EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

映画「幻魔大戦」のステッカー

2015-06-30 08:56:27 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「幻魔大戦」のステッカー


映画の前売り券ぐらいの大きさ

このような映画関連グッズも、
アニメ映画なので制作されたという感じですよね。

まだ、映画関連グッズがパンフレットの後半の方に記載されていなかった頃だとは思いますが、
劇場ではグッズの販売をしていたかも知れないです。

幻魔大戦の上映当時は、

「キースはこれから映画音楽をバンバン制作していくのだ!」

と思っていましたし、
キースの創造する「音世界」にしか関心がありませんでしたので、
仮に劇場で映画関連グッズを販売していたとしても、
それを購入するという考えは、
ほとんどありませんでした。

そのため、仮に劇場でこのステッカーを目撃していたとしても、
文庫本の表紙を描いていた生頼範義氏のイメージ画でないという事もあり、
興味の対象から、はずれていたと思います。

当時、私の知人の幻魔大戦の小説の読者の間では、
表紙カバーや小説中に白黒で登場する、
生頼範義氏のイメージ画の評判がとても良く、
そのイメージ画のキャラクターと、
映画のためにデザインされたキャラクターは違いすぎるとの声が上がっていました。

映画が幻魔大戦との最初の出会いだった人であれば、
大友克洋のキャラクターで充分満足していると思われますが、
小説から入った人は、大友デザインのキャラを許容するかどうかは別として、
誰もが一目見て「ん?」と思った事は確かでしょうね。

映画は大河小説のほんの一部を上映時間内に圧縮した内容ですし、
アニメーション向けのキャラクターデザインというのもありますから、
私はさほど気にしてはいませんでした。

幻魔大戦読書研究会のミーティングの時に、
恵比寿の区民会館に見えた時に言っていたかどうかまでは覚えていませんが、

故・平井和正氏がこんな感じの事を言っていたと思います。

「(映画のキャラクターを見た時に)小説のキャラクターのイメージが壊れてしまうという言葉が囁かれたりしますが、
小説のキャラクターが、映画のキャラクターの登場によって、簡単に壊れてしまう程度のイメージしかないという事はないと思いますよ。」

「映画は映画」という視点を持っている感じでした。

それから30年を経たわけですが、
キースの担当したサントラは、
EL&Pのオリジナルアルバム同様、
タイトルを暗唱できるほどぐらいの数しか制作されていません。

そうなると、
映画にまつわるグッズも、
それなりに希少な感じも少しはするわけです。

以上。

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イエス「こわれもの」アナログ国内盤の解説の中で

2015-06-29 09:33:19 | Greg Lake関連
イエス「こわれもの」アナログ国内盤の解説の中で

今日は予定を変更して、訃報にちなんだ事を書きます。

2007年、英国において、
アトランティックのアーメット・アーティガンの追悼コンサートが行われたのは、記憶に新しいところです。
ヘッドライナーはレッド・ツェッペリンの演奏でしたが、
オープニングは、キース・エマーソンとその仲間達(?)という感じで、
庶民のファンファーレを演奏しました。
その時のベーシストがクリス・スクワイヤ氏でした。

amassの情報で他界された事を知りました。

正直、かなりショックです。

ご冥福をお祈りいたします。

先般、このブログにて、
「ELP四部作のアナログ国内盤」を取り上げる際に、
周辺にあるプログレ系のアナログ盤も手に取ったりしていたのですが、
1978年の1月に購入した、
イエスの「こわれもの」が出てきました。

近々、取り上げようと思っていたのですが、

その日本語解説の中に、
クリス・スクワイヤ氏の尊敬するベーシストとして、
3人の名前が挙がっており、
その1人に、グレッグ・レイクの名前もありました。

「こわれもの」を購入した当時に、
そんな事が書かれていた記憶がありましたので、
確認の意味で何十年ぶりに解説を引っ張りだしたのです。

「プログレッシヴ・ロックの70年代vol.2」のグレッグ・レイクのインタビューにおいては、
グレッグがクリス・スクワイヤ氏と同じアパートに住んでいた事があり、
「あの頃、ロンドンは狭かった」等、述べていましたね。

それまでは、イエスとEL&Pのメンバーとの、
具体的な関わりは知らなかったけど、
グレッグとは、かなり近いところにいたと知りました。

もっとも、リック・ウェイクマンがキースと友人になったのは、
80年代以降のようですし、
全てのイエスのメンバーが、
EL&Pのメンバーと
60年代末期から70年代にかけて、
関わりを持っていたというわけではないようです。

そんな事も含めて考えると、
クリス・スクワイヤ氏は、EL&Pのメンバーとも、
初期の頃から、かなり近い位置に存在していたわけです。

だめだ!

この訃報は、
EL&P一番の私にとってもショックが大きすぎます。

合掌。
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Welcome back my friends, to the show that never ends~英国アナログ盤

2015-06-26 13:20:47 | 「レディーズ&ジェントルメン/Ladies and G ~」
Welcome back my friends,
to the show that never ends~
英国アナログ盤






邦題、「レディーズ&ジェントルメン」の英字タイトルは、
「Welcome back my friends, to the show that never ends~」
から始まるとても長いものですね。

これは日本語文化で育った私が長いと感じているだけで、
欧米の人達からすれば、そんなに長いと感じていないのかも知れません。

私がこの邦題「レディーズ&ジェントルメン」の英国アナログ盤のジャケットが、
国内アナログ盤のジャケットと異なっているのを知ったのは、かなり遅くて、
和歌山県在住のmixi友人のブログからでした。

つまり、ネットを始めて、SNSをやるようになるまでは、
ジャケットが異なっている事自体、考えてもみなかったのです。

ジャケットが異なっている点に関しては、
EL&Pファンクラブの中でも話題にのぼった事はなかったですね。

数年前に、
恐怖の頭脳改革の西ドイツアナログ盤のジャケットの特徴を説明した事があります。

そのジャケットにしても、手元においてレコードの取り出しをした事で、
国内盤や英国盤のジャケットとの構造上の違いが浮き彫りになるわけですが、
見た目だけだと、「やや色合いが違うジャケットだな」という程度で、
取り出しているところの写真でも見ない事には、国内盤や英国盤のジャケットとの、
ハッキリとした違いは解るものではありません。

この「レディーズ&ジェントルメン」の英国アナログ盤のジャケットの内側に関しても、
同様の事が言えると思います。
写真を見ると国内アナログ盤ジャケットとの色の違いが解るのですが、
やはり手にとってみる事で、構造上の違いを実感できるわけです。

3面開きのジャケットの内側ですが、
ELPの文字の外側が黒色で覆い尽くされている国内盤とは異なり、
ELPの文字の形状を生かして、文字の下部等を固定し、
上部からインナースリーブを差し込むようになっています。



キースのインタビューでは、ジャケットデザインを節約したような話になっていましたが、
デザインを節約しつつも、通常とは変わっている印象を与えるために、
このような仕様にしたのでしょうね。


P部は向かって右下の三角の部分に、
インナースリーブを差し込むようになっているが、
差し込んで閉じるまではよいのだが、
再度、開ける時に、
そのインナースリーブが抜け落ちてしまう


この構造は、レコードが入っている状態のインナースリーブを支えるには、
やや不安定感が残る感じですね。

以上。

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WORKS Volume1 カセットテープ 2本目

2015-06-25 10:48:51 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
WORKS Volume1 カセットテープ 2本目

昨年の4月30日に取り上げた、
アトランティックのカセットテープの2本目です。




前回は載せていなかった
インデックスの裏側も少し


前回、
カセットテープの2本目に、
アナログ盤におけるグレッグのサイドと、カールのサイドが収録されていると記しました。

結局、カセットテープ派の人達が、
LPと同じ流れを味わう場合、

1本目の1面を聴き、
2本目の3面を聴き、
2本目の4面を聴き
1本目の2面を聴く

というややこしい行為をしないといけなくなりますね。

カセットデッキの性能によっては、
2本目をひっくり返す手間がない場合もありますし、
カセットテープをセットする箇所が2つあるカセットデッキの場合は、
一度に2本をセットして、
1本目を聴いたら1面でいったん停止し、
2本目を再生するという事になりますね。

ヒット曲の寄せ集めであれば、
順番もあまり重視する必要もないでしょう。

但し、スタジオ盤としては、恐怖の頭脳改革の次のアルバムにあたりますから、
EL&Pに限った事ではないのでしょうが、
リリースされたばかりのアルバムを聴く場合、
アルバムの収録曲順を守って聴く姿勢も、
ミュージシャンとの対話みたいなものでしょう。

そのため、アナログ盤時代のカセットテープ派は、
このようなダブルアルバムのカセットヴァージョンを入手した場合、
レコード盤への収録の曲順との違いを確かめながら聴く必要があったかも知れないです。

気になさらない方は、全く気にしないで聴いていたでしょうね。

以上。

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最近のEL&Pの品物にまつわるオークションの状況

2015-06-24 08:07:47 | EL&Pにまつわるオークション等について
最近のEL&Pの品物にまつわるオークションの状況

出品物
「フロム・ザ・ビギニング」のシングルレコード国内盤。

状態
ジャケットカラーペラ紙付、経年相応の劣化。

これ、つい最近、830円にて落札されました。

出品者は、
800円にて開始価格をスタートし、
札を入れたのは3人。

Aさん
評価ポイント 53

Bさん
評価ポイント 1242

Cさん
評価ポイント 2505

ほぼ、初心者に近いAさんが落札。

このケースの場合、BさんとCさんは、
おそらく、同品物を所持していると思われます。

但し、あまりに安いので、もう1品あると、
売りに出す(出品する)事もできるので、札を入れたと考えます。

BさんとCさんは、ご自身で所持する事が目的ではないので、
それ以上の札を入れる気持ちは最初から無かったのでしょう。

それにしても、ラッキーなのはAさん。

きっと、この品物がこの価格で落札できて、
ホクホクしているように思います。

これからも、EL&P関連の中古品に関心を持って、
集めてくださる事をお祈りいたします。

ちなみに、
1972年の日本公演のパンフ、
なかなか札を入れる人がいなくて、
これも最近、1500円で落札されました。

写真で見た印象としては、
これも経年相応の感じで、
あまり酷くはない状態でした。
私もできるなら札を入れたかったのですが、
今月のお小遣い自戒限度額をセーブするために、
取りやめにしました。
既に所持しているという事もありますが、
節約の気持ちの方が勝ってしまったわけですね。

以上。

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ナイス ベストCD Intermezzo チェコ製

2015-06-23 10:22:08 | Keith Emerson THE NICE関連
ナイス ベストCD Intermezzo チェコ製


ジャケット


裏側


裏側拡大


CD盤

いつ頃出たベストCDかは良く解らないのですが、
CD盤は、チェコで作って、ジャケットはスイスで作ったという品物のようです。

シングルレコードなども、
レコード盤はベルギーで制作されていても、ベルギー盤と称さない事もあるようなので、
最終的に、どこの国から出荷されたかで、○○○国盤となるのではないかと思われます。

チェコとスイスは隣接している国というわけではないのですが、
CD盤製作のコストを下げるためにスイスのメーカーがチェコに依頼する等の事は、
普通に考えてありうる事です。

それを裏付けるような、ジャケット用紙。
ペラ紙一枚で、裏の印刷は無し。

デザインだけは、
キースの腰から上の部分だけ脱色して、
ピアノの影をつけるという、ちょっとした工夫が見られます。
最も目立っていたであろう人の影が薄い。

CDに限定しなければ、国内で作られていない日本のメーカーの品物なんて、
ありふれているわけですが、
どこの国で作らせたか等は、メーカーでは把握しているにしても、
商品によっては、どこの国で作られたかまでは、
明示する必要がない場合もあるでしょうから、
その場合は単純に日本のメーカーの品物という事で受け止めているのだと思います。

そう考えると、このCDに関しては、CD盤面の表記は親切と言えますね。

以上。

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FREE CREEK 英国盤 2枚組

2015-06-22 16:25:03 | Keith Emerson参加作品関連
FREE CREEK 英国盤 2枚組


2012年の8月2日に取り上げた、国内盤のオリジナル英国盤と思われます。

ジャケットはほぼ同じと思われますので、
以前に載せなかった部分を撮ってみました。


ダブルジャケットの内側





インナースリーブの表記
とレーベル面


このアルバムは販売店のサイトによると、
カリスマレーベルから、73年に発売されたもののようですね。

私が中学3年か高校時代に求めたのは、
廉価盤でしたので、
ミュージックライフ誌の広告などを見てみると、
英国でリリースされたあたりに、国内盤もリリースされたようです。

ある夜のセッションとの事なのですが、
エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ミッチ・ミッチェル等が、
仮名で参加しているということで、
単なるヒット曲の寄せ集めのオムニバスアルバムではないところが、
魅力になっているわけです。

とはいえ、
2006年にCD化されているわけですが、
そちらの方を開封して確認していないので、
私の中での全体的な印象は遙か彼方にあります。

ディスクユニオンでは、
「まとまった構成の練られた意外な佳作」と表現しています。

少年の私にとっても、散漫な印象は感じなくて、
とても大人の雰囲気が出ていたように思います。

以上。

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ザ・チャーチ(デモンズ3)サントラ アナログ復刻盤 2015

2015-06-20 09:00:12 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
ザ・チャーチ(デモンズ3)サントラ アナログ復刻盤 2015


盤面


レーベル面
これは現物の色が出ないな


このアルバムを購入するにあたって思い出したのは、
数年前に一挙に発売されたゴブリンのカラー・アナログ盤の事ですね。

発売情報がサイトに残っていましたので、
再読してみたのですが、
2001年に発売されたゴブリンのアルバム「NON HO SONNO」が、
5種類のカラー・ヴィニール仕様限定180g重量盤アナログで、2011年に発売されていました。

その5種類のカラーとは、

ホワイト・ヴィニール
ブルー・ヴィニール
レッド・ヴィニール
イエロー・ヴィニール
クリア・ヴィニール

になります。

メンバーのコメント・カード(葉書大)と、
ジャケット・デザインをあしらった大型カラーポスター(90cm×60cm)も付録として付いていたようです。

これを最初に見たとき、
イタリアでのゴブリンは、かなりマニアックな人気を獲得しているのかも知れないと思いました。
ゴブリンのファンにとっては、普通の出来事かも知れませんし、
アナログ盤のカラー・ヴィニール仕様というのも初めての事ではないのかも知れません。

EL&P関連の品物に関しては、
ザ・ナイス以外で、カラー・ヴィニール仕様の品物が存在するというのは、聞いた事がなかったので、
(詠時感のボックスにも、国内製のクリア・ヴィニール盤も入っていますが)
需要と供給のバランスが成立すれば、同じ品物でも、レコード盤のカラーを変えるだけの売り方もあるのだなと思った次第です。

この「ザ・チャーチ・LA CHIESA(デモンズ3)」のアナログサントラ盤ですが、
カラー・ヴィニール仕様で復刻盤が発売されて昨日届きました。

上述したゴブリンのカラー・ヴィニール盤を制作したイタリアのレーベルと同じです。
説明には(Orange/Yellow)仕様との記述があり、
タイトルには、「ORANGE/YELLOW MIXED COLOURED VINYL - 180g」との表記。

私から見ると、単色のオレンジにしか見えませんが、ミックスしない場合は、
もっと別の色のオレンジ色になるのかも知れないです。

ゴブリンファンにとっては、
2011年のカラー・ヴィニールとは異なった色になる事は確かですね。

キースファンにとっては、珍しい物という事になります。

以上。

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ACOUSTIC AID 1992年

2015-06-19 14:27:09 | Greg Lake関連
ACOUSTIC AID 1992年



「KOME 98.5 FM」というジャケットの記述からラジオ局が関与している、
善意を募るためのオムニバスCDですね。

この「KOME」というFM局と「SF AIDS Foundation」が協力し、
このCDで得た利益が、
「SF AIDS Foundation」というところに寄付されるようになっているようです。
治療の研究のために使用されるのかも知れません。

冒頭の曲がクィーンであり、
2つ折りのペラ紙ジャケットの裏側には、
ブライアン・メイによる一筆が掲載されていますね。

7曲目にグレッグ・レイクの名前で、
フロム・ザ・ビギニングが収録されています。

収録時間2:33という短いヴァージョンなので、
いつの時代の録音かと考えるのですが、
ペラ紙に詳細が記されておりました。

1992年の7月に、「KOME」のスタジオで、
このアルバムに収録するために、
ギターを弾きながら歌ったもののようです。

とてもいい感じで録れています。

熱心なグレッグファンであれば、
周知の事でしたでしょうが、私は手に取るまでは、全く知りませんでした。

おそらく、ツアーの最中に依頼があって、
その合間に、快く引き受けたという流れかも知れないですね。

以上。

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恐怖の頭脳改革 ミニチュア再現帯

2015-06-18 10:03:53 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
恐怖の頭脳改革 ミニチュア再現帯





裏側下部


裏側上部


恐怖の頭脳改革のカテゴリーの紙ジャケットCDの比較等で、
飽きるほど登場しているアナログ時代の帯ですが、
これは販促品として制作されたものですね。

ファースト、
タルカス、
展覧会の絵、
トリロジー

のミニチュア再現帯は既に取り上げていますので、
同時期にセットになっていた販促品としては、
これが最後のミニチュア再現帯になると思います。

裏側に丁寧な説明がしてありまして、
その説明に素直に従うと、このように保管しておくものではなく、
紙ジャケットに巻き付けて楽しむのが、制作者の意図していたところのようです。

説明にあるように、ミニチュア再現帯は、価格とメーカー名は記されていません。

このような販促グッズに興味・関心がある人であれば、
価格とメーカー名が記されている方が、
より、オリジナルに近くて望ましいと思うかも知れないですが、
諸事情もあるでしょうから、ミニチュア再現帯としては、
これが目一杯なのでしょう。

以上。

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Rockin' on 1992年 6月号

2015-06-17 10:55:38 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
Rockin' on 1992年 6月号



先日、イエスの黄金時代が特集されたレコードコレクターズが発売されました。

amassでは、先週、その情報を発信しておりましたので、一度は手にとって見ようとは思っておりましたが、
このブログでも取り上げている2名、
難波弘之氏と巽孝之氏の対談が掲載されているという事もあり、
気分がよくなるネタもあるかと思い、立ち読みで済ませずに求めて見た次第。

時間がなくて、その部分は途中までしか読んでいませんが、気分がよくなるネタは、確かにありました。

メイン特集とは別に、スージー・クアトロに関する頁もかなりあるのですが、
このブログの「THE NICE関連」で、2013年の4月1日に取り上げている、ザ・ナイスの「少年易老学難成」のジャケットを撮影した写真家(Gered Mankowitz)による執筆ですね。
プログレ以外の当時のロックを聴いていた人には、なかなか面白いかも。

本日取り上げた、「Rockin' on」は、
1992年時にイエスのメンバーであったジョン・アンダーソンとトレヴァー・ラビンのインタビューが掲載されているものです。
大所帯イエス時のインタビューですね。

たまたま、職域の隣の市の中古品ショップで発見しまして、
「ないす堂」という価格シールの値段を見て迷わず購入。

昨日求めたレコードコレクターズの黄金時代のメンバーであるジョン・アンダーソンも、
ロンリーハートの立役者、トレヴァー・ラビンも、現在進行形の「イエス」にはいないわけですが、
当時は、この2人がイエスの中核にいたわけです。

ジョン・アンダーソンのインタビューだけを読むとジョン・アンダーソンの言っている事だけが真実のようにも思えますが、
トレヴァー・ラビンのインタビューは、大所帯イエスにいたる経緯を、
とても客観的に冷静に述べている感じがしました。
2人は特別に関係が良好だというわけではなく、トレヴァー・ラビンの順応性や懐の深さが、かいまみえるようです。
(イエスの熱心なファンには何をいまさらという話でしょうが、小生はあまり詳しくないので)

イエスの場合、レコード会社が何としても、「イエス」というバンド名で維持存続させる事にご執心のような感じですね。
それには、「90125」のメガヒットで、事と次第によっては、「富をもたらすバンド」として認識されている事も大きな要因になっていると思います。

2013年のamassの情報で、キース・エマーソンの90年代のエピソードとして、
『「イエスのキーボードにならないか」という連絡が、EL&Pのコンサートをしている最中にブライアン・レーンからあった。』
との記述がありますが、
再集結をしても思いの外アルバムが売れなかったEL&Pなんて、
ブライアン・レーンにとっては、過去の遺物なのかも知れないです。

この「Rockin' on」には、書籍「キース・エマーソン インタビューズ」が、
表紙の画像付きで、書評のコーナーで短めに紹介されています。
執筆者は市川哲史氏なのですが、割と好意的な文章を書いています。

キースを中心に取り扱った書籍というのは、
国内においては、数年前に翻訳された自伝と、
この書籍だけだと思われますが、
ロック関連を扱う同業他社とはいえ、
「キース・エマーソン インタビューズ」の書評を載せている雑誌は、
ほぼ無かったと思われるので、その意味では貴重かも知れないですね。
(詳しくは調べていないので解りません。)

以上。

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Jerusalem シングルレコード 西ドイツ盤

2015-06-16 11:35:36 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
Jerusalem シングルレコード 西ドイツ盤


上から取り出すスリーヴタイプ

「聖地エルサレム」の西ドイツでリリースされたシングルレコードになります。

特に意味はないのですが、「聖地エルサレム」関連が続いてしまいました。

ちなみに、
以前にも書きましたが、
昨日のバンドロゴが入っていたマキシシングルCDも、
ビクターエンタテイメントさんに移ってから、
初めて「聖地エルサレム」を収録したCDでした。

2013年の8月22日に、
「2013 UK Record Store Day limited edition 4-track vinyl」
なる品物を取り上げたのですが、
その元になったジャケットデザインが、
この西ドイツ盤のシングルレコードのジャケットと見てよいでしょう。

当ブログを開始した頃に取り上げましたが、
英国の「聖地エルサレム」のシングルレコードのジャケットは、
アルバムジャケットのデザインを少しだけ踏襲しておりましたが、
折りたたみ式のペラ紙でした。
そのため「Record Store Day」としては英国オリジナルシングルジャケットを使用せずに、
一工夫をしたかったのだと思います。

このシングル盤は「プログレッシヴロックの70年代」にも、
ジャケットがカラーで掲載されていたと思うので、
ジャケットの表側は知られていると思います。


裏側はこんな感じ
写真では判別しにくいですが、
白黒のみで印刷されています



レーベル面

以上。

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ELPマーク(バンドロゴ)の見落としについて

2015-06-15 09:07:02 | EL&Pのロゴについて
ELPマーク(バンドロゴ)の見落としについて

一般的に知られているELPマークをどのように捉えていたかは、
過去に記した事があります。(2012年6月22日)

そのELPマークを基本として考える時、
時々、ELPマークの下部が無視されて印刷されている場合がある事も述べた事があります。


通常ヴァージョン

いわゆるこれが、
省略される時のヴァージョンですね。


マキシプロモGone too soonのジャケット


ビヨンド・ザ・ビギニングのシュリンク上のシール

長い間、この「アフェアズ・オブ・ザ・ハート」の裏側のELPマークも、
省略されたヴァージョンだと思いこんでいました。



しかし、これは、従来のELPマークの省略版ではなく、
全くの別物であり、
この時に新たにデザインされたELPマークと、
解釈しても良いものかも知れません。

Pの文字の矢印の部分が斜めカットされています。



この時点において、
過去の従来のELPマークとは異なったデザインが新たに制作された事になります。
どう見ても従来のELPマークがベースでしょうから、
新たな創造とまでは言えないでしょうが。

但し、その後、このマークは特に継続されたりする事もなく、
一過性のものとして終わったようです。

以上。

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「恐怖の頭脳改革」国内盤黒帯のCD盤を観察する

2015-06-12 14:25:37 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
「恐怖の頭脳改革」国内盤黒帯のCD盤を観察する

3月に「展覧会の絵」の黒帯盤を取り上げたのですが、
同時期にリリースされた「恐怖の頭脳改革」になります。

1993年、ワーナーから、ビクターエンタテイメントにEL&Pの販売権が移り、
過去のアルバムが一挙にリリースされる運びとなりました。

すべてプラケース仕様での発売だったわけですが、
「恐怖の頭脳改革」だけが例外でした。

デジパック仕様になっており、
アナログ観音開きジャケットの雰囲気を出すような作りになっていました。

それで、99年になって、プラケースCDの再発売があったようで、
その時の品物がこれにあたるようです。

そのため、この品物は、ビクターエンタテイメントになってからの、
初めてのプラケース頭脳改革CDという事になるかも知れません。

CD盤がジャケットを模したピクチャー仕様になっています。

頭脳改革のジャケットを模したピクチャーCD盤に関しては、
米VICTORYや英CASTLEも行っており、
既に取り上げておりますが、全く同じデザインはなくて、
似ていても微妙に異なっている感じです。


CASTLE 1996年


黒帯盤
プラケースはオリジナルではないようです


この品物に最も近いのは、2014年の2月に取り上げた、
英CASTLEのCD盤(写真上)で、そちらの方の色合いがややアナログジャケットに近いのですが、
下部のELPマークの取込具合に関しては、黒帯CD盤の方が若干良い感じです。

黒帯盤シリーズの時も、
頭脳改革に限って、ジャケットデザインを模したピクチャー仕様盤になっており、
頭脳改革だけは一工夫したくなるようです。

以上。

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私の心の中での頭脳改革の聖地

2015-06-11 16:09:25 | EL&Pにまつわる少年時代から20代の頃の思い出
私の心の中での頭脳改革の聖地

先般、欧米では著名のカナダのロックバンド、「ラッシュ」に関わる記事かサイトを目にする機会がありました。

「ラッシュ」のリリース作品への批評等は、検索すると、いろいろな方が綴っておりますし、
ブログ村にも、ラッシュの作品へのレビューが時々登場します。

このブログでも、昨年のバレンタインデイあたりに、彼等の代表作の1つである、
「ムーヴィング・ピクチャーズ」のジャケットを載せた事もあります。

これまで、「ラッシュ」とEL&Pのミュージシャン同士の因果関係、交流関係は聞いた事はありませんし、
「ラッシュ」が自分たちのステージの開演前に流すBGMも、キング・クリムゾンやイエスの曲があったとしても、EL&Pの曲は無いようでした。

但し、昨日、少しだけ触れたエイジア本の中で、エイジアがアルファを制作している時に、
「ラッシュ」のゲティー・リーが、その現場に慰問(?)に行ったエピソードが記されていましたね。

その時に、カールとは会っている事にはなるのかも知れません。

その「ラッシュ」ですが、「ラッシュの聖地」なるものが存在する事を知りました。

なんでも、「ムーヴィング・ピクチャーズ」に登場する建物が、「ラッシュの聖地」と呼ばれているようです。

このような「○○○の聖地」という捉え方は、国内のアニメーションのファンなどにおいてもあるようで、
物語の中で使用されている実在する場所等がそれに該当したりするようです。

昨年だったか、mixiの知人が、
英国に行かれたのですが、
その時に、ピンク・フロイドのアニマルズのジャケットに登場する工場を、
実際に見て来たけど、取り壊しが決定しているようなお話を聞かせていただいた事もあります。

あの工場が、「ピンク・フロイドの聖地」と呼ばれているかどうかまでは解りかねますが、
私などは、工場の4本の煙突がひっくり返った豚の豚足に見えてしまうと、
mixi内でその話題が出た時につぶやいてしまいました。

それで、その「ラッシュの聖地」から浮かんだのが、私にとっての「EL&Pの聖地」という事でした。

最初に浮かんだのは、何と言っても、私にとっての初めてのEL&Pのアルバムであった、
「恐怖の頭脳改革」を購入した場所になるのではないかという事ですね。

たまたま、1曲目も「聖地エルサレム」なんて邦題がついております。

それがこの場所です。



建物はそのままで、現時点では取り壊されずに使用されています。

今では、ハチ公プラザという名称の建物になりました。
この通りは、お店の前に車が駐車できないという、田舎の車社会にとっては、割と不便なところです。
周辺に有料の駐車場が無数にありますが、お買い物をしなければ、駐車料金だけを支払わなくてはならないし、
特に90年代は、女性警官が乗ったミニパトが頻繁に巡回して、少しでも停車時間を経過しているようであれば、次々に切符を切られるという事もありましたね。

当時は、1Fの一部がレコード売り場になっていた電気店です。
2Fは家電品とか、オーディオとかの売り場だったように思います。

私が秋田に戻ってきた91年頃までは、まだ、店舗が存在していましたし、
市内にも何店舗か抱えていましたが、
ケーズデンキに吸収合併されてしまいました。

ま、そんな事で、自らがとても思いを寄せるミュージシャンのアルバムを買ったお店や、そのお店のあった場所等は、それぞれの人にとっての「心の中の聖地」という事もできるでしょう。

一般的には、「聖地」は巡礼がつきものですから、多くの巡礼者がいることで、
「聖地」と呼称されるようになっていくのでしょうけどね。

以上。

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