EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

映画「H・R・ギーガーの世界」パンフレット

2021-10-29 11:34:50 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
映画「H・R・ギーガーの世界」パンフレット



表紙
表紙裏を含めないで全28頁

2017年にギーガーのドキュメンタリー映画が公開されましたが、
その映画のパンフレットになります。

関東方面の都市部での上映はあったと思いますが、
秋田県や青森県の劇場で上映されるタイプの映画ではないので、
EL&Pファンの都内在住の友人に、
パンフレットの確保だけをお願いして送付してもらいました。

この映画のための専門のサイトの冒頭からコピペすると、

『エイリアン』(1979年/リドリー・スコット監督)の造形で、1980年のアカデミー賞視覚効果賞を受賞したスイスの画家・デザイナーのH・R・ギーガー。その作品は世界中のファンを魅了し、エマーソン、レイク&パーマー『Brain Salad Surgery(恐怖の頭脳改革)』(1973年)、マグマ『Attahk』(1978年)、デボラ・ハリー『Koo Koo』(1981年)ほか、数々のアルバム・ジャケットにも使用されるなど、多くのアーティストたちに影響を与えてきた。その創作の背景が本人だけでなく多くの関係者、彼を支えた女性たち、スタッフたちによって語られる。「H・R・ギーガー財団」公認、稀有のアーティストのドキュメンタリー。

という解説がされておりまして、
実際、「恐怖の頭脳改革」のジャケットは、
ギーガーの名前を世界に知らしめるきっかけの1つになった作品であると思われます。

し・か・し。

このサイトの冒頭の説明はEL&Pファンにとっては、
かなり良心的なものなのですが、
この映画のパンフレットには、
「エマーソン、レイク&パーマー」の文字も、
「Brain Salad Surgery(恐怖の頭脳改革)」の文字も一切登場しておりません。

これは、ちょっと、想定外でしたね。

良く解釈すれば、EL&Pのレコードジャケットの仕事は、
あまりに知られすぎていて、
今さら、わざわざ、付記する事ではないという事になりますが、
そうでなければ、その後の、ギーガーの仕事や映画の内容とは全く関係のない事なので、
付記する必要はないという考えがあったとも言えますね。

ただ、
ギーガーの海外の画集の中では、
頭脳改革のジャケットデザインを表紙に選んでいるモノも存在しているので、
それも含めて考えると、この映画のパンフレットに、
EL&Pの名前が1つも出てこないのは、
EL&Pファンとしては残念ではありますね。



裏表紙

以上。

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WORKS 2 カセットテープ 未開封 西ドイツ製

2021-10-27 10:51:53 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS 2 カセットテープ 
未開封 西ドイツ製

1年ほど前に取り上げた、
「 WORKS 1 カセットテープ 未開封 西ドイツ製」
と同じところから発売されている品物です。



パッケージ表側

アナログ盤タイトル「 WORKS Volume1」の2本目のカセットが「WORKS Ⅱ」
というタイトルで発売されていたわけですね。

日本では、ワークスツアーが始まった頃に、
ラジオで流れたカール・パーマーのインタビューから、
次のアルバムのタイトルは、「 WORKS Volume2」である事も、
告知されていたように記憶していますが、
西ドイツでは、そこまで、考慮にいれていなかったためか、
2本目のカセットカセットテープのタイトルを安易に、
「WORKS Ⅱ」としてしまっているわけです。



パッケージ裏側

そして、77年も年末に近くなってから、
「 WORKS Volume2」がリリースされたのですが、
このカセットテープは、
「 WORKS Volume1」のカセットテープ2本目と同じタイトルをつけられてしまいまして、
インデックスの色だけが異なるような感じになってしまったようです。



背部

話は変わりますが、「Out Of This World: Live (1970-1997)」のボックス開封映像が、
先週ぐらいから公開されているようです。

「ファンファーレボックス」の開封映像で、

「おっ!EL&Pのボックスの開封映像もとうとう格調が感じになったな!」

と思っておりましたが、

ここに来て、「BRAIN SALAD SURGERY CD+LPボックス」開封時の、
地道な手作業開封映像に戻ってしまいました。

こういうのも予算の関係でそうなるものかも知れませんし、
凝った映像であれば見ているだけでも面白いですが、
品物そのものは、
開封映像を必要とするような仕様かというとそうでもない感じですね。
ボックスから抜いて開いて取り出すだけですので。

以上。

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1983年来日、グレッグのブート写真

2021-10-25 17:06:45 | Carl&GregのエイジアinASIA
1983年来日、グレッグのブート写真

エイジアの武道館公演の会場の外で売っていた写真。



アルバムに入れたまま撮る
抜くときに写真の表面が剥がれ落ちないか不安
大丈夫そうではある

当時の私は、こういうのは、
運営側の許可を頂戴して発売しているのだと、
思い込んでおりました。

コンサートが行われていた会場に近い通路で、
堂々と売っているわけですから、
世の中をよく知らない学生としては、
それ以外の事は考えてもいなかったですね。

何を発売していたかは、
全く記憶にないのですが、
この写真の他には、
透明なプラスチック製のやや厚めの板に、
「エイジア」の名前が入った、
キーホルダーとかもあったかも知れません。
他のコンサートでそういうのを求めた事があるので、
その頃によく出ていたように思います。

これは初日の演奏の隠し撮りですね。

売り場所は割と混雑をしていました。

発売している人に、

「そのグレッグ・レイクの写真をください。」

と言っても、

グレッグ・レイクが誰だか解らないような感じでしたね。

当時は、突然、やって来たグレッグ・レイクが人気薄で、
知名度がないのだと思っておりましたが、
結局、売る側は、バンドのメンバーの名前なんて、
全く知らなかっただけの事です。

いくらぐらいの価格だったかは、
全く覚えていません。

ちなみに、カール・パーマーの写真も、
もちろんあったと思いますが、
あまり、お金がなかったので、
グレッグ・レイクの2種の写真のみ購入したのだと思います。

グレッグは、もう1種も、同じ衣装の写真ですが、
顔が正面を向いているモノですね。

その写真は以前、mixi内でアップするために、
同じアルバムから、取り出したのですが、
どこに置いてしまったか解りません。
このアルバムから取り出したモノなので、
そのうち出てくるでしょう。

以上。

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ベスト・オブ・ザ・バース・フェスティバル 69-70 その2

2021-10-22 11:17:27 | Keith Emerson THE NICE関連
ベスト・オブ・ザ・バース・フェスティバル 
69-70 その2



CD盤面

およそ2ヶ月前に記したバース・フェスティバルのCDについて、
ちょっとだけ感想を書いてみたいと思います。

私は、ブートのCDは2枚ぐらいしか所持しておりません。

あるEL&PのCDを新宿の某店で、
90年の年末に求めた時は、
ブートのCDとは思わずに、

「どこかの国でライヴ音源のCDを制作したのかな?」

と思って買ってしまったわけです。

あと、ヤフオクを始めた頃に、これも同様の解釈をして、
見たことのないジャケットのナイスのCDを求めた事がありますが、
どうやら、これもブートであったというわけです。

それからは、注意書きやら品物の雰囲気やら記載事項を読んだりして、
誤ってブートCDを買わないようにはしていますね。

よく、「サウンドボード音源」とか、
「コレクターズアイテム」という言葉で説明されたりしていますが、
それが、ブートの隠語の役割を果たしているとは思ってもいなかったわけです。

前回、このバース・フェスティバルのCDは、
ブート並に、とても音が悪くて聴けたモノではないという、
レビューが多かった事に触れました。

ナイスに関しても例外なく音が悪いわけですが、
キースが他界した今となっては、
新しい楽曲が作られる事がないので、
せめて、今まで聴いた事のない演奏の音には触れたいとは思っています。

そういうわけで、
ナイスのブートを1枚しか所持していない私の感想なのですが、

音は悪いがキースの演奏が凄まじくて、
これを生で体験したら、
グイグイ引きこまれていったであろうという事ですね。
公式に出ているライヴCD等から受ける感じを、
遙かに凌駕している、
とってもとってもエキサイティングなキーボードプレイだと思いました。

ナイスの曲は2曲しか収録されていませんが、
購入して良かったと思っています。

今は、youtube等で、キースのナイス時代の映像も、
容易に見たりできるわけですが、
CDを聴きながら、キースの演奏時の姿を思い浮かべるのも、
悪くないものです。

以上。

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WORKS LIVE 英sanctuary2004年盤

2021-10-21 16:55:35 | 「ELP・イン・コンサート&ワークスライヴ/EL&P IN CONCERT」
WORKS LIVE 英sanctuary2004年盤



表側
プラケースはオリジナル

「ワークス・ライヴ」のCDは、
2019年に取り上げたのが最後のようでしたので、
久々になります。

時系列で見た場合、
英国盤としては、
1996年盤の次に2001年盤がリリースされているのですが、
昨日は高校時代の親友のお母様の他界を知らされて、
やや、ボーッとしていたのか、
2001年盤(CMDDD229)の事が頭からすっ飛んでおり、
車に積んできたのが、2004年盤(SMDDD84)というわけです。

プラケースの表裏のデザインは、
細かい記載事項を除くと、
大雑把に見るとほとんど同じなので、
ジャケットリーフレットの表側についてのみ語るには、
これでも同じですね。

このアルバムについては、
「ワークス・ライヴ」のアナログ盤が、
現時点においては存在しないという事もあり、
「レディース&ジェントルメン」ほど、
細かく見ていませんでしたね。

全体的なイメージが視覚の中に入った時点で、
「イン・コンサート」のジャケットとの違いを、
比べてみるという事もありませんでした。

そのため、
アナログ盤の「イン・コンサート」のジャケット画像を、
そのまま用いていると思い込んでいました。

よく見ると、そんな事はなくて、
向かって左側の部分がかなりカットされていると解りました。

スタジアムの楕円形の照明がスッポリと収まっているのですが、
米ヴィクトリー盤も1996年英キャッスル盤も、
この英サンクチュアリ盤も、
アナログ盤ジャケットの左側の部分を、
カットしていますね。

アトランティック時代の「WORKS Volume1」のプラケースCDのように、
大雑把なイメージで、プラケース内のジャケットを制作していた事に、
今頃になって気が付いた私です。

但し、「イン・コンサート」と「ワークス・ライヴ」は、
音源が同じであっても、タイトルが異なる別物なのだから、
アナログ盤時代の「イン・コンサート」のジャケットの絵柄を、
100%踏襲する必要はないという見方もありますね。

いずれにしましても、
ついつい何度も語ってしまいますが、
現時点においては、BMGによって、
どちらのタイトルも廃棄された扱いにはなってはいます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

GREG LAKEに思いをはせるノート

2021-10-18 11:38:56 | Greg Lake関連
GREG LAKEに思いをはせるノート

10ヶ月ぐらい前に、
Amazonで求めた謎のノートです。



表紙
A5より大きくB5より小さいサイズ
厚さは7mmぐらい

あくまで推定ですが、
グレッグ・レック好きが高じた海外のファンが、
自主制作で日記帳のようなノートを制作して、
出品したのではないかと思われます。

そして、世界各国のグレッグファンに、
グレッグへの様々な想いを綴って欲しいという、
希望があるような感じですね。



裏表紙
バーコードもあります

先々月ぐらいに、
注文履歴のところをクイックしたら、
在庫がないとかの表示ではなく、
取り扱っていない表示が出てきました。

私は、このノートブックを、
内容が記されていないミニコミ誌と捉えています。



開くとこんな感じ
CD収納バインダーでおさえてある

この「GREG」と「LAKE」の文字のデザインが、
異なっているので、とてもチープな印象を受けるのですが、
あえて、それを狙っているのかも知れませんね。

好みの問題はあるかと思いますが、
手作り感溢れるデザインです。

今では、こんな感じのノートは、
個々人で制作する事も可能かと思いますが、
Amazonに出品して売るところまでは、
考えないでしょうから、
制作者の熱意とも言える一品です。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

日本フォノグラム46年5月新譜ポピュラー綜合テスト盤

2021-10-16 10:06:03 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
日本フォノグラム46年5月新譜
ポピュラー綜合テスト盤

はじめに。

このブログ、EL&P図書室を開始して、
この10月で10年目となりました。

様々な方々のご支援が無ければ、続ける事はできなかったと思います。

心より感謝申しあげます。



ジャケット

このテスト盤の存在を知ってから、
およそ、10年ほど経過していると思われます。

ブログタイトルの通り、
フォノグラムからその月々にリリースされる事が決定している、
洋楽のダイジェスト盤という事になりますね。

この中にEL&Pの曲が、
「テイク・ア・ペブル」というタイトルで、
収録されています。
所要時間は、12分29秒という事で、
楽曲の一部が削られる事もなく、
そのまま収録してあるようです。



レーベル面

試聴している時間が取れなかったのですが、
レコード盤の溝の範囲をみると、
12分29秒の記載は間違いがないようです。

それで、リリース予定のLPのレコード番号ですが、
「SFX-7312」となっております。



ジャケット裏側に貼り付けられた用紙の記載部



バンドの説明記載部

私が知らなかっただけで、
フォノグラムからリリースされていたEL&Pのファーストのレコード盤もあるのかと思ったわけですが、
この番号で検索をすると、「パトゥー」という、
当時の英国の新人バンドのバーティゴレーベルからのデビューアルバムに辿り着くわけです。

ちなみに、EL&Pの下に記されている「グラハム・ボンド」は、
予定通りのレコード番号でリリースされているようなので、
EL&Pが急遽抜けた穴を埋めて、番号のみが生かされて、
「パトゥー」のデビューアルバムの番号になったようです。

業界の内実は解りませんが、
当初は英国のアイランドレーベルとの契約から、
日本フォノグラムで発売される予定だったEL&Pでしたが、
結果として、ワーナーさんが、米アトランティックと契約して、
EL&Pの日本での発売権を取得したという事なのでしょう。

いずれにしましても、この綜合試聴盤に出てきた音が、
一部の人達が聴く機会に恵まれた、
日本におけるEL&Pの最初の音だったと思われます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

CR幻魔大戦 マウスパッド

2021-10-13 14:57:05 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
CR幻魔大戦 マウスパッド

昨年の12月にパチンコCR幻魔大戦の告知用のDVDを取り上げましたが、
こちらは、何らかのサービス用に配られた品物かと思われます。



縦18cm×横22cm

着火用のライターとかも取り上げた事がありますが、
このマウスパッドの場合は、
景品として交換される方は、
特別なマニアやアニメ好きを除いて、
多くいるとは思えないので、
店頭とかに何らかのサービスで置いてあるものかも知れないです。

この品物もどちらかというと、
携帯電話のストラップに近い印象がありますね。

過去の品物という感じです。

話は変わりまして、
先週末、用事のついでに、しばらくぶりに、
弘前市のさくら野に立ち寄ってみたのですが、
予想もしてなかったイベントに遭遇いたしました。



企画側のサイトよりコピペ
名前だけは見たことがあるお店も

居住地の性格上、
ヤフオクで中古CDや中古レコードを求める事が多い私には、
専門の中古盤店で品物が販売される時の妥当な価格を直接目視した事がないので、
見るだけでも刺激的でした。
家人も一緒でしたので、15分ぐらいしか物色できませんでしたけどね。

キング・クリムゾン 
「ポセイドンのめざめ」国内LP プロモ盤 帯無し
¥8,800-

EL&P
「恐怖の頭脳改革」国内LP ¥2,000帯、ポスター、歌詞付き
¥2,800-(ポスターの特徴については特に記載がありません。)

きちんと記憶してきたのはこの2点のみ。
これらの価格が税込みかどうかは解りません。

ちなみに、クリムゾンもEL&Pも数点しかない感じでした。

「展覧会の絵」のアイランド盤もありましたが、
レーベル面の色までは、
記載されていなかったかも知れないですね。
価格は、¥3,000-だったような気がします。

エマーソン、レイク&パウエルの国内LP帯付きは、
¥2,000-は、
しなかったと思います。

家人と一緒でなければ、時間を忘れて集中したでしょうね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Picture At An Exhibition ホワイトヴァイナルのリリースについて

2021-10-11 13:41:32 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
Picture At An Exhibition 
ホワイトヴァイナルのリリースについて

「展覧会の絵」のホワイトヴァイナルが11月にリリースされるようです。

今年は、タルカスのピクチャーレコードがリリースされており、
このブログでも撮影した画像を数回に渡って取り上げましたが、
「展覧会の絵」は、ホワイトヴァイナルとの事。

EL&P関連のホワイトヴァイナルは、
数年前にリリースされた、
グレッグの「夢みるクリスマス」の10インチや、
まだ、取り上げていない、
ナイスのファーストからサードの、
ドイツ製のホワイトヴァイナルがありますが、

(ナイスのホワイトヴァイナル、
我が家に、ある事はあるのですが、なんとなく取り上げないまま、
時間だけが経過していきます。
ピクチャーレコードと違って、色が白いという事ぐらいしか、書くことがないので、
別の話材が出たときに、くっつけて書くようにしたら、いいのかも知れない。)

今回の、「展覧会の絵」、
何故、ホワイトヴァイナルなのかという事ですが、
「展覧会の絵」のレコードジャケットのように、
絵を描く前の白いキャンバス地になぞらえたのだと、
誰もが思うのかも知れませせん。

そういう観点から見ると、
ホワイトヴァイナルが、最も妥当であって、
これ以外の色は相応しくないかも知れませんね。

それはそれとして、
私がこれを購入するかという事ですが、
今年のタルカスのピクチャーレコードと、
漠然と比較すると、
今ひとつ、購入意欲が湧かないところもあります。

そうは言っても、
気が付いたら、カートに入れてポチッているのかも知れません。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

The Girl I Left Behind Me

2021-10-08 11:48:39 | バンドとしてのEL&Pの演奏の元になった曲が収録されたCD
The Girl I Left Behind Me

いつだったか、
ある方がブログにコメントしてくださった時に、
レスをしたのですが、
私がEL&Pの「ホウダウン」を最初に聴いたのは、
NHK・FM放送のヤング・ジョッキーという番組で、
1977年にEL&Pの特集をした時ですね。

テクニクスのコンポーネントステレオに付いていた、
カセットデッキは頻繁に壊れていたので、
父に悪いという事もあってか、修理はあきらめまして、
以前から家にあったサンヨーのラジカセに同番組を録音しました。

この時の「ホウダウン」は、
「レディース&ジェントルメン」に入っているライヴ演奏でした。

「ホウダウン」のスタジオ録音の間奏には、
日本人にもよく知られているメロディーである、
「藁の中の七面鳥」の一部が出てきます。

「レディース&ジェントルメン」に入っている「ホウダウン」では、
この「藁の中の七面鳥」をキースは弾かないわけですが、
代わりにというわけではないのでしょうが、
「The Girl I Left Behind Me」という曲のメロディーを、
演奏しています。

ネット上を探ったところ、
この「The Girl I Left Behind Me」は、
英国に古くから伝わる民謡のメロディーのようなので、
誰がつくったとかは、解らないようです。

私は、英国のハミルトン・ハーティーが作った「アイルランド交響曲」の第二楽章の中にそのメロディーが出てきたのをラジオで耳にする機会がありまして、それから探って、初めて知ることができたわけです。

昨年末ぐらいに、
「アイルランド交響曲」が入っているCDを購入してみました。



中古CDのレンタルアップ品の中には、
このように帯のみをコーティングしているようなモノがあると、
初めて知りましたね

この民謡は、
歌詞がついて歌になったようですが、
100年以上に渡る歴史の流れの中で、
歌詞そのものも幾通りのモノが、
存在するようになったようです。

これは、半年ぐらい前に格安で入手した、
同タイトルのCDです。
リリース年は2013年という事で、
そんなに古いものではないですね。


ジャケット

タイトル曲が歌われていますが、
普通にラジオ等でこの歌のメロディーを耳にしたとしても、
おそらく解らなかったと思いますね。
注意して聴くと確かにあのメロディーになっています。

この女性(Jessica Walker)の事を調べてみましたが、
ほとんど、検索に引っかからないのですが、
米国のミュージカルの歌手のようでした。

「アイルランド交響曲」が入ったCDは、
とても気に入りまして、
時々、聴いてみたくなります。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

恐怖の頭脳改革 アナログP-8395M 見本盤

2021-10-06 14:50:53 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
恐怖の頭脳改革 アナログP-8395M 見本盤



ジャケット

EL&Pの国内アナログ見本盤をいくつか取り上げています。

私が所持しているEL&Pの見本盤は、
主にヤフオクで入手したモノが、
多いのですが、

EL&Pの見本盤には、

「人気があまりないと思われる見本盤」と、
「あまり出回らない見本盤」

があり、

「恐怖の頭脳改革」の見本盤は、
明らかにあまり出回らない方に入っているように思います。

アルバム「トリロジー」の見本盤は、
レーベル面が「青色」だったのですが、
「恐怖の頭脳改革」からは、
「白色」に変わったようです。



レーベル面
袋にいれたまま撮影

先に取り上げていた、
「レディース&ジェントルメン」の見本盤のレーベルも「白色」でしたので、
この「恐怖の頭脳改革」が色の変わり目だったと推定されます。
また、「トリロジー」や「レディース&ジェントルメン」のレーベル面に記載されている「見本盤」の文字がないのも特徴ですね。

私が所持している見本盤は、
帯が付いていないものです。



楕円形の「見本盤」シールの剥ぎ後があります



歌詞付き折りたたみポスターは、
丸穴がない仕様になっていました

プレスを重ねる度に「見本盤」を制作しているかまでは、
わかりませんが、
ジャケットの色合いを見ると、
レコード番号は初回と同じでも、初回プレスの色ではないようにも感じます。
追い続けていると、また、解る事も出てくると思うので、
その時は、また、レポートします。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

立ち見したロッキングオンと、関ジャム完全燃SHOW

2021-10-04 18:00:03 | EL&Pにまつわる妄想
立ち見したロッキングオンと、
関ジャム完全燃SHOW

先週、仕事の途中で、地元の書店に立ち寄る事が出来たので、
音楽雑誌のコーナーを見たら、若かりし頃のピンク・フロイドのメンバーが、
表紙を飾っているロッキングオンを目撃し、
パラパラと頁をめくると、
ピンク・フロイドをメインとして、
キング・クリムゾンの記事や、イエスの記事が掲載されていました。
イエスは確かカラーページでしたね。

EL&Pはタイムリーな新しい話題もないので、
掲載されていないという見方もできますが、
タイムリーな話題があったとしても、
掲載はされなかったでしょうね。

「プログレ三首脳」という言葉が、
ロッキングオンの表紙に大きく記載された事があって、
その時もEL&Pの話題が無かったわけです。

「プログレ四天王」は、
ロッキングオン編集部の中では、
死語になって、
「プログレ三首脳」に切り替わったわけです。

(もともと、ロッキングオン誌上では、プログレ四天王という言葉も使われていなかったのかも知れませんが。)

その時に確かこのブログでも、
その時点で置かれていたEL&Pの立ち位置に関して、
細々と綴ったような気がします。

私の10代から20代の時に比べて、
厚みも増したロッキングオンを手に取りながら、

「あぁ、この表紙がEL&Pだったら・・・」

と、少しは思ってしまう自分がいました。

話は変わって、
地上波で、「関ジャム完全燃SHOW」という音楽番組があります。

どちらかというと、邦楽の話材が主なので、
主に家内が見ているのですが、
私もこの番組を興味深く見ています。

10月3日(日)は、「音楽誌に語り継がれる伝説のライヴ特集」

という事で、
洋楽・邦楽問わず、著名なアーティストが、
映像と共に取り上げられて解説が入っていましたが、
これも面白く刺激的でした。

なんとかの特集では、
10から20のアーティストが取り上げられますね。

今回は、洋楽では、
マイケル・ジャクソンとかも良かったのですが、
ピンク・フロイドも登場しましたね。

ピンク・フロイドは、
ステージムーヴィングライト(回転照明)による演出の走りとして取り上げられて、
その後も、それを超えるパフォーマンスが出ていないし、
未だにそのコンサートがアーティストのステージ演出に影響を与え続けているとの解説がありました。

映像は、後期のピンク・フロイドだけど、
私は、またしても、ピンク・フロイドを目にするという事態に。

関ジャムで、ギターのステージパフォーマンスの特集をしていた時に、
腕をぐるぐる回すピート・タウンゼントを見た事はあるけど、
キース・エマーソンが出た事があるかどうかは、
未だに解っておりません。

もし、まだであれば、キースが選ばれるような企画をして、
取り上げてもらいたいものです。

これは妄想では終わって欲しくないな。

以上。

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中古プラケースCDに関する事

2021-10-01 16:41:27 | Emerson,Lake&Palmer関連
中古プラケースCDに関する事

昨日、EL&P関連の中古プラケースCDを2枚ほど受け取りました。

これはヤフオクではなく、ユニオンさんから求めたものですね。

私にとって、中古CDというのは、
良い点もあり、悪い点もあります。

ディスクユニオンさんのように、
リリース年や、リリース国を記して販売している場合、
ほぼ、間違いのない品物を受け取る事が出来るわけですが、
時々、こちらの意図していた品物と異なる品物が入っていたりします。

ディスクユニオンさんには、
全く悪気はないのでしょうが、
いくつかの店舗で在庫を所持している場合、
店舗によっては登録時に間違いを犯す場合があるようです。

タイトルとアーティストは記載通りでも、
レーベルが異なる品物が送付されてくる場合があるわけですね。

これは、理由を付けて、返品をすれば、
それなりに対応をしてくれるのかも知れませんが、
どこの企業も世の中全体の縮図であるわけで、
100%気持ちの良い取引などは期待できません。

私の場合は、同じCDが2、3枚あっても、
特に困らないと思っているので、
これもまたリスクの範囲であると受けとめているので、
特に問い合わせたりはしていません。

また、間違った商品を受け取っても、
私が詳しく知らなかった品物である場合もあり、
新しい発見があったりしますから、
必ずしも悪い事だけではないですね。

今回、改めて、気が付かされたのが、
プラケースCDのプラケースがオリジナルのモノがどうかまでは、
きちんと記載していない難点があるという事です。

数年前に勉強したソフトケース入りというのは、
購入者の事情で、プラケースを破損したか、
収納をコンパクトにするために、プラケースから抜いて、
ソフトケースに収納したものを、引き取ってもらったかの、
どちらかではあると思いますが、
これなどは、プラケースが無いと解っているだけ、
安心して求める事ができるかと思います。

また、「プラケースにスレがある」という表現もありまして、
当初、これも親切な記載であると思っていました。

ところが私の場合、

「プラケースにスレがあるぐらいだから、
オリジナルのプラケースであろう。」

と、ついつい思い込んでしまうところがあります。

そのため、中古品を受け取っても、
プラケースがオリジナルの品物であると、
思い込んで精査しなかったりするわけです。

後になってから、レーベル別に、
背部を並べた時点で、

「オリジナルプラケースではない!」

と気づく事があったりしますね。

商品として市販されているプラケースには、
幾つかの種類がありますし、
最近は、時の流れによる需要の無さで、
地元の電気店の店頭でも見かけなくなりました。

市販されているプラケースが、
ちょうど良いプラケースであれば、
オリジナルプラケースに近づける事が出来るわけですが、
そうでなければ、オリジナルプラケースの状態が、
再現できません。

こうなってくると、

「プラケースCDの中古品は、基本、ジャンク品である。」

という視点が必要だという事なのでしょう。

今日は、積んできたEL&P関連CD数枚のどれかに関して、
レポートする予定でしたが、
準備不足とお天気のせいか気が向かなかったので、
こんな感じになりました。

後日、プラケースがオリジナルから変更されている、
実際の品物の事例をあげて説明してみたいと思います。

ちなみに、
昨日、受け取った中古CD2枚は、
1つは、注文通りの品物で、
もう1つは、レーベルは違っていたけど、
私がしっかりと認識していなかった品物という事で、
とても満足な買い物となりました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。