EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

Keith Emerson The Christmas Album 2012

2012-12-20 17:10:31 | Keith Emerson関連
Keith Emerson The Christmas Album 2012


画像 ジャケット写真は購入先より拝借

昨日届きました。

内容は1999年、あるいは2000年頃にリリースされた、
「Gunslingerレーベル」のクリスマスアルバムと同じです。

このブログで取り上げた事のある1988年にリリースされた最初のクリスマスアルバムに、
3曲プラスされた形になっていますね。

1995年にリリースされた、
バイクに乗ったジャケットのクリスマスアルバムの時に、
最初のアルバムに収録されていた「Captain Starship Christmas」が外されていました。

後に、それが「Gunslingerレーベル」から出た時に再度収録されました。

「Captain Starship Christmas」は、
クリスマスアルバム発売当初のキーボードマガジンのインタビューによると、
近所の子供達をスタジオに連れて行って歌わせたものらしいのですね。

勝手な想像なのですが、
収録時には、キースはまだ離婚していなかったと思われますが、
「イン・ザ・ホット・シート」発売時には離婚をしています。
「Captain Starship Christmas」には、家庭内が上手く行っていた頃の思い出も詰まっていたのでしょう。
それが思い出されるとつらいので、1995年リリース時には収録しなかったとも考えられます。

1999年になると、
やや傷も癒えたのかも知れませんね。
それで再度収録の運びとなったのかと。

(誠に勝手な想像なので、気になさらないでください。)

今回のクリスマスアルバムは、
ただのリシューかと思ったのですが、
3枚開きのペラ紙を見ると、
ジャケットデザインは真理さんのようです。

また、
このアルバムの曲に関するキースの感想みたいなものも、
細かく綴られていますね。

前回の「Gunslingerレーベル」からのリリースより、
既に10年以上経過していますので、
新しいファンが求めるにはちょうどよいかも知れませんね。

でも、
国内盤は出ないと思われます。

以上。

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2012年12月20日 yaplog!

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ミュージックライフ 1974年 7月号

2012-12-17 13:03:48 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1974年 7月号


画像① 表紙

特に前回のブログの続きというわけではないのですが、
たまたまこの号を取り上げる事になりました。

これは一頁目をめくると、見開きのカラーページが登場します。


画像②

頭脳改革ツアーの写真ですね。

グレッグの顔がこの頃から、既に丸みを帯びてきているのだと、しかと認識できます。

本号の価値がEL&Pファンにとってどの辺りにあるのかを綴ってみたいと思います。

カリフォルニア・ジャムに出演した多くの著名バンドのカラー写真が掲載されています。

この後、
EL&Pを遙かに凌駕する知名度と売れ行きを見せるバンドもあります。


画像③


画像④

ちなみに、
EL&Pは冒頭の見開き2頁に写真があるだけで、カリフォルニア・ジャム時の写真はありません。

理由としては、
雑誌の冒頭の方で、EL&Pのカラー写真を取り上げる編集をしてしまったので、
何度も載せるわけにはいかないという事なのかも知れません。

それでも良いのです。

EL&Pがトリを務めたカリフォルニア・ジャムというイベントに、
ビッグネームが名を連ねていたという事実は変えられないのです。

ワイト島などは、
公式のオムニバス映像が先にリリースされていたわけですが、
このカリフォルニア・ジャムは、公式オムニバス映像ソフトが存在しません。

これには版権問題の他、様々な理由がある事でしょうが、

一番の理由は、
EL&Pがヘッドライナーを務めたイベントであるという事実を承伏しかねる人達がいるのであると思います。

きっと、認めがたい事実なのかも知れませんよ。

それは音楽関係者であり、
その他のバンドのファンのリスナーでもあるかも知れません。

きっと、
「EL&Pがトリを務めたイベントのオムニバス映像ソフトを作ってどうするの?
そんなものが売れるの?」
みたいな事になっているのかも。

この時点では人気の上でもEL&Pが最後に出てくる事は妥当だったかも知れませんが、
その後のアルバムのヒット具合を見ると、
もし、その後に同イベントが再度行われたとした場合、
悲しい話ではありますが、最後にイーグルスあたりが出てくるのが妥当でしょうね。

ただ、屋外のイベントはある意味、大曲芸大会とも言えるべきものであり、
見て楽しむ要素があればあるほど、聴衆は喜ぶ事は確かですよね。

この号には次のような記事もあります。


画像⑤

この扉部を含めて、5頁に渡ります。
しかも書き手はどちらかと言うとEL&Pがそんなに好きじゃないとの事。
そんな人でも依頼されたら執筆をせざるを得ない当時のEL&Pの勢いですね。

まさにEL&P絶好調!

以上。

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2012年12月17日 yaplog!

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「LIVE IN CALIFORNIA 1974」 が届く

2012-12-13 17:08:15 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
「LIVE IN CALIFORNIA 1974」 が届く

このCDですが、
既にDVDやCDにおいてその音源の幾つかが出ているわけですが、
このカリフォルニアジャムに焦点を絞った公式リリースCDは初めてのような気もします。

約半分ぐらい聞き終えたところですが、
これまでリリースされたものより、やや音がよくなっているような感じですね。
音の具合は「レディーズ&ジェントルマン」をやや凌いでいるとも言えます。

ただ、コンサートのスムーズな流れとしては、

「LIVE AT NASSAU COLISEUM '78 」
「LIVE AT THE MAR Y SOL FESTIVAL '72」

の方が断然良いと言えますね。

今日はこの輸入盤を開封するプロセスを記述します。


画像① 上部にアーティスト名とアルバム名が記されたシールが見えます。
このタイプの輸入盤はあまり好きではありません。
これが実にやっかいです。



画像② まず、シュリンクの下部をカッターで開封します。
これは慎重にやらないとすぐに裂けてしまいます。
それで上の方から抜く。



画像③ このシュリンクの下に問題のシールがあります。
プラケースの上部をシールでふさいでいるので、
これを剥がさない事にはCDの取り出しは不可能。
剥がす時にどうしても、シールに指紋がつきます。



画像④ このように途中で裂けたりします。


画像⑤ この剥がしたシールをどうするかですが、
これまでは、やや不本意ながら、
プラケースの裏にそのままくっつけたりしていました。
しかし、今回は、
シュリンクの上部に貼り付けました。


この方法は本日編み出したものです。(笑)

(オイオイ、編み出すなんて、あまりに大袈裟な表現ですな。)

カリフォルニアジャムというのは、
EL&P最高潮の証といえるべきものですね。

その割には、
クリアな音源がないようですし、
今のところ、このCDの音がベストなのかも知れません。

カリフォルニアジャムそのものに関しては、
また、改めて書いてみたいと思います。

以上。

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2012年12月13日 yaplog!

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Forever Young Series 「トリロジー」

2012-12-12 17:08:15 | 「トリロジー / Trilogy」
Forever Young Series 「トリロジー」


画像 時間がないのでこの写真のみ

80年代に発売された、
フォーエヴァーヤングシリーズを取り上げるのは2度目ですね。

私の中では、
レコードを既に所持しているアルバムをCDで買い直すという習慣は、
当時、まだ確立されてはいませんでした。
それは私に限らず、多くの音楽ファンがそうであったと思います。

メーカー側としては、
そのような状況下において、
所持している既発のアナログ盤のアルバムタイトルのCD盤を購入してもらうためには、少しでもお求めやすい価格にするしかないですよね。

また、恐怖の頭脳改革のワーナー盤CDのブログで述べましたように、
レコードプレイヤーが壊れてしまっていた事もCDに買い直す事の足がかりになりましたね。

このトリロジーのCDのジャケットのペラ紙ですが、
二つ折りになっていまして、英語で曲目が記されています。

解説は新しくなっていますね。
解説の期日は1987年になっています。
エマーソン、レイク&パウエルの翌年という事になりますね。

何が足りないかと言いますと、
アナログ盤のダブルジャケットの内ジャケのシーンが足りないわけです。

あの「分身の術」ですね。

購入当時は、

「既発のアナログアルバムをCD化しているのだから、
あの森の中に3人がたくさんいる内ジャケットのシーンが、
割愛されるのもやむ終えないことか。」

と思っていたものです。

昨今の紙ジャケットでは世界で最も丁寧な仕事をしていると思われる国内盤ですが、
当時、国内盤のプラケースに入っているペラ紙などは、
輸入盤のそれと比べると見劣りの感じもありますね。

トリロジーのアナログ盤の内ジャケットのデザインも、
アナログ盤のジャケットの大きさならではの醍醐味だと思いますので、
あえてこのプラケースのペラ紙で再現しようとは考えなかったのかも知れません。
(もちろん、価格を¥2000に抑えるためのコストの問題もあるかも知れませんけど。)

これを購入した当時、
私のCDコレクションは、まだ10枚にもなっていなかったように思います。
ちなみにニューアルバムとして購入した初めてのCDは、
イエスの「ビッグ・ジェネレーター」ですね。

以上。

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2012年12月12日 yaplog!

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ファンクラブ会報 KARN EVIL#9 VOL.6

2012-12-07 14:43:34 | ファンクラブ等の資料Emerson,Lake&Palmer
ファンクラブ会報 KARN EVIL#9 VOL.6


画像① 表紙

ファンクラブ関連のカテゴリーで、
前回ご紹介したファンクラブの会報の続きの号になります。

内容は前号に引き続き、
エイジア来日時のプライベートレポートがメインですね。

執筆者の筆がこなれてきており、
読み物として、とても面白い仕上がりになっています。

ただ、メインスタッフの1人に心境の変化がありまして、
その頃、来日をしていたアラン・ホールズワースのコンサートを見た事で、
アランにぞっこん状態。
「グレッグへの想いは一体どこへ」のような文章の展開が、アチコチに散見されます。

結局、
カシオペアの最新アルバムをグレッグにプレゼントに向かうわけですが、
グレッグは極度の酩酊状態にあり、
せっかくのプレゼントを渡しても、紳士的な応対をしてくれなかった事が綴られています。
そんな事も重なって、気持ちはアラン・ホールズワースに益々傾いていくという感じですね。

エイジア来日時、カールは、あまりグレッグと親しくしていなかったようですね。

ウェットンの代打を務めてくれとグレッグに直接電話をしたのは、カールであるとグレッグはインタビューで語っていますが、
いざ、グレッグが代打として参加をすると、

カールとしては、

「ここはエイジアだし、エイジアでの先輩はオレだ。
俺たちは一世を風靡した昔の仲間ではあっても、
他のメンバーの手前、ちょっと距離を置きたいね!」

のような感じでいたのかも知れないですね。

ただ、グレッグとしてはそれが寂しくもあって、アルコールの量が自然と多くなってしまっていたかも知れません。

「カール、人をわざわざ、呼んでおいて、その冷たい態度っていったい!」

(グレッグの繊細な心中を推し量って、良く解釈した場合ですけどね。)

例えば、この記事。


画像②

当初、グレッグは代打とは言われて無くて、
パーマネントメンバーになったのであるという情報で来日しました。
当時のパンプレットを見てもそのような解釈が為されています。

なので、

「えっ!もう辞めちゃったの!」

みたいな感じで、
グレッグ参加のエイジアのオリジナルアルバムへの期待が雲散霧消してしまうわけです。

やるせない気持ちをこんな形で表現しているように見えなくもないですね。

グレッグとしては、さすがに自分が制作に参加していないゴールドディスクを受け取っても、
どうしようもないって感じですね。

それでも、笑顔を作っているグレッグはさすがにプロですね。

以上。

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2012年12月7日 yaplog!

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明和電機のオタマトーン

2012-12-06 09:19:09 | EL&Pに影響を受けていると思われる創作家達
明和電機のオタマトーン

明和電機の名前を初めて知ったのは、ラジオのNHKFM放送にゲストで登場していた時ですね。

4、5年ぐらい前の事なので、何というタイトルの番組名であったかも既に忘却してしまいました。

時間帯は午前中で、たまたま仕事で外に出る用事があったので、
車内のカーコンポで聞くことができたのです。

その時に、プログレの音楽を数曲かけた後、
明和電機社長の気合いの入った説明と共に、EL&Pの「石をとれ」がかけられました。

番組の最後はジェフ・ベックの曲で締められたのですけどね。

キース・エマーソンのパフォーマンスに関してですが、
その見せる演出にとても刺激を受けているような説明の仕方をしていましたね。

帰社してからさっそく、ホームページを覗いて見ましたが、
とてもユニークな形状のいろいろな電機商品を制作販売している事が解りました。

その時に、今日取り上げた「オタマトーン」を見つける事ができたかまでは、しっかり覚えていないのですが、
数年後、とりあえず、入手してみたわけです。

画像① これは私が入手したあまり可愛くないヴァージョン


画像② 数種類の大きさとカラーがあるようです

このオタマトーンは、
キース・エマーソンが演奏時のパフォーマンスに用いるリボンコントローラーからヒントを得たと思われる商品ですね。

このオタマトーンは単四電池を3個セットする仕組みになっています。
コンセント等から電気を取る事はできないようです。
私はまだ熱心に取り組んでいないので、電池の耐久時間は解りかねますが、
あまり長持ちしないという話を何かの批評で読みました。

オタマトーンでネットを検索するといろいろと興味深い記事にヒットしますので、
そちらの方で演奏を聴かれると良いと思います。

今年になって、新しいオタマトーンも出たようですので、オタマトーン自体が、
まだまだ開発途上にある商品のようです。

以上。

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