になっていたのと、
ダブルジャケットはダブルジャケットでミニチュア化するなど、
細部に渡る丁寧な仕事をしていると、
以前、述べた事がありましたが、

少しだけ、「もし、こうであれば、さらに良かったのに。」

という点もあったりしたわけです。

このボックスの中に「ハンソン」も2タイトル収納されています。

ちなみに、「ハンソン」に関しては、
2016年に国内アナログ盤についてレポートしています。

ハンソンのファーストアルバム
「NOW HEAR THIS」に関しては、
主立ったところでは、
英国盤と米国盤が存在しています。
ヨーロッパの国々のレコード盤も国内盤のように存在するかも知れませんが、
現時点では特に精査はしていないです。

このマンティコア・ロック・ボックスに収納されている
ジャケットは米国盤のジャケットを模したモノのようです。



アナログ盤ジャケット再現、
ミニチュア紙ジャケットCD



見開きジャケット内側



見開きジャケット外側

アルバムタイトルの「NOW HEAR THIS」の色が、
米国盤では、濃いオレンジ色になっているのですが、
英国盤では、白色になっていますね。



英国アナログ盤ジャケット
ネット上より頂戴

私は、
マンティコアからリリースされた、
EL&Pのアルバム「BRAIN SALAD SURGERY」に関しては、
ジャケットに関しては、英国盤と米国盤の大きな違いは、
なかったようなので、
マンティコアのお抱えのアーティストのアルバムのジャケットを、
英国盤と米国盤で異なったモノにするという事があろうとは、
全く考えてもいなかったのですが、
そうでもなかったという事になります。

国内アナログ盤リリース当時は、
ワーナーさんでも、
英国盤と米国盤のジャケットで、
タイトルの文字の色が異なるという事は、
全く想定していなかったのかも知れません。

結果として、
国内アナログ盤のジャケットデザインは、
米国盤を模して作られていたという事になるのでしょうが、
見開きダブルジャケットではなくシングルジャケットと、
簡略化されていました。

ビクターエンタテイメントさんでは、
EL&Pの紙ジャケットCDを、
最終的に英国オリジナル仕様に近づけていったわけですが、
この「マンティコア・ロック・ボックス」に収納されている、
アナログ盤のジャケットの再現に関しては、

「国内アナログ盤が存在していたタイトルに関しては、
ある程度は、それに沿った再現にしよう。」

という考え方をしていたのかも知れません。

その辺りの経緯については、
企画制作に携わった方のみが知るところでしょうが、
せっかく、ミニチュア紙ジャケット化をしたのですから、
英盤と米盤と国内盤のジャケットの違いについても、
解説で触れてくれれば良かったと思います。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ディスクユニオンの一手

2023-06-21 17:09:01 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
ディスクユニオンの一手


以前、アップした、
70年代のライヴ時のパンフの頁
下記の内容のポストカードではありませんので

『グレッグ・レイク自伝 ラッキー・マン』の発売日が近づいて来ています。

6月30日(金)に、都内の大手書店の店頭に平積みされるのかどうかまでは解りかねますが、今回の告知だけは、どうやら延期が無さそうな感じです。

ウニオンさんでも、6月15日(木)から、受付がアップされました。

ウニオンさんは、ここに来て、

お買い上げの方に先着で、

「メーカー特典ディスクユニオン限定オリジナルポストカード」

を差し上げます!

との告知。

今日の時点では、
ポストカードのデザインは、
アップされておりません。

このような事態が訪れる事は、
想定できないわけでもなかったのですが、
いつもそうだとも限らないので、
私は大手のショップに注文済なわけです。

ウニオンさんから、
もう一冊購入するには、
税込み¥4,180-は安くないですね。

しかも何かを付け足して、
¥5,000-以上にしないと、
別途送料が加算されます。

加えて、
今月は、想定外の思い切った買い物が多かったから、
ますます躊躇します。

還暦を過ぎた男が、
ポストカード1枚に振り回されるってが。

それと、シンコー・ミュージックさん、
これだけ延期したのだから、
初回発送分すべてに、
ポストカードを付けても良いと思いますけどね。

「PROGRESSIVE ROCK LIVE IN JAPAN Wish They Were Here」
を受け取った時には、頼みもしないのに、ジェネシスの写真がついていたじゃないですか。

その時は、まだ、写真を振る舞う余裕があったということでしょうかね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Bonus Collectors Card Ladies and Gentlemen

2023-06-20 13:39:16 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
Bonus Collectors Card Ladies and Gentlemen

EL&Pの過去のアルバムの発売権が、
SONYからBMGに移った際に、
リイシューアルバムを先行予約で受付をしていたのが、
「Pledge Music」というところでした。

私はその「Pledge Music」に関しては、
よく解っていなかったのですが、
当時、コメントをくださった「ELPファン」さんの説明によると、
ミュージシャン向けのある種のクラウド・ファンディングのような事をしていたわけです。

「ファンファーレボックス(FANFARE 1970-1997)」なども、
先行予約受付をしていましたので、
世界中の熱心なEL&Pファンは、この先行予約から求めた方は多いと思います。

この「Pledge Music」は現時点では存在しておりません。

ある程度の詳しい事情を書いている日本語のブログを、
過去に読ませて頂いた事がありますが、
経済的な理由で運営が行き詰まったようでした。

当時、
リイシューアナログ盤は、
一挙に発売するという事ではなく、
3タイトルを数度に渡ってリリースするというやり方をしていました。

3枚セットで予約をすると、
予約したアルバムジャケット3種の、
「Bonus Collectors Card」というのが予約購入特典として、
付いていたわけです。

以前にも、述べた事がありますが、
この「Bonus Collectors Card」は、

「ファースト、タルカス、展覧会の絵」の3枚セット。

「トリロジー、恐怖の頭脳改革、レディーズ&ジェントルメン」の3枚セット。

が存在しておりまして、

「EL&P四部作」「作品第二番」以降のリイシュー盤の先行受付時には、
「Bonus Collectors Card」は制作されておりませんでした。

「Bonus Collectors Card」を制作するには、
「WORKS volume1,volume2」のジャケットが地味すぎるという考えもあったのかも知れません。

それと、先行予約の限定企画としては、
リイシュー盤とセットで、
数量限定のテストプレス盤を求める事ができるというのが、
ありました。

テストプレス盤のセット企画は、
「ファーストアルバム」がリイシューされた時点から、
始まっていた事ではありますが、
おおよそ、情報を仕入れるのが遅い私が、
「PledgeMusic」のサイトに辿り着いた時は、
テストプレス盤のセットは既に売り切れという状況でした。

「イン・ザ・ホット・シート」等の不人気盤のテストプレス盤のセットなどは、
予約の終了まで残っていましたね。

以上の事は、過去のブログでも、
数度に渡って語り尽くしているわけですが、
本日、タイトルの品物を取り上げるにあたって、
改めて説明をした次第です。

最近は、Amazonで、
アーティストのCDを購入すると、
そのCDのジャケットを、
10インチアルバムのジャケットぐらいに大きくした、
「メガジャケ(24cm×24cm)」と呼ばれる用紙が、
Amazon限定の特典として付いている事があります。
「Bonus Collectors Card」は、
その走りのようなモノかも知れません。

この「Bonus Collectors Card」は、
制作されているので、
英国オリジナル盤のジャケットの味わい等を目的としているわけではないわけです。



Bonus Collectors Card Ladies and Gentlemen

メーカーが認可したという点では、
オフィシャルな販促グッズの1つではあるかと思います。



LPジャケット大ですが、
CDと一緒に撮るとわかりやすい

年月を経ると、
EL&Pのアナログリイシュー盤の先行予約特典の歴史に、
このような品物が存在していたという事にはなるでしょうから、
将来のEL&P関連品収集家にとっては、
貴重な品物と言えるのかも知れません。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

エイジア ジャパンツアー 1992 パンフ

2023-06-16 15:26:20 | Carl Palmer関連
エイジア ジャパンツアー 1992 パンフ

この時のツアーパンフの表紙は、
このブログで幾つかとりあげている、
エイジアのアルバム「アクア」のジャケットが用いられています。




表紙
エイジアの来日公演パンフは、
この時までは、LPレコードジャケットサイズになっているという事かな

カールは、アルバム「アクア」制作時には、
参加をしているわけですが、
1992年の来日時には既に脱退をしているので、
過去2冊取り上げている、
エイジアの来日時のパンフとは異なり、
このパンフの中に、
カールの姿を発見する事はないだろうと思っていました。

そのため、
カールとの関連も全く無いかも知れないパンフと推定していましたが、
ヤフオクで開始価格がとても安くて、
競争者もいなかったので、札を入れてみたわけです。

頁をめくってみると、

ジェフ・ダウンズ、
スティーヴ・ハウ、
ジョン・ペイン

の大きなカラー写真が、
このパンフのために撮影されたような感じで、
何枚も掲載されていまして、

「これがEL&Pのパンフだったら、
けっこう楽しめる仕上がりだな。」

と思いました。

(このお三方にドラマーと、
サポートギタリストの比較小さめの写真もあります。)

EL&Pの来日公演パンフというのは、
3種類ほどあるわけですが、
業界関係者から圧倒的な注目を浴びていた、
初来日のパンフはともかくとして、
1992年のパンフは、
内容は悪くはないですが、
日本独自のものではなく、
ワールドツアー用に制作されたものでした。

1996年の来日パンフは、
日本独自の制作でしたが、
この来日のために撮影した写真があったわけでもなく、
ほとんど印象に残らないモノでした。

そのため、
私個人として思うのは、
EL&Pは、
90年代以降の来日パンフの仕様には、
恵まれているとは言い難いという事ですね。

期待せずに求めたこのエイジアのパンフですが、
エイジアの簡単なヒストリーの頁がもうけてありまして、
カラーページに比べると、
白黒の小さな写真ではありますが、
カールの姿が4枚ほどありました。

加えて、このように、
エイジアの初来日の写真まで、
添えてくださっておりました。



対照的なな2人の顔

1992年の時点で、
もし、ジョン・ウェットンが脱退をしていなければ、
グレッグが写っているこの初来日の写真は、
掲載される事もなかったと思います。

ちなみに、
ジョン・ウェットンが写っている過去のエイジアの写真も、
3枚ほどありました。

こういうパンフというのは、
オリジナルメンバーによるエイジアが大好きなエイジアファンにとっては、
何とも言えないものがあるかと思います。

全体的なパンフの内容としては、
ジェフ・ダウンズがいる限り、
エイジアは何とかなるという感じで彩られていますね。

EL&Pのメンバー不在のエイジアのパンフに、
メンバー2人の姿を見る事ができたのは、
幸いでした。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Ars Longa Vita Brevis CD 1991米国盤

2023-06-14 10:01:24 | Keith Emerson THE NICE関連
Ars Longa Vita Brevis CD 1991米国盤

先日、また、ナイスのカラーヴァイナルのリリース情報が入りました。

発売サイトの説明がちょっと不充分なのですが、

「Live In Oslo 1969 (Light Green Coloured)(10inch)」

という品物が9月にリリースされる予定との事。

レーベルはいつもの「London Calling」なので、
予定通りのリリースになるかと思います。

本当に「10inch」であれば、
これまで見聞きしてきたナイスのレコードとしては、
初めての「10inch」になりますね。

EL&P関連の「10inch」としては、
ここ数年でリリースされている、
同タイトルのレッドカラーの「10inch」というのが、
あります。
あと、クリムゾンのキャット・フードも「10inch」でした。

他にもあるのかも知れませんが、クリムゾンとエイジアまでは、
詳細を調べる気力がありません。

ちなみに、
EL&Pの「10inch」は、まだ、出ていないと思いますが、
リリースされるのも時間の問題でしょう。

海外でのアナログ盤の需要が増えていると何かで読みましたが、
どちらかというと、聴くためではなく、
収集するために購入しているようです。

この実情を踏まえると、
「12inch」のカラーヴァイナルをリリースしなくても、
適当なライヴ音源を時間的に「10inch」に収めて、
カラーヴァイナルにしたとしても、
需要が減るわけではないでしょうから、
メーカーにおいては「10inch」カラーヴァイナルも重視していく
流れが出てきているとも考えられます。

メーカー側も「10inch」にした方がレコード制作の原材料が減りますからね。
「12inch」と「10inch」の制作費にどれだけの違いがあるかまでは、
解りませんけど。

本日、取り上げる「Ars Longa Vita Brevis」。



ブックレットジャケット

番号は「AK47890」なのですが、
この盤に関する情報というのは、
ほとんど、ネット上にもあふれていなかったのですが、
検索して引っかかったサイトに記されている説明を、
つぶさに観察ますと、
どうやら、1991年に制作されたモノのようでした。

ブックレットジャケットに解説がありまして、
それは1991年に記されたようなので、
リリース年としては、
1991年か翌年になるのかも知れません。

ジャケットの特徴として、
タイトル名の着色というのがありますね。

申し訳程度の着色なので、
しっかりと記憶していないと、
ほぼ、英国オリジナル盤のジャケットと変わらないという印象を受けます。

プラケースCDのジャケットは、
アナログ盤のオリジナルジャケットの再現などは、
全く考えていなかった頃だと思いますが、
そんな中、割とオリジナルジャケットに近づけたデザインになっている感じです。




CD盤面
英オリジナル イミディエイト アナログ盤のレーベル面は、
白色と、濃い目のピンク色がありますが、
ベース色は濃い目のピンク色にあやかったものかも知れないですね

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

3(スリー)「ライヴ・ボストン・1988」の開封と共に

2023-06-12 13:50:00 | 「スリー・トゥ・ザ・パワー / 3…TO THE POWER」
3(スリー)「ライヴ・ボストン・1988」の開封と共に

こちらは、最初の輸入盤を新品で入手しておりましたので、
通常であれば開封を急がなくて良いのですが、
国内メーカーの購入特典の申込をせねばならないという事もあり、
開封したわけです。

国内盤の解説に記載されたりする、
私のまだ知らなかったお楽しみの情報というのも、
あるかも知れませんしね。

1月に発売された「3(スリー)ライヴ〜ロッキン・ザ・リッツ」
の解説は私の知らない情報も含まれていたので、
同じ国内メーカーからの発売でしたので、
こちらの解説もついつい期待してしまったわけです。

それで、解説を読んでみたわけですが、
特に新たに得られた情報はありませんでした。

解説は、「3(スリー)ライヴ〜ロッキン・ザ・リッツ」で解説を書かれた方と、
違う方が書かれているのですが、
3(スリー)結成に到る経緯から始まったりしているので、
古くからのEL&Pファンにとっては既知の話で埋め尽くされている感じです。

ロバート・ベリーにまつわる情報をあまり追っていなかった方にとっては、
新たに知る事もあるかとは思います。

さて、本題。

(こちらが本題というのも如何なものかというところですが、)

このシリーズ、3タイトル購入の特典を入手するために、
もう1枚、入手しなければ、ならなかったのですが、
どうせなら、2種類あるTシャツのデザインに選ばれている、
2名のアーティストのどちらかを入手するのが良いかも知れないと考えました。

幸いにも1名の帯付きの中古品を見つける事ができまして、
送料が発生しないように、他の中古CDを探しまして、
抱き合わせで入手する事ができました。

こちらですね。



どうやら1枚組は¥2,000-のようです

このCDの入手に関して、
弾みがついた出来事というのがあります。

フォローしているアメブロのyffcyesheadさんのブログに、
英PROG誌のサイトに載っていた、
2017年のカールへのインタビューの訳があったのですが、
インタビューを受ける全日の夜に、
カールが、バディ・ガイの当時のニューアルバムを聴いていたようです。
バディ・ガイのファンというわけではないけど、
そのアルバムの中には、とても素晴らしい曲が入っていたとの事。

聴いた事のないアーティストのCDを、
無料でTシャツを入手する事だけを目的として仕入れるのは、
自分でも如何なものかと思うわけですが、
カールのインタビューの訳のこの部分のおかげで、
購入を躊躇する気持ちが薄らぎました。

これで申込を忘れたらどうしようもありませんけどね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

インフェルノ サントラ 国内初CD盤

2023-06-09 11:45:54 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
インフェルノ サントラ 国内初CD盤

インフェルノの国内初のCDは、
既に取り上げていると思っていたのですが、
どうやらまだのようでした。

いつ頃、国内初のCDがリリースされていたのか、
ある程度は確認してからと思っていたのですが、
そうしているうちに時間の経過と共に忘れていたようです。

リリース当時は、
アナログ盤を所持しているアルバムに関しては、
積極的にCDを買おうとする意欲がなかった事に加えて、
CDリリースの情報に関して、
音楽誌の広告を熱心に凝視していなかったという事もあります。

ネットをやるようになってから、
中古CDを求めてみる事になったわけですが、
ジムコからリリースされていたキースのCDは、
品物によっては、最低、2種類の帯が存在するという事までは、
何とか突き止める事ができました。

「帯無し」であっても、
とても安価で出品されていたモノに関しては、
ヤフオクで札を入れたりしていたのですが、
帯を見る事でリリースデータがハッキリした事もあります。



これは帯付きの未開封品
国内初CD化と記載されています

「インフェルノ」に関しては、
1992年に最初の国内盤CDが発売されたようです。
解説は笹川さんが書いておりまして、
1992年1月8日の日付になっています。

この解説を書いた時点においては、
EL&Pが再集結してニューアルバムをせっせと作っている事は、
情報として入ってきておりましたし、
キーボードマガジンにおいても、
最新のEL&Pニュースが掲載されていました。

その情報も含めた解説になっていますね。

笹川さんがキースから聞いた話によると、
キースは1977年のオーケストラ同行のワークスツアーの赤字がトラウマになっているので、映画会社の予算で、
オーケストラとの共演を続ける事に活路を見いだしていたようです。

EL&Pのニューアルバムが進行していると同時に、
ソロアルバムやサントラの話も進行中ではあったようですが、
現時点から振り返って見ると、
いずれも、形としてすぐにまとまったものは、
無かったと思います。

ブラック・ムーンは売れなくても、
ワールドツアーの需要はあったと思いますし、
その後の「リターン・オブ・ザ・マンティコア」に収録する、
新録音もあったりしたでしょうから、
EL&P以外のプロジェクトは後回しになったのでしょう。



プラケース裏側

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

グレッグの翻訳自伝 今度こそ発売か!

2023-06-07 09:03:42 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
グレッグの翻訳自伝 今度こそ発売か!

今朝、スマホに上がってきていたamassのニュースを確認したら、
表紙のカバーデザインと思われる画像が出ておりました。

昨日のお昼頃にアップされた情報のようでした。



夢みるクリスマスの頃かな
サイト上より拝借

章立ても記載されており、
6月30日に発売とありました。

ここまでの情報が出てきたら、
これ以上の延期は無いのではないかと推定いたします。

が、

期待とかはしないで、
実物を手にとって、
初めて本当だったのだという事になるのかと。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ピーター・ガンについて

2023-06-05 10:59:14 | バンドとしてのEL&Pの演奏の元になった曲が収録されたCD
ピーター・ガンについて

EL&Pの「ピーター・ガン」を最初に耳にしたのは、
高校1年の時に購入したブートでした。

当時は、ブートが違法であるとか、
そういう事自体、全く知りませんでしたが、
音楽誌の広告のページで、
普通に通販で購入できるようになっていたので、
求めてみたわけです。

それは、EL&Pブートの中では、
かなり有名になっていると思われる、
「WORKS 1/2(二分の一)」というタイトルでした。

このブートが有名になった理由として、
音が良すぎるというのがあるかと思います。

それはそれとして、
「ピーター・ガン」という楽曲は、
それまでのスタジオ盤にも収録されておりませんでしたので、
音が始まった途端に新譜に触れたような喜びを覚えたモノです。

何かで、テレビドラマのテーマ曲という話を、
読んだ事があったのですが、
EL&Pがステージのオープニング楽曲として、
取り上げる理由については、
特に考えた事もありませんでした。

作曲者の「ヘンリー・マッシーニ」ぐらいは、
覚えていたと思いますが、
テレビドラマの「ピーター・ガン」に関しては、
特に探る事もないまま、過ごしていました。

米国では1958年から1961年の間に、
30分のエピソードが全114話放映されたとウィキにはあります。
日本でもTBS系で1961年に7ヶ月ほど放映されたようです。

その時の放映のものかどうかまでは解りかねますが、
先日、吹き替え版の「ピーター・ガン」の映像を入手し、
ようやく見る時間が取れました。



VHSパッケージ
写真はカラーですが、
映像はカラーではありませんでした

こういう内容のドラマは、
レトロファンにはたまらないモノでしょうね。

スパイ映画や探偵が出てくる映画の原点みたいなところも、
あるのだと思います。

普通に楽しむためにみると、
昨今の映画に慣れている人から見たら、
突っ込みどころが多くて、
ゆるくて退屈かも知れませんけどね。



パッケージの背部
インフェルノのVHSもそうですが、
とても価格が高かった頃の品物

それはそれとして、
EL&Pが取り上げた理由としては、
このテレビドラマのサウンドトラックが、
ビルボードの全米チャートで1位を獲得しているという事もあり、
テーマ曲に関しては、
海の向こうの人達は一度ぐらいは耳にした事があるのだと思われます。

それと主人公の探偵、
ピーター・ガンが「クール・ジャズ好き」という事のようですが、
私が見たエピソードの中でも、酒場でジャズに興じるシーンが出てきました。

そもそも、「クール・ジャズ」なんて言われても、
良く解らないのでさらに探るわけですが、
一般的には白人よりの傾向を持つジャズのジャンルとの事。
「クール・ジャズ」の発生の経緯とかウィキにはいろいろと書かれていますが、
それに関わる音楽に関しては聴かないまま時間が過ぎていきそうです。

EL&Pは様々なジャンルの音楽を吸収して奏でているわけですが、
テーマ曲とドラマ上の主人公のスタイルも重なって、
オープニング曲として演奏するに相応しいとなったのかも知れません。

テーマ曲はドラマのエンディングで使用されているだけで、
劇中では流れていませんでした。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ようやく「AT THE SURGERY」を買ってみました

2023-06-02 09:36:02 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
ようやく「AT THE SURGERY」を買ってみました

こちらのブログでも、
発売前にお知らせを書いていますが、
最近、ようやく、入手する事ができました。

なにしろ、
取扱している様々な通販サイトでも、
1枚組の割にはあまり安くなかったので、
中古品が出回るまで待ったという事もあります。

某ショップにおいて、
新品のプライスダウンが始まったのと、
安ければ欲しかった中古の未開封品が出品された事もあり、
抱き合わせで購入をしたわけです。

ジャケットは、
既に知られているところでありますが、
帰宅時に少しでも聴こう思い、
シュリンクを開封して撮影。



プラケース表側
ジャケットは2つ折りのペラ紙のリーフレット
見開いた右側には、
「エルサレム」西ドイツシングル盤のカラーのジャケット写真が掲載



プラケース裏側

CD盤面は、
ここ数年でよく見かける、
ジャケット写真と同じデザインで、
CDを取り外すと、
同じ絵柄が見えるようになっています



CD盤面

これだけだとキースの顔がよくわからない
位置をずらして撮影してみる。



こんな感じ
キースの顔の部分に、
CD中央部の丸穴があけられてしまっていて、
なかなかホラーな状態

CDは音楽をきちんと楽しめれば良いわけなので、
細かい事を言わなければ問題はありませんが、
もう少し何とかなりそうなモノではあります。

イタリア2公演からのライヴ音源という事で、
帰宅時に途中まで聴くことができました。

音自体は当時のライヴ音源としては、
かなり良い方だと思います。

楽曲のツギハギ感もありますが、
当時の既出のオフィシャルライヴ音とは違う状態が、
けっこう楽しめますね。

グレッグのアコースティックナンバーの声も最高。

現時点でのCD化によってもたらされた音なのでしょうが、
元々が良くないと、
こんなに綺麗な声を再現できる事もないでしょう。

確かに「発掘ライヴ盤」と言えますね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。


ブラック・ムーン カセット サンプル版 5曲ヴァージョン

2023-06-01 14:38:27 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
ブラック・ムーン カセット サンプル版 5曲ヴァージョン




インデックス表側
ケースに傷があります



ケースに入れたまま撮った、
カセット本体

仕事が立て込んでおりまして、
ちょっと間があきましたね。

昨年の3月にブラック・ムーンのカセットのサンプル版を取り上げています。

日本盤のボーナストラックが収録されているモノとそうでないモノの、
2種類が制作されているようでした。

本日、取り上げるのは、アルバム収録曲から、
5曲だけ収録したヴァージョンになります。

最初の3曲は、アルバム収録順のボーカル入りの3曲ですが、
それから、「ロメオ・アンド・ジュリエット」と「フェアウェル・トゥ・アームズ」のアルバム収録順を逆にして入れてあるようです。

説明を読むと、SIDE1とSIDE2が共通とありますので、
再生装置から取り出して裏返すと、
再度、同じ曲が堪能できるというタイプのプロモカセットになります。

業界の仕組みは解りかねますが、
新しいアルバムに収録された曲として、
この5曲が最初に到着したとも考えられますね。

最初に取り上げたサンプル版の背部には、
アルバムタイトルも記載されていましたが、
こちらには、バンド名しか記載されていません。



背部



インデックスを広げた状態
裏側には何も記載されておりません

ニューアルバムに収録される曲という事までは解っていても、
正式なアルバムタイトル自体が決定していなかった時点でのモノかも知れませんね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。