タルカス収録 Delusions de Grandeur Sax 4th Avenue
プラケースCD
ペラ紙二つ折り
2011年頃には出ていたようです
このアルバムはどなたかのサイトで、
紹介されていたのを見たのですが、
かなり前の事でしたので、
現時点で検索してもそのサイトにたどり着けずにいます。
本CDの存在を知った時には、
既に廃盤になっておりまして、
バンド名やタイトル名で検索をしても、
特定の通販サイトにしか上がってこないわけです。
価格も1CDの割には、
高かったので、
安い品物が出てくるまで、
粘ったのでした。
現時点において、
日本語でこのアルバムを取り上げているサイトを、
1つだけ発見したのですが、
何かのHPというわけでもないようです。
そこに書かれている事によると、
4人のサックス奏者によって、
1991年に結成されたグループとの事ですが、
グループとは表現せずに、「団体」と呼称するようです。
収録曲は、
- Bluesette
- Improvisation
- Frame By Frame
- Fugue
- Tarkus: Eruption; The Stones Of Years; Iconclast; Manticore; The Battlefield; Aquatarkus
- Seventh Heaven Rag
- The Refinery
- Quartet: Fantasia
- Quartet: Ritual
- Quartet: Incantation
- String Quartet In G, Op.54, No.1: Finale: Presto
- Grave Et Presto: Grave
- Grave Et Presto: Presto
- Nuages
- Rossini A La Carte
となっており、
5曲目にタルカスが収録されています。
タルカスは11分41秒なので、
そんなに短くはありません。
プラケース裏側
「The Stones Of Years」のキースの間奏にあたる部分や、
「The Battlefield」におけるグレッグのギターソロの箇所など、
独自のメロディーを奏でているところも少しだけありますが、
楽曲全体としては、オリジナル楽曲の細かいところまで、
丁寧に再現していますね。
ちなみに、3曲目がキング・クリムゾンの「ディシプリン」に収録された曲。
他者が演奏するキング・クリムゾンの楽曲は積極的に聴いた事はないですが、
楽曲へのリスペクトと再現への執念が感じられます。
4曲目がフリードリヒ・グルダの曲ですが、
キースが74年頃にEL&Pで演奏するピアノソロに登場するメロディーです。
サックスによるタルカスの演奏は、
とても攻撃的なアルバムをかなり前に取り上げていましたが、
こちらはサックス四重奏によって原曲のメロディーを、
出来るだけ忠実に再現したいという印象を受けました。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。