EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

欲しいのは君だけ シングルレコード 見本盤

2017-02-27 14:48:11 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
欲しいのは君だけ シングルレコード 見本盤

このブログでは、バンドとしてのEL&Pの、
国内盤シングルレコードは一通り取り上げたつもりですが、
見本盤を取り上げるのは、初めてではないかと思います。

見本盤でない「欲しいのは君だけ」を取り上げたのは、
今、調べてみたら、2011年の12月でした。

ブログを始めた年ですね。

ブログを始めた当初は、
レーベル面まで意識していなかったので、
ペラ紙のジャケットの表と裏の写真を載せていました。

ワーナー・パイオニア時代のアルバムの見本盤は、
アルバムジャケットに「見本盤」のシールが付いているのですが、
シングルレコードのペラ紙には、
見本盤のシールを付けていない場合があるのかも知れません。


レーベル面

アルバム、シングルレコードの、
国内での見本盤のレーベルの色は、
何色かあるようですが、白色が多い感じです。

また、今まで注意をした事もなかったのですが、
今回、初めて気が付きましたので、
ペラ紙ジャケットも載せてみました。


発売日の手書きシールが貼られています

アルバム「ラヴ・ビーチ」のジャケット写真を用いていますが、
「LOVE BEACH」の文字は跡形もなく抜かれていますね。

これまで、
プラケースCDの「LOVE BEACH」の文字の変容について、
幾つか取り上げて来たのですが、
シングルレコードのジャケットとはいえ、
アルバムジャケット写真から「LOVE BEACH」の文字が抜かれているヴァージョンは、
国内盤のシングルレコードのみかも知れません。

以上。

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ANOTHER HOLE IN THE WALL / PINK FLOYD TRIBUTE BAND

2017-02-24 08:48:04 | Keith Emerson参加作品関連
ANOTHER HOLE IN THE WALL 
PINK FLOYD TRIBUTE BAND


キース・エマーソンが参加したピンク・フロイドのトリビュートアルバムに関しては、
CDの盤面を一度だけ取り上げた事があります。

そのCDに関しては、キース参加の曲は、1曲ないしは2曲程度だったと思います。

本日取り上げるこの品物に関しては、
曲ごとの参加ミュージシャンを見ると、
キースの名前がSIDE Aの全6曲に記載されています。

レコードとCDが密封、同梱されており、
レコードのレーベル面の部分にCDが配置されています。

ロシアの会社の企画によるものらしいです。


薄いビニールで密封


CDを取り外した状態

ジャケットにあたるのは、
比較的厚みがあるビニールスリーヴです。

そのビニールスリーヴの中に、
楽曲名と参加ミュージシャンが印字された、
透明なシートが入っており、
シートの中央部分にCDをセットする凸部があります。



エイドリアン・ブリューの名前も、
キースと共に掲載されているのですが、
このようなトリビュートアルバムの場合、
オーバーダビングをして制作している事もあり、
参加ミュージシャンが同時空間で一緒に演奏したかどうかは、
当事者にしか解らないところがあります。

但し、エイドリアン・ブリューのキース追悼コメントの中に、
2016年に一緒に演奏をする話も持ち上がっていたようなので、
ひょっとしたら、
このトリビュートアルバムを制作する時に、
お互いに顔を見合わせる機会があって、
意気投合したとも考えられます。

以上。

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アーティスト名CATSKILL TAKESのGREENE COUNTY EDITS

2017-02-22 10:20:16 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
アーティスト名CATSKILL TAKESの
GREENE COUNTY EDITS


シンコーミュージックから、
「THE DIG」のエマーソン、レイク&パーマーのオンリームック本が出る事になったようです。

発売予定日をキースの1周忌に合わせていますが、
もし、グレッグが他界していなくても、
この企画が水面下で進行していたかどうかまでは解りかねますが、
キースの他界にたたみかけるような、
グレッグの他界がこの企画を後押しする事になった事は否めないと思います。

それでも、エマーソン、レイク&パーマーオンリーの書籍とか書物は、
今のところ数えるほどしかないわけなので、
1冊でもオンリー本が増えるのは喜ばしいことです。

特にこのブログの始め頃に取り上げた事のある「THE DIG」でのEL&P特集は、
皮肉な事にクィーンと一緒に特集されていて、
しかもクィーンが表紙という、
まぁ、なんとも、70年代の後半の人気の推移を、
改めて回想させてくれるようなムック本でした。

シンコーミュージックとしては、
77年3月頃に出版された「衝撃のロックトリオ伝」以来の、
エマーソン、レイク&パーマーオンリー本になると思います。

ムック本とはいえ、40年ぶりのオンリー企画本です。


本日取り上げるタイトルのレコードはこちら。



ジャケット
このレコード店の独自のデザインで、
ここからリリースされたレコードに共通していると思われる
ジャケット両側の中央部にレーベル面が見える開口部がある



レーベル面

このレコードはディスクユニオンのサイトで見つけたものです。

説明によるとニューヨークのレコード屋に「Dope Jams」というがあり、
そこでは制作部門の「Slow To Speak」なるものが存在して、
さらにイリーガル・リミックス/リエディット専科の「Track Rabbit Suppers」
というところから、リリースされたものであるそうです。

リリース年は、2012年との事ですね。

「Re-Edit(リエディット)」とは何を意味するのかという事で、
検索してみたところ、
既存の曲を再編集する事で、印象的なフレーズを反復したりする事で、
ダンス・ミュージックの世界では、普通に使われている言葉のようですね。

レコードのA面は1曲入り
B面は4曲入りで、

B面の3曲目に、
「When The Apple Blossoms Bloom In The Windmills Of Your Mind I'll Be Your Valentine (Twelve Tribes)」
邦題「あなたのバレンタイン」が収録されていて、
収録時間は、「5:18」となっています。

作品第二番に収録されているオリジナルの収録時間が「3:56」なので、
「1:22」長くなる編集が為されているわけです。

音質や音響を考慮に入れず、レコードが再生できるスピーカー内蔵型のプレイヤーを入手して聴いてみたところ、
(ターンテーブルのサイズだけは、LPサイズにこだわって、安価なストック品を入手しました。
しかもアームがオートリターンでした。)
曲の出だしのフレーズ等が、違和感なく反復されて収録されていました。

もともとインストの曲ですし、EL&Pにしては地味な曲の部類に入ると思うので、
反復されている部分も注意して聴いていないと、リエディットされているかも解らない感じですね。
ま、それが、このような編集曲を作られる方のプロの仕事とも言えますが。

当ブログでは、
このダンス・ミュージック向けにDJリミックスされた曲が入ったCDは2回ほど取り上げていたように思いますが、
「EL&Pと言ったらこの曲」
というところから、持ってきていない選曲がいずれもマニアックと言えますし、
長い事聴き続けているファンにとっては、それがむしろ新鮮だったりするわけです。

以上。

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モルゴーア・クァルテットの「Tributelogy 」のamazon商法

2017-02-20 09:35:49 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
モルゴーア・クァルテットの「Tributelogy 」の
amazon商法


これは他者の商売にケチをつけるのではなくて、
実際にそのような流れで品物が販売されていたという事を、
レポートするものです。

モルゴーア・クァルテットが、
キースの作曲した未発表曲を含めた追悼アルバム「Tributelogy」をリリースする事は、
amassにもアップされていたので、
多くのEL&Pファンは既にご存知の事と思います。

その他、様々なSNSをされている方は、いち早く、情報を入手されていたのかも知れません。

1.まず、大手通販サイトであるamazonが1月から予約を開始しておりました。

2.2月の第3週になってから、
このブログのネタでもかなりお世話になっている、某プログレ通販サイトが、
現時点では、ハッキリとしたデザインは未定だが、「タルカス」を取り入れた、
お店オリジナルの数量限定のポストカードを付けて、予約を開始する事が、
サイト上で告げ知らされました。

3.その後間もなく、今度はamazonが、
amazon限定のタルカスポストカードを付けた品物の予約を開始しました。

それだけであれば、特に問題がないのですが、
これは早期予約特典というものではなく、
「amazonオリジナルカード付の品物」として、
当初、特典を付けずに予約を取っていた品物とは別個の商品として、
予約を受付する
という商法を行っているようでした。

ここでamazon に既に予約済みの特典収集家は、
よほどお金に余裕がある人以外は、
まず、当初、予約した商品をキャンセルする事になります。

その後の選択肢としては、3つほど考えられます。

1.amazonのオリジナルカード付きの商品を予約する。

2.某プログレ通販サイトのオリジナルカード付きの商品を予約する。

3.1と2の両方を予約する。

amazonがここに来て、カード特典付きの品物を出してきた背景には、
某プログレサイトがオリジナルカードを特典として付けるという告知をした折りに、
どのくらいの数かは解りませんが、
商品のキャンセルが相次いだという事もあるのかも知れません。

このポストカードというのが、
一体どんなデザインなのかはアヤシイものがあります。

amazonの特典カードのサンプル画像として、
吉松隆氏オーケストラタルカスのアルバムジャケットに使用されていたタルカスフィギュアの画像をアップしていますが、
全くこれと同じものであるとしたら、あまり面白みはないと感じますね。

某プログレ通販サイトでは、本日の時点においては、
そのオリジナルカードのデザインはアップされておりませんので、
それを見てから判断するのも良いかも知れません。

ショップ名をカードに挿入する以外は、デザインがamazonと全く同じであるとしたら、
単にマニアが踊らされてしまったという事になりますか。

以上。

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CDBOX 「ア・タイム・アンド・プレイス」を見ながら

2017-02-17 16:03:41 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
CDBOX 「ア・タイム・アンド・プレイス」を見ながら


概観

ずっとこのブログを読まれていらっしゃる方は、既にご存知のように、
私の場合、全ての品物を新品、あるいは未開封品で揃えるという考えは、
持っておりません。

とは言っても、未開封品にしか解らない味わいというのもありますから、
出来ることなら、安価な未開封品を入手したいとは思っているわけです。

この場合の未開封品とは、海外のアナログ盤のシュリンク未開封とか、
CDのシュリンク未開封品の事ですね。

また、このブログでも数点取り上げていますが、
開封はしてあるが、シュリンクを残しているというケースもあります。

これは未開封品の次についつい注意をしてしまう品物ですね。

国内盤のCDBOXの場合は、
このようにシュリンクの上に、品物の詳細を説明をするシールが貼られています。



中古品のBOXが市場に出ている場合、
大抵は、シュリンクを剥がす時に無造作に破られて、
シュリンク上に貼られている説明シールも、
破ったシュリンクと一緒に廃棄されている場合が多いと見ています。

それでも、品物によっては、シール部分だけを切り抜いて、BOXの中に挟み込んである場合もあり、
シールが入っていたら、想定外にラッキーなお買い物をしたという気持ちになります。

特に国内盤のCDBOXの場合、
このシールがCDの帯の役割を果たしていると思っているので、
これが付いていないと、中古品で安価ではあっても、
購入を見合わせる場合があります。

私はこのような感じで、少年時代からそのようなシールを保管しておく習性がありました。

以上。

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Pictures At An Exhibition アナログ 英マンティコア盤

2017-02-15 15:42:58 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
Pictures At An Exhibition 
アナログ 英マンティコア盤


某通販サイトに数日前に新たにアップされた情報によると、
EL&Pの71年頃のライヴのCDが3月にリリース予定のようです。

今日の時点では、
大手通販サイトにはまだ載っていませんね。

音の方は既出のものかも知れませんし、
当時のオフィシャルブート等もあるわけですが、
録音状態が良ければ申し分ないですね。

本日取り上げたのは、
「展覧会の絵」の英マンティコア盤になります。

既に取り上げているかとも思って、
確認してみたのですが、
まだのようでした。

ジャケットの状態がすこぶる良い中古品ですが、
レーベル面にシミがあるので、
品物としては評価が下がるかも知れません。

ジャケットの表側は、一般的に知られているものと、
大雑把には変わりがないので、
特徴的な部分だけを写してみました。


レーベル面
うまく調整して写さないと、
現物に近い色がでない感じ



内ジャケット
向かって左側下部



ジャケット裏側のマンティコアマークと、
インナースリーヴの印字部


英国で、もっとも多く出回ったEL&Pのアルバムは、
「展覧会の絵」の英アイランドヘルプ盤ではないかと思っています。

マンティコアが出来てから、
過去のアルバムもすべてマンティコアレーベルで、
リイシューしました。

せっかく立ち上げたレーベルでしたが、
EL&Pのアルバムに関しては、
「恐怖の頭脳改革」と「レディース&ジェントルメン」の2タイトルをリリースして、
終焉となったようです。

今の世の中の時間経過の感覚からすると、
数年前に誕生してあっという間に終わったレーベルのように見えます。

短い期間ではありましたが、
その時のリイシューアナログ盤は、
自らのレーベルを立ち上げるところまで漕ぎ着けた、
当時のバンドの勢いの証とも言えるべきものです。

以上。

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ドキュメンタリー映画「MOOG」告知チラシ

2017-02-13 09:03:33 | ロバート・モーグ博士関連
ドキュメンタリー映画「MOOG」告知チラシ







このドキュメンタリー映画「MOOG」のDVDとボックスの付録は、
既に取り上げていますが、
これは、劇場にて公開される時の告知のチラシですね。

記載されている内容を見ると、
記憶の片隅にも残っておりませんでしたが、
2005年2月19日(土)よりレイトロードショーとありますので、
ちょうど今の寒い季節に上映されていたという事ですね。

上映されてから、ちょうど12年という事になります。

都会在住のEL&Pファンは、
2004年の年末から
刺激的な事が続いて行く感じですよね。

2004年の年末に、
「ゴジラファイナルウォーズ」のサントラにて、
久々にキースの新しい音を聴く事ができ、
一応、映画館にも赴く。
(怪獣映画なので、全てのファンがそうしたわけではないでしょうけど)

2月は、キースが少しだけ登場するこの映画「MOOG」に足を運ぶ。

DVD「ビヨンド・ザ・ビギニング」の発売。
これはたまたまキースの来日に沿った発売日になりました。

秋にはキースが、
キース・エマーソンバンドとして来日を果たしました。
その時には、モーグ博士追悼を兼ねた、
ラッキーマン演奏時のMOOGの地響きを体感しました。

グレッグもこの年は、
英国でバンドを率いたツアーを行っていたので、
もし、このバンドが来日をしてくれていれば、
EL&Pファンの喜びが倍加した事でしょうね。

EL&Pのバンドのメンバーが1人でも日本を訪れて、
公演をするという事も、
本当にかけがえのない出来事であったと、
キースとグレッグの亡き今、
さらに実感するものであります。

以上。
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MARVEL IRONMAN DVD SEASON1 EPISODES 1-2

2017-02-10 09:34:09 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
MARVEL IRONMAN DVD
SEASON1 EPISODES 1-2




キース・エマーソンが、テレビ用アニメの「IRONMAN」の音楽を担当したという事は、
熱心なキースファンには、よく知られている話だと思いますが、
私が、そのサントラが、一時期、オフィシャルでリリースされていた事を知ったのは、
今年になってからでした。

ジャケットに関しては、このユーロ・ロック・プレスに掲載されていたのですが、
写真が掲載されていただけで、詳しい説明がありませんでした。
そのためハッキリした事が解らずに終わっていました。

この「IRONMAN」のサントラCDに関しては、
オークションに出品されている品物を見た事がないですね。

検索すると、
このCDを入手できて鑑賞した方のブログ等にヒットします。

以前は、同じ試みをしても、
全くヒットしなかったのですが、
キース他界後に、試みたら、ヒットする記事が少しだけありました。

サントラで、
一体どのような音を奏でているのかという事は、
キースファンには、とても気になる事だと思いますが、
一口にアニメの「IRONMAN」と言っても、
もの凄い数のヴァージョンがあって、Youtubeにアップされているとしても、
1つ1つを確認している時間もありませんし、
アップされているかどうかすら解らないわけです。

発売されているDVDも多種ありまして、
「SEASON1」と「放映年」で検索しても、
キースが担当したものかどうかは、解らないわけです。

とりあえず、
実写版映画が大ヒットする前の、
アニメのDVDに焦点を絞って、
探してみたのですが、
最初にチャレンジしてゲットした品物は別物でした。

そこで、
アメコミの薫りがするパッケージにあたりをつけてみたところ、
キースの音楽が入っているDVDにたどり着く事ができました。

これはとても安かったので、失敗した時のリスクの範囲内ではありましたが、
運が良かったですね。

PAL方式の映像をパソコンの画面で見ながらバックの音を聴いた時は、

「とてもキースっぽいから、ひょっとしたらこれかも知れない!」

と思って、ドラマのラストを凝視していましたら、
「KEITH EMERSON」の名前が出てきました。

パッケージには「KEITH EMERSON」の表記が全く見あたらないので、
鑑賞してみるまでは解らなかったのです。

このアニメの「IRONMAN」ですが、
「IRONMAN」のスーツは科学技術によるものらしいのですが、
戦っている敵とその仲間、
あるいは、「IRONMAN」と共に戦うお仲間などは、
怪物や超能力者みたいなものが、
ごっちゃになって出てきます。

その支離滅裂な設定加減が、チープとも言えますが、
勧善懲悪の緩慢としていないストーリー展開が、
なかなか楽しい感じでしたね。
(悪をくじくストーリーは、英語がしっかりと解らなくても、つかめますから)


キースが作曲、演奏している音楽がとても馴染んでいるように思いました。

以上。

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オムニバスCD ロック・コレクション F-014

2017-02-08 08:01:18 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD ロック・コレクション F-014

これは80年代の中頃から末頃に発売されたオムニバスCDなので、
今、世間を賑わしている「JASRAC」のシールが帯に貼られています。

日本で発売されている洋楽のオムニバスCDの多くは、
基本的にペラ紙ジャケットにはカタカナを使用せずに、
英文字でタイトル等を表現し、
帯やプラケースの裏側にカタカナ表記をしていると思います。

こちらのCDは、
写真のように、ジャケットの表側に、
収録されているバンドの名前をカタカナ表記をするという、
珍しいタイプのものですね。


こんな感じ


プラケース裏と帯
帯に「JASRAC」のシール
帯の背部がELPファンをそそる


とは言え、
カタカナ表記の場合でも、
EL&Pに関しては、「ELP」とか、「EL&P」とか、
省略した形で表記されるのがほとんどですが、
しっかりと、「エマーソン・レイク&パーマー」と表記しているので、
知らない人でも、きちんとしたバンド名を知る事ができますね。

収録されている曲は、
「聖地エルサレム」。

このような日本国内で作られたオムニバスCDには、
通常、シングルカットされたりしている曲を収録するものですが、
日本ではシングルレコードになっていない「聖地エルサレム」を選択するケースがあります。

埼玉県越谷市の駅付近にあったヨーカドーのワゴンから見つけたオムニバスCDを、
ブログを始めた頃に取り上げていますが、
その中にも「聖地エルサレム」を収録したものがありました。

アルバム「恐怖の頭脳改革」の冒頭の曲として、
印象が強いという事に加えて、
オムニバスCDに収録するには、短めの曲として、
ちょうど良いという事もあるのでしょうね。

以上。
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立ち見 THE DIG SPECIAL EDITION キング・クリムゾン・ライヴ・イヤーズ 1969-1984

2017-02-06 10:02:23 | Greg Lake関連
立ち見 
THE DIG SPECIAL EDITION 
キング・クリムゾン・ライヴ・イヤーズ 1969-1984


先週、地元のTSUTAYAに久々に顔を出しました。

「THE DIG SPECIAL EDITION キング・クリムゾン・ライヴ・イヤーズ 1969-1984」が、
表紙が見えるようにして、1冊だけ陳列してありました。

ディスク・ユニオンのトップページに、表紙の写真がずっと出ていたので、
クリムゾンの特集のTHE DIGだとすぐに解りました。

表紙をめくると
ロバート・フィリップと一緒に写っている、
グレッグ・レイクのよく知られているカラー写真が1枚、
登場しました。

写真の下には、
下記のような記述が、

「GREG LAKE
1947年11月10日 - 2016年12月7日」

キング・クリムゾンを熱心に追いかけているわけではないので、
即、購入という選択はしませんでした。

もう少し、遅く出版されていたら、
この頁にジョン・ウェットンの写真も、
「1949年6月12日 - 2017年1月31日」
と記述されて掲載されたのかも知れません。

このような特集号は、熱烈なファンの方が、
情報を多く持っているケースもあるでしょうから、
グレッグの他界について多くを記す必要もないわけです。

編集者は、
たった1枚のフォトで、
クリムゾン黎明期でのグレッグの功績を、
雄弁に語ろうとしたのではないかと思いました。

以上。

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ザ・ナイスの販促用ペーパー

2017-02-03 15:36:16 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイスの販促用ペーパー



意外にもサイズはA4の用紙が、
全3枚。

向かって左の上部でホチキス止めをしているのですが、
ホチキスの針自体は新しいです。

一見、「青焼き」(ジアゾ式コピー)に見えますが、
「青焼き」ではない用紙を使用しているようです。

文字の形状からして、
通常の印刷ではなく、和文タイプを用いているようで、
それが紫色の文字になっています。
文字の色は部分的にかすれたりしていますね。

記載事項から、いつ頃に作られたものかを知る事ができました。

『残念なことにザ・ナイスのレコードは、従来日本ではレーベルの関係で1枚も出ていなかつたが、英イミデイェイト・レーベルを確保している東芝レコードでは、急遽9月10日にシングルの7分にも及ぶ名演「アメリカ」、そして11月には本邦初LP「ザ・ナイスの思想」とたて続けに発売し、噂だけで音に接することのできなかつたナイス・フアン、ニュー・ミュージック・ファンの期待に応える模様である。
 本国イギリスでは8月15日に3枚目のアルバム“NICE”が発売されたが、これは片面はフイルモア・イーストでの実況録音を収めた野心的なアルバムで、実況の曲目はデイランの「She Belongs To Me」「Rondo 69」の2曲で25分にも及び熱演、そしてもう片面にはスタジオ録音が入っている。最新のNME紙でもナイスのこのアルバムが表紙にでかでかと扱われている。』

以前、このブログで、
「日本では、「ジャズ+クラシック/ロック=ナイス」が、「少年易老学難成」より先に発売されたようです。」
と書きましたが、
上の文章から察するに、「ナイスの思想」を発売する時に、
英国でリリースされたばかりの「『ジャズ+クラシック/ロック=ナイス』を同時期に発売をしたために、
「少年易老学難成」が後になってリリースされたという事なのでしょう。

全般的には、ザ・ナイスのベタ誉め内容となっていて、
ストーンズやジミ・ヘンドリックスやクリームを引き合いに出しつつ、
それさえも凌駕する勢いを宿している事を伝えようとしています。

リー・ジャクソンや、ブライアン・ディビスンの演奏家としての力量も、
かなり評価した記述が見られますね。

以上。

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ジョン・ウェットンの他界

2017-02-01 09:06:29 | EL&Pを支えたアーティスト・プロデューサー等
ジョン・ウェットンの他界

私が、ジョン・ウェットンが参加しているアルバムを購入したのは、
いつだったかを思い起こしてみました。

高校時代の記憶として、
秋田市の駅ビルのような中に店舗があったレコードショップで、
キング・クリムゾンの「U・S・A」のアナログ米国盤を購入した事があります。

ちなみに、私はこのお店で、アトランティック米国盤の「タルカス」と、
同じくアトランティック米国盤「恐怖の頭脳改革」を購入したのですが、
いずれも、このブログでは取り上げ済みです。

どうして、この「U・S・A」を購入したのかは、
はっきりと覚えていないのですが、

「クリムゾン・キングの宮殿」とかは、プログレ学友が所持していたので、
何度も借りて聴いていたという事もあるでしょうし、
その「クリムゾン・キングの宮殿」の輸入盤を、このお店の在庫の中に、
見つける事ができなかったという事もあるような気がします。

また、
居住地の隣にある鹿角市の駅前にあるレコードショップで国内盤の「憂国の四士」を購入した事があります。

「憂国の四士」の方は、発売日ではなく、数日ぐらい経てからだったように思います。
(この辺りは記憶がハッキリしなくて、意外と当日であったかも知れません。)

この鹿角市のレコードショップでは、EL&Pのアルバムを求めるご縁はなかったのですが、中学時代にウイングスのアルバムを発売日と発売日前日に2タイトル購入していますね。

そのうち、
クラスのプログレ友人が、
いつの間にか「ジョン・ウェットン大好き人間」になっておりまして、
ジョン・ウェットンが参加しているアルバムをソロも含めて、
全て買い揃えていたように思います。
「デンジャー・マネー」や「ナイト・アフター・ナイト」は、
彼から借りて聴く事になりました。

ちなみに、私は生のジョン・ウェットンの演奏を聴いた事は、
一度もないように思います。
エイジアにまつわる話は、
カールのカテゴリーで折りに触れて綴っておりますので、
改めて書くような知識もありませんが、
EL&Pのトリビュートアルバムにも名を連ねて下さっております。

EL&Pとは、とてもご縁のあるお方でした。

先月、グレッグが他界した折りに、
EL&Pファンの友人が、闘病中のジョン・ウェットンの事を、
とても心配なさっていたのですが、
まさか、グレッグ他界の翌月に、
逝去されるとは思ってもおりませんでした。

心からご冥福をお祈りいたします。

合掌。
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