EL&P図書室3号

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ELP・インコンサートのジャケットと帯位置

2013-05-07 11:48:57 | 「ELP・イン・コンサート&ワークスライヴ/EL&P IN CONCERT」
ELP・インコンサートのジャケットと帯位置

「ELP・インコンサート」は、
70年代のEL&Pの活動において最後にリリースされたアルバムでした。

厳密には「ベスト・オブ・EL&P」が、
70年代の活動の集大成とてしての、最後のアルバムという事になるのかも知れません。

しかし、未発表音源等の新しい音は一つも入っていませんでしたので、
「ELP・インコンサート」によって一端幕を閉じたと言ってよいでしょう。

国内のアナログ盤は、
写真のような感じで帯がはめ込まれておりました。


画像① アナログ盤ジャケットと
K2HD紙ジャケット
縦横の配置が90度違います



画像② アナログ盤ジャケットから、
レコードが出てくる状態と、
ワークス・ライヴHQCD添付の
インコンサートアナログ盤再現の紙ジャケットから
DISC2が出てくる状態



画像③ 裏返すとこのような状態

国内におけるシングルジャケットの場合、
ジャケット正面に向かって右側からレコードを取り出すのが一般的だったと思います。
これに対してほとんど違和感はありませんでした。

しかし、
日本以外の国においては、
「EMERSON LAKE & PALMER」の文字を上部に見るのが一般的だったのかも知れません。
ジャケット正面に向かって右側ではなく、
上部からレコード盤を取り出すようになっていたようです。

恐怖の頭脳改革のような変形ジャケットですら、
西ドイツでは、UK盤ジャケットを踏襲せずに、
ジャケットの上部からレコード盤を取り出す仕様に変更していたのは、
先般このブログで記した通りです。

日本と日本以外の国でのジャケットの取扱の仕方の違いがあったわけですね。

しかし、
90年代以降に紙ジャケットCDとしてリリースされた時は、
状況が変わりましたね。

ビクターエンタテイメントでは、
紙ジャケットCDの帯を「たすきがけ」せずに、「かぶせ帯」にしました。
これによって、
ジャケットの上部から取り出す時に、帯が邪魔にならない事になり、
「EMERSON LAKE & PALMER」の文字を上部にみる状態での販売が可能になったわけです。

この些細とも言える事に関して、全く意識していなかったのですが、
最近ふとした事から思い出したので、
確認をしてみた次第です。

ちょっと変わっているのは、
ジャケットを裏返すと収録曲が逆さまに印刷されているのです。

逆さま印刷に関しては、
国内アナログ盤ジャケットも、
UKオリジナル盤再現紙ジャケットも、共通していますね。

国内アナログ盤の時は、
向かって右側からレコード盤を取り出していたので、
あまり不自然な感じはしませんでした。

しかし、
上から取り出すとなると、
逆さまの収録曲がちょっと不自然な印象を受けますね。

以上。

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2013年5月7日 yaplog!

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