ロイ・ハーパーのアルバム Flat Baroque And Berserk
東京FM出版の「エマーソン、レイク&パーマー」が無ければ、
全く、ご縁のなかったと思われるアルバムです。
10年以上前から、
ナイスが1曲だけ参加しているというアルバム、
「Flat Baroque And Berserk 」(邦題:ロイ・ハーパー登場)を、
ずっとヤフオクで検索をしているわけですが、
出品数が少ないですし価格がとても高い。
すぐに入手できなかったおかげで、
ロイ・ハーパーが、
ジミー・ペイジと一緒に演奏しているアルバムがあるとか、
アルバムが突出した売上がないにせよ、
英国の著名ミュージシャンから尊敬されている孤高のアーティストである等を、
知る事ができました。
とは言っても、
ナイスが参加していないアルバムを入手して、
聴いてみる経済的な余裕もないので、
ひたすら、「Flat Baroque And And Berserk」の安い出品がないかと、
待っていたわけです。
そうしたら、
昨年ぐらいから、
安く手放す方が出てきてくださったおかげで、
タイミングよく入手する事が出来たわけです。
こちらは、1985年のリイシュー盤ですが、
1971年の最初のリリースから、
リイシュー盤自体、そんなに出ていないようです。
最近では、2017年にアナログ盤が再リリースされています。
ジャケット表側
写真は載せませんが、
ダブルジャケット、
ニスコーティングかどうかは解りませんが、
ツルツル仕様ではある
ジャケット裏側
バーコードがあります
レーベル面
SIDE2の7曲目にナイスが参加
時期を同じくして、
これもまた、
ほとんど出品される事のないCDも運良く入手できましたので、
(もしかしたら、CDの方が希少なのかも知れません。)
帰宅時の車の中で何度か聴く事ができました。
まず、思ったのは、
歌う声がとても綺麗だなという事。
ジャケットに写っている本人の姿からは、
ちょっと想像できない声でした。
全体的にアコースティックな、
フォークソングのような曲が多い中で、
ナイスの参加している楽曲のみが、
サイケディリックなロックな感じで、
アルバム全体の中では異彩を放っています。
ロイ・ハーパーが、
それでも良いと判断したので、
収録されたのでしょうね。
ナイスの参加曲が目当ての入手でしたが、
意外と他の曲に感じるところがありまして、
時々、聴いてみたくなるアルバムとなりました。
以上。
EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。