EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

selections from THE RETURN OF THE MANTICORE

2020-12-16 17:23:12 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
selections from 
THE RETURN OF THE MANTICORE

本日は、あるCDを取り上げようと思っていたのですが、
昨夜はあまり時間がなくて、
お目当ての品物が出てこなかったものですから、
目に付いた品物を車に積んできました。

「リターン・オブ・ザ・マンティコア」の
収録曲のダイジェストプロモ盤ですね。


ペーパースリーヴジャケット
表側

ジャケットを見ると、
収録曲の中で、
「I Believe in Father Christmas」を、
強調しているので、
特に考えずに積んできた割には、
今の時期に相応しかったですね。

新録音の楽曲は、
ご承知のように、
「I Believe in Father Christmas」の他にも、

エマーソン、レイク&パウエル、
ナイス、
キング・クリムゾン、
クレージー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン

に加えて、
大ヒット作「展覧会の絵」の「スタジオ録音」もあるわけです。


ジャケット裏側

その中で、
「I Believe in Father Christmas」が、
強調されていたのは、
ボックスのリリースが11月なので、
著名なシングルヒット曲という事もあり、
時節柄というのもあったのかも知れないですね。

ジャケットのELPマークは、
市販されているボックスでは、
シルバー色になっていますが、
こちらは、灰色にとどめていますね。

ジャケットのベースになる色も、
初期ボックスの紅色ではなく、
クリスマスカラーの赤色になっているので、
プロモ盤とは言え、
クリスマスを意識した装丁にしたのかも知れません。

以上。

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楽曲、海賊(Pirates)の効果音について

2018-04-23 08:07:02 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
楽曲、海賊(Pirates)の効果音について

私はCDやレコードの再生装置については、
レコードからCDが主流になってからは、
全くと言って良いほど勉強していませんでした。

理由としては、
あまり興味・関心がないという事もありますが、
良いモノを揃えるだけの予算がないので、
入手できないものを調べる事に関して、
あまり時間を使いたくないという事もあります。

何度か述べておりますように、
自宅では音楽を聴く時間は、
全くと言って良いほど確保できないので、
車のCDプレイヤーで再生して、
音を聴く事がほとんどです。

この車に付けているCDプレイヤーも、
普通にCDが再生できれば良いというぐらいの装置なので、
ラジカセ形状の数千円クラスのCDプレイヤーで再生する音と、
ほぼ一緒の音が出ているのではないかと思っています。
それでも、CDの種類によっては、
曲名がデジタル表示される機能は備えていますね。

そんな再生装置でも、
十分に解る音の違いと言うのは、
あります。

このBRAIN SALAD SURGERYのCDなども、
その一つでした。

最近は、海賊(Pirates)の楽曲の中で、
多くのEL&Pマニアが既に気づいていると思われる、
曲中で大砲を撃つ音がリアルに響いているCDを確認する事ができました。

再生時間としては、
1分12秒のあたりで1回、
1分24秒のあたりで1回、
計2回、大砲を撃つ音が出てきます。

これはとてもかっこよくて、
かなり嬉しかったな。

これは20bitK2ヴァージョンでも、
数年前にリリースされたプラチナSHMにおいても、
明確には聴き取れなかった音ですね。

この大砲を撃つ音の明確な響きを、
私の車のCDプレイヤーで聴き取れるヴァージョンは、
ビクターエンタテイメントさんからリリースされた、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」のDISC FOURに収録されたものです。
最近、このブログで取り上げているライノ盤のDISC FOURも同様ですね。

ほとんどのCDでは、
オーケストラの音に隠れて、
遠慮気味に響かせている大砲の音が、
オーケストラの音に邪魔にならない程度に、
威勢良く響いています。

今頃、発見して喜んでいる次第です。

以上。

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The Return of the Manticore rhino盤面

2018-03-21 08:53:38 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
The Return of the Manticore rhino盤面

先般、ライノレコードに発売権が移行してからの、
「The Return of the Manticore Box」の中にある、
プラケースCDのジャケットの違いについて綴りました。

ペラ紙2つ折りジャケットの、
マンティコアマークを抜いているのが、
一目で解る特徴でした。

ビクトリーミュージック時代との違いを出そうとしたとは言え、
ボックスのタイトルが、
「The Return of the Manticore 」なわけですから、
あえて、マンティコアマークを抜いてまで差別化を図る必要性が、
今ひとつ解りませんでした。

但し、マンティコアマークを抜いたという仕事が、
全てではなく、
CD盤面のデザインにおいて、
ビクトリーミュージック時代とは違う、
コダワリの特徴を出そうとしたようです。

ライノレコードでは、
DISC1からDISC4まで、
1から4までのCDナンバーの以外は、
盤面のデザインと着色を統一しました。



CD盤面
ELPマーク等は、
光沢のあるミラー仕様で、
その他の部分は、
ザラザラ仕様のシルバー色


マンティコアマークもあるのですが、
ビクトリーミュージック時代には省略されていた、
マンティコアの尻尾の先端部が、
描かれています
比較すると解りやすいです。


過去にアップ済みの、
ビクトリーミュージック時代の国内盤


ライノレコードが、
ベスト盤ボックスである、
「The Return of the Manticore 」に関しても、
独自の特徴をさりげなく出そうとした痕跡といえます。

以上。

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The Return of the Manticore rhino disc4

2018-02-14 13:22:26 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
The Return of the Manticore rhino disc4

リターン・オブ・ザ・マンティコア に関しては、
ペラ紙ジャケットから収納箱まで、
取り上げて来ましたが、
本日、取り上げるのは、ライノから出ていたものですね。

ビクターエンタテイメント盤のジャケットペラ紙と並べて写してみました。


上 ビクターエンタテイメント
下 ライノ


ライノ盤のジャケットは、黒いマンティコアマークが、
抜かれたデザインになっています。

写真では解りづらいのですが、
ELPマークも、ライノ盤では、真っ白ではなく、
ピンク色をかなり薄くしたデザインになっています。


ビクターエンタテイメント盤


ライノ盤
ELPマークの大きさはほぼ同じだが、
マンティコアマークを抜いて、
ELPマークの位置をやや中央部にもってきている


ライノ盤に関しては、
このブログを始めた頃に取り上げた、
この「WORKS Volume1」の例外的とも言えるデザインが、
際立った特徴の1つでしたが、
この「リターン・オブ・ザ・マンティコア」のプラケースペラ紙に関しては、
明らかに独自色を出そうとしていたのでしょう。

以上。

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「リターン・オブ・ザ・マンティコア」の箱について

2017-10-06 09:42:20 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」の箱について

先日、22枚組ボックスの美麗な箱を取り上げましたが、
今日は箱にまつわるエピソードを記します。

国内盤の「リターン・オブ・ザ・マンティコア・ボックスセット」の、
初回盤に関しては、収納されていた4枚の色違いのプラケース盤を、
個別に取り上げて来ました。

但し、箱に関しては、まだ、取り上げていませんでした。

本ボックスに関しては、
リアルタイムに新品を購入したのですが、
購入した当時、私の部屋がとても狭かった事もあり、
ボックスを置くスペースをスムーズに確保しかねていたと思います。

以前、少し触れましたが、
EL&Pを知っている友人に、
箱から出して、4枚のCDを貸した事があります。
箱は貸さなかったわけです。

その時に、
「プラケースに擦りキズが付かないに越した事がない」と考え、
シュリンクをつけたまま渡したわけですね。

ところが、返却されてきた時は、
幾つかのプラケースは、半分破けている感じのシュリンクに覆われていました。

これは、貸した時のシュリンクが破けたわけではなくて、
友人が所持していた別のCDから取り外したシュリンクを被せたような状態でした。

そのシュリンクを被せた状態で、
箱の中に収納しようとすると、
かさんだ状態になり、
収納部分にピッタリと収納できなくなりました。


この黒い部分にきちんと収納できなくなったのです
写真は本日取り上げた中古品の内部


その方に事情を説明して尋ねたところ、
「もとのシュリンクをどこにやってしまったかは、もう解らない」
と言われてしまったので、どうしようもありません。

そのため、
私としては、購入した当時の状態を維持できないため、
その後、4枚のプラケースCDと箱を別々に保管する事にしました。

ところが、
この箱だけ別にしていた事が災いしまして、
父は「ただの空箱」と受けとめたらしく、
どうやら廃棄してしまったようなのです。
(以前は、見つからないと記しましたが、廃棄されたと認識!)

これによって、
EL&Pの初めてのボックスセットの新品の箱を失うという、
衝撃の事態を招いてしまったわけです。

今日、取り上げる箱は、
ある事情があって入手した中古のボックスです。


背部は日焼けでほぼ脱色

販売店さんの商品説明には、
「日焼けと劣化が激しすぎる」という丁寧な記載がありました。

日焼けは、片側だけに集中する場合が多いのですが、
あちこちが日焼け状態になっています。


箱の裏側
脱色していないところは、
日差しがあたっていなかったのでしょう



一部破損

まんべんなく焼こうとしたものではないでしょうが、
中古品の日焼けもここまで来ると、
ニーズはあまり無いでしょうね。

以上。

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RETURN OF THE MANTICORE castle盤 その2

2016-08-31 18:02:28 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
RETURN OF THE MANTICORE castle盤 その2

RETURN OF THE MANTICOREのcastle盤のパッケージのELPマークが、
銀色ではなく白色である事を、「その1」で触れましたが、
CD盤そのものにヴィクトリー・ミュージックとの違いを表しているとは、
思ってもいませんでした。

頭の中では、

「RETURN OF THE MANTICOREのCD盤は、赤、青、緑、やまぶきいろ(黄色)」

という認識で固まっておりました。

固まっていなければ、どうってことはない変容なのですが、

CD盤の色をネット上で初めて見た時は、

「へぇ!こんなのがあるのだ!」

と目を丸くしたわけです。


Disc One Disc Two


Disc Three Disc Four

CD盤面は薄いトーンの配色でまとめられていたわけです。

「色が異なると、収録されている音まで違うのではないか?」

とついつい思ってしまうような配色でした。

EL&Pマニアも同じ色のモノにはあまり惹かれないと思うので、
再度の購入を促すために、
メーカーさんも色を変えたりしているのかも知れないですね。

以上。

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RETURN OF THE MANTICORE castle盤 その1

2016-07-25 20:03:19 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
RETURN OF THE MANTICORE castle盤 その1

この「リターン・オブ・ザ・マンティコア」のcastle盤のヴァージョンが、
ヴィクトリー・ミュージック盤と異なっているのを知ったのは、
遅まきながら、数年前の事でした。

先般取り上げた、「キング・ビスケット・ライヴ」のジャケットもそうでしたが、
この「RETURN OF THE MANTICORE castle盤」
なども、サイト上で小さな画像をパッと見た感じでは、
ヴィクトリー・ミュージック盤との違いを見逃してしまいますね。

目視で解るのは、まず、「ELPマークの色」が異なるという事ですね。



ヴィクトリー・ミュージックのボックスのELPマークは、「銀色」
これに対して、この商品は、「白色」です。

これに関しては、サイトの画像を凝視すれば解るものでしたが、
海外の通販サイトで、
ELPマークの色の違いのみならず、
CDのセットの仕方そのものが、
国内盤の第2ヴァージョンと同様である事を知ったのは、
ちょっと驚きでした。

いわゆるプラケース4個を箱詰めにする仕様から、
書籍のハードカバーを模したデジパック仕様のような感じになっていたわけです。



国内盤の第2ヴァージョンは、
ジャケットの色そのものが異なっていたので、
初回リリースヴァージョンとの違いも解りやすかったです。

加えて、秋田市のタワレコで、国内盤の第2ヴァージョンを、
実際に手にとって見る事のできる機会がありまして、
書籍のハードカバーを模したデジパック仕様である事が解りました。

また、サイト上の画像は、同じ品物でも、写真によって微妙に色合いが異なる事があるわけですが、
このcastle盤も、ベースとなる色はヴィクトリー・ミュージック盤と同じ色であると、
思い込んでいたわけです。

ところが、実際に手に取ってみると、初回リリースの「紅色」のような感じではなく、
「朱色」に近い感じですね。

基本的なジャケットデザインの構図は踏襲して、
彩色に関しては、独自色を出そうとしたのだと思います。

以上。

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リターン・オブ・ザ・マンティコア 緑盤

2014-02-18 17:55:28 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
リターン・オブ・ザ・マンティコア 緑盤



夕方の撮影
ピンぼけ
プラケースヒビあり


ボックスセット、「リターン・オブ・ザ・マンティコア」のCDを1枚ごとに取り上げてきましたが、
最後の1枚になりますね。

この盤の特徴としては、
バンドとしての未発表曲が収録されているところでしょうか。
ライヴの未発表音源ではなく、スタジオ録音と思われる曲。

音の感じからすると、
録ったのは74年以前ではないかと思います。

聞いてみると、
演奏自体は決して悪くないのですが、
インパクトに欠ける感じです。
発表するほどでもないと、録音時には思ったのでしょうね。

それでも、
未発表曲があると聞いただけで、
ファンの心は浮き足立つものです。

そりゃそうです。

スタジオ盤としては、
ラヴ・ビーチ以降、
ブラック・ムーンまで待たされたわけですが、
ブラック・ムーン1枚で、
ファンとしてのEL&Pの音への期待感が、
一挙に満たされたと実感したファンはいないでしょう。

未発表曲と聞いただけで、
過去の曲の焼き直しへの期待よりも、
購買意欲に火がつきますよね。

反面、心のどこかでは、

「未発表曲っていったって、
また期待していると、どうしようもないぞ。」

なんて思って、
予防線を張っていますよね。

いずれにしましても、
アナログ盤、レディーズ&ジェントルメン3枚組から、
ベスト企画とはいえ、1枚増えたわけでありまして、
EL&P史上、初めての4枚組が誕生したわけです。

EL&Pファンとしては、
待ち望んでいたボックスセットでしたね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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リターン・オブ・ザ・マンティコア 黄土色盤 その2

2013-12-12 16:30:36 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
リターン・オブ・ザ・マンティコア 
黄土色盤 その2



画像 CD盤面

先般取りあげたこの黄土色盤、
CD盤の方は、山吹色ともいえますね。
この間書いた時は、山吹色という言葉が全く頭に浮かばなくて。
老化ですな。(笑)

プログレ史におけるあまりにも著名な曲が2つ、
新たなる録音で収められています。

1つは「21世紀の精神異常者」。

EL&Pがいったいどんな演奏をするのかという事を、
誰もが期待するわけですが、
最初のヴォーカル後のスピード感のある一糸乱れぬ演奏が、
スローテンポで短めに圧縮された感じになり、
あっという間に終わってしまいます。

ザ・ナイスやアーサー・ブラウンの曲の収録時間とのバランスを考えると、
キング・クリムゾンの長めの曲にあまり多くの時間を割くわけにはいかないという事もあるのかも知れません。
しかし、原曲の魅力のほとんどは、あの音のバトルにあると思いますし、
結果として、そのような演奏は為されていないので、
「あれ、まあ!」と言う感じです。
元いたバンドの曲なので、あまり力を入れる必要もないという方針も働いたのかも知れませんが、
これを聞いたEL&Pファンのほとんどは、

「なんだ、この短さは!あっという間じゃないか!なんじゃこりゃ!」

と思ったに違いありません。

もう1つの著名な曲は、
EL&Pの名を世界的に知らしめた「展覧会の絵」。

キースのインタビューによると、
70年代から、「展覧会の絵のスタジオ録音をしてみたい」
という希望はバンドの中にはあったようです。

それが、満を持して録音できる機会が訪れたわけです。

EL&Pのアルバム、「展覧会の絵」は、
最初から最後まで一気に駆け上るスリリングでエネルギッシュな演奏も魅力の一翼を担っています。
それが、EL&Pというバンドの魅力の一つでもありますよね。

このベスト盤収録時ですが、
ライヴ盤「展覧会の絵」のリリースから、
メンバーは、20年以上の年を重ねています。
その一方、キーボードの音色は多様化して、
録音の技術も進化しているわけですよね。

その状況下で生まれた、
このスタジオ録音ヴァージョンはどうかと言いますと、
丁寧でまとまり過ぎている感じがどうしてもしますね。

「テクノロジーが進化しすぎて、
宇宙船が何の問題もなく無難な着陸をした」

みたいな感じです。

ライヴ盤「展覧会の絵」もそのままのライヴテイクではなく、
音の処理が施されているとの話ですが、私などはそんな情報がないと解るわけもないですし、それはライヴ音を妨げるものではないでしょう。

このスタジオ録音の「展覧会の絵」を、
ライヴのそれよりも気に入ったというファンは、
ほとんどいないと思われます。

山吹色盤は、新録音が詰まっている「リターン・オブ・ザ・マンティコア」の目玉ではあったと思いますが、
リスナーが手放しで誉め讃える内容になっていたかというと、そうでもなかった感じです。

以上。

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2013年12月12日 yaplog!
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リターン・オブ・ザ・マンティコア 黄土色盤 その1

2013-12-02 17:46:33 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
リターン・オブ・ザ・マンティコア 
黄土色盤(DISC ONE) その1



画像 ジャケット

この色を黄土色と表現するのが、もっとも適切かは、何ともいえないものもありますが、
黄色盤とはいえない色なので、とりあえずは、黄土色盤と記しました。
(オレンジ色でもない感じなのです。)

この盤は、「リターン・オブ・ザ・マンティコア」の目玉といえるべきものでした。

メンバーがEL&P結成以前に参加していた事のあるバンドの曲を、
EL&Pとして新録音している事。
これに関しては、結成以前の過去の曲が対象という事で、
収録に関しては、メンバーそれぞれが、選択した曲を演奏したのでしょうね。

この試みの中でも特に良かったのは、
ザ・ナイスの「夢を追って」ですね。
キースの最新機材での演奏をバッグに、グレッグが歌うわけですが、
90年代のグレッグの声が、原曲に妙に馴染んでいる感じがしました。

それから、
エマーソン、レイク&パウエルの「タッチ・アンド・ゴー」のEL&P演奏ヴァージョンも新録音されて、収められました。

そもそも、エマーソン、レイク&パウエルをEL&Pと略称してはならないと、
一言注文をつけたのが、カール・パーマーでしたが、
カールは意外と寛容な部分もあったようで、
この収録以降のEL&Pのライヴでも、
「タッチ・アンド・ゴー」は、頻繁に演奏されているようですね。

「タッチ・アンド・ゴー」は特にオリジナルとの違いはないのですが、
その後のEL&Pの演奏のレパートリーに加えるために、あえて、取り入れた感じもします。

あと、本来、グレッグ・レイクのソロシングルであった、
「夢見るクリスマス」の新ヴァージョンも入っているのですが、

これは、グレッグ以外のメンバーは参加していない新録音だったようです。

他のメンバーも、そんな録音をこのベスト盤に収録する事に関して、
寛容に受け止めたという事でしょうか?

等々、

「あっ!あの曲ね!」

みたいな感じで、
いろいろな新ヴァージョンを漫然と聞いたりしていたわけですが、
これらの曲群がすんなりと収録されたとした場合、
70年代よりは、EL&Pのメンバーのそれぞれの寛容度が増したという事なのでしょうね。

以上。

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2013年12月2日 yaplog!
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リターン・オブ・ザ・マンティコア 青盤

2013-09-27 15:59:50 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
リターン・オブ・ザ・マンティコア 
青盤



画像 ジャケット表側とCD盤面

赤盤「DISC FOUR」を取りあげたので、次は青盤「DISC TWO」です。

ビートルズの赤盤、青盤と言えば、
ビートルズファンでなくても、知っている音楽ファンも多いのでしょうが、
EL&Pに関しては、
赤盤とか青盤というのも聞いた事がないので、
私が勝手に命名しているだけですね。

収録曲
1. タルカス:噴火~ストーンズ・オブ・イヤーズ~アイコノクラスト~ミサ聖祭~マンティコア~戦場~アクアタルカス
2. フロム・ザ・ビギニング
3. 石をとれ(ライヴ・ヴァージョン):石をとれ~ラッキー・マン~ピアノ・インプロヴィゼイション~石をとれ(コンクルージョン)(※レディーズ&ジェントルメンの音源から)
4. ナイフ・エッジ
5. ペイパー・ブラッド
6. ホウダウン
7. ロンド(ライヴ・ヴァージョン)(※未発表の1970年のライヴ・ヴァージョン曲、ドラムソロ含む)

ブラック・ムーン収録のペイパー・ブラッドの受け止め方は、
ファンによってもいろいろとあるでしょうが、
それ以外の曲は、EL&Pファンでなくても知っているだろうと思われる曲群が、
並んでいますね。

このCD1枚のみに関して言えば、
展覧会の絵を覗いたスタジオ盤としては、ファーストからトリロジーまでのアルバム収録曲を詰め込んであるため、ほとんど初期ベストみたいな感じになってしまうので、
トータルベスト盤らしくするために、復活アルバムから1曲、
ザ・ナイスからの曲も収録して、バランス良くまとめた感じがしないでもないです。

ザ・ナイスの曲が公式ライヴ盤で初お目見えしたのは、
「ライヴ・アット・ロイヤル・アルバット・ホール」であったと思います。

70年代も、EL&Pのライヴで、ザ・ナイスの曲も演奏していたようですが、
その時は、EL&Pのライヴ盤にザ・ナイスの曲を収録する事は避けたのでしょうね。

年月が経過して、ザ・ナイスの曲もキースのヒストリーの一部として受け止められ、
ライヴ盤収録が可能になったという事なのでしょう。

EL&Pは、来月、ビクターエンタテイメントから、「プラチナム・ベスト」という2枚組のベストアルバムが、またまたリリースされるようですが、

珍しい試みとして、今までのベストアルバムに収録していないような曲のみを集めたアンソロジーアルバム等を制作したら、ちょっとは新鮮なのですけどね。

以上。

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2013年9月27日 yaplog!

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THE RETURN OF THE MANTICORE DISC FOUR

2013-06-29 14:47:18 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
THE RETURN OF THE MANTICORE
DISC FOUR



画像 左側はプラケースの表側が見えるように裏返して撮影

シュリンクに対する扱いは人によって異なりますね
このボックスを知人に貸して戻ってきた時に、
全く関係のないシュリンクがそれぞれのCDケースに被せられていて、
ア然としました。

その時は、違うシュリンクを付けておいても、
どうしようもないと思い、
プラケースのままにしておきました。
結果、プラケースにヒビが入ったりしています。

リターン・オブ・ザ・マンティコアは、
BOXで取りあげようと思っていたのですが、
肝心のBOXが見あたらないので、
取りあえず、4枚目のディスクを取りあげる事にしました。

4枚目から取りあげる理由は特にありません。

手近にあったからですね。

収録曲

1.聖地エルサレム
2.庶民のファンファーレ シングルヴァージョン
3.ブラック・ムーン
4.君を見つめて
5.ピアノ協奏曲第1番第3章~トッカータ・コン・フォコ
6.おまえのために
7.プレリュード・アンド・フーガ
8.将校と紳士の回顧録
9.海賊
10.アフェアズ・オブ・ハート

EL&Pとしては初めてのCDボックスという事で、
EL&Pファンはとても注目していたわけです。

現在であれば、
4枚組であればもっとコンパクトにまとめるでしょうし、
実際、このリターン・オブ・ザ・マンティコア自体も、
次のヴァージョンからはBOX仕様をやめて、
色も変えてデジパックのような作りにしているようなので、
この赤っぽい色のBOXも、リリースされた年を体現していると言えますよね。

プラケースが4つ収納されていまして、
ジャケットデザインが統一されており、
色と番号で区別できるようになっています。

最終ディスク4がこの赤っぽい色になるわけです。

これに先駆けて、既に取りあげた「アトランティック・イヤーズ」という2枚組ベストがあるわけですが、
それは「ラブ・ビーチ」までの音を収録していますので、
「ブラック・ムーン」の音を入れたベストは本品が初めてという事になりますね。

この「DISK FOUR」における目玉は、
キースのピアノによる未発表音源(グルダ作品)の1曲なのかも知れませんが、
この曲は、ただ未発表だったので入れてみたという感じが強いです。
私としては、ラヴ・ビーチに収録されていた、
「おまえのために」が入っているところが、珍しいと思いますね。
グレッグがラヴ・ビーチの中でも特にお気に入りの曲なのかも知れません。

「将校と紳士の回想録」と「海賊」は70年代後期の長尺曲なわけですが、
CD1枚にその2曲が入って、なおかつ、他の曲も入ってしまうわけですから、
「CDとはレコード違って多く収録できるのだな」と思ったりしたものです。

以上。

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2013年6月29日 yaplog!

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